JP2008115521A - 緯糸を挿入するための方法および装置 - Google Patents

緯糸を挿入するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来技術に比べて単純に構成および/または制御されることが可能な、レピア織機の杼口内へ緯糸を挿入するための方法および装置を提供すること。
【解決手段】本願発明による緯糸の挿入方法および装置によれば、緯糸3は、送達レピア10によって取り上げられ、織糸クランプによって送達レピア10に固定クランプされ、送達レピアによって杼口内に挿入され、受取レピアによって取り上げられる。この方法において、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中のクランプ力F0が、それらの間にある挿入段階でのクランプ力F1に比べて減少されるように、送達レピアにおける織糸クランプのクランプ力が緯糸挿入中に付加的に制御される。
【選択図】図3

Description

本発明は、請求項1の前段部分および請求項6の前段部分のそれぞれによるレピア織機の杼口内へ緯糸(よこ糸)を挿入するための方法および装置、ならびにそのような装置を含むレピア織機、またはそのような方法を実施するように装備されたレピア織機に関する。
レピア織機において、緯糸は、レピア棒または可撓性バンドに固定された送達レピアによって杼口内に挿入され、杼口の中央部分にある受渡し位置で受取レピアによって引き取られ、そしてさらに搬送される。送達レピアは、提供される緯糸を確実に取り上げ、それを杼口内に挿入し、受取レピアに正確に導くという作業を行う。各レピアは、緯糸挿入中に緯糸を固定的にクランプするために、織糸クランプを備えたレピア・ヘッドを有する。自動的にクランプする織糸クランプによって、織糸の取上げは、それぞれの織糸クランプの事前設定されたクランプ区域内に、または区域内から緯糸を引っ張ることによって行われる。
太い緯糸ヤーンと細い緯糸ヤーンが交互に挿入されるとき、より大きなクランプ力を必要とする太い緯糸ヤーンは、取り上げ中に、クランプ力が低い織糸クランプの入口で固定クランプされ、それにより太い緯糸ヤーンは弱くしか保持されず、一方、より小さなクランプ力を必要とする細い緯糸ヤーンは、織糸クランプ内にさらに引き込まれ、それに対応して強く保持される。どちらの場合にも、太い緯糸ヤーンは緯糸挿入中にあまりに弱く保持され、一方、細い緯糸ヤーンは、受取レピアへの受渡し中にあまりに強く保持されて破断する可能性があるという点で、動作障害が生じるおそれがある。
様々な太さまたは様々な滑らかさの緯糸ヤーンを有する布地の製造のために、制御式の織糸クランプを、一方のレピア・ヘッドまたは両方のレピア・ヘッドで使用することができ、このとき送達レピアの織糸クランプは、織糸取上げ中に能動的に開かれ、受取レピアの織糸クランプは、織糸取上げ中に能動的に閉じられる。
アクチュエータとして電磁石を有する電磁的に制御される織糸クランプが、例えば欧州特許出願公開第0690160号明細書に記載されている。送達レピアのための欧州特許出願公開第0690160号明細書に記載されている織糸クランプは、プレストレスばねによって閉じられて保たれる可動クランプ部を含む。クランプ部を開くために、クランプ部の磁化可能部分が、下側杼口の下に配置された電磁石によって下方向に引っ張られ、それにより、開いた織糸クランプによって緯糸の取上げまたは受渡しが行われる。この構成の欠点は、構成の構造および電磁石の制御が比較的複雑であること、および電磁石が比較的高い電流を必要とし、これが電磁石の望ましくない加熱をもたらす可能性があることである。
さらなる解決策は、例えば欧州特許出願公開第1020550号明細書の図6〜8に開示されているような制御式の織糸クランプデバイスを有する切断装置の使用にある。そこに開示される織糸クランプデバイスはリニア・モータを含み、このリニア・モータは、織糸クランプデバイスの解放の時点(時期)、すなわち緯糸の切断のための時点が正確に制御されることを可能にする。細い緯糸ヤーンに関して、これらが織糸クランプの入口で固定的にクランプされるように切断時点を早めることができ、一方、太い緯糸ヤーンに関しては、これらが織糸クランプ内にさらに引き込まれるように切断時点を遅らせることができる。
織糸クランプデバイスのリニア・モータは、600緯糸/分以上の挿入速度で、1ms未満で反応しなければならないので、比較的強く、それに対応して高価なリニア・モータが必要とされ、これはさらに、動作時に過熱しがちである。
本発明の目的は、上述した従来技術に比べて単純に構成され、および/または単純に制御可能である、レピア織機の杼口内へ緯糸を挿入するための方法および装置、ならびにそのような装置を備えた、またはこの種の方法を行うように装備されたレピア織機を利用可能にすることである。
この目的は、本発明によれば、請求項1に定義した方法、および請求項6に定義した装置、ならびに請求項14に定義したレピア織機によって達成される。
