JP2004095883A - マスク搬送用トレー - Google Patents
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Abstract
【課題】新規形状または別寸法のマスク部を従来の露光機に取付可能にする。
【解決手段】開口部が形成されている外周部を具備し、外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、さらに、円形マスク部の縁部に係合するために開口部と外周部との間に形成された段差部と、マスク部の縁部に形成された一つの係合部に係合するために段差部付近に設けられた一つの位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレーが提供される。また、開口部が形成されている外周部を具備し、外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、さらに、マスクが内部に配置されている矩形マスク部の縁部に係合するために開口部と外周部との間に形成された段差部と、矩形マスク部の各辺に係合するために段差部付近に設けられた位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレーが提供される。
【選択図】 図1
【解決手段】開口部が形成されている外周部を具備し、外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、さらに、円形マスク部の縁部に係合するために開口部と外周部との間に形成された段差部と、マスク部の縁部に形成された一つの係合部に係合するために段差部付近に設けられた一つの位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレーが提供される。また、開口部が形成されている外周部を具備し、外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、さらに、マスクが内部に配置されている矩形マスク部の縁部に係合するために開口部と外周部との間に形成された段差部と、矩形マスク部の各辺に係合するために段差部付近に設けられた位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレーが提供される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスクを露光機まで搬送して露光機に取り付けるのに使用されるマスク搬送用トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置を製造する際に露光機が用いられている。露光作用前には、マスクまたはレチクルをマスク搬送用ハンドにより露光機まで搬送し、次いでチャック、例えば静電チャックによりマスクを露光機に設置している。このとき、マスク自体をチャックに直接的に取り付けるか、またはマスクに応じた開口部を有するマスクホルダ内にマスクを設置してマスクをマスクホルダと共にチャックに取り付けている。以下、本願明細書においてはマスク自体とマスクを含むマスクホルダとの両方を「マスク部」と呼ぶこととする。露光時には、別の搬送用ハンドによりウェハーを搬送し、露光用ステージにウェハーを位置決めした後に露光を行う。この場合、露光機のマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状は使用されるマスク部の形状に応じて定まり、ほとんどの場合には、露光機には一種類のみのマスク搬送用ハンドおよびチャックが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数形状のマスク部を単一の露光機において使用することが望まれる場合、例えば開発段階において新規形状のマスク部または別寸法のマスク部を採用する場合には、これらマスク部に応じた搬送用ハンドおよびチャックが必要とされる。このような場合に、マスク搬送用ハンドおよびチャックを新規形状のマスク部または別寸法のマスク部に応じて取り替えることは作業性が低下するので効率的でなく、さらに追加の費用が必要となるので経済的ではない。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、新規形状のマスク部または別寸法のマスク部を従来の露光機に取付可能にするマスク搬送用トレーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために請求項1に記載の発明によれば、開口部が形成されている外周部を具備し、該外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、さらに、円形マスク部の縁部に係合するために前記開口部と前記外周部との間に形成された段差部と、前記マスク部の縁部に形成された一つの係合部に係合するために前記段差部付近に設けられた一つの位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレーが提供される。
