JPS62289621A - 紡績機における繊維束のドラフト方法とその装置 - Google Patents
紡績機における繊維束のドラフト方法とその装置Info
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- JPS62289621A JPS62289621A JP61132564A JP13256486A JPS62289621A JP S62289621 A JPS62289621 A JP S62289621A JP 61132564 A JP61132564 A JP 61132564A JP 13256486 A JP13256486 A JP 13256486A JP S62289621 A JPS62289621 A JP S62289621A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H5/00—Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
- D01H5/18—Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
- D01H5/70—Constructional features of drafting elements
- D01H5/72—Fibre-condensing guides
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野]
本発明は紡績機における繊維束のドラフト方法とその装
置、更に詳しくはドラフト域における繊維束の集束に関
する。
置、更に詳しくはドラフト域における繊維束の集束に関
する。
[従来の技術]
供給される繊維束(以下スライバという)に対するドラ
フト装置としては、表面速度の異なる複数のボトムロー
ラを並設し、それぞれにトップローラを圧接し、供給さ
れるスライバを牽伸する方法が広く用いられている。そ
の方式の1例を第1O図に示す。図は3対のローラから
なるドラフト装置100を備えたリング精紡機の概略図
で、ドラフト装置100はフロントボトムローラ101
.バックボトムローラ102.中間ボトムローラ103
を備え、それぞれにトップローラ 104、105.1
08を圧接し、中間ローラ103.10Gにはエプロン
107.108を取付けてなるものである。
フト装置としては、表面速度の異なる複数のボトムロー
ラを並設し、それぞれにトップローラを圧接し、供給さ
れるスライバを牽伸する方法が広く用いられている。そ
の方式の1例を第1O図に示す。図は3対のローラから
なるドラフト装置100を備えたリング精紡機の概略図
で、ドラフト装置100はフロントボトムローラ101
.バックボトムローラ102.中間ボトムローラ103
を備え、それぞれにトップローラ 104、105.1
08を圧接し、中間ローラ103.10Gにはエプロン
107.108を取付けてなるものである。
図中109はスライバSを導入するトランペット、11
0はコレクタである。
0はコレクタである。
供給されるスライバSは、各ローラの表面速度差により
ドラフトされ、フロントローラ101゜104から繰出
され、スピンドル112及びリング113並びにリング
113上を走行するトラベラ114による周知のスピン
ドル加熱手段111により加熱され、スピンドル上に取
付けるボビン115上に巻き取る方法が用いられており
、平行するローラ対のニップをくり返して行うローラ、
エプロン方式のドラフト機構では、供給されるフリース
は各ドラフトゾーン毎に幅が次第に広がり、糸斑あるい
は毛羽の発生のみでなく、後記する如き通称バタフライ
が生じてドラフト機構に引き続くスピンドル加熱手段の
撚の遡上に支障をきたし、糸切れの原因となることは良
く知られている。
ドラフトされ、フロントローラ101゜104から繰出
され、スピンドル112及びリング113並びにリング
113上を走行するトラベラ114による周知のスピン
ドル加熱手段111により加熱され、スピンドル上に取
付けるボビン115上に巻き取る方法が用いられており
、平行するローラ対のニップをくり返して行うローラ、
エプロン方式のドラフト機構では、供給されるフリース
は各ドラフトゾーン毎に幅が次第に広がり、糸斑あるい
は毛羽の発生のみでなく、後記する如き通称バタフライ
が生じてドラフト機構に引き続くスピンドル加熱手段の
撚の遡上に支障をきたし、糸切れの原因となることは良
く知られている。
従来はこの解決策としてスライバの収束にはコレクタが
用いられ、バタフライの減少にはいわゆるフリースアン
グルの調節が行われている。
用いられ、バタフライの減少にはいわゆるフリースアン
グルの調節が行われている。
また (社)日本繊維機械学会昭和41年刊行の「基礎
繊維工学■」に記載される如く、ツイストドラフト、加
熱スーパーハイトラフトあるいはアンプラス−パードラ
フトなどの技術が知られている。その他ドラフト域にお
