JP2004084276A - 金属屋根の葺設構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱材を容易に固定して葺設作業中のずれ動きや、風による飛散を防いで、作業効率を高めることのできる金属屋根の葺設構造を提供する。
【解決手段】屋根勾配の流れ方向に所定間隔を隔てて、かつ流れ方向に直交する水平方向に連続する状態で屋根下地4上にタイトフレーム2を固定する。上下のタイトフレーム2の間には、発泡性樹脂からなる断熱パネル3を載置する。この断熱パネル3は、水上側及び水下側の双方に連結突起32,33を備える。また、断熱パネル3は、水上側の連結突起32を除く断熱パネルの流れ方向の長さが、上下のタイトフレーム2間の内法以下となるように形成されている。そして、タイトフレーム2上には、断面瓦形状の屋根材1が固定される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋根下地上のタイトフレームに屋根材が葺設されてなる金属屋根の葺設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、屋根は外気温、太陽輻射熱、風雨等の外的要因の影響を受けるため、屋根材と屋根下地との間に断熱材を充填するなどして室内環境への影響を軽減させる必要がある。特に、金属屋根は、屋根材表面が高温になりやすいため、断熱材等を用いて断熱処理を施すことが重要である。
【0003】
このような金属屋根が葺設される建築物は、住宅、工場、体育館など規模や用途も様々であるため、屋根材の形状も多種多様である。そのため、近年では、このように多様な屋根材に対応して、屋根材と屋根下地との間に配される断熱材も形状が多様化する傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、断熱材は、一般に合成樹脂発泡材等の非常に軽い材料で形成されているため、屋根下地上に載置するだけでは、葺設作業中にずれ動くことがあり、また、風が吹くと容易に飛散してしまう。このような場合には、ずれた断熱材を元の位置に戻したり、風で飛散した断熱材を拾い集めたりしなければならず、作業効率が著しく低下していた。
【0005】
そこで、断熱材を屋根下地面に固定することが求められるが、特に前記のように断熱材の形状が多様化すると、タイトフレームその他の支持部材と首尾よく納めるために、施工現場で断熱材の形状を加工したり、面倒な手間をかけたりして断熱材を固定しなければならないという事情があった。
【0006】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、断熱材を容易に固定して葺設作業中のずれ動きや、風による飛散を防いで、作業効率を高めることのできる金属屋根の葺設構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係る金属屋根の葺設構造は、複数個の山部を有するタイトフレームが、屋根勾配の流れ方向に所定間隔を隔て、かつ前記流れ方向に直交する水平方向に連続する状態で屋根下地上に固定され、上下のタイトフレーム間に発泡性樹脂からなる断熱パネルが載置されて、タイトフレーム上に屋根材が葺設された金属屋根の葺設構造であって、前記断熱パネルは、水上側又は水下側の少なくともいずれか一方の縁部に形成された複数個の連結突起をタイトフレームの山部にそれぞれ係止することによって屋根下地上に保持されたことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、屋根下地上に載置された断熱パネルは、水上側又は水下側の少なくともいずれか一方の連結突起をタイトフレームの山部に係止して屋根下地上に保持されているので、葺設作業中における断熱材のずれ動きや、風による飛散を防ぐことができる。
【0009】
また、本発明に係る金属屋根の葺設構造は、断熱パネルが水上側及び水下側の双方に連結突起を備え、水上側の連結突起を除く断熱パネルの流れ方向の長さが、上下のタイトフレーム間の内法以下となるように形成されたことを特徴とする。
【0010】
すなわち、この金属屋根の葺設構造は、水平方向に連続して固定された上下のタイトフレームの間に、断熱パネルを一列に載置するものである。この場合、上下のタイトフレームの山部に断熱パネルの連結突起を係止させるには、まず、水上側の連結突起を先に水上側のタイトフレームに対して係止させ、次に水下側の連結突起を水下側のタイトフレームに対して係止させつつ、流れ方向に少しずり下げる。これにより、断熱パネルの水上側及び水下側の各連結突起は、上下のタイトフレームに固定されて、風による飛散等が防止される。
【0011】
