JP2004102953A - カジノチップの不正防止監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ルーレットゲーム中におけるカジノチップのベットを常時監視して偽造カジノチップの使用による不正行為を防止することができる、カジノチップの不正防止監視システムを得る。
【解決手段】各カジノチップに当該カジノ固有のID情報を付与した不正検出手段を有したカジノチップを使用し、レイアウトの場の裏面に設置したID読み取り装置によりベットされた全てのカジノチップのID情報を常時読み取り監視し、更にレイアウトの場の裏面に設置した計量装置によりベットされた全てのカジノチップの数量を計数し、該数量と前記ID情報から得られたカジノチップの数量との比較を行い、異なっている場合には偽造カジノチップ使用による不正が行われたと判断してディーラーに通知することにより不正防止を行うことができるシステムとする。
【選択図】 図1
【解決手段】各カジノチップに当該カジノ固有のID情報を付与した不正検出手段を有したカジノチップを使用し、レイアウトの場の裏面に設置したID読み取り装置によりベットされた全てのカジノチップのID情報を常時読み取り監視し、更にレイアウトの場の裏面に設置した計量装置によりベットされた全てのカジノチップの数量を計数し、該数量と前記ID情報から得られたカジノチップの数量との比較を行い、異なっている場合には偽造カジノチップ使用による不正が行われたと判断してディーラーに通知することにより不正防止を行うことができるシステムとする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カジノゲームにおいて、特にルーレットゲーム中における偽造カジノチップのベットを常時監視して不正防止を行うことができる、カジノチップの不正防止監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カジノでルーレットゲームを行う場合、各子(プレイヤー)はレイアウトの場に1$,5$,10$等の価値を持ったカジノチップをベットし、該ベットが終了すると親(ディーラー)はルーレット盤を廻してボールを投げ入れる。そして、該ボールがルーレット盤のいずれかのポケットに入った時にその出目の数字とプレイヤーがベットした場の数字や色等を比べ、一致した箇所がある場合すなわちプレイヤーが勝った場合にはその場の掛け率に応じて払い出しが行われる。
【0003】
該ルーレットゲーム中においてプレイヤーは予め隠し持った偽造カジノチップを本来のカジノチップ中に混入して不正使用することがあったが、巧妙な手口により不正を見つけ出すことは非常に困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これは、ルーレットゲームで使用されるカジノチップの大きさやデザイン及び色は当該カジノにおいて予め決められているが、偽造防止用の特殊加工が施されていないため、サンプルとしてカジノチップを外部に持ち出せば容易に偽造することができることと、巧妙な手口によりいつ混入されたかが分からないといったことによるものである。このため、ルーレットゲーム中において偽造カジノチップの使用を的確に判断できる不正防止システムは実現されていないのが現状である。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、ルーレットゲーム中におけるカジノチップのベットを常時監視して偽造カジノチップの使用による不正行為を防止することができる、カジノチップの不正防止監視システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおいては、各カジノチップに当該カジノ固有のID情報を付与した不正検出手段を有したカジノチップを使用し、レイアウトの場の裏面に設置したID読み取り装置によりベットされた全てのカジノチップのID情報を常時読み取り監視し、更にレイアウトの場の裏面に設置した計量装置によりベットされた全てのカジノチップの数量を計数し、該数量と前記ID情報から得られたカジノチップの数量との比較を行い、異なっている場合には偽造カジノチップ使用による不正が行われたと判断してディーラーに通知することにより不正防止を行うことができるシステムとする。
【0007】