いてスライバに対し空気流により仮撚りを付与する方法
も提案されている(例えば特開昭58−31123号公
報)。
繊維工学■」に記載される如く、ツイストドラフト、加
熱スーパーハイトラフトあるいはアンプラス−パードラ
フトなどの技術が知られている。その他ドラフト域にお
いてスライバに対し空気流により仮撚りを付与する方法
も提案されている(例えば特開昭58−31123号公
報)。
[発明が解決しようとする問題点]
上記コレクタを用いる方式は摩擦抵抗により毛羽が発生
するおそれがある。その他ツイストドラフトあるいは空
気流による方式等は構造複雑であったり、糸通しに手数
を要する等の問題がある。
するおそれがある。その他ツイストドラフトあるいは空
気流による方式等は構造複雑であったり、糸通しに手数
を要する等の問題がある。
何れの方式も紡出速度は20〜30m/分程度では問題
はないが、近時上記紡出速度に比し数倍の高速化が要望
されており、紡出速度の増大を計るための各ローラを高
速回転するときは、これに伴い発生する気流がドラフト
中のスライバに影響を及ぼし、毛羽立ち等の乱れを生じ
、ローラにさき付く等の問題がある。特に最も高速回転
するフロントボトムローラ、及びこれに対設するフロン
トトップローラにその影響が太きい。
はないが、近時上記紡出速度に比し数倍の高速化が要望
されており、紡出速度の増大を計るための各ローラを高
速回転するときは、これに伴い発生する気流がドラフト
中のスライバに影響を及ぼし、毛羽立ち等の乱れを生じ
、ローラにさき付く等の問題がある。特に最も高速回転
するフロントボトムローラ、及びこれに対設するフロン
トトップローラにその影響が太きい。
更に上記フロントローラからの送り出し部は第11図に
示す如く、スライバSは下方からの撚り上りと、ドラフ
ト時の拡開とにより三角部分B(以下バタフライという
)を生起する。下方の加熱部分は引張り強度は大である
が、バタフライBは開繊状態にあり偏平のため引張り強
度は弱く、糸切れ発生の個所であるが、その幅を狭くす
ることができず、従って撚り上りをニップ点に近付ける
ことができない等の問題がある。
示す如く、スライバSは下方からの撚り上りと、ドラフ
ト時の拡開とにより三角部分B(以下バタフライという
)を生起する。下方の加熱部分は引張り強度は大である
が、バタフライBは開繊状態にあり偏平のため引張り強
度は弱く、糸切れ発生の個所であるが、その幅を狭くす
ることができず、従って撚り上りをニップ点に近付ける
ことができない等の問題がある。
本発明はかかる点に鑑み、フロントローラからの送り出
し部におけるスライバの幅を可及的に狭くすることを目
的とする。更に他の目的は、紡績機の高速化に際しても
、ローラの回転に伴い発生する気流によるスライバの毛
羽立ち等の乱れを防止することを目的とする。
し部におけるスライバの幅を可及的に狭くすることを目
的とする。更に他の目的は、紡績機の高速化に際しても
、ローラの回転に伴い発生する気流によるスライバの毛
羽立ち等の乱れを防止することを目的とする。
[問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための第1の発明の紡績機における
繊維束のドラフト方法を第1実施例に対応する第1図を
用いて説明する。紡績機のドラフト装置1は供給スライ
バSをニップしつ1回転する上下対をなすローラの複数
組例えばフロントローラFR,バックローラBR,第1
中間ローラMRI及び第2中間ローラM R2を備える
。上記本発明方法はフロントローラFRの後方において
走行するスライバSに直交して移行する通気膜21を備
え、吸引によりスライバSを通気膜21に圧接する。そ
して通気膜21の走行によりスライバSを転動し加熱す
ることを特徴とするものである。
繊維束のドラフト方法を第1実施例に対応する第1図を
用いて説明する。紡績機のドラフト装置1は供給スライ
バSをニップしつ1回転する上下対をなすローラの複数
組例えばフロントローラFR,バックローラBR,第1
中間ローラMRI及び第2中間ローラM R2を備える
。上記本発明方法はフロントローラFRの後方において
走行するスライバSに直交して移行する通気膜21を備
え、吸引によりスライバSを通気膜21に圧接する。そ
して通気膜21の走行によりスライバSを転動し加熱す
ることを特徴とするものである。
また第2の発明は上記方法を達成するための装置に関す
るもので、フロントローラFRの後方に位置して吸着加
撚手段20を備える。この吸着加撚手段20はスライバ
Sに接し、かつスライバ走行方向と直交して移行する通
気膜23と、この膜下方に位置し通気膜23を介してス
ライバSを吸引する吸引ノズル22とを備える。
るもので、フロントローラFRの後方に位置して吸着加
撚手段20を備える。この吸着加撚手段20はスライバ
Sに接し、かつスライバ走行方向と直交して移行する通
気膜23と、この膜下方に位置し通気膜23を介してス
ライバSを吸引する吸引ノズル22とを備える。
[作用]
