JP2004104199A - ネットワーク端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】あらかじめIPアドレスが登録されているDHCPサーバ装置を選択するようにしているので、あるDHCPサーバ装置はワークステーション装置用、別のDHCPサーバ装置はネットワークファクシミリ装置用などとDHCPサーバを使い分けることが可能であり、その結果、DHCPサーバ装置の負荷を分散することができるという効果を得る。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ローカルエリアネットワークを構成する場合、そのローカルエリアネットワークに接続されるネットワーク端末装置が変更され、動的にローカルエリアネットワークの構成端末が変更されるときには、ローカルエリアネットワークにDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol;RFC2131参照))サーバを設け、接続される各端末に対して、IPアドレスを割り当てるとともに、適用するサブネットマスク、デフォルトゲートウェイのIPアドレス、および、DNSサーバ等のIPアドレス等のネットワークパラメータ(TCP/IP構成情報)を通知するようにしている。
【0003】
したがって、このようなローカルエリアネットワークに接続される端末装置は、DHCPクライアントを利用して、DHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するだけで、ローカルエリアネットワークを用いて通信する際に必要なネットワークパラメータを取得することができ、非常に便利である(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−59287号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、同一のローカルエリアネットワークに、複数のDHCPサーバが設けられている場合があり、この場合、DHCPクライアントは、いずれかのDHCPサーバから取得したネットワークパラメータを採用することで、そのローカルエリアネットワークにおけるネットワーク構成を構築することができる。
【0006】
ところが、このような場合、最先に情報を応答してきたDHCPサーバが選択されることが多く、その結果、特定のDHCPサーバの負荷が大きくなるという事態を生じていた。
【0007】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、特定のDHCPサーバに負荷が集中することを抑制できるネットワーク端末装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を開始する際に、あらかじめ登録されているDHCPサーバのIPアドレスを保存し、その保存したIPアドレスと一致するIPアドレスを有するDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたものである。
【0009】
また、ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合には、その時点で自端末に設定されているIPアドレスと同一IPアドレスを提示したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたものである。
【0010】
また、ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合には、最も長いIPアドレスのリース時間を提示したDHCPサーバを選択し、その選択したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたものである。
【0011】
また、ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合には、それぞれのDHCPサーバが提示するTCP/IP構成情報を参照して、それぞれのDHCPサーバに対して、所定の優先順位を設定し、その設定した優先順位が最も高いDHCPサーバを選択し、その選択したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたものである。
【0012】
また、ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合には、それぞれのDHCPサーバが提示するTCP/IP構成情報の項目数を調べ、最も多くの項目を提示したDHCPサーバを選択し、その選択したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたものである。
【0013】
また、ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合、DHCPサーバを選択する際、最も長いIPアドレスのリース時間を提示したDHCPサーバを選択する第1の選択条件、それぞれのDHCPサーバが提示するTCP/IP構成情報を参照して、それぞれのDHCPサーバに対して、所定の優先順位を設定し、その設定した優先順位が最も高いDHCPサーバを選択する第2の選択条件、それぞれのDHCPサーバが提示するTCP/IP構成情報の項目数を調べ、最も多くの項目を提示したDHCPサーバを選択する第3の選択条件を設定し、上記第1の選択条件、第2の選択条件、第3の選択条件から、2つまたは3つを選び、それらの選択条件に所定の優先順位を設定して新たな選択条件を設定し、その新たな選択条件に従ってDHCPサーバを選択し、その選択したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示している。
