JP2004101525A - アナログ表示機構を有する電子ダイビング・ウォッチ - Google Patents

アナログ表示機構を有する電子ダイビング・ウォッチ Download PDF

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Abstract

【課題】潜水中に安全性に関する情報を使用者に示し、その情報を非常に簡単に使用者が観察することができるようにするダイビング・ウォッチを提案する。
【解決手段】電子ダイビング・ウォッチ(1)は時針(11)および分針(12)の両方向駆動手段を備えるアナログ・ディスプレイを備える。本ウォッチは、現行時間の表示針を同様に使用して、潜水に関するデータを表示するダイビング動作モードを有する。より正確には、時針(11)が、ウォッチの着用者に重要な情報、すなわち上昇中に減圧ステージを遵守する必要がある程、十分に大きな生理的変容を身体が受けていないという情報、または必要であれば行うべき(1回または複数回の)ステージのパラメータを示すために使用される。さらに、液晶スクリーン(14、15)が、補完情報を表示するために提供される。
【選択図】図1

Description

 本発明は、ダイビングの実施に専用の機能を備える電子ウォッチに関する。より詳細には、本発明によるダイビング・ウォッチは、ダイヤルが載せられるクロック・ムーブメントを含む封止ハウジングを備えるタイプのものであり、少なくとも第1の目盛りを備え、前記クロック・ムーブメントが、少なくとも第1のアナログ表示機構および第2のアナログ表示機構をそれぞれ制御するモータ手段向けの時間信号を生成することができる電子回路を備え、前記表示機構が、第1の時間動作モードで現行時間を表示するためにダイヤルの上方に配置され、ウォッチがさらに、周囲圧力を表す電気信号を生成し、前記電子回路に前記信号を供給することができる圧力センサを備え、ダイビング・ウォッチが、ダイビングの実施に関するデータの表示が提供される第2の動作モード、すなわちダイビング・モードを少なくとも有する。
 同様の製品が、従来技術ですでに説明されている。特に、米国特許第4783772号は、ダイビングの実施に関するデータを表示することができるようにする圧力センサを備えるアナログ電子ウォッチを説明している。これらのデータ、および、例えばアラームなど追加の機能に関する情報は、追加の液晶スクリーン上に表示され、前述したウォッチのダイヤル上に12タイムベースで配置される。
 どのような場合であれ、説明されている製品で利用可能な情報の性質は、瞬時深さ、進行中の潜水の時間、達成される最大深さのタイプに関する情報に制限される。その結果、安全性の点でのこの情報の使用は、上昇のパラメータ、特に、少なくとも1つの減圧ステージを行う必要が生じる前にユーザが潜っていることができる最大時間の決定を決めるために、独立した減圧テーブルを使用することを必要とする。
 同様に、場合によっては、潜水からの上昇中に行うべき減圧ステージに関する情報が与えられない。さらに、液晶スクリーンの可読性は、その小さなサイズにより、特に水中条件では制限される。
米国特許第4783772号 欧州特許第0589353号 米国特許第4882678号 米国特許第4949072号
 本発明の第1の目的は、潜水中に安全性に関する情報を使用者に示すダイビング・ウォッチを利用可能にすることによって従来技術の前述した欠点を低減することである。
 本発明の別の目的は、前述した情報を非常に簡単に使用者が観察することができるようにするダイビング・ウォッチを提案する、すなわち情報の良好な可読性を有するダイビング・ウォッチを製造することである。
 この目的で、本発明は、特に、前に示したタイプのダイビング・ウォッチであって、
前記第1の目盛りが、特に深さを示すように働くこと、前記電子回路が、前記ダイビング・モードで、前記第1の目盛りに関連して瞬時深さを示すように第1の表示機構を制御するための第1の手段を備えること、前記電子回路が、同様に、実質的に連続する減圧アルゴリズムから計算される、潜水からの上昇中にウォッチの着用者が超えられない最小深さをほぼ連続的に定義することができ、かつ実質的にリアル・タイムで前記第1の目盛りに関連して超えられない前記深さを示すように前記第2のアナログ表示機構を制御することができる第2の手段を備えることを特徴とするダイビング・ウォッチを提供する。
 同様に、電子回路の前記第2の手段がさらに、前記アルゴリズムから計算される、潜水からの上昇中に行うべき少なくとも1つの段階を含む不連続減圧パラメータを定義することができ、段階が、特にその深さおよび期間によって定義され、さらに、前記ダイビング・モードで、第1の場合には、前記第1の目盛りに関連して上昇中に行うべき少なくとも1つの段階の深さを示し、第2の場合には、ダイバーが再浮上することができることを示すように、前記第2の表示機構を順次制御することができることが企図されている。
 潜水からの上昇中に遵守すべき減圧ステージが複数の場合には、当該の深さを順に示すように第2の表示機構を制御するための手段が提供され、これは、本出願で後で詳細に説明する。
 時間を表示するために通常使用されるアナログ表示機構によって深さに関するデータの表示が生成される限り、優れた可読性が保証されることに留意することが重要である。さらに、採用される構造に関して、表示機構の当該の位置の相対的な読取りが可能であり、ある相乗効果を与える。実際、潜水からの上昇中、第2の表示機構は、行うべき最も深い減圧ステージの深さに配置され、第1の表示機構は瞬時深さを示す。
 当該の減圧ステージのパラメータの決定は、体内のガスの減圧の研究に関連する多数の医学的研究に従って得られる様々なアルゴリズムに基づいて生成される。アルゴリズムの選択は、当業者が本発明を理解する、または実施するためにあまり重要ではなく、当業者は、ダイビングの分野で一般に認識される最新のものからアルゴリズムを選択することができる。
 例えば、YountのVPM(「Varying Permeability Model」)またはWienkeのRGBM(「Reduced Gradient Bubble Model」)モデルなど、マイクロバブルを考慮して、Haldane、Buhlmannのモデル、またはそれらの変形態様の1つに基づくアルゴリズムを使用することができる。
 これらのアルゴリズムはまた、ダイバーの体内で溶解されるガスの減圧を、潜水中に連続的に行うことができるようにする。すなわち、減圧ステージを行わず、上昇の特定の条件を観察する。この目的では、これらのアルゴリズムは、最小圧力を連続的に定義し、そこから、ダイバーが生理的状態に応じた危険にさらされることなく身を置くことができる最小深さを導出することができる。
 したがって、本発明によるウォッチの製造のためにどのタイプのアルゴリズムが採用されても、ダイバーは、2つの表示機構の相対位置を単に読み取ることによって、健康への危険をもたらさない深さに自分がいることを簡単に検証することができる。ダイバーは、上昇中、第1の表示機構の位置が、反時計方向の回転で第2の表示機構の位置を超えて上がってはならないことを念頭に置かねばならない。この読取りは、上に表示機構が位置しているダイヤルに配置された指示の読取りよりも直観的である限り有利である。同様に、この読取りは、1つまたは2つの液晶スクリーン上に表示される、相関させなければならない情報の2つの異なる部分の読取りよりも直観的である。