レピア織機の杼口内へ緯糸を挿入するための本発明による方法では、緯糸が送達レピアによって取り上げられ、織糸クランプによって送達レピアに固定的にクランプされ、送達レピアによって杼口内に挿入され、そして受取レピアによって取り上げられる。前記方法は、送達レピアの織糸クランプのクランプ力が緯糸挿入中に制御されること、およびクランプ力が、少なくとも1つの磁石によって、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中に、それらの間にある挿入段階でのクランプ力に比べて減少されることを特徴する。
有利な変形形態では、クランプ力は、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中にそれぞれ所定の値に減少され、この所定の値は、必要な場合には調整可能にすることができ、例えばその際、少なくとも1つの磁石と、その磁石と協働する磁化可能部品との間で間隔が減少される。クランプ力は、緯糸の取上げ中および/または緯糸の引取り中に、典型的には少なくとも10%、最大98%、または少なくとも15%、最大95%減少される。
さらなる変形形態では、クランプ力は、織糸クランプを開くことなく、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中に減少される。同様に、必要なときには、受取レピアでの織糸クランプのクランプ力を制御すること、および受取レピアでの織糸クランプのクランプ力を、緯糸の受渡し中に、後続の挿入段階に比べて増加または減少することが可能である。
この方法の有利な実施例では、織糸クランプのクランプ力が減少される時点および/またはクランプ力の減少が再び解除される時点が設定され、その際、少なくとも1つの磁石、またはその磁石と協働する磁化可能部品が、緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内に据え付けて配置され、送達レピアの移動の方向に変位される。別法として、または追加として、磁石、またはその磁石と協働する磁化可能部品を、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分に配置することができ、送達レピアの移動の方向に織糸クランプに関して変位させて、時点を設定することができる。
レピア織機の杼口内への緯糸の挿入のための本発明による装置は、織糸クランプのクランプ力を、緯糸の取上げ中および/または受取レピアへの緯糸の受渡し中に、それらの間にある挿入段階でのクランプ力に比べて減少させるために、有利には、クランプ力を所定の値に減少するために、および/または有利には、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中に織糸クランプを開かないままとするために、送達レピアのための織糸クランプと、さらに、少なくとも1つの磁石とを含む。1つまたは複数の磁石は、例えば、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中に織糸クランプが開かれないように設計および/または構成および/または制御することができる。これとは別に、装置は、送達レピアおよび/または受取レピアを装備することができる。
必要なときには、受取レピアの織糸クランプのクランプ力を、緯糸の受渡し中に、後続の挿入段階でのクランプ力に比べて減少させるために、受取レピアのための織糸クランプに少なくとも1つの磁石を提供することも可能である。
有利な変形形態では、例えばレピアからの磁石の間隔によってクランプ力の所望の減少を調節することができるように、磁石の1つが、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分に配置される態様で、および/または磁石の1つが、レピアの外側で織糸取上げまたは織糸受渡しの領域内に据え付けて取り付けられることがでる態様で、1つまたは複数の磁石が、織糸クランプと動作接続状態にある。
有利な実施例では、磁石の少なくとも1つが永久磁石として形成される。例えば永久磁石を、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分に取り付けること、および/または永久磁石を、レピアの外側で、例えばレピア・バンドおよび/またはレピア・ヘッドのガイド上またはガイド内に配置することができる。
さらなる有利な実施例では、少なくとも1つの磁石と、その磁石と協働する磁化可能部品との間の間隔を変更して、織糸クランプのクランプ力を、織糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中にそれぞれ事前設定値に設定することができる。
