JP2004101705A - カラー液晶表示装置用バックライトおよびカラー液晶表示装置 - Google Patents

カラー液晶表示装置用バックライトおよびカラー液晶表示装置 Download PDF

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JP2004101705A JP2002261358A JP2002261358A JP2004101705A JP 2004101705 A JP2004101705 A JP 2004101705A JP 2002261358 A JP2002261358 A JP 2002261358A JP 2002261358 A JP2002261358 A JP 2002261358A JP 2004101705 A JP2004101705 A JP 2004101705A
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Abstract

【課題】高いNTSC比を有し、優れた色再現性を有するカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトおよびカラー液晶表示装置を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、波長525nm〜535nmの範囲内における相対輝度(最大値を1としたときの輝度)が0.15以上であることを特徴とするカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトを提供することにより上記目的を達成するものである。
【選択図】   無し

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に表示品質に優れ、信頼性の高いカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトおよびカラー液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶ディスプレイは、消費電力、省スペース等の利点や、低価格化等により、従来より電子ディスプレイの代表であったCRT(ブラウン管)に置き換わりつつあるが、CRTと比べて問題となっているのが、色再現能力である。
【0003】
カラー液晶ディスプレイにおいて、赤、緑、青の3原色の色純度は、カラーフィルタの膜厚、色素の濃度の値を高めるほど向上するが、カラーフィルタの透過率は逆に低下して表示画像が暗くなる。従来、ノート型パーソナルコンピュータ用の液晶ディスプレイでは、バッテリー駆動時間をより長くするために、少ない消費電力の光源でより明るい表示が得られるよう、色純度よりも透過率に重点が置かれていた。また、従来のカラー液晶ディスプレイの用途は、ワードプロセッサー、パーソナルコンピュータ等のOA機器用が主であり、文字、図形、グラフ、表等をカラーで表示するものであったため、色純度、すなわち色再現域は重要視されていなかった。
【0004】
しかしながら、技術進歩による液晶ディスプレイの多色表示の可能化に伴い、カラーテレビを始め、写真画像や動画映像の表示デバイスとして利用されるようになり、赤、緑、青の色純度が高く、肌色のような中間調表示を含む高い色再現が要求されている。そこで、例えば、カラー液晶ディスプレイの光源として、狭い帯域の分光特性を有する光源を使用し、この光源の相対輝度の極大値とカラーフィルタの各色要素の透過波長領域の透過率が最大となる波長とをほぼ一致させることにより、カラー液晶ディスプレイの色純度を高め、優れた色再現性を得ることが行なわれている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
【0005】
また、CRTを用いたカラーTVにおけるカラー表示として、従来からNTSC(National Television System Committee)方式によるカラー表示が標準となっており、このような背景のもとで、カラー液晶ディスプレイによるTV画像もNTSC方式が標準方式となっているが、NTSC規格の色特性を有するようなカラー液晶ディスプレイは実現されていない。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−253577号公報
【特許文献2】
特開平7−261167号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のことから、高いNTSC比を有し、優れた色再現性を有するカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトおよびカラー液晶表示装置の提供が望まれている。
【0008】
【課題が解決するための手段】
本発明は、請求項1に記載するように、波長530±5nmの範囲内における相対輝度が0.15以上であることを特徴とするカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトを提供する。
【0009】
本発明によれば、カラー液晶表示装置に用いられるバックライトが、波長530±5nmの範囲内において、上記の値以上の相対輝度を有することにより、カラー液晶表示装置とした場合に、緑色の再現領域を広くすることが可能となり、NTSC規格の色特性再現領域に近い、高いNTSC比が実現可能なカラー液晶表示装置とすることが可能となるのである。
【0010】