 一般に、時間動作モードから、自動的にダイビング動作モードとなるための手段が提供される。明らかに、例えばプッシュ・ボタンを押すことによるダイビング動作モードに関する手動タイプの作動を使用することができる。
 本発明の好ましい実施態様では、深さを実質的にリアル・タイムで表示するために分針を制御し、潜水に関する情報、特に、ウォッチの着用者またはダイバーの安全性に関する情報を表示するように時針を制御するための手段が提供される。
 本発明によるウォッチは、好ましくは、時針に関連して、身体が通常状態よりも悪い生理的変容を受けていることをダイバーに示すことができるようにする少なくとも第1の区域を備える第2の目盛りを有し、これらの変容は、ダイビングの実施に関連する。ダイバーが、潜水から上昇した後に海面にいるとき、または潜水の開始点にいるときにこのシナリオが適用され、深さおよび期間に関する潜水の履歴は、上昇中に減圧ステージが行われることを必要としないことは明らかである。
 特に、進行中の潜水後に超えてはならない高度の値をウォッチの着用者に示すために、追加の目盛りの第1の区域に時針を配置するための手段が提供され、この値は、上述した生理的変容に依存する。さらに、第1の区域の端部に対する時針の位置は、潜水中、上昇中の減圧ステージを行う必要が生じるまでの最大残り時間をダイバーがおおまかに見ることができるようにする。
 実際、進行中の潜水が少なくとも約10時間にわたる最初の潜水であると仮定すると、深さ数メートルよりも下にダイバーが下降しない限り、上昇中に減圧ステージを考慮する必要なく数時間にわたって浸水していることができる。周囲圧力を測定し、これらの圧力測定値を時間にリンクするための手段、およびそこから、アルゴリズムに基づく計算によって、上昇中に減圧ステージを行う必要がない残りの最大時間を導出するための手段が提供される。
 好ましい変形態様では、本発明によるダイビング・ウォッチは、少なくとも1つの外部制御部材と、少なくとも1つの液晶ディスプレイ・スクリーンとを備え、好ましくは2つである。同様に、ダイバーに追加の情報を示すことができるようにこれらの液晶ディスプレイ・スクリーンを制御するための手段が提供され、この情報の性質は、動作モードと共に変化する。
 同様に、時間機能から、制御部材を操作することによってアクセス可能な第3の動作モードまたは履歴モードを実施することが企図されている。履歴モードでは、高速で最後の潜水の1つによる活動を再生するように時針および分針を作動するための手段を提供することができる。同様に、2つの液晶スクリーンで、それぞれ、達成される最大深さ、および潜水の総時間を表示するように提供することができる。
 本発明は、添付図面を参照しながら様々な実施形態の以下の説明を読めばより簡単に理解されよう。
 図1〜3は、好ましい実施形態での本発明によるダイビング・ウォッチ1を示している。このウォッチは、ダイビングの実施に関連する動作モード、すなわちダイビング・モードになっている。これらの図は、時間順に取られた、同じ潜水の異なる段階でのウォッチ1の外観を表す。図1は、潜水のわずかに進んだ段階に対応し、図2は、同じ潜水のより進んだ段階に対応し、図3は、さらに進んだ段階に対応する。
 図1〜3で見られるように、ウォッチ1は、従来のタイプのウォッチに似た形態である。ウォッチ1は、ハウジング2を有し、ハウジング2は、例えば、裏蓋がねじ留めされている、または摩擦によって維持されている中央部を備える金属タイプのものである。ハウジング2は、ブレスレット4の取付けのために設けられたホーン3を備え、特に時計ムーブメント(図示せず)とダイヤル4とを収容して、外周部分に固定ベゼル7を有するガラス蓋6によって上側を閉鎖されている。ベゼルは本体と一体になっている。標準の様式では、外部制御部材が、3つの側部プッシュ・ボタン8、9、10の形で設けられている。
 時間のアナログ表示のために、ダイヤルにある標準時間目盛りと協働する時針11および分針12が設けられている。これらの針11および12は、後で述べる他の指示を表示するためにも使用される。
 さらに、ウォッチ1は、好ましくはダイヤル5の透明窓の下に配置され、後で述べる様々な情報を英数字形式で、場合によってはグラフィック形式で表示するように意図された2つの液晶スクリーンまたはディスプレイ(LCD)14、15を備える。ウォッチがただ1つのLCDスクリーンを備える場合もあり、場合によっては、そのLCDスクリーンが、ダイヤル5の表面全体を実質的にカバーすることは明らかである。
 本発明が、実質的にダイビングの実施に関する情報を提供するために使用される手段に関することを考慮して、ウォッチの他の機能は本明細書で詳細に説明しない。どのような場合であれ、他の機能、例えばクロノグラフ、アラーム、バッテリ寿命終了の表示、時間の無線制御設定、無線によるメッセージの受信(ページング)などを提供することが考えられる。さらに、少なくともLCDスクリーン14および15、ならびに場合によってはダイヤル5を照明するために照明手段が設けられ、これらの手段は、例えば、ウォッチの制御部材8、9、または10の1つに対する操作に応答して作動させられる。
 ベゼル7は、好ましくは0〜70メートルの深さを示すためにダイビング・モードで使用される特定の目盛り16を有する。ベゼル7上の深さ0〜15メートルの表示の間に参照点17を配置し、この範囲での深さの正確な読取りを容易にしていることに留意されたい。
 ダイヤルはさらに、好ましくは異なる色によって識別される3つの隣接する区域に副分割された追加の目盛りを有する。第1の区域18は、時計方向で、それぞれ50分と57分に対応する時間目盛りの位置の間に延び、第2の区域19は、57分と60分の位置の間で延び、第3の区域20は、60分と25分の位置の間に位置している。この60分と25分の位置は、それぞれ深さ0メートルと15メートルに対応している。
 ダイビングに関する情報を表示するためのこれら様々な指示の使用は、以下に詳細に開示する。
 ウォッチ1は、ダイビングという観点から着用者に関する重大な指示を提供することができる特定の技術手段を備え、これは、図4に関連して後で簡単に説明する。これらの技術手段は、特に、ウォッチ1の周囲の圧力を連続的に測定し、かつその値を、ダイビングに使用するという観点から深さに変換することができるようにする圧力センサ21を備える。
 このタイプの構成、および圧力センサの測定値を利用するために行われる計算は、従来技術のいくつかの文献で説明されており、以下でより詳細には取り扱わない。特に、前述した米国特許第4783772号を参照することができ、前述した形態の実施形態が提供されている。
 同様に、本発明によるウォッチ1の構成は、より具体的にはそのムーブメントに関しては、そのようなムーブメントが従来技術ですでに説明されているので、本明細書でより詳細には開示しない。実際、例えば、アナログ電子ウォッチの実施形態を説明する欧州特許第0589353号を参照することができ、そのウォッチの時針および分針は、個別のモータによって制御される。特に、この欧州特許は、時および分以外の情報を表示するために時針および分針を使用する方法を説明している。
