JP2004101282A - 漏水検出センサ−、及びそれを用いた漏水検出器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、特に大面積の漏水検出を必要する個所に使用し、必要に応じて適宜切断使用することが出来、しかも、簡単な電気回路により漏水を迅速、かつ確実に検出報知することが出来る漏水検出センサ−、及び漏水検出器を提供す。
【解決手段】漏水検出センサ−1a・1b・1cは、長尺状基材シ−ト2a・2b上に第1・第2電極線3a・3b・3c・6a・6b・6cと透水性防護シ−ト8とが順次積層状に形成され、所要の長さに切断自在とすべく第1
・第2電極線3a・3b・3c・6a・6b・6cは各々縦横に通電自在に配線されている。また、漏水検出器11は、上記漏水検出センサ−1a・1b・1cにリ−ド線4・7を介して所要の電源12・増幅器13・報知器14が接続され、漏水により第1・第2電極線3a・3b・3c・6a・6b・6cを短絡せしめて流れる電流を増幅報知せしめるべく構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】漏水検出センサ−1a・1b・1cは、長尺状基材シ−ト2a・2b上に第1・第2電極線3a・3b・3c・6a・6b・6cと透水性防護シ−ト8とが順次積層状に形成され、所要の長さに切断自在とすべく第1
・第2電極線3a・3b・3c・6a・6b・6cは各々縦横に通電自在に配線されている。また、漏水検出器11は、上記漏水検出センサ−1a・1b・1cにリ−ド線4・7を介して所要の電源12・増幅器13・報知器14が接続され、漏水により第1・第2電極線3a・3b・3c・6a・6b・6cを短絡せしめて流れる電流を増幅報知せしめるべく構成されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に建物など大面積の漏水を検出せしめるさいに好適な漏水検出センサ−、及びそれを用いた漏水検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種漏水検出センサ−としては、金属板や金属線材など所要の導電体上に水溶性ポリマ−、吸水性ポリマ−、透孔を有するテ−プ、あるいは編組体を被覆せしめて形成されたものが知られている(特開平5−288701号公報参照)。
そして、上述のごとく構成された従来の漏水検出センサ−は、リ−ド線を介して所要の回路に接続せしめ、充電電圧などの低電圧を印加して絶縁抵抗値の時間的変化を測定することにより漏水を検出するものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来例は、単に所要の導電体上に水溶性ポリマ−などの保水体を被覆せしめて形成されたにすぎないものであるから、その漏水検出面積は非常に小さいものである。このため、小面積の個所に取付けて漏水を有効に検出せしめることが出来る反面、建物など大面積の個所に取付ける場合においては多大の個数が必要とされるため、コスト的に問題があるのみならず、その取付けが非常に面倒で手間がかかり、しかも、電気回路が複雑化し、実際上、建物などの大面積に適用せしめることは出来ないものである。また、電圧を印加せしめて導電体における絶縁抵抗値の時間的変化を測定して漏水の有無を検出せしめるものであるから、電気回路のみならず装置全体が複雑、かつ、大型化しやすい欠点を有するものである。
【0004】
本発明は、従来の問題点を一挙に解決しようとするもので、建物など大面積の漏水検出を必要とされる個所にも充分適応せしめることが出来るのみならず、必要に応じて適宜切断使用することができ、しかも、簡単な電気回路でもって漏水を迅速、かつ確実に検出報知せしめることが出来る漏水検出センサ−、及びそれを用いた漏水検出器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、請求項1記載の発明は、所要の幅と長さを備えた長尺状基材シ−ト上に第1・第2電極線と透水性防護シ−トとが順次積層状に形成された漏水検出センサ−であって、該漏水検出センサ−は所要の長さに切断自在とすべく第1・第2電極線が各々縦横に通電自在に配線されてなることを特徴とする、漏水検出センサ−を要旨とするものである。