【0016】
同図において、ローカルエリアネットワークLANには、複数のワークステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置MS、ネームサーバ装置NS、複数のDHCPサーバ装置DS1〜DSm、および、ネットワークファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルータ装置RTを介してインターネットへ接続されている。したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置MS、ネームサーバ装置NS、および、ネットワークファクシミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0017】
ここで、メールサーバ装置MSは、ローカルエリアネットワークLANに接続されているワークステーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、および、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに対して、周知の電子メールの収集および配布のサービスを提供するものであり、クライアントに対して受信した電子メールを配布するPOP(POP3;後述)サーバ機能と、クライアントから送信される電子メールを受け付けるSMTP(後述)サーバ機能を備えている。
【0018】
また、ネームサーバ装置NSは、ローカルエリアネットワークLANに接続されているワークステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置MS、および、ネットワークファクシミリ装置FXに対して、コンピュータ名を数値アドレス(IPアドレス)に変換(またはリゾルブ)するネームサービス(DNS(Domain Name System)サービス)を提供するものである。
【0019】
また、DHCPサーバ装置DS1〜DSmは、ワークステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置MS、ネームサーバ装置NS、および、ネットワークファクシミリ装置FXに対して、ネットワークパラメータ(TCP/IP構成情報)の配布を行うためのものである。
【0020】
ここで、DHCPサーバ装置DS1〜DSmが配布するネットワークパラメータは、例えば、DHCPクライアントに割り当てるIPアドレス(割当IPアドレス)、ネットワークパラメータの有効期間をあらわすリース期間、適用するサブネットマスク、デフォルトゲートウェイ(ルータ装置RT)のIPアドレス、メールサーバ装置MSのIPアドレス(メールサーバアドレス)、ネームサーバ装置NSのIPアドレス(DNSサーバアドレス)、ドメイン名、WINSサーバ装置(図示略)のIPアドレス等である。
【0021】
ただし、全てのDHCPサーバ装置DS1〜DSmが、同じ項目数のネットワークパラメータを割り当てるとは限らない。通常、「割当IPアドレス」および「リース期間」以外のパラメータは、DHCPサーバ装置DS1〜DPmの設定によって、配布されたり配布されなかったりする。
【0022】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力するファクシミリアプリケーションソフトウェア、および、ローカルエリアネットワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェア(DHCPクライアントプログラムを含む)などの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
【0023】
また、ネットワークファクシミリ装置FXは、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやりとりするための電子メール処理機能(ITU−T勧告T.37に準拠したインターネットファクシミリ通信機能)、ローカルエリアネットワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェア(DHCPクライアントプログラムを含む)および、アナログ公衆回線網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備えている。
【0024】
図2は、ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示している。
【0025】
同図において、システム制御部1は、このネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このネットワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0026】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0027】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0028】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0029】
網制御装置11は、このネットワークファクシミリ装置FXをアナログ公衆回線網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0030】
