JP2004082678A

JP2004082678A - インデックス付き製本機械。

Info

Publication number: JP2004082678A
Application number: JP2002289246A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Umeda; 梅田　伸一
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2002-08-26
Filing date: 2002-08-26
Publication date: 2004-03-18

Abstract

【課題】従来の印刷長尺用紙を折り込む製本機械においては、一定の寸法をくり返し製本されその製品の寸法は同じ寸法にて折り込まれ、印刷長尺用紙にインデックスを設けるよう、異なった寸法をくり返し折り込み製本されるインデックス付き製本機械は発明されていなかった。
本発明は、これらの課題を解決するためになされたものである。
【解決手段】長尺用紙に印刷を施しインデックスを設けるよう、本機第一カウンター及び第二カウンターに設定された寸法をくり返し搬送ローラーにて長尺用紙を用紙の紙厚に設定された用紙固定台の間より下方折り部に送りだし異なった寸法を本機モーターに連動した第一折り込みローラー第二折り込みローラーの移動にて折り込むことにより、一定の段差をインデックスとして設けることができるインデックス付き製本機械を提供する。
【選択図】　　図３

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷長尺用紙にインデックスを設けるよう、異なった寸法をくり返し折り込み製本されるインデックス付き製本機械である。
【０００２】
【従来の技術】
従来の印刷長尺用紙を折り込む製本機械においては、一定の寸法をくり返し製本されその製品の寸法は同じ寸法にて折り込まれ、印刷長尺用紙にインデックスを設けるよう、異なった寸法をくり返し折り込み製本されるインデックス付き製本機械は発明されていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようする課題】
これには次ぎのような欠点があった。
従来の印刷長尺用紙を折り込む製本機械においては、図１に示すよう送り設定カウンター（１０２）にて一定の寸法設定し、用紙搬送ローラー（１０１）にて設定カウンタ（１０２）にて設定された長尺用紙を搬送し、本機モーターに連動した回転板（１０９）から設けたアーム１（１０６）アーム２（１０７）から接続される折り込みローラー（１０５）にて一定の長さで搬送された印刷長尺用紙は同じ寸法（紙幅ａ１、紙幅ａ２、紙幅ａ３）をくり返し製本さる。前記における、従来の印刷長尺用紙を折り込む製本機械では図１に示すよう送り設定カウンター（１０２）にて一定の寸法設定し、用紙搬送ローラー（１０１）にて設定カウンター（１０２）にて設定された長尺用紙を一定の寸法で搬送し製本製品（１１０）される。
従って、従来印刷長尺用紙にインデックスを設けるよう、異なった寸法をくり返し折り込み製本されるインデックス付き製本機械は発明されていなかった。
本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明、図３に示す長尺用紙に印刷を施し（２０）インデックス（幅Ｂ）を設けるよう、本機の第一カウンター（２０２）にて任意の折り寸法を設定し、続いて第二カウンター（２０３）にて第一カウンター（２０２）の寸法より異なる長さの折り寸法を設定し、第一カウンター（２０２）及び第二カウンター（２０３）に設定された異なった寸法をくり返し搬送ローラー（２０１）にて長尺用紙（２０）を用紙の紙厚に設定された用紙固定台１（２０４）と用紙固定台２（２０５）の間より下方折り部に送りだし異なった寸法（紙幅Ａ１紙幅Ａ２、紙幅Ａ３、紙幅Ａ４、紙幅Ａ５）を本機モーターに連動した回転板（２１０）から設けたアーム１（２０８）、アーム２（２０９）から接続される第一折り込みローラー（２０６）第二折り込みローラー（２０７）の移動にて折り込むことで各折り設定寸法より生じた一定の段差（幅Ｂ）をインデックスとして設けることができるインデックス付き製本機械を提供することで、図５、６に示すインデックス製本が製造可能となり問題は解消された。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
図１に記載されているのは、従来の印刷長尺用紙を折り込む製本機械で送り設定カウンター（１０２）にて一定の寸法設定し、設定カウンター（１０２）にて設定された長尺用紙を搬送ローラー（１０１）にて搬送し、本機モーターに連動した回転板（１０９）から設けたアーム１（１０６）アーム２（１０７）から接続される折り込みローラー（１０５）の可動にて、一定の長さで搬送された印刷長尺用紙は同じ寸法（紙幅ａ１、紙幅ａ２、紙幅ａ３）をくり返し製本（１１０）される従来の長尺用紙を折り込む製本機械の構成を示している。
図２は、図１に示された機械構成より、折り込みを行う折り込みローラー（１０５）の左右の可動状態を示している。
図３に示されているのは本発明におけるインデックス製本機械構成図で、長尺用紙に印刷を施し（２０）インデックス（幅Ｂ）を設けるよう、本機の第一カウンター（２０２）にて任意の折り寸法を設定し、続いて第二カウンター（２０３）にて第一カウンター（２０２）の寸法より異なる長さの折り寸法を設定し、第一カウンター（２０２）及び第二カウンター（２０３）に設定された寸法をくり返し搬送ローラー（２０１）にて長尺用紙（２０）を用紙の紙厚に設定された用紙固定台１（２０４）と用紙固定台２（２０５）の間より下方折り部に送りだし異なった寸法（紙幅Ａ１紙幅Ａ２、紙幅Ａ３、紙幅Ａ４、紙幅Ａ５）を本機モーターに連動した回転板（２１０）から設けたアーム１（２０８）、アーム２（２０９）から接続される第一折り込みローラー（２０６）第二折り込みローラー（２０７）の移動にて折り込むことにより、各折り設定寸法より生じた一定の段差（幅Ｂ）をインデックスとして設けることができる。
