JP2004109337A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】原稿画像を読み取る画像読取手段7と、画像読取手段7を通過させるべく原稿を搬送する原稿搬送手段6と、前記原稿の搬送路を介して画像読取手段7と所定の距離をおいて対向配置された剛体からなるシェーディング補正板8とを有する画像読取装置1。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置、ファクシミリ、複写装置、イメージスキャナ等の画像情報処理装置に適用され、原稿の画像情報を光学的に読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像情報処理装置に用いられる画像読取装置としては、原稿を固定し読取素子あるいは光学系等の画像読取手段を移動させて画像を読み取る原稿固定読取方式と、画像読取手段を固定し原稿をローラ等の搬送手段で搬送して画像を読み取る原稿搬送読取方式とがある。これらの読取方式において、読取素子としては、原稿固定読取方式では主に電荷結合素子(CCD)が用いられ、原稿搬送読取方式では主に密着イメージセンサ(CIS)が用いられている。最近では、画像情報処理装置における低価格化が進んでおり、コストの高いCCDを用いる原稿固定読取方式よりもコストの安いCISを用いる原稿搬送読取方式の需要が増えつつある。原稿搬送読取方式では、シェーディング補正を行うために白色ゴムローラ(シェーディング補正ローラ)を用いる方式と、「特許文献1」に記載されたように金属板に白色塗装を施すか白色樹脂を貼り付けた圧板(シェーディング補正板)を用いる方式とが一般的に採用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−308520号公報 (第2−3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
原稿搬送読取方式のうち、白色ゴムローラを用いる方式では、画像読取手段が有するコンタクトガラスに対して白色ゴムローラが原稿を介して接触し、白色ゴムローラの回転によって原稿を搬送するため、原稿の搬送性には全く問題がない。しかし白色ゴムローラは価格が高く、上述の低価格化に逆行するという問題点がある。また、白色ゴムローラは読取装置内部に駆動系を介して配置されているため、汚れが付着した際にその清掃が困難であると共に、画像読取手段のコンタクトガラスに対する接触圧の調整を使用する用紙の厚みによって調整する必要があるため、扱いにくいといった問題点もある。
【0005】
これに対して圧板を用いる方式では、コスト、清掃のし易さ、及び扱い易さといった面では何の問題もないが、原稿に対する搬送力を有していない。従って圧板を用いる方式では、原稿に対する搬送力は圧板の原稿搬送方向上流側に配置された原稿搬送手段に委ねられるため、圧板は原稿の搬送を妨げないように画像読取手段のコンタクトガラスに対して一定のクリアランスを保った状態で配置される必要がある。
【0006】
一方、読取素子は低価格化が進むに連れて画像を捉えることが可能な距離である被写界深度(コンタクトガラスから原稿面までの距離)が浅くなる(例えば0.3mm以下)ため、原稿がコンタクトガラス面から浮いてしまうとぼやけた状態で画像が読み取られてしまう。従来用いられている読取素子は比較的高価であり、ぞの被写界深度が0.8mm以下程度であるため、表面が平滑ではない圧板(例えば平面度0.4mm以下)に白色塗装を施しあるいは白色樹脂を貼り付けてシェーディング補正板を構成しても問題はないが、この圧板と被写界深度0.3mm以下の低価格読取素子とを組み合わせて使用すると、圧板の平面度が低いために両者間のクリアランスがなくなって原稿が通過できなくなりジャムが発生するといった問題点や、逆にクリアランスが大きくなりすぎて原稿が浮いてしまい画像ぼけが発生するといった問題点が発生する。これらの不具合を回避するには圧板の平面度を測定して平面度の高いものを選別する必要があるが、これを行うと歩留まりが悪くコストアップしてしまい、低価格読取素子を使用する意味がなくなってしまう。
【0007】
また、原稿は湿気等で波形に湾曲する場合があるため、原稿が厚紙等の腰が強いものの場合には、圧板が原稿から圧力を受ける場合がある。このとき、圧板の剛性が弱い(例えば一般的に用いられている板厚0.6mm程度の金属板等)場合には、原稿からの圧力によって圧板が変形した状態で画像読取が行われてしまうため、原稿が浮いて画像がぼやける場合がある。
【0008】