【0006】
請求項1記載の漏水検出センサ−において、第1・第2電極線は各々金属線材により形成されると共に、該第1・第2電極線間には保水シ−トが層状に介装されている。
【0007】
請求項1記載の漏水検出センサ−において、第1・第2電極線は各々導電性インクにより印刷配線されている。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の漏水検出センサ−にリ−ド線を介して所要の電源と、増幅器と、報知器とが接続されてなり、漏水により第1・第2電極線を短絡せしめることにより流れる電流を増幅して報知せしめることを特徴とする、漏水検出器を要旨とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明における基材シ−トとしては、所要の幅と長さを備えた長尺状のプラスチック製シ−トを用い、好ましくは絶縁性・防炎性・不透水性などに優れたシ−トを採択使用する。
【0010】
上記基材シ−ト上に積層せしめる第1・第2電極線としては、所要の長さに切断自在とすべく金属線材を縦横に通電自在に配線せしめたもの、導電性インクによりシルクスクリ−ンなどの印刷手段を介して縦横に通電自在に印刷配線せしめたものを使用する。そして、かかる第1・第2電極線は、略格子状や略網目状など所要の形状に形成せしめてもよいが、好ましくは図4に示すように、横線材を1mm〜5mmの間隔でもって並列状に配線せしめると共に、これに各々直交すべく縦線材を50cm〜100cmの間隔でもって並列状に配線せしめることにより通電自在な略変形格子状に形成せしめたり、あるいは、図4・図9・図11に示すように、一本の横線材を配線せしめると共に、これに直交すべく1mm〜5mmの間隔でもって縦線材を並列状に配線せしめることにより通電自在な略櫛形状に形成せしめるとよい。第1・第2電極線を形成する金属線材としては、導電性を備えた防錆力の高いアルミ線やクロムメッキ線、あるいはステンレス線などが好ましく、また、その線径は切断性やフレキシブル性などの点から0.1mm〜0.2mmが好ましい。また、導電性インクとしては、銀、銅、ニッケル、カ−ボンなどの導電粒子並びに樹脂バインダよりなる公知のものを使用する。
【0011】
透水性防護シ−トとしては、保水性能や親水性能などにすぐれた柔軟性を有するシ−ト状の電気的絶縁材を用い、その具体的1例としてグラスウ−ル、網目状ポリエチレンシ−ト、あるいはフエルトなどの不織布を挙げることが出来る。また、その厚みは透水を良好に行わしめるべく1mm未満が好ましい。
【0012】
保水シ−トとしては、前記透水性防護シ−トと同様の材質でもって形成せしめるとよく、また、その厚みは好ましくは1mm〜5mmである。
【0013】
そして、本発明における漏水検出センサ−は、基材シ−ト上に第1電極線と、保水シ−トと、第2電極線と、透水性防護シ−トとを順次重ね合せ、絶縁糸によりミシン掛けや小形絶縁ファスナ−などにより積層状に形成せしめ、あるいは、基材シ−ト上に第1・第2電極線を導電性インクにより印刷配線せしめると共に、その上に透水性防護シ−トを積層せしめるとよい。また、漏水検出センサ−の取付けを容易に行わしめるべく長手方向に沿ってその一側に凸条部を形成せしめるとよい。
【0014】
本発明における漏水検出器の電源としては、好ましくは9V〜15Vの充電型電源を用いるとよい。また、増幅器としてはトランジスタなどを、報知器としては発光ダイオ−ドやブザ−などを用いるとよい。
【0015】
【実施例】
以下に、本発明の第1実施例を図1〜図8に基づいて説明する。
即ち、同図中、1aは長尺状とされた漏水検出センサ−、2aは該漏水検出センサ−1aを構成する所要の幅と長さを備えた長尺状の絶縁プラスチック製基材シ−ト、3aは該基材シ−ト2a上に積層されたリ−ド線4付き第1電極線で、該第1電極線3aは金属線材を縦横に通電自在に配線せしめた略変形格子状に形成されている。5は上記第1電極線3a上に積層された保水シ−ト、6aは該保水シ−ト5上に積層されたリ−ド線7付き第2電極線で、該第2電極線6aは金属線材を縦横に通電自在に配線せしめた略櫛形状に形成されている。8は上記第2電極線6a上に積層された透水性防護シ−ト、9は前記基材シ−ト2aの長手方向に沿ってその一側に紐状体10を介して巻回形成された取付け用凸条部である。