 潜水が開始されるときに、特に時間モードからダイビング・モードと呼ばれる第2の動作モードに変更するように自動的に動作モードの変更を行うために、従来の手段が用いられている。この手段は、逆に、ダイバー、すなわちウォッチ1の着用者が再浮上するときに、ダイビング・モードから自動的に時間モードに復帰することができるようにする。この目的では、例えば、2つのオーム・コンタクト(図示せず)を使用することができ、それぞれのコンタクトが、ウォッチ1のハウジング2の外に出ている部分を有し、それによりこの外部部分が、潜水中に水と接触する。したがって、これら2つのコンタクトは、スイッチを形成して、ウォッチ1が水の外にあるときに開き、水に触れると閉じる。スイッチが閉じると、ダイビング・モードへの変更が自動的に行われる。ウォッチの浸水を検出するための別の可能な実施形態は、ウォッチのガラス内に少なくとも1つの電極を配置し、それにより、ガラスの上面と共に、可変容量を有するコンデンサを形成して、ガラス上の水の存在を検出することができるようにすることである。同様に、今述べたことに関する代替形態で、あるいは補完形態で、ダイビング・モードをロックまたはアンロックするために、圧力センサ21によって提供される信号の使用が想定できる。この場合、ウォッチの電子回路は、所定値を超える周囲圧力の増加の検出に応答してダイビング・モードとなるように構成することができる。
 明らかに、代替形態または補完形態で、従来タイプの、ダイビング・モードのための手動作動手段を提供することができる。
 これらの自動または手動の手段は、本発明の核心をなさない限り、本特許出願でさらに取り扱わない。
 ダイビング・モードで動作した後、時針11および分針12に関連する機能はそれぞれ、特に、進行中の潜水からの上昇中に行うべき取り得るステージに関連する情報の表示、および瞬時深さの表示である。
 したがって、ダイバーが水に入り、ダイビング・モードが作動するとき、2つの針11および12はそれぞれ、「最初の潜水」のときに、追加の目盛りの第1の区域18の開始点、および12時、すなわち第1の目盛り16の開始点に配置される。「最初の潜水」とは、ダイバーの身体が、ダイビングの実施による生理的変容を受けていないときに行われる潜水のことであると理解されたい。したがって、この表現は、場合によっては、前の潜水の後、ダイバーの身体が回復する程度の十分長い時間の後に行われる潜水をも含む。
 ダイバーが下降する際、分針12は、時計方向に回転し始めて、第1の目盛りによって瞬時深さの値を示し、時針11は、はじめに、追加の目盛りの第1の区域18に対して時計方向に回転する。
 一般に、上昇中に減圧ステージの実施を必要としない最大残り時間は、はじめ、最初の潜水のときには非常に高い値を示し、この値は、ダイバーが深さ数メートルよりも下降するときに大幅に減少する。時間に応じて周囲圧力を測定し記憶するための手段、および最大残り時間が大幅に減少していることをダイバーに示すために、追加の目盛りの第2の区域19内で回転するように時針11を制御するための手段が提供される。
 追加の目盛りの第1の区域18および第2の区域19に対する時針11の位置によって提供される情報の読取りは、健康上の問題が生じる危険がないように、潜水後にダイバーがさらされてもよい最小の周囲圧力の表示に対応する。この表示は、超えられない高度の形で生成され、2つの連続する目盛りが高度500メートルの間隔に対応する。2500メートルの高度に対応する目盛りに対して、飛行機を表すシンボルが位置してことに留意されたい。実際、商用飛行中、飛行機の乗客の身体が、高度2000〜2500メートル付近に広がる圧力に相当する環境圧力を受けることが確認されている。
 一般に、超えられない最大高度と、上昇中に減圧ステージを行う必要が生じるまでの最大残り時間とは、多少複雑な形で連係している。したがって、ウォッチをプログラムするためにどのようなアルゴリズムが採用されたとしても、ダイバーが数メートル程度の深さよりも下に潜っていると、減圧ステージを行う必要が生じるまでの最大残り時間が徐々に減少し、減少の割合は、深さと共に増大する。他方、ダイバーが深さを減少するように移動すると、最大残り時間はすぐに安定し、次いで増大する。
 超えられない高度がゼロに達するときに残り時間の値がゼロに達することに留意されたい(表面の高度がゼロである海での潜水の場合)。したがって、熟練した使用者は、残り時間の値と、第2の区域19の端部に関連する時針11の位置との関係を評価することができる。
 図1に表される状況で、ダイバーは14メートルの深さにいる。これは、第1の目盛り16に対する分針12の位置によって示されている。第1の区域18に対する時針11の位置は、この瞬間、超えられない高度が結果として2000メートル程度であり、身体に重大な生理的変容が生じるので、今行っている潜水後すぐに飛行機で移動することができないことを使用者に示す。
 さらに、ダイバーに追加の情報を供給するためにLCDスクリーン14および15が使用されるのが好ましいことを図1で確かめることができる。
 実際、あるステージの前の最大残り時間の正確な値、すなわち例示した状況では1時間16分を表示するようにスクリーン14を制御することが、この実施形態で提供される。このようにすると、ダイバーは、追加の目盛りに対する時針11のおおよその位置を最初に迅速に読み取ることによって自分の状況を評価することができる。どのような場合であれ、ダイバーが、状況に関するより正確な情報、ここでは最大残り時間の正確な値を得たいと望むとき、これはスクリーン14で同時に得ることができる。
 同様に、スクリーン15は、通常のダイビング状況で、進行中の潜水の経過時間を表示するために使用され、図1の状況では17分である。
 ダイバーが上昇する場合、第1の区域18に対して反時計方向に回転するように時針11を制御することができ、超えられない高度が徐々に増大していることを示すことに留意されたい。
 最大残り時間がゼロ値を達成すると、上昇中にダイバーによって減圧ステージが行われなければならない。そのような状況は図2に例示されている。
 図2で、本発明によるダイビング・ウォッチ1は、ダイバーに、深さ35メートルにいること、および進行中の潜水の時間が33分まで増加したことを示し、この情報は、分針12およびスクリーン15によってそれぞれ提供される。時針11は、第1の目盛り16と追加目盛りの第3の区域20に対して、上昇中にさらなる減圧ステージが必要であり、これらのステージの最初の、すなわち最も深いステージが深さ6メートルであることを示す。
 同様に、スクリーン14の表示が、図1に関して説明したものと異なることに留意されたい。実際、減圧ステージを行う必要が生じるまでの最大残り時間がゼロになるので、それを表示する必要はもはやない。そのため、このとき、スクリーン14は、ステージを伴う潜水の枠組みで対象となる情報、すなわち行うべき減圧ステージの総時間を表示する。したがって、図2の状況では、ウォッチ1は、行わなければならない減圧ステージの総時間が25分であることをダイバーに示す。