上記請求項1に記載の発明においては、請求項2に記載するように、波長525±10nmの範囲内に相対輝度の極大値を有することが好ましい。これにより、カラー液晶表示装置とした場合に、緑色の再現領域をより広くすることが可能となるからである。
【0011】
また、上記請求項1または請求項2に記載の発明においては、請求項3に記載するように、波長540nm〜560nmの範囲内における相対輝度が0.65以下であり、波長480nm〜500nmの範囲内での相対輝度が0.2以下であることが好ましい。上記波長540nm〜560nmの範囲内の波長領域において、相対輝度が上記値以下であれば、相対的に530nmの輝度が高くなり、緑色の再現域をより広くすることが可能となるからである。
【0012】
また、上記波長480nm〜500nmの範囲内の波長領域において、相対輝度が上記値以下であることにより、カラーフィルタの青色(B)画素部および緑色(G)画素部による色分離が、より容易となるからである。
【0013】
また、本発明は、請求項4に記載するように、赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の画素部を有するカラーフィルタであって、上記緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長が530±10nmであり、かつ上記緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長より短波長側における透過率と、上記青色(B)画素部の透過率が最大となる波長より長波長側における透過率とが一致する波長が480nm〜500nmの範囲内であり、その透過率は60%以下であることを特徴とするカラーフィルタを提供する。
【0014】
本発明によれば、上記緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長が上記範囲内であることにより、カラー液晶表示装置とした際に、色再現領域の広い表示が可能となるのである。また、上記緑色(G)画素部の透過率曲線と、上記青色(B)画素部の透過率曲線との交点における波長が、上記範囲内であることにより、緑色(G)画素部および青色(B)画素部によって、適切な色分離が可能となることから、カラー液晶表示装置とした場合に、高い色純度とすることが可能となるのである。
【0015】
また、本発明は請求項5に記載するように、請求項1から請求項3までのいずれかのカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトと、請求項4に記載のカラーフィルタとを有することを特徴とするカラー液晶表示装置を提供する。
【0016】
本発明によれば、色再現領域を広くすることが可能であり、かつカラーフィルタによる青色と緑色の色分離が容易である上記のカラー液晶表示装置用冷陰極管バックライトと、適切な色分離を実現することが可能な上記カラーフィルタを組み合わせることにより、色再現域の広い、高いNTSC比を有するカラー液晶表示装置とすることが可能となるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明は、カラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライト、カラーフィルタ、およびカラー液晶表示装置に関するものである。以下、それぞれの構成について説明する。
【0018】
A.カラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライト
まず、本発明のカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトについて説明する。本発明のカラー液晶表示装置用冷陰極管バックライトは、例えば図1に示すように、波長530±5nmの範囲内(図中の斜線部)における相対輝度が、0.15以上あるものであれば、特に限定されるものではない。
【0019】
ここで、相対輝度とは、可視光領域(波長380nm〜780nm)における輝度の最大値を1とした場合の輝度をいう。
【0020】
図2のCIExy座標に示すように、NTSC規格(破線)の緑色(G)は、主波長が530nm近傍にあることから、カラー液晶表示装置のバックライトの530nm近傍の相対輝度を向上させることにより、色再現領域を向上させることができ、高いNTSC比を有するカラー液晶表示装置とすることが可能となるのである。ここで、NTSC比とは、NTSC規格の色再現領域に対する、カラー液晶表示装置の実測した色再現領域の割合である。
【0021】
本発明においては、この波長530±5nmの範囲内の相対輝度を0.15以上、好ましくは0.3以上とするものである。
【0022】
また、本発明においては、例えば図1に示すように、上記波長525±10nmの範囲内に相対輝度の極大値を有することが好ましい。これにより、カラー液晶表示装置とした際に緑色の色再現域を広くすることが可能となるからである。
【0023】
さらに、本発明においては、波長540nm〜560nmの範囲内における相対輝度が0.65以下、好ましくは0.5以下であることが好ましい。一般的な三波長冷陰極管は、550nm近傍に輝線スペクトルを有しており、この輝線スペクトルの相対輝度を低くすることによりカラー液晶表示装置とした場合に、上記の緑色の色再現域を広くすることが可能となるからである。
【0024】
