JP2004107285A - 嚥下障害改善剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】老人性肺炎の大きな要因となっている嚥下障害を改善して、誤嚥を防止することにより肺炎を予防しうる嚥下障害改善剤およびこの改善剤を添加した食品の提供。
【解決手段】カカオ、茶葉、果実類、あるいはそれらを加工して得られた加工食品(例えばワイン)中に含まれるポリフェノールを有効成分とする嚥下障害改善剤およびそれを添加した食品。本発明の嚥下障害改善剤およびそれを添加した食品は、優れた効果がある上、副作用が少なく、しかも食事とともに摂取することもできるので、嚥下障害患者のQOL向上が期待される。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、老人性肺炎の大きな要因となっている嚥下障害を改善して、誤嚥(口腔内物が気道に入る)を防止することにより肺炎を予防しうる嚥下障害改善剤およびこの改善剤を添加した食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
日本は高齢化が早い速度で進行しており、1998年の統計では65歳以上の人口は29,620,000人に達している。その内、要介護と認定された人は1,365,000人もいる。老人になると物の飲み込みがうまくできなくなる、所謂「嚥下障害」が多くなる。老人では肺炎が多発するが、その多くは嚥下障害による誤嚥(口腔内物が気道に入る)に起因する。誤嚥されたものが肺に入り、細菌感染を起こす。このような老人性肺炎の死亡率は高く、嚥下障害の改善による誤嚥防止への社会的要望は高い。
【0003】
また脳卒中後遺症患者では、肺炎が高頻度で発生することが以前から知られていた。最近、脳卒中患者の内、大脳基底核に脳血管障害を持っている人に、特に肺炎発症率の高いことが明らかになった。もともと大脳基低核は穿通枝によって灌流され、脳硬塞や脳出血の起こりやすい部位である。大脳基低核には黒質線状体から産生されるドーパミンのレセプターが存在するため、この基低核に障害が起こると、脳内のドーパミンによりコントロールされる種々の機能に障害が生じる。ドーパミンは迷走神経知覚枝から咽頭や気管に分泌されるサブスタンスPの分泌量を調節している。サブスタンスPは咽頭や気道の知覚に重要な役割を果たしており、この分泌が低下すると、咽頭では嚥下反射障害、気道では咳反射の障害を起こす。
【0004】
従って嚥下障害を改善するには、神経ホルモンであるサブスタンスPを増加させることが有効と考えられる。従来、嚥下障害の改善方法としては、副作用として咳を起こし易くする降圧剤の一種アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤を投与する方法が知られていた。最近、ACE阻害剤もサブスタンスPを増加することが報告された(K.Sekizawa,T.Matsui,T.Nakagaeaら:Lancet,vol.352,p.1069,1998年)が、この咳を起こし易くする作用は人により有効性がまちまちである。しかもACE阻害剤はそもそも高血圧患者に対する降圧剤である。血圧が高い人には、ACE阻害剤の投与は問題が少ないと考えられるが、低血圧の人への投与は疑問である。
【0005】
この他、サブスタンスPの分泌を増加させる薬剤にドーパミン製剤がある。レボドーパ(K.Sekizawa,T.Matsui,T.Nakagaeaら:Lancet,vol.352,p.1069,1998年)やアマンタジン(H.Kobayasi,T.Nakagawa,K.Sekizawaら:Lancet,vol.348,pp.1320−1321,1996年)を、大脳基低核に脳血管障害のある患者に投与すると、肺炎の発症が少なかったという報告がある。しかし化学合成された製剤には副作用のある場合が多い。たとえば、アマンタジンは副作用として幻覚や妄想を引き起こすことが知られている。
【0006】
また、医薬ではなく食品中に含まれ、食事として摂取でき、しかも嚥下障害を改善するものとして、唐辛子の辛味成分であるカプサイシン(T.Ebihara,K.Sekizawa,H.Nakazawaら:Lancet,vol.341,p.432,1993年)が知られている。食事として摂取できることは、老人のQOL(Quality of Life)改善のために重要であり、その点でカプサイシンは優れているが、老人の全てが辛いものを好む訳ではなく、またカプサイシンそのものは刺激性が極めて強く劇薬であるため通常の使用には問題が残る。