 明らかに、本発明によるダイビング・ウォッチの電子回路が、圧力センサ21によって送信されるデータを常に取り扱い、それによりダイバーに供給される情報をほぼリアル・タイムで更新することが企図されている。
 図3は、潜水の最終ステージ、すなわち上昇に対応する状況、特に減圧ステージの監視を示す。
 この図で、ダイバーが深さ6メートルにいること、潜水が54分続いていることに留意されたい。さらに、時針11が、分針12と同様に6メートルの目盛りに対して位置し、これは、ダイバーが、6メートルの深さで減圧ステージを行うプロセス中であることを示す。この場合、スクリーン14は進行中の減圧ステージの時間を示し、ここでは3分である。
 減圧ステージ中の時針11および分針12の重なりは、本発明によるダイビング・ウォッチに有利に寄与する。実際、時針11が、上昇中に行うべき次の減圧ステージの深さを示し、分針12が瞬時深さを示すので、ダイバーが位置している深さで減圧ステージを行わなければならないときに、針が論理的に重なる。したがって、ダイバーは、2つの指示針11と12の相対位置を迅速かつ簡単に読み取ることによって、ステージを行うのに適切な深さにいることを知る。同様に、迅速な読取り中の針の識別を改善するために様々な当該の外観を有するように時針11および分針12を製造することが企図されている。例えば、2つの針に関して異なる色を使用することを考えることができる。同様に、ウォッチのダイヤル5は、ダイヤルに対して、針11および12の視認性のためのコントラストを大きくすることができるような外観を有することが好ましい。
 さらに、今述べた有利な配置は、非常に読取り性が高い状態で、安全性に関する非常に重要な情報にダイバーがアクセスできるようにするという追加の利点を提供する。実際、上昇中、第1の減圧ステージの前、または2つの減圧ステージの間に、ダイバーは、時針11と分針12の相対位置を評価するために一瞥するだけで、自分の状況を考慮することができる。上昇中、適切な安全性処置を遵守すれば、反時計方向で回転する分針12は、時針11の位置に対応するレベルよりも低い深さレベルの位置を決して取らない。そのような状況は、上昇中にダイバーが減圧ステージを遵守しておらず、ダイバーが重大な危険にさらされていることを示す。
 同様に、危険の高まりを順に示すために、異なる色、それぞれ緑、オレンジ、および赤で、追加の目盛りの3つの区域18、19、および20を生成することを企図することができる。
 潜水コンピュータに関して従来技術ですでに述べられているものなど、減圧ステージが遵守されなかった場合にダイバーに警告するために可聴アラームを作動することができる追加の手段を提供できることが明らかである。
 図3に表される状況から開始して、後で簡単に説明するウォッチの電子回路が、ダイバーが6メートルで減圧ステージを正確に行ったことを、適切なプログラムによって、特に、使用される減圧アルゴリズムに基づいて行われる計算によって検出することが企図されている。そのステージが正確に行われると、時針11は、例えばジャンプ式に、または連続的に3メートルの位置に移動され、推奨される上昇速度を、適合された回転速度によってダイバーに示す。実際、上昇中、ダイバーは、好ましくは一般に毎秒10メートル程度の制限値未満に上昇速度を制限しなければならないことが、ダイビングの分野で知られている。
 同様に、ウォッチの電子回路が、ダイバーが3メートルでステージを正確に行うのを検証し、その後、分針11は、追加の目盛りの第2の区域19の端部に移動され、完全に安全に再浮上することができることをダイバーに示す。
 また、ダイビング・モードは、海面での特定の経過時間の終了時に自動的に停止され、時針11および分針12が時間モードで再び通常の機能を行うことも企図することができる。
 例えば時間モードから第1のプッシュ・ボタン10を押圧することによって作動される第3の動作モードが設けられている。この動作モードでは、分針12は、最後の潜水中に達成された最大深さをアナログ形式で示し、スクリーン14は、この最大深さを数値で示し、スクリーン15は、最後の潜水の総時間を示す。
 さらに、第3の動作モードで、または一般に時間モードからプッシュ・ボタン8〜10の1つに対する作用に応答して、時針11が、ダイビングの実施により身体に及ぼされる可能性がある特定の生理的変容に関する情報をダイバーに提供することが企図されている。(1回または複数回の)最後の潜水が最近のものである場合、そのような変容が依然として残っており、このとき時針11は、これらの変容によりダイバーが超えてはならない高度を示すように、追加の目盛りの第1の区域18または第2の区域19に対して位置される。そのような指示は、ダイバーが、潜水を実施した後すぐに飛行機での移動を行いたい場合に特に対象となる。実際、飛行機での移動中にダイバーの身体に及ぼされる圧力低減は、前述の変容が十分に減少していない場合、減圧事故をもたらす可能性がある。したがって、この危険の存在をダイバーに思い出させるために、第1の区域18に飛行機シンボルが設けられている。したがって、生理的変容が依然として重大であるときに、飛行機による移動をできるようになるまでの残り時間の表示を、先と同様にLCDスクリーン14、15の少なくとも1つに設けることができる。変容が再び無視できる程度になった後、時針11が、第1の区域18の開始点に対して配置されて、もはや危険がないことをダイバーに示す。この場合、飛行機によって再び移動することができることをウォッチの使用者に示すために、先と同様にLCDスクリーン14、15の少なくとも1つに表示することができる。
 次いで、自動的に、または第1のプッシュ・ボタン10に対する新たな圧力によって行われる時間モードへ復帰させることができる。
 他方、さらに、最初の潜水のパラメータを記憶するための手段を設けることもできる。例えば第1の圧力の後、短い時間間隔での第1のプッシュ・ボタン10に対する第2の圧力を加えることで、追加の動作モード、すなわち履歴モードとなる。同様に、例えば、ウォッチ1の電子回路が、最後の5回または10回の潜水の記録またはパラメータを記憶するのに適したメモリを備える。この場合、プッシュ・ボタン8〜10の1つに対する長い圧力が、時間モードから、最後の潜水のパラメータの履歴モードへ変更させ、同じプッシュ・ボタンに対する短い連続的な圧力によって、所望の潜水の選択が行われ、時間モードへの復帰が、好ましくは自動的に、またはプッシュ・ボタンに対する長い圧力によって再び得られる。この場合、LCDスクリーン14、15は、好ましくは、選択時に作動されて、潜水の開始日時など、選択された潜水の識別を可能にするデータを表示する。同時に、分針および時針をそれぞれ、例えば、選択された潜水中に達成された最大深さ、および前記潜水の期間を表示するように制御することができる。
 当業者が、1つまたは複数の制御部材に対する連続または複合操作など、本発明によるウォッチで実施することを望む制御シーケンスに応じてウォッチをプログラムすることができることは明らかである。
 この履歴モードを実装するために、時針11および分針12を、それらが最後の潜水中にそれぞれ示した状況を高速で再生するように制御するための手段が設けられている。例えば、最後の潜水の1分が履歴モードで1秒以内に再生されるようにウォッチの電子回路をプログラムすることができる。
