JP2004107905A - 床材 - Google Patents

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JP2004107905A JP2002268869A JP2002268869A JP2004107905A JP 2004107905 A JP2004107905 A JP 2004107905A JP 2002268869 A JP2002268869 A JP 2002268869A JP 2002268869 A JP2002268869 A JP 2002268869A JP 2004107905 A JP2004107905 A JP 2004107905A
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Kazuo Mori
森 一夫
Hitoo Sakamoto
坂本 仁雄
Tsuguto Hayashi
林 嗣人
Takashi Yoshigasako
芳ヶ迫 隆司
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Abstract

【課題】耐凹み傷性に優れ、軽量化及び木材の有効利用を図り得る床材を提供する。
【解決手段】本発明は、基材合板層10上に基材上面層20が積層された複合基材1を有する床材を対象とする。基材合板層10は、合板中間層15の表裏に合板表面層11、11が積層された合板により構成される。基材上面層20は、密度が0.75g/cm3 以上の木質繊維板により構成されるとともに、厚さが0.2〜1.3mmに設定される。合板表面層11は、比重が0.50以上の高比重材単板により構成される。合板中間層15は、比重が0.45以下の低比重材単板が3層積層されて構成される。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、家屋やマンション等の居住用建造物における屋内の床仕上げ用に好適に用いられる床材に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般住宅等における床仕上げ用の床材として、ラワン合板からなる基材上に化粧層が積層されたものが周知であるが、この床材は、表面の化粧層にヒワレが発生し易いものであった。
【0003】
このヒワレを防止するため、下記特許文献1等に示すように、ラワン合板上に木質繊維板を積層して基材(複合基材)とする床材が周知である。
【0004】
ところが、特許文献1等の床材では、基材における合板と木質繊維板との伸縮率の違いから、谷反りが生じ易く、施工が困難になる恐れがある。
【0005】
そこで、下記特許文献2、3等に示すように、合板表面に積層される木質繊維板として薄物の繊維板を積層することにより、木質繊維板の伸縮挙動を抑制して、谷反りを防止する技術が開発されている。
【0006】
ところで、特許文献1〜3に示す上記従来の床材における基材用合板としては、ラワン材と称される木材の単板を積層したラワン合板が用いられている。
【0007】
しかしながら、ラワン材は、近年の天然木材資源の枯渇化により利用が制限される傾向が高く、ラワン代替材の使用、いわゆる省ラワン化、脱ラワン化の要望が強くなっている。
【0008】
【特許文献1】
実公平5−24483号
【0009】
【特許文献2】
特開平9−272102号
【0010】
【特許文献3】
特開平9−287274号
【0011】
【発明の背景】
一方、床材の技術分野においては、施工作業性の向上を図るため、床材自体の軽量化が常に求められているのが現状である。
【0012】
そこで、本願出願人は、軽量化を念頭におきながら、上記省ラワン化の要望に対処するため、床材用の材料として使用されない未利用材の活用、例えば、植林木、造林木、早生樹、廃木等の活用により、木材資源の有効利用を図り、天然木材資源の枯渇化に対処し得る技術について種々検討した。
【0013】
特に未利用材の中でも、比較的軽量の低比重材(軽量材)からなる合板を作製し、その合板上に薄物の木質繊維板を積層して床材(基材)を作製した。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記検討技術としての床材は、軽量で良好な施工作業性を確保できるものの、耐凹み傷性に劣るという問題が発生した。
【0015】
すなわち、低比重材からなる合板は、柔らかく凹み傷が付き易く、表面の木質繊維板が硬質であるとは言え、薄いため、この薄物の木質繊維板のみでは床材表面の凹み傷を確実に防止することは困難であり、床材として、十分な耐凹み傷性を得ることが困難であった。
