JP2004085099A - 排出co2の回収システム - Google Patents
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Abstract
【構成】本発明の排出CO2の回収システムは、低温排熱30より冷熱を生成する排熱駆動ケミカルヒートポンプ31と、前記低温排ガス25に含まれる低濃度CO2を回収分離する温度圧力スイング吸着(PTSA)20と、回収CO226を冷媒として駆動するCO2超臨界冷凍サイクル11とより構成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、火力発電所や焼却施設、工場等の事業所より排出する排ガスの100〜200℃前後の低温排熱を使用して、ケミカルヒートポンプを介しての冷熱生成と、該冷熱及び排熱とにより複合プロセスを形成させた低濃度CO2の吸着分離プロセスと、
吸着分離されたCO2より液化CO2、ドライアイス或いは三重点以下の低圧CO2の温度と略同等の温度を持つ低温媒体による低温冷熱源を形成するCO2超臨界冷凍サイクルとよりなる排出CO2の回収システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
地球環境保護に対するフロン系冷媒の規制から自然冷媒に期待が掛けられ、特にその中でもオゾン層破壊係数が零で、地球温暖化係数が1の値を持つCO2の存在が注目されている。
則ち、地球温暖化に関しては、CO2の数千倍の温暖化係数を持つフロン系冷媒に対し、上記地球温暖化の観点から、温暖化係数の低い冷媒の開発が強く要望され、フロン系冷媒の代わりに自然界に多く存在するCO2を冷媒として活用することが期待されている。
一方CO2は、高密度エネルギの貯蔵・輸送冷熱の媒体として認められ、用途の多様化が図られ、その回収については、低濃度CO2の回収プロセスの高率化が要求され、その実現は、民生・運輸等の産業各部門へのさらなる適用を促すとともに、省エネルギシステムの構築にも寄与する点からも強く要望されている。
【0003】
則ち、火力発電所や焼却施設、工場等の事業所より排出する100〜200℃前後の従来より使い捨ての状況にあった低温排熱の有効利用を図るとともに、地球環境問題、特に地球温暖化防止の観点に立ち、CO2の大気排出量の削減、回収と、回収したCO2の冷凍サイクルにおける冷媒の効果的使用が強く要望されている。
【0004】
上記CO2の燃焼排ガスからの分離回収には、圧力スイング吸着式(PTS)が使用されている。上記PTSは加圧原料ガスをゼオライトのような吸着物質に通して不純物を吸着分離し、所要純度の目的ガスを得るもので、吸着した不純物ガスは、大気圧または真空圧にして解放除去している。
例えば、高炉熱風炉排ガスより高濃度のCO2の分離回収には合成ゼオライトを使用したPTS法による回収が使用されている。
なお、この場合は通常の燃焼排ガスよりも高濃度のCO2を原料とし、更に上記したように分離効率の高い合成ゼオライトを使用した真空脱離PTS法の採用により価格競争力のあるCO2の回収を可能にしているが、上記吸着分離に要する動力費は分離後の液化CO2を得るまでの動力費と同等のエネルギを必要とし、吸着分離に要する動力費の削減が要望されている。
なお、吸着剤として活性炭あるいは合成ゼオライトを使用するPTS分離の場合、原料ガス中の水分は吸着成分であり、CO2の吸着を阻害する。従って前処理として原料ガスの除湿が必要となり、排熱を利用した除湿プロセスも必要とされている。
【0005】
また、回収したCO2を冷媒として冷凍機に使用する場合、CO2の臨界点は低いため上記冷凍サイクルは臨界点を越えた超臨界域を含むサイクルを形成することになり、凝縮過程が高温の顕熱変化を求めるため、この温熱を効率よく取り出す冷熱を必要とするが、これらの冷熱も前記CO2とともに系内排ガスより取り出した排熱により駆動するケミカルヒートポンプにより得られるようにして、この冷熱の使用によりCO2超臨界冷凍サイクルとして充分に機能させ、高密度エネルギの媒体の生成と多用途熱供給システムの形成が求められている。
