JP2004107238A - 乾燥肌改善用キット - Google Patents
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Abstract
【課題】保湿効果に優れたキット及び美容方法を提供すること。
【解決手段】オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤並びに、セラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤からなる、乾燥肌改善用キット。
【選択図】なし
【解決手段】オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤並びに、セラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤からなる、乾燥肌改善用キット。
【選択図】なし
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、保湿効果に優れ、乾燥などによる角層バリア機能等の改善に有効である乾燥肌改善用のキットに関し、特定の成分を組合わせ、健康食品等による経口適用と、化粧料等による経皮適用とを行うことによる優れた保湿方法に関する。
【0002】
【従来の技術】乾燥肌は、乾燥、紫外線、洗剤や化学物質などの刺激性物質などの外的要因や、ホルモンバランスの乱れなどの内的要因が原因となって生じる肌のトラブルで、角層バリア機能の低下、角層水分量の低下、表皮ターンオーバーの亢進、鱗屑の発生による角層の粗造化などの現象を伴っている。特に、角層の粗造化は、化粧のりを悪化させることもあり、多くの女性の悩みとなっている。
【0003】
これらの問題点を解決する方法として、経口摂取することによって皮膚の保湿、保護作用や肌荒れ防止等の美容効果のあるセラミドを含有する健康食品(例えば、特許文献1参照)やアミノ酸、ヒアルロン酸、グルコサミンなどを含有する食品組成物(例えば、特許文献2参照)などが開発されている。しかしながら、これら経口摂取による保湿能改善は皮膚の新陳代謝を活発にし、それなりの美容効果を及ぼすまでには時間がかかる。
【0004】
一方、角層の乾燥状態を改善する方法として、保湿剤を化粧料中に配合することが知られており、セリン、トリメチルグリシン、異性化糖の混合物等が知られている(例えば、特許文献3、4、5参照)。また、表皮の細胞間脂質として知られているセラミド類やコレステロール類も、角層の細胞間脂質を整え、皮膚の水分蒸散を抑え、皮膚のバリヤ機能を高める作用を有していることが知られており、化粧料などの例が知られている(例えば、特許文献6、7、8参照)。
【0005】
しかしながら、その持続効果は必ずしも満足のいくものではなく、これらの成分を経口的と経皮的の2つの適用を採用することにより、保湿効果を顕著なものとすることは、いずれにも言及されていない。
【0006】
また近年はエアコンの普及により低湿度下の環境で過ごす時間が増加しているため、特に皮膚の乾燥による肌荒れを訴える人が増加している。肌荒れによる角層バリア機能の低下はアトピー性皮膚炎をはじめとする各種皮膚疾患の原因となるため無視できない問題であり、肌の乾燥に対応する化粧品、食品の開発が待望されていた。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−113530号公報
【特許文献2】
特開平13−231503号公報
【特許文献3】
特開平11−060435号公報
【特許文献4】
特許第2775154号公報
【特許文献5】
特開平10−265337号公報
【特許文献6】
特公平06−057651号公報
【特許文献7】
特開昭62−56414号公報
【特許文献8】
特開昭50−79030号公報
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、保湿効果を有する特定成分を選択して、それぞれを経口適用剤と経皮適用剤として適用することにより、優れた乾燥肌改善用キットが得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、
1.オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤並びに、セラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤からなる、乾燥肌改善用キット、及び
2.オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤を経皮適用するとともにセラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤を経口適用する、保湿方法、
に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】経皮適用剤には、オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物、及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を配合する。
本発明のスクワランとは、深海産の魚類、特にサメ類の肝油中又は植物油中、例えば、オリーブ油、コメヌカ油、小麦胚芽油、ゴマ油、綿実油に存在する不飽和炭化水素であるスクワレンを還元してなる飽和炭化水素である。また、ゲラニルアセトン及びアセチレン化合物を原料として合成して得られる合成スクワランも含まれる。これらは、市販されているものを使用することができる。
本発明の経皮適用剤へのオリーブ油、スクワランの配合量としては、それぞれ0.01〜60質量%程度が好ましいが、用いる剤型、使用対象等の様々の条件に応じて、その配合量を適宜設定できる。
【0010】
トリメチルグリシンは広い範囲の動植物に含まれ、砂糖大根の他多くの植物やエビ、カニ等にも含まれており、アミノ基がトリメチル化されて分子内塩を形成している両イオン性の保湿剤である。ビート糖の副産物である糖蜜からクロマトグラフィーによって取り出され、精製、結晶化して得られる既知物質でありこれらを購入して使用することも可能である。例えば、旭化成からアミノコート(登録商標)という商品が市販されている。トリメチルグリシンの配合量は0.01〜20質量%、好ましくは0.1〜10質量%である。0.01質量%に満たないと保湿効果が表れないばかりか潤い感も感じられないことがある。また20質量%を超えてもその量に見合った効果は得られないなど経済的に好ましくないことがある。