不正検出手段を有するカジノチップの不正検出手段として、カジノチップの本体となるグラスファイバー又は合成樹脂板の中央内部に、該カジノチップの価値及び色等を特定するための下位ビットとカジノチップの固有番号及びカジノ場等を特定するための上位ビットから成るID情報を有した超小型無線IDタグチップ及びアンテナを埋め込む。
【0008】
【発明の実施の形態及び実施例】
本発明の実施の形態及び実施例を図を用いて説明する。まず、本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおいては、各カジノチップに当該カジノ固有のID情報を付与した不正検出手段を有したカジノチップを使用するものとする。図1は本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおいて使用する不正検出手段を有したカジノチップの構成図である。
【0009】
該図は不正検出手段を有するカジノチップの検出手段として、カジノチップ1の本体となるグラスファイバー又は合成樹脂板2の中央内部に、該カジノチップ1の価値及び色等を特定するための下位ビットとカジノチップ1の固有番号及びカジノ場等を特定するための上位ビットから成るID情報を有した超小型無線IDタグチップ3及びアンテナ4を埋め込んだカジノチップを示している。該超小型無線IDタグチップ3は、外形寸法として2mm×2mm以下で厚さは数百ミクロン以下のものが好適である。また、アンテナ4は、カジノチップ1の外周部内に数ターン巻いたループアンテナが好適である。図1のA−A断面図では、超小型無線IDタグチップ3及びアンテナ4をグラスファイバー又は合成樹脂板2に直に配設した状態で示しているが、プリント基板上に超小型無線IDタグチップ3及びアンテナ4を配設してカジノチップ1内に埋め込んでも構わない。
【0010】
図2は超小型無線IDタグチップの回路ブロック図であり、アンテナ4を中継してID情報を送受信するためのRF回路5と、受信電波を整流して当該超小型無線IDタグチップ3の直流回路電源Vddを生成するための整流回路6と、前記RF回路5のアナログ信号と後段の制御回路8のデジタル信号とをシリアルデータ中継するためのシリアルインターフェース回路7と、カジノチップ1の価値及び色等を特定するための下位ビットとカジノチップ1の固有番号及びカジノ場等を特定するための上位ビットから成るID情報を記憶させるためのメモリ回路9と、前記シリアルインターフェース回路7やメモリ回路9の制御を行うための制御回路8等にて構成する。
【0011】
図3は超小型無線IDタグチップのビット数及びビット内容を示した図であり、カジノチップ1を特定するためのID情報は、カジノチップ1の価値及び色等を特定するための約20ビットの下位ビットとカジノチップ1の固有番号及びカジノ場等を特定するための約20ビットの上位ビットから成る。下位ビット及び上位ビットを例えば各20ビットとすれば220≒104万8千種類のIDを識別できるため、カジノチップ1の価値,色,レイアウト等を特定したり、全世界のカジノで行われるルーレットゲームのカジノチップ1を識別するには十分である。なお、前記例で示した20ビットの数は任意で構わなく、特に限定するものではない。
【0012】
次に、本発明のカジノチップの不正防止監視システムにより不正の常時監視を行う手段を説明する。図6は本発明のカジノチップの不正防止監視システムによりルーレットゲームを行う場合のレイアウト周辺の実施系統図であり、レイアウト16の右上部に超小型無線IDタグチップ3及びアンテナ4を埋め込んだカジノチップ1がベットされた状態を示している。また、ID読み取り装置として、XYのクロスポイントアクセスによるID読み取り方式とするため、レイアウト16の上部にX側スキャンドライバ10を配設し、左側にY側スキャンドライバ13を配設し、各々制御装置18に接続した状態を示している。また、計量装置として、レイアウト16の場全体(ベットしない周辺部を除く)を半導体圧力センサー等による電子計量器(図示せず)とし、該電子計量器の出力信号を制御装置18に接続する。更に制御装置18は、レイアウト16の近傍に配設された端末サーバ19に接続され、該端末サーバ19はLAN20経由で上位の管理サーバ(図示せず)に接続されている。
【0013】
