JP2004104035A - ファン付きヒートシンク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベース板1、ベース板1上に立設された多数のフィン2(フィン群3)およびフィン群3を冷却するためのファン4を備え、ファン4が筐体5内に保持されたヒートシンクにおいて、筐体5がベース板1に棒状体6により取付けられており、棒状体6はフィン2間に配され、その一端が筐体5に開けられた貫通孔8部分に係止され、他端がベース板1に係止されて、筐体5がベース板1に取付けられており、フィン2間に配された棒状体の本数は1フィン間あたり1以下である。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファンが省スペース、低コストで取付けられた、特に薄肉フィンのヒートシンクに有用なファン付きヒートシンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒートシンクはベース板に多数のフィン(フィン群)を立設したものであり、発熱体はベース板に熱的に接合されて冷却される。前記フィン群はその放熱効果を高めるため、通常、ファンにより送風冷却されている。そして、前記ファンは筐体内に保持されており、前記筐体はフィンに直接ネジ止めして取付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、電子機器の高機能化が進み、ヒートシンクには更なる小型軽量化並びに冷却効率の向上が求められ、それに伴ってフィンが薄肉化され、ファン保持筐体をフィンに直接ネジ止めして取付けることが強度的に困難になった。
このようなことから、ベース板にアタッチメントを設け、そこにファンを取付ける方法が提案されたが、この方法ではアタッチメントはヒートシンクの形状に合わせて個々に設計されるため製造コストが掛かり、またアタッチメントはフィン群を包囲して設けられるためスペース的にも問題があった。
【0004】
一方、フィンの薄肉化に伴い、ヒートシンクは従来のフィンとベース板を一体に成形する押出法や Modified Die Cast法では製造が困難になり、フィンとベース板を別部材とし、両者を機械的かしめ、半田付け、リベットなどで接合する方法が開発されている。
【0005】
前記フィンとベース板が別部材からなるヒートシンクは、ベース板が長さ50〜80mm、幅50〜70mm、厚さ6〜10mmのアルミ板または銅板で、フィンが高さ25〜42mm、厚さ0.4〜0.5mmのアルミ板または銅板で、前記フィンの配列ピッチが2mm程度である。前記ヒートシンクに取付けられる筐体は長さおよび幅が50〜60mm、厚さが10〜25mmである。
本発明の目的は、ファンが省スペース、低コストで取付けられた、特に薄肉フィンのヒートシンクに有用なファン付きヒートシンクを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載発明は、ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、前記筐体が前記ベース板に棒状体により取付けられており、前記棒状体はフィン間に配され、その一端が前記筐体に開けられた貫通孔部分に係止され、他端が前記ベース板に係止されて、前記筐体がベース板に取付けられており、前記フィン間に配された棒状体の本数は1フィン間あたり1以下であることを特徴とするファン付きヒートシンクである。
【0007】
請求項2記載発明は、ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、前記筐体が前記フィン群およびベース板に線条体により一体に囲包され締め付けられていることを特徴とする請求項1記載のファン付きヒートシンクである。
【0008】
請求項3記載発明は、前記線条体が弾性体であることを特徴とする請求項2記載のファン付きヒートシンクである。
【0009】
請求項4記載発明は、ベース板またはファン保持筐体に前記線条体を案内するための切欠きまたは溝が設けられていることを特徴とする請求項2または3記載のファン付きヒートシンクである。
【0010】
請求項5記載発明は、ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、一端が太径で他端が二股に裂けた形状体が、前記筐体に開けられた貫通孔部分の外面にその太径部分を係止して通され、前記二股部分がフィンの端部を挟持して、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンクである。
【0011】
請求項6記載発明は、ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、一端が太径で他端がクリップ機能を有する形状体が、前記筐体に開けられた貫通孔部分の外面にその太径部分を係止して通され、前記クリップ機能を有する他端がフィンの端部を挟持して、前記筐体が前記フィンに取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンクである。
【0012】
請求項7記載発明は、前記形状体および前記フィンの所定箇所に凹部または凸部が設けられ、前記双方の凹部または凸部が嵌合して前記挟持位置またはクリップ位置のずれが防止されていることを特徴とする請求項5または6記載のファン付きヒートシンクである。