 履歴モードは、安全性の問題で重要な対象となる。これは、ダイビング事故後に呼ばれた医師のための非常に重要な情報を含む最後の潜水のプロフィールの迅速な視覚化を可能にするからである。通常、医師は、潜水コンピュータから、場合によってはパーソナル・コンピュータ・タイプの読取りおよび処理端末へのデータの転送により、潜水・プロフィールの視覚化を行うことができる。本発明による履歴モードは、この情報への迅速なアクセスの点で、現況技術によるデバイスに勝る利点を提供する。
 さらに、本発明によるダイビング・ウォッチ1の可読性に関する前に開示した利点が、同様に、履歴モードの使用にも当てはまる。最後の潜水のプロフィールの視覚化は実際、高速での時針11および分針12の配置の観察から非常に簡単である。特に、前述した理由から、特に上昇ステージでの時針11と分針12の相対位置を観察することによって、減圧ステージが遵守されなかった可能性を示すことは非常に簡単である。
 他方、同様に、再生された潜水の期間および深さの当該値に応じて時間および深さの目盛りを適合させることができる。そのような対処は、例えば、呼吸装置を用いない潜水に関するパラメータの表示を良好な可読性で可能にする。この場合、表示がリアル・タイムで行われるように、かつ1メートルの深さ変化がダイヤルでの10分の変化によって表されるように本発明によるウォッチをプログラムすることができる。これらの値は、本明細書では例示のためにのみ与えられており、当業者がそれらを修正するのは特に難しくないことは明らかである。
 明らかに、履歴モードで、LCDスクリーン14および15に、例えば、対応する潜水で達成された最大深さ、または潜水の過程で生じた任意のアラームの詳細など、追加の情報を提供することができる。
 図4は、本発明によるダイビング・ウォッチ1の電子回路の一般的な構造の概略図である。
 一般に、ウォッチの電子回路は、特に、コントローラ回路23を備える集積回路22を備えている。コントローラ回路23は、ウォッチ1の従来の時間機能を駆動させることができ、この目的では、時間の分割のための、特にタイムベースを供給する共振回路24にリンクされた回路を備える。このタイムベースから、コントローラ回路23によって時間情報が生成され、特に時間モードの機能、およびダイビング・モードに専用の機能を保証する。
 さらに、コントローラ回路23は、周囲圧力を表すアナログ電気信号を発生する圧力センサ21によって生成される信号を受信する。これらの信号は、アナログ・デジタル変換器を通過し、その後、デジタル信号の形でコントローラ回路23の入力に供給される。
 圧力センサ21は従来タイプのものであり、当業者が、本発明の実施に適合するものを選択するのは特に難しくない。
 同様に、集積回路22は、好ましくは不揮発性タイプのメモリ区域、特に第1のメモリ区域26を備え、これは、コントローラ回路23が減圧アルゴリズムに基づいてダイビング・モードに関する計算を行うことができるようにするプログラムを含む。再プログラム可能な不揮発性メモリ(例えば、FlashまたはEEPROM)の選択により、場合によっては、採用される減圧アルゴリズムに応じた計算プログラムを後から修正することができる。集積回路22は、好ましい様式では、同様に不揮発性タイプの第2のメモリ区域27を少なくとも備え、そこに、コントローラ回路23によって行われた計算の測定値および結果が定期的に記憶される。この第2のメモリ区域27は、特に、場合によっては、(1回または複数回の)最後の潜水に関する深さ測定値およびそれに対応する時間測定値を記憶する。したがって、この情報は、コントローラ回路23によって、特にウォッチが履歴モードにあるときに参照することができる。
 当該の入力信号から、コントローラ回路23は、ダイビングの実施の観点からダイバーの状況および状態を連続的に求める。この目的では特に、例えば、時間モードで圧力の測定が5分ごとに行われ、ダイビング・モードで圧力の測定が2分ごとに行われるように企図することができる。コントローラ回路23は、これらの定期的な測定値全てから、第1のメモリ区域26に記憶されているプログラムに基づいて、ダイバーの生理的な状態を求める。すなわち、特に、体内で溶解される窒素の残留率、生成されるマイクロバブルの量、余剰になると高酸化症をもたらす可能性がある、部分的に上昇した圧力での酸素の吸収の測定に対応するCNS%など、ダイバーの健康に関連する特定数のパラメータを求める。
 当業者が、LCDスクリーン14、15の少なくとも1つによってこれら関連パラメータを表示することができるようにコントローラ回路23をプログラムするのは難しくない。この表示は、場合により、その関連性さえよければ自動的でよく、あるいは、1つまたは複数のプッシュ・ボタン8〜10に対する連続または複合の1つまたは複数の操作によって制御させることもできる。
 減圧アルゴリズムは、好ましくは、コンピュータ・プログラムの形で第1のメモリ区域26に記憶される。測定および/または計算された情報に基づいてそれを使用することにより、コントローラ回路23は、ダイバーが上昇中に減圧ステージを行わなければならなくなるまでの、進行中の潜水の最大残り時間の値、および超えられない高度を計算することができる。次いで、コントローラ回路23は、例えば両方向モータなど両方向駆動手段の制御回路28に適合信号を送信し、それにより時針11が、追加の目盛りの2つの区域18および19に対して、超えられない高度を表示する。同様に、コントローラ回路は、適合信号をLCDスクリーン14および15の制御回路29に送信し、それにより、例えば図1によれば、LCDスクリーン14が、上昇中に減圧ステージを行わなければならなくなるまでの最大残り時間を表示する。さらに、コントローラ回路23は、両方向モータの制御回路28に関する適合信号を生成し、それにより分針12が、ウォッチのベゼル7に配置された第1の目盛り16に対して瞬時深さを表示する。圧力センサ21が、周囲圧力の測定を定期的に常に行い、ウォッチの使用者が潜水している、または海面にいることを企図する限り、減圧アルゴリズムに基づいて計算を行うためにコントローラ回路23に供給されるデータは、結果の満足な精度を保証するのに適したものである。したがって、場合によっては短い間隔で実施される潜水は、先と同様に、ダイバーの生理的な状態を評価するように考慮される。同様に、ウォッチの使用者が、海面よりも高い湖で潜水するために高度の高い場所にいる場合、低い周囲圧力を受けており、進行する飽和していない状態である。したがって、この短時間の上昇中に圧力センサ23で得られた測定値も、時計のプログラムの利用に組み込まれ、使用されるアルゴリズムは、そのようなパラメータを考慮に入れるので、初めの期間では、周囲圧力に完全には適応していない生理状態が、本発明に従った時計によって初期状態として考慮される。
 このために、本発明によるダイビング・ウォッチの追加の利点が、その設計によって得られる。したがって、潜水コンピュータの場合と異なって、目立たない外観であるため、本時計は、いずれの状況でも、従って継続的に装着することができる。したがって、それのユーザは、計画に注意をまったく払わないで時計を継続的に装着できるので、潜水前に受けた圧力を確実に見守ることを目的として、次の潜水を予想して時計を装着する必要がない。