【0011】
異性化糖の混合物は、水酸化ナトリウム等の苛性アルカリにより異性化した糖の混合物であり、グルコース及びラクトースの異性化物を主成分として含有するものであるものが好ましい。このような異性化糖の混合物は、例えば、次のようにして製造できる。精製水に溶解したD−グルコースに、攪拌しながら10(w/v)%水酸化ナトリウム溶液を添加して、室温で密封静置した後、pH9以上を維持しながら10(w/v)%水酸化ナトリウム溶液を加える。pHを6として反応を終了させる。また、別に精製水に溶解したラクトースを同様に攪拌しながら10(w/v)%水酸化ナトリウム溶液を添加し、室温で密封静置し、同様にして水酸化ナトリウム溶液を加えた後、反応を終了させる。両者を適切な重量比で混合し、異性化糖混合物とする。これに含まれるフルクトース、D−及びL−グルコース、ガラクトース、ラクトース、マンノース、プシコースのような中性糖成分の組成として、角層の中性糖成分組成に類似したものが好ましい。ペンタファーム社から「ペンタバイティン」の商品名で市販されている異性化糖の混合物を用いることができる。なお、化粧料組成物への配合量としては0.01〜20質量%、好ましくは0.1〜10質量%である。配合量が0.01質量%に満たないと保湿効果が表れないばかりか潤い感も感じられないことがある。20質量%を超えるとべたつきが生じるなど好ましくない使用感になることがある。
【0012】
海水由来ミネラルは海水をそのまま乾燥後、ナトリウム塩を除去して製造され、マグネシウム塩等のミネラル類を多く含有する。海水由来ミネラルの配合量としては、0.01〜10質量%程度が好ましいが、用いる剤型、使用対象等の様々の条件に応じて、その配合量を適宜設定できる。
【0013】
本発明の経皮適用剤へのセリンの配合量としては、0.01〜10質量%程度が好ましいが、用いる剤型、使用対象等の様々の条件に応じて、その配合量を適宜設定できる。
【0014】
本発明の経皮適用剤は、化粧料、医薬部外品、医薬であることができ、例えば、水溶液、油剤、乳液、懸濁液等の液剤、ゲル、クリーム等の半固形剤、粉末、顆粒、カプセル、マイクロカプセル、固形等の固形剤の形態で適用可能である。従来から公知の方法でこれらの形態に調製し、ローション剤、乳剤、ゲル剤、クリーム剤、軟膏、硬膏、ハップ剤、エアゾル剤等の種々の剤型とすることができる。これらを身体に塗布、貼付、噴霧等により適用することができる。化粧料としては、化粧水、乳液、クリーム、パック等の顔用化粧料、ハンドクリーム、レッグクリーム、ボディローション等の身体用化粧料等とすることができる。
【0015】
本発明組成物には、植物油のような油脂類、高級脂肪酸、高級アルコール、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、防腐剤、糖類、金属イオン封鎖剤、水溶性高分子のような高分子、増粘剤、粉体成分、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、ヒアルロン酸のような保湿剤、香料、pH調整剤等を含有させることができる。ビタミン類、皮膚賦活剤、血行促進剤、常在菌コントロール剤、活性酸素消去剤、抗炎症剤、殺菌剤等の他の薬効成分、生理活性成分を含有させることもできる。
【0016】
経口適用剤には、セラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有させる。
【0017】
本発明のコラーゲン若しくはコラーゲン分解物は、牛、豚、鶏や魚等の動物の真皮、皮、骨等の抽出物またはその加水分解物を使用することができる。加水分解物は、コラーゲン又はゼラチンをコラゲナーゼ、トリプシン、キモトリプシンのようなタンパク分解酵素や酸、アルカリで加水分解することにより得られる。コラーゲンは、経口用組成物中、0.1〜60質量%、好ましくは、1〜30質量%配合することができる。
【0018】
ヒアルロン酸は、N−アセチルグルコサミンとグルクロン酸の二糖を構成単位とした多糖である。本発明で使用するヒアルロン酸としては、例えば鶏のトサカまたはその他の動物、植物より抽出し、濃縮生成又は酵素処理して得られたもの、微生物による発酵で生成したものがいずれも使用可能である。ヒアルロン酸は経口用組成物中、0.01〜20質量%、好ましくは、0.1〜10質量%配合することができる。
【0019】
セラミドは、動物性セラミド、植物性セラミド、合成セラミドのいずれも使用することができるが、安全性の面から植物性セラミドが好ましい。小麦、米等の穀物抽出液を精製したものが特に好ましく、例えば、米糠及び米胚芽から得られるセラミドを使用することができる。セラミドは米抽出物として、経口用組成物中、0.0001〜50質量%、好ましくは、0.001〜20質量%配合することができる。
【0020】
グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体は、カニやエビの殻より製造されたキチンを酸性条件下で加水分解させて得たキチンオリゴ糖に、酵素を作用させて工業的に製造されたアミノ糖である。具体的にはグルコサミン塩酸があげられる。グルコサミンは、経口用組成物中、0.02〜50質量%、好ましくは、0.2〜20質量%配合することができる。
【0021】
シルクペプチドは洗浄したフィブロインタンパクに塩化カルシウムを加え加熱溶解し、脱塩後に酵素を作用させて工業的に製造された絹フィブロインタンパク酵素分解物である。これらは、市販されているものを使用することができる。シルクペプチドは、経口用組成物中、0.001〜20質量%、好ましくは、0.01〜10質量%配合することができる。
【0022】
本発明の経口適用剤へのナイアシン、グリシンの配合量としては、0.01〜10質量%程度が好ましいが、用いる剤型、使用対象等の様々の条件に応じて、その配合量を適宜設定できる。
【0023】
