JP2004092597A - エンジンの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、分離冷却式を用いたエンジン本体の小形化が図れるエンジンの冷却装置を提供する。
【解決手段】本発明の冷却装置は、シリンダブロック6に張り出し部33を設け、張り出し部の上面に、シリンダブロックの冷却水路11と連通する開口33aを設け、シリンダヘッド7に、シリンダヘッドの冷却水路7bと連通する導出口部35を設け、導出口部からの冷却水を導出させるメインパイプ部39と開口からの冷却水をメインパイプ部へ合流させる分岐部37bをもつ合流管36を設けた構造に加え、張り出し部と隣接して、該張り出し部を延長させたサーモスタット用座部44を形成し、サーモスタット用座部にサーモスタット42を取付ける構造にして、サーモスタットを、合流管36の設置がもたらすデッドスペースを活用して、エンジン本体3の一個所に集中して組付けるようにした。
【選択図】  図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン本体を、その内部を流通する冷却水によって冷却させるエンジンの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水冷式の多気筒のレシプロエンジンでは、暖機性能の促進のため、冷却水をエンジン本体の各部、すなわちシリンダヘッド、シリンダブロック毎に分離して流通させることが行われている。これには、冷却水の供給経路をシリンダヘッドとシリンダブロックとの2系統に分離し、ウォータポンプにより、これら独立した供給経路へ冷却水を並行に流通させる構造が用いられる。そして、同構造を用いて、冷却が求められるシリンダヘッドには多量の冷却水を流通させ、冷却を抑えたいシリンダブロックには少量の冷却水を流通させるようにしている。
【0003】
ところで、冷却を終えた冷却水はラジエータの入口へ導くが、ラジエータの入口が一個所であるのに対し、分離冷却式を用いたエンジンは、冷却水がシリンダヘッドとシリンダブロックとの2個所から導出するために、双方からの冷却水を合流させて1個所から導出させることが求められる。
【0004】
そこで、エンジン本体の内部に合流部を形成することが考えられる。しかし、シリンダヘッドやシリンダブロックの内部に、別途、合流のための水路を形成するのは難しい。しかも、構造上、シリンダヘッド、シリンダブロックの全体、すなわちエンジン本体が大形化になりやすい。
【0005】
そこで、エンジン本体外で、各シリンダヘッド、シリンダブロックからの冷却水を合流させる構造が提案されている。この構造だと、合流させる部分がエンジン本体から局部的に外側へ突き出る変更だけですむ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この合流部の周辺は、エンジン本体にとっては、デッドスペースとなりその部分は使用できないので、実質、エンジン本体自体が大形になったのと同じ状態となる。特に分離冷却式のエンジンは、ラジエータから冷却水を戻すときは、エンジン本体外から突き出るように設置したサーモスタットを通じて戻すが、このサーモスタットの設置でも同様にその周辺にデッドスペースが生じて、実質的なエンジン本体の大形化を招いていた。
【0007】
そこで、本発明は、分離冷却式のエンジン本体の小形化が図れるエンジンの冷却装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、合流部として、冷却水路の下流となるシリンダブロックの他端部から張り出る合流用の張り出し部を設け、この張り出し部のシリンダヘッド側の面に、シリンダブロックの他端部側の冷却水路と連通する開口を設け、シリンダヘッドの他端部に、シリンダヘッドの冷却水路と連通する導出口部を設け、かつ導出口部からの冷却水を導出させるメインパイプ部と開口からの冷却水をメインパイプ部へ合流させる分岐部とをもつ合流管を設けた構成とし、これに加え、シリンダブロックの他端部に、合流用の張り出し部と隣接して、該張り出し部をシリンダブロックの端部に沿って延長させたサーモスタット用の座部を形成し、このサーモスタット用の座部にサーモスタットを取付ける構造を採用した。
【0009】
