JP2003036313A - Dicom規格のmwmにおける患者情報の取得方法 - Google Patents

Dicom規格のmwmにおける患者情報の取得方法

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JP2003036313A
JP2003036313A JP2001220745A JP2001220745A JP2003036313A JP 2003036313 A JP2003036313 A JP 2003036313A JP 2001220745 A JP2001220745 A JP 2001220745A JP 2001220745 A JP2001220745 A JP 2001220745A JP 2003036313 A JP2003036313 A JP 2003036313A
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patient
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mwm
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modality
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Yasuhiro Akahori
康博 赤堀
Yukiko Suzuki
由紀子 鈴木
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CHUO SYSTEM GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療事故の防止が課題とされている昨今、患
者Aの検査データを患者Bの検査データであるとしてS
CPに登録してしまったりするような患者の取り違えを
起こすことがない、DICOM規格のMWMにおける患
者情報の取得方法を実現する。 【解決手段】 モダリティ(SCU)12は、検査を行
う患者の磁気カードまたは、バーコード付きリストバン
ドから患者IDを読み込み、これを一時保存する(S7
2)。次いでこれを患者キーとして既設キーに付加する
(S73)。付加した患者キーと既設キーとを合わせ、
ワークリスト要求として情報システム(SCP)11へ
出力し(S74)、従来のようにN人分の患者情報を取
得するのでなく、当該一人分のみの患者情報を取得し、
従来のように患者情報の選択を行なうことなく検査が開
始できる(S77)。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、DICOM規格の
MWMにおける患者情報の取得方法に関し、詳しくは、
モダリティに付設した磁気カードリーダー等の媒体読み
込み手段によって患者が保有する磁気カード等の識別媒
体から該患者のIDを読み取るだけで、当該患者一人分
だけの情報を簡単に取得出来るようにしたDICOM規
格のMWMにおける患者情報の取得方法に関する(DI
COM:Digital Imaging and COmmunications in Medi
cine。MWM:Modality Worklist Management。モダリ
ティ:超音波画像診断装置その他の各種診断装置。I
D:識別コード。)。 【0002】 【従来の技術】現在、HISは、診療報酬処理から発展
し、業務管理システムとして多くの医療機関で活用され
ている。現在では、せっかくの情報を業務管理だけでな
く患者の診療に役立てるシステムへと拡張するために、
検査データのオンライン化や、電子カルテ化なども始め
られており、他社のコンピュータとの接続による情報交
換のための標準的なフォーマットDICOM規格を取り
入れ、モダリティとの接続による患者情報の取得などを
行うようになってきている(HIS:Hospital Informa
tion System(病院情報システム))。 【0003】具体的には、各病院で使用されているHI
S/RISに情報システムSCPを接続し、DICOM
規格のMWMを使用してワークリスト要求をSCPに対
して実行し、取得した何人分かの患者情報から、検査を
行うべき患者を選択する方式を取っているのが一般的で
ある(RIS:Radiology Information System(放射線
情報システム)。SCP:Service Class Provider)。
この場合、取得した患者情報が多い場合には、ディスプ
レイに表示しきれず、ページ送りなどのキー操作をして
該当する患者を選択している。実際、病院の検査室など
では、当日検査を行う多数の患者の情報を全て取得し、
患者のID、名前等を頼りに、それら多数の患者のリス
トの中から、検査すべき患者を選択決定し、検査を実施
している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、現在使用され
ている上記方法は、患者のIDまたは名前を確認し、キ
ー操作により選択をするものであるために、間違えも起
こりやすく、手間もかかる。これは、MWMによるワー
クリスト要求を行なうときの検索項目として、検査開始
日、検査開始時間、検査部位、モダリティ等を指定して