経口適用剤としては、医薬又は栄養補助食品、機能性食品、健康食品、特定保健用食品、美容食品、菓子等の食品として適用できる。形態としては、例えば、粉末、散剤、顆粒、錠剤、カプセル、などの固形剤、溶液剤、懸濁剤、乳剤などの液剤、凍結乾燥製剤などが挙げられ、これらの製剤は常套手段により調製することが可能である。例えば、グルコース、乳糖、ショ糖、澱粉、マンニトール、デキストリン、脂肪酸グリセリド、ポリエチレングルコール、ヒドロキシエチレンデンプン、エチレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アミノ酸、ゼラチン、アルブミン、水、生理食塩水などが挙げられる。必要に応じて、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、結合剤、等張化剤などの添加剤を適宜添加することも可能である。また、食品として、ジュースのような飲料に配合することもできる。
【0024】
経口適用剤には、グルタチオン含有酵母菌体粉末のようなグルタチオン、ビタミンC類、ビタミンB類などの水溶性ビタミン、ビタミンE類、ビタミンA類などの脂溶性ビタミン、海洋深層水、各種ミネラル、ポリフェノール、センテラアジアチカエキスをはじめとする植物性エキスなどを適宜配合することができる。システインの供給源となる硫黄含有化合物、システインやシスチンに富んだタンパク質及び酵母を配合することもできる。
【0025】
添加成分として使用する、油脂類としては、例えば、ツバキ油、月見草油、マカデミアナッツ油、ナタネ油、トウモロコシ油、ゴマ油、ホホバ油、胚芽油、小麦胚芽油、トリオクタン酸グリセリン、等の液体油脂、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ、モクロウ核油、硬化油、硬化ヒマシ油等の固体油脂、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、ヌカロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ等のロウ類が挙げられる。
【0026】
炭化水素類としては、例えば、流動パラフィン、スクワレン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸として、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)等が挙げられる。
【0027】
高級アルコールとして、例えば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
シリコーンとして、例えば、鎖状ポリシロキサンのジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等、環状ポリシロキサンのデカメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられる。
【0028】
アニオン界面活性剤として、例えば、ラウリン酸ナトリウム等の脂肪酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、N−アシルサルコシン酸、スルホコハク酸塩、N−アシルアミノ酸塩等が挙げられる。
【0029】
カチオン界面活性剤として、例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤として、例えば、アルキルベタイン、アミドベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられる。
【0030】
非イオン界面活性剤として、例えば、ソルビタンモノオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体が挙げられる。
【0031】
防腐剤として、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン等を挙げることができる。
【0032】
金属イオン封鎖剤として、例えば、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エデト酸、エデト酸ナトリウム塩等のエデト酸塩を挙げることができる。
【0033】
高分子として、例えば、アラビアゴム、トラガカントガム、ガラクタン、グアーガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード、デキストラン、プルラン、カルボキシメチルデンプン、カゼイン、ゼラチン、メチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、アルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー(CARBOPOL等)等のビニル系高分子、等を挙げることができる。
【0034】
増粘剤として、例えば、カラギーナン、トラガカントガム、クインスシード、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、グアーガム、キサンタンガム、ベントナイト等を挙げることができる。
【0035】
粉末成分としては、例えば、タルク、カオリン、雲母、シリカ、ゼオライト、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、セルロース粉末、無機白色顔料、無機赤色系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ等のパール顔料、赤色201号、赤色202号等の有機顔料を挙げることができる。
【0036】
紫外線吸収剤としては、例えば、パラアミノ安息香酸、サリチル酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、等を挙げることができる。
【0037】
紫外線遮断剤として、例えば、酸化チタン、タルク、カルミン、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛等を挙げることができる。
【0038】
保湿剤として、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、キシリトール、マルチトール、マルトース、ソルビトール、ブドウ糖、果糖、コンドロイチン硫酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸、シクロデキストリン等が挙げられる。
【0039】
