JP2004100091A - 繊維束集束装置及び紡機 - Google Patents

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河合 泰之
Tsutomu Nakano
中野 勉
Makoto Yakushi
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Abstract

【課題】一部の吸引装置に異常が発生した場合にも該吸引装置の吸引作用を受ける錘で紡糸された糸と、他の錘で紡糸された糸との品質差を許容範囲内に保持する。
【解決手段】繊維束集束装置は、ドラフト装置の最終送出ローラ対の下流側に設けられ、送出部と、該送出部のニップ点に対して少なくとも繊維束の移動方向の上流側に延びるように設けられた吸引孔を備えた吸引部Sとを備えている。繊維束集束装置は前記送出部を構成するとともに吸引部Sに沿って回転される通気部材を備え、ドラフト装置でドラフトされた繊維束を集束する。吸引部Sは接続管48を介してダクト44に接続され、ダクト44にはダクト44内を負圧にするための複数の吸引装置45が接続されている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は繊維束集束装置及び紡機に係り、詳しくは例えば精紡機のドラフト装置(ドラフトパート)の下流に配置され、ドラフト装置でドラフトされた繊維束を集束する繊維束集束装置及び該繊維束集束装置を備えた紡機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の繊維束集束装置を備えた紡機(紡糸機械)として、図7に示すものが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。精紡機は機台の両側に複数の紡糸ステーション71を備え、繊維束集束装置はドラフト装置でドラフトされた繊維束に吸引作用を及ぼす吸引スリット(吸引孔)が紡糸ステーション71に対応して複数設けられた吸引プロフィル72,73を備えている。吸引プロフィル72,73はそれぞれ吸引管74,75を介して吸引装置76,77に接続されている。吸引装置76,77はモータ78により駆動されるファン79を備えている。この繊維束集束装置では、一定数の紡糸ステーション71に対してそれぞれ吸引装置76,77が設けられるため、個々の紡糸ステーション71の吸引スリットに作用する吸引圧の差を少なくして、紡糸される糸の品質の差異を許容レベルまで減らすのが容易となる。
【0003】
また、特許文献1には、真空状態及び糸の品質を監視するために、圧力測定装置を各吸引管74,75に対して配置し、機能不良の場合に関連する機械部分が停止されることが記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−73224号公報(明細書の段落[0008]〜[0013],[0020]〜[0023],[0027]〜[0029]、図1,図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1に開示された装置では、1個の真空発生ファンにより真空に保持され、全紡糸ステーション71に共通の吸引チャンネルに繊維束集束装置が接続された構成に比較して、各紡糸ステーション71で紡糸される糸の品質の差異を許容レベルまで減らすのが容易となる。しかし、グループ化された各紡糸ステーション71の吸引プロフィル72,73に吸引作用を与える吸引装置76,77は1台に限定されるため、1台の吸引装置が故障した場合、その吸引装置が受け持つ吸引プロフィルには吸引作用が生じない。その結果、紡糸を継続すると、吸引作用が及んでいない紡糸ステーション71で紡糸された糸と、吸引作用が及んでいる紡糸ステーション71で紡糸された糸との品質差は許容できないレベルになる。
【0006】
