JP2004087161A - 電源スイッチの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器の動作中に不用意に電源を切断されると、重大な障害が発生する場合があり、それを防ぐため、電源スイッチにカバーを掛けたものがある。カバーが閉じられているとき、カバーの一部がフォトカプラの光路を遮っていて、カバー開放を検知したら、警告が発せられるようにしていた。しかし、万一、フォトカプラの故障で発光ダイオードが点灯しなくなっていた場合、カバーが開かれても受光素子への出力が発生しないため、依然カバーが閉じられていると誤判断してしまい、警告が発せられないという危険性があった。
【解決手段】スイッチカバー4が開かれたとき、突出部4bがフォトカプラ6の光路を遮断する構成とする。故障で発光ダイオードが点灯しなくなっていた場合、スイッチカバー4が閉じていても警告が出るので故障がすぐ分かり、スイッチカバー4が開いているのに閉じていると誤判断することがない。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、機器の所定の動作中に電源を切断すると、著しい障害が発生しうる装置における安全装置に関する。そのような装置としては例えばコンピュータなどの情報処理装置、或いは、複写機、ファクシミリ、プリンターなどの画像形成装置がある。
【0002】
【従来の技術】
複写機に搭載されている画像処理装置が作動中に誤って電源スイッチが切断された場合、画像処理装置に障害が発生する可能性がある。
よって従来のデジタル複写機の電源スイッチにおいては、オペレ−タ−により安易に電源スイッチが切断されることを防止する為、前述の電源スイッチを手動にて切断しようとする場合に、それを妨げるように開閉可能なカバ−(安全装置)が設けられている。
【0003】
情報処理装置の分野においては、特開平5−6722号のように、波動スイッチの切断部を覆う前述の開閉可能なカバ−において、カバ−が開かれたことをフォトカプラによって検出する手段を設け、検出時にオペレ−タ−にむやみに電源スイッチを切断しないように注意を促している。特開昭59−113720号においては電源スイッチで直接電源をオン・オフせず、リレ−を介してオン・オフする構成や、ソレノイドにより電源スイッチを機械的にロックする構成を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、フォトカプラを用いてカバーの開閉を検出するに当たって、カバーが電源スイッチを覆っている状態では、カバーがフォトカプラの光を遮る構成となっているので、万一、フォトカプラの故障で発光ダイオードが点灯しなくなっていた場合、カバーが開かれても受光素子への出力が発生しないため、依然カバーが閉じられていると誤判断してしまい、警告が発せられないという危険性があった。
【0005】
従来技術では、電源スイッチの投入はカバーの開閉と直接関係がなかったので、電源が投入された後も閉め忘れにより、カバーが開いたままになっている可能性があった。
電源の切断手順を複雑にすることにより、安易に電源切断ができないようにする効果は得られたが、緊急で停止しなければならないような場合には、複雑な手順がむしろ邪魔になってしまうという問題点が新たに発生する。
本発明は以上のような種々の問題点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明では、機器等の電源の投入切断に用いるスイッチの安全装置であって、長方形の開口を有するスイッチボックスと、上面の中央部を境に投入部と切断部を有し、押下により投入側と切断側に揺動可能な被押圧部材を有する波動スイッチと、前記スイッチボックスの長方形の一辺に平行な方向に回動軸を有し、前記切断部を覆う開閉可能なスイッチカバーと、フォトカプラーを検出部とする前記スイッチカバーの開閉を検知する検知装置と、を有する電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーに、前記スイッチカバーが閉じられているとき前記フォトカプラーの光路を開放し、前記スイッチカバーの開放により前記フォトカプラーの光路を遮断する遮蔽部を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明では、機器等の電源の投入切断に用いるスイッチの安全装置であって、長方形の開口を有するスイッチボックスと、上面の中央部を境に投入部と切断部を有し、押下により投入側と切断側に揺動可能な被押圧部材を有する波動スイッチと、前記スイッチボックスの長方形の一辺に平行な方向に回動軸を有し、前記切断部を覆う開閉可能なスイッチカバーと、反射型フォトカプラーを検出部とする前記スイッチカバーの開閉を検知する検知装置と、を有する電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーに、前記スイッチカバーが閉じられているとき前記反射型フォトカプラーの反射光路に進入し、前記スイッチカバーの開放により前記反射型フォトカプラーの反射光路から退避する反射部を設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明では、機器等の電源の投入切断に用いるスイッチの安全装置であって、長方形の開口を有するスイッチボックスと、上面の中央部を境に投入部と切断部を有し、押下により投入側と切断側に揺動可能な被押圧部材を有する波動スイッチと、前記投入部を覆い固定部材と一体になった遮蔽板と、前記スイッチボックスの一辺に平行な方向に回動軸を有し、前記波動スイッチの上面を投入部まで覆う長さの開閉可能なスイッチカバーとを有し、前記遮蔽板の前記投入部の真上に対応する部位に穴が空いており、前記スイッチカバーの裏面に、該スイッチカバーを閉じたとき、前記穴に勘合して前記投入部を押下し得る押下片が設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明では、請求項3に記載の電源スイッチの安全装置において、前記遮蔽板に開けられた穴は、スイッチボックスの長手方向もしくは幅方向に長い長穴であることを特徴とする。
請求項5の発明では、請求項4に記載の電源スイッチの安全装置において、前記長穴は一般の筆記用具の先端が深く入り込めないような幅に設定されていることを特徴とする。
【0010】