薬効成分としては、例えば、ビタミンA油、レチノール等のビタミンA類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩等のB6類、L−アスコルビン酸−2−グルコシド、L−アスコルビン酸リン酸エステル等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム等のパントテン酸類、ビタミンD2、コレカルシフェロール等のビタミンD類;α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類等のビタミン類を挙げることができる。
【0040】
プラセンタエキス、グルタチオン等の美白剤、ローヤルゼリー、ぶなの木エキス、海洋深層水等の皮膚賦活剤、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、γ−オリザノール等の血行促進剤、グリチルリチン酸誘導体、アズレン等の消炎剤、アルギニン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸類、常在菌コントロール剤のマルトースショ糖縮合物、塩化リゾチーム等を挙げることができる
【0041】
さらに、カミツレエキス、パセリエキス、ワイン酵母エキス、グレープフルーツエキス、スイカズラエキス、コメエキス、ブドウエキス、ホップエキス、ビワエキス、オウバクエキス、ヨクイニンエキス、センブリエキス、メリロートエキス、バーチエキス、カンゾウエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、トウガラシエキス、レモンエキス、ゲンチアナエキス、シソエキス、アロエ(アロエベラ)エキス、ローズマリーエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、ニンジンエキス、マロニエエキス、ハマメリスエキス、キウイエキス、センテラアジアチカエキス、リンゴエキス等の各種抽出物を挙げることができる。
【0042】
経口適用剤、経皮適用剤のいずれにおいても、上記植物の抽出物は市販のものを使用できるが、それぞれの植物を水又はエタノール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、プロピレングリコール等のような有機溶媒を用いて抽出することにより製造することができる。抽出にあたって、原料である植物に応じてその果実、種子、葉、茎、根等をそのまま、または細切、乾燥、粉砕等の処理を行った後、抽出を行う方が効率的である。抽出は抽出溶媒に浸漬して行え、攪拌することや、抽出溶媒中でホモジナイズ又は加圧することもできる。抽出温度は、5〜100℃程度が適切であり、抽出時間は、5分〜10日間程度の間で、適宜設定することができる。
【0043】
製剤化技術としては、健康食品、医薬における経口適用剤、化粧料、医薬の経皮適用剤にといて、通常、使用される製剤化方法にしたがって製造することができる。
本発明により、オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤を皮膚に適用しつつ、セラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤を経口的に投与することで、優れた保湿作用が得られる。これらの経皮適用剤と経口適用剤を組合わせてキットとすることができる。
【0044】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を詳細に説明するが、本発明の技術的範囲をこれに限定するものではない。なお、以下の実施例において配合量は質量%である。
[製造例]
経口適用剤(錠剤)、経皮適用剤(パック化粧料)は、それぞれ下記の処方により、それぞれの常法に従って製造した。
【0045】
[製法](8)以外の成分を混合し、これにその50%に相当する80%エタノールを加えて造粒後、乾燥したものに(8)を添加、混合したものを打錠し、重量180mgの錠剤とした。
【0046】
[製法]室温下で、上記成分(1)〜(11)の成分を混合し攪拌溶解してパック化粧料を得た。
【0047】
〔保湿性テスト〕
女性モニター30人を1群10人ずつのA、B、C3群に分け、次のとおり試験をし、評価をした。
A群には、製造例の錠剤(1粒の平均重量180mg)を1日1錠2ヶ月間投与した。C群には、製造例のパック化粧料を1週間3回、2ヶ月間使用した。パック化粧料は顔面に約2.0g塗布し洗い流して使用した。B群には、製造例の錠剤(1粒の平均重量180mg)を1日1錠2ヶ月間投与するとともに、製造例のパック化粧料を顔面に1週間に3回、2ヶ月間使用した。パック化粧料は顔面に約2.0g塗布し洗い流して使用した。
塗布部位の水分量を角層水分量測定装置(SKICON−200EX、I.B.S Co., LTD.社製)を用いて測定した。評価には各被験者の試験開始直前及び試験開始8週間後の頬部(塗布部)水分量を用いた。試験開始直前の水分量Maから、試験開始8週間後の水分量をMbとして、各被験者の角層水分量の増加率(=Mb/Ma*100)を求めて、それぞれの群の平均値から、次の基準に従って、保湿効果を評価した。
水分量増加率 保湿効果の評価
121〜130% ◎
111〜120% ○
100〜110% △
100%未満 ×
さらに、被験者に乾燥肌改善度を自己評価させ、摂取期間終了後の評価で、著しい改善を5点、改善を3点、やや改善を1点、変わらなかったを0点として、各群の合計点数を求め次の基準にしたがって乾燥改善度を評価した。
乾燥改善度 保湿効果の評価
31点〜50点 ◎
21点〜30点 ○
11点〜20点 △
0点 〜10点 ×
【表1】
【0048】
B群では、A群、C群と比較して、保湿効果、乾燥肌改善度において、顕著な効果があった。経口適用剤と経皮適用剤の同時適用により、非常に優れた保湿効果が示される。
【0049】
以下に、本発明の処方例を示す。
[処方例1]化粧油
下記の処方により、化粧油を製造した。
[製法]室温下で、上記成分(1)、(2)の成分を混合し攪拌溶解して化粧油を得た。
【0050】
[処方例2] 飲料
下記に示す処方により、飲料を製造した。
[製法](1)〜(13)の成分を混合し攪拌溶解後、殺菌充填し飲料を得た。
【0051】
【発明の効果】本発明により、経皮適用剤と経口適用剤を組合わせた保湿効果に優れた乾燥肌改善用キット、及び、特定の成分を組合わせて経皮適用しつつ、経口で適用することによる、保湿のための美容方法を提供することができる。