前記不具合を解決するために、圧力測定装置を各吸引管74,75に対して配置し、機能不良の場合に関連する機械部分を停止すると記載されているが、関連する機械部分を停止する機構に関しては言及されていない。また、関連する機械部分を停止する機構を設ける場合、所謂単錘駆動の精紡機でない場合は、機構が複雑となりコストアップを免れない。
【0007】
また、特許文献1に開示された装置では、1本の吸引管74,75がそれぞれ8個の紡糸ステーション71に対応する吸引プロフィル72,73に接続されている。1本の吸引プロフィル72,73が吸引作用を及ぼす紡糸ステーション71の数が多くなると、吸引管74,75に近い紡糸ステーション71と、遠い紡糸ステーション71とで吸引作用の差が大きくなる。その結果、紡糸ステーション71間で紡糸される糸の品質にバラツキが生じ易くなる。特許文献1に開示された装置では、吸引装置76,77に吸引管74,75が直接接続されているため、1本の吸引プロフィル72,73が吸引作用を及ぼす紡糸ステーション71の数を少なくするために、吸引装置76,77に接続する吸引管74,75の本数を増やすのが難しい。また、1台の吸引装置に接続する吸引管の本数を増やさずに、吸引装置の数を増やして吸引管の増加に対応すると製造コストが上昇する。
【0008】
本発明は前記の問題に鑑みてなされたものであって、その第1の目的は一部の吸引装置に異常が発生した場合にも該吸引装置の吸引作用を受ける錘(紡糸ステーション)で紡糸された糸と、他の錘で紡糸された糸との品質差を許容範囲内に保持することができる紡機の繊維束集束装置を提供することにある。また、第2の目的は吸引装置に異常が発生した場合、速やかに全錘の紡糸を停止することができる紡機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記第1の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、紡機のドラフトパートの最終送出ローラ対の下流側に設けられ、ニップローラを備えた送出部と、前記送出部のニップ点に対して少なくとも繊維束の移動方向の上流側に延びるように設けられた吸引孔を備えた吸引部とを備えている。また、前記送出部を構成するとともに前記吸引部に沿って回転される通気部材を備え、前記ドラフトパートでドラフトされた繊維束を集束する。そして、前記吸引孔を各錘に対応して備えるとともに、前記吸引孔を覆う状態で前記通気部材の一部を摺動案内する摺動面を有する前記吸引部としての吸引パイプと、前記吸引パイプに接続管を介して接続されたダクトと、前記ダクトを負圧にするための複数の吸引装置とを備えた。
【0010】
従って、この発明では、吸引孔を介して繊維束に吸引作用を及ぼす吸引パイプは接続管を介してダクトに接続され、ダクト内の負圧により吸引孔に吸引作用が発生する。ダクトは複数の吸引装置を備えているため、一部の吸引装置が異常となって停止された際に、残りの吸引装置により発生する負圧により、紡糸された糸の品質が許容範囲内に保持される。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ダクトは紡機機台の長手方向に沿って複数設けられている。従って、この発明では、1個のダクトを紡機機台の長手方向に沿って配設する構成に比較して、ダクトの組み付けが容易となる。また、紡機機台の途中にピラーを有する場合に、ピラーとの干渉を回避するのが容易となる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記吸引装置の異常を検出する異常検出手段を備え、前記異常検出手段の異常検出信号に基づいて、異常が発生した吸引装置が停止されるとともに、該吸引装置が接続されたダクトに接続された異常でない他の吸引装置がその能力を高めるように駆動される。従って、この発明では、一部の吸引装置に異常が発生した場合、当該吸引装置を停止させてもダクト内の負圧が所定の範囲内に保持されて運転が継続され、紡糸される糸の品質が安定する。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の繊維束集束装置を備えた紡機であって、前記吸引装置の異常を検出する異常検出手段を備え、前記異常検出手段の異常検出信号に基づいて、全錘の紡糸が停止される。