さらなる有利な実施例では、少なくとも1つの磁石、およびその磁石と協働する磁化可能部品を、緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内に据え付けて取り付け、送達レピアの移動の方向にシフトさせることができ、あるいは少なくとも1つの磁石、またはその磁石と協働する磁化可能部品が、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分に配置され、送達レピアの移動方向で織糸クランプに関して変位可能であり、それによって織糸クランプのクランプ力が減少される時点および/またはクランプ力の減少が再び解除される時点を設定することができる。
さらに本発明は、上述した変形形態または実施例の1つによる装置を有するレピア織機、および/または上述の説明による方法を実施するように装備されたレピア織機を含む。
本発明による装置および方法、ならびに本発明によるレピア織機は、従来技術からの制御式の織糸クランプに比べて、非常に高速であるという利点を有する。これは、緯糸を取り上げるため、および/または緯糸を受渡しするために織糸クランプが開かれる必要がなく、クランプ力を減少しさえすればよく、クランプ力の制御は、磁力によって、織糸クランプ部の相対移動を実質的に伴うことなく行われるためである。さらに、上述した装置は比較的単純であり、好ましいコストで製造することができ、また既存のレピア織機への後付けにも適している。さらなる利点は、レピア内で通常使用されるシート金属部分によっても効果的な、磁力によるクランプ力の無接触制御、ならびに上述した装置および上述した方法の汚染に対する不感性にある。さらに、上述した装置は、外側から杼口内に突出する要素を含まない。クランプ力の減少は、単純な様式で設定することができ、その際、磁石と、その磁石と協働する装置の磁化可能部品、例えば第2の磁石との間の間隔が変えられる。上述した装置および上述した方法において永久磁石が使用される場合、通例の制御式の織糸クランプでは電力供給、制御、およびケーブル敷設のために電気アクチュエータの作動に必要となる全体のコストおよび複雑さをなくすことができる。
実施例の上の説明は、単に例としての役割を果たす。さらなる有利な実施例は、従属クレームおよび図面から理解することができる。さらに、上述したまたは図示される実施例または変形形態からの個々の特徴を、本発明の文脈において互いに組み合わせて、新たな実施例を形成することもできる。
以下、実施例および図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
図1Aは、緯糸挿入中の、レピア織機内での送達レピアおよび受取レピアの移動が例示された経路図である。例示された経路図では、挿入方向、およびこの方向に進められる距離xが横座標として描かれ、これと垂直に、回転角θが縦座標として描かれている。この図に示されるように、送達レピアと受取レピアとは、緯糸挿入中に挿入方向で前後に周期的に移動される。
送達レピアの経路図θ(x)は、例示される実施例では、θ=0°で、送達レピアの動きの第1の反転点で始まり、送達レピアは、緯糸挿入方向における杼口の前に配設されている。その後、送達レピアは加速され、経路セクションWPU内で緯糸を取り上げて、それを杼口内に挿入する。織物の中心に向かって、緯糸を有する送達レピアは減速され、経路セクションWT内で、受取レピアが、θ=180°で、送達レピア移動の第2の反転点で緯糸を取り上げ、その後、送達レピアは、θ=360°で第1の反転点、すなわち開始点に戻る。受取レピアの経路図θ(x)は、例示される実施例では、θ=0°で、受取レピアの動きの第1の反転点で始まり、受取レピアは、緯糸挿入方向における杼口の後ろに配置されている。その後受取レピアは加速され、杼口の中心に向かって減速されて、θ=180°で、受取レピアの動きの第2の反転点で、部分セクションWT内で上述したように送達レピアから緯糸を引き取る。その後、緯糸を伴う受取レピアは再び加速されて緯糸挿入を継続し、緯糸挿入の終了後、θ=360°での第1の反転点に向かって再び減速される。
図1Bは、本発明による実施例における、送達レピアの織糸クランプのクランプ力14の図、さらに、受取レピアの織糸クランプのクランプ力24の図を示す。図1Bに示される図では、挿入方向、およびこの方向に進められる経路xが横座標として描かれ、それと垂直に、クランプ力Fが縦座標として描かれている。図1Bは、図1Aの真下に並べられ、横座標に関して図1Aと同じ尺度が使用され、したがって図1Aおよび図1Bでの対応する経路点は、垂直方向で互いに一致する。
レピア織機の杼口内への緯糸の挿入のための本発明の方法の実施例を、図1Aおよび図1Bを参照して以下に説明する。この実施例では、緯糸は、例えば経路セクションWPU内で送達レピアによって取り上げられ、織糸クランプによって送達レピア内に固定クランプされ、送達レピアによって杼口内に挿入され、例えば図1Aに示されるように経路セクションWT内で受取レピアによって取り上げられる。この経路セクションWTは、例えば送り側および受取レピアの動きの変向点の領域内に位置することができる。前記方法は、送達レピアでの織糸クランプのクランプ力が緯糸挿入中に制御されること、および、例えば連続線として図中に描かれている図1Bに示されるクランプ力14のプロットに従って、クランプ力が、少なくとも1つの磁石によって、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中に、それらの間にある挿入段階でのクランプ力に比べて減少されることを特徴とする。