【発明が属する技術分野】本発明は、保湿効果に優れ、乾燥などによる角層バリア機能等の改善に有効である乾燥肌改善用のキットに関し、特定の成分を組合わせ、健康食品等による経口適用と、化粧料等による経皮適用とを行うことによる優れた保湿方法に関する。
【0002】
【従来の技術】乾燥肌は、乾燥、紫外線、洗剤や化学物質などの刺激性物質などの外的要因や、ホルモンバランスの乱れなどの内的要因が原因となって生じる肌のトラブルで、角層バリア機能の低下、角層水分量の低下、表皮ターンオーバーの亢進、鱗屑の発生による角層の粗造化などの現象を伴っている。特に、角層の粗造化は、化粧のりを悪化させることもあり、多くの女性の悩みとなっている。
【0003】
これらの問題点を解決する方法として、経口摂取することによって皮膚の保湿、保護作用や肌荒れ防止等の美容効果のあるセラミドを含有する健康食品(例えば、特許文献1参照)やアミノ酸、ヒアルロン酸、グルコサミンなどを含有する食品組成物(例えば、特許文献2参照)などが開発されている。しかしながら、これら経口摂取による保湿能改善は皮膚の新陳代謝を活発にし、それなりの美容効果を及ぼすまでには時間がかかる。
【0004】
一方、角層の乾燥状態を改善する方法として、保湿剤を化粧料中に配合することが知られており、セリン、トリメチルグリシン、異性化糖の混合物等が知られている(例えば、特許文献3、4、5参照)。また、表皮の細胞間脂質として知られているセラミド類やコレステロール類も、角層の細胞間脂質を整え、皮膚の水分蒸散を抑え、皮膚のバリヤ機能を高める作用を有していることが知られており、化粧料などの例が知られている(例えば、特許文献6、7、8参照)。
【0005】
しかしながら、その持続効果は必ずしも満足のいくものではなく、これらの成分を経口的と経皮的の2つの適用を採用することにより、保湿効果を顕著なものとすることは、いずれにも言及されていない。
【0006】
また近年はエアコンの普及により低湿度下の環境で過ごす時間が増加しているため、特に皮膚の乾燥による肌荒れを訴える人が増加している。肌荒れによる角層バリア機能の低下はアトピー性皮膚炎をはじめとする各種皮膚疾患の原因となるため無視できない問題であり、肌の乾燥に対応する化粧品、食品の開発が待望されていた。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−113530号公報
【特許文献2】
特開平13−231503号公報
【特許文献3】
特開平11−060435号公報
【特許文献4】
特許第2775154号公報
【特許文献5】
特開平10−265337号公報
【特許文献6】
特公平06−057651号公報
【特許文献7】
特開昭62−56414号公報
【特許文献8】
特開昭50−79030号公報
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、保湿効果を有する特定成分を選択して、それぞれを経口適用剤と経皮適用剤として適用することにより、優れた乾燥肌改善用キットが得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、
1.オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤並びに、セラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤からなる、乾燥肌改善用キット、及び
2.オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤を経皮適用するとともにセラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤を経口適用する、保湿方法、
に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】経皮適用剤には、オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物、及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を配合する。
本発明のスクワランとは、深海産の魚類、特にサメ類の肝油中又は植物油中、例えば、オリーブ油、コメヌカ油、小麦胚芽油、ゴマ油、綿実油に存在する不飽和炭化水素であるスクワレンを還元してなる飽和炭化水素である。また、ゲラニルアセトン及びアセチレン化合物を原料として合成して得られる合成スクワランも含まれる。これらは、市販されているものを使用することができる。
本発明の経皮適用剤へのオリーブ油、スクワランの配合量としては、それぞれ0.01〜60質量%程度が好ましいが、用いる剤型、使用対象等の様々の条件に応じて、その配合量を適宜設定できる。
【0010】
トリメチルグリシンは広い範囲の動植物に含まれ、砂糖大根の他多くの植物やエビ、カニ等にも含まれており、アミノ基がトリメチル化されて分子内塩を形成している両イオン性の保湿剤である。ビート糖の副産物である糖蜜からクロマトグラフィーによって取り出され、精製、結晶化して得られる既知物質でありこれらを購入して使用することも可能である。例えば、旭化成からアミノコート(登録商標)という商品が市販されている。トリメチルグリシンの配合量は0.01〜20質量%、好ましくは0.1〜10質量%である。0.01質量%に満たないと保湿効果が表れないばかりか潤い感も感じられないことがある。また20質量%を超えてもその量に見合った効果は得られないなど経済的に好ましくないことがある。
【0011】
異性化糖の混合物は、水酸化ナトリウム等の苛性アルカリにより異性化した糖の混合物であり、グルコース及びラクトースの異性化物を主成分として含有するものであるものが好ましい。このような異性化糖の混合物は、例えば、次のようにして製造できる。精製水に溶解したD−グルコースに、攪拌しながら10(w/v)%水酸化ナトリウム溶液を添加して、室温で密封静置した後、pH9以上を維持しながら10(w/v)%水酸化ナトリウム溶液を加える。pHを6として反応を終了させる。また、別に精製水に溶解したラクトースを同様に攪拌しながら10(w/v)%水酸化ナトリウム溶液を添加し、室温で密封静置し、同様にして水酸化ナトリウム溶液を加えた後、反応を終了させる。両者を適切な重量比で混合し、異性化糖混合物とする。これに含まれるフルクトース、D−及びL−グルコース、ガラクトース、ラクトース、マンノース、プシコースのような中性糖成分の組成として、角層の中性糖成分組成に類似したものが好ましい。ペンタファーム社から「ペンタバイティン」の商品名で市販されている異性化糖の混合物を用いることができる。なお、化粧料組成物への配合量としては0.01〜20質量%、好ましくは0.1〜10質量%である。配合量が0.01質量%に満たないと保湿効果が表れないばかりか潤い感も感じられないことがある。20質量%を超えるとべたつきが生じるなど好ましくない使用感になることがある。