同構成により、サーモスタットは、合流部の設置、すなわち張り出し部、合流管がもたらす周辺のデッドスペースを活用して、エンジン本体の一個所に集中して設置されるから、デッドスペースの発生が抑えられ、エンジン本体の小形化が図れる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、上記目的に加え、簡便な作業で、合流管とサーモスタットが取付けられるよう、分岐部の分岐端に、合流用の張り出し部と重なるフランジ部を形成し、サーモスタットとして、分岐部のフランジ部と一体なフランジ部を形成してあるサーモスタットケース内に収めた構造を用い、分岐部のフランジ部と前記サーモスタットのフランジ部との双方が、締結具の共締めにより、合流用の張り出し部およびサーモスタット用の座部に固定される構成とした。
【0011】
請求項3に記載の発明は、上記目的に加え、さらにサーモスタットケースをサーモスタット用の座部に取付けるだけで、ウォータポンプに向かう水路が形成されるよう、シリンダブロックの側部に、サーモスタット用の座部からウォータポンプへ至る溝形の水路を形成し、サーモスタット用の座部内に、入口が該座部の取付面に開口し出口が水路と連通する中継路を形成し、かつサーモスタットケースは中継路の入口と向き合う地点に出口を有した構成として、サーモスタットケースがサーモスタット用の座部に取付けられると、サーモスタットスの出口側が溝形の水路に連通されるようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1ないし図8に示す一実施形態にもとづいて説明する。
【0013】
図1は、車両、例えば乗用車のフロント部を示し、図中1は該乗用車の車体を示している。この車体1のフロント部に形成されているエンジンルーム1aには、多気筒、例えば直列3気筒の水冷式エンジン2(以下、単にエンジンという)が横向きに収めてある。具体的には、エンジン2は、前後方向が車幅方向に向く姿勢でエンジンルーム1a内に収めてある。なお、エンジン2を挟んだエンジンルーム1aの前部にはラジエータ4が冷却ファン4aと共に設けてあり、反対側の客室側にはヒータコア5aを組込んだエアコンユニット5が設けてある。
【0014】
図2にはこのエンジン2のエンジン本体3の外観が示してある。また図3には同エンジン本体3の左側の構造が示してあり、図6には同エンジン本体3の右側の構造が示してある。
【0015】
ここで、エンジン本体3には、シリンダブロック6の上部にシリンダヘッド7を搭載し、下部にオイルパン8を設けた構造が用いられる。なお、9はシリンダヘッド7の上部に搭載したカムカバーを示す。
【0016】
シリンダブロック6は、図5に示されるように前後方向が幅方向より長いブロック状の本体6aを有している。この本体6aの内部には、例えば図5に示されるように前後方向に直列に並んだ3つの気筒10a〜10cと、それら気筒10a〜10cを囲むように形成された溝状の冷却水路11とが形成してある。これにより、冷却水路11は、シリンダブロック6の一端部となる前端部から他端部となる後端部に渡り設けられる。各気筒10a〜10cには、図3中に示されるようにピストン12がコンロッド13(いずれも1つしか図示せず)と共に往復動可能に収めてある。そして、各コンロッド13が、本体6の下部に回転自在に組付けてあるクランクシャフト14(図1中に先端部しか図示せず)に接続してある。
【0017】
シリンダヘッド7は、図4に示されるように前後方向が幅方向より長いブロック状の本体7aを有している。この本体7aの各気筒10a〜10cと向き合う地点の下面には、燃焼室をなす凹部15a〜15cが形成してある。また各燃焼室(凹部15a〜15c)の中央には点火プラグ(図示しない)が取付くプラグ孔16が形成してあり、そのプラグ孔16を挟む両側には、気筒毎に吸気弁(図示しない)で開閉される吸気ポート17と、排気弁(図示しない)で開閉される排気ポート18とが形成してある。また本体7aの内部のほぼ全体には、各燃焼室の壁、各ポートの壁が臨む大きな空間で形成される冷却水路7bが設けてある。つまり、冷却水路7bは、シリンダヘッド7の一端部となる前端部から他端部となる後端部に渡り形成してある。また吸気ポート17は、図示はしないが燃料噴射用のインジェクタを有する吸気マニホールド、スロットルを有する吸気管(いずれも図示しない)が接続されている。そして、各気筒10a〜10cの吸・排気弁が所定のタイミングで開閉、各インジェクタから所定のタイミングで所定量の燃料が各気筒10a〜10cへ噴射され、各点火プラグが所定のタイミングで動作することにより、各気筒10a〜10cで、所定サイクル、例えば吸気、圧縮、爆発、排気のサイクルが繰り返されるようにしてある。
