JP2000341950A - 電源装置および電力量計 - Google Patents

電源装置および電力量計

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JP2000341950A
JP2000341950A JP14675699A JP14675699A JP2000341950A JP 2000341950 A JP2000341950 A JP 2000341950A JP 14675699 A JP14675699 A JP 14675699A JP 14675699 A JP14675699 A JP 14675699A JP 2000341950 A JP2000341950 A JP 2000341950A
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voltage
circuit
power
control circuit
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JP14675699A
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Shiyougo Ichimura
省互 一村
Hiromichi Inoue
浩道 井上
Hiroaki Yuasa
裕明 湯浅
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直流電源の電圧が広範囲にわたる場合でも電力
損失が増加せず、発熱量が比較的少ない電源装置を提供
する。 【解決手段】トランスT1の1次巻線n1に高周波でオ
ンオフされるスイッチング素子Q1を直列接続し、この
直列回路を平滑コンデンサC1の両端間に接続する。ト
ランスT1は検出用巻線n3を備え、検出用巻線n3の
両端電圧が目標値に保たれるように、制御回路CNによ
ってスイッチング素子Q1のオンオフのタイミングが制
御される。制御回路CNは安定動作時にはトランスT1
の制御電源巻線n4の両端電圧を用いて制御電源回路4
2から給電され、制御電源巻線n4の両端電圧が規定電
圧以下のときには直流電源から限流抵抗R2およびスイ
ッチ要素SWxを介して給電される。また、制御電源回
路42から制御回路CNに給電されるようになるとスイ
ッチ要素SWxはオフになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力電源を降圧し
て定電圧を出力する電源装置、および交流配線路上で負
荷への電力の供給経路に取り付けられ、負荷に供給した
電力量を求めて表示する電力量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、トランスの1次巻線にスイッ
チング素子を介して直流電源を接続しておき、スイッチ
ング素子を高周波でオンオフさせたときにトランスの2
次巻線に生じる電圧を整流平滑することによって、直流
電圧を電圧変換するようにした電源装置が提供されてい
る。この種の電源装置では、スイッチング素子のオンオ
フのタイミングによって出力電圧が変化するから、トラ
ンスに検出用巻線を設け、検出用巻線の両端電圧に応じ
てスイッチング素子のオンオフのタイミングを制御する
ことによって出力電圧が目標値に保たれるようにフィー
ドバック制御を行うのが一般的である。このようなフィ
ードバック制御を行うには、スイッチング素子のオンオ
フのタイミングを制御するための制御回路が必要であ
り、制御回路に電源を供給するために制御電源回路も必
要になっている。
【0003】ところで、電源装置の動作時にのみ制御電
源回路から制御回路に電源が供給されるように、トラン
スに制御電源巻線を設けるとともに、制御電源巻線の両
端電圧を制御電源回路の電源に用いるように構成した回
路が知られている。このような回路構成を採用する場合
には、電源投入後にスイッチング素子のオンオフが開始
され、トランスの制御電源巻線の両端電圧が制御回路の
動作に必要な電圧に上昇するまでは制御電源回路から制
御回路への電源を供給することができないものであるか
ら、電源投入から制御電源回路の出力電圧が上昇するま
での期間に制御回路に電源を供給するために制御電源回
路とは別に起動用電源回路を設ける必要がある。
【0004】この種の起動電源回路としてもっとも簡単
な構成としては、トランスの1次側の直流電源から限流
抵抗を介して制御回路に電源を供給する構成がある。つ
まり、電源投入時点から限流抵抗を介して制御回路に電
源を供給し、制御回路によってスイッチング素子をオン
オフさせるのであって、スイッチング素子のオンオフに
よってトランスに設けた制御電源巻線に規定電圧以上の
電圧が発生するようになると、以後は制御電源回路と限
流抵抗とを介して制御回路に電源が供給されるようにな
るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の電
源装置を電圧が広範囲にわたる直流電源に対応させよう
とすると、高電圧の場合には限流抵抗に流れる電流量が
多くなって発熱量が増加する。つまり、電源投入後に制
御電源回路から制御回路に電源が供給されるようになっ