さらに、本発明に係る金属屋根の葺設構造では、断熱パネルは水上側及び水下側の双方に連結突起を備え、複数枚の断熱パネルが、前記水上側の連結突起と水下側の連結突起とを互いに嵌装することにより流れ方向に連結されるとともに、流れ方向におけるタイトフレームの固定間隔は、前記連結された複数枚の断熱パネル材の上端の連結突起及び下端の連結突起がそれぞれ上下の各タイトフレームの山部に係止しうる間隔となるように設定されたことを特徴とする。
【0012】
すなわち、この金属屋根の葺設構造は、水平方向に連続して固定された上下のタイトフレームの間に、断熱パネルを複数列載置するものである。この場合、各断熱パネルの水下側の連結突起と水上側の連結突起とを互いに嵌装することによって、複数枚の断熱パネル同士を流れ方向に連結する。さらに、連結された複数枚の断熱パネルの、上端の連結突起と下端の連結突起とをそれぞれ上下のタイトフレームの山部に係止して屋根下地上に保持する。これにより、断熱材が屋根下地上に固定されて、風による飛散等を防ぐものとなる。
【0013】
前記金属屋根の葺設構造における連結突起の具体的な構成として、水上側の連結突起は、断熱パネル本体部分と同一の底面を有する断面略台形状の凸部を有し、水下側の連結突起は、前記凸部に上方から被さる断面逆凹字状の凹部を有するように形成されることが好ましい。
【0014】
これによれば、流れ方向に複数枚載置された断熱パネル同士は、水下側の断熱パネルの水上側の連結突起に、水上側の断熱パネルの水下側の連結突起を被せる作業だけで、それぞれ連結することができるので、施工工数が少なくてすみ、断熱パネルを載置する作業が容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る金属屋根の葺設構造の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0016】
図1から図3は本発明の第1の実施の形態を示し、図1は金属屋根の葺設構造を示す斜視図、図2は断熱パネル及びタイトフレームを水下側から見た斜視図、図3は図2の反対側から見た斜視図である。
【0017】
本実施の形態では、図示されるように、帯状の金属製板材を折曲加工して形成したタイトフレーム2が、屋根勾配の流れ方向に所定間隔を隔て、かつ前記流れ方向に直交する水平方向に連続する状態で、屋根下地4上にビス5で固定されている。
【0018】
タイトフレーム2には、断面台形状の山部21が所定間隔で形成されている。
屋根材1は、このタイトフレーム2上に載置されてビス等により固定される。例示の屋根材1は、断面瓦形状に波付けされて塗装鋼板により形成されている。また、屋根下地4上に固定された上下のタイトフレーム2間には、断熱パネル3が載置される。
【0019】
断熱パネル3は、発泡性樹脂からなる成形材である。この断熱パネル3は、屋根材1の断面形状に対応して、本体31の天面側が断面瓦形状に形成され、山部31aがタイトフレーム2の山部21の間隔に対応して設けられている。また、本体31の底面側は、屋根下地4面に沿う平滑面で構成されている。この本体31の両側縁部は、断熱パネル3が水平方向に複数枚載置されたとき、天面側において瓦形状の断面が連続するように形成されている。
【0020】
断熱パネル3には、本体31の水上側及び水下側双方の縁部に複数個の連結突起32,33が形成されている。連結突起32,33は、本体31の山部31aの位置にそれぞれ形成されている。
【0021】
さらに、断熱パネル3は、水上側の連結突起32を除く断熱パネル3の流れ方向の長さAが、上下のタイトフレーム2間の内法以下となるように形成されている(図2参照)。
【0022】
このような断熱パネル3は、以下の手順によって上下のタイトフレーム2の間に載置される。図1に示すように、タイトフレーム2の固定間隔は、およそ断熱パネル3の1枚分の長さに設定して、タイトフレーム2を屋根下地4上に固定する。このタイトフレーム2の間に、断熱パネル3を連続して一列に載置する。
【0023】
このとき、各断熱パネル3を、その水上側に位置するタイトフレーム2の山部21と、水上側の連結突起32とが互いに係止するように載置する。まず、水上側の連結突起32を、タイトフレーム2に対し斜め下方から差し込む。水上側の連結突起32がタイトフレーム2の山部21に嵌挿され、本体31の縁部が山部21に当接すると、断熱パネル3を屋根下地4に沿うように下ろして、水下側の連結突起33を水下側に位置するタイトフレーム2の山部21に差し込む。そして、断熱パネル3の本体31を流れ方向に僅かにずり下げることによって、水下側の連結突起33がタイトフレーム2の山部21に係止する。
【0024】
水上側の連結突起32を水下側の連結突起33よりも少し長く形成しておくことにより、断熱パネル3は連結突起32,33の双方がそれぞれ上下のタイトフレーム2の山部21に係止されて、屋根下地4上に保持される。このように、上下両側でタイトフレーム2に係止された断熱パネル3は、屋根下地4上での保持状態が安定するので、葺設作業中の風によって飛散することを防止する。
