JP2009060462A - 画像読取装置 - Google Patents

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Tomohiko Okada
知彦 岡田
Mitsuharu Yoshimoto
光晴 芳本
Kenji Nakanishi
健二 中西
Hisashi Yamanaka
久志 山中
Shoichi Fukutome
正一 福留
Kenji Tanaka
健二 田中
Yasuhiro Sudo
康裕 数籐
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Abstract

【課題】読取手段を移動させるための駆動手段を利用して、読取領域に設けた透過部材を清掃する専用の駆動手段を不要とし、小型化が実現できる画像読取装置を提供する。
【解決手段】固定原稿の場合は固定原稿用の読取動作範囲を移動し、搬送原稿の場合は搬送原稿用の読取動作位置に停止するように駆動手段にて駆動される読取手段36を備え、読取手段36の搬送原稿用の読取領域Yに設けた透過部材5の表面に原稿の読取面が接する状態で搬送して読取面からの反射光を透過部材5に透過させて画像を読み取る画像読取装置において、透過部材5は原稿搬送方向に移動自在であり、透過部材5の表面を清掃するために上記読取領域Yから原稿搬送方向に離間配設された清掃手段16と、画像読み取りをしない場合に前記駆動手段にて駆動されて原稿搬送方向に移動する読取手段36に連動して透過部材5を清掃手段16の配設位置へ移動させる連動手段とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、原稿を固定した状態で読み取る原稿固定方式と原稿を搬送しながら読み取る原稿搬送方式の2つの読み取り方式を実行することができる画像読取装置に関し、特に、原稿搬送方式の画像読み取りにおいて、読取手段の搬送原稿用の読取領域に設けた透過部材の表面に異物が残留し、該透過部材の表面に接しながら搬送される搬送原稿の読み取り画像に発生する異常画像の防止を図った画像読取装置に関する。
この種の画像読取装置では、搬送される原稿の画像を読み取る場合、透過部材(通常は、原稿の読取面に接する矩形状のコンタクトガラス)の表面に接した状態で搬送原稿用の読取領域を通過する原稿の読取面からの反射光を該透過部材に下向きに透過させて、反射ミラー群、結像レンズ、撮像素子などで構成され、搬送原稿用の読取位置に停止した読取手段に導き、該読取手段にて原稿の画像を読み取る。このような原稿搬送方式の画像読み取りにおいて、コンタクトガラスの表面に白色系の紙粉が付着した場合には黒い画像部分の中に原稿搬送方向に沿って白筋が発生し、黒色系の異物が付着した場合には白い画像部分の中に原稿搬送方向に沿って黒筋が発生し、画質上問題となる。
一方、固定原稿を読み取る場合は読取手段が固定原稿用の読取動作範囲を移動するように読取手段を駆動する駆動手段を備えている。固定原稿を読み取る場合、駆動手段にて例えば読取手段を構成する部材のうちの反射ミラー群を駆動することによって固定原稿用の読取動作範囲を移動させながら、固定原稿の各部分からの反射光を固定された結像レンズ及び撮像素子に集光して固定原稿の全面の画像を読み取る。
上述の異常画像の問題を改善するために、コンタクトガラスを原稿搬送方向に移動自在に支持する支持機構を設けるとともに、コンタクトガラスに連結した部材をモータで回転駆動されるカム機構にて押圧移動させることにより、コンタクトガラスを原稿搬送方向に移動させながら清掃部材と接触させてコンタクトガラスの表面を清掃するように構成したもの(特許文献1参照)が提案されている。
特開2001−272829号公報
特許文献1に記載の画像読取装置では、コンタクトガラスを移動させるために、コンタクトガラスに連結した部材を押圧移動させる回転カム機構、該カム機構を回転駆動するモータ等の専用の駆動手段を別途設けているので、部品点数が増加し、装置が大型化する不利がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、前記読取手段を移動させるために備えられている駆動手段を利用することにより、搬送原稿用の読取領域に設けられた透過部材を清掃するための専用の駆動手段を不要とし、装置の小型化が実現できる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像読取装置は、固定した原稿の画像を読み取る場合は固定原稿用の読取動作範囲を移動し、搬送される原稿の画像を読み取る場合は搬送原稿用の読取動作位置に停止するように駆動手段にて駆動される読取手段を備え、前記読取動作位置に停止した前記読取手段の搬送原稿用の読取領域に設けた透過部材の表面に原稿の読取面が接する状態で原稿を搬送し、該原稿の読取面からの反射光を前記透過部材に透過させて前記読取手段に導き、該読取手段にて前記搬送原稿の画像を読み取る画像読取装置において、前記透過部材は原稿搬送方向に移動自在に構成されており、前記透過部材の表面を清掃するために前記搬送原稿用の読取領域から原稿搬送方向に離間した位置に配設された清掃手段と、前記固定原稿及び前記搬送原稿の何れの画像読み取りも行っていない場合に、前記駆動手段にて駆動されて原稿搬送方向に移動する前記読取手段の移動に連動して前記透過部材を前記清掃手段の配設位置へ移動させる連動手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、透過部材を清掃する場合は、駆動手段にて読取手段を駆動して原稿搬送方向に移動させ、原稿搬送方向に移動する読取手段の移動に連動して、搬送原稿用の読取動作位置に停止した読取手段の搬送原稿用の読取領域に位置する透過部材が読取領域の位置から原稿搬送方向に離間した清掃手段の配設位置に移動し、この移動により透過部材の表面が清掃手段にて清掃される。
