JP2003040147A - 乗用管理機 - Google Patents

乗用管理機

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JP2003040147A
JP2003040147A JP2001228611A JP2001228611A JP2003040147A JP 2003040147 A JP2003040147 A JP 2003040147A JP 2001228611 A JP2001228611 A JP 2001228611A JP 2001228611 A JP2001228611 A JP 2001228611A JP 2003040147 A JP2003040147 A JP 2003040147A
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JP
Japan
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machine
frame
seat
radiator
front cover
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Application number
JP2001228611A
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English (en)
Inventor
Eiichi Tamura
栄一 田村
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントカバーの形状と、計器パネル等の配
置・構成の改善により、オペレーターの作業性の改善を
図る技術を提案する。 【解決手段】 機体前部にステップ20が形成され、該
ステップ20よりステアリングコラム21を立上げてス
テアリングホイール23を配し、ステアリングコラム2
1の下部両側方には操作ペダル38a・39aを配し、
ステップ20と座席5の間の一帯をフロントカバー42
で構成した乗用管理機において、前記フロントカバー4
2におけるステップ20と座席5の間を後上がりの傾斜
面で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体の前部または
後部に種々の作業機を取付けることで、様々な作業を可
能にする乗用管理機に関するものであって、より詳しく
は、座席の周囲に構成されるフロントカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機体の前部または後部に種々の作
業機を取付けることで、様々な作業を可能にする乗用管
理機において、オペレーターの足場となるステップより
フロントコラムを立上げ、該フロントコラムの上部には
操縦装置となるステアリングホイールを、側方のステッ
プ上には操作ペダルを配し、また、座席の左右に操作レ
バーを配する構成とすることでオペレーターの作業性の
向上を図ったものがある。前記ステップから、座席の
間、及び座席の周囲一帯は、フロントカバーにて外観が
形成され、フロントカバーの内部にミッションケース等
の内部機器が収容されている。また、前記乗用管理機に
は、計器パネル、アワメータ及び作業機の水平維持機構
を操作する作業機操作パネル等が設けられているもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたフロント
カバーとステップにおいては、オペレーターの足を置く
ところであり、広く構成しておくほうが居住性が高く、
また、操作性も向上できる。そして、前記計器パネル等
においても、視認性・操作性の観点から最も適した位置
とはなっていなかったといえる。本発明は、フロントカ
バーの形状と、計器パネル等の配置・構成の改善によ
り、オペレーターの作業性・操作性の改善を図る技術を
提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為
の手段を説明する。即ち、請求項1に記載のごとく、機
体前部にステップが形成され、該ステップよりステアリ
ングコラムを立上げてステアリングホイールを配し、ス
テアリングコラムの下部両側方には操作ペダルを配し、
ステップと座席の間の一帯をフロントカバーで構成した
乗用管理機において、前記フロントカバーにおけるステ
ップと座席の間を後上がりの傾斜面で構成したことであ
る。
【0005】また、請求項2に記載のごとく、前記フロ
ントカバーにおいて、オペレーターの足もとスペースと
なる広い範囲は、ステップ側より垂直に立ち上がって前
記傾斜面につながるように構成したことである。
【0006】また、請求項3に記載のごとく、前記傾斜
面において、座席の一側前方には、計器パネル、アワメ
ータ及び作業機操作パネルが配置されることである。
【0007】また、請求項4に記載のごとく、前記作業
機操作パネルは、回動支点を機体中心側に配する開閉カ
バーに覆われる構成としたことである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は本発明を適用する乗用管
