JP2004107323A - 新規なハロアルキルスルホンアニリド誘導体及び除草剤並びにその使用方法 - Google Patents

新規なハロアルキルスルホンアニリド誘導体及び除草剤並びにその使用方法 Download PDF

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Tomokazu Hino
日野 智和
Takashi Shimaoka
嶋岡 孝史
Yuzo Miura
三浦 友三
Koki Mamezuka
豆塚 弘毅
Takahiro Kiyokawa
清川 貴弘
Shinji Murata
村田 伸治
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Abstract

【解決手段】一般式(I):
Figure 2004107323

{式中、Rはハロ(C−C)アルキル、RはH、(C−C)アルキル等、Qは構成原子の少なくとも1個がNで、かつそのNがAと結合する(置換)へテロ環、Aは(置換)(C−C)アルキレン等、GはO、N、N−R、N−OR、N−NR、mは0又は1、Xは同一又は異なって、H、ハロゲン、 (C−C)アルキル、OH、NH、CN、NO等から選択される1〜4個の置換基、R、R、R、Rはアルキル、フェニル等。}で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類、及び除草剤。
【効果】広い適用性、効果の持続性、作物−雑草間の選択性に優れ、特に水田用除草剤として優れている。
【選択図】なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
スルホンアニリド誘導体又はその塩及び該化合物を有効成分とする除草剤並びにその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、パーフルオロアルキルスルホニルアミノ基を置換基として有するジフェニルエーテル誘導体が除草剤又は抗炎症剤として有用であることが知られている(例えば、特許文献1参照。)が、ジフェニルエーテル以外の骨格についてはなんらの記載も示唆もない。また、フェノキシ基、フェニルチオ基、フェニルスルホニル基等を置換基として有するパーフルオロアルキルスルホンアニリド誘導体が除草剤又は抗炎症剤として有用であること(例えば、特許文献2参照。)が、トリフルオロメタンスルホニルアミノ基を置換基として有するウレア誘導体が除草剤として有用であること(例えば、特許文献3参照。)が、トリフルオロメタンスルホニルアミノ基を有するピラジン誘導体が除草剤として有用であること(例えば、特許文献4参照。)が知られているが、本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体は記載も示唆もされておらず、本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体が有するようなイネと水田雑草間の選択除草性に関する記載もない。
【0003】
また、トリフルオロメタンスルホンアニリド構造を有するヘテロ環誘導体が除草剤として有用であることが知られている(例えば、特許文献5参照。)が、トリフルオロメタンスルホンアニリドとヘテロ環が直接結合した骨格であり、本発明の一般式(I)のようにハロアルキルスルホンアニリドとヘテロ環がアルキレン基等を介して結合した骨格の化合物は記載も示唆もされていない。4位に2−ピリミジニルオキシ基を有するスルホンアニリド誘導体及び該化合物を有効成分とする除草剤が知られており(例えば、特許文献6又は7参照。)、イネに薬害がないことや水田への適用性等が記載されているが、本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体とは骨格が異なり、他の骨格について特段の記載も示唆もない。
【0004】
更に、除草剤として有用な2位にピリミジニルオキシ基を有するスルホンアニリド誘導体(例えば、特許文献8、9又は10参照。)が、ピリミジン2位とアニリン2位との結合にアミノメチレン基又はイミノメチレン基を有する除草剤として有用なスルホンアニリド誘導体化合物(例えば、特許文献11参照。)が、2位にピリミジニル基を持ち、更に6位にアルコキシアルキル基を有するトリフルオロメタンスルホンアニリド誘導体が哺乳動物に対する毒性の低い水田用除草剤として有用であること(例えば、特許文献12参照。)が、2位にジメトキシピリミジニルヒドロキシメチル基を有するジフルオロメタンスルホンアニリド誘導体がイネに選択性を有する除草剤として知られている(例えば、特許文献13参照。)が、いずれもジメトキシピリミジニル基等を有することが必須の構造的特徴であり、本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体のように、ハロアルキルスルホンアニリドとヘテロ環がアルキレン基等を介して結合した骨格の化合物は記載も示唆もされていない。また、除草剤としての作用性も異なっている。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第3906024号明細書
【特許文献2】
独国特許出願公開第2118190号明細書
【特許文献3】
特開昭60−87254号公報
【特許文献4】
米国特許第4345076号明細書
【特許文献5】
欧州特許出願公開第0011693号明細書
【特許文献6】
特開平8−193011号公報
【特許文献7】
特開平8−291146号公報
【0006】
【特許文献8】
国際公開第93/09099号パンフレット
【特許文献9】
国際公開第96/41799号パンフレット
【特許文献10】
特開平2−149567号公報
【特許文献11】
特開平11−60562号公報
【特許文献12】
特開2000−63360号公報
【特許文献13】
特開2000−44546号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は、新規な除草剤を開発すべくスルホンアニリド構造を有する誘導体の合成とその生理活性について鋭意研究を重ねた結果、本発明の一般式(I)で表される新規なハロアルキルスルホンアニリド誘導体が文献未記載の新規化合物であり、先行技術に開示の化合物に比して顕著な除草効果、スルホニルウレア系除草剤抵抗性雑草等の難防除雑草を含む多くの雑草種に対する広い適用性、効果の持続性、優れた作物−雑草間の選択性等の特性を兼ね備えており、除草剤特に水田用除草剤として有用なことを見出し、本発明を完成させたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は一般式(I):
【化4】
Figure 2004107323
{式中、Rはハロ(C−C)アルキル基を示す。
 は水素原子、(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェノキシカルボニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニルスルホニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルホニル基を示す。
Qは構成原子の少なくとも1個が窒素原子であり、かつその窒素原子がAとの結合部位である置換されていても良いへテロ環を示す。
【0009】
Aは(C−C)アルキレン基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、水酸基、(C−C)アルコキシ基、(C−C)アルコキシカルボニル基又はシアノ基から選択される1以上の置換基を有する置換(C−C)アルキレン基、(C−C)アルケニレン基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、水酸基、(C−C)アルコキシ基、(C−C)アルコキシカルボニル基又はシアノ基から選択される1以上の置換基を有する置換(C−C)アルケニレン基又は(C−C)アルキニレン基を示す。
Gは酸素原子、硫黄原子、N−R(式中、R3 は水素原子、(C−C)アルキル基、シアノ基、ニトロ基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。)、N−OR(式中、R4 は水素原子、(C−C)アルキル基、フェニル(C−C)アルキル基又は同一若しくは異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基を示す。)又はN−NR(式中、R及びRは同一又は異なっても良く、水素原子、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。又、RとRは一緒になって(C−C)アルキレン基を示すこともできる。)を示す。
mは0又は1の整数を示す。
【0010】
Xは同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、フェノキシ基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェノキシ基、フェニルチオ基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルチオ基、フェニルスルフィニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルフィニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルホニル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基、フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜4個の置換基を示す。
【0011】
Yは同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル基、 同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニル基、フェノキシ基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェノキシ基、
【0012】
フェニルチオ基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニルチオ基、フェニルスルフィニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニルスルフィニル基、
【0013】
フェニルスルホニル基、 同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、
【0014】
フェニルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基、フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を示す。又、Yはベンゼン環上の隣接する炭素原子と一緒になって、同一又は異なっても良く、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子(該窒素原子は水素原子、(C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基又はシクロ(C−C)アルキル基によって置換されていても良い。)から選択される1乃至2個のヘテロ原子により中断されても良い(C−C)アルキレン基により5乃至6員環を形成しても良い。}