ても限流抵抗に電流を流し続ける構成を採用すると入力
電圧が高いときには電力損失が大きくなるという問題が
生じる。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、直流電源の電圧が広範囲にわたる場
合でも電力損失が増加せず、発熱量が比較的少ない電源
装置を提供するとともにこの電源装置を用いた電力量計
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、高周
波でオンオフされるスイッチング素子と、前記スイッチ
ング素子と1次巻線との直列回路が直流電源の両端間に
接続され前記スイッチング素子のオンオフの期間に応じ
て前記直流電源の電圧を降圧した電圧を2次巻線に発生
させるトランスと、トランスに設けた検出用巻線の両端
電圧を目標値に保つように前記スイッチング素子のオン
オフのタイミングを制御する制御回路と、トランスに設
けた制御電源巻線の両端電圧を用いて制御回路に電源を
供給する制御電源回路と、前記制御電源巻線の両端電圧
が規定電圧以下のときには前記直流電源から制御回路に
電源を供給する起動用電源回路とを備えるものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記起動用電源回路が、前記直流電源から前記制御
回路への電源供給経路に挿入された限流抵抗とスイッチ
要素との直列回路と、前記制御電源巻線の両端電圧が規
定電圧以下の期間に前記スイッチ要素をオンに保ち規定
電圧を越えると前記スイッチ要素をオフにするスイッチ
制御回路とを備えるものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明は、前
記スイッチ制御回路が、前記限流抵抗よりも高抵抗であ
る起動抵抗を介して前記直流電源から通電されるリレー
と、前記制御電源巻線の両端電圧に比例した電圧がベー
ス・エミッタに印加されるとともに前記リレーにコレク
タ・エミッタが並列的に接続されたトランジスタとを備
え、前記スイッチ要素を前記リレーの接点としたもので
ある。
【0010】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、前記スイッチ要素が前記限流抵抗と前記制御回路と
の間にコレクタ・エミッタが挿入された第1のトランジ
スタよりなり、前記スイッチ制御回路が前記制御電源巻
線の両端電圧に比例した電圧がベース・エミッタに印加
されるとともに前記限流抵抗よりも高抵抗である起動抵
抗とコレクタ・エミッタとの直列回路が前記直流電源間
に接続された第2のトランジスタを備え、前記起動抵抗
と第2のトランジスタとの接続点電位によって第1のト
ランジスタがオンオフされるものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、前記スイッチ要素が前記限流抵抗と前記制御回路と
の間にドレイン・ソースが挿入されたMOSFETより
なり、前記スイッチ制御回路が前記制御電源巻線の両端
電圧に比例した電圧がベース・エミッタに印加されると
ともに前記限流抵抗よりも高抵抗である起動抵抗とコレ
クタ・エミッタとの直列回路が前記直流電源間に接続さ
れたトランジスタを備え、前記起動抵抗とトランジスタ
との接続点電位によって前記MOSFETがオンオフさ
れるものである。
【0012】請求項6の発明は、交流配線路に接続され
るプローブと、交流配線路の通過電流を検出する電流セ
ンサと、前記プローブおよび前記電流センサにより検出
した交流配線路の電圧値および電流値を用いて交流配線
路を通過した電力量を求める演算手段と、演算手段によ
り求めた電力量を表示する表示手段と、前記プローブを
介して交流配線路から取り込んだ交流を整流平滑して直
流電源を得る整流平滑回路とを備え、この直流電源を電
源として請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電
源装置により演算手段および表示手段への電源を含む内
部電源を生成する電力量計である。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下に説明
する実施形態では、図3に示す電力量計に用いる電源装
置について説明する。この電力量計は、図4に示すよう
に、単相3線式あるいは三相3線式のように交流電源A
Cと負荷LDとを接続する3本の線路L1〜L3を備え
る交流配線路Lに適用される。本実施形態は、交流配線
路Lの各線路L1〜L3に接続されて線間電圧を検出す
る3個のプローブP1〜P3と、交流配線路Lのうちの
2本の線路L1、L3がそれぞれ貫通される2個の電流
センサCT1、CT2とを備える。電流センサCT1、
CT2は開閉可能な環状コアを備える変流器であり、交
流配線路Lが環状コアに挿通されるように取り付けられ
る。
【0014】図3に示すように、プローブP1〜P3は
電圧入力部11の一部を構成し、電流センサCT1,C
T2は電流入力部12の一部を構成する。電圧入力部1
1および電流入力部12には、交流電源ACから交流配
線路Lを通して負荷LDに供給される電力を検出するの
に不要な周波数成分を除去するためのフィルタや、入力
値に応じてゲインが設定される増幅器や、電流−電圧変
