JP2004118575A - 電子ペン用書籍管理票 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来の書籍管理票の製造工程を利用して製造でき、かつ、電子ペンを利用し、サーバー等へのデータ取り込みが容易に行なえる電子ペン用書籍管理票の提供を目的とする。
【解決手段】書籍管理票より書籍の種類を特定する書籍コード情報を含む書籍管理情報を取り込み、取り込んだ情報をサーバー等に伝達するためのに、電子ペンの読取ユニットにより光学的に読取可能なドットパターン領域を書籍管理票に設けることにより解決した。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、書籍の注文、返品、在庫などの管理を行うために書籍に付して使用する短冊形状の書籍管理票に関する発明であって、特に、インクペンユニットと光学的にドットパターンを読み取る読取ユニット及び読み取った情報を送信する通信ユニットとを備える電子ペンにより記入あるいは情報取得する機能を有する電子ペン用の書籍管理票に関する。
【0002】
【従来の技術】
書籍の注文、返品、在庫などの管理を行うために、出版業界では、例えば図10に示されるような短冊形状の管理票(以下、書籍管理票という)が利用されている。書籍管理票には、書籍の名称、出版社、価格などの他、書籍の注文数を記入する欄、さらにISBNコードと呼ばれる英数字からなる書籍を特定するためのコードデータ46が付与されている。
ISBNコードとは、
ISBN4−99999−999−9 C9999 ¥9999
のように示されるコードで、
ISBNに続く10桁の数字で構成されおり、ISBNの表示に続く数字が国別記号(例えば、日本語は「4」)、次の4桁の数字が出版社コード、次の3桁の数字が書名コード、最後の1桁の数字がチェック用の数字を意味している。
日本においては、さらに分類コード(Cで始まる数字)とか価格コード(¥9999)を前記10桁のコードに続けたものが一般的に用いられており、これらを含むコード全体をISBNコードと称している。
【0003】
以下、本願においては、書籍管理票で扱われる情報を書籍管理情報と呼び、書籍管理情報は、例えば、前記ISBNコードのような書籍の種類を特定するためのコード体系、その他書籍の名称、著者名、価格、発行日、発行所、編集者先、書籍を発注する書店名、発注部数、発注日などによって構成される。
書籍管理票は、図10(a)の如く、書籍管理情報が、印刷機により一括印刷、あるいはプリンター装置により印字した帳票を所定の形状に断裁して得られる。書籍から書籍管理票を引き抜き易くするノッチ(半円状のつまみ)45が断裁時に形成される。
そして上記断裁された書籍管理票は、図10(b)の如く中央付近から折り曲げて、書籍に挟んで用いる。
書店においては、書籍を販売した際に、前記管理票を書籍から抜き取る。抜き取られた書籍管理票に基づき書店は書籍の注文や書籍の在庫管理を行う。
注文に際しては、書籍管理票自体を注文票として利用するやり方、即ち、書籍管理票に発注書店名と注文冊数を記入し、これを取次店に渡すことで注文するやり方がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−240217号公報
【0005】
【特許文献2】
WO02/39377
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の書籍管理票を利用して書籍の注文や在庫管理などを行おうとすると、POSシステム等の専用の仕組みを保有する大規模書店ならば、書籍の背表紙に形成されたISBNコードに対応するバーコードを機械的に読み込み、独自のデータベース上で書籍管理を行い、書籍の注文や在庫管理が可能である。
しかしながら、取次店に対する注文は、前記POSシステムとは別に、書籍管理票を利用して行なうことになり、POSシステムが活かされないという課題がある。
【0007】
また、POSシステムのような専用の仕組みを用いずに、手作業で書籍の注文を行なう場合は、書籍管理票に注文冊数や書店名を記入する手間がかかる。さらに在庫管理をしようとすると、書籍管理票の情報を別途帳簿へ転記する手間がかかる。またパソコン等を利用し管理情報のデータベース化を図る場合においては更にデータ入力の手間がかかるという課題がある。
また、書籍管理票に管理データを記録した非接触タグを付し、これを端末装置で読み取るやり方も試みられているが、非接触タグへのデータ書き込み、非接触タグを書籍管理票に貼るなどの作業が必要であること、専用の端末装置を書店や取次店に用意する必要がある等の課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するために、汎用的な電子ペンを用いることで、従来の書籍管理票の製造工程を利用して製造できる書籍管理票により、書籍の注文や在庫管理を行なうため情報の記入(入力)や情報の読み取りを行なえる書籍管理票の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子ペン用書籍管理票は、以下の各請求項に記載の手段により解決される。