本発明は上記問題点を解決し、低価格化を達成しつつ原稿搬送ジャムの発生及び画像ぼけの発生を防止することが可能な画像読取装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、原稿画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段を通過させるべく原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿の搬送路を介して前記画像読取手段と所定の距離をおいて対向配置されたシェーディング補正板とを有する画像読取装置において、前記シェーディング補正板として剛体を用いることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像読取装置において、さらに前記シェーディング補正板は前記所定の距離を調整するための位置決め部材を一体的に有することを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の画像読取装置において、さらに前記位置決め部材は前記シェーディング補正板よりも十分に剛性が低いことを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項2または請求項3記載の画像読取装置において、さらに前記シェーディング補正板と前記位置決め部材とは、前記位置決め部材の平面度の1/2以上の厚みを有する弾性部材を介して接合されていることを特徴とする。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4のうちの何れか1つに記載の画像読取装置において、さらに前記画像読取手段が前記原稿を載置するコンタクトガラスを有し、前記画像読取手段の被写界深度よりも前記コンタクトガラス及び前記シェーディング補正板の各平面度の和と前記所定の距離との和が小さく、かつ前記各平面度の和が前記所定の距離の1/2以下であることを特徴とする。
【0014】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし請求項5のうちの何れか1つに記載の画像読取装置において、さらに前記シェーディング補正板として平面度0.1mm以下のものを用いることを特徴とする。
【0015】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし請求項6のうちの何れか1つに記載の画像読取装置において、さらに前記剛体がブロック状の金属であることを特徴とする。
【0016】
請求項8記載の発明は、請求項1ないし請求項6のうちの何れか1つに記載の画像読取装置において、さらに前記剛体がガラス板であることを特徴とする。
【0017】
【実施例】
図1は、本発明の第1の実施例を採用した画像読取装置を示している。同図において画像読取装置1は、原稿給紙部2、原稿読取部3、原稿排紙部4から主に構成されている。
【0018】
原稿給紙部2は、原稿を載置する原稿トレイ5、原稿を搬送する原稿搬送手段としての原稿搬送ローラ対6等を有している。原稿トレイ5は図示しない読取装置本体に取り付けられており、その原稿載置面上には原稿の幅方向に移動自在に設けられた一対のサイドフェンス5aが配設されている。原稿搬送ローラ対6は、図示しない読取装置本体にそれぞれ回転自在に支持された駆動ローラ6aと従動ローラ6bとを有している。駆動ローラ6aは図示しないモータによって回転駆動され、従動ローラ6bは図示しない付勢手段によって駆動ローラ6aに所定の圧接力で圧接されている。
【0019】
原稿読取部3は、画像読取手段としての読取素子7とシェーディング補正板8とを有している。読取素子7としては低価格CISが用いられており、読取素子7の上面には原稿が載置されるコンタクトガラス7aが一体的に配設されている。コンタクトガラス7aは読取素子7の上面よりも一回り小さく形成されており、その原稿幅方向長さは画像読取装置1で読取可能な最大サイズの原稿の大きさよりも十分に大きくなるように設定されている。本実施例では、低価格CISとしてその被写界深度が0.3mmのものを用いている。
【0020】
読取素子7の上方にはシェーディング補正板8が配設されている。シェーディング補正板8は、図2に示すようにアルミニウム製のブロックによって形成されており、その両側面には位置決め部として機能する長穴形状の凹部8a(一方のみ示す)が形成されている。シェーディング補正板8の原稿搬送方向上流側に位置する端部8bは原稿が進入し易いように面取りされており、その底面8cにはシェーディング補正を行うための白色塗装が一面に施されている。シェーディング補正板8の原稿幅方向長さはコンタクトガラス7aの大きさとほぼ同じ大きさに設定されており、その原稿搬送方向長さは10〜20mm程度に設定されている。
