JP2004097505A - 救急外来用採血管自動準備システム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の救急外来における採血管の準備方法の問題点を解消し、正確に、かつ、早急に採血管の準備を行うことができる救急外来用採血管自動準備システムを提供すること。
【解決手段】本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムは、救急外来患者に対して固有の仮識別番号を自動採番し、その仮識別番号を患者の身体に装着可能な記憶媒体(4)に、文字及びバーコードの形態で印字する識別番号記憶媒体発行手段(1)と、前記識別媒体発行手段に印字された仮識別番号を読み取るためのバーコードリーダ(2a;11;21)と、検査に必要な採血管の種類及び数に関する検査情報を入力する検査情報入力手段(2b;12;22)と、前記バーコードリーダで読み取った仮識別番号と前記検査情報入力情報で入力された検査情報とを入力し、前記検査情報に基いて、予め収容された複数種類の採血管の中から必要な採血管を取り出し、取り出した採血管に前記仮識別番号を文字及びバーコードの形態で印字して貼付け、ラベル貼付け後の採血管を患者毎に収容するように構成された採血管自動準備装置(3)とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムは、救急外来患者に対して固有の仮識別番号を自動採番し、その仮識別番号を患者の身体に装着可能な記憶媒体(4)に、文字及びバーコードの形態で印字する識別番号記憶媒体発行手段(1)と、前記識別媒体発行手段に印字された仮識別番号を読み取るためのバーコードリーダ(2a;11;21)と、検査に必要な採血管の種類及び数に関する検査情報を入力する検査情報入力手段(2b;12;22)と、前記バーコードリーダで読み取った仮識別番号と前記検査情報入力情報で入力された検査情報とを入力し、前記検査情報に基いて、予め収容された複数種類の採血管の中から必要な採血管を取り出し、取り出した採血管に前記仮識別番号を文字及びバーコードの形態で印字して貼付け、ラベル貼付け後の採血管を患者毎に収容するように構成された採血管自動準備装置(3)とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、救急外来に用いることができる採血管自動準備システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、医療現場における採血用の採血管の準備段階における患者名の記入ミスが、採血後の検査結果と患者とのマッチングミスを生じさせる原因になることが問題視されており、出願人は、この問題を解決するために、採血管の準備段階での採血管の採り間違いや患者名の記入ミスを防止することができる採血管自動準備装置を既に提案している(特許文献1参照)。
この採血管自動準備装置は、患者に関する情報に基いて、患者の検査に必要な採血管を選択し、選択した採血管に対応する患者を特定するための情報をラベルに印字し、印字済みラベルを採血管に貼り付け、ラベル貼り付け後の採血管を患者毎に収容するという作業を自動的に行うように構成されているので、装置が患者に関する情報を正確に入手することができれば、採血管への患者名の記入ミスを防止することが可能になる。
この種の採血管自動準備装置では、患者に関する情報を如何にして正確に入手するかが重要である。
そのため、出願人は、採血管自動準備装置が患者に関する情報を正確に入手することができるように、ホストコンピュータに記憶された情報に基いて、患者ID等の患者に関する情報を印字したリストバンドを予め用意しておき、このリストバンドを患者に装着しておいてもらい、採血の受付の時に、患者が装着したリストバンドから患者に関する情報を読み取るように構成した採血管自動準備システムを提案した(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】特許第2834595号公報
【特許文献2】特開2001−37743号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した出願人の提案した採血管自動準備システムによれば、患者と一体となっているリストバンドから患者に関する情報を読み取るので、採血管自動準備装置に間違えて異なる患者の情報が入力される可能性がなくなるという利点がある。
上記したシステムは、ホストコンピュータに記憶された情報に基いて、患者ID等の患者に関する情報を印字したリストバンドを用意する必要があるので、ある程度時間に余裕がある場合、すなわち、通常の外来又は入院患者に対しては十分に機能を発揮するが、交通事故や急病の患者のように、早急な処置を必要とする患者も存在する。
