JP2004101518A - 消費電力測定装置、消費電力計算方法、消費電力計算装置、スイッチングモード電源 - Google Patents

消費電力測定装置、消費電力計算方法、消費電力計算装置、スイッチングモード電源 Download PDF

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Abstract

【課題】 現在使用中である電気機器の実際の消費電力を測定し表示可能とする。
【解決手段】 入力交流電圧を整流及び平滑する整流手段300と、整流手段の電圧が供給されて1次側巻線の電流断続により2次側に所定個の電圧を発生させる変圧手段303と、パルス幅変調制御信号により変圧手段の1次側出力電圧のオンオフするスイッチング手段301と、スイッチング手段のターンオン時間を計算するため変圧手段の1次側電圧を調整する電圧調整手段304と、電圧調整手段の出力に基づいてスイッチング手段のターンオン時間を計算し、計算されたターンオン時間、スイッチング手段のスイッチング周波数及び変圧手段のインダクタンスに基づいて消費電力を測定する制御手段305とを備えた。
【選択図】  図3

Description

 本発明は、消費電力測定装置、消費電力計算方法、消費電力計算装置、スイッチングモード電源(SMPS:Switching Mode Power Supply)に関する。
 消費電力とは、一般に単位時間に幾らほどの比率で電力量を消費するか又は単位時間にどの位の比率で仕事をするかの定量的な表現であり、1[s]間に供給又は消費された電力量を示す。このような消費電力により電気機器製品(以下、単に電気機器とも称する)のエネルギー消費効率等級表示が変わり、効率等級が低い電気機器を購入すれば寿命になるまでエネルギーを浪費する。従って、エネルギー消費効率等級を確認して可及的等級が高い電気機器を購入することが望ましい。
韓国特許第166,691号明細書
 近年、エネルギー節電に対する認識が新しくなるにつれ、消費電力節電機能及び正常動作時にも消費電力が一定水準以上を超えないようにする電気機器が多い。
 ところが、現在使用中である電気機器の実際の消費電力を表示する機能を有した電気機器は見当らない。また、実際消費電力表示を具現しようとすればその回路が複雑となり、電気機器のコストアップに繋がるおそれが高い。このような価格的な側面においても電気機器に適用されていなかったとも考えられる。
 このため、電気機器の実際消費電力測定は製品開発段階でなされ、別途の測定機器を用いてなされる。従って、電気機器を使用する段階においては、電気機器の最大消費電力はマニュアルを見れば分るものの、使用者が現在使用している電気機器の実際の消費電力を把握することはできなかった。
 しかしながら、エネルギー節電機能及び効率に対する使用者の認識が新しく変わることにより、使用中である電気機器の消費電力を実時間に測定して表示させる機能の必要性が要求されている。
 そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,電気機器の消費電力を実時間に測定して表示する消費電力測定装置を提供することにある。
 上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,入力される交流電圧を整流及び平滑する整流手段と、前記整流手段の電圧が供給されて1次側巻線の電流断続により2次側に所定個の電圧を発生させる変圧手段と、フィードバック電圧及び同期信号により生成されたパルス幅変調制御信号により前記変圧手段の1次側出力電圧のオンオフをスイッチングするスイッチング手段と、前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の1次側電圧を調整する電圧調整手段と、前記電圧調整手段の出力に基づいて前記スイッチング手段のターンオン時間を計算し、前記計算されたターンオン時間、前記スイッチング手段のスイッチング周波数及び前記変圧手段のインダクタンスに基づいて消費電力を測定する制御手段とを含むことを特徴とする消費電力測定装置が提供される。
 この場合、上記電圧調整手段は、前記変圧手段の1次側電圧を所定レベル以下に減圧する減圧手段と、前記減圧手段により減圧された電圧を第1一定電圧レベルにクランピングする第1クランプ手段と、前記第1クランプ手段によりクランピングされた電圧を変圧する変圧器と、前記変圧器により変圧された電圧を第2一定電圧レベルにクランピングして前記制御手段に入力する第2クランプ手段とを含むようにしてもよい。また、上記制御手段により測定された消費電力量を表示する表示手段をさらに含んでもよい。
 このような本発明においては、変圧手段の1次側に電圧調整手段を介して制御手段を設け、電圧調整手段により制御手段の入力電圧を調整して制御手段を保護しつつ、制御手段によりスイッチング手段(例えばトランジスタ)のターンオンタイムに基づいて最終消費電力を算出するようにしたので、使用中に実際に消費されている消費電力を簡単な回路構成で測定することができ、これらを表示することができる。詳細は第2の実施形態にて説明する。
 上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,入力される交流電圧を整流及び平滑する整流手段と、前記整流手段の電圧が供給されて1次側巻線の電流断続により2次側に所定個の電圧を発生させる変圧手段と、フィードバック電圧及び同期信号により生成されたパルス幅変調制御信号により前記変圧手段の1次側出力電圧のオンオフをスイッチングするスイッチング手段と、前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の2次側電圧を調整する電圧調整手段と、前記電圧調整手段からの出力に基づいて前記スイッチング手段のターンオン時間を計算し、計算されたターンオン時間、前記整流回路に入力される交流電圧、前記スイッチング手段のスイッチング周波数及び前記変圧手段のインダクタンスから消費電力を測定する制御手段とを含むことを特徴とする消費電力測定装置が提供される。
 この場合、上記電圧調整手段は、前記変圧手段の2次側電圧を所定レベル以下に下げる減圧手段と、前記減圧手段により減圧された電圧を一定電圧レベルにクランピングして前記制御手段に入力する第3クランプ手段とを含むようにしてもよい。また、上記制御手段で測定された消費電力量を表示する表示手段をさらに含んでもよい。
 このような本発明においては、変圧器の2次側に電圧調整手段を介して制御手段を設け、電圧調整手段の第3クランプ手段により制御手段の入力電圧を調整して制御手段を保護しつつ、制御手段によりスイッチング手段のターンオン時間に基づいて最終消費電力を算出するようにしたので、使用中に実際に消費されている消費電力を簡単な回路構成で測定することができ、これらを表示することができる。なお、詳細は第1の実施形態にて説明する。
 上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,入力される交流電圧を整流及び平滑する整流手段と、前記整流手段の電圧が供給されて1次側巻線の電流断続により2次側に所定個の電圧を発生させる変圧手段と、フィードバック電圧及び同期信号により生成されたパルス幅変調制御信号により前記変圧手段の1次側出力電圧のオンオフをスイッチングするスイッチング手段と、前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の1次側電圧を調整する手段と、前記変圧手段の2次側電圧を調整する手段とを有し、これらの手段を選択可能な電圧調整手段と、前記電圧調整手段からの出力に基づいて前記スイッチング手段のターンオン時間を計算し、計算されたターンオン時間、前記整流手段に入力される交流電圧、前記スイッチング手段のスイッチング周波数及び前記変圧手段のインダクタンスから消費電力を測定する制御手段とを含む消費電力測定装置が提供される。
