JP2004108674A - 吸着式冷凍機用吸着器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】陽極酸化皮膜処理にて形成した酸化皮膜及びSiO2皮膜からなる二層構造の保護膜にて熱交換器120、130の表面を覆う。陽極酸化皮膜処理において、電極と熱交換器120、130との間を流れる電流は、電界が集中し易い部位、つまりフィン122、132の端部等の表面積が非常に小さい部分に集中して流れる。したがって、陽極酸化皮膜処理にて酸化皮膜を形成すれば、フィン122、132の端部等の表面積が非常に小さい部分にも確実に酸化皮膜を形成することができるので、仮に端部にSiO2皮膜が形成できなかった場合やSiO2皮膜にクラック欠陥が発生していたとしても、アルミニウムと水とが化学反応して水素ガスが発生することを確実に防止できる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸着式冷凍機に適用される吸着器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の吸着器では、ケーシング内に収納されたアルミニウム製の熱交換器の表面にケイ酸皮膜(SiO2)を設けることにより、アルミニウムと水とが化学反応して水素ガス(H2)が発生してしまうことを抑制して吸着剤の吸着作用が阻害されることを防止している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平13−124435号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発明者等は上記公報に記載の発明を試作検討したところ、以下に述べる問題が発生し、水素ガス発生を十分に抑制することができなかった。
【0005】
すなわち、現状のケイ酸皮膜の形成方法(特許文献1参照)では、フィンの端部等の表面積が非常に小さい部分にケイ酸皮膜を形成することは難しく、高い歩留まりを維持しながら熱交換器の表面全体にケイ酸皮膜を形成することが困難であった。
【0006】
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規な吸着式冷凍機用吸着器を提供し、第2には、ケーシング内で水素ガス等の不凝縮ガスが発生することを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、吸着剤が気相冷媒を吸着する作用を利用して、冷媒を蒸発させて、その蒸発潜熱により冷凍能力を発揮する吸着式冷凍機に用いられる吸着器であって、冷媒が封入されたケーシング(110)と、ケーシング(110)内に配設されたアルミニウム製の熱交換器(120、130)とを有し、熱交換器(120、130)の表面には、少なくとも陽極酸化皮膜処理にて形成された第1皮膜と電気絶縁性を有する第2皮膜とからなる保護膜が形成されていることを特徴とする。
【0008】
これにより、第1皮膜及び第2皮膜にて熱交換器(120、130)の表面を覆っているので、アルミニウムと水とが化学反応して水素ガスが発生することを防止できる。
【0009】
ところで、陽極酸化皮膜処理において、電極と熱交換器(120、130)との間を流れる電流は、電界が集中し易い部位、つまりフィン(122、132)の端部等の表面積が非常に小さい部分に集中して流れる。
【0010】
したがって、陽極酸化皮膜処理にて第1皮膜を形成すれば、表面積が非常に小さい部分にも確実に第1皮膜を形成することができるので、アルミニウムと水とが化学反応して水素ガスが発生することを確実に防止できる。
【0011】
請求項2に記載の発明では、吸着剤が気相冷媒を吸着する作用を利用して、冷媒を蒸発させて、その蒸発潜熱により冷凍能力を発揮する吸着式冷凍機に用いられる吸着器であって、冷媒が封入されたケーシング(110)と、ケーシング(110)内に配設されたアルミニウム製の熱交換器(120、130)とを有し、熱交換器(120、130)の表面には、少なくとも電気メッキ処理にて形成された第1皮膜と電気絶縁性を有する第2皮膜とからなる保護膜が形成されていることを特徴とする。
【0012】
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、表面積が非常に小さい部分にも確実に第1皮膜を形成することができるので、アルミニウムと水とが化学反応して水素ガスが発生することを確実に防止できる。
【0013】
請求項3に記載の発明では、ケーシング(110)はステンレス製であることを特徴とするものである。
【0014】
請求項4に記載の発明では、第1皮膜の上に第2皮膜が形成されていることを特徴とするものである。
【0015】
