JP2004114616A - タイヤ構成部材の供給装置、及びタイヤ成形装置 - Google Patents

タイヤ構成部材の供給装置、及びタイヤ成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カッタ等の切断手段の数を少なくでき、設置スペースを増やすことなく品質良くタイヤ構成部材を貼り付けるタイヤ構成部材の供給装置を提供する。
【解決手段】サイドウォールゴム16を搬送する第1の搬送コンベア32の下方に、補強ゴム層20を搬送する第2の搬送コンベア34を設け、第2の搬送コンベア34のタイヤ成形ドラム側にサイドウォールゴム16、及び補強ゴム層20を搬送する第3の搬送コンベア46、カッタ部50、及び部材搬送エプロンコンベア62、タイヤ成形ドラム14を順に配置する。本発明では、第3の搬送コンベア46でサイドウォールゴム16及び補強ゴム層20を搬送するので、カッタ部50が1台で済む。部材搬送エプロンコンベア62の先端をタイヤ成形ドラム14に接近させてサイドウォールゴム16、及び補強ゴム層20を供給できるので、品質良く貼り付けを行える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サイドウォールゴム等の各種タイヤ構成部材をタイヤ成形ドラムに供給するタイヤ構成部材の供給装置、及び生タイヤを成形するタイヤ成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パンク時等でも車両の走行を可能とするランフラットタイヤとして、例えば、図21に示すような、タイヤサイド部に断面三日月状の補強ゴム202を配置した、所謂サイド補強型のランフラットタイヤ200がある。
【0003】
なお、図21において、符号204はカーカス、符号206はビードコア、符号206はビードフィラー、符号208はインナーライナー、符号210はサイドウォール、符号212はトレッド、符号214はベルトである。
【0004】
このようなランフラットタイヤ202の生タイヤは、通常の空気入りタイヤと同様に、複数のシート状のタイヤ構成部材を搬送可能な搬送装置を用い、搬送された種々のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラムに巻き付けることで形成している。
【0005】
ところで、シート状のタイヤ構成部材を搬送する装置として、例えば、図22に示す搬送装置300(例えば、特許文献1参照。)がある。
【0006】
図22に示す搬送装置300は、種々のタイヤ構成部材を貼りつけて生タイヤを成形する成形ドラム302の一方側に、シート材S1、及びシート材S2を供給する共通の第1ベルトコンベア304と、第1ベルトコンベア304の上方に設けられる上下2段のベルトコンベア306、308を備えている。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−287281公報(第1〜17頁。図1〜19)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図22に示す搬送装置300では、ベルトコンベア306にシート材S1を切断する切断手段310が設けられており、ベルトコンベア308にシート材S2を切断する切断手段312が設けられており、シート材毎に専用の切断手段を設けているため、切断手段の数が多くなる、という問題がある。
【0009】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、切断手段の数を少なくでき、品質良くタイヤ構成部材を貼り付けることのできるタイヤ構成部材の供給装置、及びタイヤ成形装置を提供することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、タイヤ成形ドラムに生タイヤを構成するタイヤ構成部材を供給するタイヤ構成部材の供給装置であって、第1のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側及び反タイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段の下側に配置されると共に、部材搬送方向先端位置が前記第1の搬送手段の部材搬送方向先端と近接して配置され、第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側及び反タイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第2の搬送手段と、前記第1の搬送手段、及び前記第2の搬送手段よりもタイヤ成形ドラム側に配置され、前記第1の搬送手段から搬送された前記第1のタイヤ構成部材、及び前記第2の搬送手段から搬送された前記第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側及び反タイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第3の搬送手段と、第3の搬送手段で搬送される前記第1のタイヤ構成部材、及び前記第2のタイヤ構成部材を切断する切断手段と、を有することを特徴としている。
【0011】
次に、請求項1に記載のタイヤ構成部材の供給装置の作用を説明する。
【0012】