従来の印刷長尺用紙を折り込む製本機械においては、折り込みローラー（１０５）が一本に対して本発明インデックス製本機械では、第一折り込みローラー（２０６）第二折り込みローラー（２０７）と二本のローラーを設けている。
これは、本機モーターの回転起動を最少起動で確実に折り込みをおこなうことができ、生産効率が高まるものである。
図４は図３に示された機械構成より、折り込みを行う第一折り込みローラー（２０６）第二折り込みローラー（２０７）の移動左右の可動状態を示している。
図５、図６は本発明インデックス製本機械にて、加工された製品（２１２）を示した図で本機の第一カウンター（２０２）、第二カウンター（２０３）にて第一カウンター（２０２）の寸法より異なる長さの折り寸法をくり返し搬送ローラー（２０１）にて長尺用紙（２０）を用紙の紙厚に設定された用紙固定台１（２０４）と用紙固定台２（２０５）の間より下方折り部に送りだし第一折り込みローラー（２０６）第二折り込みローラー（２０７）の移動にて折り込み、各折り設定寸法より生じた一定の段差（幅Ｂ）を、インデックス（３０）とし設けた製品を示している。
以上が本発明の構成であり、これを使用する場合は以下のように記載する。
本発明インデックス付き製本機械は、宣伝、広告等に使用される小冊子及びパンフレットを製造するもので、従来の製本機械は同一の一定寸法で製造されるために、宣伝、広告等に使用されてた小冊子及びパンフレット等にはインデックスが設けられなかった。
また、小冊子のほとんどの製本方法としてワイヤー（ホッチキス）を使用していた、その理由として糊止め加工においてはワイヤー加工に比較し製造コストにおける問題とゴミ処理における環境問題が発生していた。
本発明インデックス付き製本機械の使用例として長尺用紙に印刷を施し（２０）インデックス（幅Ｂ）を設けるよう、本機の第一カウンター（２０２）にて５ｃｍの折り寸法を設定し、続いて第二カウンター（２０３）にて５．５ｃｍの折り寸法を設定し、差５ｍｍをインデックス（幅Ｂ）とする。
この設定から５ｃｍ、５．５ｃｍの寸法をくり返し搬送ローラー（２０１）にて長尺用紙（２０）を用紙の紙厚に設定された用紙固定台１（２０４）と用紙固定台２（２０５）の間より下方折り部に送りだされ（紙幅Ａ１）５ｃｍ、（紙幅Ａ２）５．５ｃｍ、（紙幅Ａ３）５ｃｍ、（紙幅Ａ４）５．５ｃｍ（紙幅Ａ５）５ｃｍの寸法をくり返し搬送され第一折り込みローラー（２０６）第二折り込みローラー（２０７）の移動にて折り込むことにより、紙幅５ｃｍ、紙幅５．５ｃｍの５ｍｍを一定の段差（幅Ｂ）５ｍｍとしてインデックスを設けることができる。
以上の構成の使用によりインデックス付き製本機械を提供することで、図５、６に示すインデックス製本が製造可能となり容易にインデックス製本が製造できる。
以上が本発明における実施と形態である。
【０００６】
【発明の効果】
本発明インデックス付き製本機械は、宣伝、広告等に使用される小冊子及びパンフレットを製造するもので、従来の製本機械は同一の一定寸法で製造されるために、宣伝、広告等に使用されてた小冊子及びパンフレット等にはインデックスが設けられなかった。
また、小冊子のほとんどの製本方法としてワイヤー（ホッチキス）を使用していた、その理由として糊止め加工においてはワイヤー加工に比較し製造コストにおける問題とゴミ処理における環境問題が発生していた。
本発明、図３に示す長尺用紙に印刷を施し（２０）インデックス（幅Ｂ）を設けるよう、本機の第一カウンター（２０２）にて任意の折り寸法を設定し、続いて第二カウンター（２０３）にて第一カウンター（２０２）の寸法より異なる長さの折り寸法を設定し、第一カウンター（２０２）及び第二カウンター（２０３）に設定された寸法をくり返し搬送ローラー（２０１）にて長尺用紙（２０）を用紙の紙厚に設定された用紙固定台１（２０４）と用紙固定台２（２０５）の間より下方折り部に送りだし異なった寸法（紙幅Ａ１紙幅Ａ２、紙幅Ａ３、紙幅Ａ４、紙幅Ａ５）を本機モーターに連動した回転板（２１０）から設けたアーム１（２０８）、アーム２（２０９）から接続される第一折り込みローラー（２０６）第二折り込みローラー（２０７）の移動にて折り込むことにより、各折り設定寸法より生じた一定の段差（幅Ｂ）をインデックスとして設けることができるインデックス製本機械を提供することで、図５、６に示すインデックス製本が製造可能となり、インデックス製本が製造可能となり容易にインデックス製本が製造できることから、前記の問題が解消される。
また、従来の印刷長尺用紙を折り込む製本機械においては、折り込みローラー（１０５）が一本に対して本発明インデックス製本機械では、第一折り込みローラー（２０６）第二折り込みローラー（２０７）と二本のローラーを設けている。これは、本機モーターの回転起動を最少起動で確実に折り込みをおこなうことができ、生産効率が高まる効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の印刷長尺用紙を折り込む製本機械の形態を示した図である。
【図２】従来の印刷長尺用紙を折り込む製本機械の折り可動形態を示した図である。
【図３】本発明のインデックス製本機械の構成図である。
【図４】本発明のインデックス製本機械の折り可動形態を示した図である。
【図５】本発明のインデックス製本機械にて製造された製品の形態を示した図である。
【図６】本発明のインデックス製本機械にて製造された製品の形態を示した図である。
【符号の説明】
１０．長尺用紙
１０１．用紙搬送ローラー
１０２．送り設定カウンター
１０３．用紙固定台１
１０４．用紙固定台２
１０５．折り込みローラー
１０６．アーム１
１０７．アーム２
１０８．モーターボックス
１０９．回転板
１１０．製品
方向Ａ、方向Ｂ
紙幅ａ１、紙幅ａ２、紙幅ａ３
２０．長尺用紙
２０１．用紙搬送ローラー
２０２．送り設定カウンター１
２０３．送り設定カウンター２
２０４．用紙固定台１
２０５．用紙固定台２
２０６．折り込みローラー１
２０７．折り込みローラー２
２０８．アーム１
２０９．アーム２
２１０．回転板
２１１．モーターボックス
２１２．製品
方向Ａ、方向Ｂ
紙幅ａ１、紙幅ａ２、紙幅ａ３、紙幅ａ４、紙幅ａ５
幅Ｂ
３０．インデックス