【0006】
すなわち請求項1に記載の発明によって、別寸法のマスク部をマスク搬送用トレーに取り付けることにより、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、別寸法のマスク部を従来の露光機に取り付けることができる。さらに、別寸法のマスク部をマスク搬送用トレー上に単に載せるのが好ましく、この場合には、マスク部をマスク搬送用トレーにネジ留めおよび接着することに伴うパーティクルの発生を妨げることができる。特に請求項1に記載の発明によって別寸法の円形マスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。また、請求項1に記載の発明においては、マスク部に形成される係合部が切欠部であってマスク搬送用トレーに形成される位置決め部材がピンであるのが好ましい。
【0007】
請求項2に記載の発明によれば、開口部が形成されている外周部を具備し、該外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、さらに、矩形マスク部の縁部に係合するために前記開口部と前記外周部との間に形成された段差部と、前記矩形マスク部の各辺に係合するために前記段差部付近に設けられた位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレーが提供される。
【0008】
すなわち請求項2に記載の発明によって、新規形状のマスク部をマスク搬送用トレーに取り付けることにより、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、新規形状のマスク部を従来の露光機に取り付けることができる。さらに、新規形状のマスク部をマスク搬送用トレー上に単に載せるのが好ましく、この場合には、マスク部をマスク搬送用トレーにネジ留めおよび接着することに伴うパーティクルの発生を妨げることができる。特に請求項2に記載の発明によって矩形、例えば正方形のマスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明によれば、前記マスク搬送用トレーと前記マスク部とが係合しているときに、前記マスク部の上面が前記マスク搬送用トレーの上面よりも高い位置にあるようにした。
すなわち請求項3に記載の発明によって、マスク部の上面のチャックへの吸着時に、マスク搬送用トレーをチャックに接触させる必要がないので、マスク搬送用トレーの製造を容易に行うことができることができる。すなわち例えばマスク搬送用トレーの上面の表面粗さ等を厳密に管理する必要がない。
【0010】
請求項4に記載の発明によれば、前記マスク部のマスクホルダと同一材料から形成されている。
すなわち請求項4に記載の発明によって、マスク部がマスクホルダを含んでいる場合に、マスク部をマスク搬送用トレーに取り付ける際の寸法精度を高めることができる。マスク部およびマスク搬送用トレーの材料は例えばSiCまたはアルミニウムである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1(a)は本発明の第一の実施形態に基づくマスク搬送用トレーの正面図であり、図1(b)は図1(a)に示されるマスク搬送用トレーを露光機のチャックに吸着させる際の断面図である。図1(a)に示されるように、マスク搬送用トレー10内にマスク部20が設置されている。前述したように本発明における「マスク部」は新規形状および別寸法のマスク自体とマスクを含むマスクホルダとの両方を意味するものとする。マスク搬送用トレー10はリング型部材であり、SiCまたはアルミニウムから形成されている。図1(a)および図1(b)に示されるマスク搬送用トレー10の外径は約201mm(8インチ)であってマスク部20の外径は約100mm(4インチ)を想定している。マスク搬送用トレー10の外周部にはフランジ19が設けられており、フランジ19の下面が露光機(図示しない)のチャック50から延びるフック51に係合するように寸法決めされている。またマスク搬送用トレー10内には開口部30(図示しない)がマスク搬送用トレー10の中心軸線上に形成されている。図1(b)に示されるように開口部30の縁部は段差部31より形成されている。すなわち段差部31はマスク搬送用トレー10の外周と開口部30との間に形成されている。この段差部31はマスク部20の縁部29、例えばマスク部20の段差部と係合するときに隙間がほとんど生じないように形成されている。
【0012】
