JP2008297065A - 製本装置及びこれを備えた画像形成システム - Google Patents

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進也 笹本
Tadahito Takano
忠仁 高野
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豊 雨宮
Kazuhide Sano
一秀 佐野
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Abstract

【課題】画像形成部、製本前処理部、製本処理部の順に配置したシステム構成において各機構部を小型、コンパクトに配置することの可能な画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成部と製本前処理部と製本処理部と収容部とをこの順にシート搬送方向下流側に配置した画像形成システムであって、上記画像形成部は給紙手段と、この給紙手段から供給されたシートに画像を形成する画像形成手段を備え、上記製本前処理部は、画像形成されたシートにパンチ穴、シート折りなどの前処理を施す前処理手段、又は表紙シートを給送する表紙供給手段を備える。上記製本処理部は、上記画像形成部から搬出されたシートを束状に部揃え集積する集積手段と、この集積されたシート束を綴じ合わせる製本綴じ手段を備え、上記収容部は、上記製本綴じ手段からの製本処理されたシート束及び/又は製本処理屑を収容するスタック手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、束状に部揃えしたシート束の背部端面を綴じ合わせて冊子状に製本仕上げする製本装置に係わり、例えば画像形成装置などで画像形成されたシートを束状に部揃え集積して冊子状に綴合わせ、その周縁を断裁揃えする製本装置の改善に関する。
一般に、この種の製本装置は画像形成装置などから搬出されるシートを束状に部揃えしてその背部端縁を接着剤綴じ、ステイプル綴じ、接着テープ綴じなどで製本処理する仕上げ装置として広く知られている。また、この製本処理の上流側に画像形成装置からのシートを1/2、1/3などに折り畳むシート折機構を配置すること、或いは製本綴じ処理に使用する表紙シートを製本処理部に供給するインサータ(給紙)機構を配置することも知られている。
このように画像形成装置の下流側にシート折機構、給紙機構などの製本前処理機構部を配置し、この前処理機構の下流側に集積トレイと製本綴じ機構を配置し、製本綴じ機構の下流側に収納部を設けて製本シートのスタッカ、或いは断裁屑などの処理屑スタッカを配置する構成も知られている。
例えば特許文献1には画像形成装置で画像形成されたシートを製本装置に搬送し、この製本装置で部揃え集積し、このシート束の背部端面に接着糊を塗布し、このシート束を表紙シートでくるみ綴じした後、背折り成形して製本状態に後処理し、この製本状態のシート束の天部・地部と小口部を断裁揃えして仕上げる製本装置が開示されている。
一方例えば特許文献2には画像形成装置で画像形成されたシートを折りユニットで1/2或いは1/3に折り合わせ、このシートを部揃え集積してステイプル綴じする後処理装置が開示されている。そしてこのシート折り装置に於いてはシートを略々1/2で折り合わせる1/2折りと、シートを略々1/3位置で内向きに折り合わせるレター折りと、1/3位置で内向き、次いで外向きに折り返すZ折りがそれぞれ提案されている。
特開2007−76118号公報 特開2006−76779号公報
上述のように画像形成装置の排紙口に連設される製本装置は、製本処理する製本処理部の上流側に表紙シートを供給するインサータ機構(給紙機構)、或いは紙折り機構を設ける場合がある。このようなシステム構成では画像形成装置の排紙口と製本処理部との間に大きなスペースが必要となる。この装置スペースはシステム全体の高さ寸法が例えば画像形成装置に揃えられるため、シートの排紙方向(横方向)に大きなスペースが配置される。
例えば、前掲特許文献1の装置には画像形成装置と製本綴じ部との間にインサータ機構(給紙ユニット)が設けられ、綴じ部に表紙シートを供給するようにレイアウトされている。この為、同文献に図示されているように上方に給紙ユニットを配置した製本装置の下方は空間で占められ、給紙ユニットの下方はデットスペースとなっている。
そこで本発明は上述の製本綴じ機構の上流側に配置される給紙ユニット、紙折りユニットなどの製本前処部の下方に製本処理後の収容部(製本スタッカなど)を配置し、この収容部を大容量化するとの着想に至った。この場合製本綴じ部から送られるシート束或いは断裁紙片が収納スペースの1個所に集中し、全体に均等に収納されない問題がある。
本発明は、画像形成部、製本前処理部、製本処理部の順に配置したシステム構成において各機構部を小型、コンパクトに配置することの可能な画像形成システムの提供をその主な課題としている。
更に本発明は画像形成部の給紙ユニットと製本処理部の収容部の操作性を向上することを課題としている。
上記課題を達成するため本発明は以下の構成を採用する。
画像形成部と製本前処理部と製本処理部と収容部とをこの順にシート搬送方向下流側に配置した画像形成システムであって、上記画像形成部は給紙手段と、この給紙手段から供給されたシートに画像を形成する画像形成手段を備え、上記製本前処理部は、画像形成されたシートにパンチ穴、シート折りなどの前処理を施す前処理手段、又は表紙シートを給送する表紙供給手段を備える。上記製本処理部は、上記画像形成部から搬出されたシートを束状に部揃え集積する集積手段と、この集積されたシート束を綴じ合わせる製本綴じ手段を備え、上記収容部は、上記製本綴じ手段からの製本処理されたシート束及び/又は製本処理屑を収容するスタック手段を備える。