【0012】
海水由来ミネラルは海水をそのまま乾燥後、ナトリウム塩を除去して製造され、マグネシウム塩等のミネラル類を多く含有する。海水由来ミネラルの配合量としては、0.01〜10質量%程度が好ましいが、用いる剤型、使用対象等の様々の条件に応じて、その配合量を適宜設定できる。
【0013】
本発明の経皮適用剤へのセリンの配合量としては、0.01〜10質量%程度が好ましいが、用いる剤型、使用対象等の様々の条件に応じて、その配合量を適宜設定できる。
【0014】
本発明の経皮適用剤は、化粧料、医薬部外品、医薬であることができ、例えば、水溶液、油剤、乳液、懸濁液等の液剤、ゲル、クリーム等の半固形剤、粉末、顆粒、カプセル、マイクロカプセル、固形等の固形剤の形態で適用可能である。従来から公知の方法でこれらの形態に調製し、ローション剤、乳剤、ゲル剤、クリーム剤、軟膏、硬膏、ハップ剤、エアゾル剤等の種々の剤型とすることができる。これらを身体に塗布、貼付、噴霧等により適用することができる。化粧料としては、化粧水、乳液、クリーム、パック等の顔用化粧料、ハンドクリーム、レッグクリーム、ボディローション等の身体用化粧料等とすることができる。
【0015】
本発明組成物には、植物油のような油脂類、高級脂肪酸、高級アルコール、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、防腐剤、糖類、金属イオン封鎖剤、水溶性高分子のような高分子、増粘剤、粉体成分、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、ヒアルロン酸のような保湿剤、香料、pH調整剤等を含有させることができる。ビタミン類、皮膚賦活剤、血行促進剤、常在菌コントロール剤、活性酸素消去剤、抗炎症剤、殺菌剤等の他の薬効成分、生理活性成分を含有させることもできる。
【0016】
経口適用剤には、セラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有させる。
【0017】
本発明のコラーゲン若しくはコラーゲン分解物は、牛、豚、鶏や魚等の動物の真皮、皮、骨等の抽出物またはその加水分解物を使用することができる。加水分解物は、コラーゲン又はゼラチンをコラゲナーゼ、トリプシン、キモトリプシンのようなタンパク分解酵素や酸、アルカリで加水分解することにより得られる。コラーゲンは、経口用組成物中、0.1〜60質量%、好ましくは、1〜30質量%配合することができる。
【0018】
ヒアルロン酸は、N−アセチルグルコサミンとグルクロン酸の二糖を構成単位とした多糖である。本発明で使用するヒアルロン酸としては、例えば鶏のトサカまたはその他の動物、植物より抽出し、濃縮生成又は酵素処理して得られたもの、微生物による発酵で生成したものがいずれも使用可能である。ヒアルロン酸は経口用組成物中、0.01〜20質量%、好ましくは、0.1〜10質量%配合することができる。
【0019】
セラミドは、動物性セラミド、植物性セラミド、合成セラミドのいずれも使用することができるが、安全性の面から植物性セラミドが好ましい。小麦、米等の穀物抽出液を精製したものが特に好ましく、例えば、米糠及び米胚芽から得られるセラミドを使用することができる。セラミドは米抽出物として、経口用組成物中、0.0001〜50質量%、好ましくは、0.001〜20質量%配合することができる。
【0020】
グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体は、カニやエビの殻より製造されたキチンを酸性条件下で加水分解させて得たキチンオリゴ糖に、酵素を作用させて工業的に製造されたアミノ糖である。具体的にはグルコサミン塩酸があげられる。グルコサミンは、経口用組成物中、0.02〜50質量%、好ましくは、0.2〜20質量%配合することができる。
【0021】
シルクペプチドは洗浄したフィブロインタンパクに塩化カルシウムを加え加熱溶解し、脱塩後に酵素を作用させて工業的に製造された絹フィブロインタンパク酵素分解物である。これらは、市販されているものを使用することができる。シルクペプチドは、経口用組成物中、0.001〜20質量%、好ましくは、0.01〜10質量%配合することができる。
【0022】
本発明の経口適用剤へのナイアシン、グリシンの配合量としては、0.01〜10質量%程度が好ましいが、用いる剤型、使用対象等の様々の条件に応じて、その配合量を適宜設定できる。
【0023】
経口適用剤としては、医薬又は栄養補助食品、機能性食品、健康食品、特定保健用食品、美容食品、菓子等の食品として適用できる。形態としては、例えば、粉末、散剤、顆粒、錠剤、カプセル、などの固形剤、溶液剤、懸濁剤、乳剤などの液剤、凍結乾燥製剤などが挙げられ、これらの製剤は常套手段により調製することが可能である。例えば、グルコース、乳糖、ショ糖、澱粉、マンニトール、デキストリン、脂肪酸グリセリド、ポリエチレングルコール、ヒドロキシエチレンデンプン、エチレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アミノ酸、ゼラチン、アルブミン、水、生理食塩水などが挙げられる。必要に応じて、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、結合剤、等張化剤などの添加剤を適宜添加することも可能である。また、食品として、ジュースのような飲料に配合することもできる。
【0024】
経口適用剤には、グルタチオン含有酵母菌体粉末のようなグルタチオン、ビタミンC類、ビタミンB類などの水溶性ビタミン、ビタミンE類、ビタミンA類などの脂溶性ビタミン、海洋深層水、各種ミネラル、ポリフェノール、センテラアジアチカエキスをはじめとする植物性エキスなどを適宜配合することができる。システインの供給源となる硫黄含有化合物、システインやシスチンに富んだタンパク質及び酵母を配合することもできる。