請求項6の発明では、請求項3ないし5のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、フォトカプラーを検出部とする前記スイッチカバーの開閉を検知する検知装置を有し、前記スイッチカバーに、前記スイッチカバーが閉じられているとき前記フォトカプラーの光路を開放し、前記スイッチカバーの開放により前記フォトカプラーの光路を遮断する遮蔽部を設けたことを特徴とする。請求項7の発明では、請求項3ないし5のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、反射型フォトカプラーを検出部とする前記スイッチカバーの開閉を検知する検知装置を有し、前記スイッチカバーに、前記スイッチカバーが閉じられているとき前記反射型フォトカプラーの反射光路に進入し、前記スイッチカバーの開放により前記反射型フォトカプラーの反射光路から退避する反射部を設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項8の発明では、請求項1、2、6および7のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記検知装置が前記スイッチカバーの開放を検知したとき、音または表示によってスイッチカバー開放を知らせる警告手段を有することを特徴とする。
請求項9の発明では、請求項1ないし8のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーの開き角度は自閉角度の範囲内になるよう構成され、最大角度に開いたときも手を離せば自重落下によって所定の位置まで閉じることを特徴とする。
【0012】
請求項10の発明では、請求項3ないし7のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーを自重で自然落下させたとき、前記押下片が前記投入部に当接しても、その衝撃で前記投入部が押下されない程度に、前記スイッチカバーの重量を軽くしたことを特徴とする。
請求項11の発明では、請求項1ないし10のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーの、前記切断部の真上に当たる領域の周囲に薄肉部を形成し、緊急停止用の押しボタン部としたことを特徴とする。
【0013】
請求項12の発明では、請求項1ないし10のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記切断部の真上に当たる前記スイッチカバーの領域の周囲に、抜き穴部と薄肉部を交互に形成し、緊急停止用の押しボタン部としたことを特徴とする。
請求項13の発明では、請求項11または12に記載の電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーの裏側の前記押しボタン部に対応する部分に、突起部を、前記カバーが閉じられたときにも前記切断部に接触しない範囲で突出させたことを特徴とする。
【0014】
請求項14の発明では、請求項13に記載の電源スイッチの安全装置において、前記突起部は円筒型であることを特徴とする。
請求項15の発明では、請求項13に記載の電源スイッチの安全装置において、前記突起部は十文字型であることを特徴とする。
請求項16の発明では、請求項11ないし15のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記押しボタン部の外形は、円形状であることを特徴とする。
【0015】
請求項17の発明では、請求項11ないし15のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記押しボタン部の外形は、角部を円弧状にしたほぼ正方形状であることを特徴とする。
請求項18の発明では、請求項11ないし17のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記薄肉部の断面形状はスイッチカバーの板厚の2分の1以上の深さの半円形の溝であることを特徴とする。
【0016】
請求項19の発明では、請求項11ないし17のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記薄肉部の断面形状はスイッチカバーの板厚の2分の1以上の深さのV字形の溝であることを特徴とする。
請求項20の発明では、請求項18または19に記載の電源スイッチの安全装置において、前記薄肉部はスイッチカバーの両面側から近接して2以上の溝が設けられたものであることを特徴とする。
【0017】
請求項21の発明では、請求項1ないし10のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記切断部の真上に当たる前記スイッチカバーの領域に、別体で形成したボタンチップを前記スイッチカバーに裏側からはめ込み、上面から強い力で押したとき、前記ボタンチップが前記スイッチカバーから外れて前記切断部を押圧できる構成にしたことを特徴とする。
請求項22の発明では、請求項11ないし21のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、上記領域が緊急停止用押しボタン部であることを明確にした表示を施したことを特徴とする
【0018】
請求項23の発明では、請求項1ないし22のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置を備えた画像形成装置を特徴とする。
請求項24の発明では、請求項1ないし22のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置を備えた情報処理装置を特徴とする。
【0019】
【実施例】
図1、2は本発明の第1の実施形態を示す図である。図1は斜視図、図2は側断面図である。煩雑さを避けるため、理解の妨げにならない限りにおいて、一部の板厚や隠れ線を省略している。以後の図においても同様である。
図において、符号1は機器本体、2はスイッチボックス、3は波動スイッチ、4はスイッチカバー、5はヒンジ部、6はフォトカプラをそれぞれ示す。
一般に波動スイッチと呼ばれているスイッチは、シーソー型のスイッチで、一方の端の突出部を押下すると、中央部から押した側にある押圧部はほぼ水平になり、他方の端が持ち上がって新たな突出部となり、それを交互に繰り返すことによってスイッチの投入・切断ができるスイッチである。ここで便宜上、スイッチの揺動方向を長手方向と呼び、それに直交する方向を幅方向と呼ぶことにする。
【0020】
複写機その他の機器1に、スイッチボックス2として落とし込み部が設けられている。スイッチボックス2も通常は、波動スイッチ3の長手方向に長い長方形に構成される。スイッチボックス2のほぼ中央には波動スイッチ3が設けられている。図は波動スイッチ3が投入されている状態を示している。波動スイッチ3の上面を被押圧部と呼ぶことにする。被押圧部のうち、中央部から電源投入側の部分を投入部3aとし、逆側を切断部3bとする。該切断部3bに近い側のスイッチボックスの短辺に沿ってそれと平行な、ヒンジ部5による回動軸を有するスイッチカバー4が、前記切断部をほぼ全部覆う位置までの長さで設けられている。スイッチカバー4は、閉じたときスイッチボックス2の底に一部が当接するような折り曲げ部4aが先端部に設けられている。ただし、折り曲げ部の中央付近は波動スイッチ3に接触しないように切り欠かれている。
【0021】