【0021】
コンタクトガラス7aとシェーディング補正板8の底面8cとは、その平面度(面のうねりにおける最大値と最小値)の和が面の標準値に対して±0.1mm以下となるように形成されている。
【0022】
シェーディング補正板8は、図1及び図3に示すように、図示しない装置本体にその一端を支持された一対の位置決めピン9の他端を各凹部8aに嵌合されることによって支持されており、その原稿幅方向の位置決めは各位置決めピン9の外周に嵌合された止め輪10によって行われている。またシェーディング補正板8は、その底面8cをコンタクトガラス7a上に複数載置された弾性部材11上に接触されており、その上面には一端を図示しない装置本体に取り付けられた複数の圧縮ばね12の他端が圧接されていて、底面8cとコンタクトガラス7aとの間隔が所定の間隔Wとなるように配置されている。各弾性部材11間の間隔は、この画像読取装置1で読み取ることが可能な最大サイズの原稿の幅よりも十分に大きくなるように設定されている。
【0023】
ここで図4に示すように、本実施例においては使用するCISの被写界深度が0.3mmであって、コンタクトガラス7aとシェーディング補正板8の底面8cとの平面度の和が±0.1mmであるので、所定の間隔Wを0.2mmとすることにより原稿が通過可能な間隔である実際の間隔が少なくとも0.1mm確保でき、画像ぼけ及び原稿搬送ジャムの発生を同時に防止することができる。
【0024】
原稿排紙部4は、画像を読み取られた原稿を搬送する原稿排出ローラ対13、排出された原稿を載置する排出原稿トレイ14等を有している。原稿排出ローラ対13は、図示しない読取装置本体にそれぞれ回転自在に支持された駆動ローラ13aと従動ローラ13bとを有している。駆動ローラ13aは図示しないモータによって回転駆動され、従動ローラ13bは図示しない付勢手段によって駆動ローラ13aに所定の圧接力で圧接されている。排出原稿トレイ14は図示しない読取装置本体に取り付けられている。
【0025】
上述の構成に基づき、以下に画像読取装置1の動作を説明する。
先ず、原稿トレイ5上に原稿を載置し、各サイドフェンス5aによって原稿の位置を決定した後、オペレータは原稿を手で滑らせて原稿搬送ローラ対6のニップ位置にセットする。そして、オペレータにより画像読取装置1の図示しない読取開始スイッチがオンされると、図示しないモータが作動して駆動ローラ6aが回転駆動され、原稿搬送ローラ対6によって原稿が所定の速度で搬送される。搬送された原稿は原稿読取部3に送られ、コンタクトガラス7aとシェーディング補正板8との間の隙間(図4における実際の間隔)を通過する際に読取素子7によってその画像を読み取られる。画像を読み取られた原稿は、やがてその先端部を原稿排出ローラ対13によって挟持され、図示しないモータによって回転駆動される駆動ローラ13aの回転力によって搬送された後、排出原稿トレイ14上に排出される。
【0026】
上述の画像読取時において、シェーディング補正板8が剛体によって構成されているので、被写界深度の浅い読取素子を用いた場合に、例え原稿が厚紙であって腰が強く変形していてもシェーディング補正板8の変形が防止され、読取素子のコストを低減しつつ画像ぼけの発生を防止することができる。また、シェーディング補正板8とコンタクトガラス7aとの間に原稿が通過可能な隙間が形成されているので、コンタクトガラス7aとシェーディング補正板8との間を原稿が確実に通過でき、原稿搬送ジャムの発生を防止することができる。
【0027】
図5は、本発明の第2の実施例に用いられるシェーディング補正板15を示している。このシェーディング補正板15は、補正板本体16と位置決め部材17とを一体的に有している。
【0028】
補正板本体16はアルミニウム製のブロックによって形成されており、その原稿搬送方向上流側に位置する端部16aは原稿が進入し易いように面取りされ、その底面16bにはシェーディング補正を行うための白色塗装が一面に施されている。補正板本体16はその厚みを除いてシェーディング補正板8と同サイズに形成されており、その厚みは剛性を失わない程度の厚さ(シェーディング補正板8の半分程度)に設定されている。
【0029】
補正板本体16よりも十分に剛性の低い板材(例えば厚み0.6〜1.0mm程度の鉄板等)からなる位置決め部材17は、その両端部が上方に向けて曲折された断面コ字形状を呈しており、その底面を補正板本体16の上面にねじ止めあるいは接着等によって固定されている。位置決め部材17の両端部には、上述した一対の位置決めピン9が嵌合する長穴17aがそれぞれ形成されている。
【0030】