【0025】
添加成分として使用する、油脂類としては、例えば、ツバキ油、月見草油、マカデミアナッツ油、ナタネ油、トウモロコシ油、ゴマ油、ホホバ油、胚芽油、小麦胚芽油、トリオクタン酸グリセリン、等の液体油脂、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ、モクロウ核油、硬化油、硬化ヒマシ油等の固体油脂、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、ヌカロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ等のロウ類が挙げられる。
【0026】
炭化水素類としては、例えば、流動パラフィン、スクワレン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸として、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)等が挙げられる。
【0027】
高級アルコールとして、例えば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
シリコーンとして、例えば、鎖状ポリシロキサンのジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等、環状ポリシロキサンのデカメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられる。
【0028】
アニオン界面活性剤として、例えば、ラウリン酸ナトリウム等の脂肪酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、N−アシルサルコシン酸、スルホコハク酸塩、N−アシルアミノ酸塩等が挙げられる。
【0029】
カチオン界面活性剤として、例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤として、例えば、アルキルベタイン、アミドベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられる。
【0030】
非イオン界面活性剤として、例えば、ソルビタンモノオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体が挙げられる。
【0031】
防腐剤として、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン等を挙げることができる。
【0032】
金属イオン封鎖剤として、例えば、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エデト酸、エデト酸ナトリウム塩等のエデト酸塩を挙げることができる。
【0033】
高分子として、例えば、アラビアゴム、トラガカントガム、ガラクタン、グアーガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード、デキストラン、プルラン、カルボキシメチルデンプン、カゼイン、ゼラチン、メチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、アルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー(CARBOPOL等)等のビニル系高分子、等を挙げることができる。
【0034】
増粘剤として、例えば、カラギーナン、トラガカントガム、クインスシード、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、グアーガム、キサンタンガム、ベントナイト等を挙げることができる。
【0035】
粉末成分としては、例えば、タルク、カオリン、雲母、シリカ、ゼオライト、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、セルロース粉末、無機白色顔料、無機赤色系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ等のパール顔料、赤色201号、赤色202号等の有機顔料を挙げることができる。
【0036】
紫外線吸収剤としては、例えば、パラアミノ安息香酸、サリチル酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、等を挙げることができる。
【0037】
紫外線遮断剤として、例えば、酸化チタン、タルク、カルミン、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛等を挙げることができる。
【0038】
保湿剤として、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、キシリトール、マルチトール、マルトース、ソルビトール、ブドウ糖、果糖、コンドロイチン硫酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸、シクロデキストリン等が挙げられる。
【0039】
薬効成分としては、例えば、ビタミンA油、レチノール等のビタミンA類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩等のB6類、L−アスコルビン酸−2−グルコシド、L−アスコルビン酸リン酸エステル等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム等のパントテン酸類、ビタミンD2、コレカルシフェロール等のビタミンD類;α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類等のビタミン類を挙げることができる。
【0040】
プラセンタエキス、グルタチオン等の美白剤、ローヤルゼリー、ぶなの木エキス、海洋深層水等の皮膚賦活剤、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、γ−オリザノール等の血行促進剤、グリチルリチン酸誘導体、アズレン等の消炎剤、アルギニン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸類、常在菌コントロール剤のマルトースショ糖縮合物、塩化リゾチーム等を挙げることができる