【0013】
請求項8記載発明は、ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、一端が太径の形状体が前記筐体に開けられた貫通孔部分の外面にその太径部分を係止して通され、前記形状体の所定箇所および前記フィンの所定箇所に凹部または凸部が設けられ、前記双方の凹部または凸部が嵌合して、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンクである。
【0014】
請求項9記載発明は、前記凹部が穴または窪みであり、前記凸部が突起であることを特徴する請求項7または8記載のファン付きヒートシンクである。
【0015】
請求項10記載発明は、前記凹凸嵌合部分がかしめられていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載のファン付きヒートシンクである。
【0016】
請求項11記載発明は、ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、所定のフィンに線条体が設けられ、前記線条体が前記筐体に開けられた貫通孔に通され前記筐体の外面に沿って曲げ加工されて、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンクである。
【0017】
請求項12記載発明は、ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、前記筐体の外面に針金が配され、前記針金の両端が曲げ加工されてそれぞれフィン群に開けられた貫通孔に差し込まれ係止されて、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンクである。
【0018】
請求項13記載発明は、前記筐体の外面に配された針金の所定箇所が折り曲げられて突出部が設けられ、この突出部が前記ファン保持筐体外面に設けられた穴に配されて前記針金の位置ずれが防止されていることを特徴とする請求項12記載のファン付きヒートシンクである。
【0019】
請求項14記載発明は、ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、前記フィン群の端部に凹部が形成され、前記凹部の両端に庇が設けられ、前記凹部の庇が設けられた部分に、前記筐体の両側面下部に設けられた凸部が嵌入されて、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンクである。
【0020】
請求項15記載発明は、ヒートシンクのフィンとベース板とが別部材からなることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のファン付きヒートシンクである。
【0021】
請求項16記載発明は、フィンの厚さが1.0mm以下であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載のファン付きヒートシンクである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を図を参照して具体的に説明する。
なお、本発明を説明するための全図において、同一機能を有するものには同一符号を付けその繰り返しの説明は省略する。
【0023】
請求項1記載発明のヒートシンクは、図1に示すように、ベース板1上に多数のフィン2(フィン群3)を立設し、その上方にファン4を配したものであり、ファン4は筐体5内に保持され、このファン保持筐体(以下、適宜、筐体と略記する)5は、対向する2隅に各1本づつボルト6を取付け、これをベース板にネジ込んで取付けられている。
【0024】
ここでは、ボルト6はフィン間に配されていて省スペースが図られている。また前記2本のボルト6は、各々別のフィン間に配されていて、送風デッドゾーン(2枚のフィンと2本のボルトで封鎖された領域)の形成が防止されている。前記送風デッドゾーンは、フィンのサイズが大きい場合に形成される。
【0025】
図2に示すヒートシンクでは、筐体5は、フィン群上に、その辺7がフィン2の長さ方向に対し若干傾斜して取付けられている。このように取付けることにより、1つのフィン2間に配されるボルト6の本数は1本以下となり、送風デッドゾーンの形成が防止される。
【0026】
本発明において、棒状体には、ボルト6の他に、ビス、木ネジなどが使用できる。これらには金属製またはプラスチック製などの汎用性のある市販品が使用でき安価である。
【0027】
請求項2記載発明は、図3(イ)、(ロ)に示すように、ベース板1、フィン群3、筐体5を線条体11により一体に囲包し締め付けて、筐体5をベース板1およびフィン群3に取付けたファン付きヒートシンクである。
【0028】
線条体11には金属、プラスチックなど任意の材料が使用できるが、特に弾性材(天然ゴム、エラストマーなど)は適度の締付力が容易に得られ推奨される。
【0029】
線条体11は、貫通孔8に差し込まれて位置が固定された案内片12の貫通孔13に通され、さらにベース板下面に設けられた溝14に通されて位置ずれが防止されている。線状体に帯状強化ゴム(幅5.0mm、厚さ0.8mm)を用いた場合の案内溝14の寸法は幅5.2mm、深さ1.0mmである。