【0018】
一方、20は、シリンダブロック6、シリンダヘッド7を冷却する冷却装置を示す。この冷却装置20には、シリンダブロック6の冷却水路11、シリンダヘッド7の冷却水路7bに冷却水を並行に流す分離冷却式が用いてある。この冷却装置20の構造が図3〜図8に示してある。
【0019】
同冷却装置20を説明すると、21はウォータポンプである。ウォータポンプ21は、本体6a(シリンダブロック6)前端部、詳しくは気筒が所在する地点を避けた中段左側部の地点に設置してある。このウォータポンプ21は、ケーシング22を回転自在に貫通するシャフト23の一端部に羽根車24を組付け、他端部にプーリ25を組付けてなるポンプモジュール26を有している。そして、図5に示されるようにポンプモジュール26のケーシング22が、本体部6aの前端部に形成されている据付座26aに固定され、羽根車24を当該本体部6aのシリンダブロック6の前端部に形成してある渦巻室27に回転自在に収め、プーリ25を本体部6外に配置させている。そして、渦巻室27の中央に形成してあるウォータポンプ21の吸込部21aは、後述する冷却水の戻りライン60に連通している。また渦巻室27の末端部に形成されている吐出部21bは、気筒10cの冷却水路部分と隣接して形成された供給水路29に連通している。この供給水路29は、気筒10cに沿って上下方向に延びる帯状の通路から形成してある。この通路の下端部開口が、横向きの通路29aを介して、ウォータポンプ21の吐出部21bと連通している。通路の下端部は、図5に示されるように通路30を介して、気筒10cを囲む冷却水路部分に連通している。また通路の上端部開口はシリンダヘッド7の冷却水路7bに開口している。そして、プーリ25は、図示しない環状のベルト部材を介してクランクシャフト端に設けてあるプーリ14aにつなげてある。これにより、ウォータポンプ21がクランクシャフト14の出力で駆動されると、吸込部21aから吸込んだ冷却水が、供給水路29から、独立して冷却水路7b(シリンダヘッド7)の前端部、冷却水路11(シリンダブロック6)の前端部へ供給されるようにしてある。
【0020】
シリンダヘッド7の後端部には、2つの冷却水路7b,11からの冷却水をシリンダヘッド直後で合流させる合流部32が設けてある。この合流部32は、図4〜図7に示されるようにシリンダブロック6の後端部上縁から前方へ台状に張り出した、上面が平坦な張り出し部33と、この張り出し部33の内部に形成された導出路34と、張り出し部33と隣り合うシリンダヘッド7の端壁部分に形成された横向きの導出口部35と、合流管36とを組合わせた構造が用いてある。具体的には、導出路34の一端部は、シリンダブロック6の最も後側に配置されている気筒10aの冷却水路部分まで延びて該水路部分と連通している。導出路34の他端部は、張り出し部33の上面(シリンダヘッド側の面)に形成してある上向きの開口33aと連通している。合流管36は、図6に示されるように一端部にヘッド側入口部37aを有し、他端部に出口部38を有したパイプ状のメインパイプ部39を有している。このメインパイプ部39のヘッド側入口部37aが導出口部35に差し込まれ、出口部38をシリンダヘッド7の後方へ突出させている。またメインパイプ部39の途中の下部分からは、パイプ状のブロック側入口部37b(分岐部に相当)が分岐している。そして、その端部が、下方にある張り出し部33の開口33aへ延びている。ブロック側入口部37bの分岐端に形成してあるフランジ部37cが、開口33aの周囲に形成されている座面33bに重なっている。そして、このフランジ部37cが、締結具、例えばボルトナット41により、座面33bに締結され、図6に示されるようにメインパイプ部39と導出路34との間を連通させている。またフランジ部37cの固定により、導出口37aに差し込んだヘッド側入口部37aを拘束(固定)させている。これにより、冷却水路7b(シリンダヘッド7)の後端部からの冷却水は、横向きの導出口部35、ヘッド側入口部37a、出口部38を通じて、エンジン本体3外へ流出される。また冷却水路11(シリンダブロック6)の後端部からの冷却水は、導出路34、上向きの開口33a、ブロック側入口部37bを通じ、シリンダヘッド7からの冷却水と合流するようにしてある。そして、出口部38が、例えばホースを介して、ラジエータ4の入口4aに接続してある。
