JP2004117398A - レンズ鏡胴、カメラ、及び画像投影装置 - Google Patents

レンズ鏡胴、カメラ、及び画像投影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化されたことによってカムフォロアを支持する部位の面積が極限されているレンズ保持枠に対して、十分な接合面積、接合強度を確保しつつカムフォロアを組み付けることができる接合構造を備えたレンズ鏡胴、これを備えたカメラ、画像投影装置を提供する。
【解決手段】レンズ保持枠11、21を夫々個別に光軸方向へ進退可能に支持すると共に各レンズ保持枠の回転を禁止するライナー部材31と、ライナー部材の外周面に沿って回転自在に配置されると共に光軸に対して斜行する複数のカム溝43を備えたカム部材41と、各レンズ保持枠に取り付けられて各カム溝に係合してガイドされるカムフォロア51、52と、を備えたレンズ鏡胴1において、カムフォロア又はレンズ保持枠の何れか一方には、光軸方向へ延びる凸形状部12bが設けられ、他方には凸形状部に嵌合する凹形状部51b−1が形成されている。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数組の撮影レンズを個別に進退させることにより焦点距離を異ならせるようにしたズームレンズ鏡筒の改良に関し、特に撮影レンズを保持したレンズ保持枠をカム部材のカム溝に係合させるカムフォロアの支持構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、撮影レンズの焦点距離が最短であるときの広角状態と、最長であるときの望遠状態とを選択的に切り替えることができるズームレンズ鏡胴等の可変焦点装置を備えたカメラが普及している。この種のカメラとしては、例えばデジタルカメラ、ビデオカメラ、銀塩カメラ等が知られている。
ところで、この種の可変焦点装置を備えたカメラに対するユーザーのニーズは多岐に渡ってきており、特にカメラ形状の小型化と、撮影画角の広画角化が強く求められている。このニーズに合わせるために、ズームレンズ鏡胴の小型化、広画角化が進んでいる。
ズームレンズ鏡胴は、回転自在に支持された円筒状のカム部材の内部に光軸方向に沿って複数組の撮影レンズを軸方向へ独立して進退自在に支持した構成を備えている。具体的には、各撮影レンズ(群)を支持する各レンズ保持枠の外周から外径方向へ突設させたカムフォロアを、カム部材の内周面に形成した光軸と斜行する複数のカム溝(螺旋溝)内に夫々係合させることにより、カム部材の回転に伴って各カムフォロアが光軸方向へ移動するように構成されている。
このようにカム部材によりレンズ保持枠を光軸方向に移動するズームレンズ鏡胴において、レンズ保持枠に対してカムフォロアを組付ける従来の構造としては、例えばレンズ保持枠とカムフォロアとを一体成型する構造、レンズ保持枠に設けられた光軸と直交する穴内にカムフォロアを圧入する構造、レンズ保持枠に光軸と直交する方向にカムフォロアをネジ止めする構造、又はカムフォロアを接着する構造、等々が採用されてきた。
特開2000−131589公報(特許文献1)には、レンズ保持枠に嵌入されるカムフォロアの軸部にエッジ部(フランジ部)を形成し、カムフォロアに抜け方向や倒れ方向への力が作用した時に前記エッジ部が前記レンズ保持枠に食い込むことにより前記軸部の抜けを防止したカムフォロアとレンズ鏡胴を開示している。
