JP2004091107A - エレベーター装置 - Google Patents

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JP2004091107A
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guide rail
hoistway
rail
elevating body
elevator apparatus
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JP2002253467A
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Yuji Sekiya
関谷 裕二
Masayuki Shigeta
重田 政之
Sadanori Kuroda
黒田 定則
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Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/022Guideways; Guides with a special shape

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、昇降体の重量をガイドレールに負担させても、昇降路面積を増加させることなく昇降体の安定した案内が行えるエレベーター装置を提供する。
【解決手段】建築物2に形成された昇降路5内を昇降する昇降体6を案内するガイドレール9を降伏点の許容応力が325N/mm以上の材料で形成したのである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降路内に立設したガイドレールに案内されて乗かごを昇降案内するエレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献】特開平7−144857号公報
特許文献に示すように、近年、建築物と同等の高さを有する昇降路内に、昇降体を昇降させる巻上機やそれを制御する制御盤等の手段のほとんどを収納した、所謂機械室を不要としたエレベーター装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術によれば、ガイドレールに昇降体の重量を負担させているので、ガイドレールの強度を向上させるために、ガイドレールの断面積を増大させている。その結果、昇降路の断面積を増大させることになる。
【0004】
本発明の目的は、昇降体の重量をガイドレールに負担させても、昇降路面積を増加させることなく昇降体の安定した案内が行えるエレベーター装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、昇降体を案内するガイドレールを、降伏点の許容応力が325N/mm以上のガイドレールとしたのである。
【0006】
このように、ガイドレールの降伏点の許容応力を325N/mm以上としたので、通常と同じ強度のガイドレールなら、その断面形状を通常のガイドレールに比べて縮小することができ、その結果、昇降路断面積を増加させずに昇降体の重量を負担できるのである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるエレベーター装置の一実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態になるエレベーター装置を示す概略縦断面図である。
【0008】
基礎1上に設置された建築物2には、各階の居室3に連なる各床4を貫通して昇降路5が形成され、この昇降路5内に乗かごや釣合いおもり等の昇降体6が昇降するように案内されている。
【0009】
昇降体6は、前記昇降路5内の固定部である階床梁7に夫々レールブラケット等の支持具8を介して固定されたガイドレール9によって昇降案内されている。
【0010】
このほか、前記昇降路5内には、昇降体6を吊下げる主ロープ(図示せず),この主ロープを巻掛けて駆動する巻上機10が収納されている。さらに昇降路5内には、前記主ロープを巻掛ける方向転換プーリ11,エレベーターの運行を制御する制御盤(図示せず)が収納されている。
【0011】
これら主ロープ,巻上機10,方向転換プーリ11,制御盤等は、前記昇降体6を昇降させる手段を構成する。
【0012】
前記巻上機10は昇降路5のピット近傍に設置され、方向転換プーリ10は昇降路頂上部近傍の前記ガイドレール9に支持されている。
【0013】
そして、前記主ロープを方向転換プーリ10に巻掛けることによって例えば乗かごである昇降体6の重量の一部あるいは全部をガイドレール9で負担するようにしている。
【0014】
このために、乗かご等の重量が分担されても、剛性が高く容易に座屈しないように、前記ガイドレール8を降伏点の許容応力が建築基準法による325N/mm以上の材料で形成している。
【0015】
因みに、通常使用されているエレベーター装置用のガイドレールの降伏点における許容応力は255N/mmであり、これに比べて上記ガイドレール9の許容応力は格段に高い値である。
【0016】
本発明の一実施の形態によるエレベーター装置は、上述のように、ガイドレール9として降伏点が325N/mm以上の材料で形成したのである。その結果、例えば、通常30Kレールを用いなければならないところでも、一ランク下の24Kレールと同じ断面形状のガイドレールとすることができる。
【0017】
この場合、30Kレールではレール高さが108mm、乗かごと昇降路壁との隙間が275mmとなるのに対し、24Kレールと同じ断面形状の高降伏点レールを用いると、レール高さ89mm、乗かごと昇降路壁との隙間225mmとなる。そうすると、乗かごを中心として片側で50mm、両側で100mm、昇降路の寸法を縮小することができる。
【0018】
これらは、逆の見方をすれば、通常の24Kレールで昇降体の重量を負担させるには強度不足であったが、通常の24Kレールと同じ断面積の高降伏点レールを用いれば、昇降体の重量の負担も可能になる、と云うことである。
【0019】
さらに詳しく云えば、通常の24Kレールで昇降体の重量を負担させるには、追加の補強部材を沿わせるか、24Kレールに代えて上位の30Kレールを用いなければならない。そのようにすると、追加の補強部材や上位のレールのためのスペースが必要となり、その結果、昇降路断面積が増加することになる。しかし、高降伏点レールを用いると、小断面積でも高強度が得られるので、通常の24Kレールと同じ断面積で昇降体の重量を負担することができ、その結果、昇降路断面積を増加させることがなくなるのである。
【0020】
この例からも明らかなように、通常24Kレールが必要なところには18Kレールと同じ断面形状の高降伏点ガイドレールを、18Kレールが必要なところには13Kレールと同じ断面形状の高降伏点ガイドレールを用いることができる。したがって、その分だけ昇降路面積の増加をなくすことができる。
【0021】
なお、高降伏点ガイドレール9の許容応力としては、通常のガイドレールの許容応力255N/mmの1.27〜1.47倍が最適である。
【0022】
即ち、1.27倍以下では追加の補強部材を設けねばならず、また、1.47倍以上では十分なる強度が確保できるが材料費が高価なものとなってしまうためである。
【0023】
前記一実施の形態によれば、巻上機10を昇降路5のピット近傍に設置した例を説明したが、昇降路5の頂上部近傍のガイドレール9に巻上機10´を固定するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、昇降体の重量をガイドレールに負担させても、昇降路面積を増加させることなく昇降体の安定した案内が行えるエレベーター装置を得ることだできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態になるエレベーター装置を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
2…建築物、5…昇降路、6…昇降体、8…支持具、9…ガイドレール、10…巻上機、11…方向転換プーリ。

Claims (5)

  1. 建築物に形成された昇降路内に、昇降体の昇降を案内するガイドレールを支持し、かつ、前記昇降路内に前記昇降体を昇降させる手段を設置してなるエレベーター装置において、前記ガイドレールを、降伏点の許容応力が325N/mm以上のガイドレールとしたことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 建築物に形成された昇降路内の階床梁に対向する固定部に、昇降体の昇降を案内するガイドレールを長手方向に間隔を置いて複数の支持具で支持し、かつ、前記昇降路内に前記昇降体を昇降させる手段を設置してなるエレベーター装置において、前記ガイドレールを、降伏点の許容応力が325N/mm以上のガイドレールとしたことを特徴とするエレベーター装置。
  3. 前記ガイドレールに前記昇降体の重量の一部あるいは全部を負担させたことを特徴とする請求項1または2記載のエレベーター装置。
  4. 前記ガイドレールに前記昇降体を昇降させる手段の一部または全部を支持させたことを特徴とする請求項1または2記載のエレベーター装置。
  5. 前記昇降体を昇降させる手段は、前記昇降体を吊るロープを巻掛けて駆動する巻上機と、前記ロープの方向を転換させる方向転換プーリとを含み、前記巻上機及び/あるいは方向転換プーリは、前記ガイドレールに支持されていることを特徴とする請求項1または2記載のエレベーター装置。
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