理機の全体側面図、図2は同じく正面図、図3は同じく
平面図、図4はフロントカバーの形状の特徴を示す側面
図、図5は作業機操作パネル等の配置を示す平面図、図
6は乗用管理機の後部及び作業機昇降連結機構を示す側
面図、図7はラジエータ及びシュラウドの下部の取付構
造を示す一部側面図、図8は乗用管理機のラジエータ周
辺を示す平面図、図9はラジエータの上部の支持構造の
詳細を示す平面図、図10はシュラウドの構造を示す斜
視図、図11は作業機水平維持機構の構成を示す斜視
図、図12は同じく制御の構成を示すブロック図、図1
3は作業機昇降連結機構の後面図、図14は同じく乗用
管理機との接続の詳細を示す平面図である。
【0009】図1乃至図3に示す乗用管理機1は、本発
明の一実施例を適用したものであり、該乗用管理機1の
後方には、作業機昇降連結機構29を介して作業機を連
結することができるようになっている。
【0010】該乗用管理機1は、クローラ走行装置2の
トラックフレーム11・11間に横フレームを横設して
車体フレーム3を形成し、該車体フレーム3上におい
て、前部上方に運転部4を配置し、該運転部4の座席5
の後方に原動機部6を配置するとともに、同座席5の下
方に原動機部6と連動連設したミッション部7を配置
し、同ミッション部7と各クローラ走行装置2・2の駆
動輪8・8を連動連結している。さらに、該ミッション
部7から前方にフロントPTO軸9を突出して回転駆動
可能とする一方、該ミッション部7から後方に向けて図
示せぬ伝動軸を取り出し、リヤPTO軸10を回転駆動
可能とする構成としている。
【0011】クローラ走行装置2は、前後方向に伸延す
るトラックフレーム11と、該トラックフレーム11の
前・後端部にそれぞれ取付けた前・後従動輪12・13
と、両前・後従動輪12・13間であって、これらより
も上方位置に配置した駆動輪8と、これら駆動輪8及び
前・後従動輪12・13の間に巻回したクローラ14と
を具備している。トラックフレーム11前方には、アイ
ドラホーク30が配設され、該アイドラホーク30にク
ローラ14を緊張するためのボルト式クローラアジャス
ト32が係合されている。また、前・後従動輪12・1
3の間に機体の重心が位置するように設定されており、
該重心位置のトラックフレーム11下方にイコライザ4
0を配置し、該イコライザ40の前後に遊転輪50a・
50bを配置している。
【0012】車体フレーム3は、左右一対のトラックフ
レーム11・11間に前部横フレーム15と、後部横フ
レーム16とをそれぞれ前後方向に間隔を開けて横架し
て形成されており、前部横フレーム15より前上方に立
上げた前部支持体17と、後部横フレーム16より後上
方に立上げた後部支持体18との間に、平面視U字状に
形成した機枠フレーム19を架設している。機枠フレー
ム19の機体進行方向左側下部に燃料タンク36が、機
体右側下部にサイドフレーム37(図2)が配設されて
いる。そして、燃料タンク36とサイドフレーム37間
の後部上方に、ボンネット35を配置している。
【0013】前記機枠フレーム19は側面視「へ」字状
に構成して、前部はさらに斜め上前方に延設して左右と
前部の機枠フレーム19間にステップ20を敷設し、該
ステップ20の前部にステアリングコラム21を立設
し、該ステアリングコラム21内に上下方向に伸延する
ステアリング支軸22を挿通して、該ステアリング支軸
22の上端部にステアリングホイール23を取付ける。
【0014】そして、ステアリングホイール23の後方
位置に座席5を配置しており、該座席5の進行方向右側
方位置にミッション部7と連動連結した変速レバー24
を配置する一方、左側方位置にPTO切替操作レバー2
5を配置している。また、ステップ20上方の機体左側
部にクラッチペダル38aと連結したクラッチレバー3
8、機体右側部にブレーキペダル39aと連結したブレ
ーキレバー39が配設されている。
【0015】前記機枠フレーム19の前後中央の左右屈
曲部19a間に座席5を配置して、運転部4とし、機枠
フレーム19の後部は、斜め上方に延設してボンネット
35を枠内に配設し、該ボンネット35によって、前記
原動機部6を覆っている。原動機部6において、図3に
示すごとく、エンジン26の後方近傍位置にラジエータ
27を配置し、該ラジエータ27の直前方位置にシュラ
ウド54、そして、冷却ファン28を配置している。ま
た、図2において、ステアリングコラム21の後部から
座席5の後方までの一帯は、フロントカバー41により
外観が構成され、該フロントカバー41で前記ミッショ
ン部7等の内部機器を外部と隔離している。
【0016】以上が乗用管理機1の全体構成であって、
各部の詳細について以下に説明する。まず、フロントカ
バー41の構成について説明する。図4は、フロントカ
バー41の側面視における形状を示した図である。該フ
ロントカバー41は、側面視において、オペレーターの
足場となるステップ20の後部から、座席5の前部まで
の間を機枠フレーム19(図1)の傾斜に合わせた後上
がりの傾斜面42で構成している。このように構成する
ことで、オペレーターが乗車した状態において、オペレ
ーターのふくらはぎの部分の後方に空間43が形成さ
れ、該空間43によって、オペレーターのふくらはぎが