【0016】
11は漏水検出器で、該漏水検出器11は前記漏水検出センサ−1aを構成する第1・第2電極線3a・6aにリ−ド線4・7を介して接続された9V〜15Vの充電式電源12と、トランジスタ13と、発光ダイオ−ド14とより構成されている。その他、15は両側に取付け溝16を備えた上下一対の取付け部材
、17は該取付け部材15を挟持状に止着せしめるアンカ−ボルト、18は所要の建物、19は該建物18の天井を各々示す。
【0017】
上述のごとく構成された第1実施例は、建物18の天井19に取付けて使用に供する。
即ち、図6〜図8に示すように、凸条部9を上下の取付け部材15に挟持せしめると共にアンカ−ボルト17でもって天井19に止着せしめつつ、順次漏水検出センサ−1aを天井19の全面にわたって敷詰め状に取付ける。このさい、漏水検出センサ−1aは所要の幅と長さを備えた長尺状に形成されているから、漏水検出面積が大であり、少ない個数でもって天井19の全面に安価に設置せしめることが出来るのみならず、第1・第2電極線3a・6aは金属線材を縦横に通電自在に配線されているから、天井19の隅など不適合個所においても所要の長さに横断状に切断せしめて適合せしめることが出来る。そして、切断せしめた漏水検出センサ−1aにはリ−ド線を取付ける。漏水検出センサ−1aの取付けが完了すると、各漏水検出センサ−1a毎にリ−ド線4・7を介して電源12・トランジスタ13・発光ダイオ−ド14を接続せしめ、漏水検出回路を形成する(図5参照)。
【0018】
そして、天井19の所要個所に漏水が発生すると、対応する漏水検出センサ−1aの防護シ−ト8を通して保水シ−ト5に導入保水せしめる。すると、保水シ−ト5の保水により第1・第2電極線3a・6aが短絡し、数μAの電気が流れると共に、これを順次トランジスタ13により増幅せしめつつ発光ダイオ−ド14を発光せしめ、天井19の漏水個所を確実に検出せしめる。このさい、第1・第2電極線3a・6aの短絡により発生する電気は数μAにすぎないものであるが、トランジスタ13により増幅せしめることが出来るため、常に発光ダイオ−ド14を確実に発光せしめて漏水を検出せしめることが出来るものである。
以下同様に、天井19の漏水個所に応じて漏水を漏水検出センサ−1aの保水シ−ト5に保水せしめ、第1・第2電極線3a・6aを短絡せしめて電流を流すと共にトランジスタ13により増幅せしめつつ、発光ダイオ−ド14を発光せしめて漏水を検出せしめる。
【0019】
図9及び図10は、本発明の第2実施例を示す漏水検出センサ−1bで、防炎性基材シ−ト2b上に第1・第2電極線3b・6bが導電性インクによりシルクスクリ−ン印刷手段でもって略櫛形状に各々印刷配線された点が前記第1実施例と相違し、他の点は同一であり、同一符号は同一部分を示す。
【0020】
図11は、本発明の第3実施例を示す漏水検出センサ−1cで、防炎性基材シ−ト2b上にル−プ状とされた第1・第2電極線3c・6cが導電性インクによりシルクスクリ−ン印刷手段でもって略櫛形状に各々印刷配線されると共に、第1・第2電極線3c・6cには各々2個のリ−ド線4・7が接続された点が上記第1実施例と相違し、他の部分は同一であり、同一符号は同一部分を示す。
【0021】
なお、上記実施例において、第1・第2電極線3a・3b・3c・6a・6b・6cは略変形格子形状や略櫛形状に形成されているが、これに限定されるものでなく、これに類した他の形状に形成せしめてもよいものである。また、漏水検出器11をパソコンや所要の制御機器を介して通信線などに接続せしめ、遠隔監視操作せしめてもよいものである。
【0022】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成されているから、以下の効果を奏するものである。