必要な場合には、受取レピアでの織糸クランプのクランプ力を制御することも可能であり、その際、例えば一点鎖線として図中に描かれている図1Bに示されるクランプ力24のプロットに従って、受取レピアでの織糸クランプのクランプ力が、少なくとも1つの磁石によって、緯糸の受渡し中に、後続の挿入段階に比べて増加または減少される。受取レピアの織糸クランプは、例えば図1Bに示される経路セクションWR内で、挿入された緯糸を解放するために、緯糸挿入の終了後に開かれると好都合である。
有利な変形形態では、クランプ力は、織糸クランプを開くことなく、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中に減少される。さらなる有利な変形形態では、クランプ力は、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中にそれぞれ所定の値F0に減少され、この値F0は、必要な場合には、例えば少なくとも1つの磁石と、その磁石と協働する磁化可能部品との間の間隔を変更することによって調節可能にすることができる。いくつかの場合には、緯糸の取上げのため、および緯糸の受渡しのためのクランプ力の減少に関して、異なる値を提供することも可能である。クランプ力は、例えば少なくとも10%、最大98%、または少なくとも15%、最大95%減少させることができる。同様に、必要なときには、受取レピアでの織糸クランプのクランプ力を制御すること、および受取レピアでの織糸クランプのクランプ力を、緯糸の受渡し中に、後続の挿入段階に比べて増加または減少することも可能であり、例えば、クランプ力を増加するために2つの反対の極性の磁石を使用することができる。
この方法の有利な実施例では、織糸クランプのクランプ力が減少される時点および/またはクランプ力の減少が再び解除される時点が設定され、その際、少なくとも1つの磁石、またはその磁石と協働する磁化可能部品が、緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内に据え付けて配置され、送達レピアの移動方向に変位される。別法として、または追加として、磁石、またはその磁石と協働する磁化可能部品は、上記時点の調節のために、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分に配置することができ、送達レピアの移動方向に、織糸クランプに関して変位させることができる。
緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中のクランプ力の減少により、それらの間にある挿入段階でのクランプ力F1に関して、クランプ力の制御なしで可能であるよりも高い値を提供することができる。したがって、上述した方法により、緯糸挿入の信頼性を高めることができる。
図2は、通例の送達レピアでの織糸クランプの概略断面図である。図示される送達レピア10は、例えばシート金属から形成することができる下側部分11と、同様にシート金属から形成することができる上側部分12と、織糸クランプとを含む。織糸クランプは、例えばベース部分に形成することができる支持部2と、回転軸5を中心としてレバー・アーム間で枢動ジャーナルされる2アーム・レバー4とを含む。プレストレスばね6がレバー・アームの一方に提供されてそのアームに作用し、またクランプ部分4aが他方のレバー・アームに提供されており、このクランプ部分4aは、ばね6の力によって支持部2に押圧されて、支持台2とクランプ部分4aとの間に緯糸3をしっかりとクランプする。上述した織糸クランプでは、これは単に典型的な実施例である。多くのさらなる実施例が従来技術から知られている。したがって織糸クランプの可動部は、例えば欧州特許出願公開第0690160号明細書の図2に示されるような1アーム・レバーとして設計することもでき、これは例えば回転軸によって一端で枢動可能であり、または板ばねによって弾性的に取り付けられており、あるいは織糸クランプの可動部を、例えば全体として弾性にすることができる。
本発明によるレピア織機の杼口内への緯糸の挿入のための装置の1つの実施例を、図3を参照して以下に説明する。図示された実施例では、織糸クランプのクランプ力を、緯糸の取上げ中および/または受取レピアへの緯糸の受渡し中に、それらの間にある挿入段階でのクランプ力に比べて減少させるために、装置1は、送達レピア10のための織糸クランプと、さらに、少なくとも1つの磁石7、8とを含む。