スイッチカバー4のヒンジ部5は、スイッチカバー4の両側部に設けられた突出部4bに有り、該突出部4bはヒンジ部5を超えてさらに長く伸びている。ヒンジ部5はスイッチボックス2の折り曲げ部2aに設けられた穴に回動可能に取り付けられている。スイッチカバー4を開いたとき、突出部4bの一部が、機器の上面のスイッチボックス端部近くに設けた切り欠き部1aに当接して、それ以上開かないように構成されている。この開き角度は、突出部4bを含めたスイッチカバー4の重心が、ヒンジ部5の鉛直上方に達しない範囲の角度にする。
【0022】
すなわち、スイッチカバーを手で開いたとき、手を離せばスイッチカバーの自重落下で、自然にスイッチカバーが所定の位置まで閉じ、閉め忘れが起こらないようにしてある。このような条件の開き角度を自閉角度と呼ぶことにする。ここでいう所定の位置とは、折り曲げ部4aの一部がスイッチボックス2の底に当接する位置を言う。
突出部4bの一部と切り欠き部1aを当接させる代わりに、スイッチカバー4のヒンジ側の端部4cと、ヒンジ部5近傍の機器1の上面1cと、を当接させることによって、前記自閉角度を確保しても良い。
【0023】
突出部4bの近傍には、固定部材にフォトカプラ6が設けられている。フォトカプラ6は、投光部としてのフォトダイオード6aと、わずかな空間を開けて対向する受光部としてのフォトセンサ6bとからなる。機器の電源が投入されている間は常にフォトダイオード6aは発光している。スイッチカバー4が閉じられているとき、突出部4bはフォトカプラ6から離れた位置にあり、フォトセンサ6bはフォトダイオード6aからの光を受光する。スイッチカバー4が開けられたとき、突出部4bはヒンジ部5を中心に回動してフォトカプラ6の、フォトダイオード6aとフォトセンサ6bの間に設けられている空間に進入して、フォトダイオード6aからの光を遮断する。すなわち、突出部4bはフォトカプラーの光路を遮断する遮蔽部としての役割を兼ねている。
【0024】
フォトセンサからの出力信号は、図示しないが一般的によく知られた手段により検知されて、スイッチカバーの開・閉の判定が行われる。機器の電源が投入されているにもかかわらず、スイッチカバーが開かれた場合、電源スイッチが切断される危険性があるので、即座に警告を行う必要がある。警告の方法としては光、音、ディスプレイによる表示等種々の方法があるが、それらを複合して用いる方がより確実である。
【0025】
図3は本発明を複写機に適用した場合の操作部の1例を示す図である。
図において、符号7は操作部、8は表示部をそれぞれ示す。
図4は図3のA部を拡大した図である。
図において符号9はコピースタートキー、10はコピー可否状態表示部をそれぞれ示す。電源が投入されているときは、通常コピースタートキー9のコピー可否状態表示部10が緑色に点灯するようになっている。この状態のとき、スイッチカバーが開かれたと判定された場合は、コピー可否状態表示部10を赤色点灯に変えて、コピー開始ができないようにする。なぜなら、スイッチカバーが開かれたと言うことは、コピー動作中に電源スイッチが遮断される危険性があるからである。このとき警告表示等を行わないのは、コピー開始ができない現状では電源が遮断されても、機器を損傷するような危険性が何もないからである。
【0026】
コピースタートキー9が押されると、コピー可否状態表示部10が緑色点灯から赤色点灯に変わり、コピー動作が開始される。この時点でスイッチカバーが開かれたと判定された場合は、表示部8に例えば「ただいまコピー動作中です。電源を切ると重大な障害が発生します。」というような警告を目立つように表示する。このとき警報音を同時に鳴らしても良い。或いは表示に出した内容を、合成音声で伝えても良い。
【0027】
本発明においてフォトカプラを用いるとき、スイッチカバー4が閉じられているときに、フォトセンサ6bがフォトダイオード6aの光を受光する構成としたのは、万一、フォトダイオードの故障で発光が止まってしまった場合、フォトセンサからの出力が無くなってしまうが、これは、スイッチカバーが開かれたときと同じ信号になる。すなわち、スイッチカバーが開かれていないのに、開かれているときと同じ判定をし、ディスプレイその他を通じて警告がなされることになる。
【0028】
この構成が逆の場合は、万一、フォトダイオードの故障で発光が止まってしまった場合、フォトセンサからの出力が無くなってしまうが、これは、スイッチカバーが閉じられたときと同じ信号になる。したがって、カバーが開かれても、開かれたことが検知できず、電源スイッチが切断される危険性があるにも拘わらず、何の警告も行われないことになる。
ディスプレイには、スイッチカバーを閉じるように促すメッセージを入れておき、「スイッチカバーが閉じているのにこのメッセージが出たらフォトカプラの異常である」ことが分かるようなメッセージを付け加えておくと良い。
【0029】
図5は反射型のフォトカプラを用いる場合の1例を示すスイッチカバーの部分図である。
図において符号11は反射型フォトカプラ、12は反射部をそれぞれ示す。本発明では、単にフォトカプラと呼ぶときは図1、2に示したような、フォトダイオードとフォトセンサが直接向き合っているタイプのものを指す。
図1、2に示した構成においても、フォトカプラ6の代わりに反射型フォトカプラを用いることはできる。すなわち、突出部4bの片面を光の反射部とし、その反射部を光路の一部として用いるように反射型フォトカプラを設ければよい。が、ここでは反射型フォトカプラを別の位置に設ける例を示す。
【0030】
同図(a)のように、スイッチカバー4の先端部の折り曲げ部4aにさらに折り曲げ部4dを設けるか、スイッチカバー4の先端部近傍の側面に折り曲げ部4eを設け、その部分の側面を光の反射部12とする。反射型フォトカプラ11のフォトダイオード11aとフォトセンサ11bは、互いの光軸が数十度ないし90度くらいの交叉角度を以て配置され、該光軸の交叉位置に、光反射面を置き、該反射面の法線が、前記交叉角度を2等分するように配置されていると、フォトダイオード11aからの光は、光反射面で反射された後フォトセンサ11bに入射する。
【0031】
図5(a)、(b)はともにスイッチカバー4が閉じられている状態を示している。このとき、フォトセンサ11bは反射部12を介してフォトダイオード11aからの光を受けており、スイッチカバーが閉じられていると判定している。スイッチカバーが開かれた場合、フォトカプラの前にあった反射部12がなくなってしまうので、フォトダイオード11aからの光はフォトセンサに入らなくなり、図1、2において、突出部4bがフォトダイオードの光を遮断したのと同じ状況になる。反射型フォトカプラ11においても、、スイッチカバー4が閉じられているときに、フォトセンサ11bがフォトダイオード11aの光を受光する構成としたのは、前述のフォトカプラ6の場合と同様の理由である。
スイッチカバー4を一定角度開くときの、折り曲げ部4d或いは4eの移動量は、突出部4bの移動量よりずっと大きい。したがって、図5の構成の方が、スイッチカバーのわずかな動きで開かれたことが検知できる。
【0032】
図6、7はスイッチカバーの閉め忘れ防止のための実施形態を説明するための図である。図6は斜視図、図7は側断面図である。
