JP2004110176A - 宅配システム - Google Patents

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Abstract

【課題】宅配をする店舗の宅配能力を超えた場合に、注文を自動的に他の店舗に分配し、支障なく宅配できる宅配システムを提供する。
【解決手段】注文データの入力を受け、この注文データを記憶可能な受注装置と、各店舗に配置され、受注装置と通信可能な端末とを設け、受注装置にて、記憶した注文データからその宅配要求が店舗毎の宅配能力情報に基づく能力を超える店舗が存在すると判定される場合に、宅配能力を超えた店舗の注文データを他の店舗に分配する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、会員が、インターネット等の通信回線網を介したオンラインによる注文や電話やFAXによる注文を行い、商品は宅配により自宅で受け取ることができる宅配システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の宅配システムでは、店舗毎に配達エリアが決められ、会員から注文があると、会員登録されている住所を配達エリアにもつ店舗から商品の配達を行っている。
しかし、食品や安価な生活必需品に関しては店舗売りを行うスーパーマーケット等の小売店において買い入れが行われることが一般的であり、このような商品も含めてオンラインショッピングを可能とする発明が、本出願人によりなされた。本出願人による特開2002−46820公報に開示された発明では、オンライン等により受注装置が会員から注文データを受け付けると、会員マスタに設定されている当該会員に宅配する店舗を決める店舗コードを参照し、この店舗の店舗サーバに受注データを送信することで、会員の住所に最も近い店舗から宅配できるようになっている。なお、店舗コードは、店舗毎に配達エリアを予め決めておき、会員登録の際に会員マスタに設定しておくものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−46820号公報(第12頁、第11図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような宅配システムでは、注文数が多くなった場合には、配達車を増やすものであるが、配達車を1台増やすとそれに伴い配達担当者も増やすことになり人件費等の固定費も増加するため、宅配の遅れとその苦情が頻繁に発生する程でないと、配達車や配達担当者を増やすことは経営上難しい。
そのために、ある配達エリアにおける注文数がたまたま多い場合には、当該配達エリアの宅配を受け持つ店舗において宅配の遅れが発生し、会員に悪い印象を与えてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、宅配をする店舗の宅配能力を超えた場合に、注文を自動的に他の店舗に分配し、支障なく宅配できる宅配システムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の宅配システムは、店舗毎に配達エリアを設定し、会員番号、氏名、住所等の会員情報を設定する会員ファイルを設け、会員から注文があると該当する配達エリアの店舗から当該会員に商品を配達する宅配システムにおいて、注文データの入力を受け、該注文データを記憶可能な受注装置と、各店舗に配置され、前記受注装置と通信可能な端末と、を設け、前記受注装置は、店舗毎の宅配能力情報を記憶する能力記憶手段と、記憶した前記注文データからその宅配要求が前記店舗毎の宅配能力情報に基づく能力を超える店舗が存在すると判定される場合に、前記宅配能力情報に基づく能力を超えた店舗の注文データを他の店舗に分配する分配手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
また、本発明は、請求項1に記載の宅配システムにおいて、前記会員ファイルは、会員毎に優先順位のある複数の店舗コードを設定できることを特徴としている。
【0008】
また、本発明は、請求項1に記載の宅配システムにおいて、前記分配手段が、前記注文データを他の店舗に分配する際に、注文を出した会員の住所に基づいて商品の配達をする店舗を決定することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である宅配システムの概略構成を示すブロック図である。
【0010】