【0021】
この合流部32と隣接したシリンダブロック6の前端部の地点には、サーモスタット42が据付けてある。サーモスタット42の据付けには、図4および図7に示されるように合流管36を設置している張り出し部33の端部をシリンダブロック6の幅方向、ここでは左側へ延長し、この延長した部分で形成された張り出し部44(サーモスタット用の座部に相当)の上面に取付面44aを形成し、この取付面44a上に、サーモスタット42が内蔵してあるサーモスタットケース43を組付ける構造が用いてある。具体的には、サーモスタットケース43は、図4、図5および図7に示されるような下方が開口したシリンダヘッド7の幅方向に延びる細長の有底筒状の本体45を有している。この本体45の内部には、サーモスタット42として例えば低温で開動作する開閉部をもつサーモスタット42aとそれより高温で開動作する開閉部をもつサーモスタット42bが組付けてある。また本体45の上部には、台状をなしたアクチュエータ用座46が形成してある。なお、アクチュエータ用座46には、図2、図3、図6および図7中の二点鎖線で示されるようにサーモスタット42a,42bをエンジン負荷に応じて強制的に駆動させるアクチュエータ47が搭載される。
【0022】
張り出し部44は、サーモスタットケース43の開口端を受けるのに適した大きさを有している。この張り出し部44の先端側の下部には、サーモスタットケース43の開口から突き出たサーモスタット42a,42bの下部分を収める細長の凹部48が形成されている。つまり、図7に示されるようにサーモスタットケース43は、該ケース43から突き出ているサーモスタット42a,42bの下部分を凹部48に収めて、該ケース43の開口縁に形成してあるフランジ部43aを凹部48の周りに形成されている座面48aに載せ、フランジ部43aを締結具、例えばボルトナット49で座面48aに固定することにより組付く。
【0023】
凹部48には、ラジエータ4の出口4bとつながる導入口体50が形成されている。またサーモスタットケース43のシリンダヘッド側の側部には外側にブロック状に張り出る膨出部43bが形成されている。この膨出部43bの下端は、張り出し部44の上面まで延びている。膨出部43bの内部には、図3および図7に示されるようにサーモスタット42a,42bの開閉部を通過した冷却水を張り出し部44の根元側へ向かわせる逆V字形の水路51が形成してある。膨出部端と重なり合う張り出し部44の根元部は、他の部分より厚み寸法が大きくなっている。この張り出し部44の根元部内には、一端部に水路51の出口51a(図3にのみに図示)と向き合う上向きの開口を有し、他端部に合流管36とは反対側に向かって延びる水路52(中継路に相当)が形成されている。この水路52により、サーモスタット50a,50bの開閉部を通るラジエータ4からの冷却水を、シリンダブロック6の左側部に設置した戻りライン60へ導けるようにしている。また膨出部43bの下端部の周囲には、合流管36のフランジ部37cを延長させてなるフランジ部43cが形成されている。このフランジ部40cも締結具、例えばボルトナット41により固定してある。これにより、サーモスタットケース43と合流管36との両者を、共通のボルトナット41による共締めで、シリンダブロック6の後部に組付くトランスミッション53を避けた地点に固定させている。
【0024】
戻りライン60は、シリンダブロック6の側部、ここではエンジン補機を取付けや剛性の確保のために、シリンダブロック6の前部から後部の張り出し部44までの領域を側方へ大きく張り出させた左側部に設けてある。この戻りライン60は、溝形の水路を用いて、シリンダヘッド7の高い地点にあるサーモスタット42と、該サーモスタット42より下側の地点にあるウォータポンプ21との間を連通させた構造が用いてある。この詳細な構造が図3、図5および図8に示されている。溝形水路の構造について説明すると、61はシリンダブロック6の左側部に形成された前後方向に沿って延びるコ字形断面をもつ溝部である。この溝部61は、サーモスタット42とウォータポンプ21間をむすぶためにほぼクランク状に形成してある。具体的には、溝部61の一端部は、張り出し部44の前方へ突き出ている部分6bの最上部に沿って形成してある。そして、この溝部分の底面に水路52の延出端で形成される出口51aを開口させてある。