このような早急な処置を必要とする患者が殆どを締める救急外来の場合、患者が到着してから、その患者に関する情報がホストコンピュータに登録されているか否かを確認し、登録されていれば、その登録情報に基いてリストバンドを発行し、登録されていなければ、ホストコンピュータに患者に関する情報を登録した後にリストバンドを発行するというような時間的余裕はない。また、患者によっては病院に到着した時には意識不明であったり、意識はあるが言葉を喋れないような状態であったりする者もおり、その患者の身元が分からないこともあるため、ホストコンピュータに登録されているか否かを確認することすらできない場合もある。
救急外来では、このような状況で、患者から採血をして検査を行い、その検査結果に基いて最適な処置を行わなければならいので、上記したような採血管自動準備システムを利用することができず、結果として、病院スタッフが必要な採血管を選択して取り出し、その採血管に手書きで患者の名前や識別記号等を記入して採血を行っており、検査結果表等には採血管に記載された名前や識別記号が手書きで転記されることになる。
このような救急外来での採血管の準備方法は、まさに、出願人が採血管自動準備装置を提案する前の患者名の記入ミスが生じる可能性がある準備方法であり問題がある。特に救急外来のように患者が早急な処置を必要とする重態であることが多く、検査結果と患者とのマッチングを間違えると再検査をしている時間がないような状況では、採血管の準備段階でのミスが深刻な問題に繋がることが多いため、このような救急外来での採血管の準備を正確にしかも早急に行うことができるようにする必要がある。
出願人は、上記した従来の救急外来における採血管の準備方法の問題点を解消し、正確に、かつ、早急に採血管の準備を行うことができる救急外来用採血管自動準備システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムは、救急外来患者に対して固有の仮識別番号を自動採番し、その仮識別番号を患者の身体に装着可能な記憶媒体に、文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字する識別番号記憶媒体発行手段と、前記記憶媒体発行手段に記憶された仮識別番号を読み取るための読取装置と、検査に必要な採血管の種類及び数に関する検査情報を入力する検査情報入力手段と、前記読取装置で読み取った仮識別番号と前記検査情報入力情報で入力された検査情報とを入力し、前記検査情報に基いて、予め収容された複数種類の採血管の中から必要な採血管を取り出し、取り出した採血管に前記仮識別番号を文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字したラベル貼付け、ラベル貼付け後の採血管を患者毎に収容するように構成された採血管自動準備装置とを備えていることを特徴とする。
前記記憶媒体は、患者の身体に装着可能なものであれば任意の形態でよいが、好ましくはリストバンドが用いられ得る。
前記検査情報入力手段は、採血管自動準備装置で検査に必要な採血管を選択するために必要な情報を入力できるように構成されていれば任意の構成でよく、例えば、検査に必要な採血管に関する情報を一本毎にキーボードで入力するように構成されていてもよく、また、各採血管に番号をつけておき、必要な採血管の番号を入力するように構成してもよく、また、各採血管をアイコンで表示し、必要な採血管のアイコンをマウスやタッチパネル等を用いて選択するように構成してもよいが、好ましくは、予め検査の種類に対応した採血管の組み合わせパターンを複数記憶しておき、使用者が前記複数パターンの中から必要な検査に応じたパターンを選択することができるように構成され得る。
前記読取装置と前記検査情報入力手段とは別体に構成されていてもよいが、好ましくは、例えば、識別番号記憶媒体にバーコードの形態で仮識別番号が印字されている場合には、バーコードリーダ付きの携帯型入力装置等のように一体に構成され得る。
好ましくは、前記識別番号記憶媒体発行手段は、記憶媒体発行ボタンを備え、その記憶媒体発行ボタンを押した時の日時に関する情報に基づいて仮識別番号を採番するように構成され得る。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示した一実施例を参照して本発明に係る救急外来用採血管自動準備システム(以下、単にシステムと称する。)の実施の形態について説明する。
【0007】
図1は本発明に係るシステムの第一実施例のシステム概略図である。
図面に示すように、このシステムは、
リストバンド発行装置1と、
バーコードリーダ付き携帯型入力装置2と、
採血管自動準備装置3と
を備えている。
【0008】
前記リストバンド発行装置1は、救急外来患者に対して固有の仮識別番号を自動採番し、その仮識別番号をリストバンド4に文字及びバーコードの形態で印字して発行する。このリストバンド発行装置1は、病院の他のシステムには全く依存せず、独立して前記仮識別番号を自動採番するように構成されている。
この仮識別番号の自動採番は、個々の患者に対して固有の仮識別番号が得られるように行われれば任意の方法でよい。