【0007】
さらに食品の形態を工夫することによる嚥下障害の改善も試みられている。即ち、食事にとろみを付与したり、ゼリーやプリンなどのゲル状の嚥下補助食である。しかし、この方法の効果は明らかではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、副作用のおそれが少なく、しかも食事として摂取することのできる刺激性の少ない嚥下障害改善剤を提供するものである。また本発明は嚥下障害改善剤を添加した嚥下障害の予防または改善のための食品を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するためには、嚥下障害を改善するサブスタンスPを増加させることが必須と考え、サブスタンスP増強物質あるいはサブスタンスPを分解するプロリルエンドペプチダーゼ(PEP)の阻害剤を見出す必要があると考えた。そこで本発明者らは、食物中に存在するサブスタンスP増強物質あるいはサブスタンスPの分解阻害物質について鋭意検討したところ、ワイン中にPEP阻害作用をもつアミノ酸5個からなるペプチド2種を見出した(佐藤充克:ワインの痴呆症抑制効果、Food Style 21,vol.5,No.5,pp.76−79,2001年)。
【0010】
次いでそれらのペプチドの嚥下障害改善効果を確認するため、PEP阻害ペプチドを多く含むワインからエタノールを除去・濃縮し、嚥下障害のある老人に投与したところ、嚥下反射が顕著に短縮され、著効を認めた。しかしその後、種々の検討を重ねた結果、驚くべきことに嚥下障害改善の有効成分は当初予想していたPEP阻害ペプチドではなく、全く別の物質であるポリフェノールであることを見出し、本発明を完成した。
【0011】
すなわち本発明は、以下の嚥下障害改善剤およびそれを添加した食品を提供するものである。
1.ポリフェノールを有効成分とする嚥下障害改善剤。
2.ポリフェノールがブドウ由来のものである前記1に記載の嚥下障害改善剤。
3.ポリフェノールが赤ワインからエタノールを除去して得られるものである前記1に記載の嚥下障害改善剤。
4.前記1〜3のいずれかに記載の改善剤を添加した、嚥下障害の予防または改善のための食品。
5.ポリフェノールを食品中に0.05〜1.0重量%添加した前記4記載の食品。
【0012】
本発明の嚥下障害改善剤に使用できるポリフェノールは、食物中に含まれ、嚥下障害の改善効果を有するものであれば特に制限はないが、カカオ、茶葉、イチョウ葉,大麦若葉,ケール,果実(ブドウ、リンゴ、イチゴ,無花果,ブルーベリー,クランベリー,エルダーベリー,ブラックカラント,ノニ,花梨など),ハーブ類や漢方に用いられる草根木皮に含まれるもの、さらにそれらを加工して得られた加工食品、例えばワイン中に含まれるものを挙げることができる。その中で特に赤ワインに含まれるポリフェノールは、特に優れた嚥下障害の改善効果をもつので好ましい。
【0013】
後述する実施例で示すように、濃縮赤ワインおよびブドウ果皮・種子抽出物に高い嚥下改善反応が認められることから、ブドウ由来ポリフェノールの中でも重合物を含む果皮のアントシアニン類および主として種子に含まれるカテキン類やその重合物であるプロアントシアニジン類が重要であると考えられる。濃縮白ワインに効果がなく、赤ブドウ果汁にある程度の活性を認めたことから、単純フェノール類の寄与は少ないと考えられ、フラボノイド類、特に果皮および種子由来のポリフェノールの寄与が大きいと考えられる。
【0014】
なお、本明細書において、ポリフェノールの用語は、芳香族性水酸基を有する多種多様な化合物の総称として用い、例えばブドウ由来のポリフェノールとは、ブドウ果皮に含まれるリスベラトロール類、赤ブドウ果皮に含まれるアントシアニン類、ブドウ果汁に含まれるフェルラ酸、カフェー酸などの単純フェノール、果皮および種子に多く含まれるカテキン類や、フラボノイドが重合したプロアントシアニジン類やタンニン類等を全て含む概念として使用している。そしてその量は、ガリック酸換算で表記した数値である(V.L. Singleton and J.A. Rossi, Colorimetry of total phenolics with phosphomolybdic−phosphotungstic acid reagents. Am. J. Enol. Vitic., vol. 16, pp. 144−158, 1965年)。