ローカルエリアネットワークインターフェース回路12は、このネットワークファクシミリ装置FXをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理(DHCPクライアント処理を含む)を実行するためのものである。
【0031】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行われている。
【0032】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0033】
図3は、ワークステーション装置WS(WS1〜WSn)の構成例を示している。
【0034】
同図において、CPU(中央処理装置)21は、このワークステーション装置WSの動作制御を行うものであり、ROM(リード・オンリ・メモリ)22は、CPU21が起動時に実行するプログラムや必要なデータ等を記憶するためのものであり、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)23は、CPU21のワークエリア等を構成するためのものである。
【0035】
キャラクタジェネレータ24は、図形文字の表示データを発生するためのものであり、時計回路25は、現在日時情報を出力するためのものであり、ローカルエリアネットワークインターフェース回路26は、このワークステーション装置WSをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部27は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理(DHCPクライアント処理を含む)を実行するためのものである。
【0036】
磁気ディスク装置28は、種々のアプリケーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、画情報データなどの種々のデータを記憶するためのものであり、CRT画面表示装置29は、このワークステーション装置WSを操作するための画面を表示するためのものであり、表示制御部30は、CRT画面表示装置29の表示内容を制御するためのものである。
【0037】
キーボード装置31は、このワークステーション装置WSに種々のキー操作を行うためのものであり、画面指示装置32は、CRT画面表示装置29の任意の点を指示する等の操作作業を行うためのものであり、入力制御部33は、キーボード装置31および画面指示装置32の入力情報を取り込む等するためのものである。
【0038】
これらのCPU21、ROM22、RAM23、キャラクタジェネレータ24、時計回路25、ローカルエリアネットワーク伝送制御部27、磁気ディスク装置28、表示制御部30「、および、入力制御部33は、バス34に接続されており、これらの各要素間のデータのやりとりは、主としてこのバス34を介して行われる。
【0039】
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークLANに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
【0040】
また、各端末がメールサーバ装置SMに対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求などのために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP(Post Office Protocol)3などを適用することができる。
【0041】
また、TCP/IP,SMTP,POP3などの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETFから発行されているRFC文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi Purpose Mail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0042】
そして、ネットワークファクシミリ装置FXは、読み取った原稿画像を公衆網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエリアネットワークLAN(さらには、インターネット)を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユーザや他のネットワークファクシミリ装置FXへ送信するとともに、アナログ公衆回線網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置より受信した画情報を、そのときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対して、電子メールを用いて転送したり、あるいは、ローカルエリアネットワークLANのワークステーションWSより(電子メールで)受信した画情報を、指定されたアナログ公衆回線網PSTNのグループ3ファクシミリ装置へ転送する転送サービス機能等を備えている。
【0043】
また、自端末宛に受信した電子メールについては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記録出力するようにしている。
【0044】
ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含ませることができないので、所定の変換方法(例えば、Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビットのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メールに含められる。このような電子メールの本文情報の形式をMIME形式という。
【0045】
さて、ネットワークファクシミリ装置FX、および、ワークステーション装置WS1〜WSnは、起動時に、DHCPサーバ装置DS1〜DSmのいずれか1つからネットワークパラメータを取得する。
【0046】
例えば、ネットワークファクシミリ装置FXがネットワークパラメータを取得するときの手順の一例を図4に示す。この手順は、RFC2131のDHCPプロトコルに従っているので、詳細は、RFC2131を参照のこと。また、この手順における各信号のやりとりは、ネットワークファクシミリ装置FXのIPアドレスが定まっていないので、ブロードキャストモードで行われる。
【0047】
まず、ネットワークファクシミリ装置FXは、DHCPサーバ装置DS(DS1〜DSm)を検索するために、メッセージDHCP−DICOVERをローカルエリアネットワークLANへ送出する。
【0048】
これにより、このメッセージDHCP−DICOVERを受信したDHCPサーバ装置DS1〜DSmは、クライアント(ネットワークファクシミリ装置FX)へ割り当てるIPアドレスを選択し、その選択したIPアドレスとリース期間を通知するためのメッセージDHCP−OFFERを、クライアント(ネットワークファクシミリ装置FX)へ送信する。また、このメッセージDHCP−OFFERには、DHCPサーバ装置DS1〜DSmのIPアドレス、DHCPサーバ装置DS1〜DSmを識別するためのサーバID等も含められる。
【0049】
これにより、ネットワークファクシミリ装置FXは、全てのDHCPサーバ装置DS1〜DSmから受信したメッセージDHCP−OFFERを保存して、後述するいずれかの方法に従って、使用するDHCPサーバ装置DS1〜DSmを選択する。
【0050】
次に、ネットワークファクシミリ装置FXは、提示されたIPアドレスの使用許可を要求するために、メッセージDHCP−REQUESTを、そのときに選択したDHCPサーバ装置DS1〜DSmへ送信する。
【0051】
ここで、DHCPサーバ装置DS1〜DSmの特定は、それぞれのDHCPサーバ装置DS1〜DSmより送信されたメッセージDHCP−OFFERに含められている「サーバID」を用いて行う。すなわち、このときのメッセージDHCP−REQUESTには、そのときに選択したDHCPサーバ装置DS1〜DSmより通知されている「サーバID」が含まれる。
【0052】
それにより、選択されたDHCPサーバ装置DS1〜DSmは、IPアドレスの取得許可をあらわすメッセージDHCP−ACKを、クライアントへ送信する。
【0053】
これにより、ネットワークファクシミリ装置FXでは、必要なネットワークパラメータを取得できたので、それ以降、新たに取得したネットワークパラメータを用いて、所定の通信動作を行う。
【0054】
また、以上のネットワークパラメータの取得動作は、ワークステーション装置WS1〜WSnも、その起動時に行う。
【0055】
また、このようなDHCPサーバ装置DS1〜DSmからのネットワークパラメータの値の取得動作は、所定のリース更新期間を経過する毎に繰り返し行われる。このリース更新期間としては、通常、設定されているリース期間(例えば、24時間)よりも短い期間(例えば、23時間30分)が設定される。
【0056】
図5は、ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理の一例を示している。
【0057】
まず、自端末に設定されているDHCPサーバ装置DS1〜DSmのIPアドレスを取得し(処理101)、DHCP処理を開始する(処理102)。
【0058】
そして、メッセージDHCP−DISCOVERを送信し(処理103)、DHCPサーバ装置DS1〜DSmより、メッセージDHCP−OFFERを受信して、保存する(処理104)。
【0059】
次いで、保存したメッセージDHCP−OFFERを1つ選択し(処理105)、処理101で取得したIPアドレスと、メッセージDHCP−OFFERに含められているDHCPサーバ装置のIPアドレスが一致するかどうかを調べる(判断106)。
【0060】
判断106の結果がNOになるときには、処理105へ戻り、次のメッセージDHCP−OFFERについて同様の処理を行う。
【0061】
また、判断106の結果がYESになるときには、そのときに選択したメッセージDHCP−OFFERの送信元のDHCPサーバ装置DS1〜DSmを、使用するDHCPサーバ装置として選択する(処理107)。
【0062】
次いで、その選択したDHCPサーバ装置へメッセージDHCP−REQUESTを送信し(処理108)、次の処理へ移行する。
【0063】
このようにして、本実施例では、あらかじめIPアドレスが登録されているDHCPサーバ装置DS1〜DSmを選択するようにしているので、あるDHCPサーバ装置はワークステーション装置用、別のDHCPサーバ装置はネットワークファクシミリ装置用などとDHCPサーバを使い分けることが可能であり、その結果、DHCPサーバ装置の負荷を分散することができる。
【0064】
図6は、ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理の他の例を示している。
【0065】
まず、自端末に現在保持されているIPを取得し(処理201)、DHCP処理を開始する(処理202)。