この発明では、吸引装置に異常が発生した場合、異常検出手段の異常検出信号に基づいて全錘の紡糸が停止されるため、正常でない状態で紡機の運転が長時間継続されることが回避される。また、異常の発生した吸引装置を早期に修理することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図6に従って説明する。図1は繊維束集束装置のダクト、吸引装置及び吸引部の関係を示す模式平面図、図2はドラフト装置の片側を示す一部破断概略側面図である。図3はドラフト装置のボトムローラと、繊維束集束装置の吸引部及びボトムニップローラとの関係を示すための、トップローラ側を省略した部分概略図である。図4(a)は繊維束集束装置をニップ点における繊維束引き出し方向(ドラフト装置における繊維束の移動方向前方)から見た概略図である。
【0015】
図2に示すように、ドラフトパートとしてのドラフト装置11はフロントボトムローラ12、ミドルボトムローラ13及びバックボトムローラ14を備えた3線式の構成となっている。フロントボトムローラ12はローラスタンド15に対して所定位置に支持され、ミドル及びバックの各ボトムローラ13,14はローラスタンド15に対して前後方向に位置調整可能に固定された支持ブラケット13a,14aを介して支持されている。支持ブラケット13a,14aはローラスタンド15に形成された長孔を貫通するボルト及びナット(いずれも図示せず)により所定位置に締め付け固定されるようになっている。ボトムエプロン16はボトムテンサ17と、ミドルボトムローラ13とに巻き掛けられている。
【0016】
ウエイティングアーム18にはフロントトップローラ19、ミドルトップローラ20及びバックトップローラ21が、それぞれフロントボトムローラ12、ミドルボトムローラ13及びバックボトムローラ14と対応する位置にトップローラ支持部材を介してそれぞれ支持されている。各トップローラ19〜21は2錘1組として支持されている。フロントボトムローラ12及びフロントトップローラ19がドラフト装置11の最終送出ローラ対を構成する。
【0017】
ウエイティングアーム18にはレバー18aが加圧位置と解放位置とに回動可能に配設されている。レバー18aが図2に示すウエイティングアーム18のフレーム18bと当接する加圧位置に配置された状態では、ウエイティングアーム18に支持された各トップローラ19〜21をボトムローラ12,13,14側に押圧する加圧位置(紡糸位置)にロック状態で保持される。また、レバー18aが図2に示す状態から上方の解放位置に回動された状態では、前記ロック状態が解除されるようになっている。
【0018】
図2に示すように、ドラフト装置11の最終送出ローラ対の下流側に繊維束集束装置30が配設されている。繊維束集束装置30は送出部31、吸引部Sとしての吸引パイプ32,33及び通気部材としての通気エプロン34を備えている。送出部31はフロントボトムローラ12と平行に配設された回転軸35に形成されたニップローラとしてのボトムニップローラ35aと、ボトムニップローラ35aに通気エプロン34を介して押圧されるニップローラとしてのトップニップローラ31aとで構成されている。
【0019】
この実施の形態の繊維束集束装置30は、図4(a)に示すように、トップニップローラ31aがドラフト装置11の各トップローラ19〜21と同様に2錘毎に、支持部材36(図2及び図5に図示)を介してウエイティングアーム18に支持されている。なお、この実施の形態では支持部材36はフロントトップローラ19の支持部材と一体に形成されている。
【0020】
一方、繊維束集束装置30のボトム側は、ドラフト装置11のローラスタンド15間に配置される錘の半分、この実施の形態では4錘分を1ユニットとして構成されている。機台長手方向に所定間隔で配設されたローラスタンド15の中間位置には、図3に示すように、機台長手方向に延設された支持ビーム37に基端側が支持された状態で支持アーム38が配設され、ローラスタンド15と支持アーム38との間に回転軸35が支持されている。