具体的には、例えば、このリストバンド発行装置1にリストバンド発行ボタン1aを設け、使用者がこの発行ボタン1aを押した時の日時に関する情報に基づいて仮識別番号を採番する方法が挙げられる。この方法によれば、2002年9月11日午後1時20分15秒に発行ボタン1aを押した場合の仮識別番号は、20000911132015になる。
また、自動採番の別の方法として、病院内の他のシステムに影響を及ぼさない独自の発番規則を予め決めておき、その発番規則に基づいて自動採番を行う方法が挙げられる。具体的には、例えば、病院内の他のシステムでは使用していない桁数を用いて順番に発番していく方法、また、病院内の他のシステムと同じ桁数ではあるが、一文字目に、他のシステムでは使用しない文字を使用する方法が挙げられる(例えば、病院内で識別番号として9桁の文字を使用しているが、一文字目が「9」の数字になることはないような場合には、一文字目に「9」の数字を必ず入れて「900000001」「900000002」・・・と順番に発番する。)
このリストバンド発行装置1で発行されたリストバンド4は直ちに患者の腕に装着される。
【0009】
バーコードリーダ付き携帯型入力装置2は、バーコードリーダ2aと、検査情報入力用ユーザーインターフェイス2bとを備えている。
この入力装置2は、予め検査の種類に対応した採血管の組み合わせパターンを複数記憶しており、これらのパターンをディスプレイに表示し、前記ユーザーインターフェイス2bを介して使用者が必要なパターンを選択できるように構成されている。ユーザーインターフェイス2bは、例えば、タッチパネル式のディスプレイでもよく、ディスプレイと入力ボタンとの組み合わせでもよい。
また、この入力装置2は、バーコードリーダ2aで読み取った仮識別番号と、ユーザーインターフェイス2bを介して入力された検査情報とを有線又は無線で採血管自動準備装置3に送ることができるように構成されている。
【0010】
採血管自動準備装置3は、予めラベルが貼られていない複数種類の採血管を収容しており、前記入力装置2から入力された検査情報に基づいて必要な採血管を選択して取り出すと共に、前記入力装置2から入力された前記仮識別番号を文字及びバーコードの形態でラベルに印字し、印字済みのラベルを取り出した採血管に貼り付ける。この処理を、検査情報に含まれている全ての採血管に対して行い、ラベル貼付後の採血管をトレイに収容する。これにより、患者の検査に必要な採血管が、仮識別番号が印字されたラベルが貼付られて一つのトレイに収容される。
【0011】
次に、上記したシステムを用いた救急外来の受付から採血の流れについて簡単に説明する。
救急外来では、患者の到着を知らせる連絡が入ると直ぐにリストバンド発行装置1でリストバンド4を発行する。このリストバンド4には、リストバンド発行装置1で自動採番された仮識別番号が文字及びバーコードの形態で印字されている。
救急外来では患者が到着すると直ぐに患者の腕にリストバンド4を装着する。患者を診察した結果採血の必要性があると判断された場合には、病院スタッフが携帯型入力装置2で患者のリストバンド4から仮識別番号を読み取ると共に、同装置2で検査に必要な採血管パターンを選択し、その情報を有線又は無線で採血管自動準備装置3に送る。
採血管自動準備装置3は、入力した検査情報に基づいて必要な採血管に仮識別番号を文字及びバーコードの形態で印字したラベルを貼り付けて一つのトレイにまとめて出力する。
採血を行う病院スタッフはトレイを受け取り、患者のリストバンドに印字された仮識別番号と採血管のラベルに印字された仮識別番号とを目視又は適当な照合装置を用いて照合した後、患者から採血を行う。
【0012】
上記したように、採血管のラベルに印字された仮識別番号は、患者の身体に装着されたリストバンドから読み取った情報に基づいて印字されているので、採血管のラベルに印字された仮識別番号が間違ったものになることはなく、その結果、異なる情報が印字された採血管に間違って採血をしてしまうことはなくなる。
また、リストバンド発行装置1は、病院内の他のシステムに依存することなく、独自に仮識別番号を自動採番するので、リストバンドの発行に時間がかからず、患者の到着を待たずにリストバンドを用意しておくことも可能になる。
このように、患者に仮識別番号を発行して、その仮識別番号が印字された採血管で採血を行うことができるようにすることにより、その後の検査や処置における患者と検査結果とのマッチング、また、患者と処置とのマッチングを全て仮識別番号に基づいて行うことが可能になるので、患者の取り間違いや、検査結果のマッチングミスによる医療ミスが発生する可能性がなくなる。
【0013】
尚、上記した実施例では、リストバンド発行装置1を救急外来に設置しておく例について説明したが、例えば、リストバンド発行装置1を救急車に設置しておき、患者を輸送している間に救急車内でリストバンドを発行して患者に装着するように用いることができることは勿論である。