【0025】
この手順を繰り返して、屋根下地4上の軒側から棟側に向かって順に断熱パネル3を載置する。断熱パネル3を屋根下地4上に載置したのち、屋根材1をタイトフレーム2上に固定していく。このとき、屋根材1は、その断面形状が断熱パネル3の天面側の瓦形状に合致して位置決めされる。したがって、かかる屋根材1を容易に葺設していくことができる。
【0026】
前記のように第1の実施の形態においては、上下のタイトフレーム2の固定間隔は、断熱パネル3の1枚分の長さに設定された。しかしながら、風荷重や積雪荷重等の荷重条件によっては、タイトフレーム2の固定間隔をさらに拡げることが可能である。この場合、第1の実施の形態において使用された部材と同一のものを使用して金属屋根を葺設すると、別途新たな断熱パネル等が必要なく経済性が高められる。そこで、以下の第2の実施の形態においては、前記と同様の断熱パネル3を使用するとともに、タイトフレーム2の固定間隔をさらに拡げた金属屋根の葺設構造について説明する。
【0027】
図4は、第2の実施の形態の金属屋根の葺設構造を示す斜視図である。屋根勾配の流れ方向に固定されたタイトフレーム2は、第1の実施の形態でのタイトフレーム2と同一であり、断面台形状の山部21が所定間隔で形成されている。図示されるように、タイトフレーム2の固定間隔は、前記第1の実施の形態での固定間隔のおよそ2倍の長さに設定されている。そして、タイトフレーム2は、水平方向に連続する状態で屋根下地4上にビス等で固定されている。
【0028】
上下のタイトフレーム2の間には、断熱パネル3が流れ方向に2枚ずつ載置される。ここで、この流れ方向におけるタイトフレーム2の固定間隔は、断熱パネル3が2枚連結された状態で、上端の連結突起32及び下端の連結突起33がそれぞれ上下の各タイトフレーム2の山部21に係止しうる間隔となっている。すなわち、断熱パネル3同士が連結されたときの連結突起32,33の連結部分の長さはタイトフレーム2の幅に相当している。
【0029】
このように、上下の断熱パネル3を連結可能にするのが連結突起32,33にそれぞれ形成された凸部321と凹部331である。
【0030】
断熱パネル3に形成された水上側の連結突起32は、本体31と同一の底面を有する凸部321を備えている。凸部321は、断面略台形状の連結突起32の先端側に突設されている。
【0031】
一方、水下側の連結突起33には、凸部321に上方から被さる断面逆凹字状の凹部331が設けられている。この凹部331の内周面は、前記凸部321の外形に合致するよう形成されている。これにより、断熱パネル3の水上側の連結突起32と水下側の連結突起33とが互いに嵌装しうる形状となる。
【0032】
さらに、これらの断熱パネル3は連結された状態で、上端の連結突起32及び下端の連結突起33のそれぞれが、タイトフレーム2の山部21に係止することによって屋根下地4上に保持されている。
【0033】
本実施の形態においては、このような断熱パネル3を以下の手順で上下のタイトフレーム2の間に載置していく。
【0034】
まず、水下側断熱パネル3の水下側の連結突起33を、水下側に位置するタイトフレーム2の山部21に対し斜め上方から差し込んで係止させる。
【0035】
次いで、水上側断熱パネル3の水上側の連結突起32を、水上側に位置するタイトフレーム2の山部21に対し斜め下方から差し込んで係止させる。
【0036】
そして、水下側断熱パネル3と水上側断熱パネル3の中間部分に位置する連結突起32,33を互いに嵌装させる。このとき、水下側断熱パネル3の水上側の連結突起32に、水上側断熱パネル3の水下側の連結突起33を被せるようにして嵌装する。
【0037】
これら連結突起32と連結突起33とを嵌装させたまま、水上側及び水下側の断熱パネル3を同時に屋根下地4に沿うように下ろすと、水下側断熱パネル3及び水上側断熱パネル3が屋根下地4に密着し、断熱パネル3の上端の連結突起32と下端の連結突起33とがそれぞれ上下のタイトフレーム2の山部21に係止されて、屋根下地4上に保持される。こうして、屋根下地4上に保持された各断熱パネル3は、葺設作業中にずれ動いたり、風によって飛散することを防止する。
【0038】
このような手順を繰り返して、屋根下地4上に断熱パネル3を載置したのち、屋根材1をタイトフレーム2上に固定して葺設する。このとき、屋根材1はその断面形状が、断熱パネル3の天面側の瓦形状に合致して位置決めされ、葺設作業は容易なものとなる。そして、屋根材1と屋根下地4との間が断熱パネル3によって充填されて、屋根材1が葺かれた屋根は断熱性能が得られる。
【0039】
