JP2004113107A - コンバイン - Google Patents

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Kozo Kitayama
北山 浩三
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Abstract

【課題】運転操作台に乗降する乗降用ステップの作物に対する悪影響や障害物との接触事故など防止した良好な設置を可能とさせる。
【解決手段】運転操作台143に乗降する乗降用ステップ144を設けたコンバインにおいて、機体外側及び内側にステップ144を自動で張出及び収納するステップ制御機構156を設けると共に、運転開始部材164にステップ制御機構156を連動させる。
【選択図】   図28

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は刈取部で連続的に穀稈を刈取った穀稈を脱穀部で脱穀して穀粒を取出すコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、運転操作台に乗降する乗降用ステップは固定構造が一般的で、機体外側及び内側にステップを張出及び収納自在に設けた構造においては構造が複雑となるばかりでなく、張出及び収納操作もステップ近傍のみで可能で運転席位置からは容易に行えないなどの不便さがあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
したがって本発明は、運転操作台に乗降する乗降用ステップを設けたコンバインにおいて、機体外側及び内側にステップを自動で張出及び収納するステップ制御機構を設けると共に、運転開始部材にステップ制御機構を連動させたことによって、例えばキースイッチのオン時にはステップを自動的に収納し、オフ時にはステップを自動的に張出して、ステップの自動による確実な収納及び張出しを可能とさせて、ステップ張出しによる作業中の穀稈に対する扱きなどの悪影響や障害物との接触事故などを防止して、刈取性能を安定維持させるものである。
【0004】
また、運転開始部材とステップ制御機構の連動の入切を行う制御切換部材を設けたことによって、例えばキースイッチのオフ時にステップを自動的に張出して建物や他機械などに不測に接触させる不都合を解消可能とさせて、ステップなど機体の耐久性向上を図るものである。
【0005】
さらに、運転操作部中央の液晶パネルに制御切換部材を設けて、液晶パネル上の制御切換部材のタッチ操作で容易にキースイッチに連動したステップの張出しや単独の張出しを可能とさせて、ステップの有効使用を図るものである。
【0006】
また、乗降用ステップに下端側を連結させて張出及び収納位置に操作するロッド部材を設けると共に、ロッド部材の上端側を運転席近傍に臨ませて、ロッド部材を用いた簡単な手段で運転席位置よりステップの容易な張出及び収納を行って、運転操作台に対する作業者の乗降を容易とさせると共に、圃場穀稈に対するステップの悪影響を防止するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体の斜視図、図2は同右側面図、図3は同平面図であり、図中1は左右一対の走行クローラ2を装設する左右一対のトラックフレーム、3は前記の左右トラックフレーム1に架設する機台、4はフィードチェン5を左側に張架し扱胴6及び処理胴を内蔵している脱穀機である脱穀部、7は引起機構8及び刈刃9及び穀稈搬送機構10などを備える刈取部、11は刈取フレーム12を介して刈取部7を昇降させる油圧昇降シリンダ、13は排藁チェン14終端を臨ませる排藁処理部、15は脱穀部4からの穀粒を揚穀筒を介して搬入する穀物タンク、16・17は前記タンク15の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、18は運転操作ハンドル19及び運転席20を備える運転キャビン、21は運転キャビン18下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0008】
図4、図5に示す如く、機台3前側で左右の走行クローラ2の間にミッションケース22を配設させ、ミッションケース22とエンジン21を略直列に前後に設け、ミッションケース22を介して走行クローラ2にエンジン21の駆動力を伝えると共に、脱穀部4前側の機台3上面に左右の支持台23・24を立設させ、支持台23・24に刈取フレーム12を介して刈取部7を昇降自在及び横移動可能に設ける。また、支持台23・24後側の機台3上面にカウンタケース25を設け、脱穀部4及び刈取部7にカウンタケース25を介してエンジン21の駆動力を伝える。