本発明に係る画像読取装置は、前述の発明において、前記透過部材を前記搬送原稿用の読取領域を外れた側から該読取領域の側に付勢する弾性部材を備え、前記駆動手段は、前記清掃手段にて清掃動作を行う場合に、前記透過部材を前記読取手段にて前記弾性部材による付勢方向の反対側に押圧するように前記読取手段を移動させる構成にしてあることを特徴とする。
本発明によれば、読取手段にて搬送される原稿の画像を読み取る場合は、透過部材が読取手段にて押圧されていないので、透過部材は弾性部材にて付勢されて搬送原稿用の読取領域の位置にある。清掃動作を行う場合は、読取手段が透過部材を弾性部材による付勢方向の反対側に押圧するように移動して、搬送原稿用の読取領域に位置する透過部材を清掃手段の配設位置に移動させる。その後、読取手段が透過部材を押圧しなくなるので、透過部材は弾性部材にて付勢されて搬送原稿用の読取領域の位置に戻る。
本発明に係る画像読取装置は、前述の発明において、前記清掃手段の配設位置は、前記搬送原稿用の読取領域の上流側に位置することを特徴とする。
本発明によれば、読取領域に位置する清掃前の透過部材が清掃手段の配設位置に移動することにより清掃動作がなされ、このとき清掃手段が透過部材に対して相対移動する相対移動方向が搬送原稿用の読取領域より原稿搬送方向の下流側に向かう方向となることから、清掃前の透過部材に付着した異物を該読取領域から原稿搬送方向下流側に効果的に掃き出すことができる。その結果、仮に異物が搬送原稿用の読取領域から原稿搬送方向の上流側に掃き出されると、異物が次に搬送される原稿の先端に当たって搬送原稿用の読取領域に戻される虞があるが、本発明によれば、上述のように、次に搬送される原稿の先端に当たった異物が原稿搬送方向の下流側に送られて搬送原稿用の読取領域に戻されるような不都合が抑制される。
本発明に係る画像読取装置は、固定した原稿の画像を読み取る場合は固定原稿用の読取動作範囲を移動し、搬送される原稿の画像を読み取る場合は搬送原稿用の読取動作位置に停止するように駆動手段にて駆動される読取手段を備え、前記読取動作位置に停止した前記読取手段の搬送原稿用の読取領域に設けた透過部材の表面に原稿の読取面が接する状態で原稿を搬送し、該原稿の読取面からの反射光を前記透過部材に透過させて前記読取手段に導き、該読取手段にて前記搬送原稿の画像を読み取る画像読取装置において、前記搬送原稿用の読取領域の位置と該搬送原稿用の読取領域から原稿搬送方向に離間した待機位置との間を往復移動自在に設けられて前記透過部材の表面を清掃する清掃手段と、前記固定原稿及び前記搬送原稿の何れの画像読み取りも行っていない場合に、前記駆動手段にて駆動されて原稿搬送方向に移動する前記読取手段の移動に連動して前記清掃手段を前記待機位置から前記搬送原稿用の読取領域の位置へ移動させる連動手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、搬送される原稿の画像を読み取る場合は、清掃手段を搬送原稿用の読取領域から原稿搬送方向に離間した待機位置に位置させる。一方、透過部材を清掃する場合は、駆動手段にて読取手段を原稿搬送方向に移動させ、原稿搬送方向に移動する読取手段の移動に連動して、搬送原稿用の読取領域から離間した待機位置に位置する清掃手段が原稿搬送方向に搬送原稿用の読取領域の位置に移動し、清掃手段が搬送原稿用の読取領域に位置する透過部材の表面を清掃する。
本発明に係る画像読取装置は、前述の発明において、前記清掃手段を前記待機位置を外れた側から該待機位置の側に付勢する弾性部材を備え、前記駆動手段は、前記清掃手段にて清掃動作を行う場合に、前記清掃手段が前記読取手段にて前記弾性部材による付勢方向の反対側に押圧するように前記読取手段を移動させる構成にしてあることを特徴とする。
本発明によれば、読取手段にて搬送される原稿の画像を読み取る場合は、清掃手段は読取手段にて押圧されていないので、清掃手段は弾性部材にて付勢されて待機位置に位置する。清掃動作を行う場合は、読取手段が清掃手段を弾性部材による付勢方向の反対側に押圧するように移動して、待機位置に位置した清掃手段を搬送原稿用の読取領域の位置に移動させる。その後、読取手段が清掃手段を押圧しなくなるので、清掃手段は弾性部材にて付勢されて待機位置に戻る。
本発明に係る画像読取装置は、前述の発明において、前記清掃手段の待機位置は、前記搬送原稿用の読取領域の上流側に位置することを特徴とする。
本発明によれば、待機位置に位置する清掃手段が搬送原稿用の読取領域の位置に移動することにより清掃前の透過部材に対する清掃動作がなされ、このとき清掃手段が透過部材に対して相対移動する相対移動方向が搬送原稿用の読取領域より原稿搬送方向の下流側に向かう方向となることから、清掃前の透過部材に付着した異物を該読取領域から原稿搬送方向下流側に効果的に掃き出すことができる。その結果、仮に異物が搬送原稿用の読取領域から原稿搬送方向の上流側に掃き出されると、異物が次に搬送される原稿の先端に当たって搬送原稿用の読取領域に戻される虞があるが、本発明によれば、上述のように、次に搬送される原稿の先端に当たった異物が原稿搬送方向の下流側に送られて搬送原稿用の読取領域に戻されるような不都合が抑制される。
