JP2004100097A - 織機における緯糸取り扱い装置の制御方法 - Google Patents

織機における緯糸取り扱い装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】緯糸を取り扱うために用いられて通電によって作動する往復駆動手段の温度上昇を抑制する。
【解決手段】第1の糸ガイド17と第2の糸ガイド18との間の緯糸Y1の糸経路を変更するための糸経路変更体20は、ステッピングモータ19Aによって駆動される。図示の緯入れ位置にある糸経路変更体20を待機位置に向けて移動するときには、駆動用電流がステッピングモータ19Aに供給される。糸経路変更体20を待機位置に保持するときには、駆動用電流よりも値の小さい保持用電流がステッピングモータ19Aに供給される。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、織機における緯糸取り扱い装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ジェットルームにおける緯糸の飛走終了時は、緯糸測長貯留装置からの緯糸引き出し終了時であるが、緯糸引き出し終了時の緯糸引き出し阻止作用は高速飛走する緯糸の飛走を急激に止めて緯糸張力を上昇させることになる。急激な張力上昇は、緯糸の切断をもたらすことがある。そこで、緯入れ終了間近になったときに緯糸に制動を掛け、急激な張力上昇を抑制する緯入れ制御装置が用いられる。この種の緯入れ制御装置は、例えば特許文献1、特許文献3に開示されている。特許文献1に開示の装置では、緯糸を移動するための制動ワイヤを駆動するために電磁ソレノイドが用いられている。特許文献3に開示の装置では、緯糸を移動するためのアームを駆動するためにパルスモータが用いられている。
【0003】
レピア織機では、レピアバンドの先端に取り付けられたレピアヘッドを経糸開口内へ挿入し、レピアヘッドの移動経路上に配置された緯糸をレピアヘッドによってキャッチして緯入れする。この種の装置が特許文献2に開示されている。特許文献2に開示の装置では、準備位置にある緯糸を受け渡し箇所に配置するための糸搬送具が電動機(例えばステップモータ)によって駆動される。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−98539号公報
【特許文献2】
特開平5−132838号公報
【特許文献3】
特開平6−184867号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2及び特許文献3に開示されるモータのロータ軸は、軸受けによって支持されており、軸受けは、グリースによって潤滑されている。モータは、通電によって作動すると温度上昇する。温度上昇が大きいと、グリースが溶けて漏洩するおそれがある。グリースが漏洩すると、軸受けが損傷し、モータの寿命が短くなる。又、温度上昇が大きいと、モータ内の巻き線の抵抗が増えるため、モータの回転動作速度が変化してしまう。特許文献1に開示されるモータの回転動作速度の変化は、受け渡し箇所に緯糸を配置するタイミングを変えることになる。そのため、緯糸通し機構によって緯糸を適正にキャッチできないおそれがある。又、特許文献2に開示されるモータの回転動作速度の変化は、緯糸に制動を掛けるためのタイミングを変えることになる。そのため、緯糸に適正な制動を掛けられないおそれがある。
【0006】
特許文献2及び特許文献3に開示されるモータは、通電によって往復回転される。特許文献2に開示の装置において、準備位置あるいは受け渡し箇所に緯糸を保持する場合には、モータの回転を止めておく必要がある。特許文献3に開示の装置において、緯糸に抵触しない初期位置あるいは緯糸に抵触する制御位置にアームを保持する場合には、モータの回転を止めておく必要がある。そのためには、モータを回転させないようにモータに通電を行う必要がある。この場合、モータを回転させるときの通電の場合と同じ値の電流を供給すると、この値の電流がモータに連続的に流されることになる。そうすると、モータの温度上昇が大きくなる。
【0007】
