JP2004082852A - バックドアトリムの取付構造 - Google Patents

バックドアトリムの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車内の見栄えを損なわずにバックドアトリムをストップランプに取り付けることができるバックドアトリムの取付構造を提供する。
【解決手段】ストップランプ7の突起部78とケース72との間には、前方に向けて嵌合溝7bが設けられている。一方、バックドアトリム8のカバー部81の車外O側には左右側に上側リブ84と下側リブ85が後方に向けて延設されており、中間には中間リブがカバー部81に沿って設けられている。そして、左右の上側リブ84と、左右の下側リブ85及び中間リブの下側リブとは、ストップランプ7を前方から上下で挟持するように位置が設定されて形成されており、下側リブ85の後端部85bおよび中間リブの下側リブの後端部は、左右の上下リブ84、85及び中間リブの下側リブがストップランプ7を挟持するのに伴いストップランプ7の嵌合溝7bに前方から嵌合するように形成されている。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のバックドアに設けられたストップランプを覆うバックドアトリムの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のバックドアには、例えば図8に示すように、バックドア101の上部に設けられたウインドガラスGの車内I側にストップランプ102が設けられている。
【0003】
このストップランプ102は、一方側に開口部103が形成されたケース104と、先端側をケース104の開口部103に向けてケース104の内部に取り付けられた電球105と、ケース104の開口部103を塞いでケース104に取り付けられたレンズ106とを備えている。
【0004】
ケース104には、上側に左右方向に延在するとともに前方へ逆L字状に屈曲した屈曲部107が設けられており、ストップランプ102は、レンズ106をウインドガラスGに対向した状態でこの屈曲部107をバックドア101のインナパネル108の上部にネジ109止めして取り付けられている。
【0005】
また、電球105はハーネスを介して車両に設けられた図外の制御装置に接続されており、この制御装置でブレーキ操作時に点灯するように制御されている。したがって、ストップランプ102は、ブレーキ操作時に電球105の点灯をレンズ106とウインドガラスGとを介して後方へ表示させるによって、後方の車両にブレーキ操作を容易に視認させている。
【0006】
また、バックドア101には、ストップランプ102を外部から保護するためにストップランプ102を車内I側から覆うバックドアトリム110が取り付けられている。
【0007】
このバックドアトリム110の取付構造は、バックドアのトリムの車外O側に設けられてインナパネル108の上部に前方へ向けて設けられた嵌合穴(図示せず)に嵌合するドアトリムクリップ(図示せず)と、ストップランプ102のケース104の下側でレンズ106の近傍に設けられた筒状のボス部111と、バックドアトリム110でストップランプ102のボス部111に対応する位置に設けられた凹部112とを備えており、この凹部112にはボス部111の内部113と連通した連通穴114が設けられている。
【0008】
そして、バックドアトリム110をバックドア101に取り付けるには、インナパネル108に取り付けられたストップランプ102を覆いながらドアトリムクリップをインナパネル108の嵌合穴に嵌合させて前方からインナパネル108の上側に取り付けるとともに、ネジ115やクリップ等を凹部112の連通穴114からストップランプ102のボス部111の内部113に挿入して締結させてストップランプ102の下側に取り付けている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなバックドアトリム110の取付構造においては、バックドアトリム110をストップランプ102に車内Iからネジ115やクリップ等で取り付けるため、これらの部材が車内Iに露出してしまう。
【0010】
また、バックドアトリム110はストップランプ102にネジ115やクリップ等で下方から取り付けられることからバックドアトリム110の取付方向が上方向となり、両部材102、110の取付部分の長さを確保するためにストップランプ102のボス部111を車内Iに突出させなければならない。
【0011】
したがって、このようなバックドアトリム110の取付構造においては、バックドアトリム110をストップランプ102に取り付けると、車内Iの見栄えが悪くなってしまう問題があった。