 このようにして回復される情報またはデータから、コントローラ回路23は、ダイバーが、生理的状態に応じて受けるであろう最小圧力を計算する。この圧力が、進行中の潜水が行われている水位の表面圧力よりも低いとき、コントローラ回路23は、減圧ステージを行う必要が生じるまでの最大残り時間に関する値を決める。
 ダイバーが受けるであろう最小圧力が表面圧力よりも大きい逆の場合には、ダイバーは、現在一般に使用されている減圧アルゴリズムにより、上昇中に少なくとも1回の減圧ステージを行わなければならない。したがって、これらの減圧ステージのパラメータ、すなわち当該の深さおよび期間が、使用されるアルゴリズムに基づいてコントローラ回路23によって計算され、前述したように時針11によって示される。
 さらに、ウォッチの電子回路は、使用者によるプッシュ・ボタン8〜10の操作を検出するための従来の手段を備え、これは詳細には説明しない。
 他方、実施の際、各潜水は通常、減圧の現象に関する危険がない場合でさえ、数メートルの深さ、通常は5メートルで、数分間、通常は3分間にわたってコンフォートまたは安全ステージと呼ばれるステージを含まなければならないことに留意されたい。
 好ましい実施形態によれば、メモリ区域26に記憶されているプログラムは、この安全ステージを監視して、上昇を行うときに、コントローラ回路23および制御回路28を介して、時針11によって、再浮上できるようになるまで予め決められた時間にわたって所定の深さで停止するようにダイバーに示す部分を備えている。
 本発明によるダイビング・ウォッチ1の電子回路の構造は、本発明の核心をなさない限り、より詳細には取り扱わない。さらに、従来技術の文献で多数の実施形態が利用可能であり、当業者がそれらを得るのは難しくない。
 前述したウォッチの有利な変形形態の実施は、第3のアナログ表示機構、好ましくは第3の針の使用によって行うことができる。この構成の取り得る実施形態は図5に例示されており、図5で、針30は、例として、時間モードで秒を示すように制御される。このとき、この第3の針30の存在は、有利には、ダイビング・モードでウォッチの使用者に追加の指示を提供するために使用することができる。
 ダイビング・モードでは、例えば、前述したCNS%から計算されるダイバーが超えられない深さを示すように第3の針30を制御するように企図することができる。したがって、常に、瞬時深さを示す分針12が、時針11と秒針30との間に位置しなければならない。代替様式または補完様式では、ダイバーが潜水からの上昇を始めるときに、ダイバーが推奨される上昇速度を超えないように、針30が第1の目盛り16に関して上昇速度を示すように企図することができる。
 同様に、進行中の潜水に関するオートノミー(autonomy)に関する指示を針30がダイバーに与える有利な変形形態の実施を企図することができる。この変形形態の実施は、前述した実施形態に関する追加の構成要素の追加を必要とし、構成原理は同じである。したがって、追加の技術要素が図4に例示されている。
 特に、ダイバーのシリンダ内のガス圧を測定するための手段を設けることができ、それにより、特に、対応するオートノミーを計算し、場合によってはLCDスクリーン14、15の1つによってそれを表示することができる。これらの手段は従来のものであり、例えば米国特許第4882678号で説明されている。特に、圧電センサ31(図4)を使用することができ、圧電センサ31は、ガス・シリンダの出口に接続されて、その圧力を測定し、アナログ出力信号を送り、出力信号は、後でアナログ・デジタル変換器32によって処理され、その後、電子回路(図示せず)の入力に供給される。例えば、電子回路は、ワイヤレス変調および送信回路であり、ウォッチ内に配置され、コントローラ回路23に受信信号を供給することができる受信回路(図示せず)と連絡することができるように企図することができる。ダイバー用の電子デバイスでの送信機受信機システムが米国特許第4949072号に説明されている。当業者は、前述した2つの特許を参照して、これらの技法の実施の詳細を得ることができ、これは本発明の範囲内ではさらには取り扱わない。
 メモリ区域26に記憶されている計算プログラムの基礎として働くアルゴリズムは、好ましくは、ほぼリアル・タイムでオートノミーを計算する目的で、ダイバーのシリンダー内のガス圧を得ることを組み込む。代替形態として、特にオートノミーの計算に専用の追加のアルゴリズムを提供することができることが明らかである。
 コントローラ回路23は、アルゴリズムによってシリンジ内のガス圧を表す信号を処理し、そこから、残りのダイビング時間に関するシリンダのオートノミーを導出する。
 本発明の追加の利点は、残りのダイビング時間がウォッチによって直接表示されないことにより生じる。実際、コントローラ回路23は、常にアルゴリズムに基づき、残りのダイビング時間に応じて、ウォッチの使用者が接近可能な最大深さを計算する。この計算は、特にダイバーの生理的な状態、すなわち、特に進行中の潜水のパラメータ、および上昇中に遵守しなければならない取り得る減圧ステージの当該の期間を考慮して行われる。さらに、使用者が注意しないことを見越して、残りのダイビング時間の計算中に安全性マージンを提供することが好ましい。例えば、シリンダ内のガス圧の10%のマージンを使用することができる。すなわち、潜水の過程中に行われる測定からガス圧の初期値の10%を意図的に差し引くことができる。
 コントローラ回路23は、得られるガス圧の測定値から、モータ28の制御回路に適合する信号を生成し、制御回路は、この変形形態では、ダイバーが接近可能な最大深さの値を第1の目盛り16に関して示すように秒針30を駆動する第3の両方向モータを制御する。
 したがって、潜水の過程中に、深さを示す分針12が、減圧のためにダイバーが上昇しなければならない最小深さを示す時針11と、呼吸ガス・オートノミーのために接近可能な最大深さを示す秒針30との間に位置しなければならないことをダイバーが知っている限り、新たな相乗効果が得られる。すなわち、分針12は、下降中に秒針30を超えてはならず、上昇中に時針11を超えてはならないと言うことができる。したがって、本発明の変形形態での3つの針の相対位置を比較することによって、ここでも2つの針だけの場合と同様の読取りの簡単さが得られる。
 同様に、LCDスクリーン14または15が、制御回路29を介してコントローラ回路23によって制御されるように企図することができ、デフォルトによって、またはプッシュ・ボタン8〜10の1つに対する作用に応答して、残りのダイビング時間の値を表示する。そのような状況は、図5に例示されており、残り時間の表示は、LCDスクリーン15によって生成される。
 特にコントローラ回路23によって制御される圧電要素33(図4)など音響送信機を提供することによって、前述の変形形態の任意の形態によるウォッチで、1つまたは複数のアラームの機能を満たすことができる手段を使用することができる。このとき、最大接近可能深さを超える状況、上昇中に最小深さを超える状況、さらには、速すぎる上昇速度など、様々な当該の状況を表示するために様々な動作周波数または信号シーケンスを提供することができる。