図6は電源スイッチが切断された状態を示している。図において、波動スイッチ3の中央部より投入部3a側の、スイッチボックス2の上面は、遮蔽部材2bで覆われており、投入部3aの直上にはスイッチボックス2の幅方向に長い長穴2cが空いている。遮蔽部材2bの先端は折り曲げ部2dが、スイッチボックス2の底に達するまで伸びている。ただし、折り曲げ部2dの中央部は、波動スイッチ3に接触しないように切り欠き部2eが設けられている。スイッチカバー4は、切断部3bに近い側のスイッチボックス2の短辺に沿って、それに平行な回動軸を有し、閉じたとき穴2cを覆えるだけの長さを有し、その裏面には、穴2cに楽に勘合できる大きさの、幅方向に長い突起4fを有している。
【0033】
突起4fの高さは、スイッチカバー4を閉じたとき突起4fが投入部3aに接触し、さらにスイッチカバーを押し込んだとき、突起4fが投入部3aを押し込んで、電源を投入し得るだけの高さとする。すなわち、突起4fは投入部3aを押下する押下片としての役割を担っている。ただし、スイッチカバーを自重で自然落下させたとき、突起4fが投入部3aの頂部に当接しても、その衝撃で投入部3aが押下されない程度に、スイッチカバーの重量を軽くしておく。したがって、スイッチカバーは通常の状態では、突起4fが波動スイッチの投入部3aの頂部に当接した状態で停止している。
【0034】
図8、9は閉め忘れ防止のための他の実施形態を説明するための図である。図8は斜視図、図9は側断面図をそれぞれ示す。
図6に示した実施形態との違いは、突起4fの向きである。図8、9に示す突起4fはスイッチボックス2の長手方向に長くしてある。したがって、穴2cもスイッチボックス2の長手方向に長い長穴となっている。このようにする理由は、多少の製造誤差や組み付け誤差があっても、突起4fは必ず投入部3aの頂部を押圧することができるからである。また、穴2cを細長い穴にする理由は、スイッチカバーの突起4fを用いずに、鉛筆、ボールペン、シャープペンシルなど一般の筆記用具の先端でスイッチを押圧することがないよう、それら先端が深く入り込めないようにするためである。
【0035】
図8、9には突起4fのほかに、図6に示した実施形態との違いとして、ヒンジ部5の形状がある。このヒンジ部は図1、2に示した実施形態と同様の構成である。スイッチカバー4が開かれたとき、スイッチカバー4の、ヒンジ部5近傍の突起部4bの一部が機器上面の切り欠き部1aに当接して、所定角度A以上は開かないように構成される。所定角度Aは前述の通り自閉角度になっている。したがって、スイッチカバー4を故意に手で開いた場合でも、手を離せば自重落下によって所定の位置まで閉じるようになっている。ここでいう所定の位置とは、突起4fの最下端が投入部3aの頂部に接した位置のことである。
【0036】
スイッチカバー4が開かれたとき、突起部4bはフォトカプラ6の光路を遮断するように構成される点も図1、2に示した構成と同様である。なお、フォトカプラ6に代えて、図5(a)、(b)に示した反射型フォトカプラ11を用いる構成にすることもできる。このような構成にすることによって、単に閉め忘れを防止するだけでなく、故意にカバーを開けられたときでも、不用意なスイッチの切断を防止するための警告が出せるようになる。
【0037】
これまでの説明ではすべて、スイッチボックス2が水平面におかれている場合を想定して説明してきたが、機器の電源スイッチは、傾斜面に置かれている場合や、鉛直な直立面に置かれている場合などがある。角度の緩い傾斜面の場合で、スイッチの幅方向が傾斜方向に向いている場合は、これまで説明してきた構成がそのまま使えるが、スイッチの長手方向が傾斜方向に向いている場合は、斜面の高い側にヒンジを設ける構成にすればよい。ただし、この場合は、斜面の高い側がスイッチの投入側になる可能性が高いので、スイッチカバーのヒンジ部もこれまでの説明とは逆の側に設ける必要がある。
【0038】
図10、11は傾斜面におけるスイッチボックスの実施形態を示す図である。
図において符号13はストッパピンを示す。
図10は斜視図、図11(a)は側断面図、図11(b)は部分図をそれぞれ示す。これらは、図1、2に示した実施形態と同様、切断部3bをスイッチカバーで覆う構成である。図において、波動スイッチ3の投入部3aの側が傾斜面の高い側に置かれている。この実施形態では、ヒンジ部5が波動スイッチ3の中央部近傍に設けられ、スイッチボックス2の短辺に平行な方向に回動軸が向けられている。スイッチカバー4は、スイッチボックスの長手方向の中央部から切断部3bの側に向けて開閉可能になっている。
【0039】
スイッチカバー4の先端はタブ4gが設けられており、スイッチカバー4を閉じたとき、タブ4gがスイッチボックス2の一端に設けられた受け部2fに載って位置が定まるようになっている。
スイッチカバー4の先端近傍の側部には、折り曲げ部4eが設けられ、その側面は反射部12になっている。反射型フォトカプラ11が反射部12の有無を検知することによって、スイッチカバー4の開閉を判定する。
【0040】
図11(a)は自閉角度の規制をしていないが、このままでも、スイッチカバー4を機器1の上面に垂直になるまで開いても、手を離せば自重落下によってスイッチカバーは閉じることができる。しかし、開きすぎれば、スイッチカバー4は反対側に倒れ込んでしまう虞がある。そこで図11(b)に示すように自閉角度を規制するためのストッパピン13を設けて、スイッチカバー4のヒンジ近傍の突出部4bが、ストッパピン13に当接して回動範囲を規制する。これによって、自閉角度が確保される。
【0041】
図12、13は傾斜面におけるカバー閉め忘れ防止のための実施形態を示す図である。図12は斜視図、図13は側断面図をそれぞれ示す。傾斜面の高い側が電源スイッチの投入部になっている場合、ヒンジ部5は、投入部3aに近い側のスイッチボックス2の短辺の側に設ける。この場合、スイッチ押圧のための突起4fは、スイッチカバー4の長手方向中央部よりヒンジ部5に近い部分に設けられる。自閉角度の規制方法や、スイッチカバー4の開閉検知の方法は、図8、9で説明したのと同様であるので、説明は省略する。
【0042】
電源スイッチが機器の直立面に設けられている場合について述べる。この場合も通常は波動スイッチの揺動方向が上下方向に置かれているのが普通なので、図10、11に示した構成、或いは図12、13に示した構成がほぼそのまま使える。ただし、スイッチボックス2が直立面に設けられた場合、スイッチカバーを最大角度に開いた場合でも、スイッチカバーの重心がヒンジ5の直上を通り越す心配がないので、自閉角度の規制のための構成は省略できる。
【0043】
電源スイッチが機器の直立面に設けられている場合で、波動スイッチの幅方向が鉛直方向に向いている場合、これまで説明してきたような、スイッチボックスの短辺方向に平行にヒンジ5による回動軸を設けたのでは、回動軸が鉛直方向に向くため、自重落下による自閉機能が働かなくなる。
【0044】