本発明に係る画像読取装置は、前述の発明において、前記清掃手段は、前記原稿の読取面に面する前記透過部材の一面、及び、当該一面の裏側の面に接触する複数の清掃部材を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、原稿の読取面に面する透過部材の一面とともに裏側の面について複数の清掃部材を接触させて清掃するので、透過部材の両面に付着する異物を除去して十分な清掃を行い、異常な画像読み取りを一層確実に防止することができる。
本発明に係る画像読取装置は、前述の発明において、前記搬送原稿の画像読み取りを1枚行ったことを検出する手段と、該手段にて前記搬送原稿の画像読み取りを1枚行ったことが検出された場合に、前記駆動手段を作動させて前記清掃手段による清掃動作を行わせる手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、搬送原稿の画像読み取りを1枚行う都度、清掃手段による透過部材の清掃動作がなされるので、例えば複数枚の原稿読取動作のうち1枚の原稿読取動作時に透過部材に異物が付着して読取画像に異常が発生した場合においても、次の原稿読取動作の前に透過部材が清掃される。その結果、読取画像の異常が迅速に解消され、画質改善効果を高くすることができる。
本発明に係る画像読取装置によれば、読取手段を移動させるために備えられている駆動手段を利用し、読取手段の移動に連動して透過部材又は清掃手段を移動させて透過部材の表面を清掃するようにしたので、搬送原稿用の読取領域に設けられた透過部材を清掃するために別途、専用の駆動手段を設ける必要がなく、装置の小型化が実現できる画像読取装置が提供される。
以下、本発明に係る画像読取装置の実施の形態について図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1は本発明に係る画像読取装置の第1の実施の形態の概要を示す正面断面図である。
本画像読取装置は、本体部20と該本体部20の上に位置する原稿搬送ユニット60とからなる。原稿搬送ユニット60には、読取面を上にした状態でシート状の原稿Pを載置する原稿トレイ1と、原稿トレイ1の最上部に位置する原稿Pを1枚づつピックアップして搬送路Hに向けて横向きに給紙するピックアップローラ2とが設けられ、搬送路Hには、ピックアップローラ2によって給紙された原稿Pを両面から挟持する一対のローラにて構成された搬送ローラ3と、搬送ローラ3によって搬送される原稿Pの搬送方向を逆方向の横向きに変更しながらガイドする搬送ガイド4とが設けられている。搬送ガイド4は、間隔を隔てて対向する一対の板部材にて構成され、該一対の板部材の断面形状は横向きから徐々に下向き及び逆方向の横向きとなるように曲線状に屈曲形成されている。これにより搬送ガイド4の一対の板部材の間を搬送される原稿Pの読取面が上向きの状態から下向きの状態に変更される。
本体部20の上部には、搬送路Hによって読取面を下向きに変更された原稿Pの読取面に接触する透明な読取ガラス5が設けられている。読取ガラス5は原稿搬送方向に直交する方向の長さが搬送される原稿Pの最大幅よりも長い矩形板状に形成されている。読取ガラス5に接触した原稿Pの読取面の背面に位置して原稿Pを押圧しながら搬送する背面ローラ6と、背面ローラ6の位置を通過した原稿Pを上下両面から一対のローラにて挟持しながら排紙トレイ8に向けて排紙する排紙ローラ7とが設けられている。排紙ローラ7によって排紙された原稿Pは排紙トレイ8に順次重ねた状態で載置保持される。原稿搬送ユニット60は奥側端部を支点として揺動自在に本体部20に取り付けられている。
次に本体部20に設けられる読取手段36、及び、該読取手段36を移動させる駆動手段について説明する。図2は、本発明に係る画像読取装置の原稿読取部21の駆動機構を示す斜視図である。
原稿読取部21は本体部20の内部に配置され、本体部20の外枠となる本体フレーム22の底部に平板状の底板22bが取り付けられている。底板22b上の暗箱23で覆われた部分には、結像レンズ14と、読取画像の主走査を行うCCD撮像素子15とが取り付けられている。暗箱23上に一点鎖線で記した矢印X1は、結像レンズ14の光軸の方向である。本体フレーム22及び底板22bには、例えば、表面に亜鉛メッキを施した鋼板が用いられる。また、ランプユニット9及びミラーユニット19が、暗箱23の上方を通過して底板22bに沿う方向に移動するように取り付けられている。
ランプユニット9には、原稿搬送方向に直交する方向に沿うように配置されたランプ10と、原稿搬送方向に直交する方向に沿うように配置した矩形状の反射面を上向きにした状態で底板22bに対して略45度原稿搬送方向上流側が高くなるように傾斜させた第1ミラー11とが設けられている。ミラーユニット19には、上側に位置する第2ミラー12と下側に位置する第3ミラー13とが設けられ、第2ミラー12は第1ミラー11と同様に矩形状に形成された反射面を下向きにして底板22bに対して略45度原稿搬送方向上流側が高くなるように傾斜させた状態で備え、第3ミラー13は第1ミラー11と同様に矩形状に形成された反射面を上向きにして底板22bに対して略45度原稿搬送方向下流側が高くなるように傾斜させた状態で備えている。