換回路などが適宜設けられる。電圧入力部11および電
流入力部12によりそれぞれ検出された電圧値および電
流値は、電力量を求める演算を行う前に前処理回路13
に入力され、電圧値および電流値の極性と絶対値とが求
められる。すなわち、前処理回路13は、プローブP2
に印加される電圧を基準電位(0V)とするときの他の
プローブP1,P3の電圧の極性をそれぞれ検出する極
性検出回路14a,14bを備えるとともに、両電圧を
全波整流する整流回路15a,15bを備える。また、
前処理回路13は、2つの電流センサCT1,CT2に
より検出された電流の極性をそれぞれ検出する極性検出
回路16a,16bを備えるとともに、両電流を全波整
流する整流回路17a,17bを備える。
【0015】各極性検出回路14a,14b,16a,
16bは、それぞれ電圧波形や電流波形のゼロクロス点
を検出するとともに隣接するゼロクロス点間の極性に応
じた2値の信号を発生するように構成されている。した
がって、プローブP1〜P3ないし電流センサCT1,
CT2により検出される交流電圧ないし交流電流が正弦
波であれば、各極性検出回路14a,14b,16a,
16bの出力は矩形波信号になり、整流回路15a,1
5b,17a,17bの出力は脈流波形になる。
【0016】極性検出回路14a,14b,16a,1
6bにより検出された交流電圧ないし交流電流の極性
と、整流回路15a,15b,17a,17bにより検
出された交流電圧ないし交流電流の絶対値とは、それぞ
れマイコンを主構成とする演算回路21を備えた演算手
段20に入力される。演算回路21は、各整流回路15
a,15b,17a,17bの出力をA/D変換する機
能を有し、A/D変換後のデジタル値には極性検出回路
14a,14b,16a,16bにより検出された極性
に対応する符号が付加される。
【0017】ここにおいて、A/D変換を行う対象が脈
流波形であることによって、A/D変換器のダイナミッ
クレンジを変更せずに交流波形にA/D変換を施す場合
と比較すると、1ビット当たりのステップ幅を小さくす
ることができ、結果的に分解能を高めたことになる。こ
うして求めた交流電圧および交流電流の瞬時値に対応す
る符号付きのデジタル値を乗算する。ここで、A/D変
換の際のサンプリング周期を適宜に(交流電源ACの周
期よりも十分に短い周期に)設定しておき、交流電源A
Cの1周期分の乗算値の総和を求めた後にサンプリング
数で除算すれば、この値が有効電力(平均電力)に相当
することになる。また、所望期間の電力量は、単位時間
の有効電力の積算値を1時間当たりの平均値に換算し加
算していくことによって求める。
【0018】演算回路21において電力を求める手順は
以下のようになる。つまり、交流電圧の絶対値に相当す
る整流回路15a,15bの出力をA/D変換した後、
極性検出回路14a,14bにより検出した符号を入力
して、A/D変換により得られたデジタル値に符号を付
加する。また、交流電流の絶対値に相当する整流回路1
7a,17bの出力をA/D変換した後、極性検出回路
16a,16bにより検出した符号を入力して、A/D
変換により得られたデジタル値に符号を付加する。この
ようにして交流電源の電圧値および電流値に相当する値
V1,I1が求められると、演算手段10ではこれらの
値V1,I1の乗算値(=V1×I1)を瞬時値W1と
して求める。求めた瞬時値W1は順次加算され、交流電
源ACの電圧波形の1周期分について瞬時値W1の加算
値W0を求めた後、この加算値W0をサンプル数Nで除
算するのである。こうして求めた除算値は有効電力(平
均電力)に相当する。
【0019】ところで、電力量は週毎、日毎、時間毎な
ど、決まった期間内で求めることが多く、これらの期間
は演算手段20に設けた時計部23で計時される。つま
り、動作が開始されると時計部23によって週、日、時
間の区切りを示す信号が演算回路21に入力され、演算
回路21にこの信号が入力されると、対応する期間内の
電力量がEEPROMよりなる記憶部22に書き込ま
れ、また古くなった不要なデータは記憶部22から消去
される。時計部23は電力量の測定を開始した時点から
の経過時間を計時する機能も有している。演算手段20
には表示手段としての液晶表示器31およびキーパッド
32を備えた表示操作部30が接続される。キーパッド
32はスタート/ストップキーK1、モード切換キーK
2、選択キーK3,K4、リセットキーK5の5個の操
作部を備え、このキーパッド32を液晶表示器31と組
み合わせて用いることによって、時刻合わせ、電力量の
計測期間の設定、各種計測期間における電力量のうち表
示する電力量の選択的表示などが可能になっている。電
力量の選択的表示とは、たとえば、週毎、日毎、時間毎
などの電力量を選択して表示することを意味する。
【0020】本実施形態では、電力量の1日の変化、1
週間の変化、月間や年間の変化などを分析するためのデ
ータを得ることを想定しており、週、日、時間などの期
間ごとの電力量を測定する機能を備えているから、図5
のように電源を投入した(S1)直後には時刻合わせが
必要になる(S2,S3)。時刻合わせが終了した後に
は、交流配線路Lが単相か三相かの選択を行う。すなわ