さらにまた、上記した実施例では、リストバンド発行装置1が1台しかないが、これは本実施例に限定されることなく重複した識別番号を発行しないように各発行装置間でデータをリンクさせておけば、リストバンド発行装置1を複数台設けることができることは勿論である。このように、一つのシステムでリストバンド発行装置1を複数台設けることで、患者が運ばれてきた時に、直ぐにその患者の担当者がリストバンドを発行して患者に装着することができるようになるので、処置がよりスムーズに行えるという効果を奏する。
【0014】
次に、本発明に係るシステムの第2実施例について図2を参照して説明する。
基本的構成は第一実施例のシステムと同じなので、第一実施例と同じ要素については全て第一実施例と同じ符号を付して重複する説明は省略する。
このシステムでは、第一実施例の携帯型入力装置2の代わりに、バーコードリーダ10と、検査情報入力装置11とが設けられている。
バーコードリーダ10は患者のリストバンド4から仮識別番号を読み取るためのものであり、採血管自動準備装置3と有線又は無線で接続されている。
検査情報入力装置11は、患者の検査に必要な採血管の種類に関する検査情報を入力するための装置であり、採血管自動準備装置3と有線又は無線で接続される。この入力装置11は、専用装置でもよいが、例えば、パーソナルコンピュータ等でもよい。
【0015】
次に、本発明に係るシステムの第3実施例について図3を参照して説明する。
基本的構成は第一実施例のシステムと同じなので、第一実施例と同じ要素については全て第一実施例と同じ符号を付して重複する説明は省略する。
このシステムでは、第一実施例の携帯型入力装置2の代わりに、バーコードリーダ20と、検査情報入力装置21とが設けられている。
バーコードリーダ20は患者のリストバンド4から仮識別番号を読み取るためのものであり、採血管自動準備装置3と有線又は無線で接続されている。
検査情報入力装置21は、採血管自動準備装置3に内蔵されている。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムは、救急外来患者に対して固有の仮識別番号を自動採番し、その仮識別番号を患者の身体に装着可能な記憶媒体に、文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字する識別番号記憶媒体発行手段と、前記記憶媒体発行手段に記憶された仮識別番号を読み取るための読取装置と、検査に必要な採血管の種類及び数に関する検査情報を入力する検査情報入力手段と、前記読取装置で読み取った仮識別番号と前記検査情報入力情報で入力された検査情報とを入力し、前記検査情報に基いて、予め収容された複数種類の採血管の中から必要な採血管を取り出し、取り出した採血管に前記仮識別番号を文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字したラベル貼付け、ラベル貼付け後の採血管を患者毎に収容するように構成された採血管自動準備装置とを備えているので、病院内の他のシステムに依存することなく仮識別番号を付した記憶媒体を発行することができ、結果として、従来時間がかかっていたリストバンド等の発行時間を大幅に短縮することが可能になる。そして、発行したリストバンド等の記憶媒体を患者の身体に装着し、その記憶媒体から読み取った仮識別情報に基づいて、仮識別番号が印字されたラベルを貼り付けた採血管を準備することが可能になるので、採血時に目視や適当な照合装置で患者と採血管のマッチングをとることができることは勿論のこと、検査後の検査結果と患者とのマッチングにおいても、また、処置と患者とのマッチングにおいても、患者の身体に装着された記憶媒体に印字された仮識別番号を用いてマッチングを行うことができるので、マッチングミスによる医療ミスが発生する可能性はなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムの概略システム図である。
【図2】本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムの第二実施例の概略システム図である。
【図3】本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムの第三実施例の概略システム図である。
【符号の説明】
1 リストバンド発行装置
1a 発行ボタン
2 携帯型入力装置
2a バーコードリーダ
2b 検査情報入力用ユーザーインターフェイス
3 採血管自動準備装置
4 リストバンド
11 バーコードリーダ
12 検査情報入力装置
21 バーコードリーダ
22 検査情報入力装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、救急外来に用いることができる採血管自動準備システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、医療現場における採血用の採血管の準備段階における患者名の記入ミスが、採血後の検査結果と患者とのマッチングミスを生じさせる原因になることが問題視されており、出願人は、この問題を解決するために、採血管の準備段階での採血管の採り間違いや患者名の記入ミスを防止することができる採血管自動準備装置を既に提案している(特許文献1参照)。