請求項5に記載の発明では、第2皮膜はケイ酸皮膜(SiO2)にて形成されていることを特徴とするものである。
【0016】
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の吸着式冷凍機用吸着器に適用される熱交換器(120、130)の製造方法であって、熱交換器(120、130)に設けられたフィン(122、132)の端部近傍に電気極が位置するようにした状態で第1皮膜を形成した後、第2皮膜を形成することを特徴とする。
【0017】
これにより、フィン(122、132)の端部等の表面積が非常に小さい部分にも確実に第1皮膜を形成することができるので、アルミニウムと水とが化学反応して水素ガスが発生することを確実に防止できる。
【0018】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る吸着式冷凍機用吸着器を吸着式空調装置に適用したものであって、図1は吸着式空調装置の模式図である。
【0020】
本実施形態に係る吸着器100は、図1(a)に示すように、少なくとも2個設けられており、以下、紙面上側の吸着器100を第1吸着器100と表記し、紙面下側の吸着器100を第2吸着器100と表記し、第1、2吸着器を総称するときは、単に吸着器100と表記する。なお、吸着器100の詳細は、後述する。
【0021】
室外熱交換器200は吸着器100内を循環した熱媒体(本実施形態では、水にエチレングリコール系の不凍液をした流体)と室外空気とを熱交換する熱交換器であり、室内熱交換器300は吸着器100にて発生した冷凍能力により冷却された熱媒体と室内に吹き出す空気(以下、この空気を空調風と呼ぶ。)とを熱交換し、空調風を冷却する熱交換器である。
【0022】
因みに、室内熱交換器300は、図1(b)に示すように、空調風の通路を形成する空調ケーシング310内に配設されており、この空調ケーシング310の空気流れ上流側には、例えば遠心式送風機320が配設されている。
【0023】
なお、本実施形態では、水冷式エンジン(水冷式内燃機関)等の熱機関、又はパワーアンプ等の電気機器で発生した廃熱を回収した冷却水(熱媒体と同じ流体)を吸着器100(後述する第2熱交換器130)内に循環させることにより吸着剤の再生を行っており、切換弁410〜440は熱媒体の循環経路を切り換えるである。
【0024】
次に、吸着器100について述べる。
【0025】
吸着器100は、図2に示すように、内部が略真空に保たれた状態で冷媒(本実施形態では、水)が封入されたステンレス(本実施形態では、SUS304)製のケーシング110、熱交換媒体とケーシング110内の冷媒(本実施形態では、水)との間で熱交換を行う蒸発/凝縮コアをなす第1熱交換器120、及び吸着剤(本実施形態ではシリカゲル)135を冷却又は加熱する吸着コアをなす第2熱交換器130から等から構成されている。
【0026】
ここで、両熱交換器120、130はケーシング110内に収納されているとともに、図3(a)(b)に示すように、アルミニウム(本実施形態では、例えばA3000系のアルミニウム材にろう材が被覆されたもの)製のチューブ121、131及びアルミニウム(本実施形態では、例えばA1000系又は3000系)製のフィン122、132からなるもので、第2熱交換器130のチューブ131及びフィン132の表面には、図3(d)に示すように、吸着剤135が接着剤(本実施形態では、エポキシ樹脂)によって接着固定されている。
【0027】
因みに、チューブ121、131は、熱媒体が流通する扁平状の管であり、フィン122、132は外表面積を増大させて熱交換効率を増大させる波状に形成されたものである。
【0028】
そして、両熱交換器120、130の外表面は、図3(b)、(e)に示すように、冷媒である水とアルミニウム、つまり両熱交換器120、130とが直接に接触することを防止する保護膜Tが形成されている。
【0029】
この保護膜Tは、陽極酸化皮膜処理(アルマイト処理)にて形成された第1皮膜をなす酸化皮膜(Al2O3)と電気絶縁性を有する第2皮膜をなすSiO2皮膜とから構成されており、SiO2皮膜は酸化皮膜の上に形成されている。
【0030】
なお、図2中、配管123、133は第1、2熱交換器120、130に接合されてケーシング110内外側を貫通するアルミニウム(本実施形態では、例えばA1000系又は3000系)製の管であり、この配管123、133により熱媒体が吸着器100内、つまり第1、2熱交換器120、130に導かれる。
【0031】
次に、保護膜Tの形成方法について述べる。
【0032】
先ず、図4に示すように、フィン122、132の端部近傍に電気極が位置するように熱交換器120、130をアルマイト処理浴槽内に浸漬し、電極と熱交換器120、130との間に電圧を印加することにより熱交換器120、130表面に酸化皮膜を形成する。