【0016】
この発明は、上記の観点に基づいてなされたもので、軽量化を図りつつ、耐凹み傷性に優れ、しかも木材の有効利用により、天然木材資源の枯渇化に対処することができる床材を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本第1発明の床材は、基材合板層上に基材上面層が積層された複合基材を有する床材であって、前記基材合板層は、合板中間層の表裏に合板表面層が積層された合板により構成され、前記基材上面層は、密度が0.75g/cm3 以上の木質繊維板により構成されるとともに、厚さが0.2〜1.3mmに設定され、前記合板表面層は、比重が0.50以上の高比重材からなる単板により構成され、前記合板中間層は、比重が0.45以下の低比重材により構成されてなるものを要旨としている。
【0018】
この第1発明の床材においては、基材合板層の表面が、硬質の高比重材からなる単板により構成されるとともに、その合板層の上面に硬質の木質繊維板が積層されるものであるため、これらの硬質の木質繊維板及び合板表面層により、床材表面の耐凹み傷性を向上させることができ、床材表面に凹み傷が付くのを防止することができる。
【0019】
更に合板中間層は、軽量の低比重材により構成するものであるため、軽量化を図ることができ、床材施工作業を容易に行うことができる。
【0020】
しかも、合板中間層の材料としては、従来、柔らか過ぎて床材用の基材として利用されなかった低比重材を用いることができ、木材の有効利用を図ることができる。特に低比重材として、早生樹、植林材、造林材等の人工的に再生できる材料を用いることができ、一層、木材の有効利用を図ることができ、天然木材資源の枯渇化や自然環境の保護問題に的確に対応することができる。
【0021】
更に合板表面層として、従来、利用が少なかった高比重材を用いることができ、より一層木材の有効利用を図ることができる。特に高比重材として、廃木、植林材、造林材等を用いることができ、一段と、木材の有効利用を図ることができる。
【0022】
なお合板表面層としての高比重材は、高重量ではあるものの、使用箇所が一部に限られるものであるため、床材全体として高重量化を来すようなことはない。
【0023】
また本第1発明においては、基材合板層用の合板を、熱圧プレス成形により製造するに際して、合板両面に硬質の高比重材単板が配置されるものであるため、合板全体を低比重(軽量)材単板により構成する場合と比較して、熱圧による厚み減りが少なく、熱圧後における厚さのバラツキも少なくなり、高い寸法精度で安定した基材合板、ひいては高品質の床材製品を製造することができる。
【0024】
上記目的を達成するため、本第2発明は、基材合板層上に基材上面層が積層された複合基材を有する床材であって、前記基材合板層は、合板中間層の表裏に合板表面層が積層された合板により構成され、前記基材上面層は、密度が0.75g/cm3 以上の木質繊維板により構成されるとともに、厚さが0.2〜1.3mmに設定され、前記合板表面層は、JISK5400の耐衝撃性試験方法に準拠するデュポン式凹みが400μm以下の木材からなる単板により構成され、前記合板中間層は、比重が0.45以下の低比重材により構成されてなるものを要旨としている。
【0025】
この第2発明の床材においては、基材合板層の表面が、所定の耐凹み性を有する硬質の木材からなる単板により構成されるとともに、その合板層の表面に硬質の木質繊維板が積層されるものであるため、これらの硬質の木質繊維板及び合板表面層により、床材表面の耐凹み傷性を向上させることができ、表面に凹み傷が付くのを防止することができる。
【0026】
更に合板中間層は、軽量の低比重材により構成するものであるため、軽量化を図ることができ、床材施工作業を容易に行うことができる。
【0027】
しかも、合板中間層の材料としては、従来、柔らか過ぎて床材用の基材として利用されなかった低比重材を用いることができ、木材の有効利用を図ることができる。特に低比重材として、早生樹、植林材、造林材等の人工的に再生できる材料を用いることができ、一層、木材の有効利用を図ることができ、天然木材資源の枯渇化や自然環境の保護問題に的確に対応することができる。
【0028】
更に合板表面層としては、所定の耐凹み性を有するものであればどのようなものでも使用でき、例えば従来、利用されないような木材でも用いることができ、より一層木材の有効利用を図ることができる。特に合板表面層用の材料として、廃木、植林材、造林材等を用いることができ、一段と、木材の有効利用を図ることができる。