【特許文献1】特開2000−131589公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載のカムフォロアとレンズ保持枠との接合構造では、小型化や組み立て方法の関係で、接合部の接合面積を大きくすることに限界があり、レンズ保持枠に外力や衝撃を受けた場合に、その力はレンズ保持枠とカムフォロアの限られた接合面積に作用し、レンズ保持枠またはカムフォロアの変形が発生し、レンズ保持枠に対しカムフォロアが傾く、レンズ保持枠よりカムフォロアが脱落する、などの問題が発生する。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、小型化されてカムフォロアを支持する部位の面積が極限されているレンズ保持枠に対して、十分な接合面積、接合強度を確保しつつカムフォロアを組み付けることができる接合構造を備えたレンズ鏡胴、これを備えたカメラ、画像投影装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、レンズを保持して光軸方向に移動する複数のレンズ保持枠と、各レンズ保持枠を夫々個別に光軸方向へ進退可能に支持すると共に各レンズ保持枠の光軸を中心とした回転を禁止する固定側のライナー部材と、該ライナー部材の外周面に沿って回転自在に配置されると共に光軸に対して斜行する複数のカム溝を備えたカム部材と、前記各レンズ保持枠の外周部に夫々取り付けられて前記カム部材の各カム溝に係合してガイドされることによりカム部材の回転時に各レンズ保持枠を夫々光軸方向に進退させるカムフォロアと、を備えたレンズ鏡胴において、前記カムフォロア又は前記レンズ保持枠の何れか一方には、光軸方向へ延びる凸形状部が設けられ、他方には該凸形状部に嵌合する凹形状部が形成されており、前記凸形状部に対して前記凹形状部を光軸方向にスライドさせて嵌合させることにより、前記カムフォロアを前記レンズ保持枠に取り付けたことを特徴とする。
レンズ鏡胴が衝撃を受けた際に、内蔵されたレンズ保持枠とカム部材のカム溝とを連結するカムフォロアが、レンズ保持枠に対して十分な強度にて固定されていることは重要である。しかし、小型化されたレンズ保持枠とカムフォロアとの接合強度を十分に確保することは容易ではない。本発明では、カム溝と係合するカムフォロアの軸方向と直交する光軸方向に延びる突条(凸形状部)と、この突条にスライド結合する溝(凹形状部)とから成る接合部を設けることにより、レンズ保持枠とカムフォロアとの接合面積を大きくしたので、衝撃力を分散することができ、レンズ保持枠に対するカムフォロアの傾き、脱落を防止することが可能となる。突条、溝ともに、十分な長さを有するように構成し、両者の接合面積を大きくした点が特徴的である。
【0005】
請求項2の発明は、レンズを保持して光軸方向に移動する複数のレンズ保持枠と、各レンズ保持枠を夫々個別に光軸方向へ進退可能に支持すると共に各レンズ保持枠の光軸を中心とした回転を禁止する固定側のライナー部材と、該ライナー部材の外周面に沿って回転自在に配置されると共に光軸に対して斜行する複数のカム溝を備えたカム部材と、前記各レンズ保持枠の外周部に夫々取り付けられて前記カム部材の各カム溝に係合してガイドされることによりカム部材の回転時に各レンズ保持枠を夫々光軸方向に進退させるカムフォロアと、を備えたレンズ鏡胴において、前記カムフォロアは、前記カム溝と係合するカムフォロア本体と、該カムフォロア本体を支持するカムフォロア基部と、を備え、前記カムフォロア基部又は前記レンズ保持枠の何れか一方の光軸方向一端面には光軸方向へ延びる凹形状部を備え、他方には該凹形状部に嵌合する凸形状部が設けられ、前記凹形状部に対して前記凸形状片を光軸方向にスライドさせて嵌合させることにより、前記カムフォロア基部を前記レンズ保持枠に取り付けたことを特徴とする。
レンズ保持枠、或いはカムフォロアの何れか一方に設けた周方向への溝部(凹形状部)と、他方に設けた差込片(凸形状部)とを嵌合させるようにしたので、レンズ保持枠とカムフォロアの接合面面積を大きくし、衝撃力を分散しカムフォロアの傾き、脱落の発生防止することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記カムフォロアと前記レンズ保持枠とを接着により接合したことを特徴とする。
カムフォロアとレンズ保持枠の凹凸接合部を接着剤により接合することにより、カムフォロアとレンズ保持枠との相対位置関係を調整変更した後に接合することが可能となる。
【0006】