【0041】
さらに、カミツレエキス、パセリエキス、ワイン酵母エキス、グレープフルーツエキス、スイカズラエキス、コメエキス、ブドウエキス、ホップエキス、ビワエキス、オウバクエキス、ヨクイニンエキス、センブリエキス、メリロートエキス、バーチエキス、カンゾウエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、トウガラシエキス、レモンエキス、ゲンチアナエキス、シソエキス、アロエ(アロエベラ)エキス、ローズマリーエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、ニンジンエキス、マロニエエキス、ハマメリスエキス、キウイエキス、センテラアジアチカエキス、リンゴエキス等の各種抽出物を挙げることができる。
【0042】
経口適用剤、経皮適用剤のいずれにおいても、上記植物の抽出物は市販のものを使用できるが、それぞれの植物を水又はエタノール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、プロピレングリコール等のような有機溶媒を用いて抽出することにより製造することができる。抽出にあたって、原料である植物に応じてその果実、種子、葉、茎、根等をそのまま、または細切、乾燥、粉砕等の処理を行った後、抽出を行う方が効率的である。抽出は抽出溶媒に浸漬して行え、攪拌することや、抽出溶媒中でホモジナイズ又は加圧することもできる。抽出温度は、5〜100℃程度が適切であり、抽出時間は、5分〜10日間程度の間で、適宜設定することができる。
【0043】
製剤化技術としては、健康食品、医薬における経口適用剤、化粧料、医薬の経皮適用剤にといて、通常、使用される製剤化方法にしたがって製造することができる。
本発明により、オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤を皮膚に適用しつつ、セラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤を経口的に投与することで、優れた保湿作用が得られる。これらの経皮適用剤と経口適用剤を組合わせてキットとすることができる。
【0044】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を詳細に説明するが、本発明の技術的範囲をこれに限定するものではない。なお、以下の実施例において配合量は質量%である。
[製造例]
経口適用剤(錠剤)、経皮適用剤(パック化粧料)は、それぞれ下記の処方により、それぞれの常法に従って製造した。
【0045】
[製法](8)以外の成分を混合し、これにその50%に相当する80%エタノールを加えて造粒後、乾燥したものに(8)を添加、混合したものを打錠し、重量180mgの錠剤とした。
【0046】
[製法]室温下で、上記成分(1)〜(11)の成分を混合し攪拌溶解してパック化粧料を得た。
【0047】
〔保湿性テスト〕
女性モニター30人を1群10人ずつのA、B、C3群に分け、次のとおり試験をし、評価をした。
A群には、製造例の錠剤(1粒の平均重量180mg)を1日1錠2ヶ月間投与した。C群には、製造例のパック化粧料を1週間3回、2ヶ月間使用した。パック化粧料は顔面に約2.0g塗布し洗い流して使用した。B群には、製造例の錠剤(1粒の平均重量180mg)を1日1錠2ヶ月間投与するとともに、製造例のパック化粧料を顔面に1週間に3回、2ヶ月間使用した。パック化粧料は顔面に約2.0g塗布し洗い流して使用した。
塗布部位の水分量を角層水分量測定装置(SKICON−200EX、I.B.S Co., LTD.社製)を用いて測定した。評価には各被験者の試験開始直前及び試験開始8週間後の頬部(塗布部)水分量を用いた。試験開始直前の水分量Maから、試験開始8週間後の水分量をMbとして、各被験者の角層水分量の増加率(=Mb/Ma*100)を求めて、それぞれの群の平均値から、次の基準に従って、保湿効果を評価した。
水分量増加率 保湿効果の評価
121〜130% ◎
111〜120% ○
100〜110% △
100%未満 ×
さらに、被験者に乾燥肌改善度を自己評価させ、摂取期間終了後の評価で、著しい改善を5点、改善を3点、やや改善を1点、変わらなかったを0点として、各群の合計点数を求め次の基準にしたがって乾燥改善度を評価した。
乾燥改善度 保湿効果の評価
31点〜50点 ◎
21点〜30点 ○
11点〜20点 △
0点 〜10点 ×
【表1】
【0048】
B群では、A群、C群と比較して、保湿効果、乾燥肌改善度において、顕著な効果があった。経口適用剤と経皮適用剤の同時適用により、非常に優れた保湿効果が示される。
【0049】
以下に、本発明の処方例を示す。
[処方例1]化粧油
下記の処方により、化粧油を製造した。
[製法]室温下で、上記成分(1)、(2)の成分を混合し攪拌溶解して化粧油を得た。
【0050】
[処方例2] 飲料
下記に示す処方により、飲料を製造した。
[製法](1)〜(13)の成分を混合し攪拌溶解後、殺菌充填し飲料を得た。
【0051】
【発明の効果】本発明により、経皮適用剤と経口適用剤を組合わせた保湿効果に優れた乾燥肌改善用キット、及び、特定の成分を組合わせて経皮適用しつつ、経口で適用することによる、保湿のための美容方法を提供することができる。
Claims (2)
- オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤並びに、セラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤からなる、乾燥肌改善用キット。
- オリーブ油、スクワラン、海水由来ミネラル、セリン、異性化糖の混合物及びトリメチルグリシンから選択される1種又は2種以上を含有する経皮適用剤を経皮適用するとともにセラミド、ヒアルロン酸、シルクペプチド、グルコサミン若しくはグルコサミン誘導体、グリシン、ナイアシン、及びコラーゲン若しくはコラーゲン分解物から選択される1種又は2種以上を含有する経口適用剤を経口適用する、保湿方法。
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