(請求項1) 書籍の注文、返品、在庫などの管理を行うために書籍に付して使用する短冊形状の書籍管理票(40)において、
インクペンユニットと光学的にドットパターン(32)を読み取る読取ユニット及び読み取った情報を外部に伝達する情報伝達手段とを備える電子ペン(10)により、書籍の種類を特定する書籍コード情報(例えば、ISBNコードに代表される書籍の種類を特定するコードデータ(46))を含む書籍管理情報を取得するために、前記書籍管理票(40)は、前記読取ユニットにより光学的に読取可能に設けられたドットパターン領域を備えていることを特徴とする電子ペン用書籍管理票。
(請求項2) 前記書籍管理票(40)のドットパターン領域には、書籍管理情報の記入部、及び/又は書籍管理情報読み取り用パターンと、を備えていることを特徴とする請求項1記載の電子ペン用書籍管理票。
(請求項3) 前記書籍管理票(40)の表側の面には、目視可能な書籍管理情報を形成し、前記書籍管理票の裏側の面には、前記ドットパターン(32)が形成されていること、を特徴とする請求項1または2記載の電子ペン用書籍管理票。
(請求項4) 前記読み取り用パターンはバーコード(42)であること、を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子ペン用書籍管理票。
(請求項5) 前記読み取り用パターンはチェックボックス(41)であり、各チェックボックス(41)毎に予め定められたドットパターン(32)が形成されていること、を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子ペン用書籍管理票。
(請求項6) 前記ドットパターン(32)を裏側の面に形成し、前記表側の面に形成した目視可能な書籍管理情報の少なくとも一部を折返すことで、前記ドットパターン(32)の形成され面から、前記書籍管理情報の少なくとも一部を目視可能にしたこと、を特徴とする請求項5記載の電子ペン用書籍管理票。
(請求項7) 前記書籍管理票(40)には、電子ペン(10)が読み取った情報を、当該電子ペン(10)から外部装置へ送信することを指示するための送信指示に対応するドットパターンの形成された送信指示部、即ち送信ボックス(39)を有すること、を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電子ペン用書籍管理票。
(請求項8) 前記書籍管理票(40)には、電子ペン(10)が読み取った情報を、1枚の書籍管理票から得られる情報を単位レコードとして区切るための区切り指示に対応するドットパターンの形成された区切り指示部、即ち新規レコードボックス(43)、追加レコードボックス(44)を有すること、を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の電子ペン用書籍管理票。
(請求項9) 前記ドットパターン(32)は書籍の種類ごとに異なるパターンであること、即ち書籍に付与されるISBNコードに代表される書籍の種類を特定するコードデータ(46)ごとに異なる体系のドットパターン32定めることで、書籍管理票の任意の位置のドットパターンを電子ペン(10)で読み取るだけで書籍のISBNコードを特定できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子ペン用書籍管理票。
(請求項10) 前記ドットパターン(32)は書籍を発注する書店ごとに異なるパターンであること、即ち、書籍を発注する書店ごとに異なる体系のドットパターン32を定めることで、書籍管理票の任意の位置のドットパターンを電子ペン(10)で読み取るだけで、発注書店を特定できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子ペン用書籍管理票。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
[電子ペン]
まず始めに、電子ペンについて説明する。
図1は電子ペン10の使用形態を模式的に示す図であり、図2は、電子ペン10の構造を示す機能ブロック図である。図1に示すように、電子ペン10は、ドットパターン32が形成された専用ペーパー20と組み合わせて使用される。
電子ペン10は、通常のインクペンと同様のペン先部17を備えており、利用者は通常のインクペンと同様の専用ペーパー20上に文字などを書くことになる。
【0011】
図2に示すように、電子ペン10は、その内部にプロセッサ11、メモリ12、Bluetoothトランシーバ13、バッテリー14、赤外線LED15、カメラ16及び圧力センサ18を備える。
また、電子ペン10は、通常のインクペンと同様の構成要素としてインクカートリッジ(図示せず)などを有する。
【0012】
電子ペン10は、ペン先部17により専用ペーパー20上に描かれたインクの軌跡をデータ化するのではなく、専用ペーパー20上で電子ペン10が移動した軌跡座標をデータ化する。
赤外線LED15が専用ペーパー20上のペン先部17近傍を照明しつつ、カメラ16が専用ペーパー20に形成されているドットパターン32を読み取り、データ化する。
