JP2004090164A - 切断機の切断クロップ払出し装置 - Google Patents

切断機の切断クロップ払出し装置 Download PDF

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Noriaki Nakafuji
仲藤 徳明
Kazuhiro Morofuji
諸藤 和博
Michiyuki Tameike
溜池 満行
Toshinobu Kudo
工藤 敏信
Masaya Yokota
横田 雅也
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Nicotec Co Ltd
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Abstract

【課題】先端、後端切りの端材を自動的に排出して作業者の負担を軽くすると共に作業能率の向上を図る。
【解決手段】切断機3における切断工具によりワークを切断する切断位置CLの出側には、上記ワークから切断分離される切断片側を支持自在のフロントテーブル21が前後動自在に設けられている。前記切断位置CLの下側には、切断工具によって切断された端材を搬出自在のクロップ処理用の搬出手段107が設けられている。ワークの先端切りが行われる時、フロントテーブル21が前進してフロントテーブル21の後端と切断位置CLとの間にギャップGが設けられるので、切断工具によって切断された端材はギャップGから下方へ落下し、搬出手段107により自動的に搬出される。通常の製品切断時は、フロントテーブル21が後退してギャップGが閉塞されて搬出手段107の一部が覆われる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワークを切断するための切断工具を備えた切断機の切断クロップ払出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、切断機としての例えば一般的な帯鋸盤には、切断位置に対してワーク入側にはワークを搬入するための搬入用コンベアが設けられており、上記の切断位置のワーク出側には製品を搬出するための搬出用コンベアが設けられている。
【0003】
帯鋸盤は箱形のベースを備えており、このベースには走行可能なエンドレス状の帯鋸刃を備えた鋸刃ハウジングが昇降可能に設けられている。
【0004】
さらに、搬入用コンベアには上記の切断位置に位置決めすべくワークを搬送方向へ移動するための送りバイス装置が、搬入シリンダにより搬送方向へ往復動可能に設けられている。上記の送りバイス装置はワークをクランプする一対の送りバイスジョーが備えられている。
【0005】
また、送りバイス装置の搬送方向出側に且つ切断位置の入側には、ワークをクランプする一対の本体バイスジョーからなる本体バイス装置が備えられている。
【0006】
また、切断位置の搬送方向出側には搬出用コンベアが配置されており、この搬出用コンベアにはワークをクランプする一対の前バイスジョーからなる前バイス装置が設けられている。この前バイス装置は搬出シリンダの作動により搬出方向へ往復可能である。
【0007】
したがって、ワークは送りバイス装置により切断位置に位置決めされて一対の本体バイスジョーによりクランプされると共に一対の前バイスジョーにより切断位置の近くでクランプされた後に、帯鋸刃により切断される。次に、切断品は前バイス装置によりクランプされているので、搬出シリンダの作動により前バイス装置が搬出方向へ移動して搬出される。
【0008】
複数の長尺の形材からなるワークが繰り返し切断位置の出側へ送られて上記の帯鋸盤により複数の製品が所定長さで切断される場合、先ずワークの先端部の切り捨てが行われる。上記の製品の切断加工が完了した後に、最後にワークの後端部の切り捨てが行われる。先端及び後端部の切断端材は作業者により手作業で持ち運んで排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の切断機においては、所定長さで製品の切断加工を行うためにワークの先端及び後端部の切り捨てを伴う切断が行われる場合、先端及び後端部の切断端材は作業者が手作業で持ち運んで排出しているので、端材の大きさよっては重いものもあり、作業者に負担がかかると共に作業能率が悪いという問題点があった。