さらに、図1(a)に示されるように、マスク部20の周囲部には切欠またはノッチ25が形成されている。また位置決め部材18がマスク搬送用トレー10の開口部30の内面付近に位置決めされている。この位置決め部材18は例えば開口部30の内壁に取り付けられたピンでありうる。図1(a)に示されるように、マスク部20設置時には、マスク部20のノッチ25とマスク搬送用トレー10の位置決め部材18とを単に係合させることにより、マスク部20をマスク搬送用トレー10内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。このときマスク搬送用トレー10の中心軸線とマスク部20の中心軸線とが一致しうる。次いで、マスク部20を備えたマスク搬送用トレー10を露光機(図示しない)に設置する。このとき、フランジ19の下面が露光機のチャック50から延びるフック51に係合する。次いで、このフック51がマスク部20と共にマスク搬送用トレー10を上方(図1(b)における矢印方向)に引き上げる。マスク部20の上面がチャック(図示しない)に接触した後に、チャック50、例えば静電チャックを駆動させてマスク部20の上面をチャックに吸着させる。
【0013】
本実施形態においては、別寸法のマスク部20、例えば直径約100mm(4インチ)の円形のマスク部20を本実施形態のマスク搬送用トレー10に取り付けることにより、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、別寸法のマスク部20を従来の露光機、例えば外径201mm(8インチ)のマスクを想定した露光機に取り付けることができる。さらに、別寸法のマスク部をマスク搬送用トレー10上に単に載せるのが好ましく、この場合には、マスク部20をマスク搬送用トレー10にネジ留めおよび接着することに伴うパーティクルの発生を妨げることができる。特に本実施形態においては別寸法の円形マスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。
【0014】
また、図1(b)に示されるように、マスク部20の係合時において、マスク部20の上面がマスク搬送用トレー10の上面よりも上方に位置するように、段差部31を寸法を選択するのが好ましい。これにより、マスク部20を備えたマスク搬送用トレー10を露光機(図示しない)に取り付けるときに、露光機のチャック(図示しない)、例えば静電チャックにはマスク部20の上面のみを吸着させることで足りる。この場合には、マスク搬送用トレー10の上面をチャックに吸着させる必要がないので、マスク搬送用トレーを製造する際に例えばマスク搬送用トレーの上面の表面粗さ等を厳密に管理することなしに、マスク搬送用トレー10を容易に形成することができる。
【0015】
さらに、マスク部20が前述したマスクホルダを含んでいる場合には、マスク搬送用トレー10はマスクホルダと同一の材料、例えばSiCまたはアルミニウムから形成されるのが好ましい。これにより、マスクホルダをマスク搬送用トレーに取り付ける際の寸法精度を高めることができる。
【0016】
図2(a)は本発明の第二の実施形態に基づくマスク搬送用トレーの正面図であり、図2(b)は図2(a)に示されるマスク搬送用トレーを露光機のチャックに吸着させる際の断面図である。これら図面に示されるマスク搬送用トレー11の外径は前述したマスク搬送用トレー10の外径と同一であり、前述したのと同様なフランジ19がマスク搬送用トレー11に設けられている。図2(a)においてはSiCまたはアルミニウムから形成されるマスク搬送用トレー11内にマスク部21が設置されている。マスク搬送用トレー11もリング型部材である。図2(a)および図2(b)に示されるマスク部21は一辺が約152mm(6インチ)の正方形を想定している。マスク搬送用トレー11内には開口部30(図示しない)がマスク搬送用トレー11の中心軸線上に形成されている。図2(b)に示されるように、開口部30の縁部は段差部31より形成されている。すなわち段差部31はマスク搬送用トレー10の外周と開口部30との間に形成されている。この段差部31はマスク部20の縁部29、例えばマスク部20の段差部と係合するときに隙間がほとんど生じないように形成されている。
【0017】
前述したようにマスク搬送用トレー11の外径はマスク搬送用トレー10の外径と等しく、またマスク搬送用トレー11の厚さもマスク搬送用トレー10の厚さに等しい。図2(a)に示されるようにマスク搬送用トレー11の厚さ部分の一部は除去されており、これにより水平面に対して平行な表面13とこの表面13から上方に突出する四つの突出部12が形成されている。これら突出部12は互いに同一形状であって各突出部12の断面は円弧部12Aと弦部12Bとから形成されている。図2(a)に示されるように、各突出部12のこれら弦部12Bは隣接する弦部12Bに対して垂直に配置されている。さらに各突出部12の各弦部12Bには位置決め部材40が設けられている。
【0018】