Claims

長尺用紙に印刷を施しインデックスを設けるよう、異なった寸法をくり返し折り込まれ製本されることを特徴としたインデックス付き製本機械。
長尺用紙に印刷を施しインデックスを設けるよう、本機の第一カウンターにて任意の折り寸法を設定し、続いて第二カウンターにて第一カウンターの寸法より異なる長さの折り寸法を設定し、第一カウンター及び第二カウンターに設定された異なった寸法をくり返し搬送ローラーにて長尺用紙を台座よりなる下方折り部に送りだし異なった寸法を本機モーターに連動したローラーの移動にて折り込むことにより、各折り設定寸法より生じた一定の段差をインデックスとして設け製本されることを特徴とする請求項１記載のインデックス付き製本機械。
長尺用紙に印刷を施しインデックスを設けるよう、本機の第一カウンターにて任意の折り寸法を設定し、続いて第二カウンターにて第一カウンターの寸法より異なる長さの折り寸法を設定し、第一カウンター及び第二カウンターに設定された異なった寸法をくり返し搬送ローラーにて長尺用紙を台座よりなる下方折り部に送りだし異なった寸法を本機モーターに連動した第一ローラー、第二ローラーの移動にて折り込むことにより、各折り設定寸法より生じた一定の段差をインデックスとして設け製本されることを特徴とする請求項１、２記載のインデックス付き製本機械。