ここでルーレットゲームを行う場合、各プレイヤーはレイアウト16の場に1$,5$,10$等の価値を持ったカジノチップ1をベットすることにより開始される。そして、ディーラーがルーレット盤を廻してボールを投げ入れ、出目に応じた掛け率でカジノチップ1の払い出しが行われるが、前記ベットした時よりID読み取り装置によりカジノチップ1のID情報が常時読み取られ、計量装置によりベットされた全てのカジノチップ1の数量が計数される。
【0014】
ID読み取り装置の構成及び動作としては、図4の本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおけるカジノチップ検出用アンテナの構成図及び図5のX側送信アンテナ及びY側送信アンテナのクロスポイントにおけるフラックスの放射状態を示した図にあるように、X側スキャンドライバ10のX側送信アンテナ11よりスキャン電波を発信させ、Y側スキャンドライバ13のY側送信アンテナ14よりスキャン電波を発信させると、XYのクロスポイントにおいてレイアウト16に垂直なフラックス17による電波が発生する。この時、X側送信アンテナ11に併設されたX側受信アンテナ12及びY側送信アンテナ14に併設されたY側受信アンテナ15により前記クロスポイントにおけるフラックス17による電波を受信すると、該クロスポイント上にカジノチップ1がベットされていると当該カジノチップ1が誘電体となりインピーダンスの変化により受信状態が変化するため、該クロスポイント上にカジノチップ1がベットされていると判断し、1枚乃至複数枚のカジノチップ1から送信されるID情報の読み取り動作を行う。該読み取り動作は、前記インピーダンスの変化によりカジノチップ1がベットされていると判断した箇所のみ行うことにより、高速且つ効率的に行うことができる。図6では、X側スキャンドライバ10よりX1〜X11までのX側送信アンテナ11及びX側受信アンテナ12がベット位置上に敷設され、Y側スキャンドライバ13よりY1〜Y27までのY側送信アンテナ14及びY側受信アンテナ15がベット位置上に敷設されており、カジノチップ1のID情報はX側スキャンドライバ10のX10ラインとY側スキャンドライバ13のY3ラインのクロスポイントより読み取られることになる。なお、X側スキャンドライバ10のX1〜X11ラインとY側スキャンドライバ13のY1〜Y27ラインの向きや数は任意で構わなく、特に限定するものではない。
【0015】
カジノチップ1においては、上記フラックス17による電波をアンテナ4で受信することにより整流回路6にて直流回路電源Vddを生成してアクティブになった超小型無線IDタグチップ3内の制御回路8がメモリ回路9よりID情報を読み出し、シリアルインターフェース回路7及びRF回路5を経由しアンテナ4からID信号を発射する。そして、該ID信号を上記X側受信アンテナ12及びY側受信アンテナ15が受信し、制御装置18にてID情報の読み取り処理が行われる。該読み取り処理においては、複数のカジノチップ1からのID情報から個々のカジノチップ1の情報を識別し、更にその数量を計数することができる。なお、超小型無線IDタグチップ3の制御回路8において数パターンのスリップ機能を持たせることにより、該パターンに応じてID情報のディレーが発生するため、制御装置18においてID情報が複数あった場合における読み取り処理が行い易くなる。
【0016】
計量装置の構成及び動作としては、ベットしない周辺部を除いたレイアウト16の場全体すなわち図6における2点鎖線で示した部分を半導体圧力センサー等による電子計量器すなわち電子はかり機構とする。そして、制御装置18により計量された重量をカジノチップ1の1枚当りの重量で割ることによりベットされた全てのカジノチップ1の数量を計数することができる。
【0017】
そして、該数量と上記ID情報から得られたカジノチップ1の数量との比較を行い、異なっている場合には偽造カジノチップ使用による不正が行われたと判断してディーラーに通知することにより不正防止を行うことができる。
【0018】