【0006】
上記した燃焼排ガスよりCO2を回収し、ガス状、液状または固体状ドライアイスとして回収する提案は従来より種々なされている。
特開2000−24454公報には「燃焼排ガスの処理方法及び装置」なる提案が開示されている。
前記提案の概略構成を図5を参照して下記に説明する。
本装置は、燃焼排ガス中の炭酸ガスをLNG冷熱を有効利用してドライアイスとして固化した後に分離・回収する燃焼排ガスの処理方法とその装置に関するものである。
【0007】
その構成は、ボイラ60より排出された燃焼排ガス61中の水分を冷却して水分を凝集する水分凝集手段62と、燃焼排ガス中の残存水分を−30℃以下の低温で冷却して氷63aを固化する氷固化装置63と、炭酸ガス固化装置64と、水分を完全に除去した燃焼排ガス61中の炭酸ガス(ドライアイス)65と低温の炭酸ガスを含まない排ガス66とを分離する固気分離器67と、分離されたドライアイス65を加圧して液化する炭酸ガス液化装置68と、液化炭酸ガスを69を貯蔵する液化炭酸貯槽70と、前記LNGを液化して冷熱を得る図示していない熱交換器とより構成している。
【0008】
上記提案は前記LNGの気化熱を冷熱として有効利用を図ったもので、燃焼排ガス中の水分を氷として固化・分離後に、さらに燃焼排ガス中の炭酸ガスをドライアイスとして固化または液化したものであるが、このような大きな気化熱を持つ燃料使用の場合は特定の場合に限定され、一般の都市ガスを使用する場合には適用不可の問題がある。
【0009】
一方、CO2液化装置については、原料のCO2を外部へ逃すことの少ない高収率のCO2液化装置に関する提案が特開平10−59706号公報に開示されている。該提案は図6に示すように、
CO2を貯留するガスホルダ81からの低圧ガスライン83は炭酸ガス中の不純物を除去する水洗筒82を介して二段圧縮機よりなる炭酸ガス圧縮機84の低圧側吸入口84aに接続されていて、圧縮機84の低圧側吐出口84bは中圧ガスライン86により脱臭装置85を介して前記圧縮機の高圧側吸入口84cに接続され、同吐出口84dは高圧ガスライン87により除湿装置88を介して冷却装置89の炭酸ガス入り口89aに接続されている。
【0010】
冷却装置89は高圧ガスライン87からのCO2を冷却することにより、凝縮液化せしめ、例えば不図示の冷凍機からの冷却装置89内の冷媒コイル89c内に送られる冷媒により炭酸ガスの凝縮液化をしている。
冷却装置89の液化CO2出口89bに一端が接続された高圧液ライン90の他端は液化CO2を貯留する真空断熱タンク91の下部には開閉弁92を備える液化CO2の供給ライン93の一端が接続されている。
前記真空断熱タンク91内の気相部位に一端が臨む戻りガスライン94の他端を前記圧縮機84の低圧側吐出口84bと脱臭装置85間の中圧ガスライン86に接続する。
上記構成により、圧縮機84で圧縮されたCO2は冷却装置89で凝縮、液化され液化CO2になり、真空断熱タンク91に送られ貯留される。
同タンク内に液化CO2が送り込まれることによりタンク内の気相圧力が所定値を越えると圧力調整器96からの信号により戻りガスラインを介してCO2は圧縮機の吸入側に還流され、無駄をなくしている。
【0011】