【0066】
そして、メッセージDHCP−DISCOVERを送信し(処理203)、DHCPサーバ装置DS1〜DSmより、メッセージDHCP−OFFERを受信して、保存する(処理204)。
【0067】
次いで、保存したメッセージDHCP−OFFERを1つ選択し(処理205)、処理201で取得したIPアドレスと、メッセージDHCP−OFFERで提示されているIPアドレスが一致するかどうかを調べる(判断206)。
【0068】
判断206の結果がNOになるときには、処理205へ戻り、次のメッセージDHCP−OFFERについて同様の処理を行う。
【0069】
また、判断206の結果がYESになるときには、そのときに選択したメッセージDHCP−OFFERの送信元のDHCPサーバ装置DS1〜DSmを、使用するDHCPサーバ装置として選択する(処理207)。
【0070】
次いで、その選択したDHCPサーバ装置へメッセージDHCP−REQUESTを送信し(処理208)、次の処理へ移行する。
【0071】
このようにして、本実施例では、自端末が以前使用していたIPアドレスと同じものを提示するDHCPサーバ装置を選択するようにしているので、常に同じIPアドレスを使用できる可能性が高くなり、運用上便利である。また、結果的に、DHCPサーバ装置の負荷を分散することができる。
【0072】
図7は、ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理のさらに他の例を示している。
【0073】
まず、DHCP処理を開始する(処理301)。
【0074】
そして、メッセージDHCP−DISCOVERを送信し(処理302)、DHCPサーバ装置DS1〜DSmより、メッセージDHCP−OFFERを受信して、保存する(処理303)。
【0075】
次いで、保存したメッセージDHCP−OFFERを1つ選択し、その選択したメッセージDHCP−OFFERのリース期間を保存する(処理304)。そして、全てのメッセージDHCP−OFFERについて処理を終了したかどうかを調べる(判断305)。
【0076】
判断305の結果がNOになるときには、処理304へ戻り、次のメッセージDHCP−OFFERについて同様の処理を行う。
【0077】
また、判断305の結果がYESになるときには、リース期間が最長であるメッセージDHCP−OFFERの送信元のDHCPサーバ装置DS1〜DSmを、使用するDHCPサーバ装置として選択する(処理306)。
【0078】
次いで、その選択したDHCPサーバ装置へメッセージDHCP−REQUESTを送信し(処理307)、次の処理へ移行する。
【0079】
このようにして、本実施例では、最も長いリース時間を提示するDHCPサーバ装置を選択するので、IPアドレスの更新処理の回数を減らすことが可能である。それとともに、結果的に、DHCPサーバ装置の負荷を軽減することができる。
【0080】
図8は、ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理の別な例を示している。
【0081】
まず、DHCP処理を開始する(処理401)。
【0082】
そして、取得したい情報をDHCPサーバ装置DS1〜DSmへ通知するためのパラメータ要求リスト(オプションコード55;RFC2132参照)を付加したメッセージDHCP−DISCOVERを送信し(処理402)、DHCPサーバ装置DS1〜DSmより、メッセージDHCP−OFFERを受信して、保存する(処理403)。
【0083】
次いで、保存したメッセージDHCP−OFFERを1つ選択し、その選択したメッセージDHCP−OFFERに含められるネットワークパラメータの内容から、優先順位を設定する(処理404)。
【0084】
そして、全てのメッセージDHCP−OFFERについて処理を終了したかどうかを調べる(判断405)。
【0085】
判断405の結果がNOになるときには、処理404へ戻り、次のメッセージDHCP−OFFERについて同様の処理を行う。
【0086】
また、判断405の結果がYESになるときには、優先順位が最大であるメッセージDHCP−OFFERの送信元のDHCPサーバ装置DS1〜DSmを、使用するDHCPサーバ装置として選択する(処理406)。
【0087】
次いで、その選択したDHCPサーバ装置へメッセージDHCP−REQUESTを送信し(処理407)、次の処理へ移行する。
【0088】
ここで、処理404,処理406で参照する優先順位について説明する。
【0089】
まず、パラメータ要求リストで要求するネットワークパラメータには、自端末にとって必要な情報に優先順位を付ける。例えば、「サブネットマスク」には優先順位「1」を、「デフォルトゲートウェイ」には優先順位「2」を、「DNSサーバアドレス」には優先順位「3」を、「ドメイン名」には優先順位「4」を「WINSサーバアドレス」には優先順位「5」を設定する。
【0090】
そして、例えば、DHCPサーバ装置DS1より取得したネットワークパラメータが「IPアドレス、リース期間、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ」であり、DHCPサーバ装置DS2より取得したネットワークパラメータが「IPアドレス、リース期間、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバアドレス」であり、DHCPサーバ装置DS3より取得したネットワークパラメータが「IPアドレス、リース期間、サブネットマスク、DNSサーバアドレス、WINSサーバアドレス」である場合、DHCPサーバ装置DS1の優先順位番号は2、DHCPサーバ装置DS2の優先順位番号は3、DHCPサーバ装置DS3の優先順位番号は1となるので、この場合には、DHCPサーバ装置DS2が選択される。
