JP2004086905A - データ検出回路及びデータ検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 データ検出方法は、クロック信号に応答して、Nビット入力データを受信し、受信された前記Nビット入力データで最初に第1値を有する第1ビットを検出し、前記Nビット入力データで検出されたビットの値だけを第2値に変更して生成されたNビット中間データを出力する段階と、反転された前記クロック信号に応答して、前記Nビット中間データを受信し、受信された前記Nビット中間データで最初に前記第1値を有する第2ビットを検出し、その結果を出力する段階とを具備する。
【選択図】 図1
Description
一方、リーディング1またはリーディング0回路は、入力される2進データをMSBからLSBに向って検査し、データ要素内で1または0の値を有するビットの位置を探し当てる回路である。
トレーリング1回路、およびリーディング1回路は、加算器、マルチプルレジスタ、アドレス検出回路、またはテストプロセッサに使われる。
すなわち、現在のコンピュータは短時間に多くのデータの処理を要求している。したがって、コンピュータの高速動作の傾向につれて、加算器、マルチプルレジスタ、アドレス検出回路、またはテストプロセッサに使われるトレーリング1回路又はリーディング1回路では、短時間に入力されるNビットの2進データから第1論理値を有するビット中の最下位ビットと前記第1論理値を有するビット中の2番目の下位ビットとを連続的に検出しなければならない。
前記課題を解決するために本発明は、クロック信号に応答して、Nビット入力データを受信し、受信された前記Nビット入力データの第1論理値を有するビット中から最下位の第1ビットを検出し、前記Nビット入力データで前記第1論理値を有する第1ビットだけを第2論理値に変更して生成されたNビット中間データを出力するための第1データ検出回路と、反転された前記クロック信号に応答して、前記Nビット中間データを受信し、受信された前記Nビット中間データの前記第1論理値を有するビット中から最下位の第2ビットを検出し、その検出結果を出力するための第2データ検出回路と、を具備することを特徴とする。
前記第2データ検出回路は、受信された前記Nビット中間データ中で、前記第1論理値を有するビットの数が少なくても2である場合、第2指示信号を出力することを特徴とする。
前記第1論理値が1で、前記第2論理値が0であるか、又は、前記第1論理値が0で、前記第2論理値が1であることを特徴とする。
前記第1論理値が1で、前記第2論理値は0であるか、又は、前記第1論理値が0で、前記第2論理値が1であることを特徴とする。
また、前記データ検出回路を具備する加算器、マルチプルレジスタ、アドレス検出回路、またはテストプロセッサの動作速度が向上するので、加算器、マルチプルレジスタ、アドレス検出回路、またはテストプロセッサなどを具備するマイクロプロセッサの動作速度も向上する効果がある。
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施例を説明することにより、本発明を詳細に説明する。各図面に付された同一参照符号は同一部材を示す。
図1は、本発明の実施例によるデータ検出回路のブロック図を示す。データ検出回路100は、第1データ検出回路110、第2データ検出回路120及びインバータ130を具備する。
しかし、説明の便宜上、16ビット入力データを例に挙げて説明する。また、本発明によるデータ検出回路100を変形し、トレーリング0回路としても使うことができる。
インバータ130は、第1データ検出回路110及び第2データ検出回路120が同時に活性化されることを防止する。すなわち、第1データ検出回路110の動作が完了した後、第2データ検出回路120が動作する。
ここで、エンコーディング値RADD1<3:0>は第1論理値を有する最下位ビットの位置を示す。ここで、入力データIN_H<15:0>が16ビットであるので、エンコーディング値RADD1<3:0>は4ビットである。したがって、エンコーディング値のビット数は入力データのビット数によって決定される。
第1データ出力回路230は、受信された16ビット入力データIN_H<15:0>で前記第1論理値を有するビットが2以上である場合、第1指示信号MF1を出力する。この場合、第1指示信号MF1は論理‘ハイ’と論理‘ロー’のうちの何れか1つの状態を有する。
第2エンコーダ310は、16ビット中間データ対OUT1<15:0>とOUTB1<15:0>とを受信し、受信された16ビット中間データOUT1<15:0>で前記第1論理値を有する最下位ビットの位置を検出し、検出されたビットに対応するエンコーディング値RADD2<3:0>を出力する。