本発明は、緯糸を取り扱うために用いられて通電によって作動するモータや電磁ソレノイド等の往復駆動手段の温度上昇を抑制することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、緯入れ時の緯入れ経路から待機経路へ緯糸を移動するための可動体と、前記可動体を移動させるために用いられて通電によって往復動可能に作動する往復駆動手段とを備えた織機における緯糸取り扱い装置の制御方法を対象とし、請求項1の発明では、前記緯入れ経路から前記待機経路へ前記緯糸を移動するために前記可動体を移動する際には、前記往復駆動手段を作動させるように、駆動用電流を前記往復駆動手段に供給し、前記待機経路に緯糸を保持する待機位置に前記可動体を配置しておく際には、前記往復駆動手段を動作させないように、前記駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流を前記往復駆動手段に供給するようにした。
【0009】
可動体は、駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流を往復駆動手段に供給することによって、待機位置に保持される。待機位置に可動体を保持するために保持用電流を往復駆動手段に供給するという制御は、駆動用電流のみを連続的に供給する場合に比べて、往復駆動手段の温度上昇を少なくする。
【0010】
請求項2の発明では、請求項1において、緯入れされる緯糸を選択する緯糸選択パターンに従って前記往復駆動手段の作動を制御し、緯糸を緯入れする場合には、前記往復駆動手段を作動させるように、駆動用電流を前記往復駆動手段に供給し、緯糸を緯入れしない場合には、前記往復駆動手段を動作させないように、前記駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流を前記往復駆動手段に供給して前記待機位置に前記可動体を保持するようにした。
【0011】
緯入れされない緯糸は、往復駆動手段への保持用電流の供給によって、待機経路に保持される。緯入れされない緯糸が待機経路に保持される期間は、少なくとも織機1回転程度の長さである。このように長い期間にわたって待機経路に緯糸を保持する、つまり待機位置に可動体を保持する場合に、往復駆動手段を動作させないように駆動用電流を供給すると、往復駆動手段の温度上昇が大きくなる。待機位置に可動体を長い期間にわたって保持するために保持用電流を往復駆動手段に供給するという制御は、往復駆動手段の温度上昇を少なくする上で特に好適きである。
【0012】
請求項3の発明では、請求項1及び請求項2のいずれか1項において、前記往復駆動手段は、前記可動体を回転力によって移動させるために用いられて通電によって正逆転可能に作動する回転出力手段とし、前記緯入れ経路から前記待機経路へ前記緯糸を移動するために前記可動体を移動する際には、前記回転出力手段を回転させるように、駆動用電流を前記回転出力手段に供給し、前記待機経路に緯糸を保持する待機位置に前記可動体を配置しておく際には、前記回転出力手段を回転させないように、前記駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流を前記回転出力手段に供給するようにした。
【0013】
可動体は、駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流を回転駆動手段に供給することによって、待機位置に保持される。待機位置に可動体を保持するために保持用電流を回転駆動手段に供給するという制御は、駆動用電流のみを連続的に供給する場合に比べて、回転駆動手段の温度上昇を少なくする。
【0014】
請求項4の発明では、請求項3において、前記回転出力手段は、ステッピングモータとした。
ステッピングモータは、駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流の供給によって、可動体を待機位置に配置する回転位置に保持される。そのため、ステッピングモータにおける機械的な相と電気的な相とがずれるおそれはない。
【0015】
請求項5の発明では、請求項1乃至請求項4のいずれか1項において、織機は、緯入れ用ノズルの流体噴射作用によって緯糸を緯入れするジェットルームとし、前記可動体は、緯糸測長貯留装置と前記緯入れ用ノズルとの間における緯入れ時の緯入れ経路から、前記緯入れ経路における緯入れ抵抗よりも大きい緯入れ抵抗をもたらす制動経路へ前記緯糸を移動させるものとした。
【0016】