この採血管自動準備装置は、患者に関する情報に基いて、患者の検査に必要な採血管を選択し、選択した採血管に対応する患者を特定するための情報をラベルに印字し、印字済みラベルを採血管に貼り付け、ラベル貼り付け後の採血管を患者毎に収容するという作業を自動的に行うように構成されているので、装置が患者に関する情報を正確に入手することができれば、採血管への患者名の記入ミスを防止することが可能になる。
この種の採血管自動準備装置では、患者に関する情報を如何にして正確に入手するかが重要である。
そのため、出願人は、採血管自動準備装置が患者に関する情報を正確に入手することができるように、ホストコンピュータに記憶された情報に基いて、患者ID等の患者に関する情報を印字したリストバンドを予め用意しておき、このリストバンドを患者に装着しておいてもらい、採血の受付の時に、患者が装着したリストバンドから患者に関する情報を読み取るように構成した採血管自動準備システムを提案した(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】特許第2834595号公報
【特許文献2】特開2001−37743号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した出願人の提案した採血管自動準備システムによれば、患者と一体となっているリストバンドから患者に関する情報を読み取るので、採血管自動準備装置に間違えて異なる患者の情報が入力される可能性がなくなるという利点がある。
上記したシステムは、ホストコンピュータに記憶された情報に基いて、患者ID等の患者に関する情報を印字したリストバンドを用意する必要があるので、ある程度時間に余裕がある場合、すなわち、通常の外来又は入院患者に対しては十分に機能を発揮するが、交通事故や急病の患者のように、早急な処置を必要とする患者も存在する。
このような早急な処置を必要とする患者が殆どを締める救急外来の場合、患者が到着してから、その患者に関する情報がホストコンピュータに登録されているか否かを確認し、登録されていれば、その登録情報に基いてリストバンドを発行し、登録されていなければ、ホストコンピュータに患者に関する情報を登録した後にリストバンドを発行するというような時間的余裕はない。また、患者によっては病院に到着した時には意識不明であったり、意識はあるが言葉を喋れないような状態であったりする者もおり、その患者の身元が分からないこともあるため、ホストコンピュータに登録されているか否かを確認することすらできない場合もある。
救急外来では、このような状況で、患者から採血をして検査を行い、その検査結果に基いて最適な処置を行わなければならいので、上記したような採血管自動準備システムを利用することができず、結果として、病院スタッフが必要な採血管を選択して取り出し、その採血管に手書きで患者の名前や識別記号等を記入して採血を行っており、検査結果表等には採血管に記載された名前や識別記号が手書きで転記されることになる。
このような救急外来での採血管の準備方法は、まさに、出願人が採血管自動準備装置を提案する前の患者名の記入ミスが生じる可能性がある準備方法であり問題がある。特に救急外来のように患者が早急な処置を必要とする重態であることが多く、検査結果と患者とのマッチングを間違えると再検査をしている時間がないような状況では、採血管の準備段階でのミスが深刻な問題に繋がることが多いため、このような救急外来での採血管の準備を正確にしかも早急に行うことができるようにする必要がある。
出願人は、上記した従来の救急外来における採血管の準備方法の問題点を解消し、正確に、かつ、早急に採血管の準備を行うことができる救急外来用採血管自動準備システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムは、救急外来患者に対して固有の仮識別番号を自動採番し、その仮識別番号を患者の身体に装着可能な記憶媒体に、文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字する識別番号記憶媒体発行手段と、前記記憶媒体発行手段に記憶された仮識別番号を読み取るための読取装置と、検査に必要な採血管の種類及び数に関する検査情報を入力する検査情報入力手段と、前記読取装置で読み取った仮識別番号と前記検査情報入力情報で入力された検査情報とを入力し、前記検査情報に基いて、予め収容された複数種類の採血管の中から必要な採血管を取り出し、取り出した採血管に前記仮識別番号を文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字したラベル貼付け、ラベル貼付け後の採血管を患者毎に収容するように構成された採血管自動準備装置とを備えていることを特徴とする。
前記記憶媒体は、患者の身体に装着可能なものであれば任意の形態でよいが、好ましくはリストバンドが用いられ得る。