で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類及び該化合物を含有する除草剤並びにその使用方法に関するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のハロアルキルスルホンアニリド誘導体の一般式(I)及びQ‐1〜Q‐14の定義において、「ハロゲン原子」とは塩素原子、臭素原子、沃素原子又はフッ素原子を示す。「(C−C)アルキレン基」はメチレン、エチレン、プロピレン、トリメチレン、ジメチルメチレン、テトラメチレン、イソブチレン、ジメチルエチレン、ヘキサメチレン等の直鎖又は分岐鎖状の炭素原子数1〜6個のアルキレン基を示し、「(C−C)アルケニレン基」又は「(C−C)アルキニレン基」は同様に直鎖又は分岐鎖状の炭素原子数1〜6個のアルケニレン基又はアルキニレン基を示す。「(C−C)アルキル基」とは、例えばメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル等の直鎖又は分鎖状の炭素原子数1〜6個のアルキル基を示す。「(C−C)ハロアルキル基」とは、同一又は異なっても良い1以上のハロゲン原子により置換された直鎖又は分岐鎖状の炭素原子数1〜6個のアルキル基を示し、例えばトリフルオロメチル、ジフルオロチル、パーフルオロエチル、パーフルオロイソプロピル、クロロメチル、ブロモメチル、1−ブロモエチル、2,3−ジブロモプロピル等を示す。「(C−C)シクロアルキル基」とは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、2−メチルシクロプロピル、2−メチルシクロペンチル等の炭素原子数3〜6個の脂環式アルキル基を示す。
【0016】
「(C−C)アルコキシ基」とは、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、s−ブトキシ、t−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ等の直鎖又は分岐鎖状の炭素原子数1〜6個のアルコキシ基を示す。「ハロ(C−C)アルコキシ基」とは、同一又は異なっても良い1以上のハロゲン原子により置換された直鎖又は分岐鎖状の炭素原子数1〜6個のアルキル基を示し、例えばジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ等を示す。「(C−C)アルコキシカルボニル基」とは、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル等の直鎖又は分岐鎖状の炭素原子数1〜6個のアルコキシカルボニル基を示す。「(C−C)アルキルチオ基」とは、例えばメチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、s−ブチルチオ、t−ブチルチオ、n−ペンチルチオ、イソペンチルチオ、n−ヘキシルチオ等の直鎖又は分岐鎖状の炭素原子数1〜6個のアルキルチオ基を示す。「(C−C)アルキルスルフィニル基」とは、例えばメチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n−プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、n−ブチルスルフィニル、s−ブチルスルフィニル、t−ブチルスルフィニル、n−ペンチルスルフィニル、イソペンチルスルフィニル、n−ヘキシルスルフィニル等の直鎖又は分岐鎖状の炭素原子数1〜6個のアルキルスルフィニル基を示す。「(C−C)アルキルスルホニル基」とは、例えばメチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、s−ブチルスルホニル、t−ブチルスルホニル、n−ペンチルスルホニル、イソペンチルスルホニル、n−ヘキシルスルホニル等の直鎖又は分岐鎖状の炭素原子数1〜6個のアルキルスルホニル基を示す。
【0017】
Qの定義の「構成原子の少なくとも1個が窒素原子であり、かつその窒素原子がAとの結合部位となるへテロ環」とは、Aとの結合位置が窒素原子であってその窒素原子を含む4〜13員へテロ環を示し、当該ヘテロ環は4〜8員ヘテロ環にさらにベンゼン環又は4〜7員ヘテロ環が縮合した縮合環を含む。また、ヘテロ環の構成原子には1又は複数の窒素原子の他に酸素原子、硫黄原子、燐原子等他のヘテロ原子を含むことができる。Qとしては、例えば
【化5】
Figure 2004107323
【0018】
{式中、G、Gは同一又は異なっても良く、酸素原子、硫黄原子、N−R’(式中、R’は水素原子、(C−C)アルキル基、シアノ基、ニトロ基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。)、N−OR’(式中、R’は水素原子、(C−C)アルキル基、フェニル(C−C)アルキル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基を示す。)、N−NR’R’(式中、R’及びR’は同一又は異なっても良く、水素原子、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。又、R’とR’は一緒になって(C−C)アルキレン基を示すこともできる。)又はCR(式中、R及びRは同一又は異なっても良く、水素原子、(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、シアノ基又はニトロ基を示す。)を示す。
【0019】
は酸素原子、硫黄原子又はN−R(式中、Rは水素原子、(C−C)アルキル基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、複素環基(複素環基は請求項2に同じ。)、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換複素環基(複素環基は前記に同じ。)、複素環(C−C)アルキル基(複素環基は前記に同じ。)、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換複素環(C−C)アルキル基(複素環基は前記に同じ。)、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基を示す。)を示す。
【0020】
及びJは同一又は異なっても良く、酸素原子、硫黄原子、N−R(式中、Rは前記に同じ。)、R10−C−R11(式中、R10及びR11は同一又は異なっても良く、水素原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。)、C=O又はC=Sを示す。
及びJは同一又は異なっても良く、C−R12(式中、R12は水素原子、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有するフェニル(C−C)アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基又はシアノ基を示す。)又は窒素原子を示す。
【0021】
は酸素原子、硫黄原子、N−R(式中、Rは前記に同じ。)又はR10−C−R11(式中、R10及びR11は前記に同じ。)を示す。
は前記に同じ。
13及びR14は同一又は異なっても良く水素原子、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ(C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、複素環基(複素環基は前記に同じ。)、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換複素環基(複素環基は前記に同じ。)、複素環(C−C)アルキル基(複素環基は前記に同じ。)、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換複素環(C−C)アルキル基(複素環基は前記に同じ。)、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基又はシアノ基を示す。
15及びR16は同一又は異なっても良く、水素原子又は(C−C)アルキル基を示す。
【0022】
X’は同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、 フェノキシ基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェノキシ基、フェニルチオ基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルチオ基、フェニルスルフィニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルフィニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルホニル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基、フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜4個の置換基を示す。
【0023】
Y’は同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル基、フェノキシ基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、ジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を示す。}で表される基を挙げることができる。
【0024】
「複素環基」としては、例えばピリジル基、ピリジン−N−オキシド基、ピリミジニル基、ピラジニル基、トリアジニル基、フリル基、テトラヒドロフリル基、チエニル基、テトラヒドロチエニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロチオピラニル基、オキサゾリル基、イソキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基、ピラゾリル基、モルホリニル基等を挙げることができる。
本発明のハロアルキルスルホンアニリド誘導体の塩としては、農薬として適用するにあたり使用することができる塩であれば良く、例えば、リチウム塩、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属との塩類、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類との塩、鉄等の重金属との塩、その他アルミニウム、亜鉛等他の金属との塩等の無機金属類との塩類、アンモニウム塩等の有機塩基との塩類等を挙げることができ、これらは水和物を形成していても良い。
【0025】
本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体は、その構造式中に1つ又は複数個の不斉炭素原子又は不斉中心を含む場合があり、2種以上の光学異性体及びジアステレオマーが存在する場合もあり、本発明は各々の光学異性体及びそれらが任意の割合で含まれる混合物をも全て包含するものである。又、本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体は、その構造式中に炭素−炭素二重結合又は炭素−窒素二重結合に由来する2種の幾何異性体が存在する場合もあるが、本発明は各々の幾何異性体及びそれらが任意の割合で含まれる混合物をも全て包含するものである。
【0026】
本発明のハロアルキルスルホンアニリド誘導体の好ましい態様としては、Qのヘテロ環としては、窒素原子を1〜4個、酸素原子を0乃至1個及び硫黄原子を0乃至1個含む5員乃至6員へテロ環が良く、当該5員乃至6員へテロ環が縮合環を形成しているものも好ましい。特に好ましいのはQ−1、Q−2、Q−3等である。Q上の置換基として好適なものは、フェニル(C−C)アルキル基、置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基、置換フェニル基、ピリジル基及び置換ピリジル基等である。Rとしてのハロアルキルは、フルオロメチルが好ましく、より好ましくはトリフルオロメチル又はジフルオロメチルが好ましく、その置換位置は2位が好ましい。Rは水素原子が好ましい。G及びGは酸素原子が好ましい。mは0が好ましい。
【0027】
本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアミド誘導体は、例えば下記に図示する製造方法により製造することができる。
製造方法1.