【0012】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、車内の見栄えを損なわずにバックドアトリムをストップランプに取り付けることができるバックドアトリムの取付構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載のバックドアトリムの取付構造では、車両のバックドアに設けられたウインドガラスの車内側でレンズが前記ウインドガラスに対向して前記バックドアのインナパネルの上下側の一方に取り付けられたストップランプを、車内側から覆って前記インナパネルの前記上下側の一方に前方から取り付けられるとともに前記ストップランプの上下側の他方に取り付けられるバックドアトリムの取付構造において、前記ストップランプの前記上下側の他方で前記レンズ近傍から前方に向けて設けられたストップランプ側嵌合手段と、前記バックドアトリムの車外側に設けられ、前記ストップランプを前方から挟持する挟持手段と、前記バックドアトリムの車外側に後方に向けて設けられ、前記挟持手段が前記ストップランプを挟持するのに伴い前記ストップランプ側嵌合手段に前方から嵌合するバックドアトリム側嵌合手段と、を備えたものとしている。
【0014】
かかる構成においては、ストップランプの前方から挟持手段にストップランプを挿入したままバックドアトリムを後方へ動かして、インナパネルの上下側の一方に取り付けるとともに、バックドアトリム側嵌合手段をストップランプ側嵌合手段に嵌合させてストップランプの上下側の他方に取り付ける。
【0015】
したがって、バックドアトリムは挟持手段とバックドアトリム側嵌合手段とによりストップランプに車外側で取り付けられるため、バックドアトリムとストップランプとの取付部分が車内から見えなくなる。
【0016】
さらに、バックドアトリムはストップランプに前方から取り付けられるため、バックドアトリムの取付方向が後方向となって両部材の取付部分を上下に長く確保する必要がなく、ストップランプを車内に向けて突出させなくても良い。
【0017】
また、請求項2記載のバックドアトリムの取付構造においては、前記挟持手段は、前記ストップランプを挟んで対向する対向部の少なくとも一方が、挟持時に前記ストップランプと弾接するように形成されたものとしている。
【0018】
かかる構成においてバックドアトリムの取付時には、挟持手段の対向部の少なくとも一方が撓むため、この撓みを利用してバックドアトリムとストップランプとの間に生じる取付位置の誤差を吸収することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
【0020】
図1は本発明の第一の実施の形態を示す車両のバックドア1の正面図であり、図2はバックドア1のA−A断面図である。このバックドア1は右端に回動中心11が設定されて左右に開閉し、外側のアウタパネル2と、アウタパネル2に接合した内側のインナパネル3とを中心にして構成されている。
【0021】
また、バックドア1の上部には、両パネル2、3に設けられた開口部によってウインドガラス用の開口部4が設けられており、この開口部4には車外O側からウインドガラスGが開口部4のアウタパネル2側の周縁部21に接着剤5で接着されている。
【0022】
また、バックドア1のインナパネル3は、開口部4の上部31が上端から後方に向かって階段状に屈曲しており、上端から下方へ延出した下方延出部32と、下方延出部32の下端から後方へ延出した後方延出部33と、後方延出部33の後端から下方へ延出した第二下方延出部34とから構成されている。
【0023】
下方延出部32には、図2に示すように貫通穴35が設けられており、この貫通穴35には車両に設けられたウオッシャーチューブ6が貫通している。
【0024】
さらに、下方延出部32には、図3に示すような嵌合穴36が左右方向に間隔をおいて複数設けられており、この嵌合穴36は本実施の形態のバックドアトリム8の取付構造を構成している。また、後方延出部33の中間部には図示しないが左右に一対の角孔が設けられている。
【0025】
また、ウインドガラスGの車内I側には中間部にストップランプ7がインナパネル3の上側で取り付けられており、さらにバックドアトリム8がストップランプ7を車内I側から覆ってインナパネル3の上側とストップランプ7の下側とに取り付けられている。
【0026】
このストップランプ7は、図2に示すように一方側に開口部71が形成されたケース72と、先端側をケース72の開口部71に向けてケース72の内部73の中間部に取り付けられた電球74と、ケース72の開口部71を塞いでケース72に取り付けられたレンズ75とを中心にして構成されている。
【0027】
ケース72には、上部72aの開口部71近傍に、ケース72の左右に延在するとともに前方へ逆L字状に屈曲した屈曲部76が、複数の支持部7sによって支持されて設けられている。この屈曲部76には、後面76aのケース72との近傍に突起部76bが設けられており、この突起部76bとケース72との間には嵌合溝7aが形成されている。
【0028】
また、屈曲部76には、図4に示すように上面76cの右側に鉄製のクリップ76dが屈曲部76の右方へ向けて設けられており、このクリップ76dはインナパネル3の前記左右の角孔の右側の角孔に係合するように形成されている。
【0029】
一方、屈曲部76の上面76cの左側には係止部76eが屈曲部76の左方へ向けて設けられており、この係止部76eはインナパネル3の前記左右の角孔の左側の角孔に係止するように形成されている。
【0030】