図14ないし16は鉛直面に横向きに設けられた電源スイッチに対する実施形態を示す図である。図14は正面図、図15はAA矢視の図、図16は側断面図をそれぞれ示す。図は波動スイッチ3の切断部3bを覆うスイッチカバー4を有する構成に対する実施形態である。スイッチカバー4はスイッチボックス2の上側の長辺に沿ってそれに平行にヒンジ部5による回動軸を有し、波動スイッチ3の切断部3bの上面のみを覆い、投入部3aは露出した状態で開閉できるようになっている。
【0045】
波動スイッチ3のほぼ中央部を横断するように、スイッチカバー4の折り曲げ部4aが垂れ下がっている。折り曲げ部4aの先端はスイッチボックス2の底に当接してスイッチカバーが閉じた状態となる。ただし、折り曲げ部4aは波動スイッチ3に接触しないように中央部が切り欠かれている。
この構成では、図15で分かるように、スイッチカバー4のヒンジ部5は機器1の上面より中のスイッチボックス側に設けられており、スイッチカバー4の重心は機器1の上面より外にあるので、スイッチカバーの開く角度をどんなに大きくとっても重心がヒンジ5の鉛直上方に至ることはない。したがって、特に自閉角度の規制をしなくても、必ず自閉角度が保証される。
【0046】
なお、スイッチカバー4が閉じたとき、重心の位置がヒンジ部5より中側に入るようになると、重心がヒンジ部5の鉛直下方に一致するように位置を占めるので、若干開き気味になり、完全な閉じ状態ではなくなる。不用意な電源切断を防止する目的から言えば、これでも実害はないが、スイッチカバーが不安定な状態になるので、これを避けるためには、折り曲げ部4aをなるべく小さくし、カバー部分の板厚をやや厚めにするとよい。
【0047】
図17ないし19は鉛直面に横向きに設けられた電源スイッチに対する他の実施形態を示す図である。図17は正面図、図18はAA矢視の図、図19は側断面図をそれぞれ示す。
スイッチボックス2の中央部より投入部3aのある側を、遮蔽部材2bで覆って投入部3aを簡単に押圧できないようにしている。投入部3aの直上には長手方向に細長い穴2cが空いている。図4と同様に、スイッチボックスの上側の長辺に沿ってそれと平行に、ヒンジ部5による回動軸を有するスイッチカバー4が設けられている。遮蔽部材2bには、スイッチカバー4の突出部4bを受け入れるための切り欠き部が設けられている。
【0048】
スイッチカバー4は、スイッチボックス2の開口のほぼ全面を覆う大きさに形成されており、裏面には、穴2cに緩やかに勘合する突起4fが形成されている。スイッチカバー4を最大に開いた状態で手を離すと、スイッチカバー4は自重落下により閉じる方向に回動し、突起4fが、穴2cに勘合し、突起4fの先端が投入部3aに当接するが、波動スイッチ3を投入するだけの重量がないため、前記当接状態で停止する。
【0049】
図14ないし19に示した実施形態では、スイッチカバー4の開閉を検知する装置は省略されているが、図1、5に示した構成を採用することで、スイッチカバー4の開閉が検知できることは明らかである。
【0050】
これまで述べたように、本発明では、機器の電源スイッチを1動作では切断できないように構成している。しかしながら、緊急事態で電源スイッチの切断が必要になったとき、2動作以上を必要とする構成では対応が遅れて重大な事故を招く虞がある。そこで、本発明ではそのような場合に備えた構成を提供する。
【0051】
図20、21、22、23は緊急時に対応できるスイッチカバーの構成を示す図である。図20はスイッチカバーの平面図、図21はスイッチボックスの側断面図、図22は薄肉部の変形実施例を示す一部拡大断面図、図23は破断状態の拡大断面図をそれぞれ示す。
図において符号14は突起部、15は薄肉部をそれぞれ示す。円筒型の突起部14は、切断部3bの真上にあり、スイッチカバー4が閉じられたときにも切断部3bに接触しない範囲でできるだけ高く突出させてある。薄肉部15は切断部3bの上方に、スイッチカバー4を平面図で見たとき円形状に設けられている。この見方の形状を便宜上平面形状と呼ぶことにする。
【0052】
平面形状を円形状にするのは、緊急停止用の押しボタン部(以下単に押しボタン部という)として最も認識しやすい形状だからであって、他の形状でもかまわない。以後、この薄肉部の平面形状を、押しボタン部の外形と呼ぶことにする。薄肉部の詳細は図22(a)に示すように、板厚の半分以上の深さで断面が半円形の深溝が掘ってある。この円形状薄肉部に囲まれた領域は、緊急停止用の押しボタン部として使用するように、機器の使用者には認識させておくものとする。この領域を強く押すと、図23に示すように、薄肉部15が破断して、周囲に破断面15’を有する破断チップ4’となって突起部14が破断の勢いで下降し、切断部3bを押下する。すなわち、緊急事態のときはスイッチカバー4を開く手順を踏まず、スイッチカバー4の一部破壊を以て、直接切断部3bを押下することによって、対応の遅れを回避する。
【0053】
円筒型の突起14を設けることにより、押しボタン部近傍の剛性が高くなるので、押しボタンのどの辺りを押しても、撓みによる逃げなどがなく、その力が押しボタンのほぼ全域に伝わり、薄肉部に対して集中的な応力伝達となる。
図21ではスイッチカバー4の上面に半円形の溝が穿ってあるものとして示しているが、溝は裏側から形成しても、押しボタン部としての機能はほとんど変わらない。
【0054】
図22(b)、(c)は薄肉部15の他の実施形態を示す図である。図22(b)はスイッチカバー4の表と裏から、同型の半円形の溝が近接して穿たれており、全体として薄肉部を形成する。表と裏の半円形の距離は、両者によって形成される最も薄肉の部分が、半円形単独で形成される薄肉部分と、ほぼ同程度になるように選ぶ。図22(c)はさらにもう一つの半円形の溝が近接して設けられ、3つの半円が交互に並ぶようにしたものである。それぞれの半円を並べる距離は上記の考え方に基づいて定める。溝の数が多くなる方が、破断のときの抵抗が少なくなる。なお、図22(b)、(c)は上下を逆にして適用しても、機能はほとんど変わらない。
【0055】
図24、25は突起部の形状の異なる実施形態を説明するための図である。図24はスイッチカバーの裏面から見た図、図25は図24のAA矢視の断面図である。
突起部14は十文字形状をしている。この形状は、押しボタン部の中央部が強く押されたとき、十文字の4個の先端部14aに応力集中が生じ、その近くの薄肉部が非常に破断しやすくなる。1カ所でも破断が生ずれば、連鎖的に破断が進行するので、素早い対応を必要とする緊急用の電源切断に適している。
なお、スイッチカバー4と切断部3bの頂点との隙間が小さく設定されている場合は、前記のような突起部14を設けなくとも、薄肉部15の破断と同時に、破断によって生じた破断チップ4’が切断部3bに当接して押下することができる。
【0056】
図26は押しボタン部の外形を異ならせた実施例を説明するための図である。図において押しボタン部の外形は十文字型の突起部14に合わせて、ほぼ正方形に形成されている。ただし、角部を鋭くすると、非常に弱い力でもすぐ破断が始まってしまう虞があるので角部に限って小さく円弧状にしてある。このような形状にすることによって、応力集中によりさらに破断が生じやすくなり、緊急事態での破断がより簡単になる。