ち、モード切換キーK2により相設定モードを選択し、
選択キーK3,K4の操作によって単相か三相かを選択
し、さらに、電力量の測定の開始時点と終了時点とを指
定する。電力量の測定の開始時点と終了時点との設定が
終了した後(S4〜S6)、時計部23で計時している
現在時刻が設定された開始時点になると(S7)、電力
量の測定が開始される(S9)。また、電力量の測定の
開始時点および終了時点を設定していない場合でも、ス
タート/ストップキーK1により電力量の測定開始が指
示されると(S8)、電力量の測定が開始される(S
9)。電力量の測定には、交流配線路Lの電圧値と電流
値とが求められ(S10,S11)、電圧値と電流値と
に基づいて有効電力が求められる(S12)。さらに、
求めた有効電力の積算値を電力量とし(S13)、1時
間、1日、1週間の各単位で記憶部22に電力量を書き
込むのである(S14〜S24)。具体的には測定開始
から1時間が経過すると(S14)、1時間内の電力量
を求め(S15)、1時間を時限するタイマをリセット
する(S16)。1日経過時点(S17)、1週間経過
時点(S20)でも同様に処理する。こうして、1時間
毎、1日毎、1週間毎の電力量が求められた各時点ごと
に求めた電力量を液晶表示器31に表示するとともに
(S23)、その電力量を記憶部22に格納するのであ
る(S24)。設定された測定の終了時点が経過すれば
(S25)、電力の測定は終了し(S26)、測定の終
了時点が経過しなくてもスタート/ストップキーK1に
より測定終了が指示されると(S27)、電力の測定は
終了する(S28)。
【0021】ところで、前処理回路13、演算手段2
0、表示操作部30などの内部電源は、プローブP1,
P2を通して交流配線路Lから供給される。すなわち、
プローブP1,P2には電源回路40が接続され、この
電源回路40から直流定電圧を出力して内部電源に用い
ている。この電源回路40は、図1、図2に示す構成を
有し、図3には示していない電源スイッチSWを介して
電圧入力部11に接続され、高周波阻止用のフィルタ回
路Fを通して入力された交流電圧を、ダイオードブリッ
ジよりなる整流器DBで全波整流した後に平滑コンデン
サC1によって平滑する整流平滑回路51と、整流平滑
回路51に設けた平滑コンデンサC1の両端電圧である
直流電圧の電圧変換を行う電源装置52とにより構成さ
れる。つまり、電源装置52は整流平滑回路51の出力
を直流電源として直流電圧を出力する。
【0022】電源装置52は、トランスT1の1次巻線
n1とMOSFETよりなるスイッチング素子Q1と電
流検出用の抵抗R1との直列回路を備え、この直列回路
は平滑コンデンサC1の両端間に接続される。したがっ
て、スイッチング素子Q1を高周波でオンオフさせれば
トランスT1の2次側に交流出力が得られるのであっ
て、2次側の交流出力を整流することで直流電圧を生成
するように構成されている。この種の回路構成はDC−
DCコンバータとして周知のものである。
【0023】トランスT1の2次側出力はセンタタップ
付きの2次巻線n2から取り出される。つまり、前処理
回路13においては、極性検出回路13a,13b,1
5a,15bが設けられており、この種の回路は演算増
幅器を用いて構成するのが一般的であって、演算増幅器
は一般には正負両極性の電源(たとえば±12V)が必
要であるから、前処理回路13に電源を供給する部位の
2次巻線n2をセンタタップ付きとして正負両極性の電
源を構成しやすくしてある。また、演算手段20や表示
操作部30への電源は検出用巻線n3から取り出され、
たとえば5Vに設定されている。前処理回路13、演算
手段20、表示操作部30では直流定電圧が要求される
から、トランスT1の2次側には整流用のダイオードD
2〜D4および平滑用のコンデンサC2〜C4を用いる
のはもちろんのこと、コンデンサC2〜C4の両端電圧
を定電圧化するために定電圧回路41a〜41cを設け
て供給電圧を安定化させている。
【0024】トランスT1には制御電源巻線n4も設け
られており、制御電源巻線n4の出力電圧はスイッチン
グ素子Q1をオンオフのタイミングを制御する制御回路
CNに電源を供給するために用いられる。つまり、制御
電源巻線n4の出力電圧は制御電源回路42を通して制
御回路CNに電源を供給する。ただし、スイッチング素
子Q1のオンオフが開始される前にはトランスT1を通
して制御電源回路42に電力を供給することができない
から、起動直後には平滑コンデンサ(つまり直流電)C
1から制御回路CNに電源を供給するように起動用電源
回路49を設けてある。
【0025】制御回路CNは、基本的にはスイッチング
素子Q1のオンオフの周期を決めるためのパルス信号を
発生させる発振回路43と、発振回路43の出力からス
イッチング素子Q1のオンオフが可能な信号を生成する
駆動回路44とからなり、さらに、定電圧回路41cへ
の入力電圧をほぼ一定に保つためのフィードバック回路
45と、スイッチング素子Q1に流れる電流を抵抗R1
の両端電圧により監視しスイッチング素子Q1に流れる
電流を制限する電流リミッタ回路46とが制御回路CN
に設けられる。フィードバック回路45には定電圧回路
41cの入力電圧を監視する電圧検出回路47の出力が