また、本発明のカラー液晶表示装置用バックライトは、上述したように、青色領域に近い525±10nmの範囲内の相対輝度が高いことから、カラーフィルタによる青色と緑色との色分離が困難となる。そこで、本発明においては、480nm〜500nmの範囲内における相対輝度が0.2以下、好ましくは0.1以下であることが好ましい。上記緑色波長領域および青色波長領域の間にある上記範囲内における相対輝度が、上記値以下であることにより、よりカラーフィルタによる青色と緑色の色分離が容易となるからである。
【0025】
上記の相対輝度を得る方法として、具体的には、530nmの近傍に輝線スペクトルを有する蛍光体、具体的には520nmに輝線スペクトルを有するBaMgAl1627:Eu,Mnなる組成をもつ蛍光体と、一般的な三波長蛍光ランプに用いられ、550nmに輝線スペクトルを有するLaPO:Ce,Tbの二種類の蛍光体を適宜混合することにより、525±10nmの範囲内に相対輝度の極大値を有することが可能であり、また540nm〜560nmの範囲内における相対輝度を上記の値以下とすることが可能となるのである。
【0026】
また、上記の二種類の蛍光体の混合以外に、単独で同様の相対輝度を有する蛍光体、具体的にはMgAl1119:Ce,Tb,Mnを用いてもよく、また上記520nmに輝線スペクトルを有するBaMgAl1627:Eu,Mnを単体で用いてもよい。
【0027】
ここで、上記BaMgAl1627:Eu,MnまたはMgAl1119:Ce,Tb,Mnを用いることにより、480nm〜500nmにおける相対輝度を上記の値以下とすることが可能となる。
【0028】
上記分光スペクトルの値は、大塚電子製分光測光装置MCPD−2000を用いた値である。
【0029】
B.カラーフィルタ
次に、本発明のカラーフィルタについて説明する。本発明のカラーフィルタは、赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の画素部を有し、上記緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長が530±10nmの範囲内であり、かつ上記緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長より短波長側における透過率と、上記青色(B)画素部の透過率が最大となる波長より長波長側における透過率とが一致する波長が480nm〜500nmの範囲内であり、その一致する透過率が60%以下であるものであれば、特に限定されるものではないが、カラー液晶表示装置とした際に、バックライトとして用いられる三波長冷陰極管に対応したカラーフィルタであることが好ましい。
【0030】
図2に示すように、NTSC規格(破線)の緑色(G)の主波長は、530nm近傍であり、本発明においては、カラーフィルタの緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長を上記の範囲内とすることにより、緑色の再現領域が広くなり、カラー液晶表示装置とした際に、高いNTSC比を実現することが可能となる。
【0031】
ここで、緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長を上記範囲内とすることにより、青色(B)画素部の透過率が最大となる波長と近くなる。このことから、上記の緑色(G)画素部の透過率曲線および青色(B)画素部の透過率曲線の交点における波長を上記範囲内とし、その波長における透過率を上記範囲内とすることにより、青色および緑色の色分離が優れたカラーフィルタとすることが可能となるのである。
【0032】
なお、本発明でいう透過率が最大となる波長とは、可視光領域において透過率が最大となる波長のことをいう。
【0033】
以下、本発明のカラーフィルタの各構成について説明する。
【0034】
(緑色(G)画素部)
まず、本発明のカラーフィルタの緑色(G)画素部について説明する。本発明の緑色(G)画素部は、例えば図3に示すように、緑色(G)画素部の透過率(破線)が最大となる波長が530±10nmの範囲内(ここでは520nm)にあり、かつ緑色(G)画素部の透過率(破線)が最大となる波長と、青色(B)画素部の透過率(一点鎖線)が最大となる波長の間にある、それぞれの透過率が一致する波長および透過率が、上述した範囲内である緑色(G)画素部であれば、特に限定されるものではないが、カラー液晶表示装置とする際に用いられる、三波長冷陰極管の相対輝度に対応したものであることが好ましい。また、この際用いられる三波長冷陰極管は、波長530±5nmにおいて、0.15以上の相対輝度を有するものであることが好ましい。
【0035】
上述したように、NTSC規格の緑の主波長は、530nm近傍であり緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長を530±10nm、好ましくは530±5nmとすることにより、緑色の再現領域を広くすることが可能となり、また高いNTSC比を有するようなカラー液晶表示装置とすることが可能となる。
【0036】
また、上記緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長を上記範囲内とすることにより、青色(B)画素部と緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長が接近する。そこで本発明においては、上記青色(B)画素部の透過率と緑色(G)画素部の透過率が一致する波長を480nm〜500nm、好ましくは485nm〜495nmの範囲内とすることにより、青色(B)画素部および緑色(G)画素部における色分離が可能となり、色純度の高いカラーフィルタとすることが可能となるのである。