また、従来のCO2の液化を含むドライアイス製造工程では、図7に見るように、炭酸ガスの圧縮機100による圧縮前に行なう洗浄塔101による洗浄処理及び脱硫器102による脱硫処理、圧縮後に行なう精製塔103による精製処理、脱湿器104による脱湿処理が(前記提案においてもその一部が散見される)必要とし、これらの処理の後、高圧高温CO2を氷冷却器105、CO2冷却器106と、過冷却器107により過冷却状超臨界CO2を形成させ、該超臨界CO2の液に近い高密度の超臨界ガスをCO2液化タンク108に貯留後、減圧弁109を介してドライアイスプレス機110に導入し、該ドライアイスプレス機で約−78.5℃のドライアイスを生成するとともに、前記減圧の際発生した低温CO2を前記過冷却器107の熱交換器を経由後圧縮機100に還流させる構成にしてある。
上記従来のドライアイス生成システムにおいては、原料が粗ガスのため、前記したように圧縮前後に洗浄塔101、脱硫器102、精製塔103、脱湿器104の設備コストを必要とする上、原料のCO2粗ガス111に対して39.4%の低収率である。
そのため、上記設備コストを低コストに抑えるとともに、省エネルギ性の高い高収率のドライアイス製造方法とその装置の実現が要望されている。
【0012】
また、回収されたCO2を冷媒として使用したCO2冷凍サイクルによる、高密度エネルギ媒体を供給する多用途化システムについては、下記構成の蓄熱システムがある。
上記システムは、CO2を冷媒とする超臨界CO2サイクルと、該サイクルのガスクーラを形成する空冷冷凍機ユニットと、前記超臨界冷凍サイクルの前段膨張手段により圧力約9.2Kg/cm2、温度−40℃の低圧液化CO2を得る液化CO2生成部と、前記液化CO2を後段膨張手段により三重点圧力付近まで降下させる蒸発器とより構成し、該蒸発器に設けた熱交換器を介して間接接触により冷熱を供給して約−40℃のR22の低温冷媒液を得るとともに、前記蒸発器より蒸発ガスが還流する構成にしてある。
この場合は液化CO2の三重点以下の降温により固化の問題があるため、圧力降下は三重点付近に押さえ、ドライアイスは使用しないため、冷却温度も三重点温度の−56.6℃以上に押さえられ、負荷側の伝熱媒体の温度は−40℃以下には冷却され得ない状況にある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、
火力発電所や焼却施設、工場等の事業所より排出する100〜200℃前後の低温排熱を使用して、ケミカルヒートポンプを介しての冷熱生成と、該冷熱と前記排熱との複合化により高率化させた低濃度CO2の吸着分離プロセスと、
吸着分離されたCO2を冷媒として使用して液化CO2ドライアイスの生成と液化CO2やドライアイス等密度のエネルギ媒体の生成や三重点以下の低温冷熱を提供する等の多用途CO2冷凍サイクルを形成する、排出CO2の回収システムの提供を目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明の排出CO2の回収システムは、
火力発電所や焼却施設、工場等の事業所より排出する排ガスの100〜200℃前後の低温排熱と該排熱を使用して作動するケミカルヒートポンプより得られる冷熱とを使用してなる排出CO2の回収システムにおいて、前記排ガスとともに排出される低濃度のCO2の回収を変形圧力スイング吸着により行う第1の手段と、
回収したCO2を前記冷熱により作動する液化器を備えたCO2超臨界冷凍サイクルの冷媒に使用して、複数段の膨張手段の前段において液化CO2を形成し後段の膨張手段により三重点以下の低温冷熱を形成する冷熱生成手段(第2の手段)とにより構成したことを特徴とする。
【0015】
上記本発明は、火力発電所や焼却施設、工場等の事業所より排出する100〜200℃前後の低温排熱系における、排ガスとともに排出される低濃度CO2の回収において、前記低温排熱より吸着式ヒートポンプ等のケミカルヒートポンプを介して冷熱を生成させ、生成された冷熱及び前記排熱による吸着促進及び脱着促進手段を加味した吸着分離手段により前記低濃度CO2の回収を圧力スイング吸着(PTS)を変形した吸脱着により効率的に行なわせ、