【0021】
図4(b)に示すように、回転軸35は複数錘(この実施の形態では4錘)と対応する所定長さに形成され、その両端に軸受39が固定されている。そして、軸受39がエンドプラグ40に嵌合され、図4(a)に示すように、エンドプラグ40が嵌合部40aにおいてローラスタンド15及び支持アーム38に設けられた支持部15a,38aに支持されることにより、回転軸35はローラスタンド15と支持アーム38との間に回転可能に支持されている。支持部15a,38aは、エンドプラグ40を2個支持可能に形成され、隣接する回転軸35の端部に取り付けられたエンドプラグ40を支持可能になっている。
【0022】
支持部15aはローラスタンド15上に固定されたブロックで構成され、機台前側斜め上方に向かって延びる嵌合凹部を有している。支持部38aも機台前側斜め上方に向かって延びる嵌合凹部を有している。そして、エンドプラグ40は両嵌合凹部と嵌合可能な嵌合部40aを有し、嵌合部40aにおいて支持部15a,38aに対してワンタッチで嵌合可能に形成されている。
【0023】
回転軸35には長手方向の中央にギヤ41が回転軸35と一体回転可能に設けられている。図3に示すように、フロントボトムローラ12にはギヤ41と対向する位置にギヤ部12aが形成されている。そして、前記支持アーム38と同様に、基端側が支持ビーム37に固定された支持アーム42に、ギヤ部12a及びギヤ41に噛合する中間ギヤ43が回転可能に支持されている。即ち、フロントボトムローラ12の回転力は、ギヤ部12a、中間ギヤ43及びギヤ41を介して回転軸35に伝達される。
【0024】
図1及び図2に示すように、精紡機機台にはその長手方向(図2の紙面と垂直方向)に延びるように、繊維束集束装置30用のダクト44が配設されている。図1に示すように、ダクト44は紡機機台の長手方向に沿って複数設けられている。この実施の形態では各ダクト44は片側24錘、両側48錘に対応する長さに形成されている。各ダクト44にはダクト44内を負圧にするための複数(この実施の形態では3台)の吸引装置45がパイプ46を介して接続されている。即ち、この実施の形態では16錘を1ユニットとして、1ユニットに1台の割合で吸引装置45が装備されている。吸引装置45としてファン47aをモータ47で駆動するファンモータが使用されている。図2に示すように、ダクト44はドラフト装置11の後側上方において紡機機台の中央に配設され、吸引装置45はダクト44の下方に配設されている。図1に示すように、吸引部Sはダクト44と平行に延びる状態で4錘毎に設けられ、接続管48を介してダクト44に接続されている。接続管48は途中に蛇腹部49(図2にのみ図示)を備えている。なお、図1においては吸引パイプ32,33をまとめて吸引部Sとして示し、各吸引パイプ32,33に形成された後記する吸引孔をまとめて破線の○で示している。
【0025】
図6に示すように、接続管48の先端部には吸引パイプ32,33が着脱可能に取り付けられる嵌合孔48a,48bが形成されている。そして、接続管48の左右両側には、それぞれ吸引パイプ32,33の第1端部が着脱可能に取り付けられ、吸引パイプ32,33の第2端部はエンドプラグ40に嵌合されている。また、エンドプラグ40には軸受39が嵌合される嵌合孔40bが形成されている。なお、図6は接続管48の片側に吸引パイプ32,33を取り付けた状態を示す部分模式斜視図である。
【0026】
図3に示すように、吸引パイプ32は、ボトムニップローラ35aのニップ点を挟んで繊維束(フリース)Fの移動方向の上流側に延びるスリット状の吸引孔32aが形成された摺動面32bを有する。吸引パイプ33は、下流側に延びるスリット状の吸引孔33aが形成された摺動面33bを有する。そして、図3及び図5に示すように、吸引パイプ32はボトムニップローラ35aのニップ点より繊維束の移動方向上流側に、吸引パイプ33は下流側に位置するようにそれぞれ配設されている。なお、図3では吸引孔32a,33aを見やすくするため、通気エプロン34を鎖線で図示している。