【0037】
また、上述した緑色(G)画素部の透過率と、上記青色(B)画素部の透過率とが一致する波長における透過率が、60%以下であることが好ましい。これにより、カラー液晶表示装置とした際に、緑色および青色の色分離が良好な色純度の高いものとすることが可能となるからである。
【0038】
また、本発明の緑色(G)画素部においては、透過率が最大となる波長における透過率が75%以上であることが好ましい。透過率が最大となる波長における透過率を上記範囲内とすることにより、明度の高いカラーフィルタとすることが可能となるからである。
【0039】
上記の緑色(G)画素部は、一般的にカラーフィルタで画素部として用いられるものであれば、材料等は特に限定されるものではなく、一般的な画素部の材料として、顔料とバインダとその添加剤等により構成される。
【0040】
ここで、上記分光透過率の値は、オリンパス光学工業(株)製分光測色計OSP−SP200により測定した値である。
【0041】
(青色(B)画素部)
次に、本発明のカラーフィルタの青色(B)画素部について説明する。本発明の青色(B)画素部は、例えば図3に示すように、緑色(G)画素部の透過率(破線)の透過率が最大となる波長と、青色(B)画素部の透過率(一点鎖線)の透過率が最大となる波長の間にある、それぞれの透過率が一致する波長が上述した範囲内である青色(B)画素部であれば、特に限定されるものではないが、カラー液晶表示装置とする際に用いられる、三波長冷陰極管に対応したものであることが好ましい。また、この際用いられる三波長冷陰極管は、上記の緑色(G)画素部および青色(B)画素部の透過率が一致する波長において、相対輝度が小さいものであることが好ましい。
【0042】
上述した緑色(G)画素部の項で説明したのと同様に、青色(B)画素部の透過率と緑色(G)画素部の透過率が一致する波長において、透過率を上記範囲内とすることにより、青色(B)画素部および緑色(G)画素部における色分離が可能となり、色純度の高いカラーフィルタとすることが可能となるのである。
【0043】
また、本発明の青色(B)画素部においては、透過率が最大となる波長における透過率が70%以上であることが好ましい。透過率が最大となる波長における透過率を上記範囲内とすることにより、明度の高いカラーフィルタとすることが可能となるからである。
【0044】
上記の青色(B)画素部は、一般的にカラーフィルタで画素部として用いられるものであれば、材料等は特に限定されるものではなく、一般的な画素部の材料として、顔料とバインダとその添加剤等により構成される。
【0045】
(赤色(R)画素部)
次に、本発明のカラーフィルタに用いられる赤色(R)画素部について説明する。本発明の赤色(R)画素部は、一般的にカラーフィルタに赤色(R)画素部として用いられるものであれば、特に限定されるものではないが、中でも青色(B)画素部の透過率が最大となる波長領域および緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長領域において、透過率が低いことが好ましい。
【0046】
また、本発明の赤色(R)画素部は、カラー液晶表示装置とする際に用いられる、三波長冷陰極管に対応したものであることが好ましい。
【0047】
さらに、本発明の赤色(R)画素部においては、透過率が最大となる波長における透過率が95%以上であることが好ましい。透過率が最大となる波長における透過率を上記範囲内とすることにより、明度の高いカラーフィルタとすることが可能となるからである。
【0048】
上記の赤色(R)画素部は、一般的にカラーフィルタで画素部として用いられるものであれば、材料等は特に限定されるものではなく、一般的な画素部の材料として、顔料とバインダとその添加剤等により構成される。
【0049】
C.カラー液晶表示装置
次に、本発明のカラー液晶表示装置について説明する。本発明のカラー液晶表示装置は、上述したカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトと、上述したカラーフィルタを有するものであれば、特に限定されるものではなく、一般的には、上述したカラーフィルタと、このカラーフィルタに対向するアレイ基板と、上記カラーフィルタと上記アレイ基板との間に封入された液晶層等から構成される。
【0050】
上述したNTSC規格の色特性再現領域に近い、高いNTSC比が実現可能であり、かつカラーフィルタによる青色と緑色の色分離が容易である上記のカラー液晶表示装置用冷陰極管バックライトと、上記の色純度が高く、NTSC規格の色特性を実現することが可能な上記カラーフィルタを組み合わせることにより、広い再現域を有するような、高いNTSC比を有するカラー液晶表示装置とすることが可能となるのである。
【0051】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0052】
【実施例】
以下に実施例および比較例を示して、本発明をさらに具体的に説明する。
【0053】
[実施例]
(カラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライト)
カラー液晶表示装置用冷陰極管バックライトとしては、BaMgAl1627:Eu,Mnと、LaPO:Ce,Tbとを重量比50:50で混合した蛍光体を緑色(G)、Y:Euを赤色(R)、BaMgAl1017:Euを青色(B)として、任意の色調を持つ白色の三波長蛍光ランプを作成した。