回収した低濃度CO2を冷凍サイクルの冷媒として使用するとともに、前記ケミカルヒートポンプにより形成された冷熱を圧縮機の下流に設けた液化器(ガスクーラ)へ導入させ、前記冷凍サイクルにより形成されたCO2超臨界ガスの顕熱を吸収させて、その下流側に設けた複数段の断熱膨張手段により三重点手前までの圧力降下により液化CO2を得て、前記液化CO2の形成についで、その下流の膨張手段により三重点圧力以下の圧力降下によりドライアイスまたはそれの昇華熱による低温冷熱源を形成する低温冷熱を得て、本発明の目的である多用途冷熱の供給を可能とする排出CO2の回収システムを提案するものである。
【0016】
則ち上記発明により低温排熱系内で発生する低温排熱を使用して、該排熱とともに排出される排ガス中より低濃度CO2を前記排熱及び排熱により形成された冷熱の複合使用により効率的に回収し、回収したCO2を冷凍サイクルのオゾン層破壊、地球温暖化等を解決する冷媒として使用し、前記低温排熱により形成された冷熱によりCO2使用による高圧側の超臨界域の顕熱を吸収させ、複数段の膨張手段により液化CO2、ドライアイス又はサイクル形成可能の低温冷熱源を得る等の回収CO2の高率的多用途熱供給システムを形成してある。
【0017】
前記本発明の排出CO2の回収システムにおける、低温冷熱によりドライアイスが生成される構成が好ましい。
【0018】
または、前記低温冷熱形成は、三重点以下に降圧した液化CO2の不凍液への直接噴き込みによる、三重点以下の低圧CO2温度で作動する低温媒体の形成を冷凍サイクルに設けた構成が好ましく、従来不可能であった三重点以下の−56.6℃以下の低温冷熱に対しても、三重点以下の圧力降下に対応する−78.9℃までの低温冷熱を低温媒体より、サイクル形成のなかで得ることが出来、低温冷熱の供給にドライアイス以外の多様性を持たせることができる。
【0019】
また、前記低温冷熱形成は、三重点以下に降圧した低圧CO2の不凍液への直接噴き込みにより形成された低温媒体により生成するのが良い。
則ち、液化CO2は三重点以下の圧力降下により固化を開始してドライアイスの形成過程に移行するが、この三重点以下の低圧CO2を不凍液中に噴き込めば昇華熱の直接伝播により不凍液は冷却され圧力低下したCO2の温度と等温度の約−79℃までの低温媒体を形成させるとともに、気化した低温CO2は冷凍サイクルの低段圧縮機の吸入側へ還流させ、冷凍サイクルを形成する。
なお、上記直接接触により還流する気化したCO2の中に前記不凍液の蒸発ガスは混入するが、混入ガスはサイクルの後工程で凝縮させ除去する。
また、低温媒体を形成する不凍液の中にはCO2が混入されるが、混入により本来熱伝導率の低い当該不凍液の熱伝導率は改善され、効率的熱交換を可能にする利点を持つ。
【0020】
また、前記本発明の排出CO2の回収システムにおける、第1の手段である前記変形圧力スイング吸着手段は、前記排熱により形成された冷熱を利用した吸着促進手段と排熱を利用した脱着促進手段とよりなる温度スイング吸着(TSA)を、圧力スイング吸着(PTS)に付加する構が好ましい。
【0021】
則ち、吸着分離を高分子合成のゼオライトを使用した真空離脱型の圧力スイング吸着(PTS)に冷熱による吸着促進手段と、加熱(排熱利用)による脱着促進手段とよりなる温度スイング吸着(TSA)を加味した温度圧力PTSA方式により高率的な低濃度CO2の回収を可能にしたものである。
なお、前記吸着促進手段に使用する冷熱は、系内に排出された100〜200℃前後の低温排熱よりケミカルヒートポンプを介して生成されたものを使用する構成にしてある。
なお、前記圧力スイング吸着(PTS)は吸着剤への押し込み機と吸着剤より吸着した不純物を離脱させる真空ポンプと複数の吸着装置を設け、該吸着装置に内蔵させたゼオライト等の吸着物質により前記押し込み機により加圧された加圧原料ガスより不純物を吸着分離させ、吸着分離した不純物は真空ポンプにより真空離脱させるようにしたものである。