この図において符号1は、管理装置であり、会員からの商品の注文を受ける本部に設けられ、インターネット接続可能であって、サーバ機能を備えている。この管理装置1には、会員からの電話またはFAX、あるいは、インターネットを介して受けた宅配の注文の内容(注文データ)を入力し記憶させることができる。また、この管理装置1は、後述する店舗能力テーブル1aと、会員マスタ1bと、注文マスタ1cと、商品マスタ1dとをそれぞれ記憶する。
【0011】
また、同図において符号2は、端末であり、配達エリア毎に配置された各店舗(店舗1、店舗2、…、店舗N)に設けられる。各店舗の配達担当者は、この端末2を用いて、管理装置1に記憶された注文マスタ1cから、当該店舗に対応する注文データを、インターネットを介して読み出して、この端末2に接続されたプリンタ3で伝票出力ができるようになっている。
管理装置1と各店舗に設けられた端末2は、インターネット等の通信回線網を介して接続されている。なお、管理装置1および端末2の動作の詳細は、後述する。
【0012】
本実施の形態の宅配システムにおいて各店舗には、その配達エリアが予め定められている(図2参照)。そして、従来と基本的に同じく、会員の住所が属する配達エリアを担当する店舗から、注文を出した会員宅に宅配車により商品を宅配する。なお、各店舗で行われる宅配は、各店舗毎に一日当たり数便あり、また、各店舗は店頭販売も行っている。
また、同図において示す電話(電話機)4、FAX(FAX機)5、Webサーバ6は、会員からの注文を受けるための機器である。
【0013】
ここで、管理装置1に記憶される各データについて説明する。
上記会員マスタ1bは、図3に示すように、会員コード毎に、会員の氏名および住所と、優先順位が高い順に店舗を指定する、店コード1、店コード2、店コード3からなる、3つの宅配を行う店舗の店コードとを会員データとして設定できるものとなっている。これらのデータは、会員登録の際に設定する。また、本実施の形態では、会員の住まいを特定できればよいので、会員コードとして会員宅の住所と一対一に対応するものである電話番号を用いる。また、本実施の形態では、上記のように優先順位順に3つの店コードを設定できるものとするが、もちろんこれに限定されるものではない。
【0014】
店舗能力テーブル1aは、図4に示すように、各店舗の一便(一回の配達)にて宅配可能な最大件数(宅配能力情報)を設定するものである。
注文マスタ1cは、図5に示すように、店舗毎に設定され、かつ、便毎に設定される。本部にて注文受付時に入力された会員データの最も優先順位の高い店コード1に設定されている店コードに対応するテーブルに注文データが記憶される。この注文データは、会員コード、商品コード、数量、宅配済フラグ(0は未宅配、1は宅配済みを意味する。)等からなっている。
商品マスタ1dは、図6に示すように、商品コードをキーとして、品名、単価等の商品データが設定される。
【0015】
なお、管理装置1において店舗能力テーブル1aと、会員マスタ1bと、注文マスタ1cと、商品マスタ1d等の各データを記憶する手段は、ハードディスク、光磁気ディスク等の不揮発性の記録装置により構成されている。
また、上記管理装置1および端末2は、メモリおよびCPU(中央処理装置)等により構成される処理手段にて、それぞれの機能を実現するためのプログラム(図示せず)をそのメモリにロードして実行することによりその機能が実現されるものとする。
【0016】
また、管理装置1および端末2には、それぞれ周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも図示せず)が接続されるものとする。ここで、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。表示装置とはCRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。
また、管理装置1および端末2は、インターネット等の通信回線網に接続可能とする入出力インターフェースを備えるものとする。
具体的には、管理装置1としてサーバ・コンピュータを用い、端末2として、インターネット接続可能なパーソナル・コンピュータを用いて実現することができる。
【0017】
次に、このように構成された本実施形態における管理装置1の動作について、図7に示すフローチャートを参照し説明する。
【0018】
はじめに、電源ONで本管理装置1が起動すると、便データ(各便を識別するためのデータ)を記憶するレジスタ(便データレジスタ)に「1」を設定する(ステップS101)。