請求項1に記載のタイヤ構成部材の供給装置では、先ず、第1の搬送手段が、第1のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側を搬送し、第1のタイヤ構成部材は、第1の搬送手段から第3の搬送手段へと受け渡され、さらに第3の搬送手段でタイヤ成形ドラム側へ搬送される。
【0013】
第1のタイヤ構成部材を第3の搬送手段で所定量搬送し、切断手段で第1のタイヤ構成部材を切断することで、所定長さの第1のタイヤ構成部材が得られる。
【0014】
所定長さに切断された第1のタイヤ構成部材は、第3の搬送手段でタイヤ成形ドラムへ搬送する。
【0015】
なお、タイヤ成形ドラムでは、所定長さに切断された第1のタイヤ構成部材が巻き付けられる。
【0016】
次に、第2の搬送手段が、第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側を搬送する。
【0017】
ここで、第3の搬送手段には第1のタイヤ構成部材が残っているので、第2のタイヤ構成部材が第3の搬送手段に到達する前に、第1の搬送手段、及び第3の搬送手段を逆転し、第3の搬送手段上の第1のタイヤ構成部材を第1の搬送手段側へ戻しておく。
【0018】
第2のタイヤ構成部材は、第1のタイヤ構成部材と干渉することなく第1の搬送手段から第3の搬送手段へと受け渡され、さらに第3の搬送手段でタイヤ成形ドラム側へ搬送される。
【0019】
第2のタイヤ構成部材を第3の搬送手段で所定量搬送し、切断手段で第2のタイヤ構成部材を切断することで、所定長さの第2のタイヤ構成部材が得られる。
【0020】
所定長さに切断された第2のタイヤ構成部材は、第3の搬送手段でタイヤ成形ドラムへ搬送する。
【0021】
なお、タイヤ成形ドラムでは、所定長さに切断された第2のタイヤ構成部材が巻き付けられる。
【0022】
請求項1に記載のタイヤ構成部材の供給装置では、第3の搬送手段で搬送される第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材を一つの切断手段で切断することができるので、従来装置に比較して切断手段の数を減らすことができる。
【0023】
また、切断された第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材は、それぞれ第3の搬送手段でタイヤ成形ドラムへ供給するので、第3の搬送手段の先端をタイヤ成形ドラムへ接近させて第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材を最適にタイヤ成形ドラムへと受け渡すことができる。
【0024】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤ構成部材の供給装置において、前記第2の搬送手段のタイヤ成形ドラム側端部と、前記第3の搬送手段の反タイヤ成形ドラム側の端部とは、互いに水平方向に隣接しており、前記第1の搬送手段は、タイヤ成形ドラム側端部が上下に変位するように上下に揺動可能とされ、かつ前記第3の搬送手段の反タイヤ成形ドラム側の端部付近上方に配置されている、ことを特徴としている。
【0025】
次に、請求項2に記載のタイヤ構成部材の供給装置の作用を説明する。
【0026】
請求項2に記載のタイヤ構成部材の供給装置では、第2の搬送手段のタイヤ成形ドラム側端部と、第3の搬送手段の反タイヤ成形ドラム側の端部とが互いに水平方向に隣接しているため、第2の搬送手段から第3の搬送手段へ第2のタイヤ構成部材をスムーズに受け渡すことができる。また、第2の搬送手段から第3の搬送手段へ第2のタイヤ構成部材を受け渡す際には、第1の搬送手段のタイヤ成形ドラム側端部付近を上方へ退避させることで、例えば、厚手の第2のタイヤ構成部材を搬送する場合であっても、第2のタイヤ構成部材が第1の搬送手段に干渉することは無い。
【0027】
次に、第1の搬送手段から第3の搬送手段へ第1のタイヤ構成部材を搬送する場合には、第1の搬送手段のタイヤ成形ドラム側端部付近を下げて第3の搬送手段へ接近させることで、第1の搬送手段から第3の搬送手段へ第1のタイヤ構成部材をスムーズに受け渡すことができる。
【0028】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のタイヤ構成部材の供給装置において、2つの前記第1のタイヤ構成部材を並行して前記第1の搬送手段へ供給する第1の供給手段と、2つの前記第2のタイヤ構成部材を並行して前記第2の搬送手段へ供給する第2の供給手段と、前記第1のタイヤ構成部材、及び前記第2のタイヤ構成部材の、成形ドラム軸方向の位置を修正する修正装置と、を有することを特徴としている。
【0029】
次に、請求項3に記載のタイヤ構成部材の供給装置の作用を説明する。
【0030】
請求項3に記載のタイヤ構成部材の供給装置では、第1の供給手段が2つの第1のタイヤ構成部材を並行して第1の搬送手段へ供給し、第2の供給手段が2つの第2のタイヤ構成部材を並行して第2の搬送手段へ供給する。
【0031】
ここで、第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材のタイヤ成形ドラム上での貼りつけ位置(ドラム軸方向)が異なる場合には、それぞれ修正装置によって成形ドラム軸方向の位置を修正することができ、第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム上の所望の位置に適性に供給することができる。