また、端末サーバ19にCD−RやDVD−R等のWORM(追記)型記録媒体によりルーレットゲーム中におけるカジノチップ1のID情報や数量データを逐次記録するようにしておけば、不正行為の証拠として残るため後日のトラブル解決に役立つものである。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のカジノチップの不正防止監視システムによりルーレットゲームを行うようにすれば、レイアウトの場の裏面に設置したID読み取り装置によりベットされた全てのカジノチップのID情報を常時読み取り監視し、更にレイアウトの場の裏面に設置した計量装置によりベットされた全てのカジノチップの数量を計数することができる。そして、該数量と前記ID情報から得られたカジノチップの数量との比較を行うことにより、偽造カジノチップの検出が容易に行うことができる。このため、ルーレットゲーム中における偽造カジノチップの使用を即時検出して不正防止を行うことができるという絶大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおいて使用する不正検出手段を有したカジノチップの構成図である。
【図2】超小型無線IDタグチップの回路ブロック図である。
【図3】超小型無線IDタグチップのビット数及びビット内容を示した図である。
【図4】本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおけるカジノチップ検出用アンテナの構成図である。
【図5】X側送信アンテナ及びY側送信アンテナのクロスポイントにおけるフラックスの放射状態を示した図である。
【図6】本発明のカジノチップの不正防止監視システムによりルーレットゲームを行う場合のレイアウト周辺の実施系統図である。
【符号の説明】
1 カジノチップ
2 グラスファイバー又は合成樹脂板
3 超小型無線IDタグチップ
4 アンテナ
5 RF回路
6 整流回路
7 シリアルインターフェース回路
8 制御回路
9 メモリ回路
10 X側スキャンドライバ
11 X側送信アンテナ
12 X側受信アンテナ
13 Y側スキャンドライバ
14 Y側送信アンテナ
15 Y側受信アンテナ
16 レイアウト
17 フラックス
18 制御装置
19 端末サーバ
20 LAN
【発明の属する技術分野】
本発明は、カジノゲームにおいて、特にルーレットゲーム中における偽造カジノチップのベットを常時監視して不正防止を行うことができる、カジノチップの不正防止監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カジノでルーレットゲームを行う場合、各子(プレイヤー)はレイアウトの場に1$,5$,10$等の価値を持ったカジノチップをベットし、該ベットが終了すると親(ディーラー)はルーレット盤を廻してボールを投げ入れる。そして、該ボールがルーレット盤のいずれかのポケットに入った時にその出目の数字とプレイヤーがベットした場の数字や色等を比べ、一致した箇所がある場合すなわちプレイヤーが勝った場合にはその場の掛け率に応じて払い出しが行われる。
【0003】
該ルーレットゲーム中においてプレイヤーは予め隠し持った偽造カジノチップを本来のカジノチップ中に混入して不正使用することがあったが、巧妙な手口により不正を見つけ出すことは非常に困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これは、ルーレットゲームで使用されるカジノチップの大きさやデザイン及び色は当該カジノにおいて予め決められているが、偽造防止用の特殊加工が施されていないため、サンプルとしてカジノチップを外部に持ち出せば容易に偽造することができることと、巧妙な手口によりいつ混入されたかが分からないといったことによるものである。このため、ルーレットゲーム中において偽造カジノチップの使用を的確に判断できる不正防止システムは実現されていないのが現状である。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、ルーレットゲーム中におけるカジノチップのベットを常時監視して偽造カジノチップの使用による不正行為を防止することができる、カジノチップの不正防止監視システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおいては、各カジノチップに当該カジノ固有のID情報を付与した不正検出手段を有したカジノチップを使用し、レイアウトの場の裏面に設置したID読み取り装置によりベットされた全てのカジノチップのID情報を常時読み取り監視し、更にレイアウトの場の裏面に設置した計量装置によりベットされた全てのカジノチップの数量を計数し、該数量と前記ID情報から得られたカジノチップの数量との比較を行い、異なっている場合には偽造カジノチップ使用による不正が行われたと判断してディーラーに通知することにより不正防止を行うことができるシステムとする。