【0033】
次に、触媒反応により常温(約25℃)〜低温(200℃)以下の温度でセラミック化して無機皮膜となるSiO2処理溶液を用いてディップ処理又は塗布によりにて酸化皮膜の上にSiO2皮膜を形成する。なお、SiO2皮膜の厚みは、10μm以下とすることが望ましい。
【0034】
次に、空調装置の概略作動を述べる。
【0035】
先ず、切換弁410〜440を図1の実線に示すように作動させて、第1吸着器100の第1熱交換器120と室内熱交換器300との間、第1吸着器100の第2熱交換器130と室外器200との間、並びに第2吸着器100の第1熱交換器と室外器200との間、第2吸着器100の第2熱交換器130とエンジンとの間に熱媒体を循環させる。
【0036】
これにより、第1吸着器100が吸着工程となり、第2吸着器100が脱離工程となるので、第1吸着器100で発生した冷凍能力により空調風が冷却され、第2吸着器100にて吸着剤133の再生が行われる。
【0037】
つまり、この状態(以下、第1状態と呼ぶ。)では、第1吸着器100の第1熱交換器120は液相冷媒を蒸発させて冷凍能力を発生させる蒸発器として機能し、第1吸着器100の第2熱交換器130は吸着剤133を冷却する冷却器として機能し、第2吸着器100の第1熱交換器120は吸着剤133から脱離した水蒸気を冷却する凝縮器として機能し、第2吸着器100の第2熱交換器130は吸着剤133を加熱する加熱器として機能する。
【0038】
そして、第1状態で所定時間(本実施形態では、60秒〜100秒)が経過したときに、切換弁410〜440を図1の破線に示すように作動させて、第2吸着器100の第1熱交換器120と室内熱交換器300との間、第2吸着器100の第2熱交換器130と室外器200との間、並びに第1吸着器100の第1熱交換器と室外器200との間、第1吸着器100の第2熱交換器130とエンジンとの間に熱媒体を循環させる。
【0039】
これにより、第2吸着器100が吸着工程となり、第1吸着器100が脱離工程となるので、第2吸着器100で発生した冷凍能力により空調風が冷却され、第1吸着器100にて吸着剤133の再生が行われる。
【0040】
つまり、この状態(以下、第2状態と呼ぶ。)では、第2吸着器100の第1熱交換器120は液相冷媒を蒸発させて冷凍能力を発生させる蒸発器として機能し、第2吸着器100の第2熱交換器130は吸着剤133を冷却する冷却器として機能し、第1吸着器100の第1熱交換器120は吸着剤133から脱離した水蒸気を冷却する凝縮器として機能し、第1吸着器100の第2熱交換器130は吸着剤133を加熱する加熱器として機能する。
【0041】
そして、第2状態で所定時間が経過したとき、切換弁410〜440作動させて再び第1状態とする。このように、第1状態及び第2状態を所定時間毎に交互に繰り返して、空調装置を連続的に稼働させる。
【0042】
なお、所定時間は、ケーシング110内に存在する液相冷媒の残量や吸着剤133の吸着能力等に基づいて適宜選定されるものである。
【0043】
次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0044】
本実施形態では、酸化皮膜及びSiO2皮膜からなる二層構造の保護膜Tにて熱交換器120、130の表面を覆っているので、アルミニウムと水とが化学反応して水素ガスが発生することを防止できる。
【0045】
ところで、陽極酸化皮膜処理において、電極と熱交換器120、130との間を流れる電流は、電界が集中し易い部位、つまりフィン122、132の端部等の表面積が非常に小さい部分に集中して流れる。
【0046】
したがって、陽極酸化皮膜処理にて酸化皮膜を形成すれば、フィン122、132の端部等の表面積が非常に小さい部分にも確実に酸化皮膜を形成することができるので、アルミニウムと水とが化学反応して水素ガスが発生することを確実に防止できる。
【0047】
延いては、吸着剤133の吸着能力が低下することを防止できるので、空調装置(吸着式冷凍機)の冷凍能力が低下することを防止できるとともに、定期的に、真空ポンプによりケーシング110内の水素ガスを吸引する必要がないので、吸着器100のメインテナンスフリー化を図ることができる。
【0048】
なお、図5は本実施形態、つまり酸化皮膜及びSiO2皮膜からなる保護膜Tを有する場合における水素ガス発生量(水素ガス圧)とSiO2皮膜のみからなる保護膜Tを有する場合における水素ガス発生量(水素ガス圧)とを示す試験結果であり、図5から明らかなように、本実施形態によれば、水素ガスが発生すること確実に防止できることが解る。
【0049】
(第2実施形態)