マスク部21をマスク搬送用トレー11上に設置する際には、始めにマスク部21を回転させつつ四つの各突出部12によってマスク部21のおおよその位置合わせを行う。次いで、位置決め部材40によって比較的精密な位置合わせを行いつつマスク部21をマスク搬送用トレー11の表面13上に設置する。例えば、前述したように外径201mm(8インチ)のマスク搬送用トレー11に対して一辺が152mm(6インチ)の正方形のマスク部21を使用する場合には、マスク部21の頂点付近がマスク搬送用トレー11から突出する。このようにマスク部21の一部のみがマスク搬送用トレー11から突出する場合には、本実施形態のマスク搬送用トレー11を使用するのに問題は生じない。このこととは反対に、マスク部21の外周全体がマスク搬送用トレー11から突出する場合には位置決め部材40を設置できないので本実施形態のマスク搬送用トレー11を使用することはできない。前述した実施形態と同様に、係合時にはマスク搬送用トレー11の中心軸線とマスク部21の中心軸線とが一致しうる。
【0019】
次いで、マスク部21を備えたマスク搬送用トレー11を露光機(図示しない)に設置する。このとき、フランジ19の下面が露光機のチャック50から延びるフック51に係合する。次いで、このフック51がマスク部21と共にマスク搬送用トレー11を上方(図2(b)における矢印方向)に引き上げる。マスク部21の上面がチャック(図示しない)に接触した後に、チャック50、例えば静電チャックを駆動させてマスク部21の上面をチャックに吸着させる。
【0020】
本実施形態においては、新規形状のマスク部21、例えば一辺が152mm(6インチ)の正方形のマスク部21をマスク搬送用トレー11に取り付けることにより、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、新規形状のマスク部21を従来の露光機、例えば外径201mm(8インチ)のマスクを想定した露光機に取り付けることができる。さらに、新規形状のマスク部をマスク搬送用トレー11上に単に載せるのが好ましく、この場合には、マスク部21をマスク搬送用トレー11にネジ留めおよび接着することに伴うパーティクルの発生を妨げることができる。特に本実施形態によって矩形、例えば正方形のマスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。
【0021】
また前述した実施形態と同様に、図2(b)に示されるように、マスク部21の係合時において、マスク部21の上面がマスク搬送用トレー11の各突出部12の上面よりも上方に位置するように、段差部31の寸法を選択するのが好ましい。これにより、マスク部21を備えたマスク搬送用トレー11を露光機(図示しない)に取り付けるときに、露光機のチャック(図示しない)、例えば静電チャックにはマスク部21の上面のみを吸着させることで足りる。この場合には、マスク搬送用トレー11の上面をチャックに吸着させる必要がないので、マスク搬送用トレーを製造する際に例えばマスク搬送用トレーの上面の表面粗さ等を厳密に管理することなしに、マスク搬送用トレー11を容易に形成することができる。
【0022】
さらに、マスク部21が前述したマスクホルダを含んでいる場合には、マスク搬送用トレー11はマスクホルダと同一の材料、例えばSiCまたはアルミニウムから形成されるのが好ましい。これにより、マスクホルダをマスク搬送用トレーに取り付ける際の寸法精度を高めることができる。
【0023】
前述したマスク搬送用トレーはその外形が円形である場合を想定しているが、マスク搬送用トレーの形状が従来型の露光機のチャックなどに取付可能な他の形状の場合も本発明の範囲に含まれるのは明らかである。
【0024】
【発明の効果】
各請求項に記載の発明によれば、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、新規形状のマスク部または別寸法のマスク部を従来の露光機に取り付けることができるという共通の効果を奏しうる。
【0025】
さらに、請求項1に記載の発明によれば、別寸法の円形マスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができるという効果を奏しうる。
さらに、請求項2に記載の発明によれば、矩形マスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができるという効果を奏しうる。さらに、請求項3に記載の発明によれば、マスク搬送用トレーの製造を容易に行うことができるという効果を奏しうる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、マスクホルダをマスク搬送用トレーに取り付ける際の寸法精度を高めることができるという効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第一の実施形態に基づくマスク搬送用トレーの正面図である。
(b)図1(a)に示されるマスク搬送用トレーを露光機のチャックに吸着させる際の断面図である。
【図2】(a)本発明の第二の実施形態に基づくマスク搬送用トレーの正面図である。
(b)図2(a)に示されるマスク搬送用トレーを露光機のチャックに吸着させる際の断面図である。
【符号の説明】
10…マスク搬送用トレー