次に、受注を受けたか否か判断する。この判断は、例えば、受注担当者が本管理装置1に対し注文データを入力するための注文入力画面を選択して表示させたか否かで判断する(ステップS102)。ここで、管理装置1は、例えば、GUI(Graphical User Interface)によるメニュー画面から注文入力画面等を選択表示できるものとする。なお、ここでの判断は、実際に注文データが入力されたか否かにより行ってもよい。この判断で、Yesと判定されるとステップS103に移り、Noと判定されるとステップS106に移る。
【0019】
ステップS103では、受注した会員の会員コードの入力を受ける。ここでは、受注担当者がキー入力によりこの会員コードを入力する。
次に、入力された会員コードに対応する会員データを会員マスタ1bから読み出す(ステップS104)。
さらに、受注担当者が、注文入力画面にて注文された商品を指定し、数量を入力することで、会員データの店コード1に記憶された店舗で、かつ、便データレジスタが示す「1」の便に対応する注文マスタ1cのデータ設定領域に、入力された商品コードと数量を記憶する(ステップS105)。そして、ステップS102に戻る。
【0020】
次に、第1便に対する注文の〆切時間か否か判断する(ステップS106)。ここで、Noと判定されるとステップS110に移り、Yesと判定されるとステップS107に移る。
ステップS107では、店舗能力テーブル1aの内容を読み出す。そして、この店舗能力テーブル1aの情報を基に、ステップS108にて分配処理を行う。この分配処理については、後に詳述する。
【0021】
次に、便データレジスタを+1インクリメントする(ステップS109)。そしてステップS102に戻る。先の設定で便データレジスタの内容は、「1」であったので、この処理により、この段階では、便データレジスタの内容は「2」となり、これ以降は、次の便に対する受注になる。
一方、ステップS110では、端末2からの注文データの要求が有るか否か判断する(ステップS110)。この判断で、Yesと判定されるとステップS111に移り、Noと判定されるとステップS113に移る。
【0022】
ステップS111では、端末2からの要求信号と、当該端末2が設けられた店舗の店コードと、便コードを受信すると、これに応じて当該店コードと便コードに対応する注文データを注文マスタ1cから読み出す。そして、読み出した注文データを、要求信号を出した端末2に送信し(ステップS112)、ステップS102に戻る。
一方、ステップS113では、端末2から宅配実績のデータを受信したか否か判断する。この判断で、Yesと判定されると、宅配実績のデータとして店コードと便コードと会員コードと商品コードと数量を受信するので、注文マスタ1cの該当するデータを更新し、その宅配済フラグを1に設定する(ステップS114)。そして、ステップS102に戻る。また、ステップS113の判断で、Noと判定されると、ステップS115に移る。
ステップS115では、各種設定やメンテナンス等の他の処理を行って、ステップS102に戻る。
【0023】
ここで、管理装置1が実行する分配処理(図7:ステップS108)について、図8を参照し詳述する。
【0024】
この分配処理では、はじめに、注文マスタ1c内に設定された会員からの注文データを順に区別するために用いるポインタに1を設定する(ステップS201)。
次に、注文マスタ1cの店舗毎に、便データレジスタが指す便の注文件数(注文会員数)の合計を算出し、この店舗毎の注文件数の合計値(宅配要求)を店舗能力テーブル1aの宅配能力(宅配可能な最大件数)と比較して、合計値がその宅配能力を越えている店舗があるか否か判断する(ステップS202)。この判断で、Noと判定されると、リターンし、Yesと判定されるとステップS203に移る。
【0025】
ステップS203では、ステップS202での判断に伴い検出した、注文件数が宅配能力を超越した店舗について、上記ポインタが指す注文データの会員コードにより、会員マスタ1bから該当する会員データの内、優先順位が次の店コードを読み出す。
次に、ステップS203で読み出した店コードの店舗の注文件数の合計が店舗能力より少ない、つまり余裕があるか否か判断する(ステップS204)。この判断で、Noと判定されると、ステップS205に移り、Yesと判定されると、ステップS206に移る。
【0026】
ステップS205では、会員データに、優先順位がさらに次の店コードが記憶されているか否か判断する。この判断で、Yesと判定されるとステップS203に戻り、Noと判定されるとステップS207に移る。
一方、ステップS206では、ステップS203で読み出した店コードに対応する注文マスタ1c内の店舗エリア(店舗毎に設けられたデータ設定領域)に、ステップS203での会員コードに対応する会員の注文データ、つまり、便コード、会員コード、商品コード、数量データを移動する。