 この場合、上記電圧調整手段における前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の1次側電圧を調整する手段は、前記変圧手段の1次側電圧を所定レベル以下に下げる減圧手段と、前記減圧手段により減圧された電圧を第1一定電圧レベルにクランピングする第1クランプ手段と、前記第1クランプ手段によりクランピングされた電圧を変圧する変圧器と、前記変圧器により変圧された電圧を第2一定電圧レベルにクランピングして前記制御手段に入力する第2クランプ手段とを含むようにしてもよく、また上記電圧調整手段における前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の2次側電圧を調整する手段は、前記変圧手段の2次側電圧を所定レベル以下に下げる減圧手段と、前記減圧手段により減圧された電圧を一定電圧レベルにクランピングして前記制御手段に入力する第3クランプ手段とを含むようにしてもよい。また、上記制御手段で測定された消費電力量を表示する表示手段をさらに含んでもよい。
 上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,所定の第1次側コイルインダクタンスを備え、第1次側コイル電流が電源を供給するパルス幅変調制御信号によってオンオフされる変圧手段を通じて電源が供給される電気機器の消費電力計算方法において、前記第1次側コイルを通じて駆動電圧を決定する段階と、前記第1次側コイルから電流のオン時間に一致する第1レベル及び第2レベルを有するパルス波形を生成する段階と、前記第1次側コイルの駆動電圧、第1次側コイルでの電流オン時間及び前記第1次側コイルインダクタンスに基づいて入力電流を決定する段階と、下記の数式(a)に基づいて消費電力を計算する段階とを含むことを特徴とする消費電力計算方法が提供される。
Figure 2004101518
・・・・(a)
(数式(a)において、Pは消費電力、Vは前記第1次側コイルの駆動電圧、Lは第1次側コイルの所定インダクタンス、tonは第1次側コイルでの電流のオン時間、f(W)はパルス幅変調制御用のスイッチング周波数である。)
 この場合、上記方法において、さらに上記駆動電圧をサンプリングする段階と、サンプリングされた駆動電圧を所定の最大値及び最小値でクランピングする段階と、クランピングされた電圧に基づいて前記第1次側コイルでオン時間を決定する段階とを含むようにしてもよい。
 また、上記方法において、駆動電圧をサンプリングする段階は、サンプリングされた駆動電圧を出力する比率を所定の値に変換させる第2変圧器を使用して駆動電圧を変圧するようにしてもよく、またサンプリングされた駆動電圧を所定の比率によって減圧させるようにしてもよい。
 上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,所定の第1次側コイルインダクタンスを有し、第1次側コイル電流が第2次側コイルを通じて電源を供給するパルス幅変調制御信号によってオンオフされる変圧器を通じて電源が供給される電気機器の消費電力計算装置において、前記第1次側コイルでの電流のオン時間に一致する第1レベル及び第2レベルを有するサンプリングされたパルス波形を出力するサンプリング回路と、前記第1次側コイルでの電流のオン時間及びサンプリングされたパルス波形に基づいてパルス幅変調スイッチング周波数を決定し、前記第1次側コイルでの電流のオン時間、パルス幅変調スイッチング周波数、前記第1次側コイルの駆動電圧及び第1次側コイルの所定インダクタンスに基づいて消費電力を計算する制御手段とを含むことを特徴とする消費電力計算装置が提供される。
 上記消費電力計算装置において、制御手段は、下記数式(a)によって消費電力を計算するようにしてもよい。
Figure 2004101518
・・・・(a)
(数式(a)において、Pは消費電力、Vは前記第1次側コイルの駆動電圧、Lは第1次側コイルの所定インダクタンス、tonは第1次側コイルでの電流のオン時間、f(W)はパルス幅変調制御用のスイッチング周波数である。)
 前記第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、前記第1端部には入力電圧が印加され、前記第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング手段が連結されており、
 また、上記消費電力計算装置において、前記サンプリング回路は、前記第1次側コイルの第2端部から生成された電圧を減圧させる減圧器と、前記減圧器により減圧された電圧を第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧する第1クランプ手段と、前記第1クランプ手段により抑圧された電圧を第2ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に可変する第2変圧器と、前記変圧器により変圧された電圧を第3ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧してサンプリングされたパルス波形を出力する第2クランプ手段とを含むようにしてもよく、また、電流のスイッチングによって第2次側コイルから生成された電圧を減圧する減圧器と、前記減圧器により減圧された電圧を所定のピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧にクランプしてサンプリングされたパルス波形を出力する第3クランプ手段とを含むようにしてもい。
 また、上記消費電力計算装置において、第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、前記第1端部には入力電圧が印加され、前記第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング手段が連結されており、前記サンプリング回路は、前記第1次側コイルの第2端部から生成された電圧を減圧させる減圧器と、前記減圧器により減少された電圧を第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧する第1クランプ手段と、前記第1クランプ手段により減圧された電圧を第2ピークートゥーピーク値を有する電圧に可変する第2変圧器と、前記第2変圧器により変圧された電圧を第3ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧してサンプリングされたパルス波形を出力する第2クランプ手段とを含むようにしてよい。
 また、上記消費電力計算装置において、前記サンプリング回路は、電流のスイッチングによって第2次側コイルから生成された電圧を減圧する減圧器と、前記減圧器により減圧された電圧を所定のピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧にクランプしてサンプリングされたパルス波形を出力する第3クランプ手段とを含むようにしてもよい。