【0032】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のタイヤ構成部材の供給装置において、第3のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第4の搬送手段を、前記第3の搬送手段の下側に配置した、ことを特徴としている。
【0033】
次に、請求項4に記載のタイヤ構成部材の供給装置の作用を説明する。
【0034】
請求項4に記載のタイヤ構成部材の供給装置は、第4の搬送手段が第3のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側へ搬送することができる。
【0035】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のタイヤ構成部材の供給装置において、前記第3の搬送手段は、タイヤ成形ドラム側端部が上下に変位するように上下に揺動可能とされている、ことを特徴としている。
【0036】
次に、請求項5に記載のタイヤ構成部材の供給装置の作用を説明する。
【0037】
請求項5に記載のタイヤ構成部材の供給装置では、第3の搬送手段で第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラムへ搬送する際に、第3の搬送手段のタイヤ成形ドラム側端部側を下げて第3の搬送手段のタイヤ成形ドラム側端部をタイヤ成形ドラムに接近させることができ、第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラムへスムーズに受け渡すことができる。
【0038】
次に、第4の搬送手段が第3のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側へ搬送する際に、第3の搬送手段のタイヤ成形ドラム側端部側を上げることで、第3のタイヤ構成部材を第3の搬送手段に干渉させずにタイヤ成形ドラムへスムーズに受け渡すことができる。
【0039】
請求項6に記載のタイヤ成形装置は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のタイヤ構成部材の供給装置と、少なくとも前記タイヤ構成部材の供給装置から供給された第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材を巻き付けるためのタイヤ成形ドラムと、を有することを特徴としている。
【0040】
次に、請求項3に記載のタイヤ成形装置の作用を説明する。
【0041】
請求項3に記載のタイヤ成形装置は、請求項1または請求項2に記載のタイヤ構成部材の供給装置を用いて第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラムに供給するので、第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラムの所望の位置に適性に貼り付けことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0043】
生タイヤの製法には、バンドドラム上にサイドウォールを巻き付け、カーカスプライ、及びビードコアをセットし、これをシェーピングドラムに移行してベルト、トレッド等をセットして生タイヤを形成する所謂シングル製法と、成形ドラム上でカーカスプライ等を巻き付け円筒状に形成するファーストステージと、ビードコアをセットしてカーカスプライを折り返した後、サイドウォールを貼り付け、カーカスプライをシェーピングして、そのクラウン部にベルト、トレッド等を貼り付けて生タイヤを形成するセカンドステージとを有する、所謂2ステージ製法とがあるが、本実施形態では、一例としてシングル製法の例で説明する。
【0044】
図1に示すように、本実施形態のタイヤ成形装置10は、タイヤ構成部材供給装置12、及びタイヤ成形ドラム14を備えている。
【0045】
なお、タイヤ成形ドラム14は、カーカスプライ、サイドウォールゴム等を巻き付けて生タイヤを成形する周知の構造のものであるので、詳細な説明は省略する。
【0046】
タイヤ構成部材供給装置12は、サイドウォールゴム16を供給する第1の供給装置18が2台(図1の紙面裏表方向に配置されており、図1では1台のみ図示されている。)、補強ゴム層20を供給する第2の供給装置22が2台(図1の紙面裏表方向に配置されており、図1では1台のみ図示されている。)備えられている。
【0047】
なお、第1の供給装置18と第2の供給装置22とは同じ構成であるので、第1の供給装置18について以下に説明する。
【0048】
第1の供給装置18は、サイドウォールゴム16とライナー24とを層状に巻き付けた軸26を備えており、軸26の上方には、ライナー24を巻き取る軸28が備えられている。また、軸26のタイヤ成形ドラム側斜め上方には、サイドウォールゴム16を巻き掛けるローラ30が配置されている。
【0049】
第1の供給装置18のタイヤ成形ドラム側には、サイドウォールゴム16をタイヤ成形ドラム側及び反タイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第1の搬送コンベア32が設けられている。
【0050】
また、この第1の搬送コンベア32の下方には、補強ゴム層20をタイヤ成形ドラム側及び反タイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第2の搬送コンベア34が設けられている。