円筒型の突起部14を用いる場合であっても、押しボタン部の外形を、上記と同様に、角部を丸めたほぼ正方形にしても良い。突起部14から薄肉部15までの距離が一定でなく、場所によって異なると、距離の近い薄肉部15に応力集中が生じて破断が生じやすくなる。
【0057】
図27は薄肉部の断面形状の異なる実施例を示す図である。図26(a)はV字形の溝によって薄肉部15を形成している。図27(b)はスイッチカバー4の表と裏から同型のV字形の溝を互いに逆向きに穿って薄肉部15を形成している。図27(c)はさらにもう1本V字形の溝を追加してV字を交互に並べたものである。V字溝の深さは、スイッチカバー4の厚さの2分の1以上とする。表と裏のV字形の溝の距離は、両者によって形成される薄肉部が、V字溝単独によって形成される薄肉部とほぼ同程度になるように選ぶ。いずれも、断面半円形の深溝よりも応力集中が生じやすく、破断の際の抵抗が小さくなる。スイッチカバー4の材質、厚さ等により、最も適した構成を選ぶことができる。説明の都合上、V字溝を同型として説明したが、実用上は同型にこだわる必要はない。これは半円形の溝についても同じである。また、V字形の溝と半円形の溝を組み合わせても何ら差し支えはない。
【0058】
図28は押しボタン部の周囲の薄肉部の異なる実施形態を示す図である。
図において符号16は抜き穴部を示す。図20に示した円形状の薄肉部に対して、本実施形態は、抜き穴部16で示すように、円形のうちの何カ所かを切り取ってしまう。すなわち抜き穴部と薄肉部が交互に並ぶようにする。図28の場合は十文字の突起部14の4個の先端部14aに対向する部分を抜き穴部16としている。こうすると、薄肉部15の端部15aに応力が集中し破断が始まりやすくなる。図では、突起部14が十文字型の場合を示したが、円筒型であっても十分適用し得る。押しボタン部の外形は図26に示した、角部を丸めたほぼ正方形状のものも採用しうる。薄肉部の断面形状は、図22、或いは図27に示した形状が採用しうる。
【0059】
図29、30はスイッチカバーの破壊を伴わない押しボタンの実施形態を説明するための部分拡大図である。図29は押しボタンを組み付けた状態の側断面図、図30はカバー4を裏側から見た図である。
図において、符号17はボタンチップを示す。ボタンチップ17はほぼ円筒型であり、上部の周面は傾斜部17aを形成し、最大径部17bを有し、そのすぐ下は逆向きの傾斜部17cとなり、最下部17dへ至っている。
スイッチカバー4の、押しボタンを配置すべき領域には、ボタンチップ17の最大径よりやや小さい穴4hが穿たれている。穴4hのすぐ下には4本の足部4jが設けられている。それぞれの足4jは、ボタンチップ17のの最大径部17bよりやや大きい径に相当する窪み部4kが形成されており、そこから下方に向かって縮径方向に上向きの傾斜面4mとなり、ボタンチップ17の最大径部17bよりやや小さい径に相当する突起部4nを経て、下向きの傾斜面4oを形成して拡開しながら端部4pに至る。
【0060】
スイッチカバー4は合成樹脂等の材料で形成され、足4jは多少の撓みに堪えられるようになっている。ボタンチップ17の傾斜部17aの側を、スイッチカバー4の足4jの側から押し込むと、足4jの下向きの傾斜面4oが傾斜部17aに押されて足4jは外側へ撓み、ボタンチップ17の最大径部17bが突起部4nを通り抜け、最大径部17bは上向きの傾斜面4mの領域に入る。足4jはボタンチップ17からの圧力がなくなると撓みがなくなり、材質の持つ弾性力により形状が元に戻る。ボタンチップ17をそれ以上上方に押し込んでも、傾斜部17aが穴4hに当接し、それ以上上方には行けなくなる。
【0061】
結果として、ボタンチップ17は傾斜部17cが上向きの傾斜面4mに当接して安定し、ほとんど動かない状態になる。この状態でボタンチップの上から強く押すと、傾斜部17cが上向きの傾斜面4mを押すことによって、足4jが外側に撓み、最大径部17bが突起部4nを通り抜けることができるようになる。したがって、ボタンチップ17はスイッチカバー4からの拘束が解かれて下降し、最下部17dが遮断部3bを押下する。この構成は、緊急時において押しボタンを押下しても、スイッチカバー4を破壊しないので、緊急処理終了後も、部品交換を必要とせず、機器の使用者が自分で緊急停止用の押しボタンを再生することができる。
足4jの撓みに要する力が余り小さいと、ボタンチップ17が外れやすくなるので、足4jの幅や厚さを選んで適度な強さを持たせるようにする。
【0062】
図31は押しボタン部に緊急停止の表示をすることを示す図である。
図において、符号18は表示ラベルを示す。押しボタン部に例えば「緊急停止」のように、緊急に停止したい場合ここを押せばよいことが分かるような表示をする。表示はスイッチカバー4の部品段階で印刷して置いても良いが、鮮やかな赤や、黒と黄色の組合せなど、特に目立つ色で表示したい場合は、むしろ別途印刷したラベル18を貼り付けるようにした方がよい。図は押しボタン部が円形の場合を示しているが、図26に示したような正方形に近い形状の領域の場合でも緊急停止の表示は同様に行える。
【0063】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、切断部を覆うスイッチカバーを開けなければ電源の切断が行えないので、不用意に電源を切断される虞が無く、フォトダイオードの故障の際も、スイッチカバーが閉まっているのに開いていると誤判定するが、スイッチカバーが開けられたのに閉まっていると誤判定をすることがなくなり、機器の安全がよりよく保てる。
【0064】
請求項2に記載の発明によれば、反射型フォトカプラを用いたので、スイッチカバーの移動量の大きいところに用いることができ、スイッチカバーが開けられたときわずかの動きで検知することができるようになる。
請求項3に記載の発明によれば、スイッチカバーを閉じなければ電源を投入できないので、電源切断側を覆うスイッチカバーの閉め忘れを防ぐことができる。
【0065】
請求項4ないし5に記載の発明によれば、スイッチカバーを閉じずに電源を投入することができない。
請求項6ないし7に記載の発明によれば、閉め忘れ防止のスイッチカバーであっても、故意に開けられた場合、開けられたことを検知する装置が付加されたので、より安全性が高まった。
【0066】
請求項8に記載の発明によれば、検知装置による検知結果によって、機器の使用者に警告ないし警報が発せられるので、不用意に電源の切断を行うことがなくなる。
請求項9に記載の発明によれば、機器の使用者が恋にスイッチカバーを開けた場合でも、手を離せば自重落下によってスイッチカバーが閉じるので、うっかり開けっぱなしと言うことがなくなる。
【0067】
請求項10に記載の発明によれば、スイッチカバーを最大に開いたまま手を離しても、衝撃によって押下片が投入部を押下してしまうことがない。
請求項11に記載の発明によれば、緊急時には、スイッチカバーを開けてから電源スイッチを切断するという2動作を必要としないで、即座に電源切断ができるようになる。