請求項4の発明は、請求項1又は2において、前記カムフォロアは、前記ライナー部材の光軸方向ガイドスリットと係合することにより、回転を禁止されつつ光軸方向への移動を許容されることを特徴とする。
カムフォロアにライナー部材と摺動自在に係合する部位を設けることにより、レンズ保持枠にライナー部材と係合する部位を設ける必要をなくし、レンズ保持枠形状を簡素化し加工を容易にすることができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4において、前記カムフォロアは、少なくとも、別部材としての、前記カム溝と係合するカムフォロア本体と、該カムフォロア本体を支持するカムフォロア基部と、を連結した構成を備えていることを特徴とする。
カムフォロアを、カム溝に係合するカムフォロア本体と、レンズ保持枠に接合するカムフォロア基部との2部品から構成したので、両部品を材質、特性の異なる任意の材質にすることが可能となり、作動性、加工性をよくすることができる。
請求項6の発明は、請求項1乃至5において、前記レンズ保持枠と前記カムフォロアとの光軸方向の相対位置関係を調整することにより、各レンズ保持枠により保持されたレンズ間隔、ピント位置を調整することを特徴とする。
レンズ保持枠に対するカムフォロアの光軸方向の取付け位置を変位させることにより、レンズ群間隔、ピント位置の調整を格別な調整機構を設けることなく実現できる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6において、前記カムフォロアと前記レンズ保持枠は、何れか一方の材質が金属材料であり、他方の材質が樹脂材料であることを特徴とする。
カムフォロアとレンズ保持枠の材質を、一方は金属材料で、他方を樹脂材料にすることにより強度、外観品質、作動特性などを向上することができる。
請求項8の発明は、請求項1乃至7において、前記カムフォロアと前記レンズ保持枠との接合部は、弾性応力を用いた接合構造であることを特徴とする。
カムフォロアとレンズ保持部材の接合を弾性応力を用いた接合構造とすることにより、組み立てを簡便にすることができる。
【0007】
請求項9の発明は、請求項8において、前記弾性応力を用いた接合構造は、圧入によるものであることを特徴とする。
弾性応力を用いた手段を圧入にすることにより、接合部形状を簡略化でき、組み立てを簡便にすることができる。
請求項10の発明は、請求項2乃至9において、前記レンズ保持枠と前記カムフォロアの回転方向の相対位置関係を変位させることにより、画像品質を調整する構成を備えたことを特徴とする。
レンズ保持枠と、カムフォロアの光軸を中心とした回転方向の相対位置を変位させて画像品質を調整することにより、別に調整機構を設けることなく調整を可能にすることができる。
請求項11の発明に係るカメラは、請求項1乃至10の何れか一項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする。
これによれば、上記各請求項に記載の優れた作用効果を奏するレンズ鏡胴を搭載したカメラを提供することができる。
請求項12の発明に係る画像投影装置は、請求項1乃至10の何れか一項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする。
これによれば、上記各請求項に記載の優れた作用効果を奏するレンズ鏡胴を搭載した画像投影装置を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
なお、以下に示す実施の形態は一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈する要素とはならない。
図1(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係るレンズ鏡胴を適用したデジタルカメラの鏡胴組み立て状態の外観斜視図、分解斜視図、及び要部構成図である。