緯糸は、緯入れ終了近くに制動経路へ移行される。緯糸が制動経路に移行されたときの往復駆動手段に掛かる負荷は、緯糸が緯入れ経路にあるときよりも上昇する。この負荷の上昇は、緯糸の緯入れ速度を減速させ、緯糸の緯入れ終了時における急激な張力上昇が抑制される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
【0018】
図1及び図2に示すように、緯糸Y1は、巻付方式の緯糸測長貯留装置11Aの糸巻付管111の回転によって糸巻付面112上に巻付貯留される。糸巻付面112上に巻付貯留された緯糸Y1は、電磁ソレノイド12によって駆動される係止ピン121の係止作用から解放された状態で緯入れ用メインノズル13Aの流体噴射作用によって引き出される。係止ピン121は、電磁ソレノイド12に対する制御装置15の励磁指令に基づいて糸巻付面112から離脱する。
【0019】
糸巻付面112の近傍には反射式光電センサ型の緯糸解舒検出器14が設置されている。緯糸解舒検出器14は、糸巻付面112から引き出し解舒される巻き糸を検出し、この検出信号は制御装置15に送られる。巻き糸の解舒回数が所定回数に達すると、制御装置15は、電磁ソレノイド12の消磁を指令し、係止ピン121が糸巻付面112に係合する。係止ピン121が糸巻付面112に係合すると、緯糸Y1の引き出しが阻止される。
【0020】
緯糸測長貯留装置11Aと緯入れ用メインノズル13Aとの間には支持枠16が設置されており、支持枠16にはリング形状の第1の糸ガイド17と第2の糸ガイド18とが止着されている。第1の糸ガイド17の糸通し孔171と第2の糸ガイド18の糸通し孔181とは、糸通し孔171の孔方向に見てほぼ重なる。
【0021】
図1に示すように、支持枠16の背面にはステッピングモータ19Aが取り付けられている。ステッピングモータ19Aの出力軸191は、支持枠16を貫通して支持枠16の前面側に突出しており、出力軸191の突出部には糸経路変更体20が止着されている。糸経路変更体20には直線形状の糸通路201が貫設されている。糸通路201の一方の開口にはリング形状の第1のガイドリング21が嵌入して固定されている。糸通路201の他方の開口にはリング形状の第2のガイドリング22が嵌入して固定されている。糸経路変更体20、第1のガイドリング21及び第2のガイドリング22は、緯入れ時の緯入れ経路から待機経路へ緯糸を移動するための可動体を構成する。
【0022】
ガイドリング21,22の糸通し孔211,221は、糸通路201の通路方向に見て糸通路201と重なっている。糸経路変更体20は、ステッピングモータ19Aの作動に伴って出力軸191と一体的に回動する。緯糸Y1は、第1の糸ガイド17、第1のガイドリング21、糸通路201、第2のガイドリング22及び第2の糸ガイド18に通されている。
【0023】
回転駆動手段であるステッピングモータ19Aは、制御装置15の制御を受ける。制御装置15は、織機の回転角度θを検出するロータリエンコーダ23から得られる織機回転角度検出情報に基づいてステッピングモータ19Aの作動を制御する。図2は、緯糸Y1に関して緯入れ開始直前の状態を示す。緯糸Y1の緯入れが開始される直前では、糸経路変更体20、即ち第1のガイドリング21及び第2のガイドリング22は、糸通路201の通路方向が糸通し孔171,181の孔方向と同じ方向となる緯入れ位置に設定される。糸通路201の通路方向が糸通し孔171,181の孔方向と同じ方向にあるときには、糸通し孔171,181及び糸通路201は、糸通し孔171の孔方向に見てほぼ重なる。この状態では、緯糸Y1は、第1の糸ガイド17と第2の糸ガイド18との間で直線形状の緯入れ経路となる第1の糸経路をとる。
【0024】
支持枠16、糸経路変更体20、ガイドリング21,22及びステッピングモータ19Aは、第1の糸経路と、第1の糸経路における緯入れ抵抗よりも大きい緯入れ抵抗をもたらす第2の糸経路(制動経路)との間で緯糸Y1の糸経路を変更する糸経路変更手段24Aを構成する。
【0025】
図1に示すように、緯入れ用メインノズル13Aとは別の緯入れ用メインノズル13Bは、緯糸Y1とは別の緯糸Y2を射出して緯入れする。緯入れ用メインノズル13A,13Bは緯入れ用ノズルである。緯糸Y2は、緯糸測長貯留装置11Aと同じ構成の緯糸測長貯留装置11Bによって測長される。この緯糸測長貯留装置11Bと緯入れ用メインノズル13Bとの間には糸経路変更手段24Aと同じ構成の糸経路変更手段24Bが配設されている。
【0026】