【0015】
本発明に使用されるポリフェノールの製造方法は特に限定されるものではないが、上記したポリフェノール含有物から、20〜100%エタノール、酢酸エチル、アセトンなどの有機溶媒を用い抽出・濃縮し、シリカゲルに吸着させ、次いで非吸着部分を洗浄後、エタノールや酢酸エチルで溶出する比較的純度の高いポリフェノールを得る方法[M. Sato, N. Ramarathnam, Y. Suzuki, T. Okubo, M. Takeuchi, H. Oci, Superoxide radical scavenging activities of wines, and antioxidative properties of fractions recovered from Merlot wine pomace: FoodFactors for Cancer Prevention, H. Ohigashi, T. Osawa, J. Terao, S. Watanabe, T. Yoshikawa (eds.), Springer−Verlag Tokyo, 1997]、を挙げることができる。またポリフェノール含有物から単に50〜60%のエタノールを用いて抽出するか、あるいは原料によっては、単に濃縮することにより得ることもできる。例えば、赤ワインからポリフェノールを製造するには、赤ワインを液量が元の1/1.5〜1/3となるよう減圧濃縮すればよい。
【0016】
本発明の嚥下障害改善剤が効果を発揮するためには、このようにして得られた有効成分であるポリフェノールが咽頭に接触する必要がある。そのため剤形は、トローチ剤、液剤、ゼリー等の経口投与できるものが好ましく、それらは通常の製剤化方法により製造すればよい。限定されるものではないが、投与量は1日当たりポリフェノール(ガリック酸換算)として通常10〜5000 mg、好ましくは50〜900 mgである。液剤の場合、通常1000〜3500 ppmの濃度のものを1日当たり、10〜500 ml投与すればよい。ただし経鼻カテーテルなど医療器具を使用する場合の1回投与量は0.1〜10 mlが望ましく、0.5〜2.0 mlが通常使用される。経鼻投与の回数は,症状により1〜20回程度が行われる。また、経口摂取にて投与する場合は1 ml以上あれば良く、通常は1〜20 mlが良い。なお食事をしながら摂取する場合は、通常、食事中に液体を100〜350 ml程度飲むことができるが、この場合も咽頭に接触し、効果を示す濃度(1000 ppm〜3500 ppm)が望ましい。
【0017】
また上記した嚥下障害改善効果を持つポリフェノールは、食経験があるので食品に添加し、嚥下障害改善用の健康食品として、あるいは嚥下障害改善作用を有する医療用食品として利用できる。そのような場合、食品へ通常500〜5000 ppm程度、好ましくは1500〜3500 ppm添加する。医療用食品としては、食品の種類は限定されないが、流動性のある食品、例えばスープ、飲料、流動食が挙げられ、より具体的な例としては、ポリフェノールにデキストリン等の賦形剤、カゼインナトリウム等の粘着剤、必要に応じ、ビタミン類、ミネラル類等の栄養剤、乳化剤、安定剤、香料等を添加した流動食を挙げることができる。
【0018】
また健康食品としては、ポリフェノールを有効成分として、0.1〜1.0%程度含有させ、これにショ糖、乳糖、トウモロコシ澱粉、結晶セルロース、ポリビニルピロリドン等の賦形剤や結合剤を添加し、必要に応じてビタミン類やミネラル類等の栄養剤を配合し、細粒、錠剤、顆粒剤等の各種形態に成形したものを挙げることができる。
【0019】
次に実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
【0020】
【実施例】
実施例1
平均年齢86歳の在宅嚥下障害患者14名に、経鼻カテーテルにより、水、2倍濃縮赤ワイン(米国ロバートモンダビ社製赤ワイン「コースタルメルロー」を40℃にて液量を1/2まで減圧濃縮したもの:ポリフェノール含有量5,250 ppm)、2倍濃縮白ワイン(メルシャン社製白ワイン「甲州シュールリー」を40℃にて液量を1/2まで減圧濃縮したもの:ポリフェノール含有量476 ppm)、赤ブドウ果汁(カゴメ社製コンコード種赤ブドウ果汁「赤ブドウ100」:ポリフェノール含量1680 ppm)を1 ml咽頭に注入し、嚥下反応を開始するまでの時間(潜時)を測定した。結果を図1に示す。