このレンズ鏡胴1は、カメラ本体側のベース枠2に組み付けられ、更にベース枠2側に設けた駆動機構3によってレンズ鏡胴1を構成する各可動部材を駆動するように構成されている。
レンズ鏡胴1は、第1及び第2の撮影レンズ(群)を夫々保持して光軸方向に移動する第1及び第2のレンズ保持枠21、22と、各レンズ保持枠21、22を夫々個別に光軸方向へ進退可能に支持すると共に各レンズ保持枠の光軸を中心とした回転を禁止するためにベース枠2にネジ等によって固定された円筒状のライナー部材31と、ライナー部材31の外周面に沿って回転自在に配置されると共に光軸に対して斜行する複数のカム溝を備えたカム部材41と、各レンズ保持枠21、22の外周部に夫々取り付けられてカム部材41の各カム溝43に係合してガイドされることによりカム部材41の回転時に各レンズ保持枠21、22を夫々光軸方向に進退させるカムフォロア51、52と、両レンズ保持枠21、22間に配置されて両者を光軸方向に付勢するコイルバネ55と、第1のレンズ枠21の前面側から取り付けられるカバー60と、を備えている。
ライナー部材31の円筒状部分には軸方向へ延びる光軸方向ガイドスリット31aが周方向に所定のピッチで複数本(この例では3本)形成されており、各レンズ保持枠21、22の外周部から外径方向へ夫々突出するカムフォロア51、52は各光軸方向ガイドスリット31aを介して外径方向へ突出し、ライナー部材31の外径側に同心円状に配置された円筒状のカム部材41の内周面に設けた複数のカム溝43と夫々カム係合している。各カム溝43は、カム部材41の光軸方向に対して斜行する方向へ延びる溝であり、螺旋状に構成されている。つまり、各カムフォロア51、52がライナー部材31の光軸方向ガイドスリット31a内に嵌合することによって両レンズ保持枠21、22により支持された各レンズは、回転方向への動きを禁止される一方で、光軸方向への直進動作を許容される。
更に、各カムフォロア51、52がカム部材41のカム溝43内にカム係合することによって、カム部材41が駆動機構3によって回転駆動されたときに各レンズ保持枠21、22は、回転することなく光軸方向へ直線的に進退することができる。
駆動機構3は、ベース枠2に取り付けられたカム駆動手段としてのズームモータ70と、ズーム減速系71と、フォーカスモータ75等を備えている。ズームモータ70からの駆動力はズーム減速系71を介してカム部材41の一端外周に設けたギヤに伝達されてこれを回転駆動する。ズーム減速系71によりカム部材41を正逆回動することにより、第1及び第2のレンズ保持枠21、22を光軸方向に進退させ、ズーム、収納動作を行う。
ズーム駆動位置の検出は、フォトインタラプタ72によって、ズーム減速系71の軸の一つに取り付けられたズーム遮光羽73を検出し、この検出結果に基づいてズームモータ70の回転量を検出することにより行なわれる。
なお、フォーカス駆動は、図示しない第3の撮影レンズを、フォーカスモータ75と不図示の減速手段によって駆動することにより実現され、フォーカス駆動位置の検出は位置検出手段によって行われる。
【0009】
次に、図2(a)及び(b)は第1のレンズ保持枠11にカムフォロア51を組み付けた状態を示す斜視図、及び分解斜視図、図3はカムフォロアがライナー部材31とカム部材41に係合した状態の断面図、図4は第1のレンズ保持枠にカバーを取り付けた状態を後方から見た図である。
第1のレンズ保持枠11は後端縁に所定の周方向ピッチにて複数のカムフォロア装着用の張り出し片12を突設し、各張り出し片12の後端縁中央部には切欠き状の凹所12aが形成されている。凹所12aの対向し合う2つの内周縁には光軸方向へ延びる突条(凸形状部)12bが形成されている。
一方、カムフォロア51は、カム部材41の内周面のカム溝43と係合するカムフォロア本体51aと、カムフォロア本体51aを支持するカムフォロア基部51bと、を備えている。カムフォロア本体51aとカムフォロア基部51bとは、予め一体成形されてもよいし、別部材としての両者を結合一体化した構成としてもよい。基部51bの対向し合う2つの外壁には、第1のレンズ保持枠11の凹所12a内に設けた突条12bとスライド係合する溝(凹形状部)51b−1を光軸方向へ向けて設ける。