【0054】
得られたカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトの相対輝度を図1に示す。得られたカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトは、波長525nm〜535nmの範囲内での相対輝度が、0.318〜0.325の範囲内であった。
【0055】
(カラーフィルタ)
カラーフィルタとしては、以下のようにガラス基板(コーニング社製7059ガラス)上にカラーフィルタに用いられる種々の材料を用いて塗膜を形成した。
【0056】
赤色(R)、緑色(G)、青色(B)各画素部の着色材料には顔料分散型フォトレジストを用いた。顔料分散型フォトレジストは、着色材料として顔料を用い、分散液組成物(顔料、分散剤、および溶剤を含有)にビーズを加え、分散機で3時間分散させ、その後ビーズを取り除いた分散液と、クリアレジスト組成物(ポリマー、モノマー、添加剤、開始剤および溶剤)とを混合したものである。その組成を下記に示す。なお、分散機としては、ペイントシェーカーを用いた。
【0057】
ガラス基板を定法に従って洗浄した後、基板の片側全面にスパッタリング法により金属クロムからなる遮光層(厚さ0.2μm)を製膜した。次いで、この遮光層に対して通常のフォトリソグラフィー法によって感光性レジストを塗布、マスク露光、現像、エッチング、レジスト層剥離を行って、ブラックマトリックス基板を作製した。
【0058】
赤色(R)の顔料分散型フォトレジストを、上記ブラックマトリックス基板上にスピンコート法で塗布、80℃、5分間の条件でプリベーク、所定の着色パターン用フォトマスクを用いて、アライメント露光(300mJ/cm)し、0.1%のKOH水溶液を用いたスプレー現像を60秒行った後、200℃、60分間ポストベークすることで、ブラックマトリックスパターンに対して所定の位置に膜厚2.0μmの赤色(R)画素パターンを形成した。
【0059】
同様に、緑色(G)の顔料分散型フォトレジストを用いて、ブラックマトリックスパターンに対して所定の位置に膜厚2.0μmの緑色(G)画素パターンを形成した。
【0060】
さらに、青色(B)の顔料分散型フォトレジストを用いて、ブラックマトリックスパターンに対して、所定の位置に膜厚2.0μmの青色(B)画素パターンを形成し、カラーフィルタを作製した。
・赤色(R)画素用レジスト
赤顔料: チバスペシャリティケミカルズ社製 クロモフタールDPP Re
d BP                          3.4重量部
黄顔料:BASF社製 パリオトールイエローD1819   2.6重量部
分散剤:ゼネカ(株)製 ソルスパース24000      3.0重量部
モノマー:サートマー(株)製 SR399         4.0重量部
ポリマーA:                       5.0重量部
開始剤:チバガイギー社製 イルガキュア907       1.4重量部
開始剤:2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テト
ラフェニル−1,2´−ビイミダゾール            0.6重量部
溶剤:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 80.0重量部
・緑色(G)画素用レジスト
緑顔料:ゼネカ(株)製 モナストラルグリーン9Y−C   3.4重量部
黄顔料:BASF社製 パリオトールイエロー1090    1.6重量部
黄顔料:バイエル(株)製ピグメントイエローE4GN    1.1重量部
分散剤:ゼネカ(株)製 ソルスパース24000      3.0重量部
モノマー:サートマー(株)製 SR399         4.0重量部
ポリマーA:                       5.0重量部
開始剤:チバガイギー社製 イルガキュア907       1.4重量部
開始剤:2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テト
ラフェニル−1,2´−ビイミダゾール            0.6重量部
溶剤:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 80.0重量部
・青色(B)画素用レジスト
青顔料:BASF社製 ヘリオゲンブルーL6700F    5.7重量部
紫顔料:クラリアント社製 フォスタパームRL−NF     0.3重量

顔料誘導体:ゼネカ(株)製 ソルスパース12000    0.6重量部
分散剤:ゼネカ(株)製 ソルスパース24000      2.4重量部
モノマー:サートマー(株)製 SR399         4.0重量部
ポリマーA:                       5.0重量部
開始剤:チバガイギー社製 イルガキュア907       1.4重量部
開始剤:2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テト
ラフェニル−1,2´−ビイミダゾール            0.6重量部
溶剤:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 80.0重量部
ここで、ポリマーAは、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である。
【0061】