走行するスライバSを吸引作用により通気膜21に圧接
し通気膜21をスライバSの走行と直交して移行するこ
とにより、スライバSを転動し、これによりスライバS
に撚りを付与することができる。これに伴い、フロント
ローラFRの出口に形成するバタフライの幅の縮小を計
り、スライバ断面を円形状とすることができる。
し通気膜21をスライバSの走行と直交して移行するこ
とにより、スライバSを転動し、これによりスライバS
に撚りを付与することができる。これに伴い、フロント
ローラFRの出口に形成するバタフライの幅の縮小を計
り、スライバ断面を円形状とすることができる。
[実施例]
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示す。紡績機
のドラフト装置1はフロントボトムローラ2、バックボ
トムローラ3、第1、第2中間ボトムローラ4,5を備
え、それぞれにトップローラ6.7,8.9を圧接し、
第2中間ボトムローラ5及びこれに対するトップローラ
9にはそれぞれエプロン10.11を備える。以下フロ
ントボトムローラ2とこれに対するトップローラ6とを
総称してフロントローラFR,以下同様にしてバックロ
ーラBR,第1中間ローラMR1、第2中間ローラMR
2という。尚図中12はスライバ受入用トランペット、
13はコレクタである。
のドラフト装置1はフロントボトムローラ2、バックボ
トムローラ3、第1、第2中間ボトムローラ4,5を備
え、それぞれにトップローラ6.7,8.9を圧接し、
第2中間ボトムローラ5及びこれに対するトップローラ
9にはそれぞれエプロン10.11を備える。以下フロ
ントボトムローラ2とこれに対するトップローラ6とを
総称してフロントローラFR,以下同様にしてバックロ
ーラBR,第1中間ローラMR1、第2中間ローラMR
2という。尚図中12はスライバ受入用トランペット、
13はコレクタである。
本発明のドラフト装置1はフロントローラFRの後方即
ちスライバSの供給側に吸着加撚手段20を配備する。
ちスライバSの供給側に吸着加撚手段20を配備する。
この吸着加撚手段20はスライバSに接し、かつその走
行方向と直交して回動する回転体21と、この回転体2
1内に収納される吸引ノズル22とを備える。回転体2
1は筒状とした金網等の通気膜23の両端に鍔24.2
5を取付け、ベアリング26.27を介して吸引ノズル
22に回動自在に支持されており、一端にプーリ28を
備え、ベルト29を介、して適宜の駆動手段(図示省略
)に連結される。
行方向と直交して回動する回転体21と、この回転体2
1内に収納される吸引ノズル22とを備える。回転体2
1は筒状とした金網等の通気膜23の両端に鍔24.2
5を取付け、ベアリング26.27を介して吸引ノズル
22に回動自在に支持されており、一端にプーリ28を
備え、ベルト29を介、して適宜の駆動手段(図示省略
)に連結される。
吸引ノズル22は吸引ダクト30を介して適宜の吸引装
置(図示省略)に連結され、スライバSとの対向側は通
気膜23に近隣し、かつスリット31を穿孔する。32
は吸引ノズル固定用ブラケットである。
置(図示省略)に連結され、スライバSとの対向側は通
気膜23に近隣し、かつスリット31を穿孔する。32
は吸引ノズル固定用ブラケットである。
図中、33はスピンドル34を主体とする周知のスピン
ドル加熱機構であり、所定太さに牽伸されてフロントロ
ーラFRから繰出されたフリースFはスネールヮイヤ3
8を経てリング35上を走行するトラベラ36を介し、
スピンドル34に嵌挿されたボビン37に加熱しつ\巻
取られる。
ドル加熱機構であり、所定太さに牽伸されてフロントロ
ーラFRから繰出されたフリースFはスネールヮイヤ3
8を経てリング35上を走行するトラベラ36を介し、
スピンドル34に嵌挿されたボビン37に加熱しつ\巻
取られる。
本実施例は以上の構成からなり、第1中間ローラMRI
から送り出されるスライバSは高速回転するフロントロ
ーラFRとの間においてテンションドラフトされると共
に、吸引ノズル22により吸引され直角方向に走行する
通気膜23に接触し、吸着加熱される。加熱は全体的に
は仮撚であるが、スライバSは回転されて円形に近く集
束される。従ってローラの回転に伴い気流が発生しても
、これにより毛羽立ち等の発生を防止することができる
。更に吸着加撚手段20を設けることにより、ボトムロ
ーラ2とトップローラ6の回転に伴い発生する気流は吸
着加撚手段20により吸収され、スライバSに及ぶこと
がない。
から送り出されるスライバSは高速回転するフロントロ
ーラFRとの間においてテンションドラフトされると共
に、吸引ノズル22により吸引され直角方向に走行する
通気膜23に接触し、吸着加熱される。加熱は全体的に
は仮撚であるが、スライバSは回転されて円形に近く集
束される。従ってローラの回転に伴い気流が発生しても
、これにより毛羽立ち等の発生を防止することができる
。更に吸着加撚手段20を設けることにより、ボトムロ