 上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,電子機器に直流電圧を電源電圧として供給するスイッチングモード電源において、所定のインダクタンスを有し、それぞれ第1端部、第2端部を備えた第1次側コイル及び第2次側コイルにより構成され、前記第1次側コイルのうちいずれか一つの端部に直流電圧が印加される変圧器と、前記第1次側コイルの前記第2端部に連結され、パルス幅変調制御により前記第1次側コイルから電流をオンオフするスイッチング駆動回路と、制御信号によってパルス幅変調制御信号を前記スイッチング駆動回路へ供給するパルス幅変調制御手段と、前記変圧器の第2次側コイルからの電圧を整流する第2整流部と、前記第1次側コイルの電流のオン時間に一致する第1レベル及び第2レベルからなるサンプリングされたパルス波形を出力するサンプリング回路と、前記第1次側コイルの電流のオン時間を決定し、サンプリングされた前記パルス波形に基づいてパルス幅変調周波数をスイッチングし、前記第1次側コイルの電流のオン時間、パルス幅変調スイッチング周波数、前記直流電圧値及び第1次側コイルの所定のインダクタンスに基づいて消費電力を計算する制御手段とを含むスイッチングモード電源が提供される。
 この場合、上記制御手段は下記数式(a)によって消費電力を計算するようにしてもよい。
Figure 2004101518
・・・・(a)
 (数式(a)において、Pは消費電力、Vは前記第1次側コイルの駆動電圧(前記第1次側コイルに印加される直流電圧)、Lは第一次側コイルの所定インダクタンス、tonは第1次側コイルの電流のオン時間、f(W)はパルス幅変調制御用のスイッチング周波数)
 また、スイッチングモード電源において、前記第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、前記第1端部には入力電圧が印加され、前記第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング手段が連結されており、前記サンプリング回路は前記第1次側コイルの第2端部から生成された電圧を減圧させる減圧器と、前記減圧器により減圧された電圧を第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧する第1クランプ手段と、前記第1クランプ手段により抑圧された電圧を第2ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に可変する第2変圧器と、前記第2変圧器により変圧された電圧を第3ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑制してサンプリングされたパルス波形を出力する第2電圧クランプとを含むようにしてもよい。
 また、スイッチングモード電源において、前記サンプリング回路は、電流のスイッチングによって前記第2次側コイルから生成された電圧を減圧させる減圧器と、前記減圧器により減圧された電圧を所定のピーク・トゥ・ピーク値にクランプしてサンプリングされたパルス波形を出力するクランプ回路とを含むようにしてもよい。
 また、スイッチングモード電源において、前記第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、前記第1端部には入力電圧が印加され、前記第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング手段が連結されており、前記サンプリング回路は、前記第1次側コイルの前記第2端部から生成された電圧を減圧させる減圧器と、前記減圧器により減圧された電圧を第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧する第1クランプ手段と、前記第1クランプ手段により減圧された電圧を第2ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に可変する第2変圧器と、前記第2変圧器により変圧された電圧を第3ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に制限してサンプリングされたパルス波形を出力する第2クランプ手段とを含むようにしてもよい。
 また、スイッチングモード電源において、前記サンプリング回路は、電流のスイッチングによって前記第2次側コイルから生成された電圧を減圧させる減圧器と、前記減圧器により減圧された電圧を所定のピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧にクランプしてサンプリングされたパルス波形を出力する第3クランプ手段とを含むようにしてもよい。
 以上説明したように本発明によれば,例えばスイッチングモード電源により駆動する電気機器において、現在使用中である電気機器の実際の消費電力を測定し表示可能とすることにより、電気機器の正常動作可否を確認することができ、使用者の電気機器に対する信頼性を向上させることができる。
 以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
 先ず、本発明の第1の実施形態にかかる消費電力測定装置について図1、図2を参照しながら説明する。図1は本実施形態にかかる消費電力測定装置の構成を示す回路図であり、図2は図1に示す回路の動作を説明するための波形図である。
 一般に電気機器の消費電力は、製品開発段階において専用の測定装置により測定される。例えば測定装置を用いて電気機器の電源が入力される交流(AC)ラインから消費電力を測定する。こうした方式は複雑な回路を必要とするので、技術面のみならず、コスト面からも適用し難い。
 そこで、本実施形態では、図1に示すように変圧器103の2次側電圧Vを用いて消費電力を測定する。これにより、簡単な回路構成で消費電力を測定することができる。
 具体的には、図1に示す消費電力測定装置の回路は、整流手段例えば整流部100、スイッチング手段例えばスイッチング部(スイッチング駆動回路)101、スナバ回路102、変圧手段例えば変圧器103、電圧調整部104、制御手段例えば制御部105、表示手段例えばディスプレイ106を備える。
 変圧器103は、所定のインダクタンスを有し、それぞれ第1端部、第2端部を備えた第1次側コイル及び第2次側コイルにより構成される。第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、第1端部には整流部100が連結され、整流器100からの入力電圧が印加される。第1次側コイルの第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング部101が連結されている。
 整流部100は消費電力測定装置に入力される交流(AC)電圧を一定の直流(DC)電圧に変換するものである。スイッチング部101はPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御信号により変圧器103の1次側電圧出力のオンオフ(スイッチング)するものである。スイッチング部101はフィードバックブロック101−2のフィードバック電圧及びSYNCブロック101−3の同期信号によりPWM信号を生成するPWM制御部101−1と、PWM信号によりスイッチング機能を果たすトランジスタQ11とから構成される。なお、トランジスタQ11は例えばFET(Field Effect Transistor)で構成される。