いて、ある程度は絞り込めてはいるものの、最後は、検
査する医師または検査技師が、患者本人の情報であるこ
とを、カルテや患者カードの名前、患者ID等を頼り
に、目視で比較照合し、確認をしなければならないから
である。このような処理の仕方は、上述したとおり、患
者の取り違えを起こす危険性があり、例えば、患者Aの
検査データを、患者Bの検査データであるとして画像保
存用SCPに誤って登録してしまったりすることに繋が
る。 【0005】本発明の目的は、医療事故の防止が課題と
されている昨今、このような患者の取り違えを起こすよ
うなことがない、DICOM規格のMWMにおける患者
情報の取得方法を実現することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明では、モダリティに付設した媒体読み込み手段によっ
て患者が保有する識別媒体から該患者のIDを読み込
み、該読み取ったIDを検索キーの一つとしてDICO
M規格のMWMにおけるワークリスト要求を実行し、前
記患者一人分だけの患者情報を取得する。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示実施の
形態例に基いて説明する。始めに概要を説明すると、こ
こでは、従来のようにMWMで取得した患者情報を、カ
ルテ、患者カードの名前、ID等で確認するのではな
く、磁気カードリーダ、バーコードリーダ等の媒体読み
込み手段をモダリティに付設し、これを用いて患者が保
有している磁気カードや、バーコード付きリストバンド
などの識別媒体から、当該患者のIDを直接読み込み、
これを検索キーの一つとして、DICOM規格のMWM
におけるワークリスト要求を行う(バーコード付きリス
トバンド:手首に巻き付けておくバンドで、これには患
者IDを表わすバーコードが付されている)。 【0008】こうすれば、今まで、多数の患者の情報が
SCPから返されて来ていたのが、当該IDに合致する
一人分の患者の情報しか返ってこなくなる。この場合、
これら磁気カードやバーコードは当該患者が保有してい
るものであるから、患者情報を間違えるということはな
くなり、また、従来のように、多数の患者の情報の中か
ら目的の患者の情報を選択するという、いわば間違えを
起こす元となる作業そのものが不要になり、また、選択
をするという作業自体の煩わしさも無くなる。 【0009】次に、実施の形態例について具体的に説明
する。図1は、全体の概略図を示す。ここでは、磁気カ
ードリーダー、バーコードリーダー等を使用して患者I
Dを取得し、モダリティ(SCU)ワークリスト要求1
2にこの患者IDを付加することにより、情報システム
(SCP)から、特定された一人の患者情取のみが含ま
れるワークリスト応答11を取得することを例にする
(SCU:Service Class User)。 【0010】図2は、ワークリスト要求のキー項目とな
るモダリティワークリスト検索対象データ項目(予約済
手続きステップモジュール)の例を示し、ここでは予約
済手続きに関連した幾つかの属性を定義する。 【0011】図3は、ワークリスト要求のキー項目とな
るモダリティワークリスト検索対象データ項目のうち、
患者識別モジュールの例を示し、患者を一般的に記述す
ることに関連した属性を定義する。このキーにより、一
義的に患者とその患者に行われるべき検査を特定するこ
とが可能となる。この部分が、いわば本発明のポイント
部分となる。 【0012】図2の検索対象データ項目に、図3の検索
対象データ項目、即ち患者識別モジュールが付加された
ワークリスト要求に対して、情報システム(SCP)
は、ワークリスト応答を返す。ワークリスト応答による
取得内容としては、図4及び図5に示すデータ項目があ
り、図4はモダリティワークリスト取得データ項目(患
者識別モジュール)、図5は、それに伴う患者情報モダ
リティワークリスト取得データ項目(患者記述モジュー
ル)を示す。 【0013】図6に、磁気カード、バーコード付きリス
トバンド等から得た患者IDをワークリスト要求の検索
キーに付加するためのブロック構成を示す。図6におい
て、61はカードおよびバーコード読み込み部で、磁気
カード、バーコード付きリストバンドを患者が保有して
いるかを確認し、保有していれば読み込みを行う。62
はカード、バーコードデータ保存部で、読み込んだ磁気
カード、バーコードのデータ(患者ID)を既設のデー
タに付加するため一時保存する。63は設定キーへのカ
ード、バーコード患者IDデータ付加部で、一時保存し
たデータを既設のデータに付加する。64は設定キーに
よるワークリスト要求部で、設定されたキーによりワー
クリスト要求を行う。65はワークリスト取得部で、要
求したワークリストを取得する。 【0014】図6のようなブロック構成によって実行さ
れる処理の流れを図7に示す。ここでは、磁気カード、
バーコード付きリストバンド等から患者IDを取り込
み、その患者IDを既設データと合わせてワークリスト
要求を行い、SCPからのワークリスト応答によるワー
クリストの取得までの処理の流れを示す。 【0015】即ち、先ず患者が磁気カード又はバーコー
ドを保有しているか、いないかを判断(S71)し、保
有していない場合は、従来の手法での患者情報の取得と
なる。即ち、既設キーによるワークリスト要求発行を行