【0021】
図1に示したとおり、水の場合は嚥下反応開始まで約8秒を要したが、濃縮赤ワインの場合は嚥下反応開始までの時間が約3秒であり、有意に(p<0.001)そして顕著な潜時の短縮効果が認められた。しかし濃縮白ワインには全くその効果がなかった。赤ブドウ果汁では、嚥下開始までの時間が約6秒と若干の効果が認められた。
【0022】
使用した濃縮赤ワインおよび濃縮白ワインのPEP阻害ペプチド濃度はそれぞれ1580 ppbおよび560 ppbであった。白ワインには全く嚥下障害の改善作用がなかったことから、赤ワインの優れた潜時短縮効果は、当初予想したPEP阻害ペプチドによるサブスタンスP分解抑制作用によるものではないことが判明した。
【0023】
また、赤ブドウ果汁には弱いながら嚥下障害の改善作用が認められ、そのポリフェノール含量は2倍濃縮白ワインより遥かに多いことから、赤ワインによる嚥下障害の改善効果は、含まれるポリフェノールであることが示唆された。そこで次にブドウの果皮および種子より抽出した、ポリフェノールを多量に含むブドウ果皮および種子抽出物を使用し、ポリフェノールの効果を検証した。
【0024】
実施例2
実施例1に参加した患者から7名を選び、種々の濃度に水で希釈した赤ブドウ果皮および種子抽出物(米国Threshold Enterprizes社、ガリック酸換算で純度83.3%)の水溶液を、実施例1と同様、経鼻カテーテルにより1 ml咽頭に注入し、嚥下反応を開始するまでの時間(潜時)を測定した。結果を図2に示す。
【0025】
図2に示したとおり、赤ブドウ果皮および種子抽出物300 mg/l(ppm)では、嚥下改善効果はなく、水と同様嚥下開始までに約8秒を要したが、1000 ppmでは明瞭に嚥下改善効果認められ、嚥下開始までの時間は約6秒であった。赤ブドウ果皮および種子抽出物濃度(RWPC)300 ppmから3000 ppmまでは、嚥下改善効果は直線的に増大した。しかし、3000 ppm以上では、若干の改善効果はあるものの、更なる改善は僅かであった。従って、通常のフルボディといわれる赤ワインのポリフェノール濃度2000〜3500 ppmは嚥下改善に著効のあることが示された。
【0026】
実施例3
常法に従ってトローチを製造した。トローチの組成は以下のとおりである。
組成:キシリトール 68.3%、ショ糖 19.5%、ポリフェノール(赤ブドウ果皮および種子抽出物) 0.5%、アラビアガム 5.0%、クエン酸 4.0%、タルク 2.0%、ステアリン酸マグネシウム 0.7%、合計 100.0%
【0027】
実施例4
常法に従って飴を製造した。飴の組成は以下のとおりである。
組成:ショ糖 55.0%、水飴 32.5%、ポリフェノール(赤ブドウ果皮および種子抽出物) 0.5%、リンゴ酸 3.0%、香料 0.2%、水 適量、合計 100.0%
【0028】
【発明の効果】
本発明により、ポリフェノールを有効成分とする嚥下障害改善剤およびそれを添加した食品が提供される。本発明の嚥下障害改善剤およびそれを添加した食品は、副作用が少なく、しかも食事とともに飲用できるので、嚥下障害患者への投与が容易である。特に効果が優れている脱アルコールした赤ワインを介護食として採用すれば、嚥下障害患者のQOL向上への寄与は計り知れないと考えられる。本発明は嚥下障害老人のQOL向上に多大な貢献を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】濃縮赤ワイン、濃縮白ワインおよび赤ブドウ果汁の嚥下障害改善効果を示した図である。
【図2】赤ブドウ果皮および種子抽出物の嚥下障害改善効果におけるポリフェノール濃度依存性を示した図である。

Claims (5)

  1. ポリフェノールを有効成分とする嚥下障害改善剤。
  2. ポリフェノールがブドウ由来のものである請求項1に記載の嚥下障害改善剤。
  3. ポリフェノールが赤ワインからエタノールを除去して得られるものである請求項1に記載の嚥下障害改善剤。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の改善剤を添加した、嚥下障害の予防または改善のための食品。
  5. ポリフェノールを食品中に0.05〜1.0重量%添加した請求項4記載の食品。
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