フロントカバー41に当あたらずに、無理のない姿勢で
クラッチペダル38aやブレーキペダル39a(図2)
を操作することができるようになる。そして、ミッショ
ン部7(図1)の上部の収納空間もできるだけ大きくす
ることができ、座席前下部の空間を有効に利用できる。
また、傾斜面42は側面視で機枠フレーム19により隠
れて意匠も向上できる。
【0017】また、フロントカバー41において、クラ
ッチペダル38a及びブレーキペダル39aの後方の一
帯は、垂直面42aで構成している。言い換えれば、オ
ペレーターの足もとスペースとなる一帯(広い範囲)、
若しくは、前記操作ペダルの後方の一帯は、ステップ2
0側より垂直に立ち上がって前記傾斜面42につながる
ように構成している。尚、広い範囲の「広い」とは、オ
ペレータが座席に座った状態で、余裕を持って、ステッ
プ上に脚を置くことを可能にする広さをいう。このよう
に構成することで、オペレーターが乗車した状態におい
て、オペレーターの踵周りの空間53が広がり、オペレ
ーターが無理のない姿勢でクラッチペダル38a及びブ
レーキペダル39a(図2)の操作を行うことができ、
また、両ペダルを操作しない場合においては、フットレ
スト(脚をのせておく場所)のスペースが確保される。
さらには、乗用管理機1が傾いた際においても、オペレ
ーターがふんばりやすいといった効果を得ることができ
る。なお、垂直面42aの両側には傾斜面42を前方へ
延設した突出部42b・42b(図3)が形成されて意
匠を向上しているが、両側の傾斜面をなくして垂直面4
2aとして、踵周りの空間53をさらに広げることも可
能である。
【0018】また、図3及び図5に示すごとく、前記傾
斜面42において、座席の一側前方には、計器パネル4
4、アワメータ45及び作業機操作パネル46が設けら
れている。ここで、各部について説明すると、計器パネ
ル44には、例えば、バッテリーの状態、冷却水温度、
燃料残量等を表示されるようになっている。また、アワ
メータ45は、エンジン駆動時間を累積したものが表示
されるものである。また、作業機操作パネル46は、図
10に示す構成の作業機水平維持機構を操作するもので
ある。ダイヤル47は作業機側傾斜検出センサー111
(図11)の感度を調節するものであり、プッシュボタ
ン48はコントローラ122(図11)に信号を送り、
作業機水平維持機構の作動の入/切を設定するものであ
り、左右調節ツマミ49は、コントローラ122により
レベリングシリンダ85のロッドを伸縮・伸長して、作
業機80の左右方向の傾斜角度を調節するものである。
【0019】本実施例では、図5に示すごとく、以上の
各パネル、メータを、座席5の右前方に一箇所にまとめ
て配置し、作業機操作パネル46は、変速レバー24の
前方に位置するような配置としている。このように、座
席5の右前方に配置することにより、オペレーターの視
認性が良好となり、さらには、誤操作や誤認を防止する
ことができる。また、一箇所にまとめて配置することよ
り、全ての表示を一度に視認することができ、ステアリ
ングコラム21をできるだけ小さく構成して前方の視界
を広げ、従来ステアリングコラム21に配置していた操
作パネル46を座席側部の空間を利用して、効率良く配
置している。さらに、作業機操作パネル46を、変速レ
バー24の前方に配置させることにより、変速レバー2
4を握った状態から、作業機操作パネル46へのアクセ
スが容易となって、作業性が良好となっている。
【0020】また、作業機操作パネル46は、回動支点
を機体中心側に配する開閉カバー52に覆われる構成と
している。該開閉カバー52は、半透明の樹脂製の板体
であって、二つの開口部31・31を設け、閉じた状態
で、前記プッシュボタン48及び左右調節ツマミ49を
操作することができるようにしている。また、前記回動
支点は、作業機操作パネル46に設けた筒状のピン孔に
回動ピンを枢設して、該回動ピンを開閉カバー52側に
挿入して構成するものである。つまり、回動支点ピンは
傾斜面42と平行に前後方向に配置している。尚、該構
成に限るものではなく、蝶番を用いた構成としてもよ
い。
【0021】以上のように回動支点を機体中心側とする
ことにより、オペレーターが、開閉カバー52を閉じる
ことを忘れ開いた状態まま降車しようとして、開閉カバ
ー52に脚を当ててしまった場合においては、開閉カバ
ー52が閉じる方向に動くので、回動支点に負担がかか
ることがなく、開閉カバー52を損傷させてしまうこと
がない。なお、これらの操作は乗車した状態で行うの
で、降りた状態で開閉カバー52の閉め忘れは殆どな
い。尚、以上の実施例においては、座席5の右前方に配
置した構成としたが、座席5の左前方に構成しても同様
の効果を奏させることができることはいうまでもない。
【0022】次に、エンジン26の冷却装置について説
明する。図3に示すごとく、冷却装置は、エンジン26
の後方の冷却ファン28、シュラウド54、及びラジエ
ータ27と並べてなるものであって、ラジエータ27を
乗用管理機1の機体最後部に位置させることにより、ラ
ジエータ27を外気に通じやすい位置に配置し、機体前
方に配置して排気や熱風がオペレーター側に流れない配
置構成としている。そして、図6に示すごとく、冷却フ