【0051】
第1の搬送コンベア32は所謂ベルトコンベアであり、ACサーボモータ36(図4参照)で駆動される。
【0052】
また、第2の搬送コンベア34も所謂ベルトコンベアで、ACサーボモータ38(図4参照)で駆動される。
【0053】
第1の搬送コンベア32は、タイヤ成形ドラム側の先端付近が上下に揺動可能に構成されている。
【0054】
第1の搬送コンベア32の先端付近の揺動は、油圧シリンダ40によって行われる。
【0055】
なお、第1の搬送コンベア32の先端付近には、サイドウォールゴム16を検出可能なフォトセンサ42が設けられている。
【0056】
第2の搬送コンベア34は、タイヤ成形ドラム側が略水平にされており、第2の搬送コンベア34の先端付近には、補強ゴム層20を検出可能なフォトセンサ44が設けられている。
【0057】
第2の搬送コンベア34のタイヤ成形ドラム側には、第3の搬送コンベア46が水平に配置されている。
【0058】
第3の搬送コンベア46は、ACサーボモータ48(図4参照)で駆動される。
【0059】
なお、前述した第1の搬送コンベア32の先端は、第3の搬送コンベア46の後端付近の上方に位置している。
【0060】
第3の搬送コンベア46のタイヤ成形ドラム側には、カッタ部50が配置されている。
【0061】
カッタ部50は、水平に配置されたアンビル52を備え、アンビル52の上方には油圧シリンダ54で駆動される電熱式のカッタ56が配置されている。
【0062】
本実施形態のカッタ部50は、カッタ56を部材に押し付けてカッタ56とアンビル52との間で部材を切断する所謂ギロチン式のカッタを採用しているが、超音波ギロチン式、超音波横行切り等の他の方法で切断しても良い。
【0063】
アンビル52のタイヤ成形ドラム側には、ローラコンベア58が配置されており、ローラコンベア58の上方には、赤外線ヒータ60が配置されている。
【0064】
ローラコンベア58のタイヤ成形ドラム側には、部材搬送エプロンコンベア62が配置されている。
【0065】
なお、部材搬送エプロンコンベア62と前述した第3の搬送コンベア46とで本発明の第3の搬送手段が構成されている。
【0066】
部材搬送エプロンコンベア62は、互いに平行に配置された2台のベルトコンベア64(図1では、片側のみ図示)と、ベルトコンベア64のタイヤ成形ドラム側に互いに平行に配置された2台のローラコンベア66(図1では、片側のみ図示)とを備えている。
【0067】
これらのベルトコンベア64とローラコンベア66は、フレーム68で一体的に連結されている。
【0068】
また、2台のベルトコンベア64はそれぞれ専用のACサーボモータ67(図4参照)で駆動され、ローラコンベア66はそれぞれ専用のACサーボモータ69(図4参照)で駆動される。
【0069】
2台のローラコンベア66上には、サイドウォールゴム16、及び補強ゴム層20をタイヤ成形ドラム14のドラム軸方向の所定の位置に向けて供給するための位置修正装置70が設けられている。
【0070】
図2に示すように、位置修正装置70は、サイドウォールゴム16、及び補強ゴム層20の搬送方向に対して直角に向けられた螺子軸72、及び螺子軸74を備えている。
【0071】
これらの螺子軸72、及び螺子軸74は、図示しなフレームに回転自在に支持されている。
【0072】
螺子軸72は減速機76を介してACサーボモータ77に連結されており、螺子軸74は、減速機78を介してACサーボモータ80に連結されている。
【0073】
螺子軸72は、ローラコンベア66(図示せず)の幅方向の中心線RCLを境にしてモータ側が右螺子72R、反対側が左螺子72Lとなっている。
【0074】
一方、螺子軸74は、一方のローラコンベア66と他方のローラコンベア66との間の中心線RCLを境にしてモータ側が左螺子74L、反対側が右螺子74Rとなっている。
【0075】
中心線RCLのモータ側には、搬送方向に沿って延びる一対のガイド82、84が設けられており、中心線RCLの反モータ側には搬送方向に沿って延びる一対のガイド86、88が設けられている。
【0076】
中心線RCL側のガイド82には螺子軸72の右螺子72Rに螺合するナット90が、中心線RCL側のガイド88には螺子軸72の左螺子72Lに螺合するナット92が取り付けられている。
【0077】
また、外側のガイド84には螺子軸74の左螺子74Lに螺合するナット94が、外側のガイド86には螺子軸74の右螺子74Rに螺合するナット96が取り付けられている。
【0078】
このため、螺子軸72が回転すると中心線RCL側のガイド82及びガイド88が互いに接離し、螺子軸74が回転すると外側のガイド84及びガイド86が互いに接離するようになっている。
【0079】
ガイド82、84、86、88には、それぞれ複数のローラ98が回転軸を鉛直方向に向けてフレーム長手方向に沿って取り付けられている。
【0080】
各ローラ98は、搬送されるサイドウォールゴム16の端面、または補強ゴム層20の端面に当接したときにスムーズに回転するようになっている。
【0081】
したがって、螺子軸72を回転させることでガイド82とレーム88の位置を同時に変更することができ、螺子軸74を回転させることでガイド84とレーム86の位置を同時に変更することができる。
【0082】
また、螺子軸72と螺子軸74とを回転させることでガイド82とガイド84の間隔、及びガイド86とガイド88の間隔を変更することができる。
【0083】