緯糸測長貯留装置11Bにおける電磁ソレノイド12、及び糸経路変更手段24Bにおけるステッピングモータ19Bは、制御装置15の制御を受ける。ステッピングモータ19A,19Bは、4相ステッピングモータである。制御装置15は、緯入れされる緯糸を選択するために予め設定された緯糸選択パターンに従って、回転駆動手段としてのステッピングモータ19A,19Bに対する通電を制御する。これらの回転駆動手段は、可動体を構成する糸経路変更体20を移動させるために用いられて通電によって往復動可能に作動する往復駆動手段である。
【0027】
緯入れ用メインノズル13A,13Bは、予め設定された緯糸選択パターンに基づいて選択して噴射される。
次に、第1の実施の形態の作用を説明する。
【0028】
緯糸Y1が選択して緯入れされる場合、制御装置15は、所定の織機回転角度になると緯糸測長貯留装置11Aにおける電磁ソレノイド12の励磁を指令し、係止ピン121が糸巻付面112から離脱する。又、緯入れ用メインノズル13Aの流体噴射によって係止ピン121の係止作用から解放された緯糸Y1が緯入れ用メインノズル13Aから射出される。
【0029】
緯糸Y1の緯入れが終了近くになると、制御装置15は、糸経路変更手段24Aにおける糸経路変更体20が図2の緯入れ位置から図3の制動位置へ回動配置されるように、ステッピングモータ19Aの作動を制御する。糸経路変更手段24Aにおける糸経路変更体20が図4の制動位置にある状態では、緯糸Y1は、一対の糸ガイド17,18及び一対のガイドリング21,22に接触しながら第1の糸ガイド17と第2の糸ガイド18との間で屈曲形状となる第2の糸経路(制動経路)をとる。
【0030】
緯糸測長貯留装置11Aにおける電磁ソレノイド12が消磁されて係止ピン121が糸巻付面112に係合すると、緯糸Y1の引き出し解舒が阻止されて緯入れが終了する。
【0031】
緯糸Y1が図2に示す第1の糸経路に沿って緯入れされる状態では、第1の糸ガイド17と第2の糸ガイド18との間における緯糸Y1の経路は、一対のガイドリング21,22に接触しない直線形状となる。従って、第1の糸経路に沿って緯入れされる緯糸Y1が受ける緯入れ抵抗は小さい。緯糸Y1は、緯入れ終了近くに図2に示す第1の糸経路から図3に示す第2の糸経路(制動経路)へ移行される。緯入れ終了近くに緯糸Y1が第2の糸経路へ移行されたときのステッピングモータ19Aに掛かる負荷は、第1の糸経路のときよりも上昇する。第2の糸経路の屈曲形状によってもたらされる屈曲抵抗は、緯入れ中の緯糸Y1に対して制動作用を付与する。緯入れ終了近くに第1の糸経路から第2の糸経路へ緯糸Y1を移行することによるステッピングモータ19Aにおける負荷の上昇は、緯糸Y1の緯入れ速度を減速させ、緯糸Y1の緯入れ終了時における急激な張力上昇が抑制される。その結果、急激な張力上昇による緯糸Y1が回避される。
【0032】
多色緯入れの場合には、隣合う緯入れ用メインノズル13A,13Bのノズル先から緯入れ待機中の緯糸が飛び出ていると、緯入れ待機中の緯糸の先端部が緯入れされる緯糸に絡み付くおそれがある。そこで、緯入れ待機中の緯糸を緯入れ用メインノズル内に引き込んでおく必要がある。緯入れされた緯糸Y1が織布(図示略)から切断分離された後、制御装置15は、糸経路変更手段24Aにおける糸経路変更体20を図3の制動位置から図4に示す待機位置に回動配置するようにステッピングモータ19Aの作動を制御する。図4の状態における第1の糸ガイド17と第2の糸ガイド18との間の糸経路は、図3の状態における第2の糸経路よりも大きな屈曲状態となる。従って、第2の糸ガイド18から緯入れ用メインノズル13Aに至る緯糸Y1が緯糸測長貯留装置11A側に引き戻され、緯入れ待機中の緯糸Y1の先端が緯入れ用メインノズル13A内に引き込まれる。図4における第3の糸経路は、緯糸の待機経路である。
【0033】
糸経路変更手段24Aにおける糸経路変更体20を図4に示す待機位置から図2に示す緯入れ位置へ切り換えるのは、次に緯糸Y1が緯入れされる前に行われる。
【0034】
緯糸Y2が選択して緯入れされる場合にも、制御装置15は、緯糸Y1を緯入れする場合と同様の制御を行う。