ァン28は、エンジン26のクランク軸の回転駆動を、
ファンベルト61を介して伝達することにより、回転す
るようになっており、冷却ファン28の回転により、反
エンジン方向、即ち、ラジエータ27側へ向けて冷却風
を発生させて、ラジエータ上部ホース56から供給され
る高温水が冷却されるようになっている。そして、冷却
ファン28は、側面視における後部半分を、シュラウド
54内に配置し、シュラウド54を送風ガイドとして、
冷却ファン28の回転により発生する冷却風を余すこと
なくラジエータ27に吹き付けるようにガイドする構成
としている。
【0023】以下、各構成部材の詳細について説明す
る。まず、ラジエータ27は、その下部に突設した設置
脚を、防振部材65(図6)を介装して、トラックフレ
ーム11・11及び後部横フレーム16の上方に形成し
た隔壁62(図6)に載置している。より詳しくは、図
7に示すごとく、隔壁62に設けた貫通孔62bに、防
振部材65の段付き部の下部を挿入し、防振部材65の
上部に形成した凹部65aに、ラジエータ27の下部よ
り突設した設置脚27aを挿嵌する構成とするものであ
る。ここで、防振部材65とは、合成樹脂(ゴム)を圧
縮、又は剪断方向に変形させ、その弾力をバネ作用に用
いて、衝撃及び振動を吸収させる働きをさせるものであ
る。また、図6に示すごとく、隔壁62は、機体外部と
内部を隔離する板体であって、作業機により巻き上げら
れる塵・埃等を原動機部6内に侵入させないように機能
するものであって、その形状は、トラックフレーム11
・11より立ち上がって、中途部で水平方向に屈曲させ
て水平面を形成し、該水平面にラジエータ27及びシュ
ラウド54の下部を載置する構成としている。
【0024】一方で、ラジエータ27の上部は、図8及
び図9に示すごとく、機枠フレーム19の左右後部端に
架橋した上部フレーム66に、ステー67(図9)を上
方に向けて突設し、該ステー67の側面にナット72当
接させ、ナット72側からボルト71をステー67に螺
合させ、ナット72によって、ボルト71をステー67
に左右方向調節自在に締結可能とする。そして、ボルト
71のボルトヘッド71aと、ナット72の間には、大
小二つの外径からなる円筒形状の防振部材73をボルト
71に挿通させ、防振部材73における小径部に、貫通
孔を設けた連結板70を挿嵌し、ナット72を締結して
連結板70を、防振部材73を介してステー67に取付
ける。さらに、該連結板70において、防振部材73と
反対側の端部に穿設したキリ孔を、ラジエータ27上部
に突設した支持部69の貫通孔に合わせ、キリ孔及び貫
通孔にボルト74を挿入し、支持部69における反連結
板70側からナット75を締結することにより、ラジエ
ータ27を連結板70及び防振部材73を介してステー
67に支持する(ステー67に吊設される)。尚、防振
部材73は、前記防振部材65と同様の働き(衝撃・振
動吸収)をするものである。
【0025】以上のように、ラジエータ27は、下部を
防振部材65を介して下部支持体(隔壁62)に載置さ
れるとともに、上部を防振部材73を介して上部フレー
ム66に吊設される構成となっており、防振部材65・
73によって、機体から受ける衝撃をラジエータ27に
直接伝えないようにして、ラジエータ27の損傷が防が
れる構成としている。
【0026】次に、シュラウド54について説明する。
図10に示すごとく、該シュラウド54は、半円筒のダ
クト面82aを備える下部構成体82と、半円筒のダク
ト面81aを備える上部構成体81を組み合わすこと
で、前記冷却ファン28を内包する一つの円筒ダクトを
形成し、前記上部構成体81は、下部構成体82に着脱
可能とし、前記上部構成体81は防塵網85を挿入/引
出可能とした。
【0027】以下、各構成の詳細について説明する。上
部構成体81は、天板81cと、側板81d・81dに
より、正面視略「門」形の枠体を構成し、側板81d・
81dの間で、ラジエータ27側には、複数の送風板8
1f・81f・・・を左右方向に横架する一方、エンジ
ン側は、正面視において、冷却ファン28の上半分を包
み込むダクト面81aを形成した前面板81eで構成
し、全体で一つの枠体を構成している。
【0028】また、側板81d・81dの内側面であっ
て、前後方向略中央には、ガイド83が上下方向に形成
されるとともに、天板81cの前後方向略中央の左右方
向にスリット99を形成して、該スリット99によっ
て、前記冷却ファン28とラジエータ27の間であっ
て、シュラウド54の上方より防塵網85を挿入/引出
可能としている。
【0029】そして、以上の構成の上部構成体81は、
下部構成体82に取付けられる。下部構成体82は、上
面を開口した枠体であって、より詳しくは、底板82c
と、側板82d・82dにより、正面視略「凹」形の枠
体を形成し、該枠体のエンジン側は、正面視において、
冷却ファン28の下半分を包み込むダクト面82aを形
成した前面板82eで構成する一方、ラジエータ27側
には、背板82fを冷却ファン28の最下部よりも低い
高さまで立上げている。
【0030】また、図6及び図7に示すごとく、下部構
成体82の下面に設けた設置脚34・34は、前記下部
支持体(隔壁62)に載置固定(固設)されている。よ