先ず第1に、本発明の漏水検出センサ−は、透水性防護シ−トを透過せしめた漏水により第1・第2電極線を短絡せしめて電流を流すことが出来るものであって、常に漏水を確実に検出せしめることが出来る。しかも、所要の幅と長さを備えた長尺状に形成されているから、従来例に比して漏水検出面積が大であり、ひいては、建物など大面積の漏水検出にも少ない個数でもって安価に設置せしめることが出来るのみならず、第1・第2電極線が縦横に通電自在に配線せしめられているから、設置スペ−スに応じて所要の長さに切断使用することが出来るものである。
【0023】
第2に、本発明の漏水検出器は、上記の漏水検出センサ−にリ−ド線を介して所要の電源と、増幅器と、報知器とが接続されているから、漏水により漏水検出センサ−の第1・第2電極線を短絡せしめ、流れる電流を増幅器により増幅して報知器により報知せしめることが出来るものであって、電圧を印加せしめつつ導電体における絶縁抵抗値の時間的変化を測定して漏水を検出せしめる従来例に比して、特別な装置を必要とすることなく簡単な回路でもって漏水を迅速、かつ、確実に検出せしめることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す漏水検出センサ−1aの一部破断斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】第1実施例の漏水検出センサ−1aの一側縁を示す一部拡大断面図である。
【図4】第1実施例の第1・第2電極線3a・6aを示す分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施例を示す漏水検出器11の回路図である。
【図6】第1実施例の使用状態を示す側面図である。
【図7】第1実施例の使用状態を示す底面図である。
【図8】第1実施例の漏水検出センサ−1aの取付け状態を示す一部拡大断面図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す漏水検出センサ−1bの一部破断平面図である。
【図10】図9のB−B線に沿う断面図である。
【図11】本発明の第3実施例を示す漏水検出センサ−1cの一部破断平面図である。
【符号の説明】
1a・1b・1c 漏水検出センサ−
2a・2b 基材シ−ト
3a・3b・3c 第1電極線
5 保水シ−ト
6a・6b・6c 第2電極線
8 防護シ−ト
11 漏水検出器
12 電源
13 トランジスタ
14 発光ダイオ−ド
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に建物など大面積の漏水を検出せしめるさいに好適な漏水検出センサ−、及びそれを用いた漏水検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種漏水検出センサ−としては、金属板や金属線材など所要の導電体上に水溶性ポリマ−、吸水性ポリマ−、透孔を有するテ−プ、あるいは編組体を被覆せしめて形成されたものが知られている(特開平5−288701号公報参照)。
そして、上述のごとく構成された従来の漏水検出センサ−は、リ−ド線を介して所要の回路に接続せしめ、充電電圧などの低電圧を印加して絶縁抵抗値の時間的変化を測定することにより漏水を検出するものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来例は、単に所要の導電体上に水溶性ポリマ−などの保水体を被覆せしめて形成されたにすぎないものであるから、その漏水検出面積は非常に小さいものである。このため、小面積の個所に取付けて漏水を有効に検出せしめることが出来る反面、建物など大面積の個所に取付ける場合においては多大の個数が必要とされるため、コスト的に問題があるのみならず、その取付けが非常に面倒で手間がかかり、しかも、電気回路が複雑化し、実際上、建物などの大面積に適用せしめることは出来ないものである。また、電圧を印加せしめて導電体における絶縁抵抗値の時間的変化を測定して漏水の有無を検出せしめるものであるから、電気回路のみならず装置全体が複雑、かつ、大型化しやすい欠点を有するものである。
【0004】