フォトカプラPCを介して入力されている。つまり、定
電圧回路41cへの入力電圧を目標値に保つようにスイ
ッチング素子Q1のオンオフのタイミングがフィードバ
ック制御される。このような構成の制御回路CNは図2
に示すように集積回路ICを用いて構成される。ここ
に、検出用巻線n3の両端電圧の目標値は集積回路IC
とは別に設けた電圧検出回路47で調節可能になってい
る。
【0026】起動用電源回路49についてさらに詳しく
説明する。起動用電源回路49は、図2に示すように、
平滑コンデンサC1から制御回路CNへの電源供給経路
に挿入された限流抵抗R2とスイッチ要素SWxとして
のMOSFET(SW1)との直列回路を備える。MO
SFET(SW1)はスイッチSWがオンになった電源
投入直後にオンになり、トランスT1の制御電源巻線n
4の両端電圧が規定電圧以上になって制御電源回路42
から制御回路CNに電源が供給されるようになるとオフ
になるように、スイッチ制御回路49aにより制御され
る。
【0027】スイッチ制御回路49aは、限流抵抗R1
よりも高抵抗である起動抵抗R3を備えており、起動抵
抗R3は抵抗R4と直列され、起動抵抗R3と抵抗R4
との接続点とMOSFET(SW1)のゲートとの間に
は抵抗R5が挿入される。ところで、トランスT1の制
御電源巻線n4の両端電圧はダイオードD5により半波
整流され、ツェナダイオードZD1とコンデンサC6と
により平滑化される。つまり、ダイオードD5とツェナ
ダイオードDZ1とコンデンサC6とにより制御電源回
路42が構成される。コンデンサC6の両端電圧は2個
の抵抗R6,R7の直列回路により分圧され、抵抗R7
に並列接続されたコンデンサC7の両端電圧がトランジ
スタQ2のベース・エミッタに印加される。つまり、制
御電源巻線n4の両端電圧が上昇すると抵抗R6,R7
やコンデンサC7により決まる時間の経過後にトランジ
スタQ2がオンになる。また、抵抗R6,R7はダイオ
ードD6を介して抵抗R4と直列接続されており、トラ
ンジスタQ2のコレクタ・エミッタは起動抵抗R3と直
列接続されている。起動抵抗R3と抵抗R4とダイオー
ドD6と抵抗R6,R7との直列回路、および起動抵抗
R3とトランジスタQ2との直列回路はともに平滑コン
デンサC1の両端間に接続される。したがって、トラン
ジスタQ2がオフであると、MOSFET(SW1)に
ゲート電圧が印加されてMOSFET(SW1)がオン
になり、トランジスタQ2がオンであるとMOSFET
(SW1)にゲート電圧が印加されなくなってMOSF
ET(SW1)がオフになる。ここに、ダイオードD6
はトランジスタQ2のオン時において制御電源巻線n4
の両端間で抵抗R4を通る電流経路が形成されるのを防
止するために設けてある。
【0028】上述のようにスイッチ制御回路49aは、
スイッチSWが投入されて平滑コンデンサC1の両端電
圧が上昇すると、トランスT1の制御電源巻線n4の両
端電圧が上昇し規定電圧以上になってトランジスタQ2
がオンになるまでは、MOSFET(SW1)をオンに
保ち、制御電源巻線n4の両端電圧が規定電圧以上にな
るとトランジスタQ2をオンにしてMOSFET(SW
1)をオフにするのである。このような動作によって、
制御電源巻線n4から制御回路CNへの電源を取り出せ
ない期間にのみ限流抵抗R2を介して平滑コンデンサC
1から制御回路CNに電源を供給することになり、制御
電源巻線n4から制御回路CNに電源を供給できるよう
になると、限流抵抗R2に電流を流さないようにして消
費電力の増加、つまり発熱量の増加を抑制することがで
きる。ここにおいて、MOSFET(SW1)がオフに
なっても起動抵抗R3には電流が流れるが、起動抵抗R
3は高抵抗であるから起動抵抗R3による消費電力はご
く小さいものである。
【0029】交流配線路Lの線間電圧は配線方式によっ
て90〜250V程度の範囲があるが、上述した電源装
置を用いることによって、線間電圧にかかわりなく平滑
コンデンサC1の両端電圧の立ち上がりを検出して起動
することができ、しかも安定動作後には限流抵抗R2に
よる無駄な電力消費を防止することができる。また、ス
イッチング電源を用いているから広範囲の入力電圧に対
応可能しながらも入力電圧に関わりなく損失の比較的少
ない電源装置を提供することができる。
【0030】上述したように、内部電源を生成する電源
回路40には、プローブP1,P2を通して交流配線路
Lから電力を供給しているから、内部電源として電池を
用いたり、内部電源を得るためのアダプタを別途に設け
たりする必要がなく、交流配線路Lへの接続作業が容易
になっている。しかも、トランスT1の2次出力を安定
化させるためにスイッチング素子Q1のオンオフのタイ
ミングをフィードバック制御する回路構成を採用し、さ
らには定電圧回路41a〜41cを設けているから、交
流電源ACの電圧が変化しても定電圧回路41a〜41
cの出力電圧は一定電圧に保たれることになり、交流電
源ACの仕様が異なる場合でも同一構成で対応が可能に
なる。
【0031】ところで、交流電源ACは停電することが
あり、停電が生じたときに時計部23への電力供給が停
止すると、復電時に時計部23の時刻を合わせ直すこと