【0029】
なお合板表面層としての材料自体は、高重量となる可能性が高いものの、使用箇所が一部に限られるものであるため、床材全体として高重量化を来すようなことはない。
【0030】
また本第2発明においても、上記第1発明と同様、基材合板層用の合板の両面に硬質の木材からなる単板が配置されるものであるため、製造時の熱圧による厚み減りが少なく、熱圧後における厚さのバラツキも少なくなり、高い寸法精度で安定した基材合板、ひいては高品質の床材製品を製造することができる。
【0031】
上記目的を達成するため、本第3発明の床材は、基材合板層上に基材上面層が積層された複合基材を有する床材であって、前記基材合板層は、合板中間層の表裏に合板表面層が積層された合板により構成され、前記基材上面層は、木質繊維板により構成されるとともに、厚さが0.2〜1.3mmに設定され、前記合板表面層は、単板により構成されるとともに、前記合板中間層は、比重が0.45以下の低比重材により構成されてなり、前記基材上面層としての木質繊維板の密度を「Fd(g/cm3 )」、厚さを「Ft」とし、前記合板表面層としての単板の比重を「Bd」、厚さを「Bt」としたとき、Fd×Ft+Bd×Bt≧0.9の関係が成立するよう構成されてなるものを要旨としている。
【0032】
この第3発明の床材においては、合板表面層と基材上面層との単位面積当たりの重さ(硬さ)を所定値以上に特定するものであるため、床材表面の耐凹み傷性を向上させることができ、表面に凹み傷が付くのを防止することができる。
【0033】
更に合板中間層は、軽量の低比重材により構成するものであるため、軽量化を図ることができ、床材施工作業を容易に行うことができる。
【0034】
しかも、合板中間層の材料としては、従来、柔らか過ぎて床材用の基材として利用されなかった低比重材を用いることができ、木材の有効利用を図ることができる。特に低比重材として、早生樹、植林材、造林材等の人工的に再生できる材料を用いることができ、一層、木材の有効利用を図ることができ、天然木材資源の枯渇化や自然環境の保護問題に的確に対応することができる。
【0035】
更に上記の関係式を満足するものであれば、合板表面層として、どのようなものでも使用でき、例えば従来、利用されないような木材でも用いることができ、より一層木材の有効利用を図ることができる。特に合板表面層用の材料として、廃木、植林材、造林材等を用いることができ、一段と、木材の有効利用を図ることができる。
【0036】
なお合板表面層としての材料は、高重量となる可能性が高いものの、使用箇所が一部に限られるものであるため、床材全体として高重量化を来すようなことはない。
【0037】
また本第3発明においても、上記第1及び第2発明と同様、基材合板層用の合板の両面に硬質の木材からなる単板が配置されるものであるため、製造時の熱圧による厚み減りが少なく、熱圧後における厚さのバラツキも少なくなり、高い寸法精度で安定した基材合板、ひいては高品質の床材製品を製造することができる。
【0038】
以下、本発明の構成を図面を用いて詳細に説明する。
【0039】
図1はこの発明に関連した床材を示す拡大断面図である。
【0040】
同図に示すように、本発明は、基材合板層(10)上に基材上面層(20)が積層された複合基材(1)を有する床材を対象とする。
【0041】
本発明の床材は、複合基材(1)の上面に化粧層(30)が積層されるとともに、下面に裏打ち層(40)が積層されて床材製品として用いられるものである。
【0042】
本発明において、基材上面層(20)としては、所定の構成を有する木質繊維板が用いられる。
【0043】
すなわち基材上面層(20)の木質繊維板は、密度(比重)が0.75g/cm3 (平均)以上のものを用いる必要があり、好ましくは密度が0.80g/cm3 以上のもの、より好ましくは密度が0.85g/cm3 以上のものを用いるのが望ましい。
【0044】
すなわちこの密度が小さ過ぎる場合には、十分な硬さを得ることができず、所定の耐凹み傷性を得ることが困難になる恐れがある。
【0045】
更に基材上面層用の木質繊維板としては、厚さが0.2〜1.3mmのものを用いる必要があり、好ましくは下限値が0.24mm以上のものを用いるのが良い。
【0046】
すなわちこの厚さが薄過ぎる場合には、製造が困難になるとともに、十分な硬さを得ることができず、所定の耐凹み傷性を得ることが困難になる恐れがある。逆に、厚過ぎる場合には、合板層(10)が基材上面層(20)としての木質繊維板の伸縮挙動による悪影響を受け易くなり、有害な谷反り変形が生じて、床材施工が困難になる恐れがあり、好ましくない。