【0010】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、先端切りの端材を自動的に排出して作業者の負担を軽くすると共に作業能率の向上を図った切断機の切断クロップ払出し装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明の切断機の切断クロップ払出し装置は、ワークを切断するための切断工具を備えた切断機の切断クロップ払出し装置において、
前記切断工具による切断位置の出側に、上記ワークから切断分離される切断片側を支持自在のフロントテーブルを前後動自在に設け、前記切断位置の下側に、前記切断工具によって切断された端材を側方へ搬出自在の搬出手段を設けると共に、前記フロントテーブルの後退時に、当該フロントテーブルの入側が前記搬出手段の一部を覆い自在であることを特徴とするものである。
【0012】
したがって、ワークの先端切りが行われるときは、フロントテーブルが前進してフロントテーブルの後端と切断位置との間にギャップが設けられるので、切断工具によって切断された端材はギャップから下方へ落下し、下方の搬出手段により自動的に搬出される。また、その後の切断加工は、フロントテーブルが後退してギャップが閉塞されるので、通常の製品切断が行われる。なお、ワーク後端の残材が上記のギャップより小さいときは、後端残材はキャリッジにて後方に押し出され上記の先端切りの場合と同様に残材搬出処理が行われる。
【0013】
又、ワーク後端の残材が上記のギャップより長いときは、フロントテーブルにより挟持され出側に引き出されサイド方向に残材搬出処理が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
図4を参照するに、この実施の形態に係わる切断加工装置1は、切断機としての例えば横型帯鋸盤3に対してワークを搬送する送材方向の入側(図4において右側)に、帯鋸盤3の切断位置CL(鋸刃走行ライン)へ送材するための搬入用コンベア5が設けられている。この搬入用コンベア5には前後方向へ回転自在な多数の支持ローラ7が備えられており、搬入用コンベア5上のワークWを自動的に前後動せしめるために多数の支持ローラ7を正逆回転せしめるコンベア駆動手段(図示省略)が備えられている。
【0016】
また、搬入用コンベア5の架台9には、順次切断加工すべきワークWを搬入用コンベア5上に供給すべく複数のワークWを並列に待機せしめるための給材台11が図4において搬入用コンベア5の下方側に設けられている。なお、給材台11はワークWが搬入用コンベア5に向けて斜めに下降するように僅かな傾斜角を設けても構わない。
【0017】
切断加工すべきワークWは、この実施の形態においては断面形状が例えば図5に示されているような長尺の形材が複数個、すなわち1段又は複数段で複数列の形材を同時に切断可能である。ちなみに、図5(A)では5個の形材Wが並列に且つ2段に重ねて並べられて合計10個の形材Wが同時に切断加工される。図5(B)では形材Wは図5(A)の形材Wと形状並びに大きさが異なり、1段の並列である。なお、形材の種類はこの限りではない。
【0018】
再び図4を参照するに、搬入用コンベア5の架台9の図4において上方側にはガイドレール13が搬入用コンベア5の送材方向に並行して設けられており、ワークWの後端を把持して前方向へ送材する送材キャリッジ15が上記のガイドレール13に沿ってX軸方向に走行移動自在に設けられている。送材キャリッジ15は図4に示されているように搬入用コンベア5の後方端側から前方端側のほぼ全長に亘って自走するように設けられている。なお、この実施の形態では送材キャリッジ15にはワークWの5列の各形材を各列毎にクランプするための5つのワーククランプが備えられている。
【0019】
また、搬入用コンベア5の架台9には、搬入用コンベア5上のワークWを基準バイスラインBLへ引き寄せ、当接して位置決めするためのサイドプッシャ17がX軸方向に適宜間隔を介して配置されており、帯鋸盤3の入側近傍にはサイドプッシャ19が設けられている。なお、サイドプッシャ17,19はいずれもパスラインPLより出没自在に構成されている。
【0020】
また、搬入用コンベア5の出側にはワークWの先端部を検出したときに送材キャリッジ15による送材速度を減速してから停止せしめるセンサが設けられている。