【0009】
また、ミッションケース22側方の機台3にキャビン前フレーム26を立設させ、キャビン18のステップフレーム27前部を前フレーム26上部に回動支点軸28を介して設け、支点軸28回りにキャビン18を前方に回動自在に支持させると共に、右の支持台24に左のキャビン後フレーム29を立設させ、機台3に立設させる右のキャビン後フレーム30との間の機台3上面にエンジン21を設け、エンジン21をエンジンルームカバー31で覆う。また、前記カバー31の上方で左右の後フレーム29・30上部をキャビン横フレーム32によって連結させ、キャビン横フレーム32にフックレバー33を設け、キャビン18のステップフレーム27後部を横フレーム32に上載させてフックレバー33により係脱自在に固定させると共に、右の支持台24と前フレーム26の間に水平連結フレーム34を固定させ、水平連結フレーム34中間と横フレーム32中間に傾斜連結フレーム35を固定させ、連結フレーム34・35によってフレーム剛性を確保する。また、左の後フレーム29にオーガ支柱36を連結させてオーガレスト37を設け、昇降及び旋回自在に設ける排出オーガ17をオーガレスト37の本機収納位置に支持させる。
【0010】
図6乃至図9に示す如く、前記ミッションケース22の車軸ケース38にファイナル受け39などを介し連結させる走行側シャーシ40に左右トラックフレーム1を昇降自在に支持するスイングアームの前後支点ボス41を有すると共に、機台3を構成する車体フレーム42に前ステー43及び後枢着部材44などを介しシャーシ40を連結固定させる。
【0011】
前記車体フレーム42は前後方向の左右外側縦フレーム45・46と中間の左右縦フレーム47・48と、左右方向の前後外側横フレーム49・50と中間の横フレーム51・52とで格子状に形成し、前及び中間の横フレーム49・51間の左側に前記支持台23・24を、また右側に前後縦方向の左右エンジンベースフレーム53・54を配設させ、前記横フレーム50より後方で縦フレーム46・48間の横フレーム55に穀物タンク15を回動支持する支点部材56と縦排出オーガ16を支持するオーガフレーム57を配設させると共に、前記横フレーム51・52間で縦フレーム46・48間に穀物タンク15の回動ローラを案内するローラ案内板58を、また縦フレーム47・48間に脱穀部4の前側組付用フレーム59を配設させている。
【0012】
また、右側支持台24は中間の左右縦フレーム47・48間で横フレーム49・51間に下側部を固定させ、左外側縦フレーム45と支持台24間に横方向の台フレーム60を連結させ、横フレーム49と台下部フレーム60に左側支持台23の下側部を固定させ、左右支持台23・24の上側間を台上部フレーム61で連結させ、左支持台23の上面に刈取部7の回動支点部62を配置させている。
【0013】
さらに図10にも示す如く、左右縦フレーム47・48間で右支持台24の右側及び縦フレーム46・48間における横フレーム49・51上面間に左右ベースフレーム53・54を連結固定させ、エンジン21下側の前後左右側面にボルト63止め固定する4つのブラケット64・65・66・67とベースフレーム53・54との間の各1組の上下防振ゴム受け68・69・70・71間に締結ボルト72を介して防振ゴム73を介設させて、エンジン21駆動時に起生する上下・前後・左右振動などを防振ゴム73で吸収緩和させて、左右ベースフレーム53・54上にエンジン21を良好に搭載するように構成している。
【0014】
前記エンジン21はエンジンヘッドの長手方向を前後方向とさせた縦向きに左右ベースフレーム53・54上に配置させたもので、エンジン21底部を形成するオイルパン74の左右巾より左右ベースフレーム53・54の間隔L1を大に形成すると共に、オイルパン74の前後巾より横フレーム49・51の間隔L2を大に形成して、横フレーム49・51間にオイルパン74を臨ませる状態までエンジン21位置を下げ、且つベースフレーム53・54によってエンジン21の支持強度を充分に確保するように構成している。
【0015】
図13乃至図15に示す如く、左右前フレーム26上部間の横フレーム台75に支点軸28の軸受76を固設し、フレーム台75左端に固設するフレーム受け77と右支持台24前側上部に固設するフレーム受け78間をブリッジフレームである連結フレーム34で連結すると共に、連結フレーム34の中間にミッションケース22の上部をブラケット79を介し取外し自在に連結させている。