【0007】
不正検出手段を有するカジノチップの不正検出手段として、カジノチップの本体となるグラスファイバー又は合成樹脂板の中央内部に、該カジノチップの価値及び色等を特定するための下位ビットとカジノチップの固有番号及びカジノ場等を特定するための上位ビットから成るID情報を有した超小型無線IDタグチップ及びアンテナを埋め込む。
【0008】
【発明の実施の形態及び実施例】
本発明の実施の形態及び実施例を図を用いて説明する。まず、本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおいては、各カジノチップに当該カジノ固有のID情報を付与した不正検出手段を有したカジノチップを使用するものとする。図1は本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおいて使用する不正検出手段を有したカジノチップの構成図である。
【0009】
該図は不正検出手段を有するカジノチップの検出手段として、カジノチップ1の本体となるグラスファイバー又は合成樹脂板2の中央内部に、該カジノチップ1の価値及び色等を特定するための下位ビットとカジノチップ1の固有番号及びカジノ場等を特定するための上位ビットから成るID情報を有した超小型無線IDタグチップ3及びアンテナ4を埋め込んだカジノチップを示している。該超小型無線IDタグチップ3は、外形寸法として2mm×2mm以下で厚さは数百ミクロン以下のものが好適である。また、アンテナ4は、カジノチップ1の外周部内に数ターン巻いたループアンテナが好適である。図1のA−A断面図では、超小型無線IDタグチップ3及びアンテナ4をグラスファイバー又は合成樹脂板2に直に配設した状態で示しているが、プリント基板上に超小型無線IDタグチップ3及びアンテナ4を配設してカジノチップ1内に埋め込んでも構わない。
【0010】
図2は超小型無線IDタグチップの回路ブロック図であり、アンテナ4を中継してID情報を送受信するためのRF回路5と、受信電波を整流して当該超小型無線IDタグチップ3の直流回路電源Vddを生成するための整流回路6と、前記RF回路5のアナログ信号と後段の制御回路8のデジタル信号とをシリアルデータ中継するためのシリアルインターフェース回路7と、カジノチップ1の価値及び色等を特定するための下位ビットとカジノチップ1の固有番号及びカジノ場等を特定するための上位ビットから成るID情報を記憶させるためのメモリ回路9と、前記シリアルインターフェース回路7やメモリ回路9の制御を行うための制御回路8等にて構成する。
【0011】
図3は超小型無線IDタグチップのビット数及びビット内容を示した図であり、カジノチップ1を特定するためのID情報は、カジノチップ1の価値及び色等を特定するための約20ビットの下位ビットとカジノチップ1の固有番号及びカジノ場等を特定するための約20ビットの上位ビットから成る。下位ビット及び上位ビットを例えば各20ビットとすれば220≒104万8千種類のIDを識別できるため、カジノチップ1の価値,色,レイアウト等を特定したり、全世界のカジノで行われるルーレットゲームのカジノチップ1を識別するには十分である。なお、前記例で示した20ビットの数は任意で構わなく、特に限定するものではない。
【0012】
次に、本発明のカジノチップの不正防止監視システムにより不正の常時監視を行う手段を説明する。図6は本発明のカジノチップの不正防止監視システムによりルーレットゲームを行う場合のレイアウト周辺の実施系統図であり、レイアウト16の右上部に超小型無線IDタグチップ3及びアンテナ4を埋め込んだカジノチップ1がベットされた状態を示している。また、ID読み取り装置として、XYのクロスポイントアクセスによるID読み取り方式とするため、レイアウト16の上部にX側スキャンドライバ10を配設し、左側にY側スキャンドライバ13を配設し、各々制御装置18に接続した状態を示している。また、計量装置として、レイアウト16の場全体(ベットしない周辺部を除く)を半導体圧力センサー等による電子計量器(図示せず)とし、該電子計量器の出力信号を制御装置18に接続する。更に制御装置18は、レイアウト16の近傍に配設された端末サーバ19に接続され、該端末サーバ19はLAN20経由で上位の管理サーバ(図示せず)に接続されている。
【0013】
