JP2004092616A - V型内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】V型内燃機関の車両への搭載性を向上させる。
【解決手段】クランクシャフト4中心に対して、左右両バンクのうち少なくともどちらか一方のバンクのシリンダボアの中心が、所定量オフセットしている。これによって、左右両バンクの高さが互いに異なることを利用し、車体形状を効率良く利用して、V型内燃機関の車両に対する搭載性を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、V型内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】
直列型内燃機関において、クランクシャフト中心をシリンダボアの中心線上からオフセットさせたもの(オフセットクランク機構)が従来から知られている。(特許文献1を参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平11−236832号公報(第1〜第4頁、第1図及び第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本発明者は、V型内燃機関にオフセットクランク機構を適用することで、V型内燃機関の車両への搭載性向上が図られることを見い出した。しかし、従来のオフセットクランク機構は、直列型内燃機関に適用されたものであって、V型内燃機関にオフセットクランク機構を適用する試みは為されていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、V型内燃機関において、クランクシャフト中心に対して、左右両バンクのうち少なくともどちらか一方のバンクのシリンダボアの中心が、クランクシャフト回転方向とは逆方向に所定量オフセットしていることを特徴としている。
【0006】
【発明の効果】
本発明によれば、クランクシャフト中心に対して、左右両バンクのうち少なくともどちらか一方のバンクのシリンダボアの中心が、クランクシャフト回転方向とは逆方向に所定量オフセットしていることによって、左右両バンクの高さが互いに異なる高さにすることができるようになり、車両のフードラインが傾斜している場合等に、この左右両バンクの高さが互いに異なることを利用することで、車体形状を効率良く利用して、V型内燃機関の車両に対する搭載性を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
図1は、本発明に係るV型内燃機関の一実施例を示している。図示するように、このV型内燃機関は、例えば90°のバンク角を有するシリンダブロック1と、このシリンダブロック1の下部に固定されたオイルパン2と、シリンダブロック1の上部に固定された左右バンクの一対のシリンダヘッド9,9と、から大略構成されている。
【0009】
シリンダブロック1とオイルパン2とによって画成されたクランクケース3内には、クランクシャフト4が配設されている。このクランクシャフト4は、図1における反時計方向に回転するものである。
【0010】
シリンダブロック1は、クランクシャフト4中心、すなわちクランク主軸中心4aに対して、左右両バンクの各気筒のシリンダボア中心線P1,P2が、クランクシャフト4の回転方向とは逆方向にそれぞれ所定量オフセットするよう形成されている。
【0011】
詳述すれば、シリンダボア中心線P1は、クランク主軸中心4aを通りシリンダボア中心線P1に平行な直線R1に対して、クランクシャフト4の回転方向とは逆方向に所定量オフセットしている。そして、シリンダボア中心線P2は、クランク主軸中心4aを通りシリンダボア中心線P2に平行な直線R2に対して、クランクシャフト4の回転方向とは逆方向に所定量オフセットしている。そして、クランクシャフト4中心に対して、左右両バンクの各気筒のシリンダボア中心線P1,P2をクランクシャフト4の回転方向と逆方向にオフセットさせることによって、左右両バンクの高さが異なるものとなって、左右両バンク間に段差hが生じると共に、クランクケース3内におけるクランクシャフト4の位置が図1における左側に相対的に移動することになり、クランクケース3の幅を略一定に保ちつつ、クランクケース3内のクランクシャフト4右脇の空間がシリンダブロック1の幅方向に拡張されている。