つまり、電子ペン10は、専用ペーパー20上で利用者が電子ペン10を移動させることにより生じるストロークを画像データ又はベクトルデータとして取得することができる。
【0013】
圧力センサ18は、利用者が電子ペン10により専用ペーパー20上に文字などを書く際にペン先部17に与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、プロセッサ11へ供給する。
プロセッサ11は、圧力センサ18から与えられる筆圧データに基づいて、赤外線LED15及びカメラ16のスイッチオン/オフの切換を行なう。
即ち、利用者が電子ペン10で専用ペーパー20上に文字などを書くと、ペン先部17には筆圧がかかる。よって、所定値以上の筆圧が検出されたときに、利用者が記述を開始したと判定して、赤外線LED15及びカメラ16を作動する。
【0014】
カメラ16は専用ペーパー20上のドットパターンを読み取り、そのパターンデータをプロセッサ11に供給する。
プロセッサ11は、供給されたドットパターンから、専用ペーパー20上でのX/Y座標を算出する。
【0015】
プロセッサ11は、利用者の記述が行われる間に、筆圧の配列データ及びX/Y座標データを取得し、タイムスタンプ(時間情報)と関連付けてメモリ12に記憶していく。
よって、メモリ12内には、利用者の記述内容に対応するデータが時系列で記憶されていく。メモリ12の容量は例えば1Mバイト程度とすることができる。
【0016】
利用者により送信指示がなされるまでは、取得された全てのデータはメモリ12内に保持される。
そして、利用者が送信指示を行うと、外部への情報伝達手段の一例であるBluetoothトランシーバ13により、電子ペン10と所定距離内にある端末装置25へのメモリ12内のデータが送信される。
基本的には一度送信指示がなされると、電子ペン10はメモリ12内に記憶していた全ての情報が端末装置25へ送信されるため、メモリ12内はクリアされる。
よって、電子ペン10から端末装置に情報を送信した後に、もう一度同じ情報を端末装置25へ送信したい場合には、利用者は専用ペーパー20上に再度記述を行う必要がある。
なお、この場合、利用者は専用ペーパー20上にインクペンで書かれた文字などをなぞればよいことになる。
【0017】
電子ペン10自体は、送信ボタンなどの機能ボタンを備えておらず、送信指示その他の指示は、利用者が専用ペーパー20上の所定位置に設けられた専用ボックスを電子ペン10でチェックすることにより実行される。(以下、前記送信指示のための専用ボックスを送信ボックス39と呼ぶ。)
送信ボックス39の位置座標には、予め送信指示が対応付けられており、プロセッサ11は送信ボックス39の位置座標を受信すると、Bluetoothトランシーバ13にメモリ12内のデータを供給し、端末装置25へ送信を行わせる。なお、電子ペン10は、ディスプレイやボタンなどを持たないが、データの送信完了を電子ペンの振動のより示すことができる。
本発明の情報伝達手段は、上記の例で示したBluetoothトランシーバのような無線方式に限られるものではなく、ケーブル接続方式でも、何らかの記録媒体経由での伝達方式でもよい。
【0018】
バッテリー14は、電子ペン10内の各要素に電源供給するためのものであり、例えば、電子ペンのキャップ(図示せず)により電子ペン10自体の電源オン/オフを行うことができる。
【0019】
このように、電子ペン10は利用者が専用ペーパー20上に記述した文字などに対応する座標データ及び筆圧データを取得して近傍の端末装置25へ送信する機能を有するが、電子ペン10のペン先部17は通常のインクペンとなっているため、専用ペーパー20上に記述した内容はオリジナルの原本として残るという特徴がある。
即ち、紙の原本に対して記述するのと同時に、その内容を座標データなどの形態でリアルタイムに電子化することができる。
【0020】
なお、電子ペン10の標準機能によれば、電子ペン10により得られるデータは、原則として座標データ又はベクトルデータ(ストロークデータ)の形態であり、テキストデータではない。
但し、電子ペン10は標準機能として、専用ペーパー20上に設けられた専用エリアに記述することにより、英数字に限りテキスト化する座標データやベクトルデータから、文字認識アプリケーションを利用してテキストデータを得ることはもちろん可能である。
【0021】
また、電子ペン10内には、ペン自体及びその所有者に関するプロパティ情報(ペン情報及びペン所有者情報)を保持することができ、アプリケーションから参照することができる。
ペン情報としては、バッテリーレベル、ペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン、サブスクリプションプロバイダのIDなどを保持できる。
また、ペン所有者情報としては、国籍、言語、タイムゾーン、メールアドレス、空きメモリ容量、名前、住所、ファックス/電話番号、形態電話番号などを保持することができる。
【0022】
次に、電子ペンにより利用者が記述した内容のX/Yデータを所得する方法について説明する。