 スナバ回路102は、トランジスタQ11がターンオフする瞬間に発生するサージ電圧の上昇を抑制してトランジスタQ11の破壊を防止するものである。スナバ回路102はUPPERスナバ回路とDOWNスナバ回路とから構成される。
 UPPERスナバ回路は、変圧器103の1次側コイルの両端子間に、抵抗R11とコンデンサC12からなる並列回路とダイオードD15とが直列に接続されて構成される。ダイオードD15は、そのアノードが変圧器103の1次側コイルの一方の端子に接続されており、カソードが抵抗R11とコンデンサC12の接続点に接続されている。このようなUPPERスナバ回路は、トランジスタQ11のターンオフ時に発生するサージ電圧をダイオードD15を通じてコンデンサC12に充電させた後に、抵抗R11を通じて徐々に放電させてサージ電圧が上昇することを抑制することにより、トランジスタQ11の破壊を防止することができる。すなわち、トランジスタQ11がターンオフする瞬間に、変圧器103の1次側で発生するサージ電圧が急速に上昇して、トランジスタQ11の定格電圧を超過すれば、スイッチング部101が破壊されるので、これを防止している。
 DOWNスナバ回路は、変圧器103の1次側コイルの一方の端子と接地間に、コンデンサC13とダイオードD16と抵抗R12からなる並列回路が直列に接続されて構成される。ダイオードD16は、そのアノードがコンデンサC12の一方の端子に接続されており、カソードが接地されている。このようなDOWNスナバ回路は、トランジスタQ11がターンオフする瞬間、変圧器103の1次側で発生するサージ電圧をダイオードD16を通じてコンデンサC13に充電させた後に、抵抗R12を通じて徐々に放電させてサージ電圧をが上昇することを抑制することにより、トランジスタQ11の破壊を防止することができる。
 変圧器103は、トランジスタQ11のターンオン時に変圧器103の第1次側コイルLにエネルギーを貯蔵した後、トランジスタQ11のターンオフ時に出力側(第2次側コイルL)にエネルギーを伝達する。
 ここで、本実施形態にかかる消費電力測定装置の動作について図2を参照しながら説明する。先ず、例えば図2に示すt1〜t3区間における変圧器103の動作を説明する。
 t1区間では、トランジスタQ11のゲート端に約10Vの電圧が印加されれば、トランジスタQ11がターンオンされるため、図2のBに示すように変圧器103の第1次側コイルLのVds両端電圧は0vになり、変圧器103の第1次側コイルL両端に入力電圧が全てかかるため、図2のEに示すようなI電流が流れる。Iが流れれば、Lには1/2L*I [J]のエネルギーを充電する。この際、2次側L両端は逆方向に電圧がかかるためI電流は流れない。
 t2区間で、トランジスタQ11のゲート電圧がVgs=0Vになる瞬間、トランジスタQ11はターンオフされ、I電流は流れず、磁束をそのまま維持しようとするインダクタ特性により逆起電力が発生してL両端の極性が変えられる。従って、Lに貯蔵されていたインダクタエネルギー1/2L*I [J]が2次側に移動される。
 t3区間で、1次側に貯蔵されたエネルギーが2次側に全て伝達されれば、Is電流は0(ゼロ)Aになって2次側にはそれ以上電流が流れない。
 次に、本実施形態にかかる消費電力測定装置の全体の動作について説明する。整流部100のダイオードD11〜D14はAC電圧を整流して下記数式1に該当する電圧をコンデンサC11により平滑する。
Figure 2004101518
・・・・(1)
 トランジスタQ11がスイッチングする瞬間にコンデンサC11からトランジスタQ11へ電流Ipが流れる。このときの消費電力は下記数式(2)の通りである。
Figure 2004101518
・・・・(2)
 上記数式(2)において、fはスイッチング部101のスイッチング周波数である。そして、Lは変圧器103の1次側インダクタ値であるため、製造時に既知である。したがって、最終消費電力は、トランジスタQ11が導通する瞬間にIp電流さえ分かれば、数式(2)により計算されうる。
 ところが、このようなIp電流値を測定することは専用の測定装置によってでなければ困難であるという問題がある。しかしながら、本発明によれば下記式(3)によって専用の測定装置を用いることなく、Ip電流値を計算することができる。
Figure 2004101518
・・・・(3)
 即ち、トランジスタQ11のターンオンタイムによりIp電流値が分かり、最終消費電力は下記数式(4)により計算される。
Figure 2004101518
・・・・(4)
 このように、トランジスタQ11のターンオンタイムさえ分かれば、数式4により最終消費電力を計算できる。従って、本実施形態では数式(4)を利用して最終消費電力を求める。
 ここで、上記数式(4)を利用して変圧器103の2次側電圧VsにおいてトランジスタQ11のターンオンタイムを計算するための信号を出力する電圧調整部104についてを説明する。
 電圧調整部104は、変圧器103の2次側の両端子間に、分圧抵抗R13、R14が直列に接続され、抵抗R14の両端子に図示の向きにツェナダイオードZD11が接続されて構成される。ツェナダイオードZD11は、制御部105に所定の電圧の入力を補償するためのものであり、制御部105の入力と接地間に接続されている。なお、ツェナダイオードZD11は、減圧手段例えば分圧抵抗R13、R14により減圧された電圧を一定電圧(例えば第3ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧)レベルにクランピング(抑圧)して制御手段に入力する第3クランプ手段(第3抑圧手段)の1例である。
 なお、変圧器103の2次側の一方の端子には、ダイオードD17、コンデンサC15、抵抗R15、コンデンサC14からなる整流回路が接続されている。
 ここで本実施形態にかかる電圧調整部104の動作を説明する。トランジスタQ11がターンオフされる瞬間に変圧器103は逆起電力により図2のDに示すように2次側電圧Vs波形が生成される。生成された電圧は整流回路のダイオードD17及びコンデンサC15で整流され所望の2次側電圧Vが得られる。
 このとき図2に示すように2次側電圧Vsがグラウンド下に落ちる部分がトランジスタQ11のターンオンタイム(オン時間)と一致することが分かる。従って、この2次側電圧VsによりトランジスタQ11のターンオンタイム(オン時間)を測定することができる。ここで、分圧抵抗R13,R14は2次側電圧Vsを減圧するための減圧手段を構成し、2次側電圧Vsが減圧された時の波形が図2のFに示されている。なお、2次側電圧Vsを減圧するための分圧抵抗R13,R14の抵抗値は回路仕様に合うように適切に選択すればよい。
 制御部105の入力Gと接地間は、上記ツェナダイオ−ドZD11により例えば5.1V(最大値)以上の電圧及び−0.7V(最小値)以下の電圧を排除して一定レベルの電圧にクランピング(抑圧)することにより、制御部105に正常な電圧が供給されるようにしている。この制御部105の入力Gの波形を図2のGに示す。
 制御部105は、電圧調整部104から出力されるスイッチング部101のスイッチング周波数1/T及びトランジスタQ11のターンオンタイム(オン時間:図2に示す制御部105の入力波形Gでローと認識される領域)を計算する。これにより、数式(4)で計算されたトランジスタQ11のターンオンタイム(オン時間)を代入すれば、最終消費電力を算出することができる。算出された消費電力は、例えば本発明の消費電力測定装置のオペレーションパネルなどの入力手段(図示しない)から画面表示要求がなされれば、ディスプレイ部106を通じて表示するようにしてもよい。