図5のタイミングチャートにおける曲線D1は、ステッピングモータ19Aに対する通電の変化を表し、曲線D2は、ステッピングモータ19Bに対する通電の変化を表す。ステッピングモータ19A,19Bに対する通電は、ステッピングモータ19A,19Bを回転させるための駆動用電流Dkの供給と、ステッピングモータ19A,19Bを回転させないための保持用電流Dhの供給との2通りである。保持用電流Dhの電流値I1は、駆動用電流Dkの電流値I2よりも小さい。緯入れ中の緯糸の張力は強い。そのため、緯糸に制動を掛ける場合には、駆動用電流Dkを供給してステッピングモータ19A,19Bに大きなトルクが付与される。緯入れ待機中の緯糸の張力は弱い。そのため、待機経路に緯糸を保持する場合には、保持用電流Dhを供給してステッピングモータ19A,19Bを動作させない程度の小さなトルクがステッピングモータ19A,19Bに付与される。
【0035】
図5における曲線E1は、曲線D1で示す通電による糸経路変更手段24A側の糸経路変更体20の動作位置の変化を表す。曲線E2は、曲線D2で示す通電による糸経路変更手段24B側の糸経路変更体20の動作位置の変化を表す。曲線E1,E2における傾き線Ef,Es,Ehは、糸経路変更体20の移動、即ちステッピングモータ19A,19Bの回転を表す。タイミングチャートの横軸(織機回転角度θを表す横軸)に平行な曲線E1,E2における線は、糸経路変更体20の静止、即ちステッピングモータ19A,19Bの非回転を表す。
【0036】
P1で示す糸経路変更体20の静止位置は、緯糸Y1,Y2を第1の糸経路(緯入れ経路)に配置するための糸経路変更体20の緯入れ位置である。P2で示す糸経路変更体20の静止位置は、緯糸Y1,Y2を第2の糸経路に配置するための糸経路変更体20の制動位置である。P3で示す糸経路変更体20の静止位置は、緯糸Y1,Y2を第3の糸経路(待機経路)に配置するための糸経路変更体20の待機位置である。傾き線Efは、糸経路変更体20が待機位置P3から緯入れ位置P1へ移動する状態を表す。傾き線Esは、糸経路変更体20が緯入れ位置P1から制動位置P2へ移動する状態を表す。傾き線Ehは、糸経路変更体20が制動位置P2から待機位置P3へ移動する状態を表す。
【0037】
図6のタイミングチャートにおける曲線Eoは、緯糸Y1の緯入れに対応して糸経路変更体20の動作変化がある付近の糸経路変更体20の動作位置の変化を表す。曲線Da,Db,Dc,Ddは、4相のステッピングモータ19A,19Bの4つの相(以下、A,B,C,Dと表す)に対する通電の変化を表す。図示の例では、糸経路変更体20が待機位置P3に配置された後、A相及びB相への通電が電流値I2の駆動用電流Dkの供給から電流値I1の保持用電流Dhの供給へ切り換えられる。織機回転角度θがθ1になったとする。即ち、糸経路変更体20を待機位置から移動させるタイミング(織機回転角度θ=θ2)が近づくと、A相及びB相への通電が保持用電流Dhの供給から駆動用電流Dkの供給へ切り換えられる。
【0038】
織機回転角度θがθ2になると、A相への通電が停止されると共に、C相への通電が通電停止状態から駆動用電流Dkの供給に切り換えられる。これによりステッピングモータ19A,19Bが回転し、糸経路変更体20が待機位置P3から緯入れ位置P1に向けて移動する。織機回転角度θがθ3になると、B相への通電が停止されると共に、D相への通電が通電停止状態から駆動用電流Dkの供給に切り換えられる。これによりステッピングモータ19A,19Bの回転が継続し、糸経路変更体20が緯入れ位置P1に向けてさらに移動する。織機回転角度θがθ4になると、C相への通電が停止されると共に、A相への通電が通電停止状態から駆動用電流Dkの供給に切り換えられる。これによりステッピングモータ19A,19Bの回転が継続し、糸経路変更体20が緯入れ位置P1に向けてさらに移動する。織機回転角度θがθ5になると、D相への通電が停止されると共に、B相への通電が通電停止状態から駆動用電流Dkの供給に切り換えられる。A相及びB相への駆動用電流Dkの供給は、織機回転角度θがθ6となるまで継続される。この間、ステッピングモータ19A,19Bの回転が停止し、糸経路変更体20が緯入れ位置P1に保持される。
【0039】