【0047】
なお、基材上面層(20)としての木質繊維板は、例えば厚さ2.0〜3mm程度の木質繊維板を、厚さ方向に1ないし複数回分割して、その分割面を、研磨研削することにより得られるものである。また言うまでもなく、上記範囲の厚さで作製された木質繊維板を用いるようにしても良い。
【0048】
また基材上面層(20)を構成する木質繊維板は、JISK5400の耐衝撃性試験方法に準拠するデュポン式凹みが250μm以下となり、ラワン合板(デュポン式凹み400〜800μm)よりも耐凹み性に優れている。
【0049】
本発明において、基材合板層(10)は、合板中間層(15)の表裏両面に表面(裏面)層(11)(11)が積層された合板により構成されている。
【0050】
合板中間層(15)は、比重(平均)が0.45以下、好ましくは0.40以下の低比重材により構成されている。すなわちこの比重が大き過ぎる場合には、高重量化を来たし、床材施工作業が困難になる恐れがある。
【0051】
合板中間層(15)は、低比重の単独材(非積層材)やその集成材により構成することも可能であるが、好ましくは、2枚以上の低比重材からなる単板を積層して構成するのが好ましい。
【0052】
すなわち本発明において、前記合板中間層(15)は、複数の低比重材からなる単板が積層されて形成されてなる構成を採用するのが好ましい。
【0053】
この構成を採用する場合、合板中間層(15)として適度な厚みを確保することができる。
【0054】
更に合板中間層(15)が、複数の低比重材からなる単板(低比重材単板)が積層されて形成されている場合には、この低比重材単板の厚さを、1.0〜4.0mmに設定するのが好ましい。すなわち薄過ぎる場合には、軽量化を図ることが困難になり、逆に厚過ぎる場合には、その分、基材上面層(20)や合板表面層(11)の厚さが薄くなり、所定の硬さを得ることができなくなる恐れがある。
【0055】
また、低比重材単板を積層する場合、隣合う単板の繊維方向を交差させて積層するのが良い。すなわち繊維方向を交差させることにより、合板製造時のプレスによる厚み減りを少なくすることができ、所定の厚みの合板を精度良く得ることができる。もっとも、本発明においては、隣合う単板間の繊維方向を必ずしも交差させる必要はなく、単板間の一部あるいは全部を平行に配置するようにして積層した形態に構成しても良い。
【0056】
ここで、本発明に適用可能な低比重材としては、ファルカータ(比重0.33)、キャンプノスペルマ(比重0.33)、プライ、ジェルトン、ターミナリア(比重0.38)、エリマ等を例示することができる。中でも特に、早生樹及び植林木であるファルカータを好適に使用することができる。
【0057】
また低比重材単板は、低比重の木材をロータリー切削、スライス切削等の公知の切削加工にて得られるものである。
【0058】
本発明において、基材合板層(10)の表面層(11)としては、高比重材からなるもの(第1発明)、所定の耐凹み性を有するもの(第2発明)、基材上面層(20)用の木質繊維板との間で所定の関係を有するもの(第3発明)を用いるものである。
【0059】
まず第1発明においては、表面層(11)として、比重(平均)が0.50以上のものを用いる必要があり、好ましくは、0.53以上のもの、より好ましくは0.60以上のものを用いるのが良い。
【0060】
すなわちこの比重が小さ過ぎる場合には、十分な硬さを得ることができず、所定の耐凹み傷性を得ることが困難になる恐れがある。
【0061】
ここで本発明に適用可能な高比重材としては、クルイン、バンキライ(比重0.95)、バラウ(比重0.96)、セルティス、カポール(比重0.73)、ケンパス(比重0.87)、ユーカリロブスター(比重0.75)、カメレレ、アカシアマンギウム(比重0.54〜0.66)、アカシアハイブリッド(比重0.47〜0.6)、ゴムノキ(比重0.54〜0.65)、アカシアアウリカリフォルミス(比重0.69)等を例示することができる。中でも、ゴムノキは、ゴムの樹液を採取した後の廃木を利用するものであるため、木材資源を、より一層有効に利用することができる。更に植林材としても存在するアカシアマンギウム、アカシアハイブリッド、アカシアアウリカリフォルミスも好適に使用することができる。
【0062】
また表面層(11)の厚さは、0.5〜2.0mmに設定するのが良く、好ましくは下限値を0.8mm以上、上限値を1.4mm以下に設定するのが良い。すなわちこの厚さが薄過ぎる場合には、基材合板の表単板として硬さが不十分となる恐れがあり、逆に厚過ぎる場合には、高重量化を来す恐れがある。