本発明は、従来の問題点を一挙に解決しようとするもので、建物など大面積の漏水検出を必要とされる個所にも充分適応せしめることが出来るのみならず、必要に応じて適宜切断使用することができ、しかも、簡単な電気回路でもって漏水を迅速、かつ確実に検出報知せしめることが出来る漏水検出センサ−、及びそれを用いた漏水検出器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、請求項1記載の発明は、所要の幅と長さを備えた長尺状基材シ−ト上に第1・第2電極線と透水性防護シ−トとが順次積層状に形成された漏水検出センサ−であって、該漏水検出センサ−は所要の長さに切断自在とすべく第1・第2電極線が各々縦横に通電自在に配線されてなることを特徴とする、漏水検出センサ−を要旨とするものである。
【0006】
請求項1記載の漏水検出センサ−において、第1・第2電極線は各々金属線材により形成されると共に、該第1・第2電極線間には保水シ−トが層状に介装されている。
【0007】
請求項1記載の漏水検出センサ−において、第1・第2電極線は各々導電性インクにより印刷配線されている。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の漏水検出センサ−にリ−ド線を介して所要の電源と、増幅器と、報知器とが接続されてなり、漏水により第1・第2電極線を短絡せしめることにより流れる電流を増幅して報知せしめることを特徴とする、漏水検出器を要旨とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明における基材シ−トとしては、所要の幅と長さを備えた長尺状のプラスチック製シ−トを用い、好ましくは絶縁性・防炎性・不透水性などに優れたシ−トを採択使用する。
【0010】
上記基材シ−ト上に積層せしめる第1・第2電極線としては、所要の長さに切断自在とすべく金属線材を縦横に通電自在に配線せしめたもの、導電性インクによりシルクスクリ−ンなどの印刷手段を介して縦横に通電自在に印刷配線せしめたものを使用する。そして、かかる第1・第2電極線は、略格子状や略網目状など所要の形状に形成せしめてもよいが、好ましくは図4に示すように、横線材を1mm〜5mmの間隔でもって並列状に配線せしめると共に、これに各々直交すべく縦線材を50cm〜100cmの間隔でもって並列状に配線せしめることにより通電自在な略変形格子状に形成せしめたり、あるいは、図4・図9・図11に示すように、一本の横線材を配線せしめると共に、これに直交すべく1mm〜5mmの間隔でもって縦線材を並列状に配線せしめることにより通電自在な略櫛形状に形成せしめるとよい。第1・第2電極線を形成する金属線材としては、導電性を備えた防錆力の高いアルミ線やクロムメッキ線、あるいはステンレス線などが好ましく、また、その線径は切断性やフレキシブル性などの点から0.1mm〜0.2mmが好ましい。また、導電性インクとしては、銀、銅、ニッケル、カ−ボンなどの導電粒子並びに樹脂バインダよりなる公知のものを使用する。
【0011】
透水性防護シ−トとしては、保水性能や親水性能などにすぐれた柔軟性を有するシ−ト状の電気的絶縁材を用い、その具体的1例としてグラスウ−ル、網目状ポリエチレンシ−ト、あるいはフエルトなどの不織布を挙げることが出来る。また、その厚みは透水を良好に行わしめるべく1mm未満が好ましい。
【0012】
保水シ−トとしては、前記透水性防護シ−トと同様の材質でもって形成せしめるとよく、また、その厚みは好ましくは1mm〜5mmである。
【0013】
そして、本発明における漏水検出センサ−は、基材シ−ト上に第1電極線と、保水シ−トと、第2電極線と、透水性防護シ−トとを順次重ね合せ、絶縁糸によりミシン掛けや小形絶縁ファスナ−などにより積層状に形成せしめ、あるいは、基材シ−ト上に第1・第2電極線を導電性インクにより印刷配線せしめると共に、その上に透水性防護シ−トを積層せしめるとよい。また、漏水検出センサ−の取付けを容易に行わしめるべく長手方向に沿ってその一側に凸条部を形成せしめるとよい。
【0014】