ーラ2とトップローラ6の回転に伴い発生する気流は吸
着加撚手段20により吸収され、スライバSに及ぶこと
がない。
スライバSは吸着加熱により集束された状態でフロント
ローラFRより繰り出される故、第11図に示すバタフ
ライBの幅は狭くなり、従ってニップ点近くまで撚り上
りを計ることができる。
ローラFRより繰り出される故、第11図に示すバタフ
ライBの幅は狭くなり、従ってニップ点近くまで撚り上
りを計ることができる。
なお、上記通気膜23の回転によるスライバSの撚り方
向は、スピンドル34による加撚方向と同一とする。
向は、スピンドル34による加撚方向と同一とする。
次に第4図乃至第6図は第2実施例を示す。
本例のドラフト装置40は前記第1実施例と同様にフロ
ントローラFRを含む4線ロ一ラ方式において該フロン
トローラFRの後方に吸着加撚手段41を配備してなる
。この吸着加撚手段41はスライバSに接し、かつその
走行方向と直交して移行する金網等の通気膜42と、そ
の下方に配備される吸引ノズル43を備える。この吸引
ノズル43は適宜の吸引手段(図示省略)に接続され、
上面にはスリット44を穿孔する。
ントローラFRを含む4線ロ一ラ方式において該フロン
トローラFRの後方に吸着加撚手段41を配備してなる
。この吸着加撚手段41はスライバSに接し、かつその
走行方向と直交して移行する金網等の通気膜42と、そ
の下方に配備される吸引ノズル43を備える。この吸引
ノズル43は適宜の吸引手段(図示省略)に接続され、
上面にはスリット44を穿孔する。
通気[1142はエンドレス状とし、機台全長に亘って
敷設し走行させるようにしてもよい。あるいは1スタツ
フ(4〜8錘)毎に区分して設けてそれぞれを走行させ
るようにしてもよい。なお通気膜42の走行方向は、こ
の場合においてもスピンドルの回転による糸の加撚方向
と同一方向にスライバSを転動させる方向に走行させる
。
敷設し走行させるようにしてもよい。あるいは1スタツ
フ(4〜8錘)毎に区分して設けてそれぞれを走行させ
るようにしてもよい。なお通気膜42の走行方向は、こ
の場合においてもスピンドルの回転による糸の加撚方向
と同一方向にスライバSを転動させる方向に走行させる
。
なお、各錘毎に設けられる吸引ノズル43は、必要によ
りそれぞれ連結杆45により連結し、スライバSの左右
トラバースと連動して左右に往復移行させるようにして
もよい。
りそれぞれ連結杆45により連結し、スライバSの左右
トラバースと連動して左右に往復移行させるようにして
もよい。
図中46は通気膜42を支承する支承ローラであり、そ
の他前記第1実施例と同一部品は同一符号を付して説明
を省略する。
の他前記第1実施例と同一部品は同一符号を付して説明
を省略する。
第7図は吸引ノズルの変形例を示す。上記各吸引ノズル
22及び43のそれぞれのスリット31゜44は走行す
るスライバSと平行にその下方に設けた構造を示したが
第7図に示す吸引ノズル50のスリット51はスライバ
Sの走行に対し傾斜して設けたものである。この傾斜角
度αを適宜選択することにより通気膜52の矢符方向の
走行によるスライバSの転動と共に、該スライバSに対
し矢符方向の押し出し力を発生するものである。
22及び43のそれぞれのスリット31゜44は走行す
るスライバSと平行にその下方に設けた構造を示したが
第7図に示す吸引ノズル50のスリット51はスライバ
Sの走行に対し傾斜して設けたものである。この傾斜角
度αを適宜選択することにより通気膜52の矢符方向の
走行によるスライバSの転動と共に、該スライバSに対
し矢符方向の押し出し力を発生するものである。
次に第8図及びTS9図は第3実施例を示す。
本実施例は前記吸着加撚手段によるスライバの撚りの一
部をフロントローラのニップ点を通過して繰り出すよう
にしたものである。即ち吸着加撚手段としては例えば第
1実施例の構造とし、フロントローラFRaは通常のボ
トムローラ55と軟圧構造のトップローラ56とよりな
る。軟圧構造としては例えば図示の如く外筒部57は軟
質ゴムを以て構成すると共に中空部58を形成する。
部をフロントローラのニップ点を通過して繰り出すよう
にしたものである。即ち吸着加撚手段としては例えば第
1実施例の構造とし、フロントローラFRaは通常のボ
トムローラ55と軟圧構造のトップローラ56とよりな
る。軟圧構造としては例えば図示の如く外筒部57は軟
質ゴムを以て構成すると共に中空部58を形成する。
これによりスライバSに対し軟圧し、撚りの一部の繰出
しを許容するようにしたものである。
しを許容するようにしたものである。
上記各実施例は何れもドラフト装置は4線ロ一ラ式とし
、エプロン10.11は第2中間ローラMR2に設け、
第1中間ローラMRIとフロントローラFRとの間に吸
着加撚手段を設けた例を示したが、例えば第10図に示
す3線ロ一ラ式等、フロントローラの後部にエプロンが
配備されるときは、エプロンを張設するテンサ14とフ
ロントローラのニップ点との間のフリーゲージ間に上記
吸着加撚手段を配備するようにしてもよく、その池水発