【0063】
なお、表面層(11)は、厚さが多少薄くとも、その表面に設けられる基材上面層(20)としての木質繊維板を厚く設定することにより、十分な耐凹み傷性を得ることができる。また表面層(11)の厚さを、1.0mm以上に設定した場合には、合板中間層(15)が低比重材で構成されていても、基材合板層(10)自体に、ラワン合板と同等の耐凹み性を得ることができる。
【0064】
次に第2発明において、表面層(11)は、JISK5400の耐衝撃性試験方法に準拠するデュポン式凹みが400μm以下の木材からなる単板により構成する必要があり、好ましくは300μm以下の単板により構成するのが良い。
【0065】
すなわちこの凹みが、大き過ぎる場合には、床材全体として十分な耐凹み性を得ることが困難になるばかりか、合板層(10)の上面に、基材上面層(20)としての木質繊維板を接着一体化した際に、有害な谷反りが生じ易くなり、好ましくない。
【0066】
ここで、デュポン式凹みとは、JISK5400の耐衝撃性試験方法に準拠するものであり、質量500gの錘を30cmの高さから落下させたときに、試料表面に生じる凹み深さによって特定されるものである。この際、試料の厚さは、8mm程度以上として測定するものとし、上記の厚さよりも薄い材料を測定する場合には、その薄い材料を複数枚を重ねて、厚さを8mm程度以上にしてから測定するものである。
【0067】
なお、デュポン式凹みが、400μm以下の木材であれば、高比重材でなくとも、本発明の表面層(11)として使用可能である。例えば本発明においては、メリナ(比重0.49)やラワン(比重0.50)等も使用することができる。
【0068】
またこの第2発明の表面層(11)の厚さは、上記第1発明と同様に設定するのが好ましい。
【0069】
次に第3発明においては、基材上面層(20)としての木質繊維板の密度(絶対値)を「Fd」、厚さを「Ft」とし、合板表面層(11)としての単板の比重を「Bd」、厚さを「Bt」としたとき、基材上面層の密度と厚さの積(Fd×Ft)と、合板表裏面層の比重と厚さの積(Bd×Bt)との和(Fd×Ft+Bd×Bt)を0.9以上に設定する必要があり、好ましくは1.0以上、より好ましくは1.1以上に設定するのが良い。
【0070】
すなわち合板表面層と基材上面層との比重×厚さの総和(Fd×Ft+Bd×Bt=Σ〔dt〕)が、小さ過ぎる場合には、床材表面に十分な硬さを得ることができず、所定の耐凹み性を得ることが困難になる恐れがあり、好ましくない。
【0071】
なお、この総和(Σ〔dt〕)が0.9以上であれば、上記のデュポン式凹みが400μm超えるものや、高比重材でないものであっても、本発明の表面層(11)用の木材(単板)として使用可能である。
【0072】
またこの第3発明の表面層(11)の厚さは、上記第1発明と同様に設定するのが好ましい。
【0073】
本発明において、床材(複合基材)の平面形状が長方形である場合、合板表面層(11)としての単板は、その繊維方向が床材長さ方向に対し平行に配置しても、交差(直交)して配置しても良い。
【0074】
もっとも、本発明においては、特に有害な幅反りを防止するため、合板表面層(11)としての単板は、その繊維方向を床材長さ方向に対し交差させた状態に配置するのが良い。
【0075】
また本発明において、合板中間層(15)を積層単板により構成する場合、合板表面層(11)としての単板は、合板中間層(15)の最外側単板に対し、繊維方向を交差させて積層するのが良い。すなわち繊維方向を交差させることにより、合板製造時のプレスによる厚み減りを少なくすることができ、所定の厚みの合板を精度良く得ることができる。もっとも、本発明においては、この単板間の繊維方向を必ずしも交差させる必要はなく、平行に配置するようにしても良い。
【0076】
また本発明においては、合板中間層(15)の厚さを、合板表面層(11)の厚さに対し2〜10倍に設定するのが良い。
【0077】
すなわち合板表面層(11)の厚さが、合板中間層(15)に対し薄過ぎる場合には、基材合板における表裏面の硬さが不十分となったり、床材表面に十分な耐凹み性を得ることができない恐れがあり、逆に厚過ぎる場合には、高重量化を来す恐れがある。
【0078】
図1に示すように、本発明の床材においては、複合基材(1)の下面に裏打ち層(40)を積層するのが好ましい。
【0079】
すなわち裏打ち層(40)を設けることにより、床材の有害な谷反りを防止することができる。
【0080】
この裏打ち層(40)としては、上記の谷反りを確実に防止できるように、所定の抗張力を有するものを採用するのが良い。