図2(b)に示した如き位置関係で、凹所12aの開口側から光軸方向に向けてカムフォロア51の基部51bを差し込んで、溝部51b−1を突条12bにスライド装着することができる。この際、接着剤により両者を接合してもよいし、溝部51b−1内と突条12bを弾性的な圧着力によって固定してもよい。後者の場合、溝部51b−1と突条12bのうちの少なくとも何れか一方を樹脂等の弾性材料にて構成して、その弾性力を利用して圧着を実現する。このようにカムフォロア基部51bとレンズ保持枠51との接合部を、弾性応力を用いた接合構造とすることにより、螺子止め、接着等を用いずに簡易に固定することが可能となる。
或いはまた、溝部51b−1内に突条12bを圧入することにより、強固な固定を実現してもよい。つまり、弾性応力を利用した圧入を行うことにより、接合部形状を簡略化することができ、組み立て作業を簡便に行うことが可能となる。
【0010】
図3の断面図ように、カムフォロアの本体51aをカム部材41のカム溝43内に摺動自在に嵌合させる一方で、カムフォロア基部51bの上部に位置するキー面51b−2をライナー部材31の光軸方向ガイドスリット31a内にスライド自在に係合させる。このため、レンズ保持枠にライナー部材と係合する部位を設ける必要をなくし、レンズ保持枠形状を簡素化し加工を容易にすることができる。
また、レンズ保持枠11とカムフォロア51との光軸方向の相対位置関係を任意に調整することにより、各レンズ保持枠51、52により夫々保持されたレンズ間隔、ピント位置を調整することが可能である。即ち、突条12bに対する溝51b−1の位置関係は、凹所12aの最奥部まで基部51bを差込んで固定する必要はなく、凹所21a内におけるカムフォロア51の光軸方向位置は微調整可能であり、微調整する結果、レンズ間隔、ピント位置を微調整することが可能となる。
なお、上記実施形態では、第1のレンズ保持枠11側に設けた切欠き状の凹所12a内に光軸方向へ延びる突条12bを形成し、これと凹凸嵌合する溝51b−1をカムフォロア側に設けたが、これと逆に凹所12a内に光軸方向へ延びる溝を設けると共に、カムフォロアの基部外周に溝と嵌合する突条を設けても良い。
また、カムフォロア51とレンズ保持枠11(特に、張り出し片12)は、何れか一方の材質を金属材料とし、他方の材質を樹脂材料とすることにより、機械的強度、耐久性、外観品質、作動特性を向上することができる。
次に、第2のレンズを保持する第2のレンズ保持枠21に取り付けられたカムフォロア52は、カム部材41のカム溝43内に嵌合する円筒状のカムフォロア本体52aと、第2のレンズ保持枠21の外周面に所定の周方向ピッチにて形成した支持孔21aに圧入固定される固定軸52bと、を備えている。カムフォロア本体52aは、その中間部にてライナー部材31の光軸方向ガイドスリット31aにも遊嵌する。
第1のレンズ保持枠11と第2のレンズ保持枠12の軸方向間隔は、第1のレンズ保持枠11に対するカムフォロア51の光軸方向位置を調整することにより、変更可能となる。
カバー60は、環状のカバー本体61と、カバー本体61の裏面から後方へ延びる脚部62とからなり、脚部62を第1のレンズ保持枠11の前部開口から差し込むことにより、固定可能となる。
【0011】
次に、図5(a)及び(b)は本発明のレンズ鏡胴に用いる第1のレンズ保持枠及びカムフォロアの他の実施形態の外観斜視図、及びA−A断面図である。
この第1のレンズ保持枠81は、図1に示したレンズ保持枠11に代えてレンズ鏡胴1に適用されるものである。