織糸クランプは、例えば、図2の説明に関連して上で既に説明したように、支持部2と、回転軸5の周りで枢動ジャーナルされる2アーム・レバー4とを含むことができる。クランプ力を発生するために、プレストレスばね6をレバー・アームの一方に提供することができ、またクランプ部分4aを他方のレバー・アームに提供することができ、このクランプ部分4aは、ばね6の力によって支持部2に対して押圧されて、支持部2とクランプ部分4aとの間に緯糸3をクランプする。上述した緯糸クランプは、図2で既に言及したように、単に典型的な実施例である。レバーは、例えば1アーム・レバーであってもよく、例えば、回転軸によって一端で枢動可能に取り付けること、または板ばねによって弾性的に取り付けることができ、あるいは前記クランプの可動部は、一部または全体を弾性にされてもよい。必要な場合には、織糸クランプのクランプ力は調節可能にすることができ、その際には、例えばばねのプレストレスが変更される。
有利な実施例では、1つまたは複数の磁石7、8が、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中に織糸クランプが開かれないように設計および/または構成および/または制御される。さらなる有利な実施例では、織糸クランプのクランプ力は、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中に所定の値に減少され、この値は、必要な場合には調節可能にすることができる。対応する設定デバイスは、第2の実施例の説明の文脈で、より詳細に以下に説明する。
有利な実施例では、1つまたは複数の磁石7、8が、織糸クランプと動作接続状態にあり、例えばその際には、例えば鉄部品や磁石など第1の磁化可能部品7が、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分4に配置され、第2の磁化可能部品8が、レピアの外側で緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内に固定的に取り付けることができる。これら2つの磁化可能部品は、例えば少なくとも1つの磁石を含む磁気回路に属する。必要な場合には、クランプ力の所望の減少を、例えば2つの磁化可能部品の間隔によって設定することができる。
さらなる有利な実施例では、少なくとも1つの磁石7、8が永久磁石として形成される。例えば永久磁石7を、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分、例えばレバー4に配置すること、および/または永久磁石8を、レピアの外側で、例えばレピア・バンドまたはレピア・ヘッドのガイド上またはガイド内に取り付けることができる。
図4は、本発明による装置1の第2の実施例の概略断面図である。図示された実施例では、装置1は、織糸クランプのクランプ力を、緯糸の取上げ中および/または受取レピアへの緯糸の受渡し中に、それらの間にある挿入段階でのクランプ力に比べて減少させるために、送達レピアのための織糸クランプと、さらに、少なくとも1つの磁石7、8とを含む。
織糸クランプは、例えば、図2および3の説明の文脈において上で既に説明したように、支持部2と、回転軸5の周りで枢動可能に取り付けられる2アーム・レバー4とを含むことができる。レピア内に配置された復帰要素、例えばばねによって発生される力6がレバー・アームの一方に作用して、他方のレバー・アームに提供されたクランプ部分4aを支持部2に押圧し、支持部2とクランプ部分4aとの間に緯糸3、3’を固定クランプする。上述した織糸クランプに関する限り、これは、図3に関連して既に言及したように、単に典型的な実施例である。織糸クランプのさらなる実施例は、図3の説明の文脈で説明されている。
好ましい実施例では、1つまたは複数の磁石が、織糸クランプと動作接続状態にあり、例えばその状態では、例えば鉄部品や磁石など第1の磁化可能部品7が、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分4に配置され、第2の磁化可能部品8が、レピアの外側で緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内に据え付けて取り付けることができ、動作時に緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内にレピアが位置したとき、2つの磁化可能部品7、8が協働して、例えば少なくとも1つの磁石を含む磁気回路を形成する。第1の磁化可能部品7は、例えば図4に示されるように、2アーム・レバー4のレバー・アームに配置することができ、クランプ部分4aは他方のレバー・アームに提供される。しかし、例えば織糸クランプのための支持部2として磁化可能シート金属ばねを提供することも可能であり、これは、例えば一端に取り付けられることができ、また支持部および第1の磁化可能部品7として同時に使用することができる。この場合、支持部として働くシート金属ばねのクランプ力は、磁石として形成される第2の磁化可能部品8によって減少させることができる。