前記検査情報入力手段は、採血管自動準備装置で検査に必要な採血管を選択するために必要な情報を入力できるように構成されていれば任意の構成でよく、例えば、検査に必要な採血管に関する情報を一本毎にキーボードで入力するように構成されていてもよく、また、各採血管に番号をつけておき、必要な採血管の番号を入力するように構成してもよく、また、各採血管をアイコンで表示し、必要な採血管のアイコンをマウスやタッチパネル等を用いて選択するように構成してもよいが、好ましくは、予め検査の種類に対応した採血管の組み合わせパターンを複数記憶しておき、使用者が前記複数パターンの中から必要な検査に応じたパターンを選択することができるように構成され得る。
前記読取装置と前記検査情報入力手段とは別体に構成されていてもよいが、好ましくは、例えば、識別番号記憶媒体にバーコードの形態で仮識別番号が印字されている場合には、バーコードリーダ付きの携帯型入力装置等のように一体に構成され得る。
好ましくは、前記識別番号記憶媒体発行手段は、記憶媒体発行ボタンを備え、その記憶媒体発行ボタンを押した時の日時に関する情報に基づいて仮識別番号を採番するように構成され得る。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示した一実施例を参照して本発明に係る救急外来用採血管自動準備システム(以下、単にシステムと称する。)の実施の形態について説明する。
【0007】
図1は本発明に係るシステムの第一実施例のシステム概略図である。
図面に示すように、このシステムは、
リストバンド発行装置1と、
バーコードリーダ付き携帯型入力装置2と、
採血管自動準備装置3と
を備えている。
【0008】
前記リストバンド発行装置1は、救急外来患者に対して固有の仮識別番号を自動採番し、その仮識別番号をリストバンド4に文字及びバーコードの形態で印字して発行する。このリストバンド発行装置1は、病院の他のシステムには全く依存せず、独立して前記仮識別番号を自動採番するように構成されている。
この仮識別番号の自動採番は、個々の患者に対して固有の仮識別番号が得られるように行われれば任意の方法でよい。
具体的には、例えば、このリストバンド発行装置1にリストバンド発行ボタン1aを設け、使用者がこの発行ボタン1aを押した時の日時に関する情報に基づいて仮識別番号を採番する方法が挙げられる。この方法によれば、2002年9月11日午後1時20分15秒に発行ボタン1aを押した場合の仮識別番号は、20000911132015になる。
また、自動採番の別の方法として、病院内の他のシステムに影響を及ぼさない独自の発番規則を予め決めておき、その発番規則に基づいて自動採番を行う方法が挙げられる。具体的には、例えば、病院内の他のシステムでは使用していない桁数を用いて順番に発番していく方法、また、病院内の他のシステムと同じ桁数ではあるが、一文字目に、他のシステムでは使用しない文字を使用する方法が挙げられる(例えば、病院内で識別番号として9桁の文字を使用しているが、一文字目が「9」の数字になることはないような場合には、一文字目に「9」の数字を必ず入れて「900000001」「900000002」・・・と順番に発番する。)
このリストバンド発行装置1で発行されたリストバンド4は直ちに患者の腕に装着される。
【0009】
バーコードリーダ付き携帯型入力装置2は、バーコードリーダ2aと、検査情報入力用ユーザーインターフェイス2bとを備えている。
この入力装置2は、予め検査の種類に対応した採血管の組み合わせパターンを複数記憶しており、これらのパターンをディスプレイに表示し、前記ユーザーインターフェイス2bを介して使用者が必要なパターンを選択できるように構成されている。ユーザーインターフェイス2bは、例えば、タッチパネル式のディスプレイでもよく、ディスプレイと入力ボタンとの組み合わせでもよい。
また、この入力装置2は、バーコードリーダ2aで読み取った仮識別番号と、ユーザーインターフェイス2bを介して入力された検査情報とを有線又は無線で採血管自動準備装置3に送ることができるように構成されている。
【0010】
採血管自動準備装置3は、予めラベルが貼られていない複数種類の採血管を収容しており、前記入力装置2から入力された検査情報に基づいて必要な採血管を選択して取り出すと共に、前記入力装置2から入力された前記仮識別番号を文字及びバーコードの形態でラベルに印字し、印字済みのラベルを取り出した採血管に貼り付ける。この処理を、検査情報に含まれている全ての採血管に対して行い、ラベル貼付後の採血管をトレイに収容する。これにより、患者の検査に必要な採血管が、仮識別番号が印字されたラベルが貼付られて一つのトレイに収容される。
【0011】
次に、上記したシステムを用いた救急外来の受付から採血の流れについて簡単に説明する。
救急外来では、患者の到着を知らせる連絡が入ると直ぐにリストバンド発行装置1でリストバンド4を発行する。このリストバンド4には、リストバンド発行装置1で自動採番された仮識別番号が文字及びバーコードの形態で印字されている。