 このように、第1の実施形態にかかる消費電力測定装置においては、変圧器103の2次側に電圧調整部104を介して制御部105を設け、電圧調整部104により制御部105の入力電圧を調整しつつ、制御部105によりトランジスタQ11のターンオンタイムに基づいて最終消費電力を算出するようにしたので、使用中に実際に消費されている消費電力を簡単な回路構成で測定することができ、これらを表示することができる。
 次に、本発明の第2の実施形態にかかる電力測定装置について図3、図4を参照しながら説明する。図3は本実施形態にかかる消費電力測定装置の構成を示す回路図であり、図4は図3に示す回路の動作を説明するための波形図である。
 第1の実施形態では図1に示す変圧器103の2次側電圧Vを用いて消費電力を測定する場合について説明したが、第2の実施形態では図3に示す変圧器303の1次側電圧Vdsを用いて消費電力を測定する。これによっても簡単な回路構成で消費電力を測定することができる。
 具体的には、図3に示す消費電力測定装置を構成する回路は、整流手段例えば整流部300と、スイッチング手段例えばスイッチング部(スイッチング駆動回路)301と、スナバ回路302と、変圧器303と、電圧調整手段例えば電圧調整部304と、制御手段例えば制御部305と、表示手段例えばディスプレイ部306とを備える。電圧調整部304は、変圧器303の第1次側コイルでの電流のオン時間(ターンオンタイム)に一致する第1レベル及び第2レベルを有するサンプリングされたパルス波形を出力するサンプリング回路の1例でもある。制御部305は、サンプリングされたパルス波形パルス幅変調スイッチング周波数を決定し、第1次側コイルでの電流のオン時間、パルス幅変調スイッチング周波数、第1次側コイルの駆動電圧及び第1次側コイルの所定インダクタンスに基づいて消費電力を計算する。
 変圧器303は、所定のインダクタンスを有し、それぞれ第1端部、第2端部を備えた第1次側コイル及び第2次側コイルにより構成される。第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、第1端部には整流部300が連結され、整流器300からの入力電圧が印加される。第1次側コイルの第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング部301が連結されている。
 整流部300は消費電力測定装置に入力される交流(AC)電圧を一定の直流(DC)電圧に変換するものであり、図1に示す整流器100と同様の機能を有する。整流器に設けられるコンデンサC31は図1に示す整流器100のコンデンサC31と同様の機能を有する。
 スイッチング部301は、PWM制御信号により変圧器303の1次側電圧出力のオンオフ(スイッチング)するものであり、図1に示すスイッチング部101と同様の機能を有する。すなわち、スイッチング部301はフィードバックブロック301−2のフィードバック電圧及びSYNCブロック301−3の同期信号によりPWM信号を生成するPWM制御部301−1及びPWM信号によりスイッチング機能を果たすトランジスタQ31から構成される。なお、トランジスタQ31は例えばFETで構成される。
 スナバ回路302は、トランジスタQ31がターンオフする瞬間に発生するサージ電圧の上昇を抑制してトランジスタQ31の破壊を防止するものである。スナバ回路302はUPPERスナバ回路とDOWNスナバ回路とから構成される。
 UPPERスナバ回路は、変圧器303の1次側コイルの両端子間に、抵抗R31とコンデンサC32からなる並列回路とダイオードD35とが直列に接続されて構成される。ダイオードD35は、そのアノードが変圧器303の1次側コイルの一方の端子に接続されており、カソードが抵抗R31とコンデンサC32の接続点に接続されている。このようなUPPERスナバ回路は、トランジスタQ31のターンオフ時に発生するサージ電圧をダイオードD35を通じてコンデンサC32に充電させた後に、抵抗R31を通じて徐々に放電させてサージ電圧が上昇することを抑制することにより、トランジスタQ31の破壊を防止することができる。すなわち、トランジスタQ31がターンオフする瞬間に、変圧器303の1次側で発生するサージ電圧が急速に上昇して、トランジスタQ31の定格電圧を超過すれば、スイッチング部301が破壊されるので、これを防止している。
 DOWNスナバ回路は、変圧器303の1次側コイルの一方の端子と接地間に、コンデンサC33とダイオードD36と抵抗R32からなる並列回路が直列に接続されて構成される。ダイオードD36は、そのアノードがコンデンサC32の一方の端子に接続されており、カソードが接地されている。このようなDOWNスナバ回路は、トランジスタQ31がターンオフする瞬間、変圧器303の1次側で発生するサージ電圧をダイオードD36を通じてコンデンサC33に充電させた後に、抵抗R32を通じて徐々に放電させてサージ電圧をが上昇することを抑制することにより、トランジスタQ31の破壊を防止することができる。
 変圧器303はトランジスタQ31のターンオン時に1次側Lpにエネルギーを貯蔵しておき、トランジスタ3Q31のターンオフ時に出力側(2次側)にエネルギーを伝達する。
 ここで、本実施形態にかかる消費電力測定装置の動作について図4を参照しながら説明する。先ず、例えば図4に示すt1〜t3区間における変圧器303の動作を説明する。
 t1区間では、トランジスタQ31のゲート端子に約10Vの電圧が印加されれば、トランジスタQ31がターンオンされるため、図2のBに示すように変圧器303の第1次側コイルLのVds両端電圧は0Vになり、変圧器303の第1次側コイルLp両端に入力電圧が全てかかるため、図2のEに示すようなIp電流が流れる。Ipが流れれば、Lpには1/2Lp*I [J]のエネルギーを充電する。この際、2次側Ls両端には逆方向に電圧がかかるため、Is電流は流れない。
 t2区間では、トランジスタQ31のゲート電圧がVgs=0Vになる瞬間、トランジスタQ31はターンオフされ、Ip電流は流れず、磁束をそのまま維持しようとするインダクタ特性により逆起電力が発生してLp両端の極性が変えられる。従って、Lpに貯蔵されていたインダクタエネルギー1/2Lp*I [J]が2次側に移動される。
 t3区間では、1次側に貯蔵されたエネルギーが2次側に全て伝達されれば、Is電流は0(ゼロ)Aになって2次側にはそれ以上電流が流れない。
 次に、本実施形態にかかる消費電力測定装置の全体の動作について説明する。整流部300のダイオードD31〜D34はAC電圧を整流して下記数式5に該当する電圧をコンデンサC31により平滑する。
Figure 2004101518
・・・・(5)
 トランジスタQ31がスイッチングする瞬間にコンデンサC31からトランジスタQ31へ電流Ipが流れ、この際消費電力は下記数式(6)の通りである。
Figure 2004101518
・・・・(6)
 上記数式(6)において、fはスイッチング部301のスイッチング周波数である。そして、Lpは変圧器303の1次側インダクタ値であるため、製造時に既知である。したがって、最終消費電力はトランジスタQ31が導通する瞬間にIp電流さえ分かれば数式(6)により計算されうる。
 ところが、このようなIp電流値を測定することは専用の測定装置によってでなければ困難であるという問題がある。しかしながら、本発明によれば下記数式(7)によりIp電流値を計算することができる。
Figure 2004101518
・・・・(7)
 即ち、トランジスタQ31のターンオンタイムによりIp電流値が分かり、最終消費電力は下記数式(8)により計算される。