 以上の説明は、本発明の好ましい実施形態に対応し、より具体的には、ウォッチに関する説明した構造、説明した機能、使用される制御部材およびLCDスクリーンの性質および数、採用される色、さらには目盛りの配置に関する限り、任意の例で制限を与えるものとみなすべきではない。特に、本発明によるダイビング・ウォッチが、コンパスまたは温度計の機能など追加の機能を備える変形形態が想定可能である。同様に、本発明は、制御回路の適切なプログラムによってこれらのパラメータを修正することができる限り、説明した動作モード、および当該の作動に関して採用される手段に限定されない。当業者が、本発明によるウォッチの機能を自分の必要性に適合させるのは特に難しくない。
本発明の好ましい実施形態による、第1の状態でのダイビング・ウォッチの前面図である。 本発明の好ましい実施形態による、第2の状態でのダイビング・ウォッチの前面図である。 本発明の好ましい実施形態による、第3の状態でのダイビング・ウォッチの前面図である。 本発明によるダイビング・ウォッチの電子回路の概略図である。 前の図で表される実施形態の変形形態でのダイビング・ウォッチの前面図である。
符号の説明
 1 電子ダイビング・ウォッチ、2 封止ハウジング、5 ダイヤル、8、9、10 制御部材、11、12、30 アナログ表示機構、14、15 液晶スクリーン、16 目盛り、18、19 区域、22 電子回路、21 圧力センサ、26、27 メモリ手段。

Claims (22)

  1.  ダイヤル(5)を載せるクロック・ムーブメントを含む封止ハウジング(2)を備える電子ダイビング・ウォッチ(1)であって、少なくとも第1の目盛り(16)を備え、前記クロック・ムーブメントが、少なくとも第1のアナログ表示機構(12)および第2のアナログ表示機構(11)をそれぞれ制御するモータ手段向けの時間信号を生成することができる電子回路(22)を備え、前記表示機構が第1の時間動作モードで現行時間を表示するためにダイヤル(5)の上に配置され、本ウォッチがさらに、周囲圧力を表す電気信号を生成し、その信号を前記電子回路(22)に供給することができる圧力センサ(21)を備え、ダイビング・ウォッチが、ダイビングの実施に関するデータを表示する第2の動作モード、またはダイビング・モードを少なくとも有し、前記第1の目盛り(16)が、特に深さを示すように働き、前記電子回路(22)が、前記ダイビング・モードで、前記第1の目盛り(16)に関連して深さを示すように第1の表示機構(12)を制御する第1の手段を備え、前記電子回路が、同様に、連続する減圧アルゴリズムから計算される、潜水からの上昇中にウォッチの着用者が超えられない最小深さをほぼ連続的に決めることができ、かつリアル・タイムで前記第1の目盛り(16)に関連して超えられない前記深さを示すように前記第2の表示機構(11)を制御する第2の手段を備えることを特徴とする電子ダイビング・ウォッチ。
  2.  前記第2の手段がさらに、前記アルゴリズムから計算される、潜水からの上昇中に行うべき少なくとも1つのステージを含む不連続減圧パラメータを決めることができ、ステージが、特にその深さと期間によって決められ、さらに、前記ダイビング・モードで、第1の場合には、前記第1の目盛り(16)に関連して上昇中に行うべきステージの深さを示し、第2の場合には、ダイバーが再浮上することができることを示すように、前記第2の表示機構(11)を順次制御することを特徴とする請求項1に記載のウォッチ。
  3.  前記電子回路(22)が、特にタイムベースを備え、かつ特に圧力センサ(21)によって生成される信号から、行うべき前記減圧ステージの当該の深さおよび期間を決める集積回路を備え、前記集積回路がさらに、瞬時深さが、前記ステージの1つに関して決められた深さに等しい値に達して維持されるときの時間間隔の測定を行うことができ、さらに、行われた時間間隔測定値が、前記ステージに関して定義された期間に少なくとも等しい値に達した場合に、次のステージの深さを示すことができるように前記第2の表示機構(11)を制御することを特徴とする請求項2に記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  4.  少なくとも第1の区域(18)を備える追加の目盛りを備え、第1の区域(18)に関連して、前記第2の表示機構(11)が、通常の状態に対して、ダイビングの実施により身体が生理的変容を受けていることをウォッチ(1)の着用者に示すことができることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  5.  前記第1の目盛りが、好ましくは前記第1の区域(18)のものとは異なる外観を有する第2の区域(19)を備え、前記第2の手段が、前記第2の区域(19)に関連して、身体がダイビングの実施に関連する重大な生理的変容を受けていることをウォッチの着用者にさらに示すように前記第2の表示機構(11)を制御することができることを特徴とする請求項4に記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  6.  前記第1および第2の区域(18、19)が、上に少なくとも15度、好ましくは30度の角度開きを有する扇形部にわたって延び、および前記電子回路(22)が、ダイビング・モードで、前記第1および第2の区域(18、19)に配置された目盛りに関連して超えられない高度を示すように前記第2の表示機構(11)を制御する追加の手段を備えて、前記高度が、ウォッチの着用者の身体が受けている前記生理的変容に依存していることを特徴とする請求項5に記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  7.  少なくとも1つの制御部材(8、9、10)を備え、そのムーブメントが、前記電子回路(22)によって検出されること、およびこれらの電子回路(22)が、ダイビング・モードで、前記制御部材(8、9、10)に対する作用に応答して進行中の潜水中に達成される最大深さを示すように少なくとも前記第1の表示機構(12)を制御することができることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  8.  前記電子回路(22)が、前記第1の目盛り(16)に関連して、上昇中に予め決められた期間および深さを有する少なくとも1つのステージを示すように前記第2の表示機構(11)を制御することができることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  9.  潜水の開始を検出する手段とダイビング・モードを自動的に作動させるための手段を設けたことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  10.  第1および第2のアナログ表示機構が、それぞれ分針(12)および時針(11)であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  11.  