【化6】
Figure 2004107323
【0028】
(式中、R、R、R、R、R、R、A、Q、X及びmは前記に同じ。
´は(C−C)アルキル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を有するフェニルカルボニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を有するフェニルスルホニル基を示す。
G´はN−R(式中、Rは前記に同じ。)、N−OR(式中、Rは前記に同じ。)又はN−NR(式中、R及びRは前記に同じ。)を示す。
Lはハロゲン原子等の脱離基を示す。)
【0029】
一般式(II)で表される化合物を塩基の存在下、必要に応じて相間移動触媒を用いて、不活性溶媒の存在下又は非存在下に一般式Q−Hで表されるヘテロ環と反応させることにより一般式(III)で表される化合物とし、該化合物を単離し又は単離せずして、不活性溶媒の存在下又は非存在下に還元剤等を反応させることにより、一般式(IV)で表されるアミノ化合物とし、該化合物を単離し又は単離せずして、塩基の存在下、不活性溶媒の存在下又は非存在下にRSO−L(式中、R及びLは前記に同じ。)あるいは(RSOO(式中、Rは前記に同じ。)で表されるハロアルキルスルホニル誘導体を反応させることにより、一般式(I−1)で表される本発明化合物を製造することができる。更に一般式(I−1)で表される化合物を単離し又は単離せずして、塩基の存在下、不活性溶媒の存在下又は非存在下に一般式R´−L(式中、R´及びLは前記に同じ。)で表される化合物を反応させることにより、一般式(I−2)で表される本発明化合物を製造することができる。更に一般式(I−1)又は(I−2)で表される化合物を単離し又は単離せずして、不活性溶媒の存在下又は非存在下に一般式HN−R(式中、Rは前記に同じ。)で表されるアミン誘導体、HN−OR(式中、Rは前記に同じ。)で表されるオキシム誘導体又はHN−NR(式中、R及びRは前記に同じ。)で表されるヒドラジン誘導体を反応させることにより、一般式(I−3)で表される本発明化合物を製造することができる。
【0030】
(1−1). 一般式(II)→一般式(III)
出発物質である一般式(II)の化合物は例えば、J.Chem.Soc.,684(1942)、Indian J.Chem.,11,609(1973)、Beilsteins Handbuch der Organischen Chemie,7,290等に記載の方法又はこれらに準じて製造することができる。Q−Hで表されるヘテロ環は例えば、2,3−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン誘導体はWO98−38176号公報等に記載の方法又はこれに準じて、テトラゾール誘導体はJ.Heterocycl.Chem.,35(2),405(1998)等に記載の方法又はこれに準じて製造することができ、その他のQ−Hで表されるヘテロ環は国際特許公開WO91−3470号公報、J.Chem.Soc.Perkin Trans.1,22,2644(1973)、特開平9−100271号公報、Liebigs Annalen der Chemie,675,180(1964)、J.Chem.Soc.(C),747(1967)、USP5728834号公報、J.Heterocycl.Chem.,22,409(1985)、特開昭60−146879号公報、特開平6−306061号公報、特開昭63−41466号公報、Doklady Akademii Nauk SSSR(Dokl.Akad.Nauk SSSR),158,1358(1964)、WO98−11079号公報、Drug Research(Drug res.),(1),189(1968)、J.Heterocycl.Chem.,15(7),1231(1978)、J.Chem.Soc.Perkin Trans.2,1670(1979)、J.Am.Chem.Soc.,80,3908(1958)、Journal  fuer  Praktische  Chemie,311,477(1969)、Chemische  Berichte,88,1351(1955)等に記載の方法又はこれらに準じて製造することができる。
【0031】
本反応で使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであれば良く、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の鎖状又は環状エーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の塩素化芳香族炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリル等のニトリル類、酢酸エチル等のエステル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリノン、水等の不活性溶媒を例示することができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
【0032】
本反応で使用できる塩基としては、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン、ピリジン等の含窒素有機塩基類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、金属ナトリウム等の無機塩基類、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の有機塩基類、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド等のアルコラート類等を例示することができる。塩基の使用量は反応により発生する酸を中和できるだけの量があれば良いが、過剰量使用することもできる。
【0033】
本反応で使用できる相間移動触媒としては、例えばテトラn−ブチルアンモニウムブロミド、ベンジルトリエチルアンモニウムブロミド等の4級アンモニウム塩、18−クラウン−6−エーテル等のクラウンエーテル類等を例示することができる。相間移動触媒の使用量は一般式(II)で表される化合物に対して0.01倍モルから0.5倍モルの範囲から適宜選択すれば良い。
本反応は等モル反応であるので、各反応剤を等モル使用すれば良いが、いずれかの反応剤を過剰に使用することもできる。反応温度は−20℃乃至使用する不活性溶媒の還流温度下で行うことができ、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分乃至48時間の範囲で適宜選択すれば良い。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離し、必要に応じて再結晶法、蒸留法、カラムクロマトグラフィー法等で精製することにより目的物を製造することができる。又、本反応終了後に目的物を単離せずに次の反応に供することもできる。
【0034】
(1−2). 一般式(III)→一般式(IV)
本反応で使用できる不活性溶媒としては、例えばメタノール、エタノール等のアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、水等を例示することができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。また、次に示す還元剤として使用する酸の水溶液をそのまま不活性溶媒として使用することもできる。
本反応で使用できる還元剤としては、金属−酸、金属−塩等を例示することができ、金属としては、例えば鉄、スズ、亜鉛等を、酸としては、例えば塩酸、硫酸等の鉱酸類、酢酸等の有機酸類、塩化スズ等を、塩としては、例えば塩化アンモニウム等を例示することができる。また、これらを組み合わせて使用することも可能である。
還元剤の使用量は一般式(III)で表される化合物に対して、金属は1〜10倍モル、酸および塩は0.05〜10倍モルの範囲から適宜選択して使用すれば良い。反応温度は0℃乃至150℃の範囲から選択すれば良く、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分乃至48時間の範囲で適宜選択すれば良い。
又、還元反応は触媒の存在下、接触水素添加法によっても行うことができ、触媒としては、例えばパラジウム炭素、白金、ラネーニッケル等を例示することができる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離し、必要に応じて再結晶法、蒸留法、カラムクロマトグラフィー法等で精製することにより目的物を製造することができる。又、本反応終了後に目的物を単離せずに次の反応に供することもできる。
【0035】
(1−3). 一般式(IV)→一般式(I−1)
本反応で使用できる不活性溶媒としては、本反応の進行を著しく阻害しないものであれば良く、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の鎖状又は環状エーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の塩素化芳香族炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリル等のニトリル類、酢酸エチル等のエステル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリノン等の不活性溶媒を例示することができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
【0036】
本反応で使用できる塩基としては、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン、ピリジン等の含窒素有機塩基類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、金属ナトリウム等の無機塩基類、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の有機塩基類、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド等のアルコラート類等を例示することができる。又、ピリジン等の含窒素有機塩基類を溶媒として使用することもできる。塩基の使用量は反応により発生する酸を中和できるだけの量があれば良いが、過剰量使用することもできる。
本反応は等モル反応であるので、各反応剤を等モル使用すれば良いが、いずれかの反応剤を過剰に使用することもできる。反応温度は−20℃乃至使用する不活性溶媒の還流温度下で行うことができ、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分乃至48時間の範囲で適宜選択すれば良い。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離し、必要に応じて再結晶法、蒸留法、カラムクロマトグラフィー法等で精製することにより目的物を製造することができる。又、本反応終了後に目的物を単離せずに次の反応に供することもできる。
【0037】
(1−4). 一般式(I−1)→一般式(I−2)
本反応は(1−3).に準じて行うことができる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離し、必要に応じて再結晶法、蒸留法、カラムクロマトグラフィー法等で精製することにより目的物を製造することができる。又、本反応終了後に目的物を単離せずに次の反応に供することもできる。
【0038】
(1−5). 一般式(I−1)又は一般式(1−2)→一般式(I−3)
本反応は、必要に応じて触媒量の酸の存在下に反応することもできる。
不活性溶媒としては、本反応の進行を著しく阻害しないものであれば良く、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール等のアルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の鎖状又は環状エーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の塩素化芳香族炭化水素類を例示することができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
本反応で使用できる酸としては、例えば蟻酸、酢酸、プロピオン酸等の有機酸類、塩酸、硫酸等の鉱酸類を例示することができる。
本反応は等モル反応であるので、各反応剤を等モル使用すれば良いが、いずれかの反応剤を過剰に使用することもできる。反応温度は−20℃乃至使用する不活性溶媒の還流温度下で行うことができ、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分乃至48時間の範囲で適宜選択すれば良い。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離し、必要に応じて再結晶法、蒸留法、カラムクロマトグラフィー法等で精製することにより目的物を製造することができる。
【0039】
製造方法2.