【0012】
そして、この拡張されたクランクシャフト4右脇の空間に、オイルポンプ5が配設されている。すなわち、オイルポンプ5は、クランク主軸中心4aからオフセットさせた状態でクランクケース3内に配設されている。
【0013】
クランクケース3の下部を構成するオイルパン2には、オイルが貯留される深底部6と、深底部6に比べて浅底の浅底部7とが形成されている。深底部6は、拡張されたクランクシャフト4右脇の空間の下方に位置している。つまり、オイルパン2は、オイルパン2内のオイルが主として深底部6に貯留され、かつ深底部6をクランクシャフト4からオフセットさせることによりクランク軌跡Qがオイルパン2内のオイル液面と干渉しないよう形成されている。
【0014】
また、浅底部7の底面は、深底部6に向かって徐々に深底となるよう傾斜するように形成されている。
【0015】
そして、深底部6に貯留されるクランクケース3内のオイルは、拡張されたクランクシャフト4右脇の空間側に配設されたオイルストレーナ8を介してオイルポンプ5に汲み上げられている。
【0016】
オイルストレーナ8は、深底部6内に配設されたヘッド部8aと、ヘッド部8aで吸入濾過されたオイルをオイルポンプ5に導入する導入通路部8bとから大略構成されている。
【0017】
上記構成のV型内燃機関においては、クランクシャフト4中心に対して、左右両バンクの各気筒のシリンダボア中心線P1,P2をクランクシャフト4の回転方向と逆方向にオフセットさせることによって、左右両バンクの高さが互いに異なるため、車両のエンジンルームを覆うフードのライン(フードライン)が傾斜している場合に、この傾斜したフードラインを効率良く利用して車両に搭載することができる。すなわち、左右両バンク間の段差hを利用することで、車体のレイアウトに応じてV型内燃機関を車両に搭載することができる。
【0018】
また、クランクシャフト4中心に対して、左右両バンクの各気筒のシリンダボア中心線P1,P2をクランクシャフト4の回転方向と逆方向にオフセットさせることによって、シリンダブロック1の重量を増加させることなく拡張されたクランクシャフト4右脇の空間を確保することができる。
【0019】
そして、拡張されたクランクシャフト4右脇の空間下方にオイルパン2の深底部6が位置し、拡張されたクランクシャフト4右脇の空間側にオイルストレーナ8が配設されているので、オイルパン2の深底部6のみにオイルを貯留させることが可能となり、クランクシャフト4によるオイル液面たたきを防止することができると共に、オイルパン2の深底部6を比較的浅くすることができる。つまり、総じてV型内燃機関の全高を小さくすることができる。
【0020】
また、オイルパン2の深底部6を比較的浅くできることによって、循環するオイル量の低減を図ることができる。
【0021】
さらに、オイルパン2の深底部6とオイルポンプ5が拡張されたクランクシャフト4右脇に空間側に位置しているので、オイルポンプ5に対してオイルストレーナ8のヘッド部8aを近接させることができ、オイルストレーナ8の導入通路部8bの短くすることができ、総じてオイルストレーナ8の構造を簡略することができる。
【0022】
そして、クランクシャフト4とオイルパン2の深底部6とオフセットしているので、従来必要であったバッフルプレートを廃止することができる。
【0023】
特に、拡張されたクランクシャフト4右脇の空間下方にオイルパン2の深底部6が位置し、この深底部6にオイルを貯留する構造となっているため、図2及び図3に示すように、車両フードラインに合わせて、上記構成のV型内燃機関を傾けて車両に搭載することができる。つまり、上記構成のV型内燃機関は、車両に傾けて搭載しても、深底部6から浅底部7にオイルが流入することがないので、クランクシャフト4によるオイルたたきを確実に防止することができる。
【0024】
そして、拡張されたクランクシャフト4右脇の空間にオイルポンプ5を配設することが可能となるため、補機レイアウトの自由度が大きくなり、総じて上記構成のV型内燃機関の車両への搭載性を向上させることができる。
【0025】
また、上記構成のV型内燃機関は、左右両バンク間の段差hが無くなるように、車両に傾けて搭載することもできる。
【0026】