11…マスク搬送用トレー
12A…円弧部
12B…弦部
12…突出部
18…位置決め部材
19…フランジ
20…マスク部
21…マスク部
25…ノッチ
29…縁部
30…開口部
31…段差部
40…位置決め部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスクを露光機まで搬送して露光機に取り付けるのに使用されるマスク搬送用トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置を製造する際に露光機が用いられている。露光作用前には、マスクまたはレチクルをマスク搬送用ハンドにより露光機まで搬送し、次いでチャック、例えば静電チャックによりマスクを露光機に設置している。このとき、マスク自体をチャックに直接的に取り付けるか、またはマスクに応じた開口部を有するマスクホルダ内にマスクを設置してマスクをマスクホルダと共にチャックに取り付けている。以下、本願明細書においてはマスク自体とマスクを含むマスクホルダとの両方を「マスク部」と呼ぶこととする。露光時には、別の搬送用ハンドによりウェハーを搬送し、露光用ステージにウェハーを位置決めした後に露光を行う。この場合、露光機のマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状は使用されるマスク部の形状に応じて定まり、ほとんどの場合には、露光機には一種類のみのマスク搬送用ハンドおよびチャックが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数形状のマスク部を単一の露光機において使用することが望まれる場合、例えば開発段階において新規形状のマスク部または別寸法のマスク部を採用する場合には、これらマスク部に応じた搬送用ハンドおよびチャックが必要とされる。このような場合に、マスク搬送用ハンドおよびチャックを新規形状のマスク部または別寸法のマスク部に応じて取り替えることは作業性が低下するので効率的でなく、さらに追加の費用が必要となるので経済的ではない。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、新規形状のマスク部または別寸法のマスク部を従来の露光機に取付可能にするマスク搬送用トレーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために請求項1に記載の発明によれば、開口部が形成されている外周部を具備し、該外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、さらに、円形マスク部の縁部に係合するために前記開口部と前記外周部との間に形成された段差部と、前記マスク部の縁部に形成された一つの係合部に係合するために前記段差部付近に設けられた一つの位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレーが提供される。
【0006】
すなわち請求項1に記載の発明によって、別寸法のマスク部をマスク搬送用トレーに取り付けることにより、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、別寸法のマスク部を従来の露光機に取り付けることができる。さらに、別寸法のマスク部をマスク搬送用トレー上に単に載せるのが好ましく、この場合には、マスク部をマスク搬送用トレーにネジ留めおよび接着することに伴うパーティクルの発生を妨げることができる。特に請求項1に記載の発明によって別寸法の円形マスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。また、請求項1に記載の発明においては、マスク部に形成される係合部が切欠部であってマスク搬送用トレーに形成される位置決め部材がピンであるのが好ましい。
【0007】
請求項2に記載の発明によれば、開口部が形成されている外周部を具備し、該外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、さらに、矩形マスク部の縁部に係合するために前記開口部と前記外周部との間に形成された段差部と、前記矩形マスク部の各辺に係合するために前記段差部付近に設けられた位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレーが提供される。
【0008】
すなわち請求項2に記載の発明によって、新規形状のマスク部をマスク搬送用トレーに取り付けることにより、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、新規形状のマスク部を従来の露光機に取り付けることができる。さらに、新規形状のマスク部をマスク搬送用トレー上に単に載せるのが好ましく、この場合には、マスク部をマスク搬送用トレーにネジ留めおよび接着することに伴うパーティクルの発生を妨げることができる。特に請求項2に記載の発明によって矩形、例えば正方形のマスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明によれば、前記マスク搬送用トレーと前記マスク部とが係合しているときに、前記マスク部の上面が前記マスク搬送用トレーの上面よりも高い位置にあるようにした。