り詳しくは、隔壁62に設けたボルト孔62a・62a
の位置に合わせて設置脚34・34を載置し、該設置脚
34・34の内側に挿通した固定ボルト34a・34a
を、下部構成体82の内側よりボルト孔62a・62a
に締結する構成とするものである。
【0031】そして、図10に示すごとく、この下部構
成体82の上方から、上部構成体81の側板81d・8
1dの外側面を、下部構成体82の側板82d・82d
の内側面に沿わせるようにして、下部構成体82が形成
する枠体に上部構成体81を挿嵌し、チョウボルト86
・86を、側板82d・82dのキリ孔82g・82g
に挿嵌して、上部構成体81の側板81d・81dのボ
ルト孔81g・81gにねじ込むことにより、一体のシ
ュラウド54が形成される(図6)。
【0032】また、前記防塵網85は、作業機によって
巻き上げられた塵・埃等を付着させて、塵・埃等の原動
機部6内への侵入を阻止するフィルタであって、防塵網
85の上部には、ツマミ33を突設し、該ツマミ33を
掴んで、前記スリット99から防塵網85が容易に引き
出せるようになっている。そして、防塵網85により、
シュラウド54内の空間は、冷却ファン28側と、ラジ
エータ27側の二つの空間に分割される。こうして、冷
却ファン28の後方に向かって送られる冷却風は、防塵
網85の網目を通過した後に、送風板81f・81f・
・・に案内されて、ラジエータ27に吹き付けられるの
である。
【0033】このように、冷却風は、機外に向けて送風
されるようになっており(いわゆる吹き出し式)、防塵
網85のラジエータ27側面(機外側面)に塵・埃等の
付着がされ難く、付着した場合においても、冷却風によ
って吹き落とされることから、防塵網85の目詰まりが
生じ難くなるのである。即ち、防塵網85は、クリーン
な状態を長時間維持することが可能となり、冷却風をラ
ジエータ27に安定して送ることが可能となるととも
に、防塵網85のメンテナンス回数が少なくて済むので
ある。
【0034】さらに、冷却風によって、吹き落とされた
塵・埃等は、下部構成体82に落下することで、原動機
部6内に拡散してしまうことがなく、原動機部6内をク
リーンな状態に保つことができる。また、下部構成体8
2内に収容された塵・埃等は、上部構成体81を取外す
ことで、上方から容易に除去することができる。
【0035】また、ラジエータ27が防振部材65・7
3を介して支持される構成としていることから、機体か
らの衝撃を抑えることができる一方で、ラジエータ27
自体は微振動しやすいものとなっている。該微振動によ
り、シュラウド54をも振動させて、防塵網85に付着
した塵・埃等を篩い落す効果が得られ、冷却風によるク
リーニング効果をより高めたものとできるのである。
【0036】さらに、以上に述べた掃除・メンテナンス
の容易性を考慮して、図8に示すごとく、シュラウド5
4の上方には、他の機器が配置設置されない構成となっ
ており、また、エンジン26からの温水をラジエータ2
7に供給するラジエータ上部ホース56を敢えてシュラ
ウド54を迂回させるように、即ち、シュラウド54の
側方を通してから、一度ラジエータ27の後部に廻した
後に湾曲させてラジエータ27の後方からラジエータ2
7に繋げる構成としている。また、同様の理由から、リ
ザーバータンク58を機外に設置して、オーバーフロー
ホース64をラジエータ27の後方からラジエータキャ
ップ57に接続する構成としている。こうして、シュラ
ウド54の上方には、障害物がなくなり、前述した上部
構成体81の抜き出しや、防塵網85の引出の作業が容
易に行えるのである。
【0037】次に、作業機昇降連結機構29について説
明する。図1、図3、及び図6に示すごとく、乗用管理
機1の後部には作業機昇降連結機構29が構成されてお
り、該作業機昇降連結機構29に作業機80(図3)が
接続されるものである。図6に示すごとく、作業機昇降
連結機構29は、リフトアーム87・88、昇降シリン
ダ90、レベリングシリンダ85、トップリンク89、
ロアーリンク84・84等から構成されている。
【0038】前記後部横フレーム16より立設した後部
支持体18・18(図13)に、リフトシャフト91が
枢結されており、該リフトシャフト91に、リフトアー
ム87・88が固設されている。左右二つのリフトアー
ム87・88の内、右に配置されたリフトアーム87は
側面視略T字状に構成されており(図6)、上側端部に
はレベリングシリンダ85が接続され、下側端部には昇
降シリンダ90が接続されている。昇降シリンダ90の
他端は作業車の後部横フレーム16に枢結されており、
該昇降シリンダ90の伸縮により、リフトアーム87が
回動するなっている。該リフトアーム87の回動によ
り、リフトシャフト91が回動し、側面視略I字状のリ
フトアーム88が連動して回動するのである。即ち、昇
降シリンダ90の操作により、左右のリフトアーム87
・88が上下方向に回動するのである。
【0039】また、リフトアーム87に接続したレベリ
ングシリンダ85の下部略半分は、複数のキリ孔が穿設
された二枚の板体を対向してなる連結アーム85a(図
6)で構成し、該連結アーム85aの板体の間にロアー