ランプユニット9は、両端部にワイヤ固定部9a,9bを有し、中央部にランプ10と第1ミラー11とを支持するミラー支持部9cを有する。ワイヤ固定部9aには、駆動ワイヤ24aが固定され、ワイヤ固定部9bには、駆動ワイヤ24bが固定されている。また、ランプユニット9の両端部は、ガイドレール25a,25bにそれぞれ支持され、ガイドレール25a,25b上を移動する。
ミラーユニット19は、両端部にワイヤ固定部19a,19bを有し、中央部に第2ミラー12と第3ミラー13とを支持するミラー支持部19cを有する。ワイヤ固定部19aには、プーリ28が取り付けられ、プーリ28に駆動ワイヤ24aが掛けられている。ワイヤ固定部19bには、プーリ29が取り付けられ、プーリ29に駆動ワイヤ24bが掛けられている。また、ミラーユニット19の両端部は、ガイドレール30a,30bにそれぞれ支持され、ガイドレール30a,30b上を移動する。
ランプユニット9の中央部に一点鎖線で記した矢印X2は、ランプユニット9及びミラーユニット19の移動方向を示す。ランプユニット9及びミラーユニット19が同じ方向X2に移動して、読取画像の副走査を行うように、ランプユニット9及びミラーユニット19の両端に固定された駆動ワイヤ24a,24bが両端部の支持プーリ26,27に掛けられる方向を設定している。
原稿読取部21の奥側に、ランプユニット9とミラーユニット19とを移動させるための駆動モータ31が設けられている。該駆動モータ31はステッピングモータであり、図示しないモータ制御回路によって回転が制御される。駆動モータ31の出力軸の回転は、タイミングベルト32を介して駆動シャフト33に伝達され、駆動シャフト33の両端部に取り付けられた駆動プーリ34a,34bを回転させる。駆動プーリ34a,34bには、駆動ワイヤ24a,24bがそれぞれ巻かれており、さらに駆動ワイヤ24a,24bは、それぞれランプユニット9とミラーユニット19に固定されている。駆動プーリ34a,34bの回転は、駆動ワイヤ24a,24bによって直線運動に変換され、ランプユニット9とミラーユニット19を副走査方向X2に移動させる。駆動シャフト33、駆動プーリ34a,34bは鋼製であり、駆動ワイヤ24a,24bにはスチールワイヤが用いられる。
以上において、ランプ10及び第1ミラー11を含むランプユニット9と、第2ミラー12及び第3ミラー13を含むミラーユニット19と、結像レンズ14及びCCD撮像素子15とによって読取手段36が構成される。また、ランプユニット9とミラーユニット19を副走査方向X2に移動させるべく、駆動モータ31の回転を制御するモータ制御回路(不図示)によって、読取手段36を移動させる読取部駆動手段43(図4参照)が構成される。
搬送される原稿Pの画像を読み取る場合、読取手段36は、読取ガラス5に接する原稿Pの読取面の真下方向に第1ミラー11が位置する搬送原稿用の読取動作位置に停止するように駆動手段にて駆動される。以下、搬送原稿用の読取動作位置に停止した読取手段36による読取動作について説明する。ランプ10によって下から照明された読取ガラス5上の原稿Pの読取面からの反射光は読取ガラス5を下向きに透過して読取ガラス5の下方に位置したランプユニット9に導かれ、原稿Pからの反射光はランプユニット9の第1ミラー11によって左横向きに反射される。第1ミラー11で反射された光はミラーユニット19に設けた第2ミラー12にて下向きに反射され、続いて第3ミラー13にて右横向きに反射された後、結像レンズ14によってCCD撮像素子15に集光され、CCD撮像素子15により原稿Pの反射光が画像信号に変換される。以上において、読取ガラス5の上面の原稿搬送方向に直交し、CCD撮像素子15に結像される領域が搬送原稿用の読取領域Yに相当する。
本画像読取装置では、原稿を固定した状態でも画像を読み取るために、本体部20の上部の読取ガラス5の位置から原稿搬送方向に離れた位置に固定原稿用の読取ガラス35が設けられ、原稿搬送ユニット60の排紙トレイ8の下面側の読取ガラス35に対応する位置に白色圧板(不図示)が取り付けられている。固定した原稿の画像を読み取る場合は、原稿搬送ユニット60の手前部を上側に揺動させ、シート原稿又はブック原稿を読取面が下向きになる状態で読取ガラス35の上に載置してから、原稿搬送ユニット60を下側に揺動させて排紙トレイ8の下面側の白色圧板によってシート原稿又はブック原稿を押さえ付け、この状態で、ランプ10を点灯させて原稿の下面を照明しながらランプユニット9及びミラーユニット19を副走査方向に移動させる。これにより、読取ガラス35上の固定原稿の全面の画像を読み取る。
次に読取ガラス5の表面を清掃するための構成について説明する。
読取ガラス5の表面を清掃するための清掃手段16が、読取領域Yから原稿搬送方向の上流側に離間した位置に配設されている。該清掃手段16は、移動してきた読取ガラス5の上下面を挟んで各面に当接する上下一対のローラ状のブラシにて構成され、各ブラシの両端部は本体部20の上面に固定されている。本体部20の上面の原稿搬送方向に直交する方向の両端部に原稿搬送方向に沿ったレール(不図示)が設けられ、読取ガラス5は、原稿搬送方向に直交する方向の両端部が本体部20の上面のレールに原稿搬送方向に摺動自在な状態で支持され、原稿搬送方向に読取領域Yの位置と清掃手段16の配設位置との間を移動自在に構成されている。