【0022】
前記本発明の排出CO2の回収システムにおける、
前記第2の手段によるCO2超臨界冷凍サイクルは、2段圧縮2段膨張冷凍サイクルにより構成し、第1段目断熱膨張手段により三重点手前までの圧力降下により液化CO2を形成し、第2段目断熱膨張手段により三重点以下の圧力降下によりドライアイス又は低温冷熱源を形成することが好ましい。
【0023】
則ち本発明における冷凍サイクルは、2段圧縮2段膨張冷凍サイクルにより構成し、高圧側冷媒の全量を前段の膨張手段により中間圧力である三重点の手前の圧力まで減圧し、ついで、中間冷却器底部の中間圧力液を後段の膨張手段により減圧して蒸発器へ流入させるようにしたもので、
前記前段の膨張段階で液化CO2を形成させ、後段の膨張段階で三重点圧力以下に降圧させドライアイス又は低温冷熱源をドライアイスプレス機、または前記蒸発器に形成させたものである。
【0024】
則ち、後段の膨張手段の下流に設けた蒸発器内に不凍液を充填して置き、該不凍液内に前記膨張手段を介しての三重点以下の圧力への降圧により形成された固化過程にある低温低圧CO2を投入し直接接触により低温媒体を形成する。
そのため、蒸発器内の低温媒体は噴き込まれた三重点圧力以下に降圧したCO2により、その昇華熱により冷却され約−79℃までの低温の冷熱源を形成する。
なお、噴き込まれたCO2は気化して低段圧縮機へ還流しサイクルを形成する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載される構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の排出CO2の回収システムの概略構成を示すブロック図で、図2は図1の温度圧力スイング吸着(PTSA)の概略構成を示す図で、図3は図1のドライアイス製造過程を示すブロック図で、図4は図1のCO2超臨界冷凍サイクルのモリエル線図である。
【0026】
図1に示すように、本発明の排出CO2の回収システムは、
火力発電所や焼却施設、工場等の事業所より排出される低温排ガスを対象とし、該排熱に含まれる低濃度CO2を回収し、回収した回収CO2を冷媒として駆動するCO2超臨界冷凍サイクルを介して、液化CO2やドライアイス又は低温冷熱を供給する多用途冷熱システムを形成したもので、
その概略構成は、前記低温排熱30より冷熱を生成する排熱駆動ケミカルヒートポンプ31と、前記低温排ガスに含まれる低濃度CO2回収分離を行う吸着分離手段である温度圧力スイング吸着(PTSA)20と、回収CO226を冷媒として駆動するCO2超臨界冷凍サイクル11とより構成する。
【0027】
則ち、低温排ガス排出系で排出された100〜200℃前後の温度よりなる低温排熱30は該低温排熱で駆動可能の吸着式ヒートポンプよりなるケミカルヒートポンプ31に供給され、約−5〜5℃の冷熱31aを形成する。
上記して形成された冷熱31aは、図に示すように温度圧力スイング吸着(PTSA)20に前記低温排熱30とともに供給する一方、CO2超臨界冷凍サイクル11のCO2超臨界領域の顕熱冷却用に供給する構成にしてある。
【0028】
前記温度圧力スイング吸着(PTSA)20は、前記低温排ガス25に含まれる低濃度CO2を吸着分離により回収する装置で、図2に示すように吸着21aと脱着21bとスイングして、内蔵するゼオライト等の吸着剤に排ガス中の不純物を吸着し又は吸着した不純物を脱着するする吸脱着機構21と、
前記吸脱着機構21の吸着21aにおいて吸着剤に低濃度CO2を含む排ガス25aを供給してブロア22aにより加圧して送り込む原料ガス供給部22と、
前記吸脱着機構21の吸着21aにおいて冷熱31aを供給して吸着促進をする吸着促進部23aと、
前記吸脱着機構21の脱着21bにおいて低温排熱30を供給加熱して脱着促進をする脱着促進部23bと、