【0027】
吸引パイプ32は、通気エプロン34をフロントボトムローラ12とフロントトップローラ19とのニップ点の近傍に至るように案内可能な形状に形成されている。吸引パイプ33は、通気エプロン34から送り出される繊維束Fがある程度のフリース角度をもって転向するように配置されている。なお、フリース角度とは繊維束(フリース)Fのニップ点を通過した後、繊維束Fを引き出し位置まで案内する円弧面の曲率中心とニップ点とを結ぶ線分と、前記曲率中心と繊維束Fの引き出し点とを結ぶ線分との成す角度を意味する。通気エプロン34は一部が吸引パイプ32,33に、一部がボトムニップローラ35aに接触するように巻掛けられ、ボトムニップローラ35aの回転に伴って摺動面32b,33bに沿って摺動しつつ回転されるようになっている。この実施の形態では通気エプロン34は、適度な通気性を確保できる織布により形成されている。
【0028】
図2及び図4(a)等に示すように、吸引パイプ33の下方近傍には、糸切れ時にドラフト装置11から送出される繊維束Fを吸引する作用をなすシングルタイプのニューマ装置の吸引ノズル50の先端がそれぞれ配設されている。吸引ノズル50の基端は全錘共通のニューマダクト51に接続されている。
【0029】
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
精紡機が運転されると、繊維束Fはドラフト装置11のボトムローラ12〜14と、トップローラ19〜21との間を通過することによりドラフトされた後、繊維束集束装置30へ案内される。送出部31はフロントボトムローラ12及びフロントトップローラ19の表面速度より若干速く回転され、繊維束Fは適度な緊張状態で送出部31のニップ点を過ぎた後、転向して撚り掛けを受けながら下流側へ移動する。
【0030】
また、ダクト44の吸引作用が接続管48を介して吸引パイプ32,33に及び、摺動面32b,33bに形成された吸引孔32a,33aの吸引作用が通気エプロン34を介して繊維束Fに及ぶ。そして、繊維束Fが吸引孔32a,33aと対応する位置に吸引集束された状態で移動する。送出部31のニップ点を挟んで上流側及び下流側に吸引孔32a,33aが存在するため、繊維束Fはニップ点を過ぎた後も吸引作用を受けて集束された状態で移動する。その結果、ニップ点通過後の繊維束Fの両端から繊維の遊離が抑制され、毛羽の発生や落綿が抑制されて糸質の改善効果が大幅に向上する。
【0031】
ダクト44は複数(3台)の吸引装置45により、負圧状態に保持される。従って、1台の吸引装置45に異常(故障)が発生して、該吸引装置45が停止されても、他の吸引装置45の作用によりダクト44内の負圧が所定レベルに保持され、繊維束Fを集束させる吸引孔32a,33aの吸引作用が確保される。吸引作用が失われた状態で紡糸が継続されると糸品質が低下するが、従来装置と異なり、1台の吸引装置45が故障で停止しても吸引孔32a,33aの吸引作用が確保され、糸品質の低下が抑制される。
【0032】
この実施の形態は以下の効果を有する。
(1) ドラフトされた後の繊維束Fに吸引作用を及ぼす吸引孔32a,33aを各錘に対応して備えた吸引パイプ32,33が接続管48を介してダクト44に接続され、ダクト44は複数の吸引装置45により負圧に保持される。従って、従来装置と異なり、一部の吸引装置45が異常となって停止された際に、残りの吸引装置45により発生する負圧によって吸引孔32a,33aの吸引作用が確保され、紡糸された糸の品質が許容範囲内に保持される。
【0033】
(2) ダクト44は紡機機台の長手方向に沿って複数設けられている。1個のダクト44を紡機機台の長手方向に沿って配設する構成に比較して、ダクト44の組み付けが容易となる。また、紡機機台の途中にピラーを有する場合に、ダクト44とピラーとの干渉を回避するのが容易となる。
【0034】