図2は、FR車両に、上記構成のV型内燃機関を、クランクシャフト4が車両前後方向に沿うよう縦置きにし、さらにクランクシャフト4回転方向に傾けて搭載した状態を示している。この図2に示すように上記構成のV型内燃機関を車両に搭載すれば、図2における右側のバンクが図2における左側のバンクよりも相対的に上方に持ち上がることになり、深底部6の最低地上高、すなわち深底部6の車両接地面からの距離を確保できる。
【0027】
図3は、FF車両に、上記構成のV型内燃機関を、クランクシャフト4が車両左右方向に沿うよう横置きにし、さらにクランクシャフト4回転方向とは逆方向に傾けて搭載した状態を示している。この図3に示すように上記構成のV型内燃機関を車両に搭載すれば、車両フードラインをより傾斜させることができ、車体のデザイン性の自由度を確保できる。
【0028】
また、FF車両に対して上記構成のV型内燃機関を横置き搭載する場合、図3に示すように、拡張されたクランクシャフト4右脇の空間がクランクシャフト4よりも車両前方側に位置するよう搭載すれば、レイアウト性が向上する。換言すれば、車両フードラインが傾斜したエンジンルーム内に上記構成のV型内燃機関を搭載する場合には、拡張されたクランクシャフト4右脇の空間が車両フードラインの傾いている側(図3における右側)、すなわちヘッドの高さの低い側のバンク(図3における右側のバンク)が車両フードラインの傾いている側となるよう横置き搭載すればレイアウト性がよい。
【0029】
ここで、上記構成のV型内燃機関におけるオイルポンプ5の駆動方法としては、図4に示すようにクランクシャフト4で回転駆動させる方法と、図5に示すようにクランクシャフト4の回転数にその回転数が依存しない電動モータもしくは油圧モータ等の外部駆動源10(オイルポンプ駆動手段)で回転駆動させる方法がある。
【0030】
外部駆動源10でオイルポンプ5を回転駆動する場合(図5を参照)には、常にオイルポンプ5の回転数を最適回転数に設定することができ、オイル循環量の最適化によるV型内燃機関の各摩擦部位の低フリクション化を図れる利点がある。
【0031】
また、クランクシャフト4でオイルポンプ5を回転駆動する場合(図4を参照)においても、オイルポンプ5がクランクシャフト4の軸心上にないので、クランクシャフト4とオイルポンプ5との間の動力伝達経路内にクラッチ等を配置することでオイルポンプ5をクランクシャフト4の回転数と同期させず駆動可能である。
【0032】
次に、本発明の第2実施例について説明する。この第2実施例は、上述した第1実施例のV型内燃機関において、図6及び図7に示すように、シリンダヘッド側からの戻りオイルを受け、かつ拡張されたクランクシャフト4右脇の空間側へ戻りオイルを案内するオイル戻し手段としてのオイル戻しプレート20がクランクシャフト4上方に配設されている。
【0033】
詳述すれば、このオイル戻しプレート20は、気筒長手方向に沿って細長い略板状を呈し、各気筒のコンロッド(図示せず)と干渉しないように気筒数に対応した数の切欠部21,…,21が形成され、かつ拡張されたクランクシャフト4右脇の空間側、すなわち図7おける右側に傾いた状態で配設されている。
【0034】
このような第2実施例においては、シリンダヘッド側からの戻りオイルがオイル戻しプレート20によって、拡張されたクランクシャフト4右脇の空間側へ案内されるので、クランクシャフト4にシリンダヘッド側からの戻りオイルが直接当たってしまうことを回避でき、クランクシャフト4によるシリンダヘッド側からの戻りオイルのオイルたたきを防止することができ、クランクシャフト4が回転する際のフリクションを一層低減することができる。
【0035】
また、クランクシャフト4によるシリンダヘッド側からの戻りオイルのオイルたたきが防止されることにより、クランクケース3内のオイルミストが減少することになる。つまり、循環するオイル量をより減少させることができるため、オイルパン2の深底部6の深さをより浅くすることができ、総じてV型内燃機関の全高をより小さくすることができる。
【0036】
尚、上記各実施例においては、クランクシャフト4中心に対して、左右両バンクの各気筒のシリンダボア中心P1,P2をクランクシャフト4の回転方向と逆方向にオフセットさせるているが、右バンクの気筒のシリンダボア中心P2のみをクランクシャフト4の回転方向と逆方向にオフセットさせてもよい。
【0037】