【0016】
また、前記縦フレーム46の左側に略平行に横フレーム49より前方に突出させる支持台フレーム80前側のブラケット81を固定させ、ブラケット81にボルト止め固定するダンパ台82とステップフレーム27のダンパ取付板83間にキャビン回動用アシストダンパ84を上下枢支軸85・86を介し上部傾斜状に介設させ、ダンパ84の下枢支軸86をキャビン回動支点軸28に近接させて、ダンパ84の作用長さを小とさせてダンパ84を小型化するように構成している。
【0017】
さらに図16、図17にも示す如く、右支持台24上面のベース板87にベース枠88を介し前記キャビン後フレーム29を立設させ、上下の取付枠89・90を介し後フレーム29に前記オーガ支柱36と横フレーム32とを連結させている。
【0018】
前記キャビン18のステップフレーム27前側の軸受板91を支点軸28を介し横フレーム台75の軸受76に前後回動自在に支持させると共に、ステップフレーム27後側の左右2本の係止軸92を横フレーム32に固設する左右取付台93の係止台94に係止させるもので、ステップフレーム27のホルダ96の防振ゴム97に係止軸92を貫通支持させ、係止台94の係止溝94aに係止させるとき係止軸92の両端に係合させるフック98を設け、フック98を固定するフック軸99を係止台94に回転自在に支持させ、フック軸99とフック軸99の右端に折曲形成するレバー部100によってフックレバー33を形成し、フックレバー33の操作によって係止軸92とフック98との係合及び係合解除を行い、係合解除時には支点軸28回りにキャビン18を前方に回動させエンジン21上方を解放するなどしてメンテナンス作業を行うように構成している。
【0019】
また、右取付台93と連結フレーム34上面の係止板101との間を前記連結フレーム35によって傾斜連結してキャビン後フレーム29の補強を行うと共に、前記アシストダンパ84を連結フレーム35の傾斜に沿う状態に配設させて、連結フレーム35に作用するステップフレーム27からの衝撃力などをダンパ84で有効に軽減させるように構成している。
【0020】
さらに、前記横フレーム32後面後方に突設させるフレーム取付台102とオーガ支柱36後面とを連結フレーム103で傾斜連結させてオーガ支柱36の補強を行うように構成している。
【0021】
また、前記取付枠89後方に側面視コ形状のヒッチ部材104を突設させ、側面視コ形状の継手部材105を対向状にヒッチ部材104内側に嵌合させてボルト106止め固定させ、脱穀部4右側で前箇前方に突出させる脱穀連結フレーム107前端の側面視コ形状の固定板108の前部平坦面と継手部材105の後部平坦面とを接合させボルト106止め固定させて、後フレーム29を本体側上部に連結してキャビン18の支持強度や本体の剛性向上を図るように構成している。
【0022】
図18乃至図20に示す如く、前記取付枠89は平面視門形に形成し、キャビン後フレーム29の上端に取付枠89の開口側面89aを固定させ、後フレーム29の後側面と取付枠89の内側面で形成される支柱嵌合穴109にオーガ支柱36の下端を差し込み、取付枠89とオーガ支柱36のピン孔110aに差し込みピン110挿入してオーガ支柱36を取付枠89に固定させて、排出オーガ17をオーガレスト37に収納させた状態で穀物タンク15の縦排出オーガ16を中心とした軽量で容易な回動を行うように構成している。
【0023】
また図21乃至図23に示す如く、エンジン21を内設させる密閉構造のエンジンルームカバー31の上面にエンジン21給気用のエアクリーナ111を固定させ、キャビン18の後面に給気管112を固定させ、給気管112の上側にプリクリーナ113を固定させると共に、エアクリーナ111の給気口114に受口(エアクリーナホース)115を固定させ、蛇腹型の伸縮自在な連結管116を給気管112の下側にホースバンド117を介して固定させ、連結管116下側の輪形ジョイント部118を受口115に接離自在に弾圧させて接合させ、キャビン18のオープン回動時エアクリーナ111をカバー31側に残した状態で給気管121とプリクリーナ113と一体にキャビン18を回動させるもので、連結管116は上側を前方に傾けた傾斜姿勢に配置させ、キャビン18の回動時には受口115に略垂直にジョイント部118を接離させると共に、キャビン18の通常時(閉回動)には連結管116の蛇腹を圧縮させた状態で受口115にジョイント部118を圧接させて防振構造のキャビン18が移動しても気密性を保つように構成している。
【0024】