織機回転角度θがθ6になると、B相への通電が停止されると共に、D相への通電が通電停止状態から駆動用電流Dkの供給に切り換えられる。これによりステッピングモータ19A,19Bが回転し、糸経路変更体20が緯入れ位置P1から制動位置P2に向けて移動する。織機回転角度θがθ7になると、A相への通電が停止されると共に、C相への通電が通電停止状態から駆動用電流Dkの供給に切り換えられる。これによりステッピングモータ19A,19Bの回転が継続し、糸経路変更体20が制動位置P2に向けてさらに移動する。織機回転角度θがθ8になると、B相への通電が通電停止状態から駆動用電流Dkの供給に切り換えられる。これによりステッピングモータ19A,19Bの回転が停止し、糸経路変更体20が制動位置P2に保持される。織機回転角度θがθ9になると、D相への通電が停止される。これによりステッピングモータ19A,19Bが回転し、糸経路変更体20が制動位置P2から待機位置P3に向けて移動する。織機回転角度θがθ10になると、C相への通電が停止されると共に、A相への通電が通電停止状態から駆動用電流Dkの供給に切り換えられる。A相及びB相への駆動用電流Dkの供給は、織機回転角度θがθ11となるまで継続される。この間、ステッピングモータ19A,19Bの回転が停止し、糸経路変更体20が待機位置P3に保持される。
【0040】
織機回転角度θがθ11になると、A相及びB相への通電は、駆動用電流Dkの供給から保持用電流Dhの供給に切り換えられる。A相及びB相への保持用電流Dhの供給は、織機回転角度θがθ1になるまで継続される。この間、ステッピングモータ19A,19Bの回転が停止し、糸経路変更体20が待機位置P3に保持される。
【0041】
以上のように、制御装置15は、緯入れされる緯糸を選択する緯糸選択パターンに従ってステッピングモータ19A,19Bの作動を制御する。つまり、緯糸を緯入れする場合には、制御装置15は、ステッピングモータ19A,19Bを作動させるように、駆動用電流Dkをステッピングモータ19A,19Bに供給する。緯糸を緯入れしない場合には、制御装置15は、ステッピングモータ19A,19Bを動作させないように、駆動用電流Dkの値よりも小さい値の保持用電流Dhをステッピングモータ19A,19Bに供給して待機位置P3に糸経路変更体20を保持する。
【0042】
第1の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1−1)制御装置15によって作動を制御されるステッピングモータ19A,19Bへの通電は、ステッピングモータ19A,19Bにおいて熱を発生させる。この熱発生によるステッピングモータ19A,19Bの温度上昇が大きいと、出力軸191の軸受け(図示略)を潤滑するグリースが溶けて漏洩するおそれがある。又、温度上昇が大きいと、ステッピングモータ19A,19B内の巻き線(図示略)の抵抗が増えるため、ステッピングモータ19A,19Bの回転動作速度が変化してしまう。ステッピングモータ19A,19Bの回転動作速度の変化は、緯糸に制動を掛けるためのタイミングを変えることになる。そのため、緯糸に適正な制動を掛けられないおそれがある。
【0043】
可動体を構成する糸経路変更体20は、駆動用電流Dkの値よりも小さい値の保持用電流Dhをステッピングモータ19A,19Bに供給することによって、待機位置P3に保持される。待機位置P3に糸経路変更体20を保持するために保持用電流Dhをステッピングモータ19A,19Bに供給するという制御は、待機位置P3に糸経路変更体20を保持するために駆動用電流Dkのみを連続的に供給する場合に比べて、ステッピングモータ19A,19Bの温度上昇を少なくする。
【0044】
その結果、出力軸191の軸受け(図示略)を潤滑するグリースの溶融のおそれがなくなり、ステッピングモータ19A,19Bの寿命が延びる。又、ステッピングモータ19A,19B内の巻き線(図示略)の抵抗増が抑制されるため、ステッピングモータ19A,19Bの回転動作速度の変化も抑制される。
【0045】
(1−2)ステッピングモータ19A,19Bを回転させないときにステッピングモータ19A,19Bへの通電を停止すると、ステッピングモータ19A,19Bが織機の振動等によって勝手に動作(回転)するおそれがある。そうすると、ステッピングモータ19A,19Bにおける機械的な相と電気的な相とがずれるおそれがある。ステッピングモータ19A,19Bにおける機械的な相と電気的な相とがずれると、糸経路変更体20の以後の動作が所定の動作にならなくなる。ステッピングモータ19A,19Bは、駆動用電流Dkの値よりも小さい値の保持用電流Dhの供給によって、糸経路変更体20を待機位置P3に配置する回転位置に保持される。そのため、ステッピングモータ19A,19Bにおける機械的な相と電気的な相とがずれるおそれはない。
【0046】