前述のように専用ペーパー20には、所定のドットパターン32が形成されている。電子ペン10のカメラ16は、利用者が専用ペーパー20上に記述したインクの軌跡を読み取るのではなく、専用ペーパー20上のドットパターン32を読み取る。
実際、図1に示すように、赤外線LED15による照明領域及びカメラ16の撮影領域(照明領域に位置する)は、ペン先部17が専用ペーパー20に接触する位置とはずれている。
【0023】
ドットパターン32は、カーボンを含む専用インキなどで形成されており、カメラ16はその専用インキによるパターンのみを認識することができる。
専用インキ以外のインキ(カーボンを含まない)により、専用ペーパー20上に罫線や枠などを形成しても、電子ペンはそれらを認識することはない。よって、専用ペーパー20を利用して各種申込書などの帳票を作成する際は、専用インキ以外のインキで入力枠や罫線、注意書きなどを形成する。
【0024】
ドットパターン32は、図3に例示するように、各ドットの位置がデータに対応付けされている。
図3の例では、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右にシフトすることにより、0〜3の2ビット情報を表示した例である。このようにして表現された情報の組み合せにより、専用ペーパー20上の位置座標が決定される。
【0025】
図4(a)に例示するように、縦横約2mmの範囲内に36個のドットが格子状に配置され、これらのドットにより示されるデータの配列(図4(b))が、専用ペーパー20上の位置座標を対応付けしている。
よって、電子ペン10のカメラ16から入力されるドットパターン32を撮影すると、プロセッサ11はカメラ16から入力されるドットパターン32のデータに基づいて、図4(b)に示すデータ配列を取得し、それに対応する専用ペーパー20上の位置座標(即ち、そのドットパターン32がその専用ペーパー上のどの位置にあるか)をリアルタイムで算出する。
なお、ドットパターン32を認識する最小単位は2mm×2mmであり、カメラ16は毎回毎秒100回程度の撮影を行う。
【0026】
[電子ペン用専用ペーパー]
次に、専用ペーパー20について説明する。
専用ペーパーの構造の一例を図5に示す。図示のように、専用ペーパー20は、台紙30上にドットパターン32が形成され、その上に罫線などの図案34が形成されている。
台紙30は通常の紙であり、ドットパターン32は前述のようにカーボンを含んだ専用インキにより形成されている。
また、通常のインキなどにより図案34が形成されている。ドットパターン32と図案とは、同時に形成してもよいし、いずれかを先に形成してもよい。
また、ドットパターン32は、台紙30の全面に形成した例を示したが、台紙の一部に形成するようしてもよい。
【0027】
専用ペーパー20上の領域は大きく2種類の領域に分けることができる。
1つは記入エリアであり、電子ペン10による記述内容をそのまま情報として取り扱うエリアである。
図5の例では複数の記入欄38がこれに該当する。
もう1つは機能エレメントであり、対応するエリア内の電子ペン10でチェックした際に、予めそのエリアに対して定義されているアクション、指示などを実行するようになっている。
図5の例において送信ボックス39がこれに該当する。
送信ボックス39は前述したように電子ペン10内に記憶されているデータを近傍の端末装置25へ送信するための指示を行う際に使用される。
利用者が送信ボックス39内のドットパターンを読み取る。当該パターンは送信指示に対応付けられており、電子ペン10内のプロセッサ11はBluetoothトランシーバ13にメモリ12内の記憶データの送信命令を発する。
【0028】
ドットパターン32の割り当ては、通常、書籍の種類毎に行われる。即ち、書籍管理票内のドットパターンは一枚の書籍管理票の中で重複することはないが、同じ種類の書籍の書籍管理票には全て同じドットパターン32が形成されている。
前述のようにドットパターン32の形成されているエリアは何を意味するのかが予め定義されている。
よって、利用者が電子ペン10で書籍管理票に必要事項を入力すると、その入力事項がその書籍管理票のどの項目に対応するものであるかを、書籍管理票上の座標データから特定することができる。
このように、ドットパターン32を形成した専用ペーパー20上に書籍管理に必要な記入部をデザインし形成することにより、電子ペン10により書籍管理情報を記入することで、記入した情報を自動的に電子データ化可能な書籍管理票が作成できる。
【0029】
なお、ドットパターン32の形成、あるいは記入部を示す罫線枠、その他必要な情報の形成は、予め製版された印刷版をオフセット印刷機等の所謂印刷装置を用いて印刷形成する手段(以下、単に「印刷」または「印刷形成」という)、またはコンピュータに接続され制御される所謂プリンター装置に、該コンピュータからのデータを送りプリント形成する手段(以下、単に「プリント」または「プリント形成」という。)により行なわれる。
【0030】