【0027】
他方、ステップS207では、ステップS202での判断に伴い検出した店舗で、注文件数が能力超過を解消したか否か判断し、Yesと判定されるとステップS201に戻り、Noと判定されるとステップS208に移る。
ステップS208では、ポインタを+1インクリメントして、注文マスタ1cの当該店舗に対する次の会員の注文データについて処理できるようにし、ステップS203に戻る。
【0028】
以上のようにして、分配処理がなされる。図9にこの分配処理による、各店舗の注文件数の分配の例を示している。この例では、店1の店舗能力である最大受注可能件数が40件で、受注時に店1の受注件数が45件であった場合の例である。同図(a)に示すように、店1にて超過した5件分が、同図(b)に示すように、店2に4件と店3に1件がそれぞれ分配され、店1における超過分が解消される。
【0029】
次に、本実施の形態における端末2の動作(注文データ出力(伝票発行)の場合)について、図10に示すフローチャートを参照し説明する。
【0030】
はじめに、端末2は、店舗の配達担当者により伝票発行のための画面(GUIによる)が開かれ伝票発行のための所定の操作を受けると、注文データの要求信号と、店コードと、現在の時刻に合わせた便コードを管理装置1に送信する(ステップS301)。
次に、管理装置1から、ステップS301にて送信した要求信号と、店コードと、便コードに対する応答として返信される注文データを受信する(ステップS302)。
そして、受信した注文データを画面表示する(ステップS303)。
そして、当該宅配の便で宅配するすべての会員毎の伝票を、注文データに基づいて発行し(ステップS304)、終了する。
【0031】
次に、本実施の形態における端末2の動作(実績入力の場合)について、図11に示すフローチャートを参照し説明する。
【0032】
はじめに、便コードの入力を受けると、前述のステップS301,S302,S303と同様の処理をして、管理装置1からの注文データを受信し画面表示する(ステップS401)。ここでは、注文マスタ1cに設定されたデータの構成と同様のレイアウトで表示する。
次に、GUIにより表示画面上に表示された注文データの一覧から、宅配が終了した注文データの表示領域が、配達担当者によりクリックされたか否か判断する(ステップS402)。この判断で、Yesと判定されると、当該注文データについて宅配済とし、この宅配済みの注文データを実績情報として宅配済信号とともに管理装置1に送信する(ステップS403)。
なお、ここで、商品を宅配する途中で損傷して不足したならば、宅配した数量を入力して数量を変更して送信する。また、ステップS402における判断は、クリック操作の他、特に定められた操作に基づき行うものとする。
【0033】
次に、本発明の他の実施例を説明する。
前述した実施例では、配達能力を超過した際の分配を、会員データ内の他の店コードに基づいて行っているが、本実施例では会員の住所に基づいて、担当する配達エリア(担当エリア)の店舗の次に、会員宅から距離的に近い店舗に分配するものである。
本実施例において、管理装置1は、各店舗毎に本来の担当エリアを拡張した拡張エリアを特定する情報として、この拡張エリアに含まれる地域の町名等を記憶している。
【0034】
本実施例では、前述した図8に示すフローチャートのステップS203を「ポインタが指す注文データの会員データの会員住所に基づいて、拡張エリアがその住所を含む店舗を検出し店舗コードを読出」に変更する。
このように変更した処理フローにより、会員の住所に基づいて、担当エリアの店舗の次に会員宅から距離的に近い店舗に分配することができるようになる。これにより、本来の店舗にて対応できない場合に、距離的に近い方の店舗から配達できるので、店舗側では配達の負担の増加を抑えることができる。
また、本実施例において、拡張エリアに対し、店舗毎に近いエリア、遠いエリアというように差を付けて、同じ住所を複数の店舗で対応できるようにしておくとよい。
【0035】
なお、上記で説明した各動作フローは一例であり、上記の処理の流れに限定されるものではない。
なお、本発明は、通信回線網として、インターネットの他、専用回線やWAN(Wide Area Network)やダイアルアップによるネットワークを利用してもよい。