リンク84を挟んで、キリ孔より枢支ピン等をロアーリ
ンク84の貫通孔に挿入するなどして、ロアーリンク8
4がレベリングシリンダ85に接続される一方、リフト
アーム88(図13)には、同じく下部略半分を連結ア
ーム51bしたリフトロッド51が接続され、リフトロ
ッド51にロアーリンク84を接続している。
【0040】また、左右の後部支持体18・18の内側
に架設した横中間フレーム93(図13)の後面視左右
中央には、ステー94が突設されており、該ステー94
には、トップリンク89の一端が枢結ピン94aによっ
て、回動自在に接続されている。ここで、左右の後部支
持体18・18は、下部を後部横フレーム16に固設さ
れる一方で、上部に横上フレーム97を挟装して、4つ
のフレームにて、後面視長方形の枠体を形成して、乗用
管理機1の後部の剛性を向上させている。さらに、横上
フレーム97に前記上部フレーム66を載置、固定して
いる。以上のように、後部支持体18・18は、上述し
たリフトシャフト91、横中間フレーム93、横上フレ
ーム97を一手に挟装するように構成しており、部品点
数の削減と、一体成型による高剛性フレームの形成を実
現しているのである。
【0041】また、図14に示すごとく、ロアーリンク
84・84の先端(乗用管理機1側)は、後部横フレー
ム16に上下方向に枢結されるとともに、その中途部に
は、後部横フレーム16に枢結されたターンバックル式
のチェックリンク95・95の後端(反乗用管理機1
側)が接続されている。これらの後部横フレーム16と
の接続について詳述すると、ロアーリンク84端部に構
成した連結部84aの貫通孔を、後部横フレーム16よ
り突設した二つの板体の支持部16a・16aの間に挟
装し、該支持部16a・16aの貫通孔より、枢結ピン
68aを挿入することで、ロアーリンク84が後部横フ
レーム16に対して枢結されている。また、後部横フレ
ーム16より突設した板体の支持部16bに、平面視U
字状の接続具16cを枢結ピン68bにより枢結し、該
接続具16cに、チェックリンク95の一端に輪状に構
成した接続部95aが連結される。
【0042】以上のように、トップリンク89及びロア
ーリンク84・84は、ステー94及び後部横フレーム
16に対して枢結される骨組構造となり、節点である枢
結ピン94a・68a・68bのみに荷重が作用する構
造となって、トップリンク89及びロアーリンク84・
84には、引張り又は圧縮の軸方向力のみ発生すること
になり、撓むことのない強靭なフレームを構成すること
ができる。
【0043】また、該トップリンク89の他端と、二つ
のロアーリンク84・84の後端の三点で、後面視略
「三角形」の作業機連結カプラー(ワンタッチ式作業機
着脱装置)100を枢支する構成とし(図13)、三点
の枢支点(枢支ピン100a・100b・100c(図
13))にて枢結される骨組構造となり、上述したもの
と同様の効果を、作業機側においても実現される構成と
なっている。
【0044】以上のようにして、トップリンク89及び
ロアーリンク84・84は、乗用管理機1側とカプラー
100側において、端部を枢結されて立体トラス構造を
形成し、強固なフレームが構成されるのである。
【0045】また、チェックリンク95・95において
も、一端を剛性の高い後部横フレーム16に接続される
構成としているので、ロアーリンク84・84の横方向
のブレを確実に抑制することができるのである。
【0046】さらに、図6に示すごとく、後部横フレー
ム16の前側近傍には、リヤPTO伝達ケース96が、
正面視において、左右中央となる位置に配設されてお
り、該リヤPTO伝達ケース96のリヤPTO軸10が
機体中央に位置するように配設されている。そして、リ
ヤPTO軸10にユニバーサルジョイント98が接続さ
れ、図示せぬジョイント等を接続して、作業機80への
駆動の伝達を可能としている。
【0047】以上の構成により、前記昇降シリンダ90
を伸縮することにより、トップリンク89及びロアーリ
ンク84に接続した作業機80を昇降可能とするととも
に、ロアーリンク84に接続したレベリングシリンダ8
5を伸縮することにより、作業機連結カプラー100
(図13)の高さを調整可能としているのである。
【0048】次に、車体の左右方向の傾斜角度を検出す
る車体側傾斜検出センサー、作業機の左右方向の傾斜角
度を検出する作業機側傾斜検出センサー、及び両者の制
御によりなる作業機水平維持機構について説明する。ま
ず、作業機側傾斜検出センサー111について説明する
と、図3及び図11に示すごとく、車体左側に位置する
機枠フレーム19より、ステー19b(図11)を垂設
し、該ステー19bに枢軸112を枢結し、該枢軸11
2を突設したセンサー設置台113がステー19bに回
動自在に支持構成される。そして、図11に示すごと
く、枢軸112には、前後に長いアーム115の前後中
央部より垂設したリンク114の下端が接続されてい
る。該アーム115は、その長手方向を機枠フレーム1
9と略平行に構成し、長手方向前端には、フィードバッ
クワイヤ116の一端が接続される一方で、長手方向後
端には、バランスワイヤ117の一端が接続されてい
る。
【0049】フィードバックワイヤ116の他端は、ア