【0021】
また、横型帯鋸盤3の切断位置CLの出側には、帯鋸盤3でワークWから切断分離される切断片側を支持するためのフロントテーブル21が前後動自在に設けられており、このフロントテーブル21の出側には帯鋸盤3にて切断加工された製品を搬出するための搬出用コンベア23が設けられている。この搬出用コンベア23には製品を自動的に移動せしめるためのコンベア駆動手段(図示省略)が備えられている。
【0022】
また、搬出用コンベア23の架台25には、ワークWから切断加工された端材をサイド方向へ払い出すための払い出し装置27が設けられており、搬出用コンベア23の前方端側にはワークWを端面揃えするための搬出側ストッパ29がパスラインPLより上方へ出没自在に設けられている。
【0023】
さらに、この実施の形態の切断加工装置1には帯鋸盤3の切断加工動作、並びに搬入用コンベア5、搬出用コンベア23によるワークWの搬入出に係わる動作を制御するための制御装置としての例えばM/C制御盤31と、この制御盤31に指令を与えるための切断加工操作盤33、搬入操作盤35が設けられている。
【0024】
図6及び図7を参照するに、切断機としての例えば横型帯鋸盤3はベース37を備えており、このベース37の一側に立設されたガイドポスト39には、切断工具としての例えば帯鋸刃Bを内装した鋸刃ハウジング41が上下動可能に案内されている。なお、上記鋸刃ハウジング41はベース37上に設けた昇降用油圧シリンダ43の作動によって上下動され、ワークWに対する帯鋸刃Bの切り込みや上昇離反が制御される。
【0025】
送材方向からみて切断位置CLの入側のベース37上には、ワークWを把持固定するための本体バイス装置45が設けられており、本体バイス装置45は基準バイスラインBLに設けた基準バイスジョー47とワークWを把持、離反する方向へ移動自在の可動バイスジョー49とからなる。また、本体バイス装置45の入側のベース37上にはワークWを載置するローラコンベア51が設けられている。
【0026】
また、切断位置CLの出側のベース37上には、ワークWを挟持固定自在の基準バイスジョー53と可動バイスジョー55とを備えてなる前バイス装置57が設けられている。
【0027】
鋸刃ハウジング41は両側に離隔してハウジング部59,61を備えており、各ハウジング部59,61はビーム部材63によって連結されている。
【0028】
上記のハウジング部59,61には駆動ホイール65、従動ホイール67がそれぞれ軸69,71を介して内装されており、駆動ホイール65と従動ホイール67にはエンドレス状の帯鋸刃Bが掛回されている。前記駆動ホイール65の軸69には鋸刃モータが連動連結され、この鋸刃モータの駆動により駆動ホイール65と従動ホイール67に掛回された帯鋸刃BがワークWを切断すべく走行駆動される。
【0029】
ビーム部材63に固定された案内部材73には固定ガイド部材75と図6において左右方向に位置調節自在な可動ガイド部材77が装着されており、この固定ガイド部材75と可動ガイド部材77とにより、帯鋸刃BがワークWを切断する切断領域において、帯鋸刃Bの刃先部が垂直下方を向くように帯鋸刃Bが案内支持されている。
【0030】
なお、上記の昇降用油圧シリンダ43、本体バイス装置45、前バイス装置57はM/C制御盤31に接続されている。
【0031】
図1及び図2を参照するに、切断クロップ払出し装置について説明すると、前述したフロントテーブル21は帯鋸盤3のベース37の前方側の上面にX軸方向に延伸して設けたガイドレール79上を前後方向に移動自在に設けたスライドベース部81と、このスライドベース部81を前後方向に移動せしめるテーブル走行駆動装置としての例えばテーブル走行用シリンダ83と、前記スライドベース部81の上面にほぼ垂直方向に立設された前、後支柱部85,87と、この前、後支柱部85,87の上端にX軸方向に延伸され且つ前後方向へ回転自在な多数の支持ローラ89が備えられたローラコンベア部91と、前記多数の各支持ローラ89を正逆回転駆動せしめるモータ93、チェーン95、スプロケット97などからなるローラ駆動部99と、から構成されている。
【0032】
なお、図2においてはローラコンベア部91の一部が省略して図示されており、スライドベース部81にはY軸方向の幅方向のほぼ中央位置に切欠き部101が設けられている。この切欠き部101に位置するベース37上にテーブル走行用シリンダ83が設けられており、スライドベース部81は上記のテーブル走行用シリンダ83のピストンロッド103により走行駆動される。