(3) 1本の吸引パイプ32,33が多数の錘の繊維束Fに対して吸引作用を及ぼす構成にすると、接続管48に近い吸引孔32a,33aと、遠い吸引孔32a,33aとで吸引作用の差が大きくなる。また、1本の吸引パイプ32,33の長さが長くなると前記吸引作用の錘間の差の他に、機台への着脱、メンテナンス時の分解・組付け性が悪くなるため、1本の吸引パイプ32,33は4錘分の吸引孔32a,33aを有するのが好ましい。その場合、接続管48の本数が増加するが、接続管48は吸引装置45に接続されるのではなく、ダクト44に接続される。従って、接続管48の本数が増加しても、各吸引パイプ32,33とダクト44とを同じ条件で容易に接続でき、各錘で紡糸される糸の品質にバラツキが少なくなる。
【0035】
(4) 繊維束集束装置30専用のダクト44がニューマダクト51と独立して設けられている。従って、吸引装置45を大型化することなくダクト44内を所定の負圧に保持することができる。
【0036】
(5) ダクト44がドラフト装置11の後側上方において紡機機台の中央に配設され、接続管48がボトムローラ12〜14の上方を通るように配設されている。従って、紡機機台の長手方向に沿ってニューマダクト51を備えた紡機において、ダクト44の配設位置の確保が容易になる。また、ダクト44と吸引パイプ32,33とを接続する接続管48が他の部材と干渉し難くなり、組み付け作業や保全作業が容易になる。
【0037】
(6) 接続管48の両側に吸引パイプ32,33が対称に取り付けられているため、同じ数の吸引孔32a,33aを設けた場合、接続管48の片側に吸引パイプ32,33が取り付けられた構成に比較して、各吸引孔32a,33aの吸引作用の差が小さくなる。また、通気エプロン34の交換作業が容易になる。
【0038】
(7) ニップ点より下流側に設けられた吸引孔33aによる集束効果が、ニップ点より上流側にもある程度伝播し、ニップ点到達までの繊維束Fの拡がりが抑制されて、集束効果がより向上する。
【0039】
実施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
○ 吸引装置の異常を検出する異常検出手段を備え、前記異常検出手段の異常検出信号に基づいて、異常が発生した吸引装置が停止されるとともに、該吸引装置が接続されたダクトに接続された異常でない他の吸引装置がその能力を高めるように駆動される構成としてもよい。例えば、図1に鎖線で示すように、各吸引装置45に異常検出手段としてモータ47の異常検出センサ52を設ける。異常検出センサ52として例えばモータ47の駆動軸の回転速度センサが使用される。また、各モータ47は図示しない制御装置によりそれぞれ独立に制御可能に構成する。そして、制御装置は異常検出センサ52の異常検出信号に基づいて、異常が発生した吸引装置45を停止させるとともに、該吸引装置45が接続されたダクト44に接続された他の吸引装置45の能力を高めるように制御する。そして、異常の発生した吸引装置45は玉揚げ停止の際に修理を行う。この場合、一部の吸引装置45に異常が発生した場合、当該吸引装置45を停止させてもダクト44内の負圧が所定の範囲内に保持されて運転が継続され、紡糸される糸の品質が安定した状態で所定の玉揚げ時まで紡糸を継続できる。
【0040】
○ 吸引装置45に異常が発生した際に他の吸引装置45の能力を高めるように駆動する構成において、各モータ47をそれぞれ独立に制御可能とする構成に代えて、同じダクト44に接続されたモータ47毎に制御可能としてもよい。例えば、モータ47をインバータで駆動する場合、同じダクト44に接続されたモータ47毎にインバータを設ける。この場合、各モータ47をそれぞれ独立に制御する場合に比較して、制御及び構成が簡単になる。
【0041】