【化7】
Figure 2004107323
(式中、R、R、R´、R、R、R、R、A、G´、L、Q、X及びmは前記に同じ。R17はアミノ基、2−ヒドロキシエチルアミノ基又はヒドラジノ基を示す。)
【0040】
一般式(V)で表されるアミン誘導体、2−ヒドロキシエチルアミン誘導体又は
ヒドラジン誘導体を出発物質として、特開平8−151364号、Bull. Korean Chem.Soc.22(7),761〜764(2001)又はSynth.Commun.,16(2),163〜167等に記載のヘテロ環合成法又はこれに準じて化合物(III)を製造し、該化合物を単離し又は単離せずして、製造方法1.と同じ方法で一般式(I−1)〜(I−3)で表される本発明化合物を製造することができる。
出発物質である一般式(V)で表される化合物は例えば、J.Chem.Soc.,1800(1925)、J.Chem.Soc.,2348(1926)等に記載の製造法又はこれに準じて製造することができる。
【0041】
以下に本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体の代表例を第1表乃至第13表に、製造方法1又は2で得られる一般式(III)で表される中間体を第15表乃至第26表に、製造方法1又は2で得られる一般式(IV)で表される中間体を第27表乃至第38表に例示するが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、物性は融点(℃)屈折率又はH−NMRスペクトルを示す。
以下の表において、「Me」はメチル基を、「Et」はエチル基を、「Pr」はプロピル基を、「Bu」はブチル基を、「Pen」はペンチル基を、「Hex」はヘキシル基を、「Ph」はフェニル基を、「Pyn」はピリジル基を、「Pym」はピリミジル基を、「Pyd」はピリダジル基を、「Ac」はアセチル基を、「n‐」はノルマルを、「i‐」はイソを、「s‐ 」はセカンダリーを、「t‐ 」はターシャリーを、「c‐」は脂環式炭化水素基を示す。
「置換位置」とはハロアルキルスルホニルアミノ基の置換位置を示す。
【0042】
【表1】
Figure 2004107323
【0043】
【表2】
Figure 2004107323
【0044】
【表3】
Figure 2004107323
【0045】
【表4】
Figure 2004107323
【0046】
【表5】
Figure 2004107323
【0047】
【表6】
Figure 2004107323
【0048】
【表7】
Figure 2004107323
【0049】
【表8】
Figure 2004107323
【0050】
【表9】
Figure 2004107323
【0051】
一般式(I−4)
【化8】
Figure 2004107323
【0052】
【表10】
Figure 2004107323
【0053】
【表11】
Figure 2004107323
【0054】
【表12】
Figure 2004107323
【0055】
【表13】
Figure 2004107323
【0056】
【表14】
Figure 2004107323
【0057】
【表15】
Figure 2004107323
【0058】
【表16】
Figure 2004107323
【0059】
【表17】
Figure 2004107323
【0060】
【表18】
Figure 2004107323
【0061】
【表19】
Figure 2004107323
【0062】
【表20】
Figure 2004107323
【0063】
【表21】
Figure 2004107323
【0064】
【表22】
Figure 2004107323
【0065】
【表23】
Figure 2004107323
【0066】
【表24】
Figure 2004107323
【0067】
【表25】
Figure 2004107323
【0068】
【表26】
Figure 2004107323
【0069】
【表27】
Figure 2004107323
【0070】
【表28】
Figure 2004107323
【0071】
【表29】
Figure 2004107323
【0072】
【表30】
Figure 2004107323
【0073】
【表31】
Figure 2004107323
【0074】
【表32】
Figure 2004107323
【0075】
【表33】
Figure 2004107323
【0076】
【表34】
Figure 2004107323
【0077】
【表35】
Figure 2004107323
【0078】
【表36】
Figure 2004107323
【0079】
【表37】
Figure 2004107323
【0080】
【表38】
Figure 2004107323
【0081】
【表39】
Figure 2004107323
【0082】
【表40】
Figure 2004107323
【0083】
【表41】
Figure 2004107323
【0084】
【表42】
Figure 2004107323
【0085】
【表43】
Figure 2004107323
【0086】
【表44】
Figure 2004107323
【0087】
【表45】
Figure 2004107323
【0088】
【表46】
Figure 2004107323
【0089】
【表47】
Figure 2004107323
【0090】
【表48】
Figure 2004107323
【0091】
【表49】
Figure 2004107323
【0092】
【表50】
Figure 2004107323
【0093】
【表51】
Figure 2004107323
【0094】
【表52】
Figure 2004107323
【0095】
【表53】
Figure 2004107323
【0096】
【表54】
Figure 2004107323
【0097】
【表55】
Figure 2004107323
【0098】
【表56】
Figure 2004107323
【0099】
【表57】
Figure 2004107323
【0100】
【表58】
Figure 2004107323
【0101】
【表59】
Figure 2004107323
【0102】
【表60】
Figure 2004107323
【0103】
【表61】
Figure 2004107323
【0104】
第1表から第12表中のNMRデータを第14表に記す。
【表62】
Figure 2004107323
【0105】
一般式(III−1)
【化9】
Figure 2004107323
【0106】
【表63】
Figure 2004107323
【0107】
【表64】
Figure 2004107323
【0108】
一般式(III−2)
【化10】
Figure 2004107323
【0109】
【表65】
Figure 2004107323
【0110】
【表66】
Figure 2004107323
【0111】
一般式(III−3)
【化11】
Figure 2004107323
【0112】
【表67】
Figure 2004107323
【0113】
【表68】
Figure 2004107323
【0114】
【表69】
Figure 2004107323
【0115】
【表70】
Figure 2004107323
【0116】
【表71】
Figure 2004107323
【0117】
【表72】
Figure 2004107323
【0118】
【表73】
Figure 2004107323
【0119】
【表74】
Figure 2004107323
【0120】
【表75】
Figure 2004107323
【0121】
【表76】
Figure 2004107323
【0122】
【表77】
Figure 2004107323
【0123】
【表78】
Figure 2004107323
【0124】
【表79】
Figure 2004107323
【0125】
【表80】
Figure 2004107323
【0126】
一般式(IV−1)
【化12】
Figure 2004107323
【0127】
【表81】
Figure 2004107323
【0128】
【表82】
Figure 2004107323
【0129】
一般式(IV−2)
【化13】
Figure 2004107323
【0130】
【表83】
Figure 2004107323
【0131】
【表84】
Figure 2004107323
【0132】
【表85】
Figure 2004107323
【0133】
一般式(IV−3)
【化14】
Figure 2004107323
【0134】
【表86】
Figure 2004107323
【0135】
【表87】
Figure 2004107323
【0136】
【表88】
Figure 2004107323
【0137】
【表89】
Figure 2004107323
【0138】
【表90】
Figure 2004107323
【0139】
一般式(IV−6)
【化15】
Figure 2004107323
【0140】
【表91】
Figure 2004107323
【0141】
【表92】
Figure 2004107323
【0142】
【表93】
Figure 2004107323
【0143】
【表94】
Figure 2004107323
【0144】
【表95】
Figure 2004107323
【0145】
【表96】
Figure 2004107323
【0146】
【表97】
Figure 2004107323
【0147】
【表98】
Figure 2004107323
【0148】
【表99】
Figure 2004107323
【0149】
実施例1.