さらに、前記ホースバンド117で連結管116を固定する給気管112の内周側に鉄パイプ119を挿入させて強度を保持すると共に、鉄パイプ119の下端側をジョイント部118とラップさせて、ジョイント部118が受口115に圧接するときのガイドとさせるように構成している。
【0025】
図14、図15、図21、図22に示す如く、キャビン18内を冷却する空調装置のコンプレッサ120をコンプレッサ台121を介しミッションケース22上面に設置し、ミッションケース22の右外側に突出させる出力軸122とコンプレッサ120右外側の駆動軸123とをベルト124で連動連結させてコンプレッサ120の駆動を行い、コンプレッサ120からの高温高圧ガス(冷媒)を供給するコンデンサ125と、コンデンサ125を冷却するクーリングファン126と、液体状の冷媒を貯蔵するレシーバー127とをキャビン18の後側に配設させると共に、キャビン18内の空気と熱交換するエバポレーター128をキャビン18の天井部129に配設して、キャビン18内部の冷却を行うように構成している。
【0026】
図24乃至図27に示す如く、前記運転席20前側で運転キャビン18の下前側壁を構成する前側板130に左右の弾性膝当て板131を固設させるもので、ステアリングコラム132を挾むように前側板130の上端内側面に左右の膝当て板131を載置させて、ステアリングコラム132と前側板130との隙間を小さくして運転席20全体に対する作業者の占める居住空間を確保するように構成している。
【0027】
また、運転席20の左右両側にも左右の弾性膝当て板133を配設させるもので、左サイドコラム134の内側面135と運転キャビン18の右側板136内側に膝当て板133を取外し自在に配置させて、機体が左右方向に傾いて機体に左右方向の力が作用したときにも膝当て板133を緩衝部材とさせて、作業者に快適な運転操作を行わせるように構成している。
【0028】
さらに図27(1)、(2)に示す如く、前記膝当て板131・133は上下取付高さ調節可能に設けるもので、図27(1)に示すものは磁石137或いはマジックテープ(R)を介して、また図27(2)にも示すものは取付部材である前側板130,内側板135,右側板136に長孔138を形成すると共に、ボルト139及びナット140を介して膝当て板131・133を各板130・135・136に上下取付高さ調節自在に取付けたものであり、左右或いは前後方向に調節可能とさせても良い。
【0029】
なお、図中141はステアリングコラム132の左右側面下側に上下方向に折畳み自在に設ける左右のフットレストである。
【0030】
図7、図9、図15、図28乃至図29に示す如く、運転キャビン18の右側入口142の下方にキャビン台143の乗降用ステップ144を配設するもので、機台3の右前フレーム26と後フレーム11後方の立設フレーム145間に上部ステップ146を、右外側縦フレーム46に下部ステップ147を上下2段に配設させている。
【0031】
前記上部及び下部ステップ146・147は平面視門形に形成し、ステップ146・147の中間板部146a・147aと後板部146b・147bの上面を凹凸状の足踏み面148に形成して、前記フレーム26・145右側面に固設するステップ取付板149に枢支軸150を介し上部ステップ146の開放基端側を上下揺動自在に取付けると共に、前記縦フレーム46右側面に固設する前後ステップ取付板151に枢支軸150を介し下部ステップ147の開放基端に固設する前後枢着板152を上下揺動自在に取付け、上部ステップ146の前側面と前枢着板152間をロッド153で連結させて、上部及び下部ステップ146・147を連動して上下揺動させるように構成している。
【0032】
また、前記上部フレーム146と一体の枢支軸150に揺動アーム154の基端を固設させ、前記フレーム台75にシリンダ受け155を介し支持する電動シリンダ形ステップシリンダ156或いは電動操作式油圧シリンダのピストンロッド157先端と揺動アーム154先端とを軸158を介して連結させて、ステップシリンダ156の伸縮動作でもって枢支軸150を中心として上部及び下部ステップ146・147を下動及び上動させ乗降用ステップ144の張出及び収納を行うように構成している。
【0033】
さらに、前記取付板149・151は先端下側を略直交状に折曲げてステップ受部149a・151aに形成して、上部及び下部ステップ146・147の下動時(張出時)に受部149a・151aにステップ146及び枢着板152の基端下面を当接させて、乗降用ステップ144を張出位置に保持すると共に、下部枢着板151の上側を略直交状に折曲げてステップ146・147上動時(収納時)の規制部151bに形成して、乗降用ステップ144を収納位置に保持するように構成している。