すなわち請求項3に記載の発明によって、マスク部の上面のチャックへの吸着時に、マスク搬送用トレーをチャックに接触させる必要がないので、マスク搬送用トレーの製造を容易に行うことができることができる。すなわち例えばマスク搬送用トレーの上面の表面粗さ等を厳密に管理する必要がない。
【0010】
請求項4に記載の発明によれば、前記マスク部のマスクホルダと同一材料から形成されている。
すなわち請求項4に記載の発明によって、マスク部がマスクホルダを含んでいる場合に、マスク部をマスク搬送用トレーに取り付ける際の寸法精度を高めることができる。マスク部およびマスク搬送用トレーの材料は例えばSiCまたはアルミニウムである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1(a)は本発明の第一の実施形態に基づくマスク搬送用トレーの正面図であり、図1(b)は図1(a)に示されるマスク搬送用トレーを露光機のチャックに吸着させる際の断面図である。図1(a)に示されるように、マスク搬送用トレー10内にマスク部20が設置されている。前述したように本発明における「マスク部」は新規形状および別寸法のマスク自体とマスクを含むマスクホルダとの両方を意味するものとする。マスク搬送用トレー10はリング型部材であり、SiCまたはアルミニウムから形成されている。図1(a)および図1(b)に示されるマスク搬送用トレー10の外径は約201mm(8インチ)であってマスク部20の外径は約100mm(4インチ)を想定している。マスク搬送用トレー10の外周部にはフランジ19が設けられており、フランジ19の下面が露光機(図示しない)のチャック50から延びるフック51に係合するように寸法決めされている。またマスク搬送用トレー10内には開口部30(図示しない)がマスク搬送用トレー10の中心軸線上に形成されている。図1(b)に示されるように開口部30の縁部は段差部31より形成されている。すなわち段差部31はマスク搬送用トレー10の外周と開口部30との間に形成されている。この段差部31はマスク部20の縁部29、例えばマスク部20の段差部と係合するときに隙間がほとんど生じないように形成されている。
【0012】
さらに、図1(a)に示されるように、マスク部20の周囲部には切欠またはノッチ25が形成されている。また位置決め部材18がマスク搬送用トレー10の開口部30の内面付近に位置決めされている。この位置決め部材18は例えば開口部30の内壁に取り付けられたピンでありうる。図1(a)に示されるように、マスク部20設置時には、マスク部20のノッチ25とマスク搬送用トレー10の位置決め部材18とを単に係合させることにより、マスク部20をマスク搬送用トレー10内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。このときマスク搬送用トレー10の中心軸線とマスク部20の中心軸線とが一致しうる。次いで、マスク部20を備えたマスク搬送用トレー10を露光機(図示しない)に設置する。このとき、フランジ19の下面が露光機のチャック50から延びるフック51に係合する。次いで、このフック51がマスク部20と共にマスク搬送用トレー10を上方(図1(b)における矢印方向)に引き上げる。マスク部20の上面がチャック(図示しない)に接触した後に、チャック50、例えば静電チャックを駆動させてマスク部20の上面をチャックに吸着させる。
【0013】
本実施形態においては、別寸法のマスク部20、例えば直径約100mm(4インチ)の円形のマスク部20を本実施形態のマスク搬送用トレー10に取り付けることにより、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、別寸法のマスク部20を従来の露光機、例えば外径201mm(8インチ)のマスクを想定した露光機に取り付けることができる。さらに、別寸法のマスク部をマスク搬送用トレー10上に単に載せるのが好ましく、この場合には、マスク部20をマスク搬送用トレー10にネジ留めおよび接着することに伴うパーティクルの発生を妨げることができる。特に本実施形態においては別寸法の円形マスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。
【0014】
また、図1(b)に示されるように、マスク部20の係合時において、マスク部20の上面がマスク搬送用トレー10の上面よりも上方に位置するように、段差部31を寸法を選択するのが好ましい。これにより、マスク部20を備えたマスク搬送用トレー10を露光機(図示しない)に取り付けるときに、露光機のチャック(図示しない)、例えば静電チャックにはマスク部20の上面のみを吸着させることで足りる。この場合には、マスク搬送用トレー10の上面をチャックに吸着させる必要がないので、マスク搬送用トレーを製造する際に例えばマスク搬送用トレーの上面の表面粗さ等を厳密に管理することなしに、マスク搬送用トレー10を容易に形成することができる。