案内溝14の代わりにベース板1や筐体5の線条体11が通る角部などに切欠きを入れておいても良い。
【0030】
請求項5記載発明は、図4に示すように、一端が太径で他端が二股に裂けた形状体21の太径の一端22を貫通孔8部分の外面に係止させ、二股に裂けた他端23を筐体5に開けられた貫通孔8に通してフィン2の端部に挟持させて、筐体5をフィン群3に取付けたファン付きヒートシンクである。
前記形状体はプラスチック製のものが、軽量、安価、耐食性に優れ望ましい。
【0031】
形状体21は、図5に示すように、その二股に裂けた他端23の所定箇所に凸部を設け、これをフィン2の所定箇所に設けた凹部に挿入または嵌合させる。こうすることにより、形状体21とフィン2の位置が振動などでずれるのが防止できる。前記凹部は貫通孔や窪みなどであり、凸部は凹部に入り込む大きさの突起であり、両者は嵌合する形状が望ましい。形状体21に凹部を、フィン2に凸部を設けても良い。前記凹凸嵌合部をかしめておくと位置ずれはより確実に防止される。
【0032】
前記形状体は、他端にクリップ機能を持たせたものでも良く、このものは、前記他端が二股に裂けた形状体よりフィン端部をより安定して挟持できる。また、この形状体においても、前記凹凸嵌合による位置ずれ防止効果は得られる。
【0033】
請求項11記載発明は、図6(イ)、(ロ)に示すようにフィン2端部の所定箇所に線条体31を設け、線条体31を筐体5に開けた貫通孔8に通し、その先端部分を筐体5の外面に沿って曲げ加工して、筐体5をフィン群3に取付けたファン付きヒートシンクである。
【0034】
フィン2に線条体31を設けるには、フィン2に一体に設けても、またフィン2に別部材の線条体31を半田付けやネジ止めなどして設けても良い。
また線条体31を筐体5の外面に沿って曲げ加工する代わりに、線条体31の一端を筐体5に半田付けやスポット溶接などにより接合しても良い。
【0035】
請求項12記載発明は、図7に示すように、筐体5の外面に針金41を配し、針金41の両端をそれぞれ3枚のフィン2に連通して開けられた貫通孔42に係止させて、筐体5をフィン群3に取付けたファン付きヒートシンクである。
【0036】
ここでは、筐体5の外面に配された針金41の所定箇所を折り曲げて突出部43とし、この突出部43を筐体5の外面に開けた貫通孔8に配することにより、針金41の位置ずれが防止されている。貫通孔8は窪みでも良い。
【0037】
請求項14記載発明は、図8(イ)、(ロ)に示すようにフィン群3の端部に凹部51が形成され、凹部51の両端に庇52が設けられ、凹部51の庇52が設けられた部分に、筐体両側面下部に設けられた凸部53が嵌入されて、筐体5がフィン群3に取付けられたファン付きヒートシンクである。このヒートシンクは形状体などの取付部材を用いないので、より省スペース、低コストが図れる。
【0038】
本発明は、フィンの厚さが薄く、筐体3を直接ネジ止めするのが困難な場合、例えば、フィンとベース板が別部材からなるヒートシンクなどに適用してその効果が大きい。特に、フィンの厚さが1.0mm以下のヒートシンクにおいて、その効果が顕著に発現される。
【0039】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明のファン付きヒートシンクは、ファン保持筐体を小型で安価な棒状体、線状体または形状体などの取付部材を用いてベース板または/およびフィンに取付けたもので省スペースおよび低コストが図れる。特に薄肉フィンのヒートシンクに適用してその効果が顕著である。前記棒状体は1フィン間に1本以下配するので送風デッドゾーンが形成されず良好な風冷効果が得られる。フィン群に凹部を設け、その両端部に庇を設け、前記凹部の庇を設けた部分に筐体側面下部に設けた凸部を嵌入させたものは、取付部材を要さず一層の省スペース、低コストが図れる。依って、工業上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す斜視説明図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す平面説明図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す(イ)は正面説明図、(ロ)は部分斜視説明図である。
【図4】本発明の第4の実施形態を示す正面説明図である。
【図5】本発明の第5の実施形態を示す正面説明図である。
【図6】本発明の第6の実施形態を示す(イ)は斜視説明図、(ロ)は筐体部分の縦断面説明図である。
【図7】本発明の第7の実施形態を示す正面説明図である。
【図8】本発明の第8の実施形態を示す(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のa−a部分断面図である。
【符号の説明】
1 ベース板
2 フィン
3 フィン群
4 ファン
5 ファン保持筐体
6 ボルト(棒状体)
7 ファン保持筐体の辺
8 ファン保持筐体に開けられた貫通孔
11 線条体
12 線条体を案内する案内片
13 案内片に開けられた貫通孔
14 案内溝
21 形状体
22 形状体の太径の一端
23 形状体の二股に裂けた他端