【0081】
更にこの裏打ち層(40)としては、裏面側からの吸湿を防止できるように、防湿性を有するものを用いるのが良い。
【0082】
この裏打ち層(40)としては、不織布、紙、単板、合成樹脂含浸紙、合成樹脂シート、合成樹脂フィルム等を単独又は組み合わせたものを好適に用いることができる。
【0083】
また裏打ち層(40)は、防湿性を付与するために、あるいは防湿性を向上させるために、裏打ち層(40)の表裏面や、層内に防湿材料を設けるようにしても良い。
【0084】
この防湿材料としては、例えば合成樹脂シートや合成樹脂フィルムを単独で又は組み合わせたものを好適に用いることができる。
【0085】
図1に示すように、本発明の床材においては、複合基材(1)の上面に化粧層(30)を積層するのが好ましい。
【0086】
この化粧層(30)としては、木質単板、模様柄印刷紙、合成樹脂含浸シート、塗料等を単独又は組み合わせたものを好適に用いることができる。
【0087】
一方、本発明の床材は、その全体厚さを、5.5〜16mm程度に設定するのが望ましく、好ましくは下限値を7mm程度、上限値を16mm程度に設定するのが望ましい。
【0088】
また本発明の床材は、その周縁部に、本実、相じゃくり実はぎ等の接合用加工が施されて、床材製品として構成するものが通例である。
【0089】
【発明の実施の形態】
図2はこの発明の実施形態である床材の端部を示す拡大断面図である。同図に示すようにこの床材は、平面視長方形を有し、複合基材(1)の上面に化粧層(30)、下面に裏打ち層(40)がそれぞれ積層されて形成されている。
【0090】
複合基材(1)は、基材合板層(10)上に、基材上面層(20)が積層されて構成されている。
【0091】
基材合板層(10)は、5層の直交貼りゴム・ファルカータ合板により構成されており、その表裏の表面層(11)(11)が、廃木としてのゴムノキ(比重0.54〜0.65)からなる高比重材単板により構成されるとともに、中間層(15)が、ファルカータ(比重0.33)からなる低比重材単板が3層積層されて構成されている。更に合板層(10)は、隣合う単板の繊維方向が直交して配置されており、両表面層(11)(11)の単板の繊維方向が、床材長さ方向に対し直交するように配置されている。
【0092】
更に基材上面層(20)は、厚さ0.475mm、密度0.9〜1.1g/cm3 の木質繊維板により構成されている。
【0093】
裏打ち層(40)は、裏打ちシートにより構成されている。
【0094】
また化粧層(30)は、複合基材(1)の上面に積層された化粧単板(31)と、その上に設けられた塗膜層(32)とにより構成されている。
【0095】
更に床材外周には、雄実等の接合用加工部(50)が形成されている。
【0096】
この構成の床材は、通常、パーティクルボードや捨貼り合板からなる平坦な床下地に施工されるものである。すなわち複数の床材が、隣合う床材間において対応する接合用加工部(50)同士を嵌合させつつ、床下地上に順次並べて施工されて、床面が形成される。この床仕上げ施工においては、各床材と床下地との間に接着剤を塗布するとともに、各床材の辺部に釘を打ち込んで床下地に固定する、いわゆる糊釘併用工法が多く用いられる。
【0097】
【実施例】
【0098】
【表1】
Figure 2004107905
【0099】
<実施例1>
表1に示すように、5層の直交貼りゴム・ファルカータ合板を作製した。このとき両表単板(合板表面層)を、比重0.55のゴムノキからなる厚さ1.1mmの高比重材単板により構成し、中間単板(合板中間層)を、比重0.4のファルカータからなる厚さ3.3mm、2.6mm、3.3mmの3枚の低比重材単板を積層したものにより構成した。この合板は、表単板も合わせた5層の繊維方向がそれぞれ交差するものである。
【0100】
なお、上記表単板用の高比重材におけるデュポン式凹みは、330μmであった。
【0101】
更に上記合板(基材合板)の上面に、密度0.85g/cm3 、厚さ0.475mmの木質繊維板を積層して複合基材を作製し、更にその複合基材上面に、化粧単板を積層して塗装して、実施例1の床材を作製した。
【0102】
そしてその床材に対し、JISK5400の耐衝撃性試験方法に準拠するデュポン式凹みを測定した。
【0103】
<実施例2>
表1に示すように、表単板を、比重0.55のゴムノキからなる厚さ1.03mmの高比重材単板により構成し、かつ基材上面層を、密度0.90g/cm3 、厚さ0.475mmの木質繊維板により構成した以外は、上記と同様に基材合板及び床材を作製し、基材合板及び床材のデュポン式凹みを測定した。