【0068】
請求項12に記載の発明によれば、予め部分的に抜き穴を作ってあるのでさらに素速い電源切断が期待できる。
請求項13ないし15に記載の発明によれば、突起部の存在により、薄肉部に応力集中が生じやすくなり、緊急時の応答遅れが回避できる。
【0069】
請求項16ないし17に記載の発明によれば、緊急停止用の押しボタンとして認識しやすい。
請求項18ないし20に記載の発明によれば、押しボタン部の押圧によって薄肉部に応力集中が生じやすくなり、緊急時としての素早い応答に対応しうる。
請求項21に記載の発明によれば、緊急停止を行うに当たり、スイッチカバーの破壊を伴わないので、機器の使用者が押しボタンの再生をすることができる。
【0070】
請求項22に記載の発明によれば、いざというときも、すぐ目に付く表示がしてあるので、迷うことなく緊急停止ができる。
請求項23に記載の発明によれば、画像形成中に電源遮断されることのない、安全な画像形成装置が得られる。
請求項24に記載の発明によれば、情報処理中に電源遮断されることのない、安全な情報処理装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す側断面図である。
【図3】本発明を複写機に適用した場合の操作部の1例を示す図である。
【図4】本発明の図3のA部を拡大した図である。
【図5】反射方式のフォトカプラを用いる場合の1例を示すスイッチカバーの部分図である。
【図6】スイッチカバーの閉め忘れ防止のための実施形態を説明するための斜視図である。
【図7】スイッチカバーの閉め忘れ防止のための実施形態を説明するための側断面図である。
【図8】閉め忘れ防止のための他の実施形態を説明するための斜視図である。
【図9】閉め忘れ防止のための他の実施形態を説明するための側断面図である。
【図10】傾斜面におけるスイッチボックスの実施形態を示す斜視図である。
【図11】傾斜面におけるスイッチボックスの実施形態を示す側断面図である。
【図12】傾斜面におけるカバー閉め忘れ防止のための実施形態を示す斜視図である。
【図13】傾斜面におけるカバー閉め忘れ防止のための実施形態を示す側断面図である。
【図14】鉛直面に横向きに設けられた電源スイッチに対する実施形態を示す正面図である。
【図15】図14のAA矢視の図である。
【図16】鉛直面に横向きに設けられた電源スイッチに対する実施形態を示す側断面図である。
【図17】鉛直面に横向きに設けられた電源スイッチに対する他の実施形態を示す正面図である。
【図18】図17のAA矢視の図である。
【図19】鉛直面に横向きに設けられた電源スイッチに対する他の実施形態を示す側断面図である。
【図20】緊急時に対応できるスイッチカバーの構成を示す正面図である。
【図21】緊急時に対応できるスイッチカバーの構成を示すスイッチボックスの側断面図である。
【図22】緊急時に対応できるスイッチカバーの薄肉部の変形実施例を示す一部拡大断面図である。
【図23】緊急時に対応できるスイッチカバーの破断状態の拡大断面図である。
【図24】突起部の形状の異なる実施形態を説明するためのスイッチカバーの裏面図である。
【図25】図24のAA矢視の断面図である。
【図26】押しボタン部の外形を異ならせた実施例を説明するための図である。
【図27】薄肉部の断面形状の異なる実施例を示す図である。
【図28】押しボタン部の周囲の薄肉部の異なる実施形態を示す図である。
【図29】スイッチカバーの破壊を伴わない押しボタンの組み付けた状態を説明するための部分拡大側断面図である。
【図30】図29に示したスイッチカバーを裏側から見た図である。
【図31】押しボタン部に緊急停止の表示をすることを示す図である。
【符号の説明】
1   機器本体
2   スイッチボックス
3   波動スイッチ
4   スイッチカバー
5   ヒンジ部
6   フォトカプラ
7   操作部
8   表示部
9   コピースタートキー
10   コピー可否状態表示部
11   反射型フォトカプラ
12   反射部
13   ストッパピン
14   突起部
15   薄肉部
16   抜き穴部
17   ボタンチップ
18   表示ラベル

Claims (24)

  1. 機器等の電源の投入切断に用いるスイッチの安全装置であって、長方形の開口を有するスイッチボックスと、上面の中央部を境に投入部と切断部を有し、押下により投入側と切断側に揺動可能な被押圧部材を有する波動スイッチと、前記スイッチボックスの長方形の一辺に平行な方向に回動軸を有し、前記切断部を覆う開閉可能なスイッチカバーと、フォトカプラーを検出部とする前記スイッチカバーの開閉を検知する検知装置と、を有する電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーに、前記スイッチカバーが閉じられているとき前記フォトカプラーの光路を開放し、前記スイッチカバーの開放により前記フォトカプラーの光路を遮断する遮蔽部を設けたことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  2. 機器等の電源の投入切断に用いるスイッチの安全装置であって、長方形の開口を有するスイッチボックスと、上面の中央部を境に投入部と切断部を有し、押下により投入側と切断側に揺動可能な被押圧部材を有する波動スイッチと、前記スイッチボックスの長方形の一辺に平行な方向に回動軸を有し、前記切断部を覆う開閉可能なスイッチカバーと、反射型フォトカプラーを検出部とする前記スイッチカバーの開閉を検知する検知装置と、を有する電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーに、前記スイッチカバーが閉じられているとき前記反射型フォトカプラーの反射光路に進入し、前記スイッチカバーの開放により前記反射型フォトカプラーの反射光路から退避する反射部を設けたことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  3. 機器等の電源の投入切断に用いるスイッチの安全装置であって、長方形の開口を有するスイッチボックスと、上面の中央部を境に投入部と切断部を有し、押下により投入側と切断側に揺動可能な被押圧部材を有する波動スイッチと、前記投入部を覆い固定部材と一体になった遮蔽板と、前記スイッチボックスの一辺に平行な方向に回動軸を有し、前記波動スイッチの上面を投入部まで覆う長さの開閉可能なスイッチカバーとを有し、前記遮蔽板の前記投入部の真上に対応する部位に穴が空いており、前記スイッチカバーの裏面に、該スイッチカバーを閉じたとき、前記穴に勘合して前記投入部を押下し得る押下片が設けられていることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  4. 請求項3に記載の電源スイッチの安全装置において、前記遮蔽板に開けられた穴は、スイッチボックスの長手方向もしくは幅方向に長い長穴であることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  5. 