印刷機による印刷は、大量に同じものを製造するのに適する。よって、印刷により書籍管理票を作成する場合は、書籍の種類、即ちISBNコードに代表される書籍の種類を特定するコードデータ46ごとに書籍管理票に形成するドットパターン32を変えることは事実上困難な場合があるので、その場合は、全ての書籍管理票40に同じドットパターン32を形成することになる。この場合は、書籍の種類を判別するために後述のコードデータ入力手段を書籍管理票に設ける。
【0031】
また、プリンター装置により書籍管理票をプリント形成する場合は、プリンター装置に送るデータを書籍の種類毎に用意しておけばよいので、書籍の種類、即ちISBNコードに代表される書籍の種類を特定するコードデータ46ごとに異なる体系のドットパターン32を定め、これを書籍管理票にプリント形成する。この場合は、書籍管理票40に形成される任意の位置のドットパターン32を電子ペン10で読取るだけで書籍の種類、例えばISBNコートが判別される。したがって、書籍の種類を判別するためのコードデータ入力手段等を書籍管理票に設ける必要が無い。
また、書籍を発注する書店ごとにドットパターンを変えることも可能である。この場合は、書籍を発注する書店ごとに異なる体系のドットパターン32を定め、これを書籍管理票にプリント形成する。この場合は、書籍管理票40に形成されるの任意の位置のドットパターンを電子ペン10で読み取るだけで、発注書店を特定できる。
なお、全ての書籍管理票に同一のドットパターンを形成する場合であっても、書籍管理票をプリンタ装置でプリント形成してもよいことは言うまでもない。
【0032】
[データ送信処理]
次に、電子ペンにより取得したデータの送信処理について説明する。
前述のように、電子ペン10の通信機能(情報を外部に伝達する情報伝達手段)はBluetoothによるものであり、専用ペーパー20に入力したデータを取り扱うサービスサーバ(特定の申込書であれば、その申込先のサーバということになる)に対して電子ペン10から直接的にデータを送信することはできない。
よって、電子ペン10により取得したデータは、端末装置25からサービスサーバへ送信される。
【0033】
その際の処理を図2を参照して説明する。
電子ペン10が取得したデータは、主として利用者が入力した事項のデータであるが、通常はそのデータの送信先であるサービスサーバ27がどこであるかの情報は含まれていない。
その代わりに、その専用ペーパーに関するアプリケーションやサービスを特定する情報が専用ペーパー上に印刷されており、利用者の入力作業中に専用ペーパーからその情報が取得されている。
よって、電子ペン10から入力データを受け取った端末装置25は、まず、問い合わせサーバ26に対して、その専用ペーパーに対して入力されたデータをどのサービスサーバ27へ送信すべきかの問い合わせを行う。
問い合わせサーバ26は、専用ペーパー毎に、対応するサービスサーバの情報を有しており、端末装置25からの問い合わせに応じて、当該専用ペーパーに関するサービスなどを行うサービスサーバ27の情報(URLなど)を端末装置25へ回答する。
それから、端末装置25は、電子ペン10から取得した入力データをそのサービスサーバ27へ送信することになる。
【0034】
本発明では、書店に電子ペン10と端末装置25を用意し、取次店には、サービスサーバ27が置かれている。書店において、電子ペン10を用いて書籍管理票40へのデータ記入と同時に書籍管理情報を取得し、書店の端末装置25を経由して、問い合わせサーバー26にデータが渡り、問い合わせサーバー26において電子ペン10からのデータが解釈され、指定の取次店のサービスサーバー27にデータが送られる。取次店においては、書店から送られてきた書籍管理情報を基に書籍の手配が行われる。
【0035】
[コードデータ入力]
次に電子ペンを利用した本発明の書籍管理票への情報記入あるいは情報の取得に関する具体的な手法について解説する。
まず、電子ペン10を利用したコードデータの入力方法について図6を参照して説明する。前述のように電子ペンの標準機能としては電子ペンで描いた軌跡をベクトルデータとして取得するものであるが、以下の方法により、利用者IDコード、ISBNコード、その他コード等を、専用ペーパー20を使用して入力することができる。
【0036】
コードデータ入力の第1の方法は、図6(a)に示すようなコードデータ入力欄を書籍管理票40上に予め印刷しておく方法である。図6(a)において、各数字に対応するチェックボックス41は、書籍管理票40を構成する専用ペーパー上に、通常のインキにより印刷される。各枠の数値は、そのチェックボックス41内のドットパターンが示すコードデータと対応付けられている。即ち、最も左上のチェックボックス内のドットパターンはコードデータの7桁目がゼロであることを示し、右下のチェックボックス内のドットパターンはコードデータの1桁目が9であることを示す。そのようなドットパターンとコードデータを構成する桁数及び数字の情報は、相互に対応づけられて例えばサービスサーバ27内にコードデータ対応付け情報として保存される。なお、コードデータ対応付け情報として扱う情報は、前記のような数字に限らずアルファベットでも記号でも何でもよい。
【0037】