明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更できること
は勿論である。
、エプロン10.11は第2中間ローラMR2に設け、
第1中間ローラMRIとフロントローラFRとの間に吸
着加撚手段を設けた例を示したが、例えば第10図に示
す3線ロ一ラ式等、フロントローラの後部にエプロンが
配備されるときは、エプロンを張設するテンサ14とフ
ロントローラのニップ点との間のフリーゲージ間に上記
吸着加撚手段を配備するようにしてもよく、その池水発
明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更できること
は勿論である。
[発明の効果〕
本発明によるときは供給されるスライバはドラフトに際
し集束される故、ローラの回転に伴い惹起される気流に
よる毛羽立ちや乱れを発生することがない。また集束し
てフロントローラに供給される故、このフロントローラ
からの送り出しに際しても形成されるバタフライの幅は
狭く、従ってニップ点近くまでバルーンによる撚り上り
を計ることができ、糸切れを防止することができる等の
効果を有する。
し集束される故、ローラの回転に伴い惹起される気流に
よる毛羽立ちや乱れを発生することがない。また集束し
てフロントローラに供給される故、このフロントローラ
からの送り出しに際しても形成されるバタフライの幅は
狭く、従ってニップ点近くまでバルーンによる撚り上り
を計ることができ、糸切れを防止することができる等の
効果を有する。
第1図乃至第3図は第1実施例に関し、第1図は全体説
明図、第2図は吸着加撚手段の縦断面図、第3図は第2
図におけるI−1線に沿う断面図、第4図乃至第6図は
第2実施例に関し、第4図は全体説明図、第5図は第4
図における■−■線に沿う断面図、第6図は第4図にお
ける■−■線に沿う吸着加撚手段の平面図、第7図は吸
引ノズルの変形例を示す説明図、第8図及び第9図は第
3実施例に関し、第8図は要部の縦断説明図、第9図は
第8図におけるIV−IV線に沿う断面図、第10図は
従来例のドラフト装置の全体説明図、第11図はフロン
トローラからのスライバ縁出し要領説明図である。 1.40はドラフト装置、20.41は吸着加撚手段、
28,42.52は通気膜、22,43.50は吸引ノ
ズル、FR,FRaはフロントローラ、Sはスライバで
ある。
明図、第2図は吸着加撚手段の縦断面図、第3図は第2
図におけるI−1線に沿う断面図、第4図乃至第6図は
第2実施例に関し、第4図は全体説明図、第5図は第4
図における■−■線に沿う断面図、第6図は第4図にお
ける■−■線に沿う吸着加撚手段の平面図、第7図は吸
引ノズルの変形例を示す説明図、第8図及び第9図は第
3実施例に関し、第8図は要部の縦断説明図、第9図は
第8図におけるIV−IV線に沿う断面図、第10図は
従来例のドラフト装置の全体説明図、第11図はフロン
トローラからのスライバ縁出し要領説明図である。 1.40はドラフト装置、20.41は吸着加撚手段、
28,42.52は通気膜、22,43.50は吸引ノ
ズル、FR,FRaはフロントローラ、Sはスライバで
ある。
Claims (9)
- (1)供給スライバをニップしつゝ回転する2対以上の
上下対をなすローラで該スライバを牽伸する紡績機にお
ける繊維束のドラフト方法において、ドラフト域に設け
られるフロントローラの後方において走行するスライバ
に直交して移行する通気膜を備え、吸引によりスライバ
を通気膜に圧接し、通気膜の走行によりスライバを転動
することを特徴とする紡績機における繊維束のドラフト
方法。 - (2)通気膜によるスライバの転動による加撚方向は、
主たる加撚手段による加撚と同一方向とした特許請求の
範囲第1項に記載の紡績機における繊維束のドラフト方
法。 - (3)通気膜の走行によるスライバの撚りの一部はフロ
ントローラのニップ点を通過して操出される特許請求の
範囲第1項に記載の紡績機における繊維束のドラフト方
法。 - (4)通気膜はフロントローラとエプロンとの間のフリ
ーゲージ中に配備され、エプロンから繰出されるスライ
バを加撚することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
至第3項に記載の紡績機における繊維束のドラフト方法
。 - (5)供給スライバをニップしつゝ回転する2対以上の
上下対をなすローラで該スライバを牽伸する紡績機にお
ける繊維束のドラフト装置において、ドラフト域に設け
られるフロントローラの後方に位置して走行するスライ
バに対向して吸着加撚手段を備え、該吸着加撚手段は走
行するスライバに接し、かつスライバ走行と直交して移
行する通気膜と、この膜下方に位置し通気膜を介してス
ライバを吸引する吸引ノズルとを備え、走行するスライ
バを吸引により通気膜に圧接し、通気膜の走行によりス
ライバを転動し加撚することを特徴とする紡績機におけ
る繊維束のドラフト装置。 - (6)吸着加熱手段は胴部に通気膜を被着した筒状の回