前記吸脱着機構21の脱着21bにおいて前記排熱により加熱され脱着促進された吸着剤より真空離脱部24aを介して不純物を真空離脱させるとともに分離回収したCO2を送出する回収CO226の送出部24とより構成する。
【0029】
上記構成により、従来のブロアによる圧入と真空による離脱を交互に行うようにした、圧力スイング吸着(PTS)の吸着時には前記圧入に吸着促進部23aを介して冷熱31aにより吸着を促進効率化し、
脱着時には前記真空による離脱に加え、前記脱着促進部23bを介して低温排熱30により脱着を促進効率化させ、
従来の圧力スイング吸着(PTS)に冷熱と排熱による温度スイング吸着(TSA)を加味したもので、高い効率のもとに低濃度CO2の分離を行い排ガス25aより回収CO226を得ている。
【0030】
前記CO2超臨界冷凍サイクル11は、図1に示すように、2段圧縮2段膨張冷凍サイクルによりなり、低段圧縮機12a、後段圧縮機12b、ガスクーラ13a、高段二相流膨張機14a、中間冷却器15、低段二相流膨張機14b、蒸発器16とより構成する。
【0031】
そして、図4に示すモリエル線図に見るように、
前記低段圧縮機12aで導入された回収CO2(1)、及び蒸発器16からの還流ガス(10)は等エントロピ線に添い三重点圧力以上の中間圧力に断熱圧縮される。中間冷却器15で(2)より飽和状態(3)まで冷却された後、高段圧縮機12bで断熱圧縮を続け、超臨界圧7.38MPa以上に圧縮され超臨界状態(4)になり高温高圧圧縮冷媒を形成する。ついで、ガスクーラ13aで冷熱31aにより顕熱冷却され超臨界状態(5)を形成する。
上記形成された超臨界CO2は高段二相流膨張機14aよりなる断熱膨張手段により中間圧力である三重点の手前の圧力(6)まで減圧して中間冷却器15に投入され液化CO218を形成する。ついで、(7)を経て中間冷却器15より低段二相流圧縮機14bよりなる断熱膨張手段により三重点以下の圧力(8)まで降圧させ、ドライアイス19または低温冷熱源17を形成させる。
【0032】
上記低温冷熱源17の形成は、低段二相流膨張機14bの下流に設けた蒸発器16内に不凍液16aを充填して置き、該不凍液内に前記膨張手段を介しての三重点以下の圧力への降圧により形成された固化過程にある低温低圧CO2を噴き込み昇華熱の直接接触により冷却され前記低温低圧CO2の温度と同等の低温媒体を形成する。
そのため、蒸発器16内の不凍液16aは噴き込まれた三重点圧力以下に降圧したCO2により、その昇華熱によって直接接触により冷却され、約−79℃までの低温媒体を効率的に形成する。形成された低温媒体を冷熱源17へ還流させ−79℃近く迄の冷熱を供給できる。
なお、噴き込まれ低圧CO2は気化して低段圧縮機12aへ還流しサイクルを形成する。
【0033】
なお、上記直接接触により還流する気化したCO2の中には、前記不凍液の蒸発ガスが混入するが、混入ガスはサイクルの後工程で凝縮させ除去する。
また、低温媒体を形成する不凍液の中にはCO2が混入されるが、混入により本来熱伝導率の低い当該不凍液の熱伝導率は改善され、効率的熱交換を可能にする利点を持つ。
【0034】
また、前記ドライアイス19の生成は、図3に示すように、前記CO2超臨界冷凍サイクル11の低段二相流膨張機14bの下流に前記蒸発器16に代わるドライアイスプレス機35を設け、該プレス機35で固化されドライアイス19を生成する。前記プレスの際発生する低温CO2ガスは低段圧縮機12aへ還流する。
【0035】
なお、前記二相流膨張機14a、14bは、膨張タービンで形成され膨張の際はCO2を断熱膨張させる。なお、直結した発電機G(図4参照)を作動させ動力回収ができるようにしてある。
【0036】
また、前記液化CO218は低温冷熱源17をサイクル形成のなかで生成して略−79℃に近い冷熱を供給でき、またはドライアイスの生成により、冷熱の貯蔵等の冷熱利用の多様化を図ることができる。