上述の構成により、剛性の低い位置決め部材17の平面度が低い場合あるいは変形した場合であっても、位置決め部材17の形状が剛体である補正板本体16の形状に倣うため、シェーディング補正板15の平面度は補正板本体16の平面度に依存することとなり、第1の実施例で示したシェーディング補正板8と同等の作用効果を達成しつつ、低コスト化及び軽量化を実現することができる。
【0031】
図6は、本発明の第3の実施例に用いられるシェーディング補正板18を示している。このシェーディング補正板18は、補正板本体19と位置決め部材20と白色樹脂板21とを一体的に有している。
【0032】
補正板本体19はガラス板によって形成されており、その厚みは、長手方向の長さが長い場合に自重により発生する撓みを防止するため、2mm以上が望ましい。補正板本体19としてガラス板を用いることにより、アルミニウム等の金属ブロックを用いる場合に比較してコストダウン及び加工性の向上を達成でき、平面度を高くすることができる。
【0033】
位置決め部材20は、上述した位置決め部材17と同様に補正板本体19よりも十分に剛性の低い板材によって構成されており、その両端部には上述した一対の位置決めピン9が嵌合するための長穴を有する取付部20aが一体的に取り付けられている。位置決め部材20は、弾性部材としての両面テープ22によって補正板本体19の上面に取り付けられている。両面テープ22は、その基材がウレタンゴムあるいは発泡ゴム等のように弾性力が十分にあるものによって構成されており、その厚みは位置決め部材20が有する平面度の1/2以上となるように設定されている。
【0034】
白色樹脂板21としては、通常一般的に用いられる白色のポリエチレンテレフタラート樹脂が用いられており、その厚みも通常用いられるものと同一である。白色樹脂板21は、両面テープ23によって補正板本体19の底面に取り付けられている。
【0035】
上述の構成により、上記各実施例で示したシェーディング補正板8,15に比してコストダウン及び平面度の向上を達成することができ、さらに補正板本体19と位置決め部材20とが弾性力を十分に有する両面テープ22によって接合されているので、位置決め部材20の平面度が低い場合あるいは変形した場合であっても、金属ブロックよりも剛性の低いガラス板からなる補正板本体19に対して位置決め部材20が倣う際に、両面テープ22が緩衝材として機能することにより補正板本体19の変形を防止し、第1の実施例で示したシェーディング補正板8と同等の作用効果を達成しつつ、第2の実施例で示したシェーディング補正板15よりもさらに低コスト化及び軽量化を実現することができる。
【0036】
図7は、本発明の第4の実施例に用いられるシェーディング補正板24を示している。このシェーディング補正板24は、第3の実施例で示したシェーディング補正板18と比較すると、補正板本体19、白色樹脂板21及び両面テープ23に代えて補正板本体25を用いる点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
【0037】
補正板本体25は補正板本体19と同じ厚みのガラス板によって形成されており、その原稿搬送方向上流側に位置する端部25aは原稿が進入し易いように面取りされ、その底面25bにはシェーディング補正を行うための白色塗装が一面に施されている。補正板本体25は、両面テープ22によってその上面を位置決め部材20の下面に接合されている。
【0038】
上述の構成により、第3の実施例で示したシェーディング補正板18と同等の作用効果を達成しつつ、部品点数の削減により低コスト化を実現することができる。
【0039】
図8は、本発明の第5の実施例を採用した画像読取装置を示している。この画像読取装置26は、第1の実施例で示した画像読取装置1と比較すると、原稿読取部3に代えて原稿読取部27を用いる点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
【0040】
原稿読取部27は、画像読取手段としての読取ユニット28とシェーディング補正板8とを有している。読取ユニット28は、コンタクトガラス29、光源である蛍光灯30、蛍光灯30の光を反射する反射ミラー31、反射ミラー31によって反射された光を集束するレンズ32、集束された光が入射する読取素子33等から主に構成されている。本実施例において、読取素子33としてはCCDが用いられる。
【0041】