転体と、該胴部内に収納した吸引ノズルとを備え、吸引
ノズルにはスライバに対向してスリットを形成し、通気
膜を介してスライバに吸引作用を付与することを特徴と
する特許請求の範囲第5項に記載の紡績機における繊維
束のドラフト装置。 - (7)通気膜は機台長手方向に沿って走行する無端帯と
した特許請求の範囲第5項及び第6項に記載の紡績機に
おける繊維束のドラフト装置。 - (8)吸着加熱手段はフロントローラとエプロンとの間
のフリーゲージ中に配備した特許請求の範囲第5項乃至
第7項に記載の紡績機における繊維束のドラフト装置。 - (9)フロントローラを構成するトップローラは軟圧構
造とし、吸着加熱手段によるスライバの撚りの一部はフ
ロントローラのニップ点を通過し繰出される特許請求の
範囲第5項乃至第8項に記載の紡績機における繊維束の
ドラフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61132564A JPS62289621A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 紡績機における繊維束のドラフト方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61132564A JPS62289621A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 紡績機における繊維束のドラフト方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62289621A true JPS62289621A (ja) | 1987-12-16 |
JPH036253B2 JPH036253B2 (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=15084250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61132564A Granted JPS62289621A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 紡績機における繊維束のドラフト方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62289621A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002084000A1 (fr) * | 2001-04-11 | 2002-10-24 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Dispositif de reliure de fascicule |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51149946A (en) * | 1976-05-22 | 1976-12-23 | Kogyo Gijutsuin | Adsoprtion falseetwisting method of fiber |
JPS5831123A (ja) * | 1981-08-15 | 1983-02-23 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 繊維束のドラフト方法および装置 |
-
1986
- 1986-06-06 JP JP61132564A patent/JPS62289621A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51149946A (en) * | 1976-05-22 | 1976-12-23 | Kogyo Gijutsuin | Adsoprtion falseetwisting method of fiber |
JPS5831123A (ja) * | 1981-08-15 | 1983-02-23 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 繊維束のドラフト方法および装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002084000A1 (fr) * | 2001-04-11 | 2002-10-24 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Dispositif de reliure de fascicule |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH036253B2 (ja) | 1991-01-29 |
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