【0037】
【発明の効果】
上記構成により、本発明は下記効果を奏する。
低温排熱を利用して、冷熱への変換と、変換した冷熱と前記排熱との複合利用により低濃度CO2の効率的回収を行なわせ、前記回収したCO2を超臨界冷凍サイクルの冷媒として使用し、オゾン層保護、地球温暖化防止に貢献するとともに、液化CO2やドライアイス等の高密度エネルギの製造プロセス、及び−70℃付近の低温冷熱源の提供を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排出CO2の回収システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の温度圧力スイング吸着(PTSA)の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のドライアイス製造装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】図1のCO2液化サイクルのモリエル線図である。
【図5】従来の燃焼ガスの処理方法の一実施例を示すブロック図である。
【図6】従来のCO2液化装置の概略構成を示す図である。
【図7】従来のCO2粗ガス使用の場合のドライアイス製造装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 CO2超臨界冷凍サイクル
12a 低段圧縮機
12b 高段圧縮機
13a ガスクーラ
14a 高段二相流膨張機
14b 低段二相流膨張機
15 中間冷却器
16 蒸発器
16a 不凍液
17 低温冷熱源
18 液化CO2
19 ドライアイス
20 温度圧力スイング吸着(PTSA)
21 吸脱着機構
21a 吸着
21b 脱着
22 原料ガス供給部
22a ブロア
23a 吸着促進部
23b 脱着促進部
24 送出部
24a 真空離脱部
25 低温排ガス
26 回収CO2
30 低温排熱
31 排熱駆動ケミカルヒートポンプ
31a 冷熱
35 ドライアイスプレス機
Claims (5)
- 火力発電所や焼却施設、工場等の事業所より排出する排ガスの100〜200℃前後の低温排熱と該排熱を使用して作動するケミカルヒートポンプより得られる冷熱とを使用してなる排出CO2の回収システムにおいて 、
前記排ガスとともに排出される低濃度のCO2の回収を変形圧力スイング吸着により行う第1の手段と、
回収したCO2を前記冷熱により作動する液化器を備えたCO2超臨界冷凍サイクルの冷媒に使用して、複数段の膨張手段の前段において液化CO2を形成し後段の膨張手段により三重点以下の低温冷熱を形成する冷熱生成手段(第2の手段)とにより構成したことを特徴とする排出CO2の回収システム。 - 前記低温冷熱によりドライアイスが生成される構成としたことを特徴とする請求項1記載の排出CO2の回収システム。
- 前記低温冷熱形成は、三重点以下に降圧した低圧CO2を不凍液へ直接噴き込み、形成された低温媒体により生成したことを特徴とする請求項1記載の排出CO2の回収システム。
- 前記第1の手段は、前記排熱により形成された冷熱を利用した吸着促進手段と排熱を利用した脱着促進手段とよりなる温度スイング吸着(TSA)を、圧力スイング吸着(PTS)に付加する構成としたことを特徴とする請求項1記載の排出CO2の回収システム。
- 前記第2の手段によるCO2超臨界冷凍サイクルは、2段圧縮2段膨張冷凍サイクルにより構成し、第1段目断熱膨張手段により三重点手前までの圧力降下により液化CO2を形成し、第2段目断熱膨張手段により三重点以下の圧力降下によりドライアイス又は低温冷熱源を形成することを特徴とする請求項1記載の排出CO2の回収システム。
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