が必要になり、手間がかかるものである。そこで、電源
回路40から演算手段20への電源供給が停止しても時
計部23には電源を供給することができるようにバック
アップ電源回路48を設けている。バックアップ電源回
路48は2次電池を用いたものであり、この2次電池は
通常時に電源回路40の出力電圧により充電され、停電
時には時計部23に電源を供給するように構成されてい
る。したがって、停電中であっても時計部23は正常に
動作し、復電時における時刻合わせが不要になってい
る。しかも、2次電池であるから長期間に亘って交換が
不要であり、さらには通常時に2次電池が充電されてい
るから、別途に2次電池を充電する必要もないのであ
る。
【0032】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、起動用電源回路49におけるスイッチ要素SWxと
してMOSFET(SW1)を用いた例を示したが、本
実施形態では図6に示すように、スイッチ要素SWxと
してリレーRyの接点SW2を用いている。リレーRy
は電磁リレーであって、接点SW2は常開接点を用いて
いる。しかして、リレー(リレーコイル)Ryは起動用
抵抗R3と抵抗R4との間に挿入される。また、第1の
実施の形態において用いていた抵抗R5は不要になって
いる。スイッチ制御回路49aに設けたトランジスタQ
2のコレクタは起動抵抗R3とリレーRyとの接続点に
接続される。
【0033】したがって、スイッチSWが投入された直
後であって、トランジスタQ2がオフである期間には起
動抵抗R3と抵抗R4とダイオードD6と抵抗R6,R
7を介して平滑コンデンサC1からリレーRyに通電さ
れる。その結果、接点SW2がオンになり、限流抵抗R
2を通して平滑コンデンサC1から制御回路CNに通電
される。また、トランジスタQ2がオンになるとリレー
Ryに電圧が印加されなくなるから、接点SW2がオフ
になり平滑コンデンサC1から限流抵抗R2を通して制
御回路CNに給電する経路は遮断される。ここに、トラ
ンジスタQ2がオンオフする条件は第1の実施の形態と
同様であって、トランスT1の制御電源巻線n4の両端
電圧が規定電圧以上になって、制御電源巻線n4から制
御回路CNに電源が供給できるようになるとトランジス
タQ2がオンになるのである。他の構成および動作は第
1の実施の形態と同様である。
【0034】(第3の実施の形態)本実施形態は、図7
に示すように、スイッチ要素SWxとしてトランジスタ
(バイポーラトランジスタ)SW3を設けたものであ
る。つまり、トランジスタSW3のコレクタ・エミッタ
と限流抵抗R2との直列回路を通して平滑コンデンサC
1から制御回路CNに電源が供給されるようになってい
る。また、トランジスタSW3のベースは起動抵抗R3
と抵抗R4との接続点に抵抗R5を介して接続される。
【0035】したがって、本実施形態の動作は第1の実
施の形態と同様であり、スイッチSWが投入された直後
であって、トランジスタQ2がオフである期間には起動
抵抗R3と抵抗R4とダイオードD6と抵抗R6,R7
を介して平滑コンデンサC1からトランジスタSW3に
バイアスがかかってトランジスタSW3がオンになり、
限流抵抗R2を通して平滑コンデンサC1から制御回路
CNに通電される。また、トランジスタQ2がオンにな
るとトランジスタSW3にバイアスがかからなくなり、
トランジスタSW3がオフになって平滑コンデンサC1
から限流抵抗R2を通る経路での制御回路CNへの給電
が停止する。トランジスタQ2がオンオフする条件は第
1の実施の形態と同様であって、トランスT1の制御電
源巻線n4の両端電圧が規定電圧以上になって、制御電
源巻線n4から制御回路CNに電源が供給できるように
なるとトランジスタQ2がオンになる。他の構成および
動作は第1の実施の形態と同様である。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、高周波でオンオフさ
れるスイッチング素子と、スイッチング素子と1次巻線
との直列回路が直流電源の両端間に接続されスイッチン
グ素子のオンオフの期間に応じて直流電源の電圧を降圧
した電圧を2次巻線に発生させるトランスと、トランス
に設けた検出用巻線の両端電圧を目標値に保つようにス
イッチング素子のオンオフのタイミングを制御する制御
回路と、トランスに設けた制御電源巻線の両端電圧を用
いて制御回路に電源を供給する制御電源回路と、制御電
源巻線の両端電圧が規定電圧以下のときには直流電源か
ら制御回路に電源を供給する起動用電源回路とを備える
ものであり、スイッチング電源を用いているから入力さ
れる直流電圧が広範囲にわたって変化しても直列制御型
の電源回路に比較して損失が少なく発熱量も少なくな
る。しかも、制御電源巻線の両端電圧が規定電圧に達す
るまでは起動用電源回路を動作させて直流電源から制御
回路に電源を供給することによって、電源投入直後に確
実に起動することができ、安定動作後には起動用電源回
路の動作を停止させて制御電源回路から制御回路に電源
を供給することによって安定動作後に起動用電源回路に
おいて無駄な電力消費が生じるのを防止することができ
る。その結果、直流電源の電圧が広範囲にわたる場合で
も電力損失が増加せず発熱量の比較的少ない電源装置を