ここでルーレットゲームを行う場合、各プレイヤーはレイアウト16の場に1$,5$,10$等の価値を持ったカジノチップ1をベットすることにより開始される。そして、ディーラーがルーレット盤を廻してボールを投げ入れ、出目に応じた掛け率でカジノチップ1の払い出しが行われるが、前記ベットした時よりID読み取り装置によりカジノチップ1のID情報が常時読み取られ、計量装置によりベットされた全てのカジノチップ1の数量が計数される。
【0014】
ID読み取り装置の構成及び動作としては、図4の本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおけるカジノチップ検出用アンテナの構成図及び図5のX側送信アンテナ及びY側送信アンテナのクロスポイントにおけるフラックスの放射状態を示した図にあるように、X側スキャンドライバ10のX側送信アンテナ11よりスキャン電波を発信させ、Y側スキャンドライバ13のY側送信アンテナ14よりスキャン電波を発信させると、XYのクロスポイントにおいてレイアウト16に垂直なフラックス17による電波が発生する。この時、X側送信アンテナ11に併設されたX側受信アンテナ12及びY側送信アンテナ14に併設されたY側受信アンテナ15により前記クロスポイントにおけるフラックス17による電波を受信すると、該クロスポイント上にカジノチップ1がベットされていると当該カジノチップ1が誘電体となりインピーダンスの変化により受信状態が変化するため、該クロスポイント上にカジノチップ1がベットされていると判断し、1枚乃至複数枚のカジノチップ1から送信されるID情報の読み取り動作を行う。該読み取り動作は、前記インピーダンスの変化によりカジノチップ1がベットされていると判断した箇所のみ行うことにより、高速且つ効率的に行うことができる。図6では、X側スキャンドライバ10よりX1〜X11までのX側送信アンテナ11及びX側受信アンテナ12がベット位置上に敷設され、Y側スキャンドライバ13よりY1〜Y27までのY側送信アンテナ14及びY側受信アンテナ15がベット位置上に敷設されており、カジノチップ1のID情報はX側スキャンドライバ10のX10ラインとY側スキャンドライバ13のY3ラインのクロスポイントより読み取られることになる。なお、X側スキャンドライバ10のX1〜X11ラインとY側スキャンドライバ13のY1〜Y27ラインの向きや数は任意で構わなく、特に限定するものではない。
【0015】
カジノチップ1においては、上記フラックス17による電波をアンテナ4で受信することにより整流回路6にて直流回路電源Vddを生成してアクティブになった超小型無線IDタグチップ3内の制御回路8がメモリ回路9よりID情報を読み出し、シリアルインターフェース回路7及びRF回路5を経由しアンテナ4からID信号を発射する。そして、該ID信号を上記X側受信アンテナ12及びY側受信アンテナ15が受信し、制御装置18にてID情報の読み取り処理が行われる。該読み取り処理においては、複数のカジノチップ1からのID情報から個々のカジノチップ1の情報を識別し、更にその数量を計数することができる。なお、超小型無線IDタグチップ3の制御回路8において数パターンのスリップ機能を持たせることにより、該パターンに応じてID情報のディレーが発生するため、制御装置18においてID情報が複数あった場合における読み取り処理が行い易くなる。
【0016】
計量装置の構成及び動作としては、ベットしない周辺部を除いたレイアウト16の場全体すなわち図6における2点鎖線で示した部分を半導体圧力センサー等による電子計量器すなわち電子はかり機構とする。そして、制御装置18により計量された重量をカジノチップ1の1枚当りの重量で割ることによりベットされた全てのカジノチップ1の数量を計数することができる。
【0017】
そして、該数量と上記ID情報から得られたカジノチップ1の数量との比較を行い、異なっている場合には偽造カジノチップ使用による不正が行われたと判断してディーラーに通知することにより不正防止を行うことができる。
【0018】