救急外来では患者が到着すると直ぐに患者の腕にリストバンド4を装着する。患者を診察した結果採血の必要性があると判断された場合には、病院スタッフが携帯型入力装置2で患者のリストバンド4から仮識別番号を読み取ると共に、同装置2で検査に必要な採血管パターンを選択し、その情報を有線又は無線で採血管自動準備装置3に送る。
採血管自動準備装置3は、入力した検査情報に基づいて必要な採血管に仮識別番号を文字及びバーコードの形態で印字したラベルを貼り付けて一つのトレイにまとめて出力する。
採血を行う病院スタッフはトレイを受け取り、患者のリストバンドに印字された仮識別番号と採血管のラベルに印字された仮識別番号とを目視又は適当な照合装置を用いて照合した後、患者から採血を行う。
【0012】
上記したように、採血管のラベルに印字された仮識別番号は、患者の身体に装着されたリストバンドから読み取った情報に基づいて印字されているので、採血管のラベルに印字された仮識別番号が間違ったものになることはなく、その結果、異なる情報が印字された採血管に間違って採血をしてしまうことはなくなる。
また、リストバンド発行装置1は、病院内の他のシステムに依存することなく、独自に仮識別番号を自動採番するので、リストバンドの発行に時間がかからず、患者の到着を待たずにリストバンドを用意しておくことも可能になる。
このように、患者に仮識別番号を発行して、その仮識別番号が印字された採血管で採血を行うことができるようにすることにより、その後の検査や処置における患者と検査結果とのマッチング、また、患者と処置とのマッチングを全て仮識別番号に基づいて行うことが可能になるので、患者の取り間違いや、検査結果のマッチングミスによる医療ミスが発生する可能性がなくなる。
【0013】
尚、上記した実施例では、リストバンド発行装置1を救急外来に設置しておく例について説明したが、例えば、リストバンド発行装置1を救急車に設置しておき、患者を輸送している間に救急車内でリストバンドを発行して患者に装着するように用いることができることは勿論である。
さらにまた、上記した実施例では、リストバンド発行装置1が1台しかないが、これは本実施例に限定されることなく重複した識別番号を発行しないように各発行装置間でデータをリンクさせておけば、リストバンド発行装置1を複数台設けることができることは勿論である。このように、一つのシステムでリストバンド発行装置1を複数台設けることで、患者が運ばれてきた時に、直ぐにその患者の担当者がリストバンドを発行して患者に装着することができるようになるので、処置がよりスムーズに行えるという効果を奏する。
【0014】
次に、本発明に係るシステムの第2実施例について図2を参照して説明する。
基本的構成は第一実施例のシステムと同じなので、第一実施例と同じ要素については全て第一実施例と同じ符号を付して重複する説明は省略する。
このシステムでは、第一実施例の携帯型入力装置2の代わりに、バーコードリーダ10と、検査情報入力装置11とが設けられている。
バーコードリーダ10は患者のリストバンド4から仮識別番号を読み取るためのものであり、採血管自動準備装置3と有線又は無線で接続されている。
検査情報入力装置11は、患者の検査に必要な採血管の種類に関する検査情報を入力するための装置であり、採血管自動準備装置3と有線又は無線で接続される。この入力装置11は、専用装置でもよいが、例えば、パーソナルコンピュータ等でもよい。
【0015】
次に、本発明に係るシステムの第3実施例について図3を参照して説明する。
基本的構成は第一実施例のシステムと同じなので、第一実施例と同じ要素については全て第一実施例と同じ符号を付して重複する説明は省略する。
このシステムでは、第一実施例の携帯型入力装置2の代わりに、バーコードリーダ20と、検査情報入力装置21とが設けられている。
バーコードリーダ20は患者のリストバンド4から仮識別番号を読み取るためのものであり、採血管自動準備装置3と有線又は無線で接続されている。
検査情報入力装置21は、採血管自動準備装置3に内蔵されている。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムは、救急外来患者に対して固有の仮識別番号を自動採番し、その仮識別番号を患者の身体に装着可能な記憶媒体に、文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字する識別番号記憶媒体発行手段と、前記記憶媒体発行手段に記憶された仮識別番号を読み取るための読取装置と、検査に必要な採血管の種類及び数に関する検査情報を入力する検査情報入力手段と、前記読取装置で読み取った仮識別番号と前記検査情報入力情報で入力された検査情報とを入力し、前記検査情報に基いて、予め収容された複数種類の採血管の中から必要な採血管を取り出し、取り出した採血管に前記仮識別番号を文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字したラベル貼付け、ラベル貼付け後の採血管を患者毎に収容するように構成された採血管自動準備装置とを備えているので、病院内の他のシステムに依存することなく仮識別番号を付した記憶媒体を発行することができ、結果として、従来時間がかかっていたリストバンド等の発行時間を大幅に短縮することが可能になる。