【0034】
また図2、図30に示す如く、前記乗降用ステップ144を単独で張出位置及び収納位置に操作するステップ張出及びステップ収納操作スイッチ159・160を運転キャビン18の入口142近傍に配設させ、乗降用ステップ144の張出位置を検出するステップ張出位置センサ161を取付板149に設けると共に、乗降用ステップ144の自動張出制御の入切を行う自動張出制御切換スイッチ162を運転席20前方の運転操作部163に配置させるステアリングコラム132上部の計器パネル164の液晶画面上に設け、エンジン21のキースイッチ165と各スイッチ159・160・162と位置センサ161をコントローラ166に入力接続させると共に、ステップ張出及び収納回路167・168を介してコントローラ166をステップシリンダ156に出力接続させて、手動或いは自動による乗降用ステップ144の張出及び収納制御を行うように構成している。
【0035】
本実施例は上記の如く構成するものにして、コンバイン作業開始時のキャビン台143に搭乗前にあっては、前記張出操作スイッチ159のオン操作でステップ144を張出し、キースイッチ165をオンとさせて機体の運転を開始するときステップ144を自動収納し、作業終了後キースイッチ165をオフとさせるときステップ144を自動張出してキャビン台143より下乗するもので、前記制御スイッチ162の切時にあってはキースイッチ165がオフとなってもステップ144の自動張出しは行わず、張出操作スイッチ159のオン操作で任意にステップ144の張出しを行うと共に、収納操作スイッチ160のオン操作で任意にステップ144の収納を行う。
【0036】
上記からも明らかなように、運転操作台であるキャビン台143に乗降する乗降用ステップ144を設けたコンバインにおいて、機体外側及び内側に乗降用ステップ144を自動で張出及び収納するステップ制御機構であるステップシリンダ156を設けると共に、運転開始部材であるキースイッチ165にステップシリンダ156を連動連結させたことによって、例えばキースイッチ165のオン時にはステップ144を自動的に収納し、オフ時にはステップ144を自動的に張出して、ステップ144の自動による確実な収納及び張出しを可能とさせて、ステップ144張出しによる作業中の穀稈に対する扱きなどの悪影響や障害物との接触事故などを防止して、刈取性能を安定維持させることができる。
【0037】
また、キースイッチ165とステップシリンダ156の連動の入切を行う制御切換部材である制御スイッチ162を設けたことによって、例えばキースイッチ165のオフ時にステップ144を自動的に張出して建物や他機械などに不測に接触させる不都合を解消可能とさせて、ステップ144など機体の耐久性向上を図ることができる。
【0038】
さらに、運転操作部163中央の液晶パネルである計器パネル164に制御スイッチ162を設けたことによって、パネル164上の制御スイッチ162のタッチ操作で容易にキースイッチ165に連動したステップ144の張出しや単独の張出しを可能とさせて、ステップ144の有効使用を図ることができる。
【0039】
図32乃至図34に示すものは、前記の乗降用ステップ144を手動操作で行う構成を示したもので、上部ステップ146の前側面に回動軸169を介し操作アーム170の基端を取付け、操作アーム170の先端に下端側を連結させるロッド部材171の上端側を、キャビン台143の大径貫通孔172に嵌合させるゴムブーツ173を介しキャビン18内に臨ませて、キャビン18内でロッド部材171先端の握り操作部174を上下操作することによって乗降用ステップ144の収納及び張出しを行うように構成している。
【0040】
また、上部ステップ146とステップ取付板149間には枢支軸150に対する支点越えバネ175を張設して、乗降用ステップ144を張出及び収納位置に確実に保持するように構成している。
【0041】