第2の実施例では、織糸クランプのクランプ力を、緯糸の取上げ中および/または緯糸の受渡し中にそれぞれ事前設定値に設定するために、少なくとも1つの磁石7、8と、その磁石と協働する磁化可能部品7、8との間の間隔を変更することができる。この目的で、設定デバイス9が装置1内に提供され、設定デバイス9によって、少なくとも1つの磁石と、その磁石と協働する磁化可能部品との間の距離を変更することができる。設定デバイス9は、手動で、または位置決めドライブ、例えばリニア・モータを備える位置決めドライブを用いて実行することができる。所要の設定範囲は、典型的には5mm、または1もしくは2cmにわたる。ある緯糸挿入から次の緯糸挿入への設定に十分な時間が利用可能であり、また必要とされる設定力が低いので、可能な設定ドライブは、比較的小さく且つ遅く設計することができる。
さらなる有利な実施例では、少なくとも1つの磁石が永久磁石として形成される。例えば永久磁石7を、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分、例えばレバー4に配置すること、および/または永久磁石8を、レピアの外側であって、例えばレピア・バンドまたはレピア・ヘッドのガイド上またはガイド内の、緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内に固定して取り付けることができる。
緯糸の取上げ中のクランプ力の減少の上述した設定により、様々な太さまたは様々な滑らかさの緯糸を、織糸クランプにおいて理想的に保持することができる。この設定がないと、太い緯糸は、取上げ中に織糸クランプの入口で固定クランプされ、比較的長いレバー・アームゆえに弱くしか保持されず、一方、より細い緯糸は、レバーの回転点の近傍まで引き込まれ、それに対応して強く保持される傾向がある。どちらの場合にも、太い緯糸は、緯糸挿入中に十分に堅固に保持されず、一方、細い緯糸は、受取レピアへの受渡し中にあまりに強く保持され、破断する可能性があるので、動作障害が生じることがある。クランプ力の減少に関して説明した設定により、図4に示されるように、太い緯糸3は、クランプ力がより大きい織糸クランプのさらに内部で固定クランプされ、一方、より細い緯糸3’は、クランプ力がより弱い織糸クランプの入口で固定クランプされるという状況を実現することができる。設定デバイスがクランプ力減少の設定のために提供される場合、クランプ力減少は、緯糸挿入の間に適合させること、例えば太いまたは細い緯糸に対して適合させることができる。この様式では、様々な太さおよび様々な滑らかさの緯糸を、理想的なクランプ力で順次に挿入することができる。
図5は、本発明による装置1の第3の実施例の概略断面図である。図5に示される装置1は、織糸クランプのクランプ力を、緯糸の取上げ中および/または受取レピアへの緯糸の受渡し中に、それらの間にある挿入段階でのクランプ力に比べて減少させるために、送達レピアのための織糸クランプと、さらに、少なくとも1つの磁石7、8とを含む。織糸クランプの可能な実施例は、第2の実施例の上述の説明の文脈で既に説明した。
好ましい実施例では、1つまたは複数の磁石が、織糸クランプと動作接続状態にあり、例えばその状態においては、例えば鉄部品や磁石など第1の磁化可能部品7が、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分4に配置され、第2の磁化可能部品8が、レピアの外側で緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内に据え付けて取り付けることができ、動作時に緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内にレピアが位置すると2つの磁化可能部品が協働して、この点で、例えば少なくとも1つの磁石7、8を含む磁気回路を形成する。
第3の実施例では、少なくとも1つの磁石8、またはその磁石と協働する磁化可能部品8は、緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内に据え付けて取り付けることができ、図5に両方向矢印で示されるように、送達レピアの移動の方向に変位させて、織糸クランプのクランプ力が減少される時点および/またはクランプ力の減少が再び解除される時点を設定することができる。別法として、または追加として、少なくとも1つの磁石7、またはその磁石と協働する磁化可能部品7を、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分4に配置することができ、送達レピアの移動方向において織糸クランプに関して変位させて、前記時点を設定することができる。時点の設定のために、設定デバイス9を装置1内に提供することができ、この設定デバイス9によって、少なくとも1つの磁石8、またはその磁石と協働する磁化可能部品8を、送達レピアの移動の方向に変位させることができる。設定デバイス9は、手動で、または位置決めドライブを用いて、例えばリニア・モータを備える位置決めドライブを用いて設計することができる。少なくとも1つの磁石、またはその磁石と協働する磁化可能部品の所要の変位は、典型的には5mm、または1もしくは2cmである。ある緯糸挿入から次の緯糸挿入まで十分な時間が存在し、また所要の位置決め力が低いので、可能な位置決めドライブは、比較的小さく且つ遅く設計することができる。