提供することができる。
【0037】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、起動用電源回路が、直流電源から制御回路への電源
供給経路に挿入された限流抵抗とスイッチ要素との直列
回路と、制御電源巻線の両端電圧が規定電圧以下の期間
にスイッチ要素をオンに保ち規定電圧を越えるとスイッ
チ要素をオフにするスイッチ制御回路とを備えるもので
あり、限流抵抗を通る制御回路への給電経路をスイッチ
要素のオンオフによって開閉するから、起動直後には限
流抵抗を通して制御回路を確実に起動することができ、
制御電源回路から制御回路に給電できるようになると限
流抵抗に電流を流さないようにして限流抵抗による電力
消費を防止することができる。
【0038】請求項3の発明は、請求項2の発明は、ス
イッチ制御回路が、限流抵抗よりも高抵抗である起動抵
抗を介して直流電源から通電されるリレーと、制御電源
巻線の両端電圧に比例した電圧がベース・エミッタに印
加されるとともにリレーにコレクタ・エミッタが並列的
に接続されたトランジスタとを備え、スイッチ要素をリ
レーの接点としたものであり、限流抵抗を通る経路を機
械的な接点によって確実にオンオフすることができる。
しかも、起動抵抗は限流抵抗よりも高抵抗であるから電
力消費の増加は少ないものである。
【0039】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、スイッチ要素が限流抵抗と制御回路との間にコレク
タ・エミッタが挿入された第1のトランジスタよりな
り、スイッチ制御回路が制御電源巻線の両端電圧に比例
した電圧がベース・エミッタに印加されるとともに限流
抵抗よりも高抵抗である起動抵抗とコレクタ・エミッタ
との直列回路が直流電源間に接続された第2のトランジ
スタを備え、起動抵抗と第2のトランジスタとの接続点
電位によって第1のトランジスタがオンオフされるもの
であり、スイッチ要素として半導体素子を用いたことに
より機械的な接点を用いる場合よりも長期間にわたって
信頼性を維持することができる。また、リレーを用いる
場合よりも起動抵抗を高抵抗にすることができ、電力消
費を一層低減することができる。
【0040】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、スイッチ要素が限流抵抗と制御回路との間にドレイ
ン・ソースが挿入されたMOSFETよりなり、スイッ
チ制御回路が制御電源巻線の両端電圧に比例した電圧が
ベース・エミッタに印加されるとともに限流抵抗よりも
高抵抗である起動抵抗とコレクタ・エミッタとの直列回
路が直流電源間に接続されたトランジスタを備え、起動
抵抗とトランジスタとの接続点電位によってMOSFE
Tがオンオフされるものであり、スイッチ要素に電圧応
答型の素子を用いているから電流応答型の素子であるト
ランジスタを用いる構成よりも起動抵抗をさらに高抵抗
として、電力消費をより一層抑制することができる。
【0041】請求項6の発明は、交流配線路に接続され
るプローブと、交流配線路の通過電流を検出する電流セ
ンサと、プローブおよび電流センサにより検出した交流
配線路の電圧値および電流値を用いて交流配線路を通過
した電力量を求める演算手段と、演算手段により求めた
電力量を表示する表示手段と、プローブを介して交流配
線路から取り込んだ交流を整流平滑して直流電源を得る
整流平滑回路とを備え、この直流電源を電源として請求
項1ないし請求項5のいずれかに記載の電源装置により
演算手段および表示手段への電源を含む内部電源を生成
する電力量計であって、上述した電源装置を用いて内部
電源を生成するから、広範囲の入力電圧に対応すること
が可能になり、しかも電力量計自身で大きな電力消費が
生じることがないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図3】本発明に係る電力量計を示すブロック図であ
る。
【図4】同上の使用形態を示す概略図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
20 演算手段 31 液晶表示器 42 制御電源回路 49 起動用電源回路 49a スイッチ制御回路 C1 平滑コンデンサ CN 制御回路 CT1,CT2 電流センサ DB 整流器 F フィルタ回路 L 交流配線路 n1 1次巻線 n2 2次巻線 n3 検出用巻線 n4 制御電源巻線 P1〜P3 プローブ Q1 スイッチング素子 Q2 トランジスタ R2 限流抵抗 R3 起動抵抗 Ry リレー SW1 MOSFET SW2 接点 SW3 トランジスタ SWx スイッチ要素 T1 トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯浅 裕明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA14 AS00 BB43 BB57 CC01 DD04 EE02 EE07 EE21 EE73 EE74 FD01 FD41 FF19 VV01 XC12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波でオンオフされるスイッチング素