上記からも明らかなように、乗降用ステップ144に下端側を連結させて張出及び収納位置に操作するロッド部材171を設けると共に、ロッド部材171の上端側を運転キャビン18内の運転席20近傍に臨ませたことによって、ロッド部材171を用いた簡単な手段で運転席20位置より乗降用ステップ144の容易な張出及び収納を行って、キャビン台143に対する作業者の乗降を容易とさせると共に、圃場穀稈に対するステップ144の悪影響を防止することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、運転操作台143に乗降する乗降用ステップ144を設けたコンバインにおいて、機体外側及び内側にステップ144を自動で張出及び収納するステップ制御機構156を設けると共に、運転開始部材164にステップ制御機構156を連動させたものであるから、例えばキースイッチ164のオン時にはステップ144を自動的に収納し、オフ時にはステップ144を自動的に張出して、ステップ144の自動による確実な収納及び張出しを可能とさせて、ステップ144張出しによる作業中の穀稈に対する扱きなどの悪影響や障害物との接触事故などを防止して、刈取性能を安定維持させることができるものである。
【0043】
また、運転開始部材165とステップ制御機構156の連動の入切を行う制御切換部材162を設けたものであるから、例えばキースイッチ165のオフ時にステップ144を自動的に張出して建物や他機械などに不測に接触させる不都合を解消可能とさせて、ステップ144など機体の耐久性向上を図ることができるものである。
【0044】
さらに、運転操作部163中央の液晶パネル164に制御切換部材162を設けたものであるから、液晶パネル164上の制御切換部材162のタッチ操作で容易にキースイッチ165などに連動したステップ144の張出しや単独の張出しを可能とさせて、ステップ144の有効使用を図ることができるものである。
【0045】
また、乗降用ステップ144に下端側を連結させて張出及び収納位置に操作するロッド部材171を設けると共に、ロッド部材171の上端側を運転席20近傍に臨ませたものであるから、ロッド部材171を用いた簡単な手段で運転席20位置よりステップ144の容易な張出及び収納を行って、運転操作台143に対する作業者の乗降を容易とさせると共に、圃場穀稈に対するステップ144の悪影響を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体斜視図。
【図2】同側面図。
【図3】同平面図。
【図4】機体前部の側面説明図。
【図5】同正面説明図。
【図6】本体部の平面図。
【図7】本機フレームの平面図。
【図8】本機フレームの側面図。
【図9】本機フレームの正面説明図。
【図10】エンジン左側の支持説明図。
【図11】エンジン右側の支持説明図。
【図12】エンジンの平面支持説明図。
【図13】ミッションケース部の側面説明図。
【図14】連結フレーム部の側面説明図。
【図15】連結フレーム部の正面説明図。
【図16】キャビンと脱穀部との側面連結説明図。
【図17】キャビンと脱穀部との正面連結説明図。
【図18】オーガ支柱の取付側面説明図。
【図19】オーガ支柱の取付正面説明図。
【図20】オーガ支柱の取付斜視説明図。
【図21】キャビンの背面説明図。
【図22】エアクリーナ部の側面図。
【図23】エアクリーナ部の側面説明図。
【図24】運転部の正面説明図。
【図25】運転部の側面説明図。
【図26】運転部の斜視説明図。
【図27】膝当て板の上下調節説明図。
【図28】乗降用ステップの正面説明図。
【図29】乗降用ステップの側面説明図。
【図30】乗降用ステップの制御回路図。
【図31】フローチャート。
【図32】乗降用ステップのロッド部材の正面説明図。
【図33】乗降用ステップのロッド部材の側面説明図。
【図34】乗降用ステップの動作説明図。
【符号の説明】
20   運転席
143  キャビン台(運転操作台)
144  乗降用ステップ
156  ステップシリンダ(ステップ制御機構)
162  制御スイッチ(制御切換部材)
163  運転操作部
164  計器パネル(液晶パネル)
165  キースイッチ(運転開始部材)
171  ロッド部材

Claims (4)

  1. 運転操作台に乗降する乗降用ステップを設けたコンバインにおいて、機体外側及び内側にステップを自動で張出及び収納するステップ制御機構を設けると共に、運転開始部材にステップ制御機構を連動させたことを特徴とするコンバイン。
  2. 運転開始部材とステップ制御機構の連動の入切を行う制御切換部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
  3. 運転操作部中央の液晶パネルに制御切換部材を設けたことを特徴とする請求項2記載のコンバイン。
  4. 乗降用ステップに下端側を連結させて張出及び収納位置に操作するロッド部材を設けると共に、ロッド部材の上端側を運転席近傍に臨ませたことを特徴とするコンバイン。
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