(1−1). 2−(2−ニトロベンジル)−4−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾ−ル−3−オンの合成
4−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾ−ル−3−オン(1.61g、10ミリモル)と炭酸カリウム(1.66g、12ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド(35ml)に懸濁し、ついで 2−ニトロベンジルクロリド(1.80g、10.5ミリモル)を加えて50℃で4時間加熱撹拌した。室温に冷却した後、氷水を加え、析出した結晶をエーテルで洗浄し2−(2−ニトロベンジル)−4−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾ−ル−3−オン(2.73g、収率92%)を得た。
(1−2). 2−(2−アミノベンジル)−4−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾ−ル−3−オンの合成
2−(2−ニトロベンジル)−4−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾ−ル−3−オン(2.6g、8.8ミリモル)、塩化第一スズ二水和物(7.93g、35ミリモル)をエタノール(30ml)と濃塩酸(30ml)の混合溶媒中に加え、6時間加熱還流した。室温に冷却した後に、20%水酸化ナトリウム水溶液を加えて反応液を塩基性にし、クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を4回水洗した後、飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去した。析出した結晶をヘキサンで洗浄し2−(2−アミノベンジル)−4−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾ−ル−3−オン(2.33g、収率100%)を得た。
【0150】
(1−3). 4−フェニル−2−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾ−ル−3−オン(化合物No.1−23)の合成
2−(2−アミノベンジル)−4−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾ−ル−3−オン(0.30g、1.1ミリモル)とトリエチルアミン(0.14g、1.4ミリモル)をクロロホルム(5ml)に溶解した後、反応溶液を−10℃に冷却した。ついでトリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.39g、1.4ミリモル)をクロロホルム0.5mlで希釈した溶液を2分で滴下した。そのままの温度で2時間撹拌した後,徐々に反応温度を室温まで上昇させながらさらに10時間撹拌した。反応終了後、クロロホルムを減圧下に留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、4−フェニル−2−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾ−ル−3−オン(0.36g、収率79%)を得た。融点は141−142℃であった。
【0151】
実施例2.
(2−1). 2−(2―クロロフェニル)−4−(2−ニトロベンジル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オンの合成
2−(2−クロロフェニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(1.00g、5.1ミリモル)と炭酸カリウム(0.74g、5.4ミリモル)をN、N―ジメチルホルムアミド(25ml)に溶解、懸濁し,ついで2−ニトロベンジルクロリド(0.88g、5.1ミリモル)を加えて50℃で2時間加熱撹拌した。室温に冷却した後、氷水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去した。析出した結晶をヘキサン−エーテル(1:1)混合液で洗浄し2−(2―クロロフェニル)−4−(2−ニトロベンジル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(1.37g、収率81.3%)を得た。融点は85.5℃であった。
(2−2). 4−(2−アミノベンジル)−2−(2−クロロフェニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オンの合成
1−(2―クロロフェニル)−2−(2−ニトロベンジル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(1.25g、3.8ミリモル)、鉄粉末(1.06g、18.9ミリモル)、塩化アンモニウム(0.10g、1.9ミリモル)をエタノール(30ml)と水(15ml)に溶解し、2時間加熱還流した。室温に冷却した後に、反応液を吸引ろ過し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去した。析出した結晶をヘキサン−エーテル(1:1)混合液で洗浄し4−(2−アミノベンジル)−2−(2−クロロフェニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(0.55g、収率48.2%)を得た。融点は168.6℃であった。
【0152】
(2−3). 2−(2−クロロフェニル)−4−(2―トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(化合物No.2−27)の合成
4−(2−アミノベンジル)−2−(2−クロロフェニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(0.50g、1.7ミリモル)とトリエチルアミン(0.18g、1.8ミリモル)をクロロホルム(20ml)に溶解した後、反応溶液を−10℃に冷却した。ついでトリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.47g、1.7ミリモル)を20分かけて滴下した。そのままの温度で2時間撹拌した後に、氷を加え、さらに6N塩酸を加えて反応液を酸性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製して2−(2−クロロフェニル)−4−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(0.38g、収率51.7%)を得た。融点は187.9℃であった。
【0153】
実施例3.
(3−1). 4−(2−ニトロベンジル)−1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−5(4H)−テトラゾリノンの合成
1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−5(4H)−テトラゾリノン(2.5g、11ミリモル)と炭酸カリウム(2.2g、16ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド(25ml)に溶解、懸濁し,ついでp−トルエンスルホン酸 2−ニトロベンジルエステル(3.7g、12ミリモル)を加えて50℃で2時間加熱撹拌した。室温に冷却した後、氷水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去した。析出した結晶をヘキサンで洗浄し4−(2−ニトロベンジル)−1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−5(4H)−テトラゾリノン(3.8g、収率94%)を得た。
(3−2). 4−(2−アミノベンジル)−1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−5(4H)−テトラゾリノンの合成
4−(2−ニトロベンジル)−1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−5(4H)−テトラゾリノン(2.0g、5ミリモル)、塩化第一スズ 二水和物(4.9g、22ミリモル)をエタノール(20ml)と濃塩酸(20ml)に溶解し、5時間加熱還流した。室温に冷却した後に、10%水酸化ナトリウム水溶液を加えて反応液を塩基性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去した。析出した結晶をヘキサンで洗浄し4−(2−アミノベンジル)−1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−5(4H)−テトラゾリノン(1.3g、収率70%)を得た。
【0154】
(3−3). 1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−4−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル)−5(4H)−テトラゾリノン(化合物No.3−38)の合成
4−(2−アミノベンジル)−1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−5(4H)−テトラゾリノン(0.50g、1.5ミリモル)とイミダゾール(0.26g、3.8ミリモル)をクロロホルム(7ml)に溶解した後、反応溶液を−10℃に冷却した。ついでトリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.55g、1.9ミリモル)を20分かけて滴下した。そのままの温度で2時間撹拌した後に、氷を加え、さらに6N塩酸を加えて反応液を酸性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製して1−(2−トリフルオロメチルフェニル)−4−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル)−5(4H)−テトラゾリノン(0.2g、収率29%)を得た。融点は95−97℃であった。
【0155】
実施例4.