【0091】
このようにして、本実施例では、自端末にとって優先順位が高い情報を提示するDHCPサーバ装置を選択するので、自端末が最も強く要求する設定が優先的に可能となる。また、各端末で要求する情報の内容が異なる場合には、結果的に、DHCPサーバ装置の負荷を軽減することができる。
【0092】
図9は、ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理のさらに別な例を示している。
【0093】
まず、DHCP処理を開始する(処理501)。
【0094】
そして、取得したい情報をDHCPサーバ装置DS1〜DSmへ通知するためのパラメータ要求リスト(オプションコード55;RFC2132参照)を付加したメッセージDHCP−DISCOVERを送信し(処理502)、DHCPサーバ装置DS1〜DSmより、メッセージDHCP−OFFERを受信して、保存する(処理503)。
【0095】
次いで、保存したメッセージDHCP−OFFERを1つ選択し、その選択したメッセージDHCP−OFFERに含められるネットワークパラメータの項目数を保存する(処理504)。
【0096】
そして、全てのメッセージDHCP−OFFERについて処理を終了したかどうかを調べる(判断505)。
【0097】
判断505の結果がNOになるときには、処理504へ戻り、次のメッセージDHCP−OFFERについて同様の処理を行う。
【0098】
また、判断505の結果がYESになるときには、取得パラメータ数が最大であるメッセージDHCP−OFFERの送信元のDHCPサーバ装置DS1〜DSmを、使用するDHCPサーバ装置として選択する(処理506)。
【0099】
次いで、その選択したDHCPサーバ装置へメッセージDHCP−REQUESTを送信し(処理507)、次の処理へ移行する。
【0100】
このようにして、本実施例では、最も多くのTCP/IP構成情報(ネットワークパラメータ)を提示するDHCPサーバ装置を選択するので、DHCPサーバ装置から取得した情報に対してユーザが不足する情報を追加設定しなければならないときには、その設定項目数を減らすことが可能である。
【0101】
また、使用するDHCPサーバ装置DS1〜DSmの選択方法として、上述した各実施例の選択条件を組み合わせた方法を採用することもできる。また、その場合の選択条件の優先順位も適宜に設定できる。
【0102】
すなわち、選択条件として「最大のリース時間(以下、「リース時間」という)」、「提示するTCP/IP構成情報に基づいて設定した優先順位が最大のもの(以下、「優先順位」という)」、「ネットワークパラメータの項目数が最大のもの(以下、「項目数」という)」の3つの選択条件を次のように組み合わせることで、新たな選択条件を構成することができる。なお、組み合わせの最初のものの優先順位が高く設定されている。
【0103】
{「リース時間」、「優先順位」、「項目数」}
【0104】
{「リース時間」、「項目数」、「優先順位」}
【0105】
{「優先順位」、「リース時間」、「項目数」}
【0106】
{「優先順位」、「項目数」、「リース時間」}
【0107】
{「項目数」、「リース時間」、「優先順位」}
【0108】
{「項目数」、「優先順位」、「リース時間」}
【0109】
{「リース時間」、「優先順位」}
【0110】
{「リース時間」、「項目数」}
【0111】
{「優先順位」、「リース時間」}
【0112】
{「優先順位」、「項目数」}
【0113】
{「項目数」、「リース時間」}
【0114】
{「項目数」、「優先順位」}
【0115】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、あらかじめIPアドレスが登録されているDHCPサーバ装置を選択するようにしているので、あるDHCPサーバ装置はワークステーション装置用、別のDHCPサーバ装置はネットワークファクシミリ装置用などとDHCPサーバを使い分けることが可能であり、その結果、DHCPサーバ装置の負荷を分散することができるという効果を得る。
【0116】
また、自端末が以前使用していたIPアドレスと同じものを提示するDHCPサーバ装置を選択するようにしているので、常に同じIPアドレスを使用できる可能性が高くなり、運用上便利であるという効果を得る。また、結果的に、DHCPサーバ装置の負荷を分散することができるという効果も得る。
【0117】
また、最も長いリース時間を提示するDHCPサーバ装置を選択するので、IPアドレスの更新処理の回数を減らすことが可能であるという効果を得る。それとともに、結果的に、DHCPサーバ装置の負荷を軽減することができるという効果も得る。
【0118】
また、自端末にとって優先順位が高い情報を提示するDHCPサーバ装置を選択するので、自端末が最も強く要求する設定が優先的に可能となるという効果を得る。また、各端末で要求する情報の内容が異なる場合には、結果的に、DHCPサーバ装置の負荷を軽減することができるという効果も得る。
【0119】
また、最も多くのTCP/IP構成情報(ネットワークパラメータ)を提示するDHCPサーバ装置を選択するので、DHCPサーバ装置から取得した情報に対してユーザが不足する情報を追加設定しなければならないときには、その設定項目数を減らすことが可能であるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示したブロック図。