なお、ガイド82とガイド84の間に一方のサイドウォールゴム16、または補強ゴム層20がガイドされながら搬送され、ガイド86とガイド88の間に他方のサイドウォールゴム16、または補強ゴム層20がガイドされながら搬送される。
図1に示すように、位置修正装置70のタイヤ成形ドラム側には、押圧装置100が設けられている。
【0084】
押圧装置100は、フレーム68のタイヤ成形ドラム側に取り付けられている。
【0085】
また、位置修正装置70と押圧装置100との間には、サイドウォールゴム16、及び補強ゴム層20を検出するフォトセンサ101が設けられている。
【0086】
図3に示すように、押圧装置100は、フレーム68(図3では図示せず)に支持され搬送方向と直交する方向に延びるガイド軸102を備えている。
【0087】
ガイド軸102は、ベース108の上面に取り付けられた軸受110のガイド孔(図示せず)を貫通しており、ベース108はガイド軸102に沿ってスライド可能となっている。
【0088】
ベース108の下面には、補強ゴム層20を押圧するためのサイドウォールゴム16を押圧するための第1押圧部114と、第2押圧部116が設けられている。
【0089】
第1押圧部114は、油圧シリンダー118を備えている。
【0090】
油圧シリンダー118はロッド118Aが上下に移動するようにベース108の下面に取り付けられている。
【0091】
ロッド118Aの下端には、フレーム120が取り付けられており、このフレーム120に、スポンジ製の大径のローラ122が回転自在に支持されている。
【0092】
次に、第2押圧部116は、複数の油圧シリンダー124を備えている。
【0093】
各油圧シリンダー124はロッド124Aが上下に移動するようにベース108の下面に取り付けられている。
【0094】
ロッド124Aの下端には、フレーム126が取り付けられており、このフレーム126に、スポンジ製の小径のローラ128が回転自在に支持されている。
【0095】
図1、及び図9に示すように、部材搬送エプロンコンベア62は、ベルトコンベア64の軸64Aを中心として揺動するようにフレーム68が床面に固定された図示しないメインフレームに支持されている。
【0096】
この部材搬送エプロンコンベア62の揺動は、油圧シリンダー130によって行われる。
【0097】
図9に示すように、部材搬送エプロンコンベア62のタイヤ成形ドラム側を下げた状態では、部材搬送エプロンコンベア62の搬送面の延長線と、タイヤ成形ドラム14の外周面の接線とが略一致するようになっている。
【0098】
図1に示すように、部材搬送エプロンコンベア62の下方には、インナーライナー132をタイヤ成形ドラム14に供給するインナーライナー供給装置134、及びカーカスプライ136をタイヤ成形ドラム14に供給するカーカスプライ供給装置138が設けられている。
【0099】
図4に示すように、前述したフォトセンサ42、フォトセンサ44、フォトセンサ101、ACサーボモータ36、ACサーボモータ38、ACサーボモータ48、ACサーボモータ77、ACサーボモータ78は、制御装置140に接続されており、ACサーボモータ36、ACサーボモータ38、ACサーボモータ48、ACサーボモータ77、ACサーボモータ78の駆動は制御装置140によって制御される。
(作用)
次に、本実施形態のタイヤ成形装置10の作用を説明する。
【0100】
先ず、第1の供給装置18から送り出されたサイドウォールゴム16を第1の搬送コンベア32で搬送する。
【0101】
サイドウォールゴム16の先端がフォトセンサ42で検出されると、第1の搬送コンベア32の駆動が停止され、サイドウォールゴム16の先端が第1の搬送コンベア32の先端に位置決めされる(サイドウォールゴム16のホームポジションでの待機)。
【0102】
また、第2の供給装置22から送り出された補強ゴム層20を第2の搬送コンベア34で搬送する。
【0103】
補強ゴム層20の先端がフォトセンサ44で検出されると、第2の搬送コンベア34の駆動が停止され、補強ゴム層20の先端が第2の搬送コンベア34の先端に位置決めされる(補強ゴム層20のホームポジションでの待機)。
【0104】
なお、第1の搬送コンベア32の先端付近は、油圧シリンダ40によって持上げられた状態であり、第2の搬送コンベア34から十分に離されている。
【0105】
以上のように、サイドウォールゴム16、及び補強ゴム層20をそれぞれホームポジションに準備しておく(以上第1ステップ。図1参照。)。
【0106】
次の第2ステップでは、図5に示すように、油圧シリンダ40を駆動して第1の搬送コンベア32の先端付近を下げ、第1の搬送コンベア32、第3の搬送コンベア46、及び部材搬送エプロンコンベア62を同期させて一定時間駆動し、サイドウォールゴム16をタイヤ成形ドラム側へ定長送りする。
【0107】
第3ステップでは、ガイド82とガイド84の間隔をサイドウォールゴム16の幅よりも若干広(一方の片側+20mm、他方の片側+20mm)に設定すると共に、ガイド86とガイド88の間隔もサイドウォールゴム16の幅よりも若干広(一方の片側+20mm、他方の片側+20mm)に設定しておく。
【0108】
サイドウォールゴム16をタイヤ成形ドラム側へ一定長さ搬送した後、第3ステップへ進む。
【0109】
第4ステップでは、図6に示すように、カッタ部50でサイドウォールゴム16を切断する。これにより、所定長さのサイドウォールゴム16が得られる。
【0110】