さらなる有利な実施例では、少なくとも1つの磁石を永久磁石として形成することができる。例えば永久磁石7を、クランプ力に影響を及ぼす織糸クランプの部分、例えばレバー4に配置すること、および/または永久磁石8を、レピアの外側であって、例えばレピア・バンドまたはレピア・ヘッドのガイドでまたはガイド内の、緯糸取上げおよび/または緯糸受渡しの領域内に据え付けて取り付けることができる。
織糸クランプのクランプ力が減少される時点および/またはクランプ力の減少が再び解除される時点についての上述した設定により、様々な太さまたは様々な滑らかさの緯糸を、織糸クランプにおいて理想的に保持することができる。クランプ力の減少の解除のための時点の上述した設定により、図4に示されるように、太い緯糸3は、クランプ力がより大きいレバーの回転点5に近接して固定クランプされ、一方、細い緯糸3’は、クランプ力がより弱い織糸クランプの入口で固定クランプされるという状況を実現することができる。クランプ力の減少の設定のために位置決めドライブが提供される場合、クランプ力減少は、緯糸挿入中に、太いおよび細い緯糸に対して、さらに様々な滑らかさの緯糸に対して、選択的に適合させることができる。この様式で、様々な太さおよび様々な滑らかさの緯糸を、理想的なクランプ力で順次に挿入することができる。
さらに、織糸クランプのクランプ力が減少される時点および/またはクランプ力の減少が再び解除される時点の上述した設定により、全ての緯糸が既に織糸クランプ内で所望の位置にあるので、ここでは全ての緯糸を同じ時点で切断することができ、これは切断デバイスの簡略化を可能にする。
この実施例の上の特徴とは別に、レピアの移動方向における磁化可能部品の変位に基づく上述した動作時点の設定は、全ての種類の磁気的に制御される織糸クランプに適しており、例えば完全に開かれた織糸クランプにも適している。特定の有利な実施例では、1つまたは複数の永久磁石が、織糸クランプの制御および/または作動のために使用される。
図6は、上述した実施例の1つによる装置を有するレピア織機、および/または上の説明による方法を実施するように装備されたレピア織機の実施例を示す。図6に示された実施例では、装置のうち、送達レピア10が見られ、また、緯糸取上げおよび緯糸受渡しの領域内でそれぞれの磁化可能部品8.1、8.2が見られ、磁化可能部品は、例えば鉄部品や磁石として設計することができる。場合により、装置は、受取レピア20、さらには、緯糸3のための織糸供給部32、織糸保管部33、織糸提供部34、または織糸制動部35、さらに必要な場合には、制御機構36および1つまたは複数のセンサ31.1、31.2を含むことができる。
上の説明による装置、方法、およびレピア織機は、能動制御される織糸クランプの利点を、単純で経済的な設計と組み合わせている。
緯糸挿入中のレピア織機内での送達レピアおよび受取レピアの動きに関する経路図である。 本発明による実施例における緯糸挿入中のレピア織糸クランプのクランプ力の図である。 通例の送達レピアでの織糸クランプの概略断面図である。 本発明による装置の実施例の概略断面図である。 本発明による装置の第2の実施例の概略断面図である。 本発明による装置の第3の実施例の概略断面図である。 本発明による装置を有するレピア織機の概略図である。
符号の説明
2 支持部
3 緯糸
4 2アーム・レバー
4a クランプ部分
5 回転軸
6 プレストレスばね
7、8 磁石
9 設定デバイス
10 送達レピア
20 受取レピア
31.1、31.2 センサ
32 織糸供給部
33 織糸保管部
34 織糸提供部
35 織糸制動部
36 制御機構

Claims (14)

  1. レピア織機の杼口内へ緯糸を挿入するための方法であって、
    前記緯糸(3)が、
    送達レピア(10)によって取り上げられ、そして織糸クランプによって該送達レピア(10)内に固定クランプされ、
    前記送達レピアによって前記杼口内に挿入され、
    受取レピアによって引き取られ、そして織糸クランプによって該受取レピア内に固定クランプされ、そして
    前記緯糸の前記挿入が前記受取レピアによって継続される
    緯糸の挿入方法において、
    前記送達レピア(10)における前記織糸クランプのクランプ力(F)が、前記緯糸の挿入中に制御され、それによって
    前記織糸クランプの前記クランプ力が、少なくとも1つの磁石(7、8)によって、前記緯糸の取上げ中および/または前記緯糸の受渡し中に、それらの間にある挿入段階でのクランプ力(F1)に比べて、特に所定の値(F0)へと減少されることを特徴とする緯糸の挿入方法。
  2. 前記送達レピアにおける前記織糸クランプの前記クランプ力が、前記織糸クランプを開くことなく、前記緯糸の前記取上げ中および/または前記緯糸の前記受渡し中に減少される請求項1に記載の方法。