第1のレンズ(群)Lを内部に保持した円筒状の第1のレンズ保持枠81は、円筒状の本体82と、本体82内壁から内径方向へ延びてレンズLの外周を保持する保持部83と、保持部83から後方へ延び且つ本体82の後端縁82aの内壁との間に溝部(凹形状部)84を形成する張り出し片85と、を備えている。この張り出し片85及び溝部84は、周方向全長、又は周方向に所定のピッチ(例えば、120度間隔)にて配置される。図示の例では、周方向全長にわたって張り出し片85と溝部84が形成されているが、周方向全長にわたらない所定の周方向長と、光軸方向長を有する構成でもよい。この溝部84内にカムフォロア91を支持する。溝部84は、光軸を中心とした円形、或いは円弧形状である。カムフォロア91は、カム部材41に設けたカム溝43(図3参照)と係合するカムフォロア本体92と、カムフォロア本体92を支持するカムフォロア基部93と、を備えている。
カムフォロア基部93は、その前面に溝部84内に嵌合可能な寸法、形状を有した差込片(凸形状部)93aを有する環状体であり、径方向に所定のピッチにて延びる穴93bを有する。差込片93aを溝部84内に差込み固定することにより、位置決め固定を行い、穴93b内にカムフォロア本体92の一部(小径部)を差し込むことによりカムフォロア91を固定する。
溝部84と差込片93aとの固定、穴93bとカムフォロア本体92との固定は、弾性結合、圧入、接着等、任意の方法を採用できる。
カムフォロア本体92とカムフォロア基部93とは、樹脂、金属等の同一材料であっても良いし、一方を樹脂、他方を金属としてもよい。この場合には、強度、外観品質、作動特性を向上することができる。
【0012】
また、レンズ保持枠81とカムフォロア91との光軸方向の相対位置関係を任意に調整することにより、各レンズ保持枠81、52により夫々保持されたレンズ間隔、ピント位置を調整することが可能である。即ち、溝部84に対する差込片93aの光軸方向位置関係(差込深さ)は、溝部84の最奥部まで差込片93aを密着させて固定する必要はなく、溝部84内におけるカムフォロア91の光軸方向位置は微調整可能であり、微調整する結果、レンズ間隔、ピント位置を微調整することが可能となる。
更に、レンズ保持枠81とカムフォロア91の回転方向の相対位置関係を変位させることにより、画像品質を調整することが可能となる。即ち、溝部84内における差込片93aの周方向位置は任意に調整可能であるため、溝部84に対するカムフォロア91の周方向位置を微調整できる。
なお、上記実施形態では、レンズ保持枠81側に溝部84を設け、カムフォロア91側に差込片93aを設けたが、これとは逆に、カムフォロア91側に溝部を設け、レンズ保持枠81側に差込片を設けても良い。
なお、上記各実施形態では、いずれも第1の撮影レンズを保持した第1のレンズ保持枠11、81に対するカムフォロア51、91の結合構造についてのみ説明したが、第2のレンズ保持枠21とカムフォロア52との関係についても適用することができる。
なお、本発明に係るレンズ鏡胴1は、デジタルカメラ、銀塩カメラ、画像投影装置等、ズームレンズ鏡胴を備えるべき光学機器に適用することができる。
【0013】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、撮影レンズを保持した複数のレンズ保持枠を光軸方向へ進退自在に支持したレンズ鏡胴において、小型化されたことによってカムフォロアを支持する部位の面積が極限されているレンズ保持枠に対して、十分な接合面積、接合強度を確保しつつカムフォロアを組み付けることができる接合構造を備えたレンズ鏡胴、これを備えたカメラ、画像投影装置を提供することを課題とする。
即ち、請求項1の発明によれば、カム溝と係合するカムフォロアの軸方向と直交する光軸方向に延びる突条(凸形状部)と、この突条にスライド結合する溝(凹形状部)とから成る接合部を設けることにより、レンズ保持枠とカムフォロアとの接合面積を大きくしたので、衝撃力を分散することができ、レンズ保持枠に対するカムフォロアの傾き、脱落を防止することが可能となる。
請求項2の発明によれば、レンズ保持枠、或いはカムフォロアの何れか一方に設けた周方向への溝部(凹形状部)と、他方に設けた差込片(凸形状部)とを嵌合させるようにしたので、レンズ保持枠とカムフォロアの接合面面積を大きくし、衝撃力を分散しカムフォロアの傾き、脱落の発生防止することができる。