よって、利用者は、例えば、書籍管理票40のISBNコードに対応するチェックボックス41に電子ペン10でチェックを入れれば、それに対応するコードデータ46が端末装置25を経由してサービスサーバ27へ送信される。サービスサーバ27内のアプリケーションは、コードデータ対応付け情報を参照して、利用者が入力したISBNコードを所得することができる。
【0038】
なお、コードデータ対応付け情報を端末装置25内に記憶させ、端末装置25内に用意したアプリケーションが、コードデータ対応付け情報を参照してドットパターンに対応するコードデータを取得するようにもできる。
【0039】
通常のマークシートでは、楕円形などの記入欄を正確に塗りつぶす必要があるが、電子ペンを利用したコードデータ入力欄では、チェックボックス内にチェックするだけで、電子ペンに備えられたカメラがドットパターンを認識するので、容易に入力することができる。
【0040】
また、特に書籍管理票は、書籍に挟んで利用することが前提であるため、大きさに制限がある。この様な場合は、図6(b)に示すような0から9の数字を表すのに最低必要な4ビット型の入力欄を使用することができる。この場合は、各桁について入力される1つ又は複数のチェック位置の組み合せにより、入力されたコードデータを特定することができる。
【0041】
コードデータ入力の第2の方法は、図6(c)に示すようなバーコードタイプの入力欄を専用ペーパー(書籍管理票)のドットパターン形成面に設ける方法である。
具体的には、図6(c)に示すように、ドットパターン32が印刷された専用ペーパー上にドットパターンが欠落した部分を帯状に形成しておく。この帯状のパターンは、予め特定のコードデータをバーコード化して得られる。電子ペンはペンの移動軌跡に対応する位置の座標データを専用ペーパーから読み取るので、パターンの欠落部を予め帯状に作っておき、その上を電子ペンでなぞれば、図6(c)に示すように、パターンの欠落で不連続となったパターンが所得できる(図6(c)の取得データ)。
このパターンをバーコードのように利用し、コードデータと対応付けておけば、利用者は電子ペンでパターン上をなぞるだけで対応するコードデータを入力することができる。
よって、書籍管理票側にISBNコードに対応するバーコードを形成しておき、利用者が電子ペンで前記バーコードをなぞることで、ISBNコードを端末装置に取り込むことができる。
ISBNコードのバーコードは、現行のPOS端末で利用されるバーコードと共通のものを利用することができ、しかも汎用の電子ペンからコードデータの取得ができる。
【0042】
図6(c)に示すパターンの欠落部は、ドットパターンの印刷時にドットパターンを印刷しないこととして作成することができる。また、欠落部なしで作成された通常の書籍管理票に対して、インクジェットプリンターやトナーを用いた記録により、カーボンを含む専用インキやトナーで帯状のパターンをプリントすることにより、後からバーコードを作成することもできる。帯状パターンの部分はカーボンを含むインキやトナーがドットパターンを覆うため、電子ペンはドットパターンを読めなくなり、その結果、図6(c)に示すような不連続なパターンが取得データとして得られる。
なおコードデータの例としてISBNコードを挙げたが、これに限らず、書店コード、出版社コード、書籍の価格を示すデータ等どのようなコードでもよい。
【0043】
以上のような電子ペンを利用して情報の書き込み並びに情報の取得可能な専用ペーパーを書籍管理票に応用した場合の具体例を図7、図8に示す。
図7(a)は、書籍管理票40の表側図案の例であり、ISBNコード(ISBN1234)、書店名(○○○書店)、出版社名(×××出版)、書名(××講座入門)、注文数記入欄(注文数  冊)、バーコードなどが印刷されている。
図7の裏面にはドットパターン32が全面に印刷されており、ISBNコード等のコードデータ46を読み込むチェックボックス41、バーコード42、記入欄38、送信ボックス39が通常のインクにより印刷されている。
利用者は、ドットパターン32を意識することなく、電子ペン10を使用して記入欄38への必要事項の記入、チェックボックス41へのチェックマークの記入、あるいはバーコード42を電子ペン10でなぞる行為をすればよい。
【0044】
図7の書籍管理票からISBNコードを取得するやり方について説明する。図7の例は、書籍管理票の裏面ドットパターン32を形成することで、表面は通常の所の書籍管理票として利用できるようにした。即ち、通常の書籍管理票の多くはバーコードが形成されており、このバーコードは読み取りエラー防止の観点からカーボンを含むインキで形成されている。前述のごとく電子ペン用の専用ペーパーのドットパターンもカーボンを含むインキで形成されているため、両者を別々の面に形成するようにした。さらに書籍管理票はサイズが小さいので、裏面を利用した方がデザイン上の制約も少ない。また、印刷の手間を考えるとISBNコードは書籍管理票の片面にのみが好ましい。
従って、書籍管理票40は、その表側にISBNコードが印刷し、裏面にドットパターン32とコードデータ入力のためのチェックボックス41を形成することで、前述の第1のコードデータ入力方法でコードデータ46の取得が可能である。
【0045】