【0033】
なお、前述した前バイス装置57の可動バイスジョー55は、図6に示されているようにフロントテーブル21のローラコンベア部91の直上方を図6において左右に移動可能となっている。すなわち、フロントテーブル21は前バイス装置57の下方位置で前後動可能である。
【0034】
したがって、フロントテーブル21がX軸方向に前進することにより、図1に示されているようにローラコンベア部91の後方端に備えられたシュータ部105と切断位置CLとの間にはギャップGが生じることになり、フロントテーブル21が後退することにより、上記のギャップGが閉塞されることになる。
【0035】
図3を併せて参照するに、上記のフロントテーブル21のギャップGの下方位置には、ベース37上にワークWから切断された端材としての切断片をY軸方向へ搬出して端材ボックス(図示省略)へ収納するためのクロップ処理用コンベア107が設けられている。クロップ処理用コンベア107はギヤードモータ109、駆動スプロケット111、従動スプロケット113、トップチェーン115などから構成されている。
【0036】
次に、この実施の形態の切断機並びに切断クロップ払出し装置の作用について説明する。
【0037】
ワークWは、例えば全長をL=L1〜Ln+1とし、図5(A)の形状をなす形材で2段重ねの5列の並列である。このワークWは端材として前方端からL1の長さを切り捨てた後、製品を順次L2〜Lnまで切断加工し、後方端Ln+1を切り捨てる。
【0038】
上記のワークWが給材台11から搬入用コンベア5へ供給された後にサイドプッシャ17がパスラインPLより上方へ上昇し、このサイドプッシャ17により搬入用コンベア5上のワークWが基準バイスラインBLへ位置決めされる。
【0039】
送材キャリッジ15が前進し、ワークWの5列の各形材が送材キャリッジ15に備えられた5つのワーククランプによりクランプされる。ワークWはサイドプッシャ17から僅かに緩められた後、送材キャリッジ15により搬入用コンベア5上を前進する。ワーク先端が搬入用コンベア5の出側のセンサにより検出されたときに送材キャリッジ15の送材速度が減速されてから停止する。ワークWの全長は送材キャリッジ15の位置により測長される。
【0040】
次いで、先端切りが行われるために、ワーク先端からL1の位置が帯鋸盤3の切断位置CLへ位置決めされるようにワークWが送材キャリッジ15により前進される。ワークWはサイドプッシャ17,19により基準バイス位置へ位置決めされ、本体バイス装置45によりクランプされる。
【0041】
フロントテーブル21が前進して切断位置CLとの間にギャップGが設けられる。鋸刃ハウジング41が下降してワークWの切断加工が開始され、L1の先端切りが行われる。このL1の端材は上記のギャップGを通過してギヤードモータ109により回転駆動されている下方のクロップ処理用コンベア107の上に落下し、このクロップ処理用コンベア107によりY軸方向へ搬出され端材ボックスへ収納される。
【0042】
したがって、L1の端材は自動的に排出処理されるので従来のように作業者の負担とはならず且つ能率向上となる。しかも、複数のワークWの後端面が揃えられており、且つ複数のワークWの全長が多少異なるためにワークWの前端が凹凸であっても先端切りが行われることによって複数のワークWが同一長さとなり、複数のワークWは送材キャリッジ15によりクランプされているので、安定した送材が行われて正確な切断加工が行われる。
【0043】
鋸刃ハウジング41が上昇し、サイドプッシャ17,19と本体バイス装置45が僅かにワークWを緩めると共にフロントテーブル21が後退してギャップGが閉塞される。
【0044】
送材キャリッジ15が前進してワークWの製品位置決め(製品長さL2)が行われる。ワークWは本体バイス装置45、前バイス装置57、サイドプッシャ17,19によりクランプされる。次いで、サイドプッシャ17,19が僅かに開いてから上記の製品の切断加工が行われる。
【0045】
切断加工後、鋸刃ハウジング41が上昇して本体バイス装置45と前バイス装置57が僅かにワークWを開放してから、製品はフロントテーブル21の多数の支持ローラ89の回転により搬出され、さらに搬出用コンベア23により搬送されて、出没自在のストッパー29に突当て、端面を揃え、その後、払い出し装置によりサイド方向へ払い出される。