31 フィン端部に設けた線状体
41 針金
42 複数のフィンに連通して開けられた貫通孔
43 針金の所定箇所を折り曲げて形成した突出部
51 フィン群の端部に形成された凹部
52 凹部の両端に設けられた庇
53 筐体両側面下部に設けられた凸部
Claims (16)
- ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、前記筐体が前記ベース板に棒状体により取付けられており、前記棒状体はフィン間に配され、その一端が前記筐体に開けられた貫通孔部分に係止され、他端が前記ベース板に係止されて、前記筐体がベース板に取付けられており、前記フィン間に配された棒状体の本数は1フィン間あたり1以下であることを特徴とするファン付きヒートシンク。
- ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、前記筐体が前記フィン群およびベース板に線条体により一体に囲包され締め付けられていることを特徴とする請求項1記載のファン付きヒートシンク。
- 前記線条体が弾性体であることを特徴とする請求項2記載のファン付きヒートシンク。
- ベース板またはファン保持筐体に前記線条体を案内するための切欠きまたは溝が設けられていることを特徴とする請求項2または3記載のファン付きヒートシンク。
- ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、一端が太径で他端が二股に裂けた形状体が、前記筐体に開けられた貫通孔部分の外面にその太径部分を係止して通され、前記二股部分がフィンの端部を挟持して、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンク。
- ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、一端が太径で他端がクリップ機能を有する形状体が、前記筐体に開けられた貫通孔部分の外面にその太径部分を係止して通され、前記クリップ機能を有する他端がフィンの端部を挟持して、前記筐体が前記フィンに取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンク。
- 前記形状体および前記フィンの所定箇所に凹部または凸部が設けられ、前記双方の凹部または凸部が嵌合して前記挟持位置またはクリップ位置のずれが防止されていることを特徴とする請求項5または6記載のファン付きヒートシンク。
- ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、一端が太径の形状体が前記筐体に開けられた貫通孔部分の外面にその太径部分を係止して通され、前記形状体の所定箇所および前記フィンの所定箇所に凹部または凸部が設けられ、前記双方の凹部または凸部が嵌合して、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンク。
- 前記凹部が穴または窪みであり、前記凸部が突起であることを特徴する請求項7または8記載のファン付きヒートシンク。
- 前記凹凸嵌合部分がかしめられていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載のファン付きヒートシンク。
- ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、所定のフィンに線条体が設けられ、前記線条体が前記筐体に開けられた貫通孔に通され前記筐体の外面に沿って曲げ加工されて、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンク。
- ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、前記筐体の外面に針金が配され、前記針金の両端が曲げ加工されてそれぞれフィン群に開けられた貫通孔に差し込まれ係止されて、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンク。
- 前記筐体の外面に配された針金の所定箇所が折り曲げられて突出部が設けられ、この突出部が前記ファン保持筐体外面に設けられた穴に配されて前記針金の位置ずれが防止されていることを特徴とする請求項12記載のファン付きヒートシンク。
- ベース板、前記ベース板上に立設された多数のフィン(フィン群)および前記フィン群を冷却するためのファンを備え、前記ファンが筐体内に保持されたヒートシンクにおいて、前記フィン群の端部に凹部が形成され、前記凹部の両端に庇が設けられ、前記凹部の庇が設けられた部分に、前記筐体の両側面下部に設けられた凸部が嵌入されて、前記筐体が前記フィン群に取付けられていることを特徴とするファン付きヒートシンク。
- ヒートシンクのフィンとベース板とが別部材からなることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のファン付きヒートシンク。
- フィンの厚さが1.0mm以下であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載のファン付きヒートシンク。
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