第5ステップでは、部材搬送エプロンコンベア62を駆動して、切断されたサイドウォールゴム16をタイヤ成形ドラム側へ搬送する。
【0111】
図7に示すように、サイドウォールゴム16の先端が部材搬送エプロンコンベア62の先端に到達してフォトセンサ101でサイドウォールゴム16の先端が検出されると、部材搬送エプロンコンベア62が停止し、次の第6ステップへ進む。
【0112】
第6ステップでは、ガイド82とガイド84の間隔がサイドウォールゴム16の幅に設定されると共に、ガイド86とガイド88の間隔がサイドウォールゴム16の幅に設定される。これにより、サイドウォールゴム16の先端付近が位置決めされる。
【0113】
第7ステップでは、第1の搬送コンベア32、及び第3の搬送コンベア46を逆転させ、サイドウォールゴム16を戻す。
【0114】
図8に示すように、サイドウォールゴム16の先端がフォトセンサ42で検出されると、第1の搬送コンベア32、及び第3の搬送コンベア46の駆動が停止され、サイドウォールゴム16の先端が第1の搬送コンベア32の先端に位置決めされる(サイドウォールゴム16のホームポジションへの待機)。
【0115】
第1の搬送コンベア32、及び第3の搬送コンベア46の駆動が停止すると次に第8ステップへ進む。
【0116】
第8ステップでは、図9に示すように、油圧シリンダー130を駆動して部材搬送エプロンコンベア62の先端側を下げ、部材搬送エプロンコンベア62上の切断された2本のサイドウォールゴム16の一方をタイヤ成形ドラム14へ供給し、部材搬送エプロンコンベア62とタイヤ成形ドラム14を同期させ、切断された2本のサイドウォールゴム16の一方をタイヤ成形ドラム14の外周面の所定位置に巻き付ける。
【0117】
ここで、サイドウォールゴム16をタイヤ成形ドラム14へ巻き付ける際には、ローラ128がサイドウォールゴム16と対向するように押圧装置100のベース108を移動し、その後、押圧装置100の油圧シリンダー124を駆動してサイドウォールゴム16をローラ128でタイヤ成形ドラム14に押し付けながらタイヤ成形ドラム14を回転させる。
【0118】
なお、切断されたサイドウォールゴム16は、位置修正装置70を通過する際に位置修正が行われるので、タイヤ成形ドラム14の軸方向の所定位置に巻き付けることができる。
【0119】
また、部材搬送エプロンコンベア62の先端がタイヤ成形ドラム14に接近するので、サイドウォールゴム16を適性にタイヤ成形ドラム14へ供給することができる。即ち、本実施形態では、従来技術の問題点であった、サイドウォールゴムの擦れや、後端の落下等が生じない。
【0120】
そして、サイドウォールゴム16を巻き付け後、サイドウォールゴム16の先端と後端とのジョイントを行う。ジョイント後は、ローラ128を元の位置に戻す。
【0121】
その後、同様にして他方のサイドウォールゴム16を巻き付けジョイントを行う(図10参照)。
【0122】
第9ステップでは、図11に示すように、部材搬送エプロンコンベア62を上昇させる。
【0123】
第10ステップでは、サイドウォールゴム16の上にインナーライナー132を巻きつけ(図11、12参照)、インナーライナー132の先端と後端とのジョイントを行う。
【0124】
第11ステップでは、図13に示すように、第1の搬送コンベア32の先端付近を、油圧シリンダ40によって持上げる。
【0125】
第12ステップでは、第2の搬送コンベア34、第3の搬送コンベア46、及び部材搬送エプロンコンベア62を同期させて一定時間駆動し、補強ゴム層20をタイヤ成形ドラム側へ定長送りし、図14に示すように、補強ゴム層20の先端を赤外線ヒータ60の直下に位置決めして補強ゴム層20の先端付近を赤外線ヒータ60で一定時間加熱する。
【0126】
補強ゴム層20の先端付近を一定時間加熱した後、第13ステップへ進む。
【0127】
第13ステップでは、第2の搬送コンベア34、第3の搬送コンベア46、及び部材搬送エプロンコンベア62を同期させて一定時間駆動し、補強ゴム層20をさらにタイヤ成形ドラム側へ定長送りする。
【0128】
第13ステップでは、ガイド82とガイド84の間隔を補強ゴム層20の幅よりも若干広(一方の片側+20mm、他方の片側+20mm)に設定すると共に、ガイド86とガイド88の間隔も補強ゴム層20の幅よりも若干広(一方の片側+20mm、他方の片側+20mm)に設定しておく。
【0129】
補強ゴム層20をタイヤ成形ドラム側へ一定長さ搬送した後、第14ステップへ進む。
【0130】
第14ステップでは、図15に示すように、カッタ部50で補強ゴム層20をを切断する。これにより、所定長さの補強ゴム層20が得られる。
【0131】
第15ステップでは、部材搬送エプロンコンベア62を駆動して、切断された補強ゴム層20をタイヤ成形ドラム側へ搬送する。
【0132】
図16に示すように、補強ゴム層20の先端が部材搬送エプロンコンベア62の先端に到達してフォトセンサ101で補強ゴム層20の先端が検出されると、部材搬送エプロンコンベア62が停止し、次の第16ステップへ進む。
【0133】
第16ステップでは、ガイド82とガイド84の間隔が補強ゴム層20の幅に設定されると共に、ガイド86とガイド88の間隔が補強ゴム層20の幅に設定される。これにより、補強ゴム層20の先端付近が位置決めされる。
【0134】
第17ステップでは、第2の搬送コンベア34、及び第3の搬送コンベア46を逆転させ、補強ゴム層20を戻す。
【0135】