請求項3の発明は、 カムフォロアとレンズ保持枠の凹凸接合部を接着剤により接合することにより、カムフォロアとレンズ保持枠との相対位置関係を調整変更した後に接合することが可能となる。
請求項4の発明は、カムフォロアにライナー部材と摺動自在に係合する部位を設けることにより、レンズ保持枠にライナー部材と係合する部位を設ける必要をなくし、レンズ保持枠形状を簡素化し加工を容易にすることができる。
請求項5の発明は、カムフォロアを、カム溝に係合するカムフォロア本体と、レンズ保持枠に接合するカムフォロア基部との2部品から構成したので、両部位を材質、特性の異なる任意の材質にすることが可能となり、作動性、加工性をよくすることができる。
請求項6の発明によれば、レンズ保持枠に対するカムフォロアの光軸方向の取付け位置を変位させることにより、レンズ群間隔、ピント位置の調整を格別な調整機構を設けることなく実現できる。
【0014】
請求項7の発明によれば、カムフォロアとレンズ保持枠の材質を、一方は金属材料で、他方を樹脂材料にすることにより強度、外観品質、作動特性などを向上することができる。
請求項8の発明によれば、カムフォロアとレンズ保持部材の接合を弾性応力を用いた接合構造とすることにより、組み立てを簡便にすることができる。
請求項9の発明によれば、弾性応力を用いた手段を圧入にすることにより、接合部形状を簡略化でき、組み立てを簡便にすることができる。
請求項10の発明によれば、レンズ保持枠と、カムフォロアの光軸を中心とした回転方向の相対位置を変位させて画像品質を調整することにより、別に調整機構を設けることなく調整を可能にすることができる。
請求項11の発明に係るカメラによれば、上記各請求項に記載の優れた作用効果を奏するレンズ鏡胴を搭載したカメラを提供することができる。
請求項12の発明に係る画像投影装置によれば、上記各請求項に記載の優れた作用効果を奏するレンズ鏡胴を搭載した画像投影装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係るレンズ鏡胴を適用したデジタルカメラの鏡胴組み立て状態の外観斜視図、分解斜視図、及び要部構成図。
【図2】(a)及び(b)は第1のレンズ保持枠にカムフォロアを組み付けた状態を示す斜視図、及び分解斜視図。
【図3】カムフォロアがライナー部材とカム部材に係合した状態の断面図。
【図4】第1のレンズ保持枠にカバーを取り付けた状態を後方から見た図。
【図5】(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係る鏡胴の構成図。
【符号の説明】
1 レンズ鏡胴、2 ベース枠、3 駆動機構、21、22 第1及び第2のレンズ保持枠、31 ライナー部材、31a 光軸方向ガイドスリット、41 カム部材、43 カム溝、51、52 カムフォロア、55 コイルバネ、12張り出し片、12a 凹所、12b 凸形状部(突条)、51a カムフォロア本体、51b カムフォロア基部、51b−1 凹形状部(溝部)、60 カバー、61 カバー本体、62 脚部、70 ズームモータ、71 ズーム減速系、75 フォーカスモータ、81 第1のレンズ保持枠、82 本体、82a後端縁、83 保持部、84 凹形状部(溝部)、85 張り出し片、91 カムフォロア、92 カムフォロア本体、93 カムフォロア基部、93a 凸形状部(差込片)、93b 穴。

Claims (12)

  1. レンズを保持して光軸方向に移動する複数のレンズ保持枠と、各レンズ保持枠を夫々個別に光軸方向へ進退可能に支持すると共に各レンズ保持枠の光軸を中心とした回転を禁止する固定側のライナー部材と、該ライナー部材の外周面に沿って回転自在に配置されると共に光軸に対して斜行する複数のカム溝を備えたカム部材と、前記各レンズ保持枠の外周部に夫々取り付けられて前記カム部材の各カム溝に係合してガイドされることによりカム部材の回転時に各レンズ保持枠を夫々光軸方向に進退させるカムフォロアと、を備えたレンズ鏡胴において、