(4−1). 2−(2,6―ジクロロフェニル)−4−〔2−(N−イソプロピルカルボニル−N−トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル)〕−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オンの合成(化合物No.2−247)
2−(2,6―ジクロロフェニル)−4−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(0.30g、0.6ミリモル)とトリエチルアミン(0.07g、0.7ミリモル)をテトラヒドロフラン(20ml)に溶解し,塩化イソブチリル(0.08g、0.7ミリモル)を加えて室温で5時間撹拌した。反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去した。濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)〕で精製し、2−(2,6―ジクロロフェニル)−4−〔2−(N−イソプロピルカルボニル−N−トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル)〕−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン(0.25g、収率72.7%)を得た。融点は55.6−61.9℃であった。
(4−2). N−(2,6−ジクロロフェニル)−N’−[2−(N−トリフルオロメタンスルホニル−N−フェニルカルボニル)アミノベンジル]−2−イミダゾリジノン(化合物No.6−363)
N−(2,6−ジクロロフェニル)−N’−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノベンジル)−2−イミダゾリジノン(0.30g、0.64ミリモル)とトリエチルアミン(0.07g、0.70ミリモル)をテトラヒドロフラン(15ml)に溶解し、ついでベンゾイルクロリド(0.09g、0.64ミリモル)を加えて室温で7時間攪拌した。その後、水を加えて、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去した。ついでシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、N−(2,6−ジクロロフェニル)−N’−[2−(N−トリフルオロメタンスルホニル−N−フェニルカルボニル)アミノベンジル]−2−イミダゾリジノン(0.09g、収率24.6%)を得た。融点は95−97℃であった。
【0156】
本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類を有効成分として含有する除草剤は、例えばイヌビエ(イネ科1年生、水田の害草)、タマガヤツリ(カヤツリグサ科1年生草、水田の害草)、マツバイ(カヤツリグサ科多年生草、湿地、水路、水田に発生、水田の多年生害草)、ウリカワ(オモダカ科、水田、湿地、溝に発生する多年生害草)、イヌホタルイ(カヤツリグサ科多年生草、水田、湿地、溝に発生)、スズメノテッポウ(イネ科越年草、水田裏作、低湿地に発生)、カラスムギ(イネ科越年草、平地、荒地、畑地に発生)、ヨモギ(キク科多年生草、山野、畑地に発生)、メヒシバ(イネ科1年生草、畑、樹園地の強害草)、ギシギシ(タデ科多年生草、畑地、道端に発生)、コゴメガヤツリ(カヤツリグサ科1年生草、畑地の害草)、アオビユ(ヒユ科1年生草、空き地、道端、畑地に発生)、オナモミ(キク科1年生草、畑地の害草)、イチビ(アオイ科1年生草、畑地の害草)、シロバナヨウシュチョウセンアサガオ(ナス科1年生草、畑地の害草)、オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科越年草、畑地の害草)、ヤエムグラ(アカネ科越年草、畑地、樹園地の害草)等の水田、畑、樹園地、湿地等に発生する1年生、越年生及び多年生雑草を除草するのに有用である。特に水田における雑草防除に有効であり、スルホニルウレア系除草剤抵抗性雑草等の難防除雑草を含む多くの雑草種に対する広い適用性、効果の持続性、イネ−水田雑草間の選択性幅が広いことから水田用除草剤として優れた性能を有する。
【0157】
本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類を有効成分として含有する除草剤は出芽前及び出芽後にある雑草に対して優れた除草効果を示すことから、有用植物の植え付け予定地に予め処理するとか、有用植物の植え付け後(有用植物が樹園のごとく既に定植されている場合を含む)雑草の発生始期から生育期に処理することにより本発明除草剤の有する特徴ある生理活性を効果的に発現させることができる。しかし本発明の除草剤はこのような態様においてのみ使用されねばならないというものではなく、例えば本発明除草剤は水田用除草剤として使用することができるばかりでなく、一般雑草の除草剤としても使用することができ、例えば刈り取り跡、休耕田畑、畦畔、農道、水路、牧草造成地、墓地、公園、道路、運動場、建物の周辺の空き地、開墾地、線路端、森林等の一般雑草の駆除のために使用することもできる。この場合、雑草の発生始期までに処理するのが経済的にも最も効果的であるが、必ずしもこれに限定されず、生育期にある雑草をも防除することが可能である。
【0158】
本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類を除草剤として使用する場合、農薬製剤上の常法に従い、使用上都合の良い形状に製剤して使用するのが一般的である。即ち、本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類は、これらを適当な不活性担体に、又は必要に応じて補助剤と一緒に、適当な割合に配合して溶解、分離、懸濁、混合、含浸、吸着若しくは付着させ、適宜の剤形、例えば懸濁剤、乳懸濁剤、乳剤、液剤、水和剤、粒剤、粉剤、錠剤、ジャンボ剤、パック剤等に製剤して使用すれば良い。
【0159】
本発明で使用できる不活性担体としては固体又は液体の何れであっても良く、固体の担体になり得る材料としては、例えば植物質粉末類(例えばダイズ粉、穀物粉、木粉、樹皮粉、鋸粉、タバコ茎粉、クルミ殻粉、ふすま、繊維素粉末、植物エキス抽出後の残渣等)、粉砕合成樹脂等の合成重合体、粘土類(例えばカオリン、ベントナイト、酸性白土等)、タルク類{例えばタルク、ピロフィライト等)、シリカ類(例えば珪藻土、珪砂、雲母、ホワイトカーボン(含水微粉珪素、含水珪酸ともいわれる合成高分散珪酸で、製品により珪酸カルシウムを主成分として含むものもある。)}、活性炭、天然鉱物質類(例えばイオウ粉末、軽石、焼成珪藻土、アタパルジャイトおよびゼオライト等)、焼成珪藻土、レンガ粉砕物、フライアッシュ、砂、プラスチック担体等(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等)、炭酸カルシウム、燐酸カルシウム等の無機鉱物性粉末、硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等の化学肥料、堆肥等を挙げることができ、これらは単独で若しくは二種以上の混合物の形で使用される。
【0160】
液体の担体になり得る材料としては、それ自体溶媒能を有するものの他、溶媒能を有さずとも補助剤の助けにより有効成分化合物を分散させ得ることとなるものから選択され、例えば代表例として次に挙げる担体を例示できるが、これらは単独で若しくは2種以上の混合物の形で使用され、例えば水、アルコール類(例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、エチレングリコール等)、ケトン類(例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン等)、エ−テル類(例えばエチルエ−テル、ジオキサン、セロソルブ、ジプロピルエーテル、テトラヒドロフラン等)、脂肪族炭化水素類(例えばケロシン、鉱油等)、芳香族炭化水素類(例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、アルキルナフタレン等)、ハロゲン化炭化水素類(例えばジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、エステル類(例えば酢酸エチル、ジイソプピルフタレート、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート等)、アミド類(例えばジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等)、ニトリル類(例えばアセトニトリル等)、ジメチルスルホキシド類等を挙げることができる。
【0161】
他の補助剤としては次に例示する代表的な補助剤を挙げることができ、これらの補助剤は目的に応じて使用され、単独で、ある場合は二種以上の補助剤を併用し、又ある場合には全く補助剤を使用しないことも可能である。有効成分化合物の乳化、分散、可溶化及び/又は湿潤の目的のために界面活性剤が使用され、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、アルキルアリールスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸縮合物、リグニンスルホン酸塩、高級アルコール硫酸エステル等の界面活性剤を例示することができる。
【0162】
又、有効成分化合物の分散安定化、粘着及び/又は結合の目的のために、次に例示する補助剤を使用することもでき、例えばカゼイン、ゼラチン、澱粉、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、松根油、糠油、ベントナイト、リグニンスルホン酸塩等の補助剤を使用することもできる。固体製品の流動性改良のために次に挙げる補助剤を使用することもでき、例えばワックス、ステアリン酸塩、燐酸アルキルエステル等の補助剤を使用できる。懸濁性製品の解こう剤として、例えばナフタレンスルホン酸縮合物、縮合燐酸塩等の補助剤を使用することもできる。消泡剤としては、例えばシリコーン油等の補助剤を使用することもできる。
【0163】
有効成分化合物の配合割合は必要に応じて加減することができ特に制限されないが、下限はおよそ0.001重量%程度から上限は90重量%程度である。例えば粉剤或いは粒剤とする場合の下限は0.01重量%程度が好ましく、より好ましくは0.1重量%程度、上限は50重量%程度が好ましく、より好ましくは10重量%程度であり、乳剤、水和剤或いは顆粒水和剤等とする場合の下限は0.01重量%程度が好ましく、より好ましくは0.1重量%程度、上限は90重量%程度が好ましく、より好ましくは60重量%程度である。本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類を有効成分として含有する除草剤は、各種雑草を枯殺し若しくは生育を抑制するためにそのまま、又は水等で適宜希釈し、若しくは懸濁させた形で殺草若しくは生育抑制に有効な量を当該雑草に、又は当該雑草の発生若しくは成育が好ましくない場所において茎葉又は土壌に適用して使用すればよい。
【0164】
本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類を有効成分として含有する除草剤の使用量は種々の因子、例えば目的、対象雑草、作物の生育状況、雑草の発生傾向、天候、環境条件、剤型、施用方法、施用場所、施用時期等により変動するが、有効成分化合物として1ヘクタール当たり0.1g〜10kgの範囲から目的に応じて適宜選択すれば良い。本発明の一般式(I)で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類を有効成分として含有する除草剤を更に防除対象雑草、防除適期の拡大のため、或いは薬量の低減をはかる目的で他の除草剤と混合して使用することも可能である。
【0165】
以下に本発明の代表的な製剤例及び試験例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、製剤例中、部とあるのは重量部を示す。
製剤例1.