【0015】
さらに、マスク部20が前述したマスクホルダを含んでいる場合には、マスク搬送用トレー10はマスクホルダと同一の材料、例えばSiCまたはアルミニウムから形成されるのが好ましい。これにより、マスクホルダをマスク搬送用トレーに取り付ける際の寸法精度を高めることができる。
【0016】
図2(a)は本発明の第二の実施形態に基づくマスク搬送用トレーの正面図であり、図2(b)は図2(a)に示されるマスク搬送用トレーを露光機のチャックに吸着させる際の断面図である。これら図面に示されるマスク搬送用トレー11の外径は前述したマスク搬送用トレー10の外径と同一であり、前述したのと同様なフランジ19がマスク搬送用トレー11に設けられている。図2(a)においてはSiCまたはアルミニウムから形成されるマスク搬送用トレー11内にマスク部21が設置されている。マスク搬送用トレー11もリング型部材である。図2(a)および図2(b)に示されるマスク部21は一辺が約152mm(6インチ)の正方形を想定している。マスク搬送用トレー11内には開口部30(図示しない)がマスク搬送用トレー11の中心軸線上に形成されている。図2(b)に示されるように、開口部30の縁部は段差部31より形成されている。すなわち段差部31はマスク搬送用トレー10の外周と開口部30との間に形成されている。この段差部31はマスク部20の縁部29、例えばマスク部20の段差部と係合するときに隙間がほとんど生じないように形成されている。
【0017】
前述したようにマスク搬送用トレー11の外径はマスク搬送用トレー10の外径と等しく、またマスク搬送用トレー11の厚さもマスク搬送用トレー10の厚さに等しい。図2(a)に示されるようにマスク搬送用トレー11の厚さ部分の一部は除去されており、これにより水平面に対して平行な表面13とこの表面13から上方に突出する四つの突出部12が形成されている。これら突出部12は互いに同一形状であって各突出部12の断面は円弧部12Aと弦部12Bとから形成されている。図2(a)に示されるように、各突出部12のこれら弦部12Bは隣接する弦部12Bに対して垂直に配置されている。さらに各突出部12の各弦部12Bには位置決め部材40が設けられている。
【0018】
マスク部21をマスク搬送用トレー11上に設置する際には、始めにマスク部21を回転させつつ四つの各突出部12によってマスク部21のおおよその位置合わせを行う。次いで、位置決め部材40によって比較的精密な位置合わせを行いつつマスク部21をマスク搬送用トレー11の表面13上に設置する。例えば、前述したように外径201mm(8インチ)のマスク搬送用トレー11に対して一辺が152mm(6インチ)の正方形のマスク部21を使用する場合には、マスク部21の頂点付近がマスク搬送用トレー11から突出する。このようにマスク部21の一部のみがマスク搬送用トレー11から突出する場合には、本実施形態のマスク搬送用トレー11を使用するのに問題は生じない。このこととは反対に、マスク部21の外周全体がマスク搬送用トレー11から突出する場合には位置決め部材40を設置できないので本実施形態のマスク搬送用トレー11を使用することはできない。前述した実施形態と同様に、係合時にはマスク搬送用トレー11の中心軸線とマスク部21の中心軸線とが一致しうる。
【0019】
次いで、マスク部21を備えたマスク搬送用トレー11を露光機(図示しない)に設置する。このとき、フランジ19の下面が露光機のチャック50から延びるフック51に係合する。次いで、このフック51がマスク部21と共にマスク搬送用トレー11を上方(図2(b)における矢印方向)に引き上げる。マスク部21の上面がチャック(図示しない)に接触した後に、チャック50、例えば静電チャックを駆動させてマスク部21の上面をチャックに吸着させる。
【0020】
本実施形態においては、新規形状のマスク部21、例えば一辺が152mm(6インチ)の正方形のマスク部21をマスク搬送用トレー11に取り付けることにより、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、新規形状のマスク部21を従来の露光機、例えば外径201mm(8インチ)のマスクを想定した露光機に取り付けることができる。さらに、新規形状のマスク部をマスク搬送用トレー11上に単に載せるのが好ましく、この場合には、マスク部21をマスク搬送用トレー11にネジ留めおよび接着することに伴うパーティクルの発生を妨げることができる。特に本実施形態によって矩形、例えば正方形のマスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができる。
【0021】