また、クランクシャフト中心に対して片バンクの気筒のシリンダボア中心のみをオフセットさせた場合には、気筒休止を行う場合に有利となる。すなわち、気筒休止は、通常、機関が低負荷の時に行われるものであり、このとき、クランクシャフト中心に対してシリンダボア中心をオフセットさせた気筒で気筒休止を行うとシリンダに対するピストンのフリクションが増加してしまうからである。
【0038】
また、上記各実施例におけるV型内燃機関は、車両に対して縦置き搭載することも可能である。
【0039】
上記実施例から把握し得る本発明の技術的思想についてその効果と共に列記する。
【0040】
(1) V型内燃機関において、クランクシャフト中心に対して、左右両バンクのうち少なくともどちらか一方のバンクのシリンダボアの中心が所定量オフセットしている。これによって、左右両バンクの高さが互いに異なることを利用し、車体形状を効率良く利用して、V型内燃機関の車両に対する搭載性を向上させることができる。
【0041】
(2) V型内燃機関において、クランクシャフト中心に対して、左右両バンクの各気筒のシリンダボア中心がそれぞれ所定量オフセットしている。これによって、左右両バンクの高さが互いに異なることを利用し、車体形状を効率良く利用して、V型内燃機関の車両に対する搭載性を向上させることができる。
【0042】
(3) 上記(1)また(2)に記載の構成において、クランクシャフト中心に対してシリンダボア中心をクランクシャフト回転方向とは逆方向にオフセットさせることによって、クランクケース内のクランクシャフト脇の空間がシリンダブロックの幅方向に拡張され、この拡張されたクランクシャフト脇の空間に、オイルポンプが配設されている。これによって、クランクケースの幅をシリンダブロックの幅方向に拡げることなく、クランクシャフト脇の空間を拡張することができる。また、拡張されたクランクケース脇の空間にオイルポンプを配設することができるので、補機レイアウトの自由度が大きくなり、車両への搭載性を向上させることができる。
【0043】
(4) 上記(3)に記載の構成において、クランクケース下部を構成するオイルパンには、オイルが貯留される深底部と、深底部に対して相対的に浅底となる浅底部とが形成され、拡張されたクランクシャフト脇の空間の下方には、深底部が位置している。これによって、クランクシャフトによるオイルパン内のオイル液面たたきを防止することができる。
【0044】
(5) 上記(3)または(4)に記載の構成において、オイルポンプは、クランクシャフトによって回転駆動させる。これによって、オイルポンプはクランクシャフトの軸心上にないので、クランクシャフトとオイルポンプとの間の動力伝達経路内にクラッチ等を配置することでオイルポンプをクランクシャフトの回転数と同期させず駆動可能となる。
【0045】
(6) 上記(3)または(4)に記載の構成において、オイルポンプは、クランクシャフトの回転数にその回転数が依存しないオイルポンプ駆動手段によって回転駆動させる。これによって、オイルポンプ5の回転数を最適回転数に設定することができ、オイル循環量の最適化によるV型内燃機関の各摩擦部位の低フリクション化を図れる。
【0046】
(7) 上記(4)〜(6)のいずれかに記載の構成において、クランクケース下部に貯留されたオイルは、拡張されたクランクシャフト脇の空間側に配設されたオイルストレーナを介してオイルポンプに汲み上げられている。これによって、拡張されたクランクシャフト脇の空間側のみにオイル溜まり(深底部)を設定でき、クランクシャフトによるオイル液面たたきを防止することができる。
【0047】
(8) 上記(3)〜(7)のいずれかに記載の構成において、クランクシャフトの上方には、シリンダヘッド側からの戻りオイルを受け、かつ拡張されたクランクシャフト脇の空間側へ戻りオイルを案内するオイル戻し手段が設けられている。これによって、クランクシャフトによるシリンダヘッド側からの戻りオイルのオイルたたきを防止することができ、クランクシャフトが回転する際のフリクションを低減することができる。
【0048】
(9) 上記(1)〜(8)のいずれかに記載の構成において、V型内燃機関は、左右両バンクの高さが略一致するよう所定角度傾けた状態で車両に搭載される。これによって、車両への搭載性の向上を図ることができる。
【0049】
(10) 上記(1)〜(8)のいずれかに記載の構成において、V型内燃機関は、左右両バンクの高さが略一致するよう所定角度傾けた状態で車両に縦置き搭載される。これによって、車両への搭載性の向上を図ることができる。