Figure 2004101518
・・・・(8)
 このように、トランジスタQ31のターンオンタイムさえ分かれば、数式(8)により最終消費電力を計算することができる。従って、本実施形態では数式(8)を利用して最終消費電力を求める。
 ここで、上記数式(4)を利用して変圧器303の1次側電圧VdsにおいてトランジスタQ31のターンオンタイムを計算するための信号を出力する電圧調整部304について説明する。
 本実施形態にかかる電圧調整部は、変圧器103の2次側に接続される図1の回路と異なり、変圧器(第1変圧器)303の1次側に接続される。具体的には電圧調整部は、変圧器(第2変圧器)T32と、この変圧器T32の1次側に設けられる分圧抵抗R34、R35、ツェナダイオードZD31と、変圧器T32の2次側に設けられる抵抗36、ツェナダイオードZD32とを備える。なお、変圧器303は変圧手段の1例であり、分圧抵抗R34、R35はこの変圧手段の1次側電圧を所定レベル以下に減圧する減圧手段の1例である。ツェナダイオードZD31は減圧手段例えば分圧抵抗R34、R35により減圧された電圧を第1一定電圧レベル(例えば第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧)にクランピングする第1クランプ手段(第1抑圧手段)の1例であり、変圧器T32は第1クランプ手段例えばツェナダイオードZD31によりクランピング(抑圧)された電圧を変圧する変圧器の1例である。ツェナダイオードZD32は変圧器T31により変圧された電圧を第2一定電圧(例えば第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧)レベルにクランピングして制御手段例えば制御部305に入力する第2クランプ手段(第2抑圧手段)の1例である。
 分圧抵抗R34、R35は、変圧器103の1次側の両端子間に直列して接続されている。ツェナダイオードZD31は、抵抗R35の両端子、すなわち変圧器T32の1次側の両端子に図示の向きに接続されている。
 変圧器T32の2次側の両端子には、抵抗R36とツェナダイオードZD32が図示の向きに直列に接続されている。抵抗R36とツェナダイオードZD32の接続点は、制御部305の入力端子に接続されている。
 上記分圧抵抗R34,R35は、図4に示すVds
(図5のDに示す波形)の電圧を減圧するための減圧手段を構成し、1/20となるように減圧する。減圧されたVds波形を図4のFに示す。ツェナダイオ−ドZD31は分圧抵抗R34、R35により減圧されたVdsで12V以上を排除して一定レベルの電圧にクランピング(抑圧)する(波形は図4のGを参照)。変圧器T32はクランピングされたVdsを2次側に伝達する。変圧器T32におけるインダクタはAC的に信号を伝達するので図4のHに示すような波形となる(0Vを基準に上部分と下部分との面積が同じである)。
 制御部105の入力と接地間は、上記ツェナダイオ−ドZD32により例えば5.1V以上の電圧及び−0.7V以下の電圧を排除(クランピング)して、制御部305に正常な電圧が供給されるようにしている。この制御部305の入力の波形を図4のIに示す。
 制御部305は、電圧調整部304から出力されるスイッチング部301のスイッチング周波数1/T及びトランジスタQ31のターンオンタイム(図4に示す制御部305の入力波形Iでローと認識される領域)を計算することができる。従って、数式(8)で計算されたトランジスタQ31のターンオンタイムを代入すれば、最終消費電力を算出できる。算出された消費電力は、例えば本発明の消費電力測定装置のオペレーションパネルなどの入力手段(図示しない)から画面表示要求がなされれば、ディスプレイ部306を通じて表示するようにしてもよい。
 このように、第2の実施形態にかかる消費電力測定装置においては、変圧器103の1次側に電圧調整部304を介して制御部305を設け、電圧調整部304により制御部305の入力電圧を調整しつつ、制御部305によりトランジスタQ31のターンオンタイムに基づいて最終消費電力を算出するようにしたので、使用中に実際に消費されている消費電力を簡単な回路構成で測定することができ、これらを表示することができる。
 以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
 例えば、第1の実施形態において説明した変圧器103の2次側電圧Vsを用いて消費電力を測定するものと、第2の実施形態において説明した変圧器303の1次側電圧Vdsを用いて消費電力を測定するものとのうちいずれか一方を選択してスイッチングモード電源を利用する電気機器に適用してもよく、両方を一つの回路に設けて電気機器に適用して、選択的に使用するようにしてもよい。また、消費電力測定装置は、スイッチングモード電源として具現化してもよく、消費電力計算装置として具現化してもよい。
 本発明は,本発明は電源測定装置に適用でき、特にスイッチングモード電源を使用する電気機器で実時間に消費電力を測定し表示する消費電力測定装置に適用できる。
本発明の第1実施形態に係る消費電力測定装置の構成を示す回路図である。 図1に示す回路の動作を説明するための波形図である。 本発明の第2実施形態に係る消費電力測定装置の構成を示す回路図である。 図3に示す回路の動作を説明するための波形図である。
符号の説明
 100   整流部
 101   スイッチング部
 101−1   PWM制御部
 101−2   フィードバックブロック
 101−3   SYNCブロック
 102   スナバ回路
 103   変圧器
 104   電圧調整部
 105   制御部
 106   ディスプレイ部

Claims (26)

  1. 入力される交流電圧を整流及び平滑する整流手段と、
     前記整流手段の電圧が供給されて1次側巻線の電流断続により2次側に所定個の電圧を発生させる変圧手段と、
     フィードバック電圧及び同期信号により生成されたパルス幅変調制御信号により前記変圧手段の1次側出力電圧のオンオフをスイッチングするスイッチング手段と、
     前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の1次側電圧を調整する電圧調整手段と、
     前記電圧調整手段の出力に基づいて前記スイッチング手段のターンオン時間を計算し、前記計算されたターンオン時間、前記スイッチング手段のスイッチング周波数及び前記変圧手段のインダクタンスに基づいて消費電力を測定する制御手段と、
     を含むことを特徴とする消費電力測定装置。
  2. 前記制御手段により測定された消費電力量を表示する表示手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の消費電力測定装置。
  3. 前記電圧調整手段は、
     前記変圧手段の1次側電圧を所定レベル以下に減圧する減圧手段と、
     前記減圧手段により減圧された電圧を第1一定電圧レベルにクランピングする第1クランプ手段と、
     前記第1クランプ手段によりクランピングされた電圧を変圧する変圧器と、
     前記変圧器により変圧された電圧を第2一定電圧レベルにクランピングして前記制御手段に入力する第2クランプ手段と、
     を含むことを特徴とする請求項1に記載の消費電力測定装置。
  4. 入力される交流電圧を整流及び平滑する整流手段と、
     前記整流手段の電圧が供給されて1次側巻線の電流断続により2次側に所定個の電圧を発生させる変圧手段と、