【0104】
<実施例3>
表1に示すように、表単板を、比重0.60のゴムノキからなる厚さ0.95mmの高比重材単板により構成した以外は、上記実施例1と同様に基材合板及び床材を作製し、基材合板及び床材のデュポン式凹みを測定した。
【0105】
<実施例4>
表1に示すように、表単板を、比重0.60のゴムノキからなる厚さ1.22mmの高比重材単板により構成した以外は、上記実施例2と同様に基材合板及び床材を作製し、床材のデュポン式凹みを測定した。
【0106】
<実施例5>
表1に示すように、表単板を、比重0.55のゴムノキからなる厚さ1.17mmの高比重材単板により構成した以外は、上記実施例2と同様に基材合板及び床材を作製し、床材のデュポン式凹みを測定した。
【0107】
<実施例6>
表1に示すように、表単板を、比重0.55のゴムノキからなる厚さ1.5mmの高比重材単板により構成した以外は、上記実施例1と同様に基材合板及び床材を作製し、基材合板及び床材のデュポン式凹みを測定した。
【0108】
<実施例7>
表1に示すように、表単板を、比重0.50のゴムノキからなる厚さ1.8mmの高比重材単板により構成した以外は、上記実施例1と同様に基材合板及び床材を作製し、基材合板及び床材のデュポン式凹みを測定した。
【0109】
<実施例8>
表1に示すように、表単板を、比重0.45のラワンからなる厚さ1.1mmの単板により構成した以外は、上記実施例2と同様に基材合板及び床材を作製し、基材合板及び床材のデュポン式凹みを測定した。
【0110】
<実施例9>
表1に示すように、表単板を、比重0.6のアカシアマンギウムからなる厚さ1.2mmの単板により構成した以外は、上記実施例2と同様に基材合板及び床材を作製し、床材のデュポン式凹みを測定した。
【0111】
<実施例10>
表1に示すように、表単板を、比重0.75のユーカリロブスターからなる厚さ1.1mmの単板により構成した以外は、上記実施例1と同様に基材合板及び床材を作製し、床材のデュポン式凹みを測定した。
【0112】
<比較例>
表1に示すように、両表単板として、比重0.37のファルカータからなる厚さ1.2mmの低比重材単板を用いた以外は、実施例2と同様にして、ファルカータ合板を作成し、デュポン式凹みを測定した。
【0113】
更にその基材合板を用いて、上記実施例2と同様に床材を作製し、デュポン式凹みを測定した。
【0114】
<参考例>
表1に示すように、両表単板として、比重0.5のラワンからなる厚さ1.2mmの単板を用い、中間単板として、比重0.5のラワンからなる厚さ3.3mm、2.6mm、3.3mmの3枚の単板を用いた以外は、実施例1と同様にして、ラワン合板を作成し、デュポン式凹みを測定した。
【0115】
更にその基材合板を用いて、上記実施例1と同様に床材を作製し、デュポン式凹みを測定した。
【0116】
<評価>
表1から明らかなように、実施例1〜10の基材合板や床材は、デュポン式凹みが小さく、十分な耐凹み性を有するものである。また実施例8は、合板表面層用単板として、比重0.45の高比重材ではないラワン材を用いているが、この単板と基材表面層との比重×厚さの総和(Σ〔dt〕)が特定値(0.9)以上であるため、床材として十分な耐凹み性を有していた。
【0117】
これに対し、比較例の基材合板や床材は、デュポン式凹みが大きく、耐凹み性が不十分であった。
【0118】
また実施例2、3、6、7の合板(基材合板層)と参考例における合板との対比において、実施例のように、比重0.4程度の低比重材からなる中間層の表面に高比重材からなる単板、あるいはデュポン式凹みが400μm以下の木材からなる単板を配置した構成とした場合、参考例のようなラワン合板よりも、優れた耐凹み性を有している。
【0119】
また参考例の床材は、ある程度の耐凹み性を有するものではあるが、天然木材としてのラワン材を多く使用する点が懸念されるところである。
【0120】
【発明の効果】