【0050】
(11) 上記(3)〜(8)のいずれかに記載の構成において、V型内燃機関は、拡張されたクランクシャフト脇の空間が車両前方側となるよう車両に対して横置き搭載される。これによって、車両への搭載性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るV型内燃機関の構成説明図。
【図2】本発明に係るV型内燃機関をクランクシャフト回転方向に傾けて横置きした状態を示す説明図。
【図3】本発明に係るV型内燃機関をクランクシャフト回転方向とは逆方向に傾けて横置きした状態を示す説明図。
【図4】本発明に係るV型内燃機関において、オイルポンプをクランクシャフトで回転駆動させた例を示す説明図。
【図5】本発明に係るV型内燃機関において、オイルポンプを外部駆動源で回転駆動させた例を示す説明図。
【図6】本発明に係るV型内燃機関の第2実施例を示す説明図。
【図7】本発明に係るV型内燃機関の第2実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1…シリンダブロック
2…オイルパン
3…クランクケース
4…クランクシャフト
5…オイルポンプ
6…深底部
7…浅底部
8…オイルストレーナ
9…シリンダヘッド
10…外部駆動源

Claims (11)

  1. クランクシャフト中心に対して、左右両バンクのうち少なくともどちらか一方のバンクのシリンダボアの中心が所定量オフセットしていることを特徴とするV型内燃機関。
  2. クランクシャフト中心に対して、左右両バンクの各気筒のシリンダボア中心がそれぞれ所定量オフセットしていることを特徴とするV型内燃機関。
  3. クランクシャフト中心に対してシリンダボア中心をクランクシャフト回転方向とは逆方向にオフセットさせることによって、クランクケース内のクランクシャフト脇の空間がシリンダブロックの幅方向に拡張され、
    この拡張されたクランクシャフト脇の空間に、オイルポンプが配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のV型内燃機関。
  4. クランクケース下部を構成するオイルパンには、オイルが貯留される深底部と、深底部に対して相対的に浅底となる浅底部とが形成され、
    拡張されたクランクシャフト脇の空間の下方には、深底部が位置していることを特徴とする請求項3に記載のV型内燃機関。
  5. オイルポンプは、クランクシャフトによって回転駆動させることを特徴とする請求項3または4に記載のV型内燃機関。
  6. オイルポンプは、クランクシャフトの回転数にその回転数が依存しないオイルポンプ駆動手段によって回転駆動させることを特徴とする請求項3または4に記載のV型内燃機関。
  7. クランクケース下部に貯留されたオイルは、拡張されたクランクシャフト脇の空間側に配設されたオイルストレーナを介してオイルポンプに汲み上げられていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のV型内燃機関。
  8. クランクシャフトの上方には、シリンダヘッド側からの戻りオイルを受け、かつ拡張されたクランクシャフト脇の空間側へ戻りオイルを案内するオイル戻し手段が設けられていることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載のV型内燃機関。
  9. 左右両バンクの高さが略一致するよう所定角度傾けた状態で車両に搭載されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のV型内燃機関。
  10. 左右両バンクの高さが略一致するよう所定角度傾けた状態で車両に縦置き搭載されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のV型内燃機関。
  11. 拡張されたクランクシャフト脇の空間が車両前方側となるよう車両に対して横置き搭載されることを特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載のV型内燃機関。
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