ウタワイヤ118の中をつたわって、前記レベリングシ
リンダ85の下部の連結アーム85aより突設したステ
ー119に係止されている。また、バランスワイヤ11
7の他端は、引張りバネ120を介して、機枠フレーム
19に固設された係止ピン121に接続される。以上の
構成で、連結アーム85aの上下運動により、フィード
バックワイヤ116又はバランスワイヤ117がアーム
115に作用して、センサー設置台113が枢軸112
を回動中心として揺動するようになっている。
【0050】そして、センサー設置台113の上には、
作業機側傾斜検出センサー111が載置されており、セ
ンサー設置台113の揺動に応じて、作業機側傾斜検出
センサー111が揺動し、作業機の実際の傾きが検出さ
れるようになっている。
【0051】次に、車体側傾斜検出センサー130につ
いて説明すると、図3及び10に示すごとく、車体側傾
斜検出センサー130は、エンジン26の前方に設けた
設置ステー131に設置されるものであり、該車体側傾
斜検出センサー130は、平面視において、左右クロー
ラ間の略中央であって、クローラの前後方向略中央に配
置される。若しくは、平面視において左右クローラ間の
略中央であって、図1に示すイコライザ40の揺動中心
42の上方に配置される。以上の車体側傾斜検出センサ
ー130の配置は、乗用管理機1の重心となるような配
置とするものであり、車体側傾斜検出センサー130
を、乗用管理機1の左右の傾きを検出するのに最も適し
た配置とすることで、作業機の水平をより正確に維持す
ることを可能とするものである。
【0052】そして、以上の作業機側傾斜検出センサー
111及び車体側傾斜検出センサー130は、車体側に
備えたコントローラ122(図11)に接続され、検出
した信号をコントローラ122に入力するようになって
いる。
【0053】両センサの構成及び配置は以上のごとくで
あり、以下、両センサが行う制御について、図12を用
いて説明する。図12において、122は作業機側傾斜
検出センサー111に連結するコントローラ、123は
作動油を油圧シリンダ(レベリングシリンダ85)に導
くソレノイドバルブなどの駆動バルブである。また、1
30は前記車体側傾斜検出センサーである。そして、前
記作業機側傾斜検出センサー111の出力より車体側傾
斜検出センサー130の出力を差引くことにより行う演
算により作業機の水平又は設定角度を制御するものであ
る。
【0054】また、124は作業機を乗用管理機1に対
して、一定の角度で傾斜させる傾斜設定器、125は昇
降位置センサー、126は比較器、127は増巾器であ
る。ここで、前記コントローラ122は、比較器126
及び増巾器127の二つからなるものである。
【0055】以上の構成で、乗用管理機1(本機)が左
右に傾斜したときは、車体側傾斜検出センサー130が
これを検出してコントローラ122及び駆動バルブ12
3を介してレベリングシリンダ85を伸長又は伸縮させ
る。これにより、連結アーム85aが降下又は上昇して
右側のロアーリンク84を下側又は上側に回動させて作
業機を水平状態に保つのである。
【0056】また、レベリングシリンダ85が伸長した
場合(乗用管理機1が左に傾いた場合)には、連結アー
ム85aに連結するフィードバックワイヤ116が下向
きに引っ張られて、同フィードバックワイヤ116の先
端が連結されるアーム115が後端を低くする方向に回
動する。逆に、レベリングシリンダ85が伸縮した場合
(乗用管理機1が右に傾いた場合)には、バランスワイ
ヤ117が前記引張りバネ120の弾性力により引っ張
られて、アーム115が先端を低くする方向に回動す
る。このようなアーム115の回動により、センサー設
置台113が回動して作業機側傾斜検出センサー111
が作動し、作業機の実際の左右の傾きを検出(フィード
バック)するのである。そして、コントローラ122
は、この作業機側傾斜検出センサー111の値が設定値
(水平)となるように駆動バルブ123を制御するので
ある。
【0057】以上に述べた、車体側傾斜検出センサー1
30による乗用管理機1の傾きから作業機の水平状態を
制御する働きと、作業機側傾斜検出センサー111によ
る作業機の実際の傾きをフィードバックする働きの二つ
により、作業機の水平を確実に維持できる構成となって
いる。
【0058】
【発明の効果】本発明は以上のごとく構成したので、次
のような効果を奏するのである。即ち、請求項1のごと
く、機体前部にステップが形成され、該ステップよりス
テアリングコラムを立上げてステアリングホイールを配
し、ステアリングコラムの下部両側方には操作ペダルを
配し、ステップと座席の間の一帯をフロントカバーで構
成した乗用管理機において、前記フロントカバーにおけ
るステップと座席の間を後上がりの傾斜面で構成したの
で、オペレーターが乗車した状態において、オペレータ
ーのふくらはぎの部分の後方に空間が形成され、該空間
によって、オペレーターのふくらはぎがフロントカバー
に当あたらずに、無理のない姿勢でクラッチペダルやブ
レーキペダルを操作することができる。また、ミッショ
ン部の上部を収納する空間を拡大することができる。
【0059】また、請求項2に記載のごとく、前記フロ
ントカバーにおいて、オペレーターの足もとスペースと