【図3】ワークステーション装置WS(WS1〜WSn)の構成例を示したブロック図。
【図4】ネットワークファクシミリ装置FXが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得するときの手順の一例を示したタイムチャート。
【図5】ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理の一例を示したフローチャート。
【図6】ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理の他の例を示したフローチャート。
【図7】ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理のさらに他の例を示したフローチャート。
【図8】ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理の別の例を示したフローチャート。
【図9】ネットワークファクシミリ装置FXおよびワークステーション装置WS1〜WSnが、DHCPサーバ装置DS1〜DSmよりネットワークパラメータを取得する際の処理のまた別の例を示したフローチャート。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置
WS,WS1〜WSn ワークステーション装置
DS1〜DSm DHCPサーバ装置
Claims (6)
- ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、
DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を開始する際に、あらかじめ登録されているDHCPサーバのIPアドレスを保存し、その保存したIPアドレスと一致するIPアドレスを有するDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたことを特徴とするネットワーク端末装置。 - ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、
DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合には、その時点で自端末に設定されているIPアドレスと同一IPアドレスを提示したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたことを特徴とするネットワーク端末装置。 - ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、
DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合には、最も長いIPアドレスのリース時間を提示したDHCPサーバを選択し、その選択したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたことを特徴とするネットワーク端末装置。 - ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、
DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合には、それぞれのDHCPサーバが提示するTCP/IP構成情報を参照して、それぞれのDHCPサーバに対して、所定の優先順位を設定し、その設定した優先順位が最も高いDHCPサーバを選択し、その選択したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたことを特徴とするネットワーク端末装置。 - ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、
DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合には、それぞれのDHCPサーバが提示するTCP/IP構成情報の項目数を調べ、最も多くの項目を提示したDHCPサーバを選択し、その選択したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたことを特徴とするネットワーク端末装置。 - ローカルエリアネットワークに接続し、DHCPサーバより自端末の1つ以上のネットワークパラメータを取得するネットワーク端末装置において、
DHCPサーバよりネットワークパラメータの取得を行う際、複数のDHCPサーバより応答信号を受信した場合、DHCPサーバを選択する際、
最も長いIPアドレスのリース時間を提示したDHCPサーバを選択する第1の選択条件、
それぞれのDHCPサーバが提示するTCP/IP構成情報を参照して、それぞれのDHCPサーバに対して、所定の優先順位を設定し、その設定した優先順位が最も高いDHCPサーバを選択する第2の選択条件、
それぞれのDHCPサーバが提示するTCP/IP構成情報の項目数を調べ、最も多くの項目を提示したDHCPサーバを選択する第3の選択条件を設定し、
上記第1の選択条件、第2の選択条件、第3の選択条件から、2つまたは3つを選び、それらの選択条件に所定の優先順位を設定して新たな選択条件を設定し、その新たな選択条件に従ってDHCPサーバを選択し、その選択したDHCPサーバに対して、ネットワークパラメータの取得を要求するようにしたことを特徴とするネットワーク端末装置。
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