(1−3)待機位置P3に糸経路変更体20を保持するために保持用電流Dhをステッピングモータ19A,19Bに供給するという制御は、待機位置P3に糸経路変更体20を保持するために駆動用電流Dkのみを連続的に供給する場合に比べて、消費電力を低減する。
【0047】
次に、図7〜図9に示す第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
図7に示すように、緯糸測長貯留装置11A,11Bの前方には糸案内リング25,26,27が直列に並べられている。双方向型のロータリソレノイド29A,29Bの出力軸291には可動体28が止着されている。可動体28の先端部は、湾曲して反転した形状となっており、出力軸291を中心とした前記湾曲の部位の回動領域内に糸案内リング27が入っている。図8(a),(b)に示すように、可動体28の可動範囲は、位置規制体30,31によって規制される。図8(a)では、可動体28が位置規制体30に当接する緯入れ位置にあり、図8(b)では、可動体28が位置規制体31に当接する待機位置にある。可動体28が位置規制体30に当接する緯入れ位置にあるときには、緯糸Y1,Y2は、可動体28に抵触しない緯入れ経路にある。可動体28が位置規制体31に当接する待機位置にあるときには、緯糸Y1,Y2は、可動体28に抵触する制動経路にある。
【0048】
回転駆動手段としてのロータリソレノイド29A、糸案内リング25,26,27、可動体28及び位置規制体30,31は、緯糸の経路を変更するための糸経路変更手段32Aを構成する。回転駆動手段としてのロータリソレノイド29B、糸案内リング25,26,27、可動体28及び位置規制体30,31は、緯糸の経路を変更するための糸経路変更手段32Bを構成する。これらの回転駆動手段は、可動体28を移動させるために用いられて通電によって往復動可能に作動する往復駆動手段である。
【0049】
ロータリソレノイド29A,29Bは、制御装置33の通電制御を受ける。制御装置33は、ロータリエンコーダ23から得られる織機回転角度情報と、予め設定された緯糸選択パターンとに基づいて、ロータリソレノイド29A,29Bへの通電を制御する。又、制御装置33は、第1の実施の形態の場合と同様に、電磁ソレノイド12の励消磁を制御する。
【0050】
図9のタイミングチャートにおける曲線F1は、ロータリソレノイド29Aに対する通電の変化を表し、曲線F2は、ロータリソレノイド29Bに対する通電の変化を表す。ロータリソレノイド29A,29Bに対する通電は、ロータリソレノイド29A,29Bを回転させるための駆動用電流Dkの供給と、ロータリソレノイド29A,29Bを回転させないための保持用電流Dhの供給との2通りである。保持用電流Dhの電流値I1は、駆動用電流Dkの電流値I2よりも小さい。
【0051】
図9における曲線G1は、曲線F1で示す通電による糸経路変更手段32A側の可動体28の動作位置の変化を表す。曲線G2は、曲線F2で示す通電による糸経路変更手段32B側の可動体28の動作位置の変化を表す。曲線G1,G2における傾き線Gf,Gsは、可動体28の移動、即ちロータリソレノイド29A,29Bの回転を表す。タイミングチャートの横軸に平行な曲線G1,G2における線は、可動体28の静止、即ちロータリソレノイド29A,29Bの非回転を表す。
【0052】
制動位置P2に可動体28を保持する場合には、ロータリソレノイド29A,29Bに対する通電を駆動用電流Dkから保持用電流Dhに切り換える。ロータリソレノイド29A,29Bは、保持用電流Dhの供給によって、可動体28を位置規制体30に押し付けるトルクを与えられる。従って、可動体28は、駆動用電流Dkよりも電流値の小さい保持用電流Dhの供給によって、制動位置P2に保持される。第2の実施の形態では、制動位置P2が待機位置にもなる。
【0053】
第2の実施の形態においては、第1の実施の形態における(1−1)項及び(1−3)項と同様の効果が得られる。
本発明では以下のような実施の形態も可能である。
【0054】
(1)特許文献2に開示されるような緯糸選択装置に用いられる電動機(電動モータ)に対する通電の制御に本発明を適用すること。
(2)3種類以上の緯糸を緯入れする多色緯入れを行う織機に本発明を適用すること。
【0055】
(3)往復直線運動する往復駆動手段によって可動体を駆動する緯糸取り扱い装置に本発明を適用すること。