     フィードバック電圧及び同期信号により生成されたパルス幅変調制御信号により前記変圧手段の1次側出力電圧のオンオフをスイッチングするスイッチング手段と、
     前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の2次側電圧を調整する電圧調整手段と、
     前記電圧調整手段からの出力に基づいて前記スイッチング手段のターンオン時間を計算し、計算されたターンオン時間、前記整流回路に入力される交流電圧、前記スイッチング手段のスイッチング周波数及び前記変圧手段のインダクタンスから消費電力を測定する制御手段と、
     を含むことを特徴とする消費電力測定装置。
  5. 前記制御手段で測定された消費電力量を表示する表示手段をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の消費電力測定装置。
  6. 前記電圧調整手段は、
     前記変圧手段の2次側電圧を所定レベル以下に下げる減圧手段と、
     前記減圧手段により減圧された電圧を一定電圧レベルにクランピングして前記制御手段に入力する第3クランプ手段と、
     を含むことを特徴とする請求項4に記載の消費電力測定装置。
  7. 入力される交流電圧を整流及び平滑する整流手段と、
     前記整流手段の電圧が供給されて1次側巻線の電流断続により2次側に所定個の電圧を発生させる変圧手段と、
     フィードバック電圧及び同期信号により生成されたパルス幅変調制御信号により前記変圧手段の1次側出力電圧のオンオフをスイッチングするスイッチング手段と、
     前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の1次側電圧を調整する手段と、前記変圧手段の2次側電圧を調整する手段とを有し、これらの手段を選択可能な電圧調整手段と、
     前記電圧調整手段からの出力に基づいて前記スイッチング手段のターンオン時間を計算し、計算されたターンオン時間、前記整流手段に入力される交流電圧、前記スイッチング手段のスイッチング周波数及び前記変圧手段のインダクタンスから消費電力を測定する制御手段と、
     を含む消費電力測定装置。
  8. 前記制御手段で測定された消費電力量を表示する表示手段をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の消費電力測定装置。
  9. 前記電圧調整手段における前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の1次側電圧を調整する手段は、
     前記変圧手段の1次側電圧を所定レベル以下に下げる減圧手段と、
     前記減圧手段により減圧された電圧を第1一定電圧レベルにクランピングする第1クランプ手段と、
     前記第1クランプ手段によりクランピングされた電圧を変圧する変圧器と、
     前記変圧器により変圧された電圧を第2一定電圧レベルにクランピングして前記制御手段に入力する第2クランプ手段と、
     を含むことを特徴とする請求項7に記載の消費電力測定装置。
  10. 前記電圧調整手段における前記スイッチング手段のターンオン時間を計算するため前記変圧手段の2次側電圧を調整する手段は、
     前記変圧手段の2次側電圧を所定レベル以下に下げる減圧手段と、
     前記減圧手段により減圧された電圧を一定電圧レベルにクランピングして前記制御手段に入力する第3クランプ手段とを含むことを特徴とする請求項7に記載の消費電力測定装置。
  11. 所定の第1次側コイルインダクタンスを備え、第1次側コイル電流が電源を供給するパルス幅変調制御信号によってオンオフされる変圧手段を通じて電源が供給される電気機器の消費電力計算方法において、
     前記第1次側コイルを通じて駆動電圧を決定する段階と、
     前記第1次側コイルから電流のオン時間に一致する第1レベル及び第2レベルを有するパルス波形を生成する段階と、
     前記第1次側コイルの駆動電圧、第1次側コイルでの電流オン時間及び前記第1次側コイルインダクタンスに基づいて入力電流を決定する段階と、
     下記の数式(a)に基づいて消費電力を計算する段階と、
     を含むことを特徴とする消費電力計算方法。
    Figure 2004101518
    ・・・・(a)
    (数式(a)において、Pは消費電力、Vは前記第1次側コイルの駆動電圧、Lは第1次側コイルの所定インダクタンス、tonは第1次側コイルでの電流のオン時間、f(W)はパルス幅変調制御用のスイッチング周波数である。)
  12. 駆動電圧をサンプリングする段階と、
     サンプリングされた駆動電圧を所定の最大値及び最小値でクランピングする段階と、
     クランピングされた電圧に基づいて前記第1次側コイルでオン時間を決定する段階と、
     をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の消費電力計算方法。
  13. 駆動電圧をサンプリングする段階は、サンプリングされた駆動電圧を出力する比率を所定の値に変換させる第2変圧器を使用して駆動電圧を変圧することを特徴とする請求項11に記載の消費電力計算方法。
  14. 駆動電圧をサンプリングする段階は、サンプリングされた駆動電圧を所定の比率によって減圧させることを特徴とする請求項11に記載の消費電力計算方法。
  15. 所定の第1次側コイルインダクタンスを有し、第1次側コイル電流が第2次側コイルを通じて電源を供給するパルス幅変調制御信号によってオンオフされる変圧器を通じて電源が供給される電気機器の消費電力計算装置において、
     前記第1次側コイルでの電流のオン時間に一致する第1レベル及び第2レベルを有するサンプリングされたパルス波形を出力するサンプリング回路と、
     前記第1次側コイルでの電流のオン時間及びサンプリングされたパルス波形に基づいてパルス幅変調スイッチング周波数を決定し、前記第1次側コイルでの電流のオン時間、パルス幅変調スイッチング周波数、前記第1次側コイルの駆動電圧及び第1次側コイルの所定インダクタンスに基づいて消費電力を計算する制御手段と、
     を含むことを特徴とする消費電力計算装置。
  16. 前記制御手段は、下記数式(a)によって消費電力を計算することを特徴とする請求項15に記載の消費電力計算装置。
    Figure 2004101518
    ・・・・(a)
    (数式(a)において、Pは消費電力、Vは前記第1次側コイルの駆動電圧、Lは第1次側コイルの所定インダクタンス、tonは第1次側コイルでの電流のオン時間、f(W)はパルス幅変調制御用のスイッチング周波数である。)
  17. 前記第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、前記第1端部には入力電圧が印加され、前記第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング手段が連結されており、
     前記サンプリング回路は、
     前記第1次側コイルの第2端部から生成された電圧を減圧させる減圧器と、
     前記減圧器により減圧された電圧を第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧する第1クランプ手段と、