本発明化合物                   10部
キシレン                     70部
N−メチルピロリドン               10部
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルと
アルキルベンゼンスルホン酸カルシウムとの混合物  10部
以上を均一に混合溶解して乳剤とする。
製剤例2.
本発明化合物                    3部
クレー粉末                    82部
珪藻土粉末                    15部
以上を均一に混合粉砕して粉剤とする。
製剤例3.
本発明化合物                    5部
ベントナイトとクレーの混合粉末          90部
リグニンスルホン酸カルシウム            5部
以上を均一に混合し、適量の水を加えて混練し、造粒、乾燥して粒剤とする。
製剤例4.
本発明化合物                   20部
カオリンと合成高分散珪酸             75部
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルと
アルキルベンゼンスルホン酸カルシウムとの混合物   5部
以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0166】
試験例1. 出芽前の水田雑草に対する除草効果試験
75cmのプラスチックポットに土壌(埴壌土)を充填し、水田雑草であるイヌビエ、イヌホタルイの種子を播種し、アゼナの種子を混和した土壌75cmで覆土した後、水深5cmの状態に湛水した。翌日に、製剤例1から4に準じて調製した本発明化合物(第1表から第13表に記載の化合物)を有効成分とする薬剤の所定有効薬量(g/ha)を水で希釈し水面に滴下処理をした。ついで、温室内で育成し、処理21日後に除草効果を調査し、無処理と比較して、下記の基準に従って除草効果を評価した。
除草効果(生育抑制程度)及び薬害の判定基準。
4・・・90%〜100%の除草効果、薬害。
3・・・70%〜89%の除草効果、薬害。
2・・・40%〜69%の除草効果、薬害。
1・・・1%〜39%の除草効果、薬害。
0・・・0%の除草効果、薬害。
結果を第39表に示す。
尚、表中の「/」は試験未実施を示す。
【0167】
【表100】
Figure 2004107323
【0168】
【表101】
Figure 2004107323
【0169】
【表102】
Figure 2004107323
【0170】
【表103】
Figure 2004107323
【0171】
【表104】
Figure 2004107323
【0172】
【表105】
Figure 2004107323
【0173】
【表106】
Figure 2004107323
【0174】
【表107】
Figure 2004107323
【0175】
試験例2. 出芽後の水田雑草に対する除草効果試験。
75cmのプラスチックポットに土壌(埴壌土)を充填し、水田雑草であるイヌビエ、イヌホタルイの種子を播種し、アゼナの種子を混和した土壌75cmで覆土した後、水深5cmの状態に湛水し、温室内で育成した。供試植物が一葉期の時期に、本発明化合物(第1表から第13表に記載の化合物)を有効成分とする薬剤を所定有効薬量(g/ha)の薬液として処理をした。ついで、温室内で育成し、処理21日後に除草効果を調査し、無処理と比較して、試験例1の基準に従って除草効果を評価した。結果を第40表に示す。
【0176】
【表108】
Figure 2004107323
【0177】
【表109】
Figure 2004107323
【0178】
【表110】
Figure 2004107323
【0179】
【表111】
Figure 2004107323
【0180】
【表112】
Figure 2004107323
【0181】
【表113】
Figure 2004107323
【0182】
【表114】
Figure 2004107323
【0183】
【表115】
Figure 2004107323
【0184】
試験例3. 移植水稲に対する薬害試験。
75cmのプラスチックポットに土壌(埴壌土)を充填し、水深5cmの状態に湛水し、2葉期のイネ(品種:日本晴)を移植深度1cmで2本移植した。温室内で育成し、移植5日後に、本発明化合物(第1表から第13表に記載の化合物)を有効成分とする薬剤を所定有効薬量(g/ha)の薬液として処理をした。ついで、温室内で育成し、処理21日後に薬害を調査し、無処理と比較して、試験例1の基準に従って薬害を評価した。結果を第41表に示す。
【0185】
【表116】
Figure 2004107323
【0186】
【表117】
Figure 2004107323
【0187】
【表118】
Figure 2004107323
【0188】
【表119】
Figure 2004107323
【0189】
試験例4.畑作雑草に対する茎葉処理除草効果試験。
36cmのポットに土壌(埴壌土)を充填し、畑作雑草であるイヌビエ、オナモミの種子を播種し、土壌約20cmで覆土した後、温室内で育成した。供試植物が一葉期の時期に、製剤例1から4に準じて調製した本発明化合物(第1表から第13表に記載の化合物)を有効成分とする薬剤の所定有効薬量(140g/ha相当)を1000L/ha相当の水で希釈し、散布処理した。ついで、温室内で育成し、処理21日後に除草効果を調査し、無処理と比較して除草効果の有無を評価した。
【0190】
本発明化合物の中で、少なくとも1−2、1−8、1−23,1−27、1−28,1−30、1−36、1−40、1−41、1−44、1−47、1−59、1−84、1−88、1−89、1−91、1−92、1−93、1−94、1−95、1−102、1−103、1−108、1−165、1−177、1−183、1−189、1−190、1−193、1−199、1−237、1−251、1−254、1−258、1−266、1−279、1−286、1−291、1−324、1−326、1−327、1−328、2−12、2−23、2−24、2−27、2−28、2−29、2−30、2−36、2−41、2−51、2−61、2−63、2−64、2−65、2−66、2−67、2−68、2−69、2−70、2−71、2−72、2−73、2−76、2−79、2−81、2−82、2−83、2−85、2−86、2−87、2−88、2−93、2−94、2−130、2−167、2−169、2−176、2−177、2−184、2−185、2−186、2−209、2−221、2−244、2−245、2−247、3−2、3−5、3−8、3−13、3−18、3−19、3−23、3−24、3−25、3−29、3−36、3−37、3−38、3−46、3−47、3−48、3−53、3−61、3−80、3−156、3−158、3−161、3−162、3−163、3−164、3−166、3−168、3−169、3−170、3−172、3−173、3−181、3−182、3−183、3−185、4−39、5−93、6−8、6−9、6−10、6−19、6−27、6−28、6−29、6−32、6−33、6−60、6−62、6−73、6−82、6−83、6−341、6−342、6−346、6−348、6−349、6−350、6−351、6−352、6−353、6−354、6−355、6−356、6−357、6−360、6−362、6−363、6−364、6−365、6−366、6−367、7−60、10−2、10−8、10−12、10−13、10−14、10−15、10−16、10−17、10−18、10−19、10−20、10−21、10−23、10−24、10−26、10−28、10−29、10−34、10−35、10−37、10−39、10−40、10−116、11−7、12−1、12−4、12−7は、イヌビエあるいはオナモミに除草効果を示した。

Claims (6)

  1. 一般式(I):
    Figure 2004107323
    {式中、Rはハロ(C−C)アルキル基を示す。
     は水素原子、(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェノキシカルボニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニルスルホニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルホニル基を示す。
    Qは構成原子の少なくとも1個が窒素原子であり、かつその窒素原子がAとの結合部位である置換されていても良いへテロ環を示す。
    Aは(C−C)アルキレン基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、水酸基、(C−C)アルコキシ基、(C−C)アルコキシカルボニル基又はシアノ基から選択される1以上の置換基を有する置換(C−C)アルキレン基、(C−C)アルケニレン基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、水酸基、(C−C)アルコキシ基、(C−C)アルコキシカルボニル基又はシアノ基から選択される1以上の置換基を有する置換(C−C)アルケニレン基又は(C−C)アルキニレン基を示す。
    Gは酸素原子、硫黄原子、N−R(式中、R3 は水素原子、(C−C)アルキル基、シアノ基、ニトロ基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。)、N−OR(式中、R4 は水素原子、(C−C)アルキル基、フェニル(C−C)アルキル基又は同一若しくは異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基を示す。)又はN−NR(式中、R及びRは同一又は異なっても良く、水素原子、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。又、RとRは一緒になって(C−C)アルキレン基を示すこともできる。)を示す。
    mは0又は1の整数を示す。
    Xは同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、フェノキシ基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェノキシ基、フェニルチオ基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルチオ基、フェニルスルフィニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルフィニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルホニル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基、フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜4個の置換基を示す。
    Yは同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル基、 同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニル基、フェノキシ基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェノキシ基、フェニルチオ基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニルチオ基、フェニルスルフィニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニルスルフィニル基、フェニルスルホニル基、 同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基、フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、 (C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を示す。又、Yはベンゼン環上の隣接する炭素原子と一緒になって、同一又は異なっても良く、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子(該窒素原子は水素原子、(C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基又はシクロ(C−C)アルキル基によって置換されていても良い。)から選択される1乃至2個のヘテロ原子により中断されても良い(C−C)アルキレン基により5乃至6員環を形成しても良い。}
    で表されるハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類。