また、ケース72の前面72bの中間部には電球74を外部から保護する保護部74aが設けられているとともに、左右側には前方へ延出した前方延出部77がそれぞれ設けられている。この前方延出部77は、前方延出部本体77aと前方延出部本体77aの上面77bに上方へ突出して設けられた上方突出部77cとから構成されている。
【0031】
前方延出部本体77aは、図5に示すように下側が開口した箱形に形成されており、前方延出部本体77aの前面77dの中央部分には矩形状の孔77eが設けられている。
【0032】
一方、上方突出部77cは、前方延出部本体77aの上面77bの中間よりやや外側で突出して設けられており、上面77fがケース72の上面72aに連続しながら前方延出部本体77aの上面77bの前端へ延在した板状に形成されている。
【0033】
また、上方突出部77cの上面77fは、後方から前方に向かって斜め下方向に形成されている一方、ケース72の下面72cは、図2や図5に示すように後方から前方に向かって斜め上方向に形成されている。したがって、ストップランプ7は、ケース72の下面72cと上方突出部77cの上面77fとにより、前部の上下側が後方から前方に向かって狭まるように形成されている。
【0034】
また、ケース72の下面72cには、図2や図5に示すように、開口部71近傍において上側の屈曲部76と対向する位置に突起部78がケース72の左右に延在して設けられている。
【0035】
この突起部78は、縦断面逆T字状に形成されており、ケース72の下面72cの開口部71近傍から下方に延出した下方延出部78aと、下方延出部78aの先端からバックドアの前後方向に延在する前後方延在部78bとから構成されている。
【0036】
そしてこの突起部78により、突起部78とケース72との間には、それぞれ前方と後方に向けて嵌合溝7b、7cが設けられており、前側の嵌合溝7bは本実施の形態のバックドアトリム8の取付構造のストップランプ7側嵌合手段を構成している。
【0037】
また、ストップランプ7の電球74は、ハーネス74a(図3参照)を介して車両に設けられた制御装置に接続されており、この制御装置によってブレーキ操作時に点灯するように制御されている。
【0038】
また、ストップランプ7のレンズ75は、車内I側の上下端部に突起部75b、75cが設けられている。両突起部75b、75cは、ケース72の後側の上下嵌合溝7a、7cに嵌合するように形成されており、両突起部75b、75cが接着剤75aで嵌合溝7a、7cに接着しながら嵌合することでレンズ75は開口部71を塞いでケース72に装着されている。
【0039】
一方、バックドアトリム8は、図6にも示すようにバックドアトリム本体8aが左右方向に延在して縦断面がL字状に形成されており、バックドアトリム本体8aにおいて取付時にストップランプ7と対応する位置にはストップランプ7を車内I側から覆うカバー部81が形成されている。
【0040】
このカバー部81は、図2や図5に示すように、バックドアトリム本体8aのカバー部81以外の一般部82よりも前方と下方へ膨出したL字状に形成されている。
【0041】
このカバー部81において前側部81aの車外側面81bには、図6に示すように上端の左右側にインナパネルの嵌合穴36(図3参照)に嵌合するドアトリムクリップ83が後方に向けて設けられており、このドアトリムクリップ83は本実施の形態のバックドアトリム8の取付構造を構成している。
【0042】
さらに、前側部81aの車外側面81bにおいて、左右のドアトリムクリップ83の下側には、図5や図6に示すように上側リブ84が後方に向けて延設されている。
【0043】
一方、カバー部81において前側部81aの後方に連続して形成された下側部81cの車外側面81dには、上側リブ84に対向して下側リブ85が後方に向けて延設されている。
【0044】
また、カバー部81の中間には、図2や図6に示すように前側部81aの車外側面81bから下側部81cの車外側面81dに沿ってL字状に形成された中間リブ86が設けられている。
【0045】
そして、左右の上側リブ84と、左右の下側リブ85及び中間リブ86の下側リブ87とは、ストップランプ7の上方突出部77cの上面77fとケース72の下面72cとを前方から上下で挟持するように位置が設定されて形成されており、本実施の形態のバックドアトリム8の取付構造の挟持手段を構成している。
【0046】
挟持手段の上側を構成する上側リブ84は下側リブ85、87よりも長さが前後に短く形成されており、下面84a(図5参照)が前方から後方に向かって斜め上方向に形成されている。
【0047】
一方、挟持手段の下側を構成する下側リブ85、87は、図6に示すように同じ長さであって、上面85a、87aが前方から後方に向かって斜め下方向に形成されている。これによって上側リブ84と下側リブ85、87とは前方から後方に向けて広がるように形成されている。
【0048】
また、下側リブ85、87の後端部85b、87bは、上下リブ84、85、87がストップランプ7を挟持するのに伴い、ストップランプ7の嵌合溝7bに前方から嵌合するように下半分が切り欠かれて形成されており、本実施の形態のバックドアトリム8の取付構造のバックドアトリム側嵌合手段を構成している。