なお、タイトフレーム2の固定間隔をさらに拡げた場合にも、前記と同様に断熱パネル3の連結突起32,33を互いに嵌装して連結し、タイトフレーム2の間に載置される断熱パネル3の流れ方向の枚数を増やすことも可能である。
【0040】
以上のように本発明に係る金属屋根の葺設構造は、タイトフレーム2の間に断熱パネル3を1列に載置する場合にも、また断熱パネル3を複数列で載置する場合にも、葺設作業中の風による飛散等が防止されて好適に実施することができる。また、いずれの場合にも、断熱パネル3は同一のものを使用することができ、別途新たな断熱パネルを用意する必要がないので、経済性も高められる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る金属屋根の葺設構造は、断熱パネルの水上側又は水下側の少なくともいずれか一方の縁部に複数個の連結突起が形成されて、これらの連結突起をタイトフレームの山部に係止することによって断熱パネルが屋根下地上に保持される。この場合、連結突起は断熱パネルと一体に設けられているので、部品点数を増加することなく断熱パネルを屋根下地に保持させて、葺設作業中の風による飛散を防ぐことができる。
【0042】
また、断熱パネルの水上側又は水下側の双方の縁部に複数個の連結突起が形成された場合には、より安定的に断熱パネルをタイトフレームに固定することができる。
【0043】
さらに、このような断熱パネルの水上側の連結突起と水下側の連結突起とを、互いに嵌装しうる形状に形成した場合には、流れ方向に載置された複数枚の断熱パネル同士を連結することが可能となる。したがって、タイトフレームの固定間隔を拡げた場合にも、同一の断熱パネルを使用して金属屋根を葺設することができ、経済性が高められる。この場合、流れ方向におけるタイトフレームの固定間隔は、前記連結された複数枚の断熱パネルの上端の連結突起及び下端の連結突起がそれぞれ上下の各タイトフレームの山部に係止しうる間隔となるように設定されて、連結された断熱パネルは、上下の各タイトフレームによって屋根下地上に保持されて、ずれ動きや風による飛散が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金属屋根の葺設構造の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る金属屋根の葺設構造における断熱パネル及びタイトフレームを水下側から見た斜視図である。
【図3】図2の断熱パネル及びタイトフレームを水上側から見た斜視図である。
【図4】本発明に係る金属屋根の葺設構造の第2実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1    屋根材
2    タイトフレーム
21   山部
3    断熱パネル
31   本体
31a  山部
32   連結突起(水上側)
321  凸部
33   連結突起(水下側)
331  凹部
4    屋根下地
5    ビス

Claims (4)

  1. 複数個の山部を有するタイトフレームが、屋根勾配の流れ方向に所定間隔を隔て、かつ前記流れ方向に直交する水平方向に連続する状態で屋根下地上に固定され、上下のタイトフレーム間に発泡性樹脂からなる断熱パネルが載置されて、タイトフレーム上に屋根材が葺設された金属屋根の葺設構造であって、
    前記断熱パネルは、水上側又は水下側の少なくともいずれか一方の縁部に形成された複数個の連結突起をタイトフレームの山部にそれぞれ係止することによって屋根下地上に保持されたことを特徴とする金属屋根の葺設構造。
  2. 断熱パネルは水上側及び水下側の双方に連結突起を備え、水上側の連結突起を除く断熱パネルの流れ方向の長さが、上下のタイトフレーム間の内法以下となるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の金属屋根の葺設構造。
  3. 断熱パネルは水上側及び水下側の双方に連結突起を備え、複数枚の断熱パネルが、前記水上側の連結突起と水下側の連結突起とを互いに嵌装することにより流れ方向に連結されるとともに、
    流れ方向におけるタイトフレームの固定間隔は、前記連結された複数枚の断熱パネル材の上端の連結突起及び下端の連結突起がそれぞれ上下の各タイトフレームの山部に係止しうる間隔となるように設定されたことを特徴とする請求項1に記載の金属屋根の葺設構造。
  4. 水上側の連結突起は、断熱パネル本体部分と同一の底面を有する断面略台形状の凸部を有し、
    水下側の連結突起は、前記凸部に上方から被さる断面逆凹字状の凹部を有するように形成されたことを特徴とする請求項3に記載の金属屋根の葺設構造。
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