JP2004106996A - プラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワーク受台に保持されたシャーシに両面接着テープの片面を貼り付けるプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置であって、テーブル上に、上面に接着層が露出し下面に剥離紙を貼付している両面接着テープを所定の隙間を隔てて並列に並べて保持し、ワーク受台とテーブルとを、上下に重なりまたは離れるように制御して、シャーシの裏面に両面接着テープの上面を貼り付け、上記ワーク受台とテーブルの間を移動して、上記シャーシに貼り付けた両面接着テープの一端から他端まで移動しながら押圧する押付ローラを設けてなることを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、シャーシにプラズマディスプレイの裏面を貼り付けるための両面接着テープを貼付けるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラズマディスプレイ装置は、装置内部におけるプラズマディスプレイの背面側に、プラズマディスプレイ基板を支持すると共にプラズマディスプレイを駆動する駆動回路を備えた回路基板を支持するシャーシが設けられている。
このシャーシは、プラズマディスプレイから発生する熱を放熱してプラズマディスプレイ基板を冷却する機能と共に、前記プラズマディスプレイを支持する部材としての機能が求められている。
そこで、シャーシとプラズマディスプレイの裏面との間には、両面接着テープが貼り付けられて両者を固着している。
このシャーシに両面接着テープを貼り付けるには、従来、手作業によって行っていたため手間のかかる煩わしい作業となっており、生産効率の点で問題があった。
【0003】
なお、プラズマディスプレイの技術分野において特許調査を行ったが、関連する先行技術を検出することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、シャーシに効率よく且つ正確に両面接着テープの片面を貼り付けることができるようにしたプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために、請求項1の発明では、
ワーク受台に保持されたシャーシに両面接着テープの片面を貼り付けるプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置であって、
テーブル上に、上面に接着層が露出し下面に剥離紙を貼付している両面接着テープを所定の隙間を隔てて並列に並べて保持し、ワーク受台とテーブルとを、上下に重なりまたは離れるように制御して、シャーシの裏面に両面接着テープの上面を貼り付け、上記ワーク受台とテーブルの間を移動して、上記シャーシに貼り付けた両面接着テープの一端から他端まで移動しながら押圧する押付ローラを設けてなる、という技術的手段を講じている。
また、請求項2の発明では、
前記押付ローラの押圧のための移動と連動して、次のシャーシに貼り付ける両面接着テープをロールから前記テーブルの先端側へ繰り出す繰り出し部と、両面接着テープが繰り出される際に、隣接する両面接着テープの幅を所定幅に保持するガイド手段と、所定長さに繰り出された両面接着テープを切断するカッターとを備えてなる、という技術的手段を講じている。
請求項3の発明では、
前記テーブルが、上面に載置された両面接着テープを真空吸引して所定位置に保持し、シャーシ裏面への貼付け時には徐々に真空状態を解除してなる、という技術的手段を講じている。
また、請求項4の発明では、
前記押付ローラが繰り出し部と一体に形成されており、繰り出し部の先端側にカッターの受刃部が形成されている、という技術的手段を講じている。
更に、請求項5の発明では、
ワーク受け台がテーブルの真上位置までスライドし、テーブルが上昇してワーク受部に保持されたシャーシに両面接着テープを貼り付けた後に下降し、ワーク受台とテーブルの間を押付ローラがシャーシの裏面に貼り付けられた両面接着テープを全長に亘って押圧しながら移動してなる、という技術的手段を講じている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明のプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置の好適実施例を図面を参照して説明する。
この両面接着テープ貼付け装置1は、図1から図4に示すように、機械室となる基台2と、該基台2上に昇降自在に設けられたテーブル3と、シャーシCを保持すると共に該テーブル3上を基台2に沿って進退自在にスライドするワーク受け台4と、両面接着テープTのロールRを繰り出し可能に支持するロール保持フレーム5と、基台2とロール保持フレーム5との間に門形に配置されてカッターの一例を示すロータリーカッター13aをカバーするカッターカバー6を有している。
【0007】