【0049】
さらに、下側リブ85、87には、後端部85b、87bよりも前側で挟持時にストップランプ7と対応する位置に不織布88が貼着されている。
【0050】
また、カバー部81の前側部81aの車外側面81bにおいて左右の上側リブ84のすぐ下側には、ストップランプ7の前側で左右に設けられた孔77e(図4参照)に係合する係合部90がそれぞれ設けられている。
【0051】
また、バックドアトリム本体8aにおいてカバー部81以外の一般部82には、前側部82aの上縁部にインナパネル3の嵌合穴36(図3参照)に嵌合するドアトリムクリップ83が後方に向かって左右に間隔をおいて設けられており、一般部82の車外側面82aには車外側面82aに沿ってL字状のリブ82bが左右に間隔を開けて設けられている。
【0052】
かかる構成においてストップランプ7とバックドアトリム8をバックドア1に取り付けるには、まずストップランプ7の係止部76eをバックドア1のインナパネル3の左側の角孔に引っ掛け、次に鉄クリップ76dをインナパネル3の右側の角孔に挿入して係合させて、ストップランプ7をバックドア1の上側に取り付ける。
【0053】
次に、バックドアトリム8を持って、ストップランプ7の前方から孔77eに係合部90を挿入すると同時に、ストップランプ7の上方突出部77cの上面77fとケース72の下面72cとを上側リブ84と下側リブ85、87の間に挿入する。
【0054】
そして、その状態でバックドアトリム8を後方へ動かして、上側リブ84と下側リブ85、87とでストップランプ7の上方突出部77cの上面77fとケース72の下面72cとを挟持するのに伴い、ストップランプ7の前側の孔77eに係合部90を係合させるとともに、上側のドアトリムクリップ83をインナパネル3の嵌合穴36に嵌合させ、下側リブ85、87の後端部85b、87bをストップランプ7の下側の前側の嵌合穴7bに嵌合させて、バックドアトリム8をインナパネル3の上側とストップランプ7の下側に取り付ける。
【0055】
したがって、バックドアトリム8は、車外側に設けられた上側リブ84、下側リブ85、87と下側リブ85、87の後端部85b、87bとによりストップランプ7に車外O側で取り付けられるため、バックドアトリム8とストップランプ7との取付部分が車内I側から見えなくなる。
【0056】
また、バックドアトリム8はストップランプ7に前方から取り付けられるため、両部材7、8の取付部分を上下方向に長く確保する必要がなくなり、ストップランプを車内Iに突出させなくても良い。
【0057】
よって、本実施の形態のバックドアトリム8の取付構造においては、車内Iの見栄えを損なわずにバックドアトリム8をストップランプ7に取り付けることができる。
【0058】
また、本実施の形態のバックドアトリム8の取付構造では、バックドアトリム8のドアトリムクリップ83が後方に向かって設けられている一方、ドアトリムクリップ83に嵌合するインナパネル3の嵌合穴36がインナパネルの下方延出部32に設けられていることにより前方に向かって設けられている。このことから、バックドアトリム8はインナパネル3に前方から取り付けられるため、その取付方向が後方向となっている。
【0059】
よって、バックドアトリム8のストップランプ7に対する取付方向は、バックドアトリム8のインナパネル3に対する取付方向と同じ方向(後方向)となるので、バックドアトリム8の取付作業性を向上させることができる。
【0060】
また、バックドアトリム8の取付時に上側リブ84と下側リブ85、87の間にストップランプ7を挿入することにより、バックドアトリム8の上下方向の取付位置を決めることができるので、これらのリブ84、85、87によりバックドアトリム8の取付位置の位置決めを容易に行うことができる。よって、バックドアトリム8の取付作業性をさらに向上させることができる。
【0061】
また、バックドアトリム8の上下のリブ84、85、87は前方から後方へ広がるように形成されている一方、ストップランプ7の前部は上下側が後方から前方へ狭められて形成されていることから、上下のリブ84、85、87の先端の上下幅と、ストップランプ7の前端の上下幅との差が大きくなり、上下のリブ84、85、87の間にストップランプ7を容易に挿入させることができる。よって、バックドアトリム8の取付作業性をより一層向上させることができる。
【0062】
また、本実施の形態のバックドアトリム8の取付構造では、バックドアトリム8のカバー部81を補強するリブ84、85、86を挟持手段に使用するとともに、下側のリブ85、87の後端部をバックドアトリム側嵌合手段に使用したたため、低コスト化を図ることができる。
【0063】
また、本実施の形態のバックドアトリム8の取付構造では、バックドアトリムの下側リブ85、87に不織布88を貼着したことから、バックドアトリム8の取付時には不織布88が撓んでストップランプ7のケース72の下面72cに接触する。このため、この撓みを利用してバックドアトリム8とストップランプ7との間に生じる隙間(取付位置の誤差)を吸収することができる。よって、バックドアトリム8のがたつきを抑えることができる。
【0064】