そして、発行したリストバンド等の記憶媒体を患者の身体に装着し、その記憶媒体から読み取った仮識別情報に基づいて、仮識別番号が印字されたラベルを貼り付けた採血管を準備することが可能になるので、採血時に目視や適当な照合装置で患者と採血管のマッチングをとることができることは勿論のこと、検査後の検査結果と患者とのマッチングにおいても、また、処置と患者とのマッチングにおいても、患者の身体に装着された記憶媒体に印字された仮識別番号を用いてマッチングを行うことができるので、マッチングミスによる医療ミスが発生する可能性はなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムの概略システム図である。
【図2】本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムの第二実施例の概略システム図である。
【図3】本発明に係る救急外来用採血管自動準備システムの第三実施例の概略システム図である。
【符号の説明】
1 リストバンド発行装置
1a 発行ボタン
2 携帯型入力装置
2a バーコードリーダ
2b 検査情報入力用ユーザーインターフェイス
3 採血管自動準備装置
4 リストバンド
11 バーコードリーダ
12 検査情報入力装置
21 バーコードリーダ
22 検査情報入力装置
Claims (5)
- 救急外来患者に対して固有の仮識別番号を自動採番し、その仮識別番号を患者の身体に装着可能な記憶媒体に、文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字する識別番号記憶媒体発行手段と、
前記記憶媒体発行手段に記憶された仮識別番号を読み取るための読取装置と、
検査に必要な採血管の種類及び数に関する検査情報を入力する検査情報入力手段と、
前記読取装置で読み取った仮識別番号と前記検査情報入力情報で入力された検査情報とを入力し、前記検査情報に基いて、予め収容された複数種類の採血管の中から必要な採血管を取り出し、取り出した採血管に前記仮識別番号を文字及び磁気的又は電気的に読取り可能な形態で印字したラベル貼付け、ラベル貼付け後の採血管を患者毎に収容するように構成された採血管自動準備装置と
を備えている
ことを特徴とする採血管自動準備システム。 - 前記記憶媒体がリストバンドである
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 前記検査情報入力手段が、予め検査の種類に対応した採血管の組み合わせパターンを複数記憶し、使用者が前記複数パターンの中から必要な検査に応じたパターンを選択することができるように構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。 - 前記読取装置と前記検査情報入力手段とが一体に構成されている
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のシステム。 - 識別番号記憶媒体発行手段が、記憶媒体発行ボタンを備え、
この記憶媒体発行ボタンを押した時の日時に関する情報に基づいて仮識別番号を採番する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のシステム。
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Cited By (2)
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JP2020152060A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタおよび情報処理システム |
JP7030357B1 (ja) * | 2020-12-10 | 2022-03-07 | Kotozna株式会社 | 検査結果確認システム |
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2002
- 2002-09-10 JP JP2002263491A patent/JP2004097505A/ja active Pending
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JP7169918B2 (ja) | 2019-03-22 | 2022-11-11 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタおよび情報処理システム |
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