     前記第1クランプ手段により抑圧された電圧を第2ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に可変する第2変圧器と、
     前記変圧器により変圧された電圧を第3ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧してサンプリングされたパルス波形を出力する第2クランプ手段とを含むことを特徴とする請求項15に記載の消費電力計算装置。
  18. 前記サンプリング回路は、
     電流のスイッチングによって第2次側コイルから生成された電圧を減圧する減圧器と、
     前記減圧器により減圧された電圧を所定のピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧にクランプしてサンプリングされたパルス波形を出力する第3クランプ手段とを含むことを特徴とする請求項15に記載の消費電力計算装置。
  19. 前記第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、前記第1端部には入力電圧が印加され、前記第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング手段が連結されており、
     前記サンプリング回路は、
     前記第1次側コイルの第2端部から生成された電圧を減圧させる減圧器と、
     前記減圧器により減少された電圧を第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧する第1クランプ手段と、
     前記第1クランプ手段により減圧された電圧を第2ピークートゥーピーク値を有する電圧に可変する第2変圧器と、
     前記第2変圧器により変圧された電圧を第3ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧してサンプリングされたパルス波形を出力する第2クランプ手段とを含むことを特徴とする請求項16に記載の消費電力計算装置。
  20. 前記サンプリング回路は、
     電流のスイッチングによって第2次側コイルから生成された電圧を減圧する減圧器と、
     前記減圧器により減圧された電圧を所定のピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧にクランプしてサンプリングされたパルス波形を出力する第3クランプ手段とを含むことを特徴とする請求項16に記載の消費電力計算装置。
  21. 電子機器に直流電圧を電源電圧として供給するスイッチングモード電源において、
     所定のインダクタンスを有し、それぞれ第1端部、第2端部を備えた第1次側コイル及び第2次側コイルにより構成され、前記第1次側コイルのうちいずれか一つの端部に直流電圧が印加される変圧器と、
     前記第1次側コイルの前記第2端部に連結され、パルス幅変調制御により前記第1次側コイルから電流をオンオフするスイッチング駆動回路と、
     制御信号によってパルス幅変調制御信号を前記スイッチング駆動回路へ供給するパルス幅変調制御手段と、
     前記変圧器の第2次側コイルからの電圧を整流する第2整流部と、
     前記第1次側コイルの電流のオン時間に一致する第1レベル及び第2レベルからなるサンプリングされたパルス波形を出力するサンプリング回路と、
     前記第1次側コイルの電流のオン時間を決定し、サンプリングされた前記パルス波形に基づいてパルス幅変調周波数をスイッチングし、前記第1次側コイルの電流のオン時間、パルス幅変調スイッチング周波数、前記直流電圧値及び第1次側コイルの所定のインダクタンスに基づいて消費電力を計算する制御手段と、
     を含むスイッチングモード電源。
  22. 前記制御手段は下記数式(a)によって消費電力を計算することを特徴とする請求項21に記載のスイッチングモード電源。
    Figure 2004101518
    ・・・・(a)
     (数式(a)において、Pは消費電力、Vは前記第1次側コイルの駆動電圧(前記第1次側コイルに印加される直流電圧)、Lは第一次側コイルの所定インダクタンス、tonは第1次側コイルの電流のオン時間、f(W)はパルス幅変調制御用のスイッチング周波数)
  23. 前記第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、前記第1端部には入力電圧が印加され、前記第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング手段が連結されており、
     前記サンプリング回路は
     前記第1次側コイルの第2端部から生成された電圧を減圧させる減圧器と、
     前記減圧器により減圧された電圧を第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧する第1クランプ手段と、
     前記第1クランプ手段により抑圧された電圧を第2ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に可変する第2変圧器と、
     前記第2変圧器により変圧された電圧を第3ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑制してサンプリングされたパルス波形を出力する第2電圧クランプとを含むことを特徴とする請求項21に記載のスイッチングモード電源。
  24. 前記サンプリング回路は、
     電流のスイッチングによって前記第2次側コイルから生成された電圧を減圧させる減圧器と、
     前記減圧器により減圧された電圧を所定のピーク・トゥ・ピーク値にクランプしてサンプリングされたパルス波形を出力するクランプ回路とを含むことを特徴とする請求項21に記載のスイッチングモード電源。
  25. 前記第1次側コイルの両端部の一方を第1端部、他方を第2端部とすると、前記第1端部には入力電圧が印加され、前記第2端部にはパルス幅変調制御用のスイッチング周波数に基づいてスイッチングするスイッチング手段が連結されており、
     前記サンプリング回路は、
     前記第1次側コイルの前記第2端部から生成された電圧を減圧させる減圧器と、
     前記減圧器により減圧された電圧を第1ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に抑圧する第1クランプ手段と、
     前記第1クランプ手段により減圧された電圧を第2ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に可変する第2変圧器と、
     前記第2変圧器により変圧された電圧を第3ピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧に制限してサンプリングされたパルス波形を出力する第2クランプ手段と、を含むことを特徴とする請求項21に記載のスイッチングモード電源。
  26. 前記サンプリング回路は、
     電流のスイッチングによって前記第2次側コイルから生成された電圧を減圧させる減圧器と、
     前記減圧器により減圧された電圧を所定のピーク・トゥ・ピーク値を有する電圧にクランプしてサンプリングされたパルス波形を出力する第3クランプ手段と、を含むことを特徴とする請求項22に記載のスイッチングモード電源。
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