また、端末サーバ19にCD−RやDVD−R等のWORM(追記)型記録媒体によりルーレットゲーム中におけるカジノチップ1のID情報や数量データを逐次記録するようにしておけば、不正行為の証拠として残るため後日のトラブル解決に役立つものである。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のカジノチップの不正防止監視システムによりルーレットゲームを行うようにすれば、レイアウトの場の裏面に設置したID読み取り装置によりベットされた全てのカジノチップのID情報を常時読み取り監視し、更にレイアウトの場の裏面に設置した計量装置によりベットされた全てのカジノチップの数量を計数することができる。そして、該数量と前記ID情報から得られたカジノチップの数量との比較を行うことにより、偽造カジノチップの検出が容易に行うことができる。このため、ルーレットゲーム中における偽造カジノチップの使用を即時検出して不正防止を行うことができるという絶大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおいて使用する不正検出手段を有したカジノチップの構成図である。
【図2】超小型無線IDタグチップの回路ブロック図である。
【図3】超小型無線IDタグチップのビット数及びビット内容を示した図である。
【図4】本発明のカジノチップの不正防止監視システムにおけるカジノチップ検出用アンテナの構成図である。
【図5】X側送信アンテナ及びY側送信アンテナのクロスポイントにおけるフラックスの放射状態を示した図である。
【図6】本発明のカジノチップの不正防止監視システムによりルーレットゲームを行う場合のレイアウト周辺の実施系統図である。
【符号の説明】
1 カジノチップ
2 グラスファイバー又は合成樹脂板
3 超小型無線IDタグチップ
4 アンテナ
5 RF回路
6 整流回路
7 シリアルインターフェース回路
8 制御回路
9 メモリ回路
10 X側スキャンドライバ
11 X側送信アンテナ
12 X側受信アンテナ
13 Y側スキャンドライバ
14 Y側送信アンテナ
15 Y側受信アンテナ
16 レイアウト
17 フラックス
18 制御装置
19 端末サーバ
20 LAN
Claims (5)
- 各カジノチップに当該カジノ固有のID情報を付与した不正検出手段を有したカジノチップを使用し、レイアウトの場の裏面に設置したID読み取り装置によりベットされた全てのカジノチップのID情報を常時読み取り監視し、更にレイアウトの場の裏面に設置した計量装置によりベットされた全てのカジノチップの数量を計数し、該数量と前記ID情報から得られたカジノチップの数量との比較を行い、異なっている場合には偽造カジノチップ使用による不正が行われたと判断してディーラーに通知することにより不正防止を行うことができることを特徴とした、カジノチップの不正防止監視システム。
- 不正検出手段を有するカジノチップの不正検出手段として、カジノチップの本体となるグラスファイバー又は合成樹脂板の中央内部に、該カジノチップの価値及び色等を特定するための下位ビットとカジノチップの固有番号及びカジノ場等を特定するための上位ビットから成るID情報を有した超小型無線IDタグチップ及びアンテナを埋め込んだものであることを特徴とした、請求項1に記載のカジノチップの不正防止監視システム。
- ID読み取り装置として、X側スキャンドライバのX側送信アンテナよりスキャン電波を発信させ、Y側スキャンドライバのY側送信アンテナよりスキャン電波を発信させ、XYのクロスポイントにおいてレイアウトに垂直に発生したフラックスによる電波によりカジノチップ内の超小型無線IDタグチップをアクティブにしてID情報を読み取ることを特徴とした、請求項1に記載のカジノチップの不正防止監視システム。
- 計量装置として、ベットしない周辺部を除いたレイアウトの場全体を半導体圧力センサー等による電子計量器としたことを特徴とした、請求項1に記載のカジノチップの不正防止監視システム。
- 端末サーバにCD−RやDVD−R等のWORM型記録媒体によりルーレットゲーム中におけるカジノチップのID情報や数量データを逐次記録するようにしたことを特徴とした、請求項1に記載のカジノチップの不正防止監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002267564A JP2004102953A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | カジノチップの不正防止監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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