    子と、前記スイッチング素子と1次巻線との直列回路が
    直流電源の両端間に接続され前記スイッチング素子のオ
    ンオフの期間に応じて前記直流電源の電圧を降圧した電
    圧を2次巻線に発生させるトランスと、トランスに設け
    た検出用巻線の両端電圧を目標値に保つように前記スイ
    ッチング素子のオンオフのタイミングを制御する制御回
    路と、トランスに設けた制御電源巻線の両端電圧を用い
    て制御回路に電源を供給する制御電源回路と、前記制御
    電源巻線の両端電圧が規定電圧以下のときには前記直流
    電源から制御回路に電源を供給する起動用電源回路とを
    備えることを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記起動用電源回路は、前記直流電源か
    ら前記制御回路への電源供給経路に挿入された限流抵抗
    とスイッチ要素との直列回路と、前記制御電源巻線の両
    端電圧が規定電圧以下の期間に前記スイッチ要素をオン
    に保ち規定電圧を越えると前記スイッチ要素をオフにす
    るスイッチ制御回路とを備えることを特徴とする請求項
    1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ制御回路は、前記限流抵抗
    よりも高抵抗である起動抵抗を介して前記直流電源から
    通電されるリレーと、前記制御電源巻線の両端電圧に比
    例した電圧がベース・エミッタに印加されるとともに前
    記リレーにコレクタ・エミッタが並列的に接続されたト
    ランジスタとを備え、前記スイッチ要素が前記リレーの
    接点であることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ要素は前記限流抵抗と前記
    制御回路との間にコレクタ・エミッタが挿入された第1
    のトランジスタよりなり、前記スイッチ制御回路は前記
    制御電源巻線の両端電圧に比例した電圧がベース・エミ
    ッタに印加されるとともに前記限流抵抗よりも高抵抗で
    ある起動抵抗とコレクタ・エミッタとの直列回路が前記
    直流電源間に接続された第2のトランジスタを備え、前
    記起動抵抗と第2のトランジスタとの接続点電位によっ
    て第1のトランジスタがオンオフされることを特徴とす
    る請求項2記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ要素は前記限流抵抗と前記
    制御回路との間にドレイン・ソースが挿入されたMOS
    FETよりなり、前記スイッチ制御回路は前記制御電源
    巻線の両端電圧に比例した電圧がベース・エミッタに印
    加されるとともに前記限流抵抗よりも高抵抗である起動
    抵抗とコレクタ・エミッタとの直列回路が前記直流電源
    間に接続されたトランジスタを備え、前記起動抵抗とト
    ランジスタとの接続点電位によって前記MOSFETが
    オンオフされることを特徴とする請求項2記載の電源装
    置。
  6. 【請求項6】 交流配線路に接続されるプローブと、交
    流配線路の通過電流を検出する電流センサと、前記プロ
    ーブおよび前記電流センサにより検出した交流配線路の
    電圧値および電流値を用いて交流配線路を通過した電力
    量を求める演算手段と、演算手段により求めた電力量を
    表示する表示手段と、前記プローブを介して交流配線路
    から取り込んだ交流を整流平滑して直流電源を得る整流
    平滑回路とを備え、この直流電源を電源として請求項1
    ないし請求項5のいずれかに記載の電源装置により演算
    手段および表示手段への電源を含む内部電源を生成する
    ことを特徴とする電力量計。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1396728A3 (en) * 2002-09-06 2004-04-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Device for measuring a power consumption
CN104991482A (zh) * 2015-05-04 2015-10-21 保定双寅电气有限公司 双变比计量智能控制装置及其控制方式
JP2016031925A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 株式会社アイ・ライティング・システム 照明用電源装置
JP2020004795A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社日立産機システム 静止誘導電器の監視システム、および監視装置
JP2022097742A (ja) * 2018-12-18 2022-06-30 三菱電機株式会社 Dc-dcコンバータ

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