ここで、ワーク受け台4は、収納したシャーシCを水平に保持した状態で挟圧して所定位置に固定することができるようになっている。
このワーク受け台4は、ガイドレールによって基台2に沿って前方へスライドし、テーブル3の真上位置に移動しうるようになっている。
【0008】
一方、テーブル3は、その上面に所定間隔を介して並列した一定長さの両面接着テープTを真空吸引して定位置に固定しうるようになっている。
ここで両面接着テープTは、上面の貼付け側は剥離紙を剥がした状態となし、下面側は剥離紙が貼り付けられたままの状態となってロール状に巻かれている。
【0009】
そこで、テーブル3を上昇すると、シャーシCの裏面に前記両面接着テープTを貼り付けることができる。
この際に、テーブル3は、上面への真空吸引力を徐々に弱めることにより、両面接着テープTが位置ずれすることなく、シャーシCの裏面に貼り付けられる。
【0010】
ここで、両面接着テープTは、図8に例示するように、分割された複数のロールRを、スペーサ5bを介して所定の間隔を保って引き出し可能にガイドローラ5aに軸支した構成からなっている。
【0011】
この両面接着テープTは、図5および図8に示すテープガイド7に設けられたテープ挿通孔の仕切部7aによって、並列する両面接着テープTがほぼ平行となるようにロールRから引き出される。
このテープガイド7は、仕切部7aによって両面接着テープTのロールRから繰り出されて並行する両面接着テープが、幅方向の間隔を一定に維持して、それぞれ平行に引き出されるようになっている。
【0012】
図5に示すように、このテープガイド7の後方側でロールRの手前には上下一対の右チャック8が配置されており、両面接着テープの基端側(ロール側)を把持することができる。
また、テーブル3を超えた前方離間位置には上下一対の左チャック9が配置されており、両面接着テープTの繰り出された先端を把持しうるようになっている。
【0013】
また、テーブル3の先端側には、上部に前記シャーシCの裏面に貼り付けられた両面接着テープTの背面を全長にわたって押圧する押付ローラ10がテーブル3の長手方向に沿ってスライド可能に設けられている。
この押付ローラ10は、図7に示すように、スプリングSにより上向きに付勢されたローラからなっており、シャーシC裏面に貼り付けられた両面接着テープTの裏面(剥離紙側)をシャーシ側に押し付けながら、両面接着テープの基端から先端の全長に亘って回転しながら移動するものであり、両面接着テープTとシャーシCの接着面間に隙間や気泡が生じないように密着させることができる。
この押付ローラ10には、前記スプリングSの付勢力を調整するネジを設けておき弾性力を微調整しうるようにしてある。
【0014】
また、押付ローラ10には、これと連動可能に繰り出し部11が設けられている。
この繰り出し部11は、本実施例の場合に、前記テープガイド7と、ロールRから延出する両面接着テープTを把持して繰り出す右チャック8と、カッターの受刃部12とを有している(図6参照)。
【0015】
この繰り出し部11は押付ローラ10と一連となって、テーブル3の手前位置から、テーブル3に沿ってテーブル後方までスライドし、前記押付ローラ10による押圧と、次のシャーシCに貼り付けるための両面接着テープTの繰り出しを行う。
繰り出された両面接着テープTは、右チャック8から離れて左チャック9に把持され、繰り出し部11は元の位置(カッターカバー6の下方位置)まで退動する。
【0016】
次いで、テーブルが僅かに上昇して両面接着テープを緊張させ、ロータリーカッター13aを保持したカッター装置13がカッターカバー6の上部から下降し、ロータリーカッター13aが、これに対峙する受刃部12上を移動して、両面接着テープTを分断する。
【0017】
なお、図6中、14は両面接着テープTの端部を固定するマグネット、15はテーブル3の先端に固着されたマグネット台である。
分断された両面接着テープTは、テーブル3上に載置され、前述のように真空吸引されてテーブル3の所定位置の上に固定されて貼付待機姿勢となる。
このような手順を繰り返しながら、順次シャーシCに両面接着テープTを迅速に貼り付けることができる。
【0018】
この発明では、ワーク受台をテーブル上にスライドさせて、テーブルを上昇させて両面接着テープを貼り付ける構成としたが、逆に、テーブルをスライドさせてワーク受台の真下に移動させる構成でもよい。
この場合、本実施例のようにテーブルを上昇させて両面接着テープを貼り付ける構成でも、あるいはワーク受台を下降して両面接着テープを貼り付ける構成でもよい。
【0019】
図3を参考にして、この両面接着テープ貼付け装置1の手順を説明すると、まずワークであるシャーシCをワーク受け台4にセットし、コマンドボックスBのスタートスイッチを押す。
すると、図中左端にあるワーク受け台4のワーク押えシリンダ4aが閉方向に作動して、シャーシCをワーク受け台4に拘束する。
次いで、ワークホルダX軸シリンダ4xが、中央の貼付位置へ移動する。
この貼付位置の下方には前述のようにテーブル3が待機している。