ダイビングの実施に関する情報の少なくとも第1の部分を特に表示するように少なくとも第1の液晶スクリーン(14)を制御する追加の手段を備え、その情報が、前記第1の表示機構(12)および第2の表示機構(11)によって供給される情報を補完することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  12.  前記追加の手段が、同様に、ダイビングの実施に関する情報の少なくとも第2の部分を表示するように少なくとも第2の液晶スクリーン(15)を制御することができ、その情報が、前記第1の表示機構(12)および第2の表示機構(11)によって供給される情報を補完することを特徴とする請求項11に記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  13.  少なくとも1つの制御部材(8、9、10)を備えるときに、時間動作モードから、前記制御部材(8)に対する第1の作用に応答して、追加の動作モードまたは履歴モードとなるための手段が設けられ、前記表示機構(11、12)がそれぞれ、前記潜水のパラメータに適合する時間および深さの目盛りを用いて、最後の潜水による活動を再生することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  14.  電子回路が、少なくとも最後の2回の潜水のパラメータを記憶して、制御部材(8、9、10)に対する少なくとも第1の操作に応答して前記最後の潜水の1つのパラメータを選択し、制御部材(8、9、10)に対する少なくとも第2の作用に応答して前記対応する履歴モードとなることを特徴とする請求項13に記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  15.  電子回路(22)が、前記履歴モードに関して選択されている前記最後の潜水の識別データを少なくとも表示するように、少なくとも1つの液晶スクリーン(14、15)を制御することを特徴とする請求項11または12に従属するときの請求項14に記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  16.  電子回路(22)が、ダイビングの実施に関するさらなる情報を表示するように前記液晶スクリーン(14、15)を制御することができ、前記情報が、履歴モードで前記表示機構(11、12)によって示される情報を補完することを特徴とする請求項15に記載のダイビング・ウォッチ。
  17.  第3のアナログ表示機構(30)を備え、ウォッチの電子回路が、ダイビング・モードで、前記第1の目盛り(16)に対して深さに関する情報を示すように前記第3の表示機構を制御することができ、前記情報が、前記第1および第2のアナログ表示機構(11、12)によって示される情報を補完することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  18.  ウォッチの使用者のシリンダ内のガス圧を測定するためのさらなる手段を備え、電子回路が、特に前記ガス圧測定値から、実質的にリアル・タイムで残りのオートノミーを計算し、そこから、使用者が超えられない深さ値を導出することができ、前記電子回路が、前記第1の目盛り(16)に関して、超えられない前記深さの値を示すように前記第3の表示機構(3)を制御することを特徴とする請求項17に記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  19.  前記第3の表示機構(30)が、時間モードで秒を示すことを特徴とする請求項17または18の1つに記載のダイビング・ウォッチ(1)。
  20.  アナログ・ディスプレイを有する電子ダイビング・ウォッチで、潜水からの上昇中に行うべき減圧ステージを表示する方法であって、前記ウォッチが、ダイヤル(5)を載せたクロック・ムーブメントと、特に深さを示すように働く少なくとも第1の目盛り(16)とを含む封止ハウジング(2)を備え、前記クロック・ムーブメントがタイムベースを備え、かつ少なくとも第1のアナログ表示機構(12)および第2のアナログ表示機構(11)をそれぞれ制御するモータ手段向けの時間信号を生成することができる電子回路(22)を備え、前記表示機構が、第1の時間動作モードで現行時間を表示するためにダイヤル(5)の上に配置され、本ウォッチがさらに、周囲圧力を表す電気信号を生成し、前記電子回路(22)に前記電気信号を供給することができる圧力センサ(21)を備え、前記電子回路が同様に、メモリ手段(26、27)を備え、そこに、特に、減圧アルゴリズムに基づいて得られ、少なくとも1つの減圧ステージの時間および深さを少なくとも決めることができるコンピュータ・プログラムが記憶され、前記電子回路(22)がさらに、圧力センサ(21)によって生成される信号を特に処理して、上昇中に行うべき(1回または複数回の)前記ステージの遵守を検証することができ、ダイビング・ウォッチが、ダイビングの実施に関するデータの表示が提供される少なくとも第2の動作モード、またはダイビング・モードを備え、プロセスが特に、
     a)潜水を表すときに、前記時間信号に関連して、前記圧力センサ(21)によって生成される信号を処理するステップと、
     b)前記処理の結果を前記メモリ手段(26、27)に送信するステップと、
     c)前記第1の目盛り(16)に関して深さを示すように、前記第1の表示機構(12)を実質的にリアル・タイムで制御するステップと、
     d)使用されるアルゴリズムによる前記処理の結果がそれを必要とするときに、上昇中に行うべき少なくとも1つのステージを決めるステップであって、ステージが特に、その深さおよび時間によって決められるステップと、
     e)行うべき第1のステージの深さに対応する第1の目盛り(16)の指示に対して配置されるように前記第2の表示機構(11)を制御するステップと、
     f)前記ステージが正確に行われたことを前記処理の結果が示すときに、行うべき少なくとも1つのステージが依然として残っている場合には、次のステージの深さの指示に対して配置され、その後ステップf)を再開し、あるいは、検証されたステージが行うべき最後のステージである場合には、ダイヤル(5)に配置された追加の目盛り(18、19)に対して配置され、再浮上することができることをダイビング・ウォッチの着用者に示すように前記第2の表示機構(11)を制御するステップと
    を含む方法。
  21.  ダイビング・ウォッチが同様に少なくとも1つの液晶スクリーン(14、15)を備えるときに、ステップ(e)で、前記スクリーンがさらに、進行中のステージの残り時間を表示し、その時間が前記処理の結果に応じてリアル・タイムで表示されることを特徴とする請求項20に記載の表示方法。
  22.  使用されるアルゴリズムによる前記処理の結果が上昇中に行うべき減圧ステージを決めないとき、コンフォートステージと呼ばれるステージが表示され、その時間および深さが、請求項20で定義したステップe)およびf)を再開することによってそれぞれ予め決められた値を有するように企図されていることを特徴とする請求項20または21に記載の表示方法。
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