  3. 前記送達レピアにおける前記織糸クランプの前記クランプ力が、前記緯糸の前記取上げ中および/または前記緯糸の前記受渡し中に、少なくとも10%、最大98%、特に少なくとも15%、最大95%減少される請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記送達レピアにおける前記織糸クランプの前記クランプ力が、前記緯糸の前記取上げ中および/または前記緯糸の前記受渡し中にそれぞれ所定の値(F0)に設定され、その際には前記少なくとも1つの磁石(7、8)と、該磁石と協働する磁化可能部品(7、8)との間の間隔が変更される請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記織糸クランプの前記クランプ力が減少される時点および/または前記クランプ力の前記減少が再び解除される時点が、以下によって、すなわち、
    前記少なくとも1つの磁石(8)、または該磁石と協働する磁化可能部品(8)が、前記緯糸取上げおよび/または前記緯糸受渡しの領域内に据え付けて配置され、且つ前記送達レピアの移動方向に変位されること、あるいは
    前記少なくとも1つの磁石(7)、または該磁石と協働する磁化可能部品(7)が、クランプ力に影響を及ぼす前記織糸クランプの一部分(4)に配置され、且つ前記送達レピアの移動方向に、それに関して変位されること
    によって設定される請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の方法。
  6. レピア織機の杼口内へ緯糸(3)を挿入するための装置(1)であって、送達レピアのための織糸クランプを含む装置(1)において、
    前記装置は、前記織糸クランプのクランプ力を、前記緯糸の前記取上げ中および/または受取レピアへの前記緯糸の前記受渡し中に、それらの間にある挿入段階でのクランプ力に比べて減少させるため、特に所定の値(F0)に減少させるために、少なくとも1つの磁石(7、8)をさらに含むことを特徴とする装置(1)。
  7. 前記1つまたは複数の磁石が、前記緯糸の前記取上げ中および/または前記緯糸の前記受渡し中に前記織糸クランプが開かれないように設計および/または構成および/または制御される請求項6に記載の装置。
  8. 前記1つまたは複数の磁石(7、8)が、以下によって、すなわち、
    前記磁石の1つが、前記クランプ力に影響を及ぼす前記織糸クランプの一部分(4)に配置されること、および/または
    前記磁石の1つが、前記レピアの外側で、前記緯糸取上げおよび/または前記緯糸受渡しの領域内に据え付けて取り付けられることができること
    によって前記織糸クランプと動作接続状態にある請求項6または請求項7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記磁石(7、8)の少なくとも1つが永久磁石として形成される請求項6から請求項8までのいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記クランプ力に影響を及ぼす前記織糸クランプの一部分(4)に配置された永久磁石と、前記レピア・バンドおよび/または前記レピア・ヘッドのガイド上またはガイド内に取り付けることができる永久磁石とを含む請求項6から請求項9までのいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記織糸クランプの前記クランプ力を、前記緯糸の前記取上げ中および/または前記緯糸の前記受渡し中にそれぞれ所定の値(F0)に設定するために、前記少なくとも1つの磁石(7、8)と、該磁石と協働する磁化可能部品(7、8)との間の間隔を変更することができる請求項6から請求項10までのいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記織糸クランプの前記クランプ力が減少される時点および/または前記クランプ力の前記減少が再び解除される時点を設定するために、
    前記少なくとも1つの磁石(8)、または該磁石と協働する磁化可能部品(8)の間の間隔が、前記緯糸取上げおよび/または前記緯糸受渡しの領域内に据え付けて取り付けること、および前記送達レピアの移動方向に変位させることができること、または
    前記少なくとも1つの磁石(7)、または該磁石と協働する磁化可能部品(7)が、前記クランプ力に影響を及ぼす前記織糸クランプの一部分(4)に配置され、且つ前記送達レピアの移動方向に、それに関して変位可能であること
    を特徴とする請求項6から請求項11までのいずれか一項に記載の装置。
  13. 送達レピアを有する請求項6から請求項12までのいずれか一項に記載の装置。
  14. 請求項6から請求項13までのいずれか一項に記載の装置を有すること、および/または請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の方法を実施するように装備されたことを特徴とするレピア織機。
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