読取ガラス5の原稿搬送方向の上流側端部であって原稿搬送方向に直交する方向の両端部を上下から挟むように読取ガラス5に固定された上部材17aと、該上部材17aの端部に固着されて下方に伸びる板状の下部材17bとからなる連動手段17が設けられている。連動手段17の下部材17bの一方の面は、原稿搬送方向の上流側に向かって移動するランプユニット9(ミラー支持部9cの原稿搬送方向上流側に位置する端面部)に当接して押圧されるように配置されている。連動手段17の下部材17bの他方の面をランプユニット9が当接する向きとは逆向きに押圧するばね18が本体部20の本体フレーム22に基端部を保持されて取り付けられている。該ばね18が読取ガラス5を搬送原稿用の読取領域Yを外れた側から該読取領域Yの側に付勢する弾性部材に相当する。
原稿トレイ1上の原稿Pの有無を検知する原稿有無検知センサ37が、原稿トレイ1の底部に位置して原稿Pの下面に当接するスイッチによって構成されている。ランプユニット9が前記搬送原稿用の読取動作位置にあることを検知する第1ランプユニット位置センサ38が、前記搬送原稿用の読取動作位置に位置するランプユニット9の下面部の原稿搬送方向上流側端部を検出するフォトセンサによって構成されている。
次に読取ガラス5に対する清掃動作位置を検知するセンサについて説明する。図3は、本発明に係る画像読取装置の第1の実施の形態の清掃動作状態を示す正面断面図である。ランプユニット9が原稿搬送方向の上流側に移動して連動手段17を押圧することにより、読取領域Yに位置する読取ガラス5が原稿搬送方向の上流側に移動して、清掃手段16の配設位置に移動している状態を示す。ランプユニット9が清掃動作位置にあることを検知する第2ランプユニット位置センサ39が、図3に示すように第1ランプユニット位置センサ38よりも原稿搬送方向の上流側に離れて位置して、ランプユニット9の下面部の原稿搬送方向上流側端部を検出するフォトセンサによって構成されている。
次に、本発明に係る画像読取装置の制御系の構成について説明する。図4は、本発明に係る画像読取装置の制御ブロック図である。
原稿読み取り制御及び清掃動作制御を実行する制御手段40が設けられ、該制御手段40はマイクロプロセッサを有しROM及びRAMを備えている。CCD撮像素子15の画像信号を処理して画像データを得る画像処理手段41が設けられている。ピックアップローラ2、搬送ローラ3及び排紙ローラ7を駆動する搬送モータを作動させる搬送駆動手段42と、駆動モータ31を作動させる読取部駆動手段43と、ランプ10を点灯させる点灯駆動手段44とが設けられている。画像処理手段41及び駆動手段42,43,44と、原稿有無検知センサ37と、第1ランプユニット位置センサ38と、第2ランプユニット位置センサ39とが信号線45を介して制御手段40に接続されている。
次に、以上のように構成された画像読取装置の清掃動作について、複数枚の搬送原稿Pの読み取りを行う場合を例に、フローチャートを参照しながら説明する。図5、図6、図7は、本発明に係る画像読取装置の制御動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、制御手段40は図示しないスイッチにて原稿読み込みの指示がされるまで待機する(ステップS1)。このとき、図示はしないが、読取手段36が搬送原稿の読取動作位置にない場合は読取部駆動手段43を駆動して読取手段36を搬送原稿の読取動作位置に移動し停止させる。原稿読み込みの指示がされた場合(S1:YES)は、原稿トレイ1上の原稿Pの有無を検出する(ステップS2)。原稿トレイ1上に原稿Pがない場合(S2:NO)はステップS1に戻るが、原稿トレイ1上に原稿Pがある場合(S2:YES)は、原稿トレイ1上の原稿Pを1枚搬送し、読み取り処理を行う(ステップS3)。原稿Pを1枚搬送した後、原稿トレイ1上の原稿Pの有無を検出する(ステップS4)。原稿トレイ1上に原稿Pがある場合(S4:NO)は、次の原稿Pが読取領域Yに搬送されるまでの間に、読取部駆動手段43を駆動してランプユニット9を図1に示す搬送原稿の読取動作位置と図3に示す清掃動作位置との間を往復移動させる清掃動作(1)を実行し(ステップS5)、ステップS3に戻って読取処理を継続する。ステップS3において、原稿トレイ1上に原稿Pがない場合(S4:YES)は、読取部駆動手段43を駆動してランプユニット9を図1に示す搬送原稿の読取動作位置と図3に示す清掃動作位置との間を複数回往復移動させる清掃動作(2)を実行し(ステップS6)、ステップS1に戻る。
清掃動作(1)では、図6に示すように、読取部駆動手段43を駆動して、ランプユニット9を図3の清掃動作位置に移動させる向きに駆動モータ31を回転させ(ステップS10)、第2ランプユニット位置センサ39がオンするか否かを検出する(ステップS11)。第2ランプユニット位置センサ39がオンした場合は(S11:YES)、駆動モータ31の回転方向を逆向きにしてランプユニット9を図1の搬送原稿の読取動作位置に戻す向きに回転させ(ステップS12)、第1ランプユニット位置センサ38がオンするか否かを検出する(ステップS13)。第1ランプユニット位置センサ38がオンした場合は(S13:YES)、駆動モータ31の駆動を停止させ(ステップS14)、図5のメインフローに戻る。以上より、清掃手段16にて清掃動作を行うべく、読取部駆動手段43は、読取ガラス5をランプユニット9にてばね(弾性部材)18による付勢方向の反対側に押圧するようにランプユニット9を移動させる構成にしてある。ここで第1ランプユニット位置センサ38がオンした状態では、連動手段17はランプユニット9によって押圧されていないので、ばね18による付勢方向に移動し、読取ガラス5は清掃手段16の配設位置から読取領域Yの位置に戻る。