また前述した実施形態と同様に、図2(b)に示されるように、マスク部21の係合時において、マスク部21の上面がマスク搬送用トレー11の各突出部12の上面よりも上方に位置するように、段差部31の寸法を選択するのが好ましい。これにより、マスク部21を備えたマスク搬送用トレー11を露光機(図示しない)に取り付けるときに、露光機のチャック(図示しない)、例えば静電チャックにはマスク部21の上面のみを吸着させることで足りる。この場合には、マスク搬送用トレー11の上面をチャックに吸着させる必要がないので、マスク搬送用トレーを製造する際に例えばマスク搬送用トレーの上面の表面粗さ等を厳密に管理することなしに、マスク搬送用トレー11を容易に形成することができる。
【0022】
さらに、マスク部21が前述したマスクホルダを含んでいる場合には、マスク搬送用トレー11はマスクホルダと同一の材料、例えばSiCまたはアルミニウムから形成されるのが好ましい。これにより、マスクホルダをマスク搬送用トレーに取り付ける際の寸法精度を高めることができる。
【0023】
前述したマスク搬送用トレーはその外形が円形である場合を想定しているが、マスク搬送用トレーの形状が従来型の露光機のチャックなどに取付可能な他の形状の場合も本発明の範囲に含まれるのは明らかである。
【0024】
【発明の効果】
各請求項に記載の発明によれば、従来の搬送用ハンドおよびチャックを変更することなしに、新規形状のマスク部または別寸法のマスク部を従来の露光機に取り付けることができるという共通の効果を奏しうる。
【0025】
さらに、請求項1に記載の発明によれば、別寸法の円形マスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができるという効果を奏しうる。
さらに、請求項2に記載の発明によれば、矩形マスク部をマスク搬送用トレー内に容易かつ迅速かつ正確に位置決めすることができるという効果を奏しうる。さらに、請求項3に記載の発明によれば、マスク搬送用トレーの製造を容易に行うことができるという効果を奏しうる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、マスクホルダをマスク搬送用トレーに取り付ける際の寸法精度を高めることができるという効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第一の実施形態に基づくマスク搬送用トレーの正面図である。
(b)図1(a)に示されるマスク搬送用トレーを露光機のチャックに吸着させる際の断面図である。
【図2】(a)本発明の第二の実施形態に基づくマスク搬送用トレーの正面図である。
(b)図2(a)に示されるマスク搬送用トレーを露光機のチャックに吸着させる際の断面図である。
【符号の説明】
10…マスク搬送用トレー
11…マスク搬送用トレー
12A…円弧部
12B…弦部
12…突出部
18…位置決め部材
19…フランジ
20…マスク部
21…マスク部
25…ノッチ
29…縁部
30…開口部
31…段差部
40…位置決め部材
Claims (4)
- 開口部が形成されている外周部を具備し、該外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、
さらに、
円形マスク部の縁部に係合するために前記開口部と前記外周部との間に形成された段差部と、
前記マスク部の縁部に形成された一つの係合部に係合するために前記段差部付近に設けられた一つの位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレー。 - 開口部が形成されている外周部を具備し、該外周部の外形はマスク搬送用ハンドおよびチャックの形状に対応しており、
さらに、
矩形マスク部の縁部に係合するために前記開口部と前記外周部との間に形成された段差部と、
前記矩形マスク部の各辺に係合するために前記段差部付近に設けられた位置決め部材とを具備するマスク搬送用トレー。 - 前記マスク搬送用トレーと前記マスク部とが係合しているときに、前記マスク部の上面が前記マスク搬送用トレーの上面よりも高い位置にあるようにした請求項1または2に記載のマスク搬送用トレー。
- 前記マスク部のマスクホルダと同一材料から形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載のマスク搬送用トレー。
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CN106206401A (zh) * | 2015-05-27 | 2016-12-07 | 苏斯微技术光刻有限公司 | 用于处理圆盘形基板的装置和支撑适配器 |
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- 2002-08-30 JP JP2002255396A patent/JP2004095883A/ja active Pending
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