図17に示すように、補強ゴム層20の先端がフォトセンサ42で検出されると、第2の搬送コンベア34、及び第3の搬送コンベア46の駆動が停止され、補強ゴム層20の先端が第2の搬送コンベア34の先端に位置決めされる(補強ゴム層20のホームポジションへの待機)。
【0136】
第2の搬送コンベア34、及び第3の搬送コンベア46の駆動が停止すると次に第18ステップへ進む。
【0137】
第18ステップでは、図18に示すように、油圧シリンダー130を駆動して部材搬送エプロンコンベア62の先端側を下げ、部材搬送エプロンコンベア62上の切断された2本の補強ゴム層20の一方をタイヤ成形ドラム14へ供給し、部材搬送エプロンコンベア62とタイヤ成形ドラム14を同期させ、一方の補強ゴム層20をタイヤ成形ドラム14のインナーライナー132の外周面の所定位置に巻き付ける。
【0138】
切断された補強ゴム層20は、それぞれ位置修正装置70を通過する際に位置修正が行われるので、タイヤ成形ドラム14の軸方向の所定位置に巻き付けることができる(図19参照)。
【0139】
なお、補強ゴム層20をタイヤ成形ドラム14へ巻き付ける際には、ローラ122が補強ゴム層20と対向するように押圧装置100のベース108を移動し、その後、押圧装置100の油圧シリンダー118を駆動して補強ゴム層20をローラ122でインナーライナー132に押し付けながらタイヤ成形ドラム14を回転させる。
【0140】
本実施形態では、部材搬送エプロンコンベア62の先端がタイヤ成形ドラム14に接近するので、補強ゴム層20を適性にタイヤ成形ドラム14へ供給することができる。即ち、本実施形態では、従来技術の問題点であった、補強ゴム層20の擦れや、後端の落下等が生じない。
【0141】
そして、補強ゴム層20を巻き付け後、補強ゴム層20の先端と後端とのジョイントを行う。ジョイント後は、ローラ122を元の位置に戻す。
【0142】
なお、補強ゴム層20の先端付近は、予め赤外線ヒータ60で加熱されて粘着力が増しているので、補強ゴム層20のジョイントを確実に行うことが出来る。
【0143】
第19ステップでは、 図20に示すように、補強ゴム層20の上にカーカスプライ136を巻きつけ、カーカスプライ136の先端と後端とのジョイントを行う。
【0144】
以上のステップを踏むことにより、ランフラットタイヤのタイヤ構成部材であるサイドウォールゴム16、補強ゴム層20、インナーライナー132、カーカスプライ136のタイヤ成形ドラム14上への貼り付けが終了する。
【0145】
その後は、従来通りにビードコア、ベルト、トレッド等の残りのタイヤ構成部材(図示せず)を取り付けることで生タイヤを完成させることができる。
【0146】
本実施形態では、第3の搬送コンベア46のタイヤ成形ドラム側にカッタ部50を設け、カッタ部50でサイドウォールゴム16、及び補強ゴム層20を切断するので、カッタの数が従来技術対比で少なくて済む。
【0147】
また、本実施形態では、サイドウォールゴム16を搬送する第1の搬送コンベア32の下方に補強ゴム層20を搬送する第2の搬送コンベア34を配置しているので、コンベアの設置スペースが最小限で済む。
【0148】
なお、本実施形態では、タイヤ構成部材供給装置12をシングル製法に用いた例を示したが、本発明はこれに限らず、2ステージ製法等の他の製法に用いることもできる。
【0149】
また、本実施形態では、カーカスプライ供給装置138が1台であったが、2台以上設けても良く、ベルト補強層等の他のタイヤ構成部材を供給する供給装置(カーカスプライ供給装置138と同様の構成)を更に追加して設けても良い。
【0150】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のタイヤ構成部材の供給装置は上記の構成としたので、カッタ等の切断手段の数を少なくでき、設置スペースを増やすことなく、タイヤ成形ドラムへタイヤ構成部材を適性に供給することができる、という優れた効果を有する。
【0151】
また、本発明のタイヤ成形装置は上記の構成としたので、品質良くタイヤ構成部材を貼り付けることができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るタイヤ成形装置の側面図である。
【図2】位置修正装置の平面図である。
【図3】押圧装置の正面図である。
【図4】電気系のブロック図である。
【図5】サイドウォール搬送途中のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図6】サイドウォール搬送途中のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図7】サイドウォール搬送途中のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図8】サイドウォール搬送途中のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図9】サイドウォール貼り付け時のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図10】サイドウォールを貼り付けたタイヤ成形ドラムの回転軸に沿った断面図である。
【図11】インナーライナー貼り付け時のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図12】インナーライナーを貼り付けたタイヤ成形ドラムの回転軸に沿った断面図である。