以上のように、清掃動作(1)では、連続した複数枚の各原稿Pの読取動作の間に清掃手段16による読取ガラス5の清掃動作を行う。この清掃動作において読取ガラス5は原稿搬送方向に往復移動するが、清掃手段16の配設位置が読取領域Yの上流側に位置するので、読取領域Yに位置する清掃前の読取ガラス5が清掃手段16の配設位置に移動する清掃動作が先に行われ、このとき清掃手段16が読取ガラス5に対して相対移動する相対移動方向が読取領域Yより原稿搬送方向の下流側に向かう方向となることから、清掃前の読取ガラス5上の異物を読取領域Yから原稿搬送方向下流側に効果的に掃き出すことができる。
清掃動作(2)では、図7に示すように、最初にランプユニット9の往復移動の回数nの値を設定した(ステップS20)後、ランプユニット9を図3の清掃動作位置に移動させる向きに駆動モータ31を回転させ(ステップS21)、第2ランプユニット位置センサ39がオンするか否かを検出する(ステップS22)。第2ランプユニット位置センサ39がオンした場合は(S22:YES)、駆動モータ31の回転方向を逆向きにしてランプユニット9を図1の搬送原稿の読取動作位置に戻す向きに回転させ(ステップS23)、第1ランプユニット位置センサ38がオンするか否かを検出する(ステップS24)。第1ランプユニット位置センサ38がオンした場合は(S24:YES)、駆動モータ31の駆動を停止させ(ステップS25)、回数nから1を減算する(ステップS26)。減算後のnが0でない場合は(S27:NO)、ステップ21からステップ26までのフローを繰り返し、減算後のnが0である場合は(S27:YES)、図5のメインフローに戻る。尚、清掃動作(1)の場合と同様に、第1ランプユニット位置センサ38のオン状態が検出されたとき(ステップS24)、連動手段17はランプユニット9によって押圧されていないので、ばね18による付勢方向に移動し、読取領域Yの位置に戻る。
以上のように、清掃動作(2)では、連続した複数枚の原稿Pの読取動作の完了後に清掃手段16による読取ガラス5の清掃動作を行う。そして、清掃動作(2)では、読取ガラス5を読取領域Yの位置と清掃手段16の配設位置との間に複数回(n回)移動させることにより、清掃動作に時間をかけて十分な清掃を行う。一方、清掃動作(1)では、読取原稿の搬送処理と搬送処理の間に清掃動作を行うことにより、画像読取処理の処理効率の低下を避けながら確実な清掃を行う。
なお、清掃動作(1)及び(2)は、搬送原稿Pの画像読み取りを1枚行う都度、読取ガラス5に対する清掃動作を行うことになるが、例えば原稿の種類によって読取ガラス5への異物の付着度合いが比較的低いような環境においては、搬送原稿Pの画像読み取りを複数枚行う都度、読取ガラス5に対する清掃動作を行うようにし、必要以上の頻度で読取ガラス5の清掃を行うことなく読取ガラス5を確実に清掃しながら、能率の良い画像読み取りを行うように構成することもできる。
以上より、連動手段17が、読取部駆動手段43にて駆動されて原稿搬送方向に移動する読取手段36の移動に連動して読取ガラス5を読取領域Yの位置から清掃手段16の配設位置へ移動させる。該連動手段17は読取手段36が搬送原稿の読取動作位置から原稿搬送方向の上流側へ移動する時にランプユニット9にてばね(弾性部材)18の付勢方向の反対側に押圧可能な位置に配置されている。
実施の形態2
図8は本発明に係る画像読取装置の第2の実施の形態の概要を示す正面断面図である。
実施の形態1との相違点は、原稿Pの搬送経路が略直線状に形成されていることと、読取ガラス5を移動させる代わりに清掃手段16を移動させることであり、他の構成は実施の形態1と同様である。以下、相違点について説明する。
本画像読取装置の原稿搬送ユニット61には、読取面を下向きにした状態で原稿Pを載置する原稿トレイ50と、押圧パッド52により下向きに押し付けられた原稿トレイ50内の最下部に位置する原稿Pを1枚づつピックアップするピックアップローラ51と、ピックアップされた原稿Pを読取領域Yに向けて搬送する搬送ローラ53とが設けられている。読取領域Yに搬送された原稿Pは下側の読取面を読取領域Yに設けられた読取ガラス5に接触させ、読取面の背面を背面ローラ57にて押圧されながら搬送されて読取領域Yを通過する。読取領域Yを通過した原稿Pは、排紙ローラ54によって排紙トレイ55に排紙され、排紙トレイ55の上に順次重ねた状態で載置保持される。