以上のように、本発明の床材によれば、基材合板層の表面が、硬質の単板により構成されるとともに、その合板層の表面に硬質の木質繊維板が積層されるものであるため、これらの硬質の木質繊維板及び合板表面層により、床材表面の耐凹み性を向上させることができ、表面に凹み傷が付くのを防止することができる。更に合板中間層は、軽量の低比重材により構成するものであるため、軽量化を図ることができ、床材施工作業を容易に行うことができる。しかも、合板中間層の材料としては、従来柔らか過ぎて床材用の基材として利用されなかった低比重材を用いることができ、木材の有効利用を図ることができる。特に低比重材として、早生樹、植林材、造林材等の人工的に再生し易い材料を用いることができ、一層、木材の有効利用を図ることができ、天然木材資源の枯渇化や自然環境の保護問題に的確に対応することができる。また基材合板層用の合板は、熱圧プレス成形により製造するに際して、合板両面に硬質の単板が配置されるものであるため、熱圧による厚み減りが少なく、更に熱圧後における厚さのバラツキも少なくなり、高い寸法精度で安定した基材合板、ひいては高品質の床材製品を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に関連した床材を示す拡大断面図である。
【図2】この発明の実施形態である床材の端部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1…複合基材
10…基材合板層
11…合板表面層
15…合板中間層
20…基材上面層
30…化粧層
40…裏打ち層

Claims (11)

  1. 基材合板層上に基材上面層が積層された複合基材を有する床材であって、
    前記基材合板層は、合板中間層の表裏に合板表面層が積層された合板により構成され、
    前記基材上面層は、密度が0.75g/cm3 以上の木質繊維板により構成されるとともに、厚さが0.2〜1.3mmに設定され、
    前記合板表面層は、比重が0.50以上の高比重材からなる単板により構成され、
    前記合板中間層は、比重が0.45以下の低比重材により構成されてなることを特徴とする床材。
  2. 基材合板層上に基材上面層が積層された複合基材を有する床材であって、
    前記基材合板層は、合板中間層の表裏に合板表面層が積層された合板により構成され、
    前記基材上面層は、密度が0.75g/cm3 以上の木質繊維板により構成されるとともに、厚さが0.2〜1.3mmに設定され、
    前記合板表面層は、JISK5400の耐衝撃性試験方法に準拠するデュポン式凹みが400μm以下の木材からなる単板により構成され、
    前記合板中間層は、比重が0.45以下の低比重材により構成されてなることを特徴とする床材。
  3. 基材合板層上に基材上面層が積層された複合基材を有する床材であって、
    前記基材合板層は、合板中間層の表裏に合板表面層が積層された合板により構成され、
    前記基材上面層は、木質繊維板により構成されるとともに、厚さが0.2〜1.3mmに設定され、
    前記合板表面層は、単板により構成されるとともに、前記合板中間層は、比重が0.45以下の低比重材により構成されてなり、
    前記基材上面層としての木質繊維板の密度を「Fd(g/cm3 )」、厚さを「Ft」とし、前記合板表面層としての単板の比重を「Bd」、厚さを「Bt」としたとき、
    Fd×Ft+Bd×Bt≧0.9
    の関係が成立するよう構成されてなることを特徴とする床材。
  4. 前記合板表面層は、厚さが0.5〜2.0mmに設定されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載の床材。
  5. 前記合板中間層は、複数の単板が隣合う単板の繊維方向を交差させた状態に積層されて形成されてなる請求項1ないし4のいずれかに記載の床材。
  6. 前記複合基材は、平面視長方形状を有し、
    前記合板表面層は、その繊維方向が前記複合基材の幅方向に沿って配置されてなる請求項1ないし5のいずれかに記載の床材。
  7. 前記合板中間層の厚さが、前記合板表面層の厚さに対し2〜10倍に設定されてなる請求項1ないし6のいずれかに記載の床材。
  8. 前記合板表面層としての単板は、クルイン、バンキライ、バラウ、セルティス、カポール、ケンパス、ユーカリロブスター、カメレレ、アカシアマンギウム、アカシアハイブリッド、ゴムノキ、アカシアアウリカリフォルミスの中から選択される1種又は2種以上の木材からなる請求項1ないし7のいずれかに記載の床材。
  9. 前記合板中間層としての低比重材は、エリマ、プライ、ファルカータ、ターミナリア、キャンプノスペルマ、ジェルトンの中から選択される1種又は2種以上の木材からなる請求項1ないし9のいずれかに記載の床材。
  10. 前記複合基材の下面に裏打ち層が設けられてなる請求項1ないし9のいずれかに記載の床材。
  11. 前記複合基材の上面に化粧層が設けられてなる請求項1ないし10のいずれかに記載の床材。
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