また、図1における管理装置1または端末2の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより管理装置1または端末2における処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0036】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0037】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0038】
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成等も含まれる。すなわち、受注装置と端末との通信方式や、各ファイルデータの構成等は実施例に限定されるものではなく、変形可能であり、例えば、店舗の宅配能力は便毎の件数に限らず、1日の宅配件数でもよいし、宅配件数は商品数や商品の量であってもよい。また、受注の際は、会員の購買履歴を参照しながら注文データを入力できるように、別途会員の購買履歴を記録しておくようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、請求項1の発明では、店舗毎の宅配能力情報を記憶する能力記憶手段と、記憶した前記注文データから前記店舗毎の宅配能力情報に基づく能力を超える店舗が存在すると判定される場合に、前記宅配能力情報に基づく能力を超えた店舗の注文データを他の店舗に分配する分配手段と、を備えるので、会員からの注文がある店舗に集中して店舗の宅配能力を超えた場合でも、注文データと店舗毎の宅配能力情報からこのような店舗を検出して、注文を他の店舗に分配でき、自動的に支障のないよいうに宅配できる。
また、請求項2の発明では、宅配すべき他の店舗は会員データ中に設定できるので、単なる距離だけではなく、交通渋滞等も考慮した最適な店舗から宅配できる。
また、請求項3の発明では、宅配すべき他の店舗は、会員住所に基づいて決定できるため、そのための記憶エリアや設定操作が不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である宅配システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】各店舗とその配達エリアの一例を示す図である。
【図3】同実施形態の会員マスタの構成例を示す図である。
【図4】同実施形態の店舗能力テーブルの構成例を示す図である。
【図5】同実施形態の注文マスタの構成例を示す図である。
【図6】同実施の形態の商品マスタの構成例を示す図である。
【図7】同実施の形態の管理装置の概略動作を説明するフローチャートである。
【図8】図5に示すフローチャートにおけるステップS108の分配処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図9】同分配処理処理による各店舗の注文件数の分配の例を示す図である。
【図10】同実施形態の端末の概略動作(注文データ出力の場合)を説明するフローチャートである。
【図11】同実施形態の端末の概略動作(実績入力の場合)を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…管理装置(受注装置の一部)
1a…店舗能力テーブル(能力記憶手段)
1b…会員マスタ
1c…注文マスタ(受注装置の一部)
1d…商品マスタ
2…端末
3…プリンタ
4…電話機
5…FAX機
6…Webサーバ

Claims (3)

  1. 店舗毎に配達エリアを設定し、会員番号、氏名、住所等の会員情報を設定する会員ファイルを設け、会員から注文があると該当する配達エリアの店舗から当該会員に商品を配達する宅配システムにおいて、
    注文データの入力を受け、該注文データを記憶可能な受注装置と、
    各店舗に配置され、前記受注装置と通信可能な端末と、を設け、
    前記受注装置は、
    店舗毎の宅配能力情報を記憶する能力記憶手段と、
    記憶した前記注文データからその宅配要求が前記店舗毎の宅配能力情報に基づく能力を超える店舗が存在すると判定される場合に、前記宅配能力情報に基づく能力を超えた店舗の注文データを他の店舗に分配する分配手段と、を備えた
    ことを特徴とする宅配システム。
  2. 前記会員ファイルは、会員毎に優先順位のある複数の店舗コードを設定できる
    ことを特徴とする請求項1に記載の宅配システム。
  3. 前記分配手段が、前記注文データを他の店舗に分配する際に、注文を出した会員の住所に基づいて商品の配達をする店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の宅配システム。
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