い(S75)、SCPよりワークリスト応答が既設キー
に一致した分(患者N人分(図4のデータがN人分、図
5のデータがN人分)送られて来る。このデータを取得
し、その中から患者をキー操作により選択、特定し(S
76)、検査開始となる。 【0016】患者が磁気カード又はバーコード付きリス
トバンドを保有している場合は、本発明が目的とすると
ころの当該患者一人分のみの情報取得となる。即ち、先
ず磁気カード又はバーコードを読み込み、一時保存する
(S72)。次に、既設のキーデータを読み込み、磁気
カード又はバーコードで読み込んだ患者IDを患者キー
(図3)として既設データに付加する(S73)。この
患者キーが付加された設定キーによりワークリスト要求
の発行を行う(S74)。これにより、情報システムS
CPより、設定キーに一致した分、即ち1患者分(図4
が1人分、図5が1人分)のワークリスト応答が送ら
れ、従来のようにN人分の中から一人分を選ぶという操
作を行なうことなく検査開始となる(S77)。 【0017】なお、実施の形態例では、磁気カード、バ
ーコード付きリストバンドを識別媒体の例とした。識別
媒体はこれに限られるものではなく、例えばICカード
であっても良い。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、本発明では、モダ
リティに付設した媒体読み込み手段によって患者が保有
する識別媒体から該患者のIDを読み込み、該読み取っ
たIDを検索キーの一つとしてDICOM規格のMWM
におけるワークリスト要求を実行し、前記患者一人分だ
けの患者情報を取得するようにした。従って、磁気カー
ド、バーコード付きリストバンド等の識別媒体を使用す
ることで、患者と、その患者に行われるべき検査を一義
的に特定することが可能となり、従来のように、多数の
患者のリストの中から、検査を行うべき患者の選択を行
なうという必要が無くなって、いわば、間違いの元とな
る操作そのものが無くなる。従って、患者の取り違え、
間違えの発生がなくなって医療事故の軽減が実現され
る。また、従来のような、多数の患者のリストの中か
ら、検査を行う患者の選択を行なうという煩雑な操作が
無くなるため、装置の操作に慣れていない医師や検査技
師でも簡単に操作が出来るようになる。また、HIS/
RISを導入している病院などは、既に使用している磁
気カード、バーコード付きリストバンド等を本発明の実
施にそのまま使用可能であり、磁気カード、バーコード
付きリストバンド等の活用範囲が広がる。
【図面の簡単な説明】 【図1】DICOMワークリストデータフローの概略を
示す図。 【図2】モダリティワークリスト検索対象データ項目の
うち予約済手続きステップモジュールの分を示す図。 【図3】モダリティワークリスト検索対象データ項目の
うち患者識別モジュールの分を示す図。 【図4】モダリティワークリスト取得データ項目のうち
患者識別モジュールを示す図。 【図5】モダリティワークリスト取得データ項目のうち
患者記述モジュールを示す図。 【図6】磁気カード又はバーコード付きリストバンドを
利用してワークリスト要求を実行するための構成例を示
すブロック図。 【図7】磁気カード又はバーコードデータによるワーク
リスト要求、応答の処理の流れの例を示すフローチャー
ト。 【符号の説明】 11 情報システム(SCP)ワークリスト応答 12 モダリティ(SCU)ワークリスト要求 61 カードおよびバーコード読み込み部 62 カード、バーコードデータ保存部 63 設定キーへのカード、バーコード患者IDデータ
付加部 64 設定キーによるワークリスト要求部 65 ワークリスト取得部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 モダリティに付設した媒体読み込み手段
    によって患者が保有する識別媒体から該患者のIDを読
    み込み、該読み取ったIDを検索キーの一つとしてDI
    COM規格のMWMにおけるワークリスト要求を実行
    し、前記患者一人分だけの患者情報を取得することを特
    徴とするDICOM規格のMWMにおける患者情報の取
    得方法。
JP2001220745A 2001-07-19 2001-07-19 Dicom規格のmwmにおける患者情報の取得方法 Pending JP2003036313A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008062539A1 (en) * 2006-11-24 2008-05-29 Shimadzu Corporation Medical image diagnostic apparatus
JP2010009406A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Toshiba Corp 医用情報管理システム
EP2893490A4 (en) * 2012-09-07 2016-02-10 Endevr Llc SYSTEM AND METHOD FOR FAST RECOVERY OF MEDICAL INFORMATION

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