第2データ検出回路230'は、受信された前記16ビット中間データOUT1<15:0>で前記第1論理値を有するビットが2以上である場合、第2指示信号MF2を出力する。
各PMOSトランジスタ401、420、430、440、450、460、470、480、490、500、569は、クロック信号CLKに応答して対応するノード700、710、720、730、740、750、760、...、770、780、790、800を電源電圧VDDレベルにプリチャージする。
各データIN_H<0>ないしIN_H<15>は対応するトランジスタ403、405、407、409、411、413、...、415、417、419のゲートに入力され、各トランジスタ403、405、407、409、411、413、...、415、417、419はノード700と接地電圧との間に接続される。
各データIN_H<0>ないしIN_H<15>に相補的な各データIN_L<0>ないしIN_L<15>は対応するNMOSトランジスタ423、425、429、435、443、453、...、465、479、493のゲートに入力される。各NMOSトランジスタ423、425、429、435、443、453、...、465、479、493は対応するノード710、720、730、740、750、760、...、770、780、790と接地電圧との間に接続される。
入力データIN_H<1>は各トランジスタ433、439、447、457、...、469、483、497のゲートに入力され、各トランジスタ433、439、447、457、...、469、483、497は対応するノード730、740、750、760、...、770、780、790と接地電圧との間に接続される。
入力データ(IN_H<3>)は各トラジスタ451、461、...、473、487、501のゲートに入力され、各トランジスタ451、461、...、473、487、501は対応するノード750、760、...、770、780、790と接地電圧との間に接続される。
入力データIN_H<13>は各トランジスタ493、507のゲートに入力され、各トランジスタ493、507は対応するノード780、790と接地電圧との間に接続される。入力データIN_H<14>はトランジスタ509のゲートに入力され、トランジスタ509はノード790と接地電圧との間に接続される。
各NMOSトランジスタ571〜587はノード800と接地電圧との間に接続される。PMOSトランジスタ569は電源電圧VDDとノード800との間に接続され、クロック信号CLKはPMOSトランジスタ569のゲートに入力される。
そして、NMOSトランジスタのゲートは電源電圧VDDに接続されるので、中間データOUT1<15:0>のLSBOUT1<0>は、常に0(接地電圧レベル)である。各中間データOUT1<1>ないしOUT1<15>は対応する否定論理和ゲート551ないし567の出力信号である。
そして、クロック信号CLKが第1状態から第2状態(例えば、論理‘ハイ')に遷移する場合、第1データ検出回路110はデータ検出動作を実行して第2データ検出回路120は対応するノードを電源電圧にプリチャージする。
しかし、各ノード740、750、760、...、770、780、790は対応する入力IN_H<2>ないしIN_H<14>に応答して0であるので、対応する否定論理和ゲート557〜567の各出力信号OUT1<3>ないしOUT1<15>は1である。
クロック信号CLKが第2状態から第1状態に遷移する場合、第1データ出力回路230から出力される中間データOUT1<15:0>は第2データ検出回路120の第2エンコーダ310及び第2データ出力回路230'に入力される。
第2データ出力回路230'は中間データ対OUT1<15:0>、OUTB1<15:0>を受信し、図4に示されたような動作を実行し、(1111111111110000)の値を有する出力データOUT2<15:0>を出力する。すなわち、IN_H<3>の値は“1”から“0”に変更される。
インバータ511の出力信号SELは16ビット入力データIN_H<15:0>中に1の値を有するビットが存在するか否かを確認するための信号である。したがって、16ビット入力データIN_H<15:0>に1の値を有するビットが少なくても1つ以上存在する場合、インバータ511の出力信号SELはハイとなる。
110 第1データ検出回路
120 第2データ検出回路
130 インバータ
CLK クロック信号
RADD1 エンコーディング値
CLKB 反転クロック信号
OUT1<15:0> 16ビット中間データ
OUT2<15:0> 16ビット出力データ