○ 吸引装置45の異常を検出する異常検出手段を備え、前記異常検出手段の異常検出信号に基づいて、全錘の紡糸を停止する構成としてもよい。例えば、図1に鎖線で示すように、各吸引装置45に異常検出手段としてモータ47の異常検出センサ52を設ける。そして、紡機の運転を制御する制御装置は、異常検出センサ52の異常検出信号に基づいて、紡機の運転停止制御を開始する。紡機の運転停止後、異常の発生した吸引装置45の修理を行う。この場合、吸引装置45に異常が発生すると、異常検出手段の異常検出信号に基づいて全錘の紡糸が停止されるため、正常でない状態で紡機の運転が長時間継続されることが回避される。また、異常の発生した吸引装置を早期に修理することが可能になる。
【0042】
○ 精紡機として各錘のスピンドルを個別のモータで独立して駆動する所謂単錘駆動式の精紡機において、吸引装置45の異常検出手段の異常検出信号に基づいて、異常の吸引装置45に接続されたダクト44から吸引作用を受ける吸引パイプ32,33と対応する錘のスピンドルの駆動を停止するように構成する。そして、その他の錘は所定の玉揚げ時まで紡糸が継続される。この場合、全錘の紡糸を停止する構成に比較して、巻き取り途中で紡糸を停止する錘の数が少なくなる。
【0043】
○ ダクト44の長さは片側24錘、両側48錘に対応した長さに限らず、適宜の錘数に対応した長さとしてもよい。その場合8の倍数の錘数に対応する長さが好ましい。
【0044】
○ ダクト44を紡機機台の長手方向に沿って複数設ける代わりに、紡機機台の全長にわたって1本のみ設けてもよい。
○ ダクト44の位置はドラフト装置11の後側上方に限らず、ドラフト装置11の後側あるいはドラフト装置11の後側下方に配設してもよい。
【0045】
○ ダクト44を精紡機の左右両側に配設された吸引パイプ32,33で共用する代わりに、右側用と左側用に分けて、紡機機台の長手方向に沿って2列に配設してもよい。
【0046】
○ 回転軸35及び吸引パイプ32,33は4錘を1ユニットとする構成に限らず、ローラスタンド15間の錘数(例えば8錘)を1ユニットとしたり、2錘を1ユニットとした構成としてもよい。また、必ずしも全ユニットを同じ錘数とせずに、ローラスタンド15間の錘数を異なる数に分けて(例えば6錘と2錘)それに対応して2種のユニットを設けてもよい。
【0047】
○ 吸引パイプ32,33を別体に形成せず、両吸引パイプ32,33が一体化されるとともに、トップニップローラ31aと対向する側が開放された円弧状に形成してもよい。
【0048】
〇 吸引パイプ32,33は接続管48と対向する側と反対側の端部が閉塞された形状に形成してもよい。この場合、エンドプラグ40は吸引パイプ32,33の端部を密閉する配慮をせず、軸受39が嵌合される嵌合孔40bと、吸引パイプ32,33の端部が嵌合される嵌合部(孔)とを有する構成とすればよいため、製造が簡単になる。
【0049】
○ 通気エプロン34を織布や編み地で形成する代わりに、ゴム製や弾性を有する樹脂製のベルトに多数の孔を開けて形成してもよい。
○ 吸引部を構成する吸引パイプ32,33を接続管48と一体に形成してもよい。
【0050】
○ 繊維束Fのニップ点を挟んで上流側及び下流側に吸引孔32a,33aを設ける構成に限らず、ニップ点を挟んで上流側にのみ吸引孔32aを有する構成としてもよい。その場合、吸引孔33aを形成しない吸引パイプ33を使用すれば製造方法や組み付けをほぼ同じにすることができる。また、吸引パイプ33を無くして通気エプロン34を吸引パイプ32とボトムニップローラ35aとの間に巻き掛けた構成としてもよい。
【0051】
○ 通気エプロン34を駆動する構成として、吸引パイプ32,33及びボトムニップローラ35aを無くして、断面卵形の吸引パイプを設け、該吸引パイプの所定位置に吸引孔を形成し、吸引パイプの外周に沿って通気エプロン34を摺動可能に巻き掛ける。そして、トップニップローラ31aを積極駆動可能とし、トップニップローラ31aを通気エプロン34に圧接しながら駆動することで通気エプロン34を駆動するようにしてもよい。
【0052】
○ 吸引装置の構成は、ファン47aをモータ47で駆動する構成に限らない。例えば、減圧ポンプ(真空ポンプ)を使用してもよい。真空ポンプは回転式ポンプでも往復動式ポンプでもよい。
【0053】
〇 ニューマ装置としてシングルノズルタイプに代えて、フルートタイプの構成を採用してもよい。