請求項4に記載の電源スイッチの安全装置において、前記長穴は一般の筆記用具の先端が深く入り込めないような幅に設定されていることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  6. 請求項3ないし5のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、フォトカプラーを検出部とする前記スイッチカバーの開閉を検知する検知装置を有し、前記スイッチカバーに、前記スイッチカバーが閉じられているとき前記フォトカプラーの光路を開放し、前記スイッチカバーの開放により前記フォトカプラーの光路を遮断する遮蔽部を設けたことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  7. 請求項3ないし5のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、反射型フォトカプラーを検出部とする前記スイッチカバーの開閉を検知する検知装置を有し、前記スイッチカバーに、前記スイッチカバーが閉じられているとき前記反射型フォトカプラーの反射光路に進入し、前記スイッチカバーの開放により前記反射型フォトカプラーの反射光路から退避する反射部を設けたことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  8. 請求項1、2、6および7のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記検知装置が前記スイッチカバーの開放を検知したとき、音または表示によってスイッチカバー開放を知らせる警告手段を有することを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーの開き角度は自閉角度の範囲内になるよう構成され、最大角度に開いたときも手を離せば自重落下によって所定の位置まで閉じることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  10. 請求項3ないし7のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーを自重で自然落下させたとき、前記押下片が前記投入部に当接しても、その衝撃で前記投入部が押下されない程度に、前記スイッチカバーの重量を軽くしたことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーの、前記切断部の真上に当たる領域の周囲に薄肉部を形成し、緊急停止用の押しボタン部としたことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  12. 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記切断部の真上に当たる前記スイッチカバーの領域の周囲に、抜き穴部と薄肉部を交互に形成し、緊急停止用の押しボタン部としたことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  13. 請求項11または12に記載の電源スイッチの安全装置において、前記スイッチカバーの裏側の前記押しボタン部に対応する部分に、突起部を、前記カバーが閉じられたときにも前記切断部に接触しない範囲で突出させたことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  14. 請求項13に記載の電源スイッチの安全装置において、前記突起部は円筒型であることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  15. 請求項13に記載の電源スイッチの安全装置において、前記突起部は十文字型であることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  16. 請求項11ないし15のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記押しボタン部の外形は、円形状であることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  17. 請求項11ないし15のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記押しボタン部の外形は、角部を円弧状にしたほぼ正方形状であることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  18. 請求項11ないし17のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記薄肉部の断面形状はスイッチカバーの板厚の2分の1以上の深さの半円形の溝であることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  19. 請求項11ないし17のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記薄肉部の断面形状はスイッチカバーの板厚の2分の1以上の深さのV字形の溝であることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  20. 請求項18または19に記載の電源スイッチの安全装置において、前記薄肉部はスイッチカバーの両面側から近接して2以上の溝が設けられたものであることを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  21. 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、前記切断部の真上に当たる前記スイッチカバーの領域に、別体で形成したボタンチップを前記スイッチカバーに裏側からはめ込み、上面から強い力で押したとき、前記ボタンチップが前記スイッチカバーから外れて前記切断部を押圧できる構成にしたことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  22. 請求項11ないし21のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置において、上記領域が緊急停止用押しボタン部であることを明確にした表示を施したことを特徴とする電源スイッチの安全装置。
  23. 請求項1ないし22のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  24. 請求項1ないし22のいずれか1つに記載の電源スイッチの安全装置を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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