IN_H<15:0>、IN_L<15:0> 16ビット入力データ対
MF 第1指示信号
Claims (13)
- クロック信号に応答して、Nビット入力データを受信し、受信された前記Nビット入力データの第1論理値を有するビット中から最下位の第1ビットを検出し、前記Nビット入力データで検出された前記第1ビットの値だけを第2論理値に変更して生成されたNビット中間データを出力する段階と、
反転された前記クロック信号に応答して、前記Nビット中間データを受信し、受信された前記Nビット中間データの前記第1論理値を有するビット中から最下位の第2ビットを検出し、その結果を出力する段階と、
を具備することを特徴とするデータ検出方法。 - 前記第1論理値が1で、前記第2論理値が0であることを特徴とする請求項1に記載のデータ検出方法。
- 前記第1論理値が0で、前記第2論理値が1であることを特徴とする請求項1に記載のデータ検出方法。
- クロック信号に応答して、Nビット入力データを受信し、受信された前記Nビット入力データの第1論理値を有するビット中から最下位の第1ビットを検出し、前記Nビット入力データで前記第1論理値を有する第1ビットだけを第2論理値に変更して生成されたNビット中間データを出力するための第1データ検出回路と、
反転された前記クロック信号に応答して、前記Nビット中間データを受信し、受信された前記Nビット中間データの前記第1論理値を有するビット中から最下位の第2ビットを検出し、その検出結果を出力するための第2データ検出回路と、
を具備することを特徴とするデータ検出回路。 - 前記第1データ検出回路は、
前記Nビット入力データを受信し、受信された前記Nビット入力データの前記第1論理値を有するビット中から最下位の第1ビットを検出し、検出された前記第1ビットに対応するエンコーディング値を出力するための第1エンコーダと、
前記クロック信号に応答して、前記Nビット入力データを受信し、前記Nビット入力データ中の前記第1論理値を有する前記第1ビットだけを第2論理値に変更して生成された前記Nビット中間データを出力するための第1データ出力回路と、
を具備することを特徴とする請求項4に記載のデータ検出回路。 - 前記第2データ検出回路は、
前記Nビット中間データを受信し、受信された前記Nビット中間データの前記第1論理値を有するビット中から最下位の第2ビットを検出し、検出された前記第2ビットに対応するエンコーディング値を出力するための第2エンコーダと、
前記反転された前記クロック信号に応答して、前記Nビット中間データを受信し、前記Nビット中間データの前記第1論理値を有するビット中から最下位の第2ビットだけを第2論理値に変更して生成されたNビット出力データを出力するための第2データ出力回路と、
を具備することを特徴とする請求項4に記載のデータ検出回路。 - 前記第1データ検出回路は、
受信された前記Nビット入力データ中で、前記第1論理値を有するビットの数が少なくても2である場合、第1指示信号を出力することを特徴とする請求項4に記載のデータ検出回路。 - 前記第2データ検出回路は、
受信された前記Nビット中間データ中で、前記第1論理値を有するビットの数が少なくても2である場合、第2指示信号を出力することを特徴とする請求項4に記載のデータ検出回路。 - 前記第1論理値が1で、前記第2論理値が0であることを特徴とする請求項4に記載のデータ検出回路。
- 前記第1論理値が0で、前記第2論理値が1であることを特徴とする請求項4に記載のデータ検出回路。
- 入力データ中に、第1論理値を有するビット中から最下位ビットの第1ビットと前記第1論理値を有するビット中から2番目の下位ビットの第2ビットとを検出するためのデータ回路において、
前記入力データを受信し、前記入力データの第1論理値を有するビット中から最下位の第1ビットを検出し、その結果を出力するための第1データ検出回路と、
前記第1データ検出回路から出力される出力データを受信し、前記出力データの前記第1論理値を有するビット中から最下位ビットの第2ビットを検出し、その結果を出力するための第2回路と、を具備し、
前記第1データ検出回路から出力されるデータは、前記入力データで前記第1論理値を有するビット中で最下位ビットとして検出された第1ビットの値だけを第2論理値に変更して生成されたデータであることを特徴とするデータ検出回路。 - 前記第1論理値が1で、前記第2論理値が0であることを特徴とする請求項11に記載のデータ検出回路。
- 前記第1論理値が0で、前記第2論理値が1であることを特徴とする請求項11に記載のデータ検出回路。
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