【0046】
後続の製品は、同様にして所定長さで切断加工されて搬出される。最後の製品はワークWが製品位置決めされた後に、前バイス装置57によりクランプされてから送材キャリッジ15がワークWをアンクランプし、送材キャリッジ15は帯鋸刃3に対して非干渉領域まで後退する。
【0047】
最後の製品が切断加工されて搬出されると、切断位置CLの入側には長さLn+1の残材が載置されている。フロントテーブル21が前進してギャップGが設けられ、送材キャリッジ15が前進して上記の残材がギャップGへ押し出される。この残材は上記のギャップGを通過して下方のクロップ処理用コンベア107に落下し、Y軸方向へ搬出され端材ボックスへ収納される。このように端材処理が容易に行われるので、先端切りの端材と同様に作業者の負担とはならず且つ能率向上となる。
【0048】
なお、この実施の形態では残材の長さLn+1がギャップGより大きい場合は、上記のギャップGが設けられることなく残材はフロントテーブル21、搬出用コンベア23により所定の位置まで搬出され、払い出し装置27によりサイド方向へ払い出されてシュータで残材バケットへ収納される。
【0049】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。この実施の形態では切断機として横型帯鋸盤を例にとって説明したが縦型帯鋸盤や丸鋸盤およびその他の切断機であっても構わない。
【0050】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1の発明によれば、ワークの先端切りを行うときは、フロントテーブルを前進せしめてフロントテーブルの後端と切断位置との間にギャップを形成できるので、このギャップから切断工具によって切断された端材を下方へ落下せしめて下方の搬出手段により自動的に搬出できる。また、その後の切断加工は、フロントテーブルを後退せしめてギャップを閉塞して通常の製品切断を行うことができる。なお、ワーク後端の残材が上記のギャップより小さいときは、後端残材はキャリッジにて後方へ押し出され上記の先端切りの場合と同様にギャップから容易に残材搬出処理を行うことができる。
【0051】
又、後端残材が上記のギャップより長いときは、フロントテーブルにより挟持して出側に引き出しサイド方向に残材搬出処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の切断機におけるフロントテーブルの正面図である。
【図2】図1におけるフロントテーブルの要部断面を含む拡大平面図である。
【図3】図1における矢視III−III線の側面図である。
【図4】この発明の実施の形態の切断加工装置の平面図である。
【図5】(A)〜(B)は、この発明の実施の形態で用いられるワークを示す複数の形材の端面図である。
【図6】図4の左側から視た帯鋸盤の側面図である。
【図7】図4における帯鋸盤付近の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 切断加工装置
3 帯鋸盤(切断機)
5 搬入用コンベア
13 突当てストッパ
15 送材キャリッジ
27 減速センサ(ワーク先端検出装置)
29 停止センサ(ワーク先端検出装置)
21 フロントテーブル
41 鋸刃ハウジング
45 本体バイス装置
57 前バイス装置
81 スライドベース部
83 テーブル走行用シリンダ
91 ローラコンベア部
99 ローラ駆動部
105 シュータ部
107 クロップ処理用コンベア(搬出手段)

Claims (1)

  1. ワークを切断するための切断工具を備えた切断機の切断クロップ払出し装置において、
    前記切断工具による切断位置の出側に、上記ワークから切断分離される切断片側を支持自在のフロントテーブルを前後動自在に設け、前記切断位置の下側に、前記切断工具によって切断された端材を側方へ搬出自在の搬出手段を設けると共に、前記フロントテーブルの後退時に、当該フロントテーブルの入側が前記搬出手段の一部を覆い自在であることを特徴とする切断機の切断クロップ払出し装置。
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