JP2004106900A - キャップ - Google Patents

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JP2004106900A
JP2004106900A JP2002272823A JP2002272823A JP2004106900A JP 2004106900 A JP2004106900 A JP 2004106900A JP 2002272823 A JP2002272823 A JP 2002272823A JP 2002272823 A JP2002272823 A JP 2002272823A JP 2004106900 A JP2004106900 A JP 2004106900A
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JP
Japan
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cap
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peripheral wall
center
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Pending
Application number
JP2002272823A
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English (en)
Inventor
Akio Kogure
木暮 顕夫
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Takeuchi Press Industries Co Ltd
Original Assignee
Takeuchi Press Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】キャップ表面の外観に樹脂の流れ模様が出ないキャップ
【解決手段】筒状の周壁2の中間に天壁3を設け、この天壁3より下側部分の内筒5に、雌ねじ5aを形成したキャップ1において、天壁3の上面中央に、針状の突起部4が形成され、この突起部4の外周面に、成形のためのゲート口6を有することを特徴とするキャップである。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はキャップに関し、さらに詳しくはキャップの成形後に、キャップ表面の外観に樹脂の流れ模様が出ないキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7及び図8に示すように、キャップ50は、筒状の周壁51と、この周壁51の中間に設けられた天壁52と、天壁52の上面中央に設けられた鋭い針状の突起部53とから形成され、さらにこの天壁52の下側部分の周壁51内面の内筒54には、雌ねじ54aが形成されている。そして、このキャップ50を螺合するチューブは、通常、使用時まで内容物を保護するため、その口部が閉鎖膜で閉鎖された構造を呈しているので、内容物を抽出する場合は、チューブの閉鎖膜に、キャップ50の針状の突起部53を押しつけて破ることにより、内容物を注出することができる。そして、従来のキャップ50は、成形の際に、金型に流し込まれる溶融樹脂は、成形のためのゲート口55が、図7に示すように周壁51の上部内側に設けられるか、或いは図8に示すように、天壁52の上面に設けられることが多かった。その理由は、周壁の外周面に設けられた場合、美感上問題があり、また天壁の下部に設けられた場合、チューブ内の内容物に、ゲート口の樹脂のバリ・カスが混入する虞があるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、周壁51の上部内側に設けられる場合や、天壁52の上面に設けられる場合、図9に示すように、ゲート口55から充填された溶融樹脂が、周壁51に沿って金型内を流れる。すなわち、図9に示す矢印のように、ゲート口55がある周壁51から、反対側の周壁51へと流れる。すなわち、溶融樹脂は、金型内をゲート口55の反対側の周壁51で合流するように流れるため、キャップ50の表面には、図9に示すような、外観上の流れ模様57が形成される。そして、この流れ模様57は、キャップ50がシルバー色やゴールド色の場合に、特に著しく目立つため、キャップ50の美観が頗る悪くなるという問題があった。
【0004】
この発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、金型内において、溶融樹脂が均等に抵抗なく流れ易くすることで、キャップの表面に、流れ模様が形成されない、外観上美麗なキャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、請求項1記載の発明に対応する解決手段は、筒状の周壁の中間に天壁を設け、この天壁より下側部分の周壁又は内筒に、雌ねじを形成したキャップにおいて、天壁より上側部分で、かつ天壁の中心部近傍に、成形のためのゲート口を有することを特徴とするキャップである。
【0006】
請求項2記載の発明に対応する手段は、天壁の上面中央に針状の突起部が形成され、この突起部外周面に、成形のためのゲート口を形成したことを特徴とするキャップである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施の形態に係るキャップ1の構成は、図1及び図2に示すように、筒状の周壁2と周壁2の中間に連続し、かつ周壁2の内部空間を上下に仕切る天壁3と、天壁3の上面中央から上方に突出する針状の突起部4と、天壁3より下側部分の周壁2の内面に設けられる内筒5に形成される雌ねじ5aとを備え、周壁2の内面のうち天壁3より上側部分の針状の突起部4の外周面に、成形のためのゲート口6を有するものである。キャップ1はポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂材料が使用される。なお、周壁3の外周には、複数の縦リブ2aが設けられており、成形後におけるヒケの発生を防止している。そして、このキャップ1の雌ねじ5aには、チューブ7の口部8の外周に形成された雄ねじ8aが螺合されている。なお、口部8には閉鎖膜9が設けられている。
【0008】
図3に示す第2実施の形態の構成は、周壁2の内側に、内筒が形成されていない実施の態様を示している。さらに、図4の本発明の第3実施の形態に係るキャップ11の構成は、天壁13に、針状の突起部が設けられない実施の形態を示しており、天壁13の略上面中心に、ゲート口16が設けられたものである。いずれの実施の形態も、天壁3、13より上側部分で、かつ天壁3、13の中心部近傍に、ゲート口6、16が設けられたものである。なお、周壁3の外周には、同様に複数の縦リブ2aが設けられており、成形後におけるヒケの発生が防止されている。
【0009】
次に、この発明の作用について説明する。この発明は、天壁より上側部分で、かつ天壁の中心部近傍、また天壁の上面中央に、針状の突起部が形成されたキャップにあっては、突起部外周面にゲート口を設けたから、図6に示すように、金型20のランナー21から流し込まれた溶融樹脂は、キャップ1の針状の突起部4の外周面のゲート口6から、金型20内部に流入される。したがって、溶融樹脂は、キャップ1の略中心部から図6に示す矢印方向にスムーズに流れる。そして、キャップ1の各部に均等に配分されるので、溶融樹脂の流れに偏りがでない。
【0010】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、溶融樹脂は、キャップの略中心部からスムーズに金型内を流れ、キャップの各部に均等に配分されるので、溶融樹脂の流れ模様ができ難い効果を有する。したがって、外観上美麗なキャップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施の形態を有するキャップ及びチューブを示す平面図。
【図2】この発明に係る第1実施の形態を有するキャップ及びチューブを示す図1のA−A線断面図。
【図3】この発明に係る第2実施の形態を示すキャップを示す断面図。
【図4】この発明に係る第3実施の形態を示すキャップを示す断面図。
【図5】この発明に係る第1実施の形態を有するキャップを示す斜視図。
【図6】この発明に係るキャップを金型で成形する場合において、溶融樹脂が流れる状態を示す断面図。
【図7】従来のキャップを示す断面図。
【図8】従来のキャップを示す断面図。
【図9】従来のキャップにおいて、表面に流れ模様が形成された状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 キャップ
2 周壁
3 天壁
4 針状の突起部
5 内筒
5a 雌ねじ
6 ゲート口

Claims (2)

  1. 筒状の周壁の中間に天壁を設け、前記天壁より下側部分の周壁又は内筒に雌ねじを形成したキャップにおいて、天壁より上側部分で、かつ天壁の中心部近傍に、成形のためのゲート口を有することを特徴とするキャップ。
  2. 前記天壁の上面中央に針状の突起部が形成され、該突起部外周面に、成形のためのゲート口を形成したことを特徴とする請求項1記載のキャップ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015147584A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 紀伊産業株式会社 樹脂製キャップおよびその製法

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