(4)第1の実施の形態において、第2の糸経路(制動経路)に緯糸を待機させるようにしてもよい。つまり、制動経路を待機経路としてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明では、待機経路に緯糸を保持する待機位置に可動体を配置しておく際には、往復駆動手段を動作させないように、駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流を前記往復駆動手段に供給するようにしたので、緯糸を取り扱うために用いられて通電によって作動する往復駆動手段の温度上昇を抑制することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す平断面図。
【図2】側断面図。
【図3】糸経路変更体20が制動位置にあるときの要部側断面図。
【図4】糸経路変更体20が待機位置にあるときの要部側断面図。
【図5】通電制御を説明するためのタイミングチャート。
【図6】通電制御を説明するためのタイミングチャート。
【図7】第2の実施の形態を示す側断面図。
【図8】(a)は図7のA−A線断面図。(b)は可動体が待機位置にある状態を示す断面図。
【図9】通電制御を説明するためのタイミングチャート。
【符号の説明】
11A,11B…緯糸測長貯留装置。13A,13B…緯入れ用ノズルとしての緯入れ用メインノズル。19A,19B…往復駆動手段である回転出力手段としてのステッピングモータ。20…可動体を構成する糸経路変更体。21,22…可動体を構成するガイドリング。28…可動体。29A,29B…往復駆動手段である回転出力手段としてのロータリソレノイド。Y1,Y2…緯糸。

Claims (5)

  1. 緯入れ時の緯入れ経路から待機経路へ緯糸を移動するための可動体と、前記可動体を移動させるために用いられて通電によって往復動可能に作動する往復駆動手段とを備えた織機における緯糸取り扱い装置の制御方法において、
    前記緯入れ経路から前記待機経路へ前記緯糸を移動するために前記可動体を移動する際には、前記往復駆動手段を作動させるように、駆動用電流を前記往復駆動手段に供給し、前記待機経路に緯糸を保持する待機位置に前記可動体を配置しておく際には、前記往復駆動手段を動作させないように、前記駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流を前記往復駆動手段に供給する織機における緯糸取り扱い装置の制御方法。
  2. 緯入れされる緯糸を選択する緯糸選択パターンに従って前記往復駆動手段の作動を制御し、緯糸を緯入れする場合には、前記往復駆動手段を作動させるように、駆動用電流を前記往復駆動手段に供給し、緯糸を緯入れしない場合には、前記往復駆動手段を動作させないように、前記駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流を前記往復駆動手段に供給して前記待機位置に前記可動体を保持する請求項1に記載の織機における緯糸取り扱い装置の制御方法。
  3. 前記往復駆動手段は、前記可動体を回転力によって移動させるために用いられて通電によって正逆転可能に作動する回転出力手段であり、前記緯入れ経路から前記待機経路へ前記緯糸を移動するために前記可動体を移動する際には、前記回転出力手段を回転させるように、駆動用電流を前記回転出力手段に供給し、前記待機経路に緯糸を保持する待機位置に前記可動体を配置しておく際には、前記回転出力手段を回転させないように、前記駆動用電流の値よりも小さい値の保持用電流を前記回転出力手段に供給する請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の織機における緯糸取り扱い装置の制御方法。
  4. 前記回転出力手段は、ステッピングモータである請求項3に記載の織機における緯糸取り扱い装置の制御方法。
  5. 織機は、緯入れ用ノズルの流体噴射作用によって緯糸を緯入れするジェットルームであり、前記可動体は、緯糸測長貯留装置と前記緯入れ用ノズルとの間における緯入れ時の緯入れ経路から、前記緯入れ経路における緯入れ抵抗よりも大きい緯入れ抵抗をもたらす制動経路へ前記緯糸を移動させる請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の織機における緯糸取り扱い装置の制御方法。
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