本発明における漏水検出器の電源としては、好ましくは9V〜15Vの充電型電源を用いるとよい。また、増幅器としてはトランジスタなどを、報知器としては発光ダイオ−ドやブザ−などを用いるとよい。
【0015】
【実施例】
以下に、本発明の第1実施例を図1〜図8に基づいて説明する。
即ち、同図中、1aは長尺状とされた漏水検出センサ−、2aは該漏水検出センサ−1aを構成する所要の幅と長さを備えた長尺状の絶縁プラスチック製基材シ−ト、3aは該基材シ−ト2a上に積層されたリ−ド線4付き第1電極線で、該第1電極線3aは金属線材を縦横に通電自在に配線せしめた略変形格子状に形成されている。5は上記第1電極線3a上に積層された保水シ−ト、6aは該保水シ−ト5上に積層されたリ−ド線7付き第2電極線で、該第2電極線6aは金属線材を縦横に通電自在に配線せしめた略櫛形状に形成されている。8は上記第2電極線6a上に積層された透水性防護シ−ト、9は前記基材シ−ト2aの長手方向に沿ってその一側に紐状体10を介して巻回形成された取付け用凸条部である。
【0016】
11は漏水検出器で、該漏水検出器11は前記漏水検出センサ−1aを構成する第1・第2電極線3a・6aにリ−ド線4・7を介して接続された9V〜15Vの充電式電源12と、トランジスタ13と、発光ダイオ−ド14とより構成されている。その他、15は両側に取付け溝16を備えた上下一対の取付け部材
、17は該取付け部材15を挟持状に止着せしめるアンカ−ボルト、18は所要の建物、19は該建物18の天井を各々示す。
【0017】
上述のごとく構成された第1実施例は、建物18の天井19に取付けて使用に供する。
即ち、図6〜図8に示すように、凸条部9を上下の取付け部材15に挟持せしめると共にアンカ−ボルト17でもって天井19に止着せしめつつ、順次漏水検出センサ−1aを天井19の全面にわたって敷詰め状に取付ける。このさい、漏水検出センサ−1aは所要の幅と長さを備えた長尺状に形成されているから、漏水検出面積が大であり、少ない個数でもって天井19の全面に安価に設置せしめることが出来るのみならず、第1・第2電極線3a・6aは金属線材を縦横に通電自在に配線されているから、天井19の隅など不適合個所においても所要の長さに横断状に切断せしめて適合せしめることが出来る。そして、切断せしめた漏水検出センサ−1aにはリ−ド線を取付ける。漏水検出センサ−1aの取付けが完了すると、各漏水検出センサ−1a毎にリ−ド線4・7を介して電源12・トランジスタ13・発光ダイオ−ド14を接続せしめ、漏水検出回路を形成する(図5参照)。
【0018】
そして、天井19の所要個所に漏水が発生すると、対応する漏水検出センサ−1aの防護シ−ト8を通して保水シ−ト5に導入保水せしめる。すると、保水シ−ト5の保水により第1・第2電極線3a・6aが短絡し、数μAの電気が流れると共に、これを順次トランジスタ13により増幅せしめつつ発光ダイオ−ド14を発光せしめ、天井19の漏水個所を確実に検出せしめる。このさい、第1・第2電極線3a・6aの短絡により発生する電気は数μAにすぎないものであるが、トランジスタ13により増幅せしめることが出来るため、常に発光ダイオ−ド14を確実に発光せしめて漏水を検出せしめることが出来るものである。
以下同様に、天井19の漏水個所に応じて漏水を漏水検出センサ−1aの保水シ−ト5に保水せしめ、第1・第2電極線3a・6aを短絡せしめて電流を流すと共にトランジスタ13により増幅せしめつつ、発光ダイオ−ド14を発光せしめて漏水を検出せしめる。
【0019】
図9及び図10は、本発明の第2実施例を示す漏水検出センサ−1bで、防炎性基材シ−ト2b上に第1・第2電極線3b・6bが導電性インクによりシルクスクリ−ン印刷手段でもって略櫛形状に各々印刷配線された点が前記第1実施例と相違し、他の点は同一であり、同一符号は同一部分を示す。
【0020】
図11は、本発明の第3実施例を示す漏水検出センサ−1cで、防炎性基材シ−ト2b上にル−プ状とされた第1・第2電極線3c・6cが導電性インクによりシルクスクリ−ン印刷手段でもって略櫛形状に各々印刷配線されると共に、第1・第2電極線3c・6cには各々2個のリ−ド線4・7が接続された点が上記第1実施例と相違し、他の部分は同一であり、同一符号は同一部分を示す。