  2. Qが、構成原子の少なくとも1個が窒素原子であり、かつ窒素原子がAとの結合部位となり、炭素原子、窒素原子、酸素原子、硫黄原子又は燐原子を構成元素としてなる4乃至13員へテロ環又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル基、 同一又は異なっても良く、Y(Yは請求項1に同じ。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を環上に有するフェニル(C−C)アルキル基、フェノキシ基、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェノキシ基、フェニルチオ基、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルチオ基、フェニルスルフィニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルフィニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルホニル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基、フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、複素環基(複素環基は、ピリジル基、ピリジン−N−オキシド基、ピリミジニル基、ピラジニル基、トリアジニル基、フリル基、テトラヒドロフリル基、チエニル基、テトラヒドロチエニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロチオピラニル基、オキサゾリル基、イソキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基、ピラゾリル基、モルホリニル基から選択される複素環基を示す。)、同一又は異なっても良く、Y(Yは前記に同じ。)から選択される1以上の置換基を有する置換複素環基(複素環基は前記に同じ。)、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1以上の置換基で置換された構成原子の少なくとも1個が窒素原子であり、かつ窒素原子がAとの結合部位となり炭素原子、窒素原子、酸素原子、硫黄原子又は燐原子を構成元素としてなる4乃至13員へテロ環である請求項1記載のハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類。
  3. Qが
    Figure 2004107323
    {式中、G、Gは同一又は異なっても良く、酸素原子、硫黄原子、N−R’(式中、R’は水素原子、(C−C)アルキル基、シアノ基、ニトロ基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。)、N−OR’(式中、R’は水素原子、(C−C)アルキル基、フェニル(C−C)アルキル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基を示す。)、N−NR’R’(式中、R’及びR’は同一又は異なっても良く、水素原子、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。又、R’とR’は一緒になって(C−C)アルキレン基を示すこともできる。)又はCR(式中、R及びRは同一又は異なっても良く、水素原子、(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、シアノ基又はニトロ基を示す。)を示す。Jは酸素原子、硫黄原子又はN−R(式中、Rは水素原子、(C−C)アルキル基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、複素環基(複素環基は請求項2に同じ。)、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換複素環基(複素環基は前記に同じ。)、複素環(C−C)アルキル基(複素環基は前記に同じ。)、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換複素環(C−C)アルキル基(複素環基は前記に同じ。)、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基を示す。)を示す。
    及びJは同一又は異なっても良く、酸素原子、硫黄原子、N−R(式中、Rは前記に同じ。)、R10−C−R11(式中、R10及びR11は同一又は異なっても良く、水素原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基又は同一若しくは異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基を示す。)、C=O又はC=Sを示す。
    及びJは同一又は異なっても良く、C−R12(式中、R12は水素原子、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有するフェニル(C−C)アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基又はシアノ基を示す。)又は窒素原子を示す。
    は酸素原子、硫黄原子、N−R(式中、Rは前記に同じ。)又はR10−C−R11(式中、R10及びR11は前記に同じ。)を示す。
    は前記に同じ。
    13及びR14は同一又は異なっても良く水素原子、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ(C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、複素環基(複素環基は前記に同じ。)、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換複素環基(複素環基は前記に同じ。)、複素環(C−C)アルキル基(複素環基は前記に同じ。)、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換複素環(C−C)アルキル基(複素環基は前記に同じ。)、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基又はシアノ基を示す。
    15及びR16は同一又は異なっても良く、水素原子又は(C−C)アルキル基を示す。
    X’は同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニル基、 フェノキシ基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェノキシ基、フェニルチオ基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルチオ基、フェニルスルフィニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルフィニル基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルスルホニル基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を有する置換フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良いジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニルアミノカルボニル基、フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、同一又は異なっても良く、Y’(Y’は後記に示す。)から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜4個の置換基を示す。
    Y’は同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、フェニル基、フェノキシ基、(C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、フェニルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、ジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を示す。}
    を示す請求項2記載のハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類。
  4. がフルオロアルキル基を示し、Rが水素原子を示し、Qが
    Figure 2004107323
    (式中、Gは酸素原子を示す。
    はフェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、ジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、ジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニル基、ピリジル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基又はハロ(C−C)アルコキシ基から選択される1以上の置換基を有する置換ピリジル基、ピリミジル基又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基又はハロ(C−C)アルコキシ基から選択される1以上の置換基を有する置換ピリミジル基を示す。
    13はフェニル(C−C)アルキル基、同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、ジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1以上の置換基を環上に有する置換フェニル(C−C)アルキル基、フェニル基、同一又は異なっても良く、水素原子、ハロゲン原子、 (C−C)アルキル基、(C−C)アルケニル基、(C−C)アルキニル基、シクロ(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、シクロハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基、ハロ (C−C)アルコキシ基、(C−C)アルキルチオ基、ハロ(C−C)アルキルチオ基、(C−C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C−C)アルキルスルフィニル基、(C−C)アルキルスルホニル基、ハロ(C−C)アルキルスルホニル基、 (C−C)アルキルカルボニル基、ハロ(C−C)アルキルカルボニル基、(C−C)アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、モノ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、ジ(C−C)アルキルアミノカルボニル基、水酸基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基から選択される1〜5個の置換基を有する置換フェニル基、ピリジル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基又はハロ(C−C)アルコキシ基から選択される1以上の置換基を有する置換ピリジル基、ピリミジル基又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、(C−C)アルキル基、ハロ(C−C)アルキル基、(C−C)アルコキシ基又はハロ(C−C)アルコキシ基から選択される1以上の置換基を有する置換ピリミジル基を示す。)を示し、
    Aが(C−C)アルキレン基又は同一若しくは異なっても良く、ハロゲン原子、水酸基、(C−C)アルコキシ基、(C−C)アルコキシカルボニル基又はシアノ基から選択される1以上の置換基を有する(C−C)アルキレン基を示し、
    Gが酸素原子又はN−OR(式中、Rは(C−C)アルキル基を示す。)を示し、mが0又は1の整数を示し、
    Xが同一又は異なっても良く、水素原子又は(C−C)アルキル基から選択される1〜2個の置換基を示す請求項1記載のハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩。
  5. 請求項1乃至4いずれか1項記載のハロアルキルスルホンアニリド誘導体又はその塩類を有効成分として含有することを特徴とする除草剤。
  6. 請求項5記載の除草剤の有効量を土壌又は植物に処理することを特徴とする除草剤の使用方法。
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