また、本実施の形態では、バックドア1のウインドガラスGの上側にストップランプ7とバックドアトリム8を取り付ける場合について本発明を適用したが、ウインドガラスGの下側にストップランプとバックドアトリムを取り付ける場合であっても本発明を適用しても良い。
【0065】
また、本実施の形態では、挟持手段においてストップランプ7を挟んで対向する対向部である上側リブ84と下側リブ85、87の内、下側リブ85、87に不織布88を貼着したが、この他に第二の実施の形態として図7に示すように、下側リブ201を厚さを細く設定して挟持時にストップランプ7のケース72の下面72cに弾接するように形成しても良い。
【0066】
これによりバックドアトリム200の取付時には、下側リブ201が下方へ撓んでストップランプ7に接触するため、この撓みを利用してバックドアトリム200とストップランプ7との間に生じる取付誤差を吸収することができる。よって、本実施の形態のバックドアトリム200の取付構造では、第一の実施の形態のバックドアトリム8の取付構造と同様にバックドア8のガタツキを抑えることができる。
【0067】
さらに、本実施の形態のバックドアトリム200の取付構造では、不織布88を使用することなく第一の実施の形態の下側リブ85、87を少し加工するだけでバックドアトリム200のガタツキを抑えられるので、第一の実施の形態のバックドアトリム8の取付構造に比べて低コスト化を図ることができる。
【0068】
なお、両実施の形態では、下側リブ85、87に不織布88を貼着したり、下側リブ201を挟持時にストップランプ7に弾接するように形成したりしてバックドアトリム8、200のガタツキを抑えていたが、挟持手段の対向部の少なくとも一方に不織布を貼着したり、挟持時にストップランプ7に弾接するように形成したりすれば良いので、例えば第一の実施の形態において上側リブ84に両実施の形態で説明した構成を適用しても良い。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載のバックドアトリムの取付構造においては、バックドアトリムはストップランプに車外側で取り付けられるためバックドアトリムとストップランプとの取付部分が車内から見えなくなる。また、バックドアトリムはストップランプに前方から取り付けられるためストップランプを車内に向けて突出させなくても良い。よって、車内の見栄えを損なわずにバックドアトリムをストップランプに取り付けることができる。
【0070】
また、請求項2記載のバックドアトリムの取付構造においては、バックドアトリムの取付時に挟持手段の対向部の少なくとも一方が撓むため、この撓みを利用してバックドアトリムとストップランプとの間に生じる取付位置の誤差を吸収することができる。よって、バックドアトリムのガタツキを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す車両のバックドアの正面図である。
【図2】バックドアのA−A断面図である。
【図3】バックドアのB−B断面図である。
【図4】ストップランプの斜視図である。
【図5】バックドアのC−C断面図である。
【図6】ストップランプから外した状態のバックドアトリムの斜視図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態を示すバックドアトリムの取付構造の要部縦断面図である。
【図8】従来のバックドアトリムの取付構造を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
1  バックドア
3  インナパネル
7  ストップランプ
7b 嵌合溝
8  バックドアトリム
75  レンズ
84  上側リブ
85  下側リブ
85b 後端部
87  下側リブ
87b 後端部
200  バックドアトリム
201  下側リブ
G  ウインドガラス

Claims (2)

  1. 車両のバックドアに設けられたウインドガラスの車内側でレンズが前記ウインドガラスに対向して前記バックドアのインナパネルの上下側の一方に取り付けられたストップランプを、車内側から覆って前記インナパネルの前記上下側の一方に前方から取り付けられるとともに前記ストップランプの上下側の他方に取り付けられるバックドアトリムの取付構造において、
    前記ストップランプの前記上下側の他方で前記レンズ近傍から前方に向けて設けられたストップランプ側嵌合手段と、
    前記バックドアトリムの車外側に設けられ、前記ストップランプを前方から挟持する挟持手段と、
    前記バックドアトリムの車外側に後方に向けて設けられ、前記挟持手段が前記ストップランプを挟持するのに伴い前記ストップランプ側嵌合手段に前方から嵌合するバックドアトリム側嵌合手段と、
    を備えたことを特徴とするバックドアトリムの取付構造。
  2. 前記挟持手段は、前記ストップランプを挟んで対向する対向部の少なくとも一方が、挟持時に前記ストップランプと弾接するように形成されたことを特徴とする請求項1記載のバックドアトリムの取付構造。
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