テーブル上には分離された両面接着テープTが真空吸着電磁弁ONにより吸着されている。
【0020】
そして、テープ分離シリンダ16に押されて右チャックX軸シリンダ8xが押されて図中右端(X方向)に移動し、テーブル3の上昇に備えて右チャック8が退避する。
次いで、テーブルZ軸シリンダ3zが上がり、テーブル3がシャーシCの裏面に接する位置まで上昇する。
両面接着テープTは真空吸着電磁弁がOFFとなるので、テーブル3上からシャーシCの裏面に貼付される。
テーブル上昇後、両面接着テープの接着待ちをしてから、前記テーブルZ軸シリンダ3zが下がってテーブルを待機位置まで下降させる。
本実施例では、テーブルZ軸シリンダは、テーブルセットZ軸シリンダ31z(第1ストローク)と貼付Z軸シリンダ32z(第2ストローク)とからなって、2段階に上下動しうるようになっている。
【0021】
次に、押付ローラ10を備えた右チャック8は、右チャックシリンダ8aで両面接着テープTの先端を係止し、上記ワーク受台4とテーブル3の間を、右チャックX軸シリンダ8xにより左端(X方向)まで移動する。
これにより両面接着テープTがテーブル3上でその全長に亘って繰り出されると共に、シャーシC裏面に既に接着された両面接着テープTを押付ローラ10で下から押し付けて転圧する。
【0022】
次いで、ストッパ抜き動作として、ローラ送り(ストッパ)シリンダ20が後退して押付ローラ10のストッパとなるローラ送りが後退する。
そして、本実施例では、ワーク受け台4がワークホルダX軸シリンダ4xにより右端まで移動し、図示省略のセンサによりその移動を検出して、生産数カウントを行う。その後、ワークホルダX軸シリンダ4xが短縮し、ワーク受け台4は左端の出発位置まで退動する。
【0023】
次に、両面接着テープTの受け取り動作が行われる。
まず、左チャック9が、左チャックX軸シリンダ9xで、左端まできた右チャック8に接近し、左チャックZ軸シリンダ9zで上昇して高さを合わせ、左チャックシリンダ9aで右チャック8が把持する両面接着テープTの先端を把持させる。
次いで、右チャック8が、右チャックシリンダ8aを開いて把持していた両面接着テープTの端部を放し、右チャックX軸シリンダ8xの短縮により、テーブル3位置を超えた右側に後退する。
【0024】
テーブル3では、真空吸着電磁弁をOFFにして、弛みを除くための時間待ちをする。その後、右チャックシリンダ8aを閉じて両面接着テープの右側を押さえる。
右チャック8が両面接着テープTの元側を把持し、少し待ってから、左チャックシリンダ9aにより左チャック9が把持していた両面接着テープTの先端部を放す。
次いで、真空吸着電磁弁がONとなり、テーブル3上の両面接着テープTがテーブル面に吸着される。
その後、左チャック9は、左チャックX軸シリンダ9xおよび左チャックZ軸シリンダ9zの作動で元の待機位置に戻る。
【0025】
次に、カッター装置13が作動する。
即ち、カッターZ軸シリンダ13zの作動で、カッター装置13が下降する。
そして、カッターY軸シリンダ13yの作動で、ロータリーカッター13aがテーブル3を横断する方向(Y方向)に移動して、前記右チャック8が把持している手前の位置で、両面接着テープTをカットし、ロールRから分離する。
【0026】
この両面接着テープTの切断が行われたか否かをセンサ、例えばカット確認用の導通センサ(図示せず)などを用いてチェックし、切れている場合は、ロータリーカッター13aをカッターY軸シリンダ13yで元の位置に戻し、またカッター装置13をカッターZ軸シリンダ13zで元の待機位置に上昇させる。
切れていない場合は、カット中止ボタンを押して中止するか、あるいは調整可能であれば調整の上で、カットボタンを押して、再度、カッター装置13をはじめから作動させることができる。
その他要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0027】
【発明の効果】
この発明は上記のように構成されているので、複数の両面接着テープを所定間隔に並行して並べて繰り出してテーブル上に配置することができるので、両面接着テープの正確な位置決めを容易に行うことができる。
また、押付ローラを用いることにより、シャーシ裏面に貼り付けた両面接着テープを密着させて強力に貼り付けることができる。
そして、これらは自動化して行うことができるので、シャーシの裏面に両面接着テープを貼り付ける作業を効率よく行うことができ、極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
プラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置の斜視図である。
【図2】
同側面図である。
【図3】
両面接着テープ貼付け装置を模式化した分解斜視図である。
【図4】
同正面図である。
【図5】
両面接着テープ貼付け装置の構成の概略図である。
【図6】
カッター部分を示す概略図である。
【図7】
(a)は押付ローラを示す平面図、(b)は側面図である。
【図8】