【図13】補強ゴム層搬送直前のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図14】補強ゴム層搬送途中のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図15】補強ゴム層搬送途中のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図16】補強ゴム層搬送途中のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図17】補強ゴム層搬送途中のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図18】補強ゴム層貼り付け時のタイヤ成形装置の要部の側面図である。
【図19】補強ゴム部材を貼り付けたタイヤ成形ドラムの断面図である。
【図20】カーカスプライ貼り付けたタイヤ成形ドラムの断面図である。
【図21】ランフラットタイヤの一例を示す断面図である。
【図22】従来のタイヤ構成部材搬送装置の要部の側面図である。
【符号の説明】
10  タイヤ成形装置
12  タイヤ構成部材供給装置
14  タイヤ成形ドラム
16  サイドウォールゴム(第1のタイヤ構成部材)
18  第1の供給装置(第1の供給手段)
20  補強ゴム層(第2のタイヤ構成部材)
22  第2の供給装置(第2の供給手段)
32  第1の搬送コンベア(第1の搬送手段)
34  第2の搬送コンベア(第2の搬送手段)
46  第3の搬送コンベア(第3の搬送手段)
50  カッタ部(切断手段)
62  部材搬送エプロンコンベア(第3の搬送手段)
70  位置修正装置(修正装置)
132 インナーライナー(第3のタイヤ構成部材)
134 インナーライナー供給装置(第4の搬送手段)
136 カーカスプライ(第3のタイヤ構成部材)
138 カーカスプライ供給装置(第4の搬送手段)

Claims (6)

  1. タイヤ成形ドラムに生タイヤを構成するタイヤ構成部材を供給するタイヤ構成部材の供給装置であって、
    第1のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側及び反タイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段の下側に配置されると共に、部材搬送方向先端位置が前記第1の搬送手段の部材搬送方向先端と近接して配置され、第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側及び反タイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第2の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段、及び前記第2の搬送手段よりもタイヤ成形ドラム側に配置され、前記第1の搬送手段から搬送された前記第1のタイヤ構成部材、及び前記第2の搬送手段から搬送された前記第2のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側及び反タイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第3の搬送手段と、
    第3の搬送手段で搬送される前記第1のタイヤ構成部材、及び前記第2のタイヤ構成部材を切断する切断手段と、
    を有することを特徴とするタイヤ構成部材の供給装置。
  2. 前記第2の搬送手段のタイヤ成形ドラム側端部と、前記第3の搬送手段の反タイヤ成形ドラム側の端部とは、互いに水平方向に隣接しており、
    前記第1の搬送手段は、タイヤ成形ドラム側端部が上下に変位するように上下に揺動可能とされ、かつ前記第3の搬送手段の反タイヤ成形ドラム側の端部付近上方に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ構成部材の供給装置。
  3. 2つの前記第1のタイヤ構成部材を並行して前記第1の搬送手段へ供給する第1の供給手段と、
    2つの前記第2のタイヤ構成部材を並行して前記第2の搬送手段へ供給する第2の供給手段と、
    前記第1のタイヤ構成部材、及び前記第2のタイヤ構成部材の成形ドラム軸方向の位置を修正する修正装置と、
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ構成部材の供給装置。
  4. 第3のタイヤ構成部材をタイヤ成形ドラム側へ搬送可能な第4の搬送手段を、前記第3の搬送手段の下側に配置した、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のタイヤ構成部材の供給装置。
  5. 前記第3の搬送手段は、タイヤ成形ドラム側端部が上下に変位するように上下に揺動可能とされている、ことを特徴とする請求項4に記載のタイヤ構成部材の供給装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のタイヤ構成部材の供給装置と、
    少なくとも前記タイヤ構成部材の供給装置から供給された第1のタイヤ構成部材、及び第2のタイヤ構成部材を巻き付けるためのタイヤ成形ドラムと、
    を有することを特徴とするタイヤ成形装置。
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