続いて溝部61は、最後部に配置されている気筒10aの下端付近から下方へ延びている。続いて溝部61は、当該気筒10aから下側となる付近からシリンダブロック6の前方向へ直線状に延びている(横方向)。残る溝部分は、気筒10b,10cの下端付近に沿ってウォータポンプ21の吸込部21a近くの地点まで形成してある。そして、この溝部61の他端部が、通孔部62を介してウォータポンプ21の吸込部21aに連通させてある。つまり、溝部61は、ピストン12の摺動域を避けた気筒10a〜10cの下側の地点を通過して、トランスミッション57を避けた高い地点にあるサーモスタット50の下流側と、気筒下側からの冷却水を導入すべく低い地点に配置したウォータポンプ21の吸込み部21aとを連通させている。溝部61の開口、すなわちシリンダブロック6の左側部に開口する開口部は、カバー63によって閉塞してある。具体的には、カバー63は、簡便な構造ですむよう、溝部61の形状にならうクランク形状のプレート部材64から形成してある。そして、このプレート部材64は、溝部61の開口周縁に重ね、さらに重なる各部を締結具、例えばビス65(図8中では1つしか図示せず)でシリンダブロック6に着脱可能に固定され、溝部開口を塞いでいる。むろん、溝部61とプレート部材64とが重なる部分はシールされる。これにより、サーモスタット42の下流側と、ウォータポンプ21の吸込部21aとがむすばれる。
【0025】
他方、冷却装置20には、冷却水の熱を空調用(主に暖房)としてヒータコア5aに供給する温水入出部70、冷却水の熱を加温用としてスロットルのスロットルボディ(いずれも図示しない)に供給する温水入出部75が設けてある。
【0026】
温水入出部70のうち、温水出口側には、図3および図4に示されるように例えばシリンダヘッド7の左側壁に開口している最後方の入口17a(吸気ポート17)の下側の壁部分に、ヒータコア用温水出口71を形成した構造が用いてある。これにより、シリンダヘッド7の冷却水路7bを流れる冷却水の一部を導出させる。このヒータコア用温水出口71が温水ライン72を介してヒータコア5aの入口に接続され、温水がヒータコア5aへ供給できるようにしてある。また温水入口側は、ヒータコア5aから突き出た出口口体5bの先端部とそれと隣接するプレート部材64との間を管継ぎ手73で接続した構造としてある。これにより、ヒータコア5aに温水(冷却水)が循環するようにしている。
【0027】
また温水入出部75のうち温水出口側には、図4および図7に示されるように例えばアクチュータ用座46に出口部46aを形成し、またアクチュータ用座46とメインパイプ部39の途中部分とをパイプ部54とで連結し、このパイプ部54を通して、メインパイプ部39と出口部46aとを連通させた構造が用いてある。そして、出口部46aがスロットルのスロットルボディに形成されている水路の入口(いずれも図示しない)に接続されるようにしてある。また温水入口側には、例えばプレート部材64のうち、管継ぎ手73の部品が設置してある地点と隣接した板面部分に、スロットルボディに形成されている水路の出口(図示しない)とつながる口体部76を設けた構造が用いてある。これにより、スロットルボディの水路に対して温水を循環させる構造としてある。
【0028】
こうしたエンジン2における冷却水の流れとしては、つぎのようになる。
【0029】
エンジン2の温態時は、ウォータポンプ21からの冷却水は、図4および図5中の太線の矢印に示されるように供給水路29へ吐出される。そして、この冷却水が供給水路29を通じて、シリンダヘッド7の冷却水路7bの前端部へ導かれる。また一部は、通路30を通じて、シリンダブロック6の冷却水路11の前端部へ導かれる。これにより、冷却水は、図4および図5に示されるようにシリンダブロック6とシリンダヘッド7とにそれぞれ分離して、並行に導入される。なお、シリンダブロック6の冷却水路11は狭く、シリンダヘッド7の冷却水路7bは広いから、シリンダブロック6に導入される水量は少なく、シリンダヘッド7に導入される水量は多い。そして、シリンダブロック6、シリンダヘッド7の後端部に冷却水が流れる間に冷却が行われる。
【0030】
シリンダヘッド7の冷却を終えた冷却水は、合流管36のヘッド側入口部37a、出口部38を通じて、ラジエータ4へ向かう。またシリンダブロック6の冷却を終えた冷却水は、図5および図6中の太い矢印に示されるように張り出し部33の導出路34、ブロック側入口部37bを通じて、メインパイプ部39を流れ、当該パイプ部39においてシリンダヘッド6からの冷却水と合流して、ラジエータ4へ向かう。