このとき、図7(b)に示すように、チェックボックス41への入力を容易にするため、表面のISBNコード部分を裏面側に折り曲げ、チェックボックスの各桁とISBNコードの各桁の位置が対応するように工夫されている。
また、電子ペンを利用してバーコードからのデータ取得する場合は、図7(b)の如く、ドットパターン形成面にバーコード42を形成することで、前述の第2のコードデータ入力方法でコードデータ46の取得が可能である。
【0046】
記入欄38は電子ペン10で記載した文字図柄をベクトルデータとして取得するためのエリアである。メモや取次店への通信欄として利用でき、電子ペンで記入するだけで電子データとして書店のコンピュータに情報取り込んだり、取次店のサーバーにデータを送ることができる。
【0047】
図8は、書籍管理票の長手方法にISBNコードが形成されている場合の例である。図7の例と同様に裏側に折り曲げて使用する。ISBNコードの桁が長い場合や、ISBNコード以外のコード(図示せず)を扱う場合は特に便利である。
【0048】
次に、複数の書籍管理票の一括扱い手段について説明する。
複数の書籍管理票を扱う際に、一枚一枚入力する度に送信ボックスにチェックを入れて送信すると作業能率が悪いので、これを改善するために複数の書籍管理票への書籍管理情報の記入及び/または取得が完了した時点で、まとめて一括送信する手段を備えた書籍管理票について図9を参照して説明する。
図9は、書籍管理票のドットパターン形成面(図9はドットパターンを図示せず)を示しており、そこには、上述のチェックボックス41、記入部38、送信ボックス39に加えて、新規レコードボックス43、追加レコードボックス44が形成されている。
【0049】
新規レコードボックス43は、書籍管理票が新規のものであることをチェックするためのもので、書籍管理情報の記入及び/または取得を開始する際に、最初に電子ペンでチェックを入れるための枠である。新規レコードボックス43に形成されているドットパターンは、新規レコードであることが予め定義された特有のドットパターンで構成される。
利用者が電子ペンで新規レコードボックス43にチェックを入れると、電子ペンは、新規レコードボックス43の枠内のドットパターンを読み取る。そして、電子ペン10内のプロセッサ11が、当該新規レコードボックス43の枠内にチェックされたX/Y座標のストロークデータを取得し、電子ペン10のメモリ12に新規レコードとして記憶するようになっている。
【0050】
追加レコードボックス44は、利用者が一枚の書籍管理票の扱いを終えた後、直ちに送信せずに、別の書籍管理票の扱いを行う場合に、電子ペン10によりチェックを入れる枠である。利用者が電子ペンで追加レコードボックスにチェックを入れると、電子ペンは、追加レコードボックス44の枠内のドットパターンを読み取る。そして、電子ペン10内のプロセッサ11が、当該追加レコードボックス44の枠内にチェックされたX/Y座標のストロークデータを取得し、電子ペン10のメモリ12に追加レコードとして記憶するようになっている。
即ち、書籍管理票の扱いを続ける限り、追加レコードボックス44にチェックをいれる。一連の書籍管理票の扱いが終了したときに送信ボックス39にチェックを入れることで、その時点で、電子ペン10のメモリ12に記憶されている複数の書籍管理情報の全データが一括して端末装置25に送信される。
よって、メモリ12内のデータは、新規レコードを意味する情報がデータの先頭に付与され、個々の書籍管理票に対応するデータが単位レコードとなるように、追加レコードを意味する情報が付与される。
【0051】
なお、書籍管理票の扱いが一枚のみの場合は、追加レコードボックスにチェックを要れる必要はなく、そのまま送信ボックス39にチェックを入れればよい。一方、利用者が電子ペンで複数枚の書籍管理票を扱った後に、送信するために電子ペンでチェックする送信ボックスは、扱った複数の書籍管理票のいずれか一枚の送信ボックス(通常は、最後に扱った書籍管理票の送信ボックス)にチェックを入れればよい。
【0052】
以上の手段により複数の書籍管理票からのデータは、電子ペン内のメモリ12にデータ列群として連続した状態で、端末装置25に送られる。
一方、端末装置25側においては、前記データ列群を分割して、個々の書籍管理票に対応する独立した書籍管理情報に戻す必要がある。そのために端末装置25において、複数の書籍管理票を一括したデータ列群の場合は、個々の書籍管理票に対応する独立した書籍管理情報に戻すアプリケーションプログラムを用意する。このアプリケーションプログラムは、前記新規レコードを示す情報、並びに追加レコードを示す情報を判別して、データ列群を分割するようになっている。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、書籍管理票は、印刷装置による印刷、あるいは、プリンター装置によるプリントにより作ることができるので、非接触タグ等を利用した方式に比べて、安価な投資で書籍管理の電子化が図れる。
【0054】
また、本発明によれば、汎用の電子ペンを用いることで、書籍管理票への情報記入と同時に記入した情報が電子化されるので、書籍管理のためのデータ作成作業を別途行う必要がなく業務効率の向上が図れる。
【0055】