【0021】
なお、上記実施例において、第1・第2電極線3a・3b・3c・6a・6b・6cは略変形格子形状や略櫛形状に形成されているが、これに限定されるものでなく、これに類した他の形状に形成せしめてもよいものである。また、漏水検出器11をパソコンや所要の制御機器を介して通信線などに接続せしめ、遠隔監視操作せしめてもよいものである。
【0022】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成されているから、以下の効果を奏するものである。
先ず第1に、本発明の漏水検出センサ−は、透水性防護シ−トを透過せしめた漏水により第1・第2電極線を短絡せしめて電流を流すことが出来るものであって、常に漏水を確実に検出せしめることが出来る。しかも、所要の幅と長さを備えた長尺状に形成されているから、従来例に比して漏水検出面積が大であり、ひいては、建物など大面積の漏水検出にも少ない個数でもって安価に設置せしめることが出来るのみならず、第1・第2電極線が縦横に通電自在に配線せしめられているから、設置スペ−スに応じて所要の長さに切断使用することが出来るものである。
【0023】
第2に、本発明の漏水検出器は、上記の漏水検出センサ−にリ−ド線を介して所要の電源と、増幅器と、報知器とが接続されているから、漏水により漏水検出センサ−の第1・第2電極線を短絡せしめ、流れる電流を増幅器により増幅して報知器により報知せしめることが出来るものであって、電圧を印加せしめつつ導電体における絶縁抵抗値の時間的変化を測定して漏水を検出せしめる従来例に比して、特別な装置を必要とすることなく簡単な回路でもって漏水を迅速、かつ、確実に検出せしめることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す漏水検出センサ−1aの一部破断斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】第1実施例の漏水検出センサ−1aの一側縁を示す一部拡大断面図である。
【図4】第1実施例の第1・第2電極線3a・6aを示す分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施例を示す漏水検出器11の回路図である。
【図6】第1実施例の使用状態を示す側面図である。
【図7】第1実施例の使用状態を示す底面図である。
【図8】第1実施例の漏水検出センサ−1aの取付け状態を示す一部拡大断面図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す漏水検出センサ−1bの一部破断平面図である。
【図10】図9のB−B線に沿う断面図である。
【図11】本発明の第3実施例を示す漏水検出センサ−1cの一部破断平面図である。
【符号の説明】
1a・1b・1c 漏水検出センサ−
2a・2b 基材シ−ト
3a・3b・3c 第1電極線
5 保水シ−ト
6a・6b・6c 第2電極線
8 防護シ−ト
11 漏水検出器
12 電源
13 トランジスタ
14 発光ダイオ−ド
Claims (4)
- 所要の幅と長さを備えた長尺状基材シ−ト上に第1・第2電極線と透水性防護シ−トとが順次積層状に形成された漏水検出センサ−であって、該漏水検出センサ−は所要の長さに切断自在とすべく第1・第2電極線が各々縦横に通電自在に配線されてなることを特徴とする、漏水検出センサ−。
- 第1・第2電極線が各々金属線材により形成されると共に、該第1・第2電極線間には保水シ−トが層状に介装されてなることを特徴とする、請求項1記載の漏水検出センサ−。
- 第1・第2電極線が各々導電性インクにより印刷配線されてなることを特徴とする、請求項1記載の漏水検出センサ−。
- 請求項1記載の漏水検出センサ−にリ−ド線を介して所要の電源と、増幅器と、報知器とが接続されてなり、漏水により第1・第2電極線を短絡せしめることにより流れる電流を増幅して報知せしめることを特徴とする、漏水検出器。
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