    前記カムフォロア又は前記レンズ保持枠の何れか一方には、光軸方向へ延びる凸形状部が設けられ、他方には該凸形状部に嵌合する凹形状部が形成されており、
    前記凸形状部に対して前記凹形状部を光軸方向にスライドさせて嵌合させることにより、前記カムフォロアを前記レンズ保持枠に取り付けたことを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. レンズを保持して光軸方向に移動する複数のレンズ保持枠と、各レンズ保持枠を夫々個別に光軸方向へ進退可能に支持すると共に各レンズ保持枠の光軸を中心とした回転を禁止する固定側のライナー部材と、該ライナー部材の外周面に沿って回転自在に配置されると共に光軸に対して斜行する複数のカム溝を備えたカム部材と、前記各レンズ保持枠の外周部に夫々取り付けられて前記カム部材の各カム溝に係合してガイドされることによりカム部材の回転時に各レンズ保持枠を夫々光軸方向に進退させるカムフォロアと、を備えたレンズ鏡胴において、
    前記カムフォロアは、前記カム溝と係合するカムフォロア本体と、該カムフォロア本体を支持するカムフォロア基部と、を備え、
    前記カムフォロア基部又は前記レンズ保持枠の何れか一方の光軸方向一端面には光軸方向へ延びる凹形状部を備え、他方には該凹形状部に嵌合する凸形状部が設けられ、
    前記凹形状部に対して前記凸形状部を光軸方向にスライドさせて嵌合させることにより、前記カムフォロア基部を前記レンズ保持枠に取り付けたことを特徴とするレンズ鏡胴。
  3. 前記カムフォロアと前記レンズ保持枠とを接着により接合したことを特徴とする請求項1、又は2に記載のレンズ鏡胴。
  4. 前記カムフォロアは、前記ライナー部材の光軸方向ガイドスリットと係合することにより、回転を禁止されつつ光軸方向への移動を許容されることを特徴とする請求項1、又は2に記載のレンズ鏡胴。
  5. 前記カムフォロアは、少なくとも、別部材としての、前記カム溝と係合するカムフォロア本体と、該カムフォロア本体を支持するカムフォロア基部と、を連結した構成を備えていることを特徴とする請求項1、2、3又は4の何れか一項に記載のレンズ鏡胴。
  6. 前記レンズ保持枠と前記カムフォロアとの光軸方向の相対位置関係を調整することにより、各レンズ保持枠により保持されたレンズ間隔、ピント位置を調整することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のレンズ鏡胴。
  7. 前記カムフォロアと前記レンズ保持枠は、何れか一方の材質が金属材料であり、他方の材質が樹脂材料であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のレンズ鏡胴。
  8. 前記カムフォロアと前記レンズ保持枠との接合部は、弾性応力を用いた接合構造であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のレンズ鏡胴。
  9. 前記弾性応力を用いた接合構造は、圧入によるものであることを特徴とする請求項8に記載のレンズ鏡胴。
  10. 前記レンズ保持枠と前記カムフォロアの回転方向の相対位置関係を変位させることにより、画像品質を調整する構成を備えたことを特徴とする請求項2乃至9の何れか一項に記載のレンズ鏡胴。
  11. 請求項1乃至10の何れか一項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とするカメラ。
  12. 請求項1乃至10の何れか一項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする画像投影装置。
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