また、本発明の書籍管理票の裏面に電子ペン用のドットパターンを形成する形態によれば、限られた大きさの書籍管理票を有効に利用できる。特に、表面に形成された例えばISBNコードのような書籍管理に必要なコードデータを折り返すことで、裏面の形成されたチェックボックスを利用して効率的にコードデータの入力が行える。
【0056】
また、ISBNコードに代表される書籍の種類を特定する書籍コードデータごとに異なる体系のドットパターンを用意しておけば、書籍管理票に形成されるドットパターン領域中の任意の位置のドットパターンを電子ペンで読み取るだけで、書籍の種類を特定することができる。
【0057】
また、書籍を発注する書店ごとに異なる体系のドットパターンを用意しておけば、書籍管理票に形成されるドットパターン領域中の任意の位置のドットパターンを電子ペンで読み取るだけで、発注書店を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子ペンの使用形態を模式的に示す図である。
【図2】電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。
【図3】専用ペーパーに形成されたドットパターンによる情報の表現方法を説明する図である。
【図4】ドットパターン及びそれに対応する情報の例を示す図である。
【図5】専用ペーパーにより構成される帳票(書籍管理票)の構造を示す図である。
【図6】コードデータの入力方法を説明する図である。
【図7】本発明の書籍管理票の例を示す図である。
【図8】本発明の書籍管理票の他の例を示す図である。
【図9】本発明の書籍管理票の他の例を示す図である。
【図10】従来の書籍管理票の例を示す図である。
【符号の説明】
2 ネットワーク
10 電子ペン
17 ペン先
20 専用ペーパー
25 端末装置
26 問い合わせサーバー
27 サービスサーバー
32 ドットパターン
38 記入部
39 送信ボックス
40 書籍管理票
41 チェックボックス
42 バーコード
43 新規レコードボックス
44 追加レコードボックス
46 コードデータ
45 ノッチ

Claims (10)

  1. 書籍の注文、返品、在庫などの管理を行うために書籍に付して使用する短冊形状の書籍管理票において、
    インクペンユニットと光学的にドットパターンを読み取る読取ユニット及び読み取った情報を外部に伝達する情報伝達手段とを備える電子ペンにより、書籍の種類を特定する書籍コード情報を含む書籍管理情報を取得するために、
    前記書籍管理票は、前記読取ユニットにより光学的に読取可能に設けられたドットパターン領域を備えていることを特徴とする電子ペン用書籍管理票。
  2. 前記書籍管理票のドットパターン領域には、書籍管理情報の記入部、及び/又は書籍管理情報読み取り用パターンと、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の電子ペン用書籍管理票。
  3. 前記書籍管理票の表側の面には、目視可能な書籍管理情報を形成し、
    前記書籍管理票の裏側の面には、前記ドットパターンが形成されていること、
    を特徴とする請求項1または2記載の電子ペン用書籍管理票。
  4. 前記読み取り用パターンはバーコードであること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子ペン用書籍管理票。
  5. 前記読み取り用パターンはチェックボックスであり、各チェックボックス毎に予め定められたドットパターンが形成されていること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子ペン用書籍管理票。
  6. 前記ドットパターンを裏側の面に形成し、前記表側の面に形成した目視可能な書籍管理情報の少なくとも一部を折返すことで、前記ドットパターンの形成され面から、前記書籍管理情報の少なくとも一部を目視可能にしたこと、
    を特徴とする請求項5記載の電子ペン用書籍管理票。
  7. 前記書籍管理票には、電子ペンが読み取った情報を、当該電子ペンから外部装置へ送信することを指示するための送信指示に対応するドットパターンの形成された送信指示部を有すること、
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電子ペン用書籍管理票。
  8. 前記書籍管理票には、電子ペンが読み取った情報を、1枚の書籍管理票から得られる情報を単位レコードとして区切るための区切り指示に対応するドットパターンの形成された区切り指示部を有すること、
    を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の電子ペン用書籍管理票。
  9. 前記ドットパターンは書籍の種類ごとに異なるパターンであることを特徴とする請求項1記載の電子ペン用書籍管理票。
  10. 前記ドットパターンは書籍を発注する書店ごとに異なるパターンであること を特徴とする請求項1記載の電子ペン用書籍管理票。
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