上述の構成により、第1の実施例と同様の作用効果を得ることができると共に、通常CCDを用いる場合に用いられる走査機構を省略することができ、構成の簡略化による装置の小型化及び大幅なコストダウンを達成することができる。なお、第5の実施例ではシェーディング補正板8を用いた例を示したが、他のシェーディング補正板15,18,24を用いた場合であってもそれぞれ第2、第3、第4の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、シェーディング補正板が剛体によって構成されているので、被写界深度の浅い画像読取手段を用いた場合に、例え原稿が厚紙であって腰が強く変形していてもシェーディング補正板の変形が防止され、画像読取手段のコストを低減しつつ画像ぼけの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を採用した画像読取装置の概略正面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に用いられるシェーディング補正板を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるシェーディング補正板の位置決めを行うための構成を説明する(A)概略正面図(B)概略側面図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるシェーディング補正板とコンタクトガラスとの間の所定の間隔を説明するための概略図である。
【図5】本発明の第2の実施例に用いられるシェーディング補正板を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施例に用いられるシェーディング補正板を示す概略正面図である。
【図7】本発明の第4の実施例に用いられるシェーディング補正板を示す概略正面図である。
【図8】本発明の第5の実施例を採用した画像読取装置の概略正面図である。
【符号の説明】
1,26 画像読取装置
6 原稿搬送手段(原稿搬送ローラ対)
7 画像読取手段(読取素子)
7a,29 コンタクトガラス
8,15,18,24 シェーディング補正板
17,20 位置決め部材
22 弾性部材(両面テープ)
28 画像読取手段(読取ユニット)
Claims (8)
- 原稿画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段を通過させるべく原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿の搬送路を介して前記画像読取手段と所定の距離をおいて対向配置されたシェーディング補正板とを有する画像読取装置において、
前記シェーディング補正板として剛体を用いることを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1記載の画像読取装置において、
前記シェーディング補正板は前記所定の距離を調整するための位置決め部材を一体的に有することを特徴とする画像読取装置。 - 請求項2記載の画像読取装置において、
前記位置決め部材は前記シェーディング補正板よりも十分に剛性が低いことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項2または請求項3記載の画像読取装置において、
前記シェーディング補正板と前記位置決め部材とは、前記位置決め部材の平面度の1/2以上の厚みを有する弾性部材を介して接合されていることを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1ないし請求項4のうちの何れか1つに記載の画像読取装置において、前記画像読取手段が前記原稿を載置するコンタクトガラスを有し、前記画像読取手段の被写界深度よりも前記コンタクトガラス及び前記シェーディング補正板の各平面度の和と前記所定の距離との和が小さく、かつ前記各平面度の和が前記所定の距離の1/2以下であることを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1ないし請求項5のうちの何れか1つに記載の画像読取装置において、前記シェーディング補正板として平面度0.1mm以下のものを用いることを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1ないし請求項6のうちの何れか1つに記載の画像読取装置において、
前記剛体がブロック状の金属であることを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1ないし請求項6のうちの何れか1つに記載の画像読取装置において、
前記剛体がガラス板であることを特徴とする画像読取装置。
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