【0031】
ラジエータ4で冷却を終えた冷却水は、図3および図5中の太い矢印に示されるように導入口体50を通じて、張り出し部33の凹部48内へ流入する。ここで、サーモスタット42a,42bの片方、あるいは両方は開動作しているから、冷却水は、サーモスタットケース43内に流れ込み、続いて膨出部43bの水路51、同水路51の出口51a、張り出し部44の水路52を通じて、戻りライン端をなす溝部61の端部へ流出する。ついで、冷却水は溝部61に沿ってシリンダブロック6の前部へ流れ、再びウォータポンプ21の吸込部21bに至る。この間、ヒータコア用温水出口71を通じて、シリンダヘッド7の冷却水の一部がヒータコア5aに循環されたり、口体部76を通じて、シリンダヘッド7の冷却水の一部がスロットルボディコア5aに循環されたりする。
【0032】
またエンジン2の冷態時は、サーモスタット42a,42bが閉じる。このときは、冷却水がシリンダブロック6,シリンダヘッド7から合流管36へには流れなくなる。そのため、ウォータポンプ21からの冷却水は、ヒータコア用温水出口71が有るシリンダヘッド7だけに流れ込む。このとき、ヒータコア用温水出口71は開放しているから、冷却水は、図4中の細線の矢印に示されるように短絡ルートを流れる。つまり、冷却水は、冷却水路7bの左壁面の近くを通じてヒータコア用温水出口71へ流れ込む。そして、ヒータコア5aを循環した冷却水は、継ぎ手73を通じて、サーモスタット42a,43bの下流側、すなわち溝部61の上流側に流れ込み、再びウォータポンプ21の吸込部21aへ至る。これにより、冷却水は、ヒータコア5aを循環するだけとなる。
【0033】
こうしたシリンダブロック6の端部に形成した張り出し部33、同張り出し部33に設置した合流管36を用いて、シリンダブロック6およびシリンダヘッド7の冷却水をラジエータ4へ導き、また張り出した部33を延ばした張り出し部44に設置したサーモスタット42を用いて、ラジエータ4からの冷却水をウォータポンプ21へ導く構造により、張り出し部33および合流管36がもたらすデッドスペースの一部を活用して、サーモスタット用の張り出し部44およびサーモスタット42が組付けられる。つまり、合流部32とサーモスタット42とは、デッドスペースの発生を抑えつつ、エンジン本体3の一個所に集中して設置される。
【0034】
それ故、張り出し部33の一部を共用したサーモスタット32の設置により、エンジン本体3の小形化を図ることができる。
【0035】
しかも、合流管36の分岐部をなすブロック側入口部37aと、サーモスタット42を収めたサーモスタットケース43とは、双方に共通のフランジ部分(フランジ部37c,フランジ部43c)を用い、共締めで、張り出し部33,44に一緒に固定する構造としてあるから、サーモスタットケース32の位置決めは、合流管36の組付けで行うシリンダヘッド7の導出口部35や張り出し部33の開口33の位置決めと一緒にできる。しかも、共締めにより、固定に必要な部品が少なくてすむから、簡便な作業で、合流管36とサーモスタットケース43の組付けを行うことができる。
【0036】
そのうえ、張り出し部44内に、一端が取付面44aに開口し、他端が戻りライン60につながる水路52を形成して、サーモスタットケース32が張り出し部44に取付けられると、サーモスタット42の出口側が戻りライン60に連通する構造にしたので、サーモスタットケース43を張り出し部44に取付けるだけで、簡単にウォータポンプ21の吸込部21aへ向かう経路ができる。
【0037】
なお、本発明は上述した一実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、分岐冷却式において合流管を設置する張り出し部の一部を共用して合流管と隣接した地点にサーモスタットを組付ける構造としたから、合流管の設置がもたらす周辺のデッドスペースを活用して、サーモスタットをエンジン本体の一個所に集中して組付けることができる。
【0039】
それ故、デッドスペースの発生が図れ、エンジン本体の小形化を図ることができる。
【0040】
請求項2に記載の発明によれば、さらにサーモスタットは、合流管の組付けの際、一緒に作業を行うことができる。しかも、固定に必要な締結部品が少なくてすむので、簡便な作業で、合流管とサーモスタットの組付けができるといった効果を奏する。