テープの繰り出し状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 両面接着テープ貼付け装置
2 基台
3 テーブル
4 ワーク受け台
5 ロール保持フレーム
5a ガイドローラ
5b
6 カッターカバー
7 テープガイド
7a 仕切部
8 右チャック
9 左チャック
10 押付ローラ
11 繰り出し部
12 受刃部
13 カッター装置
13a ロータリーカッター
C シャーシ
T 両面接着テープ
R ロール
Claims (5)
- ワーク受台に保持されたシャーシに両面接着テープの片面を貼り付けるプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置であって、
テーブル上に、上面に接着層が露出し下面に剥離紙を貼付している両面接着テープを所定の隙間を隔てて並列に並べて保持し、
ワーク受台とテーブルとを、上下に重なりまたは離れるように制御して、シャーシの裏面に両面接着テープの上面を貼り付け、
上記ワーク受台とテーブルの間を移動して、上記シャーシに貼り付けた両面接着テープの一端から他端まで移動しながら押圧する押付ローラを設けてなることを特徴とするプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置。 - 押付ローラの押圧のための移動と連動して、次のシャーシに貼り付ける両面接着テープをロールから前記テーブルの先端側へ繰り出す繰り出し部と、
両面接着テープが繰り出される際に、隣接する両面接着テープの幅を所定幅に保持するガイド手段と、
所定長さに繰り出された両面接着テープを切断するカッターとを備えてなることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置。 - テーブルが、上面に載置された両面接着テープを真空吸引して所定位置に保持し、シャーシ裏面への貼付け時には徐々に真空状態を解除してなることを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置。
- 押付ローラが繰り出し部と一体に形成されており、繰り出し部の先端側にカッターの受刃部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置。
- ワーク受け台がテーブルの真上位置までスライドし、テーブルが上昇してワーク受部に保持されたシャーシに両面接着テープを貼り付けた後に下降し、ワーク受台とテーブルの間を押付ローラがシャーシの裏面に貼り付けられた両面接着テープを全長に亘って押圧しながら移動してなることを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002270826A JP2004106996A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | プラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002270826A JP2004106996A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | プラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004106996A true JP2004106996A (ja) | 2004-04-08 |
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ID=32268314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002270826A Pending JP2004106996A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | プラズマディスプレイ用両面接着テープ貼付け装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2004106996A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107601135A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-01-19 | 深圳市联泰兴电子科技有限公司 | 一种自动粘胶带机 |
CN110182644A (zh) * | 2019-05-20 | 2019-08-30 | 惠州市福瑞尔光电有限公司 | 一种背光源贴双面胶装置 |
-
2002
- 2002-09-17 JP JP2002270826A patent/JP2004106996A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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