第1実施形態では、第1皮膜を陽極酸化皮膜処理にて形成したが、本実施形態は、電気メッキ処理にて熱交換器120、130の表面に水素よりイオン化傾向が高い金属(例えば、銅)を析出させて第1皮膜を形成したものである。
【0050】
これにより、第1実施形態と同様に、フィン122、132の端部等の表面積が非常に小さい部分にも確実に第1皮膜を形成することができるので、アルミニウムと水とが化学反応して水素ガスが発生することを確実に防止できる。
【0051】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、SiO2により電気絶縁性を有する皮膜を形成したが、その他のものにより皮膜を形成してもよい。
【0052】
上述の実施形態では、SiO2処理溶液として触媒反応により常温(約25℃)〜低温(200℃)以下の温度でセラミック化して無機被膜となるものを使用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば高温(450℃以上)で加熱・乾燥させたときにセラミック化(硬化)するものを使用してもよい。なお、この場合のSiO2皮膜の厚みは0.5μm以下とすることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は吸着式冷凍機の模式図であり、(b)は空調ケーシングの模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係る吸着器の説明図である。
【図3】(a)は熱交換器の斜視図であり、(b)はA部拡大図であり、(c)は第1熱交換器の斜視図であり、(d)はB部拡大図であり、(e)はC部拡大図である。
【図4】陽極酸化皮膜処理を示す説明図である。
【図5】酸化皮膜及びSiO2皮膜からなる保護膜Tを有する場合における水素ガス発生量(水素ガス圧)とSiO2皮膜のみからなる保護膜Tを有する場合における水素ガス発生量(水素ガス圧)とを示すグラフである。
【符号の説明】
120…第1熱交換器(蒸発/凝縮コア)、121…チューブ、
122…フィン、130…第2熱交換器(吸着コア)、131…チューブ、
132…フィン。
Claims (6)
- 吸着剤が気相冷媒を吸着する作用を利用して、冷媒を蒸発させて、その蒸発潜熱により冷凍能力を発揮する吸着式冷凍機に用いられる吸着器であって、
冷媒が封入されたケーシング(110)と、
前記ケーシング(110)内に配設されたアルミニウム製の熱交換器(120、130)とを有し、
前記熱交換器(120、130)の表面には、少なくとも陽極酸化皮膜処理にて形成された第1皮膜と電気絶縁性を有する第2皮膜とからなる保護膜が形成されていることを特徴とする吸着式冷凍機用吸着器。 - 吸着剤が気相冷媒を吸着する作用を利用して、冷媒を蒸発させて、その蒸発潜熱により冷凍能力を発揮する吸着式冷凍機に用いられる吸着器であって、
冷媒が封入されたケーシング(110)と、
前記ケーシング(110)内に配設されたアルミニウム製の熱交換器(120、130)とを有し、
前記熱交換器(120、130)の表面には、少なくとも電気メッキ処理にて形成された第1皮膜と電気絶縁性を有する第2皮膜とからなる保護膜が形成されていることを特徴とする吸着式冷凍機用吸着器。 - 前記ケーシング(110)はステンレス製であることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸着式冷凍機用吸着器。
- 前記第1皮膜の上に前記第2皮膜が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の吸着式冷凍機用吸着器。
- 前記第2皮膜はケイ酸皮膜(SiO2)にて形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の吸着式冷凍機用吸着器。
- 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の吸着式冷凍機用吸着器に適用される熱交換器(120、130)の製造方法であって、
前記熱交換器(120、130)に設けられたフィン(122、132)の端部近傍に電気極が位置するようにした状態で前記第1皮膜を形成した後、前記第2皮膜を形成することを特徴とする吸着式冷凍機用熱交換器(120、130)の製造方法。
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A521 | Written amendment |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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