【0041】
請求項3に記載の発明によれば、さらにサーモスタットケースをサーモスタット用の座部に取付けるだけで、簡単にウォータポンプの吸込部に至る経路が形成できるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエンジンの冷却装置を、その冷却装置を搭載した車体と共に示す構成図。
【図2】エンジン本体の全体を示す斜視図。
【図3】図2中のA方向から見た一部断面した側面図。
【図4】図2中のB−B線に沿うシリンダヘッドの平断面図。
【図5】図2中のC−C線に沿うシリンダブロックの平断面図。
【図6】図2中のD方向から見た一部断面した側面図。
【図7】サーモスタットケースおよび合流管の取付構造を示す分解斜視図。
【図8】戻りラインの組付け構造を示す分解斜視図。
【符号の説明】
6…シリンダブロック
7…シリンダヘッド
7b,11…冷却水路
21…ウォータポンプ
33…張り出し部
35…導出口部
36…合流管
37b…ブロック側入口部(分岐部)
39…メインパイプ部
42…サーモスタット
43…サーモスタットケース
44…張り出し部(サーモスタット用の座部)
52…水路(中継路)
60…戻りライン(溝形の水路)。

Claims (3)

  1. シリンダヘッドとシリンダブロックとを有し、冷却水が並行に前記シリンダヘッド内、シリンダブロック内の冷却水路を流れて当該シリンダヘッド、シリンダブロックの一端部から他端部へ向かうエンジン本体と、
    前記シリンダヘッドの他端部と前記シリンダブロックの他端部とから流出する冷却水を合流させてラジエータへ導く合流部と、
    前記ラジエータから前記シリンダヘッドおよび前記シリンダブロックの一端部へ戻る冷却水を制御するサーモスタットとを有して構成されるエンジンの冷却装置において、
    前記合流部は、
    前記シリンダブロックの他端部から張り出るように設けられ、前記シリンダヘッド側の面には前記シリンダブロックの他端部側の冷却水路と連通する開口が形成されてなる合流用の張り出し部と、
    前記シリンダヘッドの他端部に設けられ、前記シリンダヘッドの他端部側の冷却水路と連通する導出口部と、
    前記導出口部から前記シリンダヘッドの冷却水を導出させるメインパイプ部と前記開口から導出された前記シリンダブロックの冷却水を前記メインパイプ部へ合流させる分岐部と組合わせて形成される合流管とを有してなり、
    さらに前記シリンダブロックの他端部には、前記張り出し部と隣接した地点に、該張り出し部を前記シリンダブロックの端部に沿って延長させてなるサーモスタット用の座部を形成し、
    前記サーモスタット用の座部に前記サーモスタットを取付けた
    ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 前記合流管の分岐部は、分岐端に前記合流用の張り出し部のシリンダヘッド側の面と重なるフランジ部を有し、
    前記サーモスタット用の座部は、前記シリンダヘッド側の面に取付面が形成されてなり、
    前記サーモスタットは、サーモスタットケース内に収められるとともに該サーモスタットケースには前記取付面と重なる前記分岐部のフランジ部と一体なフランジ部が形成されてなり、
    前記分岐部のフランジ部と前記サーモスタットのフランジ部との双方が、締結具の共締めにより、前記張り出し部および前記サーモスタット用の座部に固定される構成としてある
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの冷却装置。
  3. さらに前記シリンダブロックの側部には、前記サーモスタット用の座部からウォータポンプの吸込部へ至る溝形の水路を有し、
    かつサーモスタット用の座部内には、入口が前記取付面と開口し出口が前記水路と連通する中継路を有し、
    前記サーモスタットケースには、前記中継路の入口と向き合う地点に出口を有し、
    前記サーモスタットケースが前記サーモスタット用の座部に取付けられると、前記サーモスタットの出口側が前記溝形の水路と連通する構成にしてある
    ことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの冷却装置。
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