得られたカラーフィルタの分光透過率を図3に示す。得られたカラーフィルタの緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長は520nm、緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長より短波長側における透過率と、青色(B)画素部の透過率が最大となる波長より長波長側における透過率とが一致する波長が489nmであり、この波長における透過率は53%であった。ここで、上記分光透過率の値は、オリンパス光学工業(株)製分光測色計OSP−SP200により測定した値である。
【0062】
(カラー液晶表示装置)
上記のカラーフィルタおよび上記カラー液晶表示装置用バックライトを用い、このカラーフィルタに対向するアレイ基板を配置し、上記カラーフィルタと上記アレイ基板との間に液晶層を封入しカラー液晶ディスプレイ装置とした。
【0063】
カラー液晶表示装置の赤、青、緑、白をそれぞれ表示させ、色度測定を行った。この色度測定は、トプコン社製色彩輝度計SR−3を用い、周囲からの入射光がない状態で色彩輝度計をディスプレイの中心に対して法線方向に配置し、観測距離は50cmとした。これにより、測定した結果を図5に示す。実施例におけるNTSC比は84.2%であった。
【0064】
[比較例]
(カラー液晶表示装置用冷陰極管バックライト)
カラー液晶表示装置用冷陰極管バックライトとしては、LaPO:Ce,Tbを緑色(G)、Y:Euを赤色(R)、BaMgAl1017:Euを青色(B)として、任意の色調を持つ白色の三波長蛍光ランプを作成した。
【0065】
得られたカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトの相対輝度を図4に示す。得られたカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトは、波長525nm〜535nmの範囲内での相対輝度が、0.026〜0.050の範囲内であった。
【0066】
(カラーフィルタ)
カラーフィルタは、実施例と同様のものを使用した。
【0067】
(カラー液晶表示装置)
上記のカラーフィルタおよび上記カラー液晶表示装置用バックライトを用い、このカラーフィルタに対向するアレイ基板を配置し、上記カラーフィルタと上記アレイ基板との間に液晶層を封入しカラー液晶ディスプレイ装置とした。
【0068】
カラー液晶表示装置の赤、青、緑、白をそれぞれ表示させ、色度測定を行った。この色度測定は、トプコン社製色彩輝度計SR−3を用い、周囲からの入射光がない状態で色彩輝度計をディスプレイの中心に対して法線方向に配置し、観測距離は50cmとした。これにより、測定した結果を図5に示す。実施例におけるNTSC比は73.5%であった。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、カラー液晶表示装置に用いられるバックライトが、波長530±5nmの範囲内において、上記の値以上の相対輝度を有することにより、カラー液晶表示装置とした場合に、緑色の再現領域を広くすることが可能となり、NTSC規格の色特性再現領域に近い、高いNTSC比が実現可能なカラー液晶表示装置とすることが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三波長冷陰極管の相対輝度の一例を示した図である。
【図2】CIExy座標におけるNTSC規格を示した図である。
【図3】本発明のカラーフィルタの分光透過率の一例を示した図である。
【図4】一般的な三波長冷陰極管の相対輝度の一例を示した図である。
【図5】実施例および比較例のカラー液晶表示装置用バックライトの各色の輝度比率をそれぞれ示した図である。

Claims (5)

  1. 波長530±5nmの範囲内における相対輝度が0.15以上であることを特徴とするカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライト。
  2. 波長525±10nmの範囲内に相対輝度の極大値を有することを特徴とする請求項1に記載のカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライト。
  3. 波長540nm〜560nmの範囲内における相対輝度が0.65以下であり、波長480nm〜500nmの範囲内での相対輝度が0.2以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライト。
  4. 赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の画素部を有するカラーフィルタであって、前記緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長が530±10nmであり、かつ前記緑色(G)画素部の透過率が最大となる波長より短波長側における透過率と、前記青色(B)画素部の透過率が最大となる波長より長波長側における透過率とが一致する波長が480nm〜500nmの範囲内であり、その透過率は60%以下であることを特徴とするカラーフィルタ。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれかのカラー液晶表示装置用三波長冷陰極管バックライトと、請求項4に記載のカラーフィルタとを有することを特徴とするカラー液晶表示装置。
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