矩形状の読取ガラス5は原稿搬送方向に直交する方向の両端部で本体部20の上部に固定されている。読取ガラス5の上下各面に接触する上下一対のローラ状のブラシ16a,16b(清掃手段16)の両端部が本体部20の上面に原稿搬送方向に摺動自在な状態で支持され、清掃手段16が読取領域Yから原稿搬送方向の上流側に離間した待機位置と読取領域Yの位置との間を往復移動自在に設けられている。清掃手段16に連動手段56が取り付けられ、連動手段56は各ブラシ16a,16bの原稿搬送方向に直交する方向の両端部に連結されて原稿搬送方向の下流側に伸びる横部材56a,56bと、両方の横部材56a,56bの原稿搬送方向下流側端部に固着されて下方に延出する板状の縦部材56cとからなる。縦部材56cの一方の面は、原稿搬送方向の下流側に向けて移動するランプユニット9に当接して押圧されるように配置され、縦部材56cの他方の面をランプユニット9が当接する向きとは逆向きに押圧するばね(弾性部材)58が本体部20の本体フレーム22に基端部を保持されて取り付けられている。該ばね58が清掃手段16を前記待機位置を外れた側から該待機位置の側に付勢する弾性部材に相当する。
図9は本発明に係る画像読取装置の第2の実施の形態の清掃動作状態を示す正面断面図である。図示しない機構により、背面ローラ57を移動中の清掃手段16に当たらない位置に上昇させた状態で、ランプユニット9にて連動手段56を押圧することにより、清掃手段16が原稿搬送方向の下流側に移動して読取領域Yの位置に移動し、次にランプユニット9が原稿搬送方向の上流側に移動して連動手段56を押圧しなくなることにより、連動手段56がばね58によって付勢される方向に移動し、清掃手段16が待機位置に戻される。この清掃手段16の往復移動の間に清掃手段16が読取ガラス5の表面(上下面)を清掃する清掃動作を行う。ここで、清掃手段16の待機位置が読取領域Yから原稿搬送方向の上流側に離間した位置であるので、待機位置に位置する清掃手段16が読取領域Yの位置に移動して清掃前の読取ガラス5を清掃する清掃動作が先に行われ、このとき清掃手段16が読取ガラス5に対して相対移動する相対移動方向が読取領域Yより原稿搬送方向の下流側に向かう方向となることから、清掃前の読取ガラス5上の異物を読取領域Yから原稿搬送方向下流側に効果的に掃き出すことができる。なお、清掃手段16が待機位置に戻され、画像読み取りを行う場合は、上昇させた背面ローラ57を元の位置に下げる。
以上より、連動手段56が、読取部駆動手段43にて駆動されて副走査方向に移動する読取手段36の移動に連動して清掃手段16を前記待機位置から読取領域Yの位置へ移動させる。該連動手段56は読取手段36が搬送原稿の読取動作位置から原稿搬送方向の下流側への移動する時に読取手段36にてばね58の付勢方向の反対側に押圧可能な位置に配置されている。そして、読取手段36にて搬送原稿Pの画像を読み取る場合は、読取部駆動手段43が読取手段36を搬送原稿の読取動作位置に移動して停止させることにより読取手段36は連動手段56を押圧しない位置に位置する。一方、清掃手段16にて清掃動作を行う場合は、読取部駆動手段43は、連動手段56を読取手段36にてばね(弾性部材)58による付勢方向の反対側に押圧するように読取手段36を移動させる構成にしてある。
なお、実施の形態2において、制御構成は図4に示すものと同一であり、清掃動作の制御作動についても図5、図6及び図7に示すフローチャートと同様のものである。
次に、他の実施の形態について説明する。
前述の実施の形態1及び2では、清掃手段16をブラシにて構成したが、ブラシ以外に、読取ガラス5の表面に接触するスポンジにて構成してもよい。また、清掃手段16は読取ガラス5の両面ではなく、原稿Pの読取面に面する読取ガラス5の一面のみに接触する構成にしてもよい。
前述の実施の形態1及び2では、透過部材5に連結された部材17a,17b又は清掃手段16に連結された部材56a,56b,56cを弾性部材18,58にて付勢し、読取手段36にて押圧する構成としたが、かかる連結用の部材17a,17b,56a,56b,56cを介さずに直接、透過部材5又は清掃手段16を弾性部材18,58にて付勢し、読取手段36にて押圧する構成にしてもよい。
前述の実施の形態1及び2では、弾性部材18をばねにて構成したが、ばね以外に、弾性ゴムにて構成してもよい。
本発明に係る画像読取装置の第1の実施の形態の概要を示す正面断面図である。 本発明に係る画像読取装置の原稿読取部の駆動機構を示す斜視図である。 本発明に係る画像読取装置の第1の実施の形態の清掃動作状態を示す正面断面図である。 本発明に係る画像読取装置の制御ブロック図である。 本発明に係る画像読取装置の制御動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像読取装置の制御動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像読取装置の制御動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像読取装置の第2の実施の形態の概要を示す正面断面図である。 本発明に係る画像読取装置の第2の実施の形態の清掃動作状態を示す正面断面図である。
符号の説明
1 原稿トレイ
2 ピックアップローラ
3 搬送ローラ
4 搬送ガイド
5 読取ガラス(透過部材)
6 背面ローラ
7 排紙ローラ
8 排紙トレイ
9 ランプユニット
9a ワイヤ固定部
9b ワイヤ固定部
9c ミラー支持部
10 ランプ
11 第1ミラー
12 第2ミラー
13 第3ミラー
14 結像レンズ
15 CCD撮像素子
16 清掃手段
16a ブラシ
16b ブラシ
17 連動手段
17a 上部材
17b 下部材
18 ばね(弾性部材)
19 ミラーユニット
19a ワイヤ固定部
19b ワイヤ固定部
19c ミラー支持部