○ 精紡機のドラフト装置に限らず、他の紡機のドラフト装置に適用してもよい。
【0054】
前記実施の形態から把握される発明(技術的思想)について、以下に記載する。
(1) 請求項1又は請求項2に記載の繊維束集束装置を備えるとともに、各錘のスピンドルを各錘毎に設けられたモータにより独立して駆動する単錘駆動式の紡機であって、前記吸引装置の異常検出手段の異常検出信号に基づいて、異常の吸引装置に接続されたダクトから吸引作用を受ける吸引パイプと対応する錘のスピンドルの駆動を停止するように運転される紡機。
【0055】
(2) 請求項1〜請求項4及び前記技術的思想(1)のいずれか一項に記載の繊維束集束装置を構成するダクトは、紡機のドラフト装置の後側上方に配設され、前記接続管はボトムローラの上方を通るように配設されている。
【0056】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1〜請求項4に記載の発明によれば、一部の吸引装置に異常が発生した場合にも該吸引装置の吸引作用を受ける紡糸錘(紡糸ステーション)で紡糸された糸と、他の紡糸錘で紡糸された糸との品質差を許容範囲内に保持することができる。また、請求項4に記載の発明によれば、吸引装置に異常が発生した場合、速やかに全錘の紡糸を停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態の吸引装置とダクトの配置を示す模式平面図。
【図2】ドラフト装置と繊維束集束装置とを示す一部破断概略側面図。
【図3】吸引部とボトムニップローラとの関係を示す部分概略図。
【図4】(a)は繊維束集束装置を繊維束移動方向前方から見た部分概略図、(b)は回転軸の正面図。
【図5】図2の部分拡大図。
【図6】接続管の部分斜視図。
【図7】従来技術の概略平面図。
【符号の説明】
F…繊維束、S…吸引部、11…ドラフトパートとしてのドラフト装置、30…繊維束集束装置、31…送出部、31a…送出部を構成するニップローラとしてのトップニップローラ、32,33…吸引部としての吸引パイプ、32a,33a…吸引孔、32b,33b…摺動面、34…通気部材としての通気エプロン、35a…送出部を構成するニップローラとしてのボトムニップローラ、44…ダクト、45…吸引装置、48…接続管、52…異常検出手段としての異常検出センサ。

Claims (4)

  1. 紡機のドラフトパートの最終送出ローラ対の下流側に設けられ、ニップローラを備えた送出部と、前記送出部のニップ点に対して少なくとも繊維束の移動方向の上流側に延びるように設けられた吸引孔を備えた吸引部と、前記送出部を構成するとともに前記吸引部に沿って回転される通気部材とを備え、前記ドラフトパートでドラフトされた繊維束を集束する繊維束集束装置であって、
    前記吸引孔を各錘に対応して備えるとともに、前記吸引孔を覆う状態で前記通気部材の一部を摺動案内する摺動面を有する前記吸引部としての吸引パイプと、
    前記吸引パイプに接続管を介して接続されたダクトと、
    前記ダクトを負圧にするための複数の吸引装置と
    を備えた紡機における繊維束集束装置。
  2. 前記ダクトは紡機機台の長手方向に沿って複数設けられている請求項1に記載の繊維束集束装置。
  3. 前記吸引装置の異常を検出する異常検出手段を備え、前記異常検出手段の異常検出信号に基づいて、異常が発生した吸引装置が停止されるとともに、該吸引装置が接続されたダクトに接続された異常でない他の吸引装置がその能力を高めるように駆動される請求項1又は請求項2に記載の紡機における繊維束集束装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の繊維束集束装置を備えた紡機であって、前記吸引装置の異常を検出する異常検出手段を備え、前記異常検出手段の異常検出信号に基づいて、全錘の紡糸が停止される紡機。
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