なる広い範囲は、ステップ側より垂直に立ち上がって前
記傾斜面につながるように構成したので、オペレーター
が乗車した状態において、オペレーターの踵周りの空間
が広がり、オペレーターが無理のない姿勢でクラッチペ
ダル及びブレーキペダルの操作を行うことができ、ま
た、両ペダルを操作しない場合においては、フットレス
ト(脚をのせておく場所)のスペースが確保され、居住
性を向上できる。さらには、乗用管理機が傾いた際にお
いても、オペレーターがふんばりやすいといった効果が
得られる。
【0060】また、請求項3に記載のごとく、前記傾斜
面において、座席の一側前方には、計器パネル、アワメ
ータ及び作業機操作パネルが配置されるので、オペレー
ターの視認性が良好となり、また、誤操作や、誤認を防
止することができる。また、一箇所にまとめて配置する
ことより、全ての表示を一度に視認することができる。
さらに、作業機操作パネルを、変速レバーの前方に配置
させることにより、変速レバーを握った状態から、作業
機操作パネルへのアクセスが容易で、作業性が良好とな
る。
【0061】また、請求項4に記載のごとく、前記作業
機操作パネルは、回動支点を機体中心側に配する開閉カ
バーに覆われる構成としたので、開閉カバーを閉め忘れ
て開いた状態ままで、オペレーターが降車しようとし
て、開閉カバーに脚を当ててしまった場合には、開閉カ
バーが閉じる方向に動くので、回動支点に負担がかかる
ことがなく、開閉カバーを損傷させてしまうことがな
い。さらに、乗車することなく、機体の側方から開閉カ
バーを開いてダイヤルを操作する場合は、開閉カバーが
操作の際に邪魔になることもなく、操作を良好に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する乗用管理機の全体側面図であ
る。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】フロントカバーの形状の特徴を示す側面図であ
る。
【図5】作業機操作パネル等の配置を示す平面図であ
る。
【図6】乗用管理機の後部及び作業機昇降連結機構を示
す側面図である。
【図7】ラジエータ及びシュラウドの下部の取付構造を
示す一部側面図である。
【図8】乗用管理機のラジエータ周辺を示す平面図であ
る。
【図9】ラジエータの上部の支持構造の詳細を示す平面
図である。
【図10】シュラウドの構造を示す斜視図である。
【図11】作業機水平維持機構の構成を示す斜視図であ
る。
【図12】同じく制御の構成を示すブロック図である。
【図13】作業機昇降連結機構の後面図である。
【図14】同じく乗用管理機との接続の詳細を示す平面
図である。
【符号の説明】
5 座席 20 ステップ 23 ステアリングホイール 41 フロントカバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前部にステップが形成され、該ステ
    ップよりステアリングコラムを立上げてステアリングホ
    イールを配し、ステアリングコラムの下部両側方には操
    作ペダルを配し、ステップと座席の間の一帯をフロント
    カバーで構成した乗用管理機において、前記フロントカ
    バーにおけるステップと座席の間を後上がりの傾斜面で
    構成したことを特徴とする乗用管理機。
  2. 【請求項2】 前記フロントカバーにおいて、オペレー
    ターの足もとスペースとなる広い範囲は、ステップ側よ
    り垂直に立ち上がって前記傾斜面につながるように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の乗用管理機。
  3. 【請求項3】 前記傾斜面において、座席の一側前方に
    は、計器パネル、アワメータ及び作業機操作パネルが配
    置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の乗用管理機。
  4. 【請求項4】 前記作業機操作パネルは、回動支点を機
    体中心側に配する開閉カバーに覆われる構成としたこと
    を特徴とする請求項3に記載の乗用管理機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060909A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Kubota Corp 水田作業機
JP2015065825A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 株式会社クボタ 水田作業機
CN113860609A (zh) * 2021-09-05 2021-12-31 胡文州 一种重金属工业废水处理设备

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JP2012060909A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Kubota Corp 水田作業機
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