20 本体部
21 原稿読取部
22 本体フレーム
22b 底板
23 暗箱
24a 駆動ワイヤ
24b 駆動ワイヤ
25a ガイドレール
25b ガイドレール
26 支持プーリ
27 支持プーリ
28 プーリ
29 プーリ
30a ガイドレール
30b ガイドレール
31 駆動モータ
32 タイミングベルト
33 駆動シャフト
34a 駆動プーリ
34b 駆動プーリ
35 読取ガラス
36 読取手段
37 原稿有無検知センサ
38 第1ランプユニット位置センサ
39 第2ランプユニット位置センサ
40 制御手段
41 画像処理手段
42 搬送駆動手段
43 ランプユニット駆動手段(駆動手段)
44 点灯駆動手段
45 信号線
50 原稿トレイ
51 ピックアップローラ
52 押圧パッド
53 搬送ローラ
54 排紙ローラ
55 排紙トレイ
56 連動手段
56a 横部材
56b 横部材
56c 縦部材
57 背面ローラ
58 ばね(弾性部材)
60 原稿搬送ユニット
61 原稿搬送ユニット
H 搬送路
P 原稿
Y 搬送原稿用の読取領域

Claims (8)

  1. 固定した原稿の画像を読み取る場合は固定原稿用の読取動作範囲を移動し、搬送される原稿の画像を読み取る場合は搬送原稿用の読取動作位置に停止するように駆動手段にて駆動される読取手段を備え、前記読取動作位置に停止した前記読取手段の搬送原稿用の読取領域に設けた透過部材の表面に原稿の読取面が接する状態で原稿を搬送し、該原稿の読取面からの反射光を前記透過部材に透過させて前記読取手段に導き、該読取手段にて前記搬送原稿の画像を読み取る画像読取装置において、
    前記透過部材は原稿搬送方向に移動自在に構成されており、前記透過部材の表面を清掃するために前記搬送原稿用の読取領域から原稿搬送方向に離間した位置に配設された清掃手段と、前記固定原稿及び前記搬送原稿の何れの画像読み取りも行っていない場合に、前記駆動手段にて駆動されて原稿搬送方向に移動する前記読取手段の移動に連動して前記透過部材を前記清掃手段の配設位置へ移動させる連動手段とを備えていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記透過部材を前記搬送原稿用の読取領域を外れた側から該読取領域の側に付勢する弾性部材を備え、前記駆動手段は、前記清掃手段にて清掃動作を行う場合に、前記透過部材を前記読取手段にて前記弾性部材による付勢方向の反対側に押圧するように前記読取手段を移動させる構成にしてある請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記清掃手段の配設位置は、前記搬送原稿用の読取領域の上流側に位置する請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 固定した原稿の画像を読み取る場合は固定原稿用の読取動作範囲を移動し、搬送される原稿の画像を読み取る場合は搬送原稿用の読取動作位置に停止するように駆動手段にて駆動される読取手段を備え、前記読取動作位置に停止した前記読取手段の搬送原稿用の読取領域に設けた透過部材の表面に原稿の読取面が接する状態で原稿を搬送し、該原稿の読取面からの反射光を前記透過部材に透過させて前記読取手段に導き、該読取手段にて前記搬送原稿の画像を読み取る画像読取装置において、
    前記搬送原稿用の読取領域の位置と該搬送原稿用の読取領域から原稿搬送方向に離間した待機位置との間を往復移動自在に設けられて前記透過部材の表面を清掃する清掃手段と、前記固定原稿及び前記搬送原稿の何れの画像読み取りも行っていない場合に、前記駆動手段にて駆動されて原稿搬送方向に移動する前記読取手段の移動に連動して前記清掃手段を前記待機位置から前記搬送原稿用の読取領域の位置へ移動させる連動手段とを備えていることを特徴とする画像読取装置。
  5. 前記清掃手段を前記待機位置を外れた側から該待機位置の側に付勢する弾性部材を備え、前記駆動手段は、前記清掃手段にて清掃動作を行う場合に、前記清掃手段を前記読取手段にて前記弾性部材による付勢方向の反対側に押圧するように前記読取手段を移動させる構成にしてある請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記清掃手段の待機位置は、前記搬送原稿用の読取領域の上流側に位置する請求項4又は請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 前記清掃手段は、前記原稿の読取面に面する前記透過部材の一面、及び、当該一面の裏側の面に接触する複数の清掃部材を備えている請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  8. 前記搬送原稿の画像読み取りを1枚行ったことを検出する手段と、該手段にて前記搬送原稿の画像読み取りを1枚行ったことが検出された場合に、前記駆動手段を作動させて前記清掃手段による清掃動作を行わせる手段とを備えている請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011010182A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置および方法

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