上記画像形成部と上記製本処理部との間にはシートを搬送するシート搬送経路を配置し、このシート搬送経路を介して上方に上記製本前処理部が、下方に上記収容部を配置する。この収容部を構成する上記スタック手段は、上記画像形成部の上記給紙手段と隣接する位置に配置されると共に、このスタック手段には(1)上記製本処理部からの収容物を上記給紙手段側に移送するコンベア手段が設けられるか、又はスタック手段を上記給紙手段側に位置移動するシフト手段を設け、このコンベア手段又はシフト手段は上記スタック手段に収容された収納量に応じて位置移動する制御手段を備え、上記給紙手段と上記スタック手段とは同一方向から操作可能に配置される。
前記製本綴じ手段は、前記集積手段からのシート束の背綴端面に接着剤を塗布する接着剤塗布手段又は背綴端面をステイプル綴じするステイプル手段を備える。
前記製本処理部には、前記製本綴じ手段の下流側に製本処理されたシート束の周縁を断裁する断裁手段を配置し、前記収容部には上記断裁手段で断裁された紙片を収容する断裁片収納スタッカを備える。
前記収容部には、前記断裁片収納スタッカと製本処理されたシート束を収容する製本スタッカを併設する。
給紙ユニットを有する画像形成装置の排紙口に連設される製本装置であって、上記画像形成装置からのシートを束状に部揃えする集積手段と、上記集積手段に至るシートに紙折り、スタンプ、パンチ穴などの前処理を施す前処理手段と、上記集積手段からのシート束を綴じ合わせる製本綴じ手段と、上記製本綴じ手段からのシート束を収容する製本スタック手段と、上記画像形成装置の排紙口からのシートを上記集積手段に搬送するシート搬送経路とを備える。上記前処理手段は上記シート搬送経路の上方に配置し、上記製本スタック手段は、上記画像形成装置の給紙ユニットと隣接する位置で上記シート搬送経路を介して上記前処理手段の下方に配置された積載トレイと、この積載トレイを上記給紙ユニット側に位置移動するシフト手段とで構成し、上記シフト手段は上記積載トレイを収納量に応じて位置移動する。
前記製本綴じ手段と前記製本スタック手段との間には製本綴じされたシート束の縁部を断裁揃えする断裁手段を設け、この断裁手段で断裁された紙片を収容する断裁片収納スタッカが上記製本スタック手段に併設される。
給紙ユニットを有する画像形成装置の排紙口に連設される製本装置であって、上記画像形成装置からのシートを束状に部揃えする集積手段と、上記集積手段に至るシートに紙折り、スタンプ、パンチ穴などの前処理を施す前処理手段と、上記集積手段からのシート束を綴じ合わせる製本綴じ手段と、上記製本綴じ手段からのシート束の縁部を断裁揃えする断裁手段と、この断裁手段で断裁された紙片を収容する断裁片収納スタック手段と、上記製本綴じ手段又は断裁手段からのシート束を収容する製本スタック手段と、上記画像形成装置の排紙口からのシートを上記集積手段に搬送するシート搬送経路とを備える。上記前処理手段は上記シート搬送経路の上方に配置し、上記断裁片スタック手段は、上記画像形成装置の給紙ユニットと隣接する位置で上記シート搬送経路を介して前処理手段の下方に配置する。この断裁片スタック手段には断裁片の収納量に応じて上記給紙ユニット側に搬出口が移動するコンベア手段を設ける。
本発明は製本処理したシート束或いはその処理紙片を収容するスタック手段を製本処理部に表紙シートを供給する給紙機構又はシートを折り合わせて給送する前処理部の下方に配置すること、そしてこのスタック手段を画像形成部の給紙手段と隣接する位置に配置したものであるから、システム装置を小型、コンパクトに構成することが出来る。
また本発明は、従来の製本処理部の下方にスタック手段を配置していた構成に比べ、製本処理部の上流側に位置する前処理部の下方にスタック手段を配置したため、このスタック手段の容量を大型化することが出来る。これと共にスタック手段の大容量化に伴い収納スペースの1個所に集中する収容物を収納量に応じてコンベア手段又はスタック手段を位置移動するように構成したから、大型化したスタック手段の収納スペースに均等に収納することが出来る。
更に本発明はスタック手段を画像形成部の給紙手段と隣接する位置に操作方向が同一方向となるように配置したものであるから、オペレータは距離の離れた位置に移動することなく画像形成部の給紙補給と製本処理部の処理シートの取り出し作業を行うことが出来、操作性を向上させることが出来る。
以下図示の好適な実施の態様に基づいて本発明を詳述する。図1は本発明に係わる画像形成システムの全体構成図であり、図2は各ユニットのレイアウト構成図を示し、図3は製本ユニットの構成を示す説明図である。
[画像形成システムの構成]
図1に示すシステムはシート上に画像を形成する画像形成ユニットAと、前処理ユニットBと、これらのユニットから送られたシートを製本処理する製本ユニットCとから構成され、画像形成ユニットAから前処理ユニットB、次いで製本ユニットCにシートが順次下流側に搬送されるように配置されている。
上記各ユニットのレイアウトについて図2にその概念図を示す。画像形成ユニットA(画像形成部)は給紙手段A1と画像形成手段A2を備え、給紙手段A1の上方に画像形成手段A2が配置されている。この画像形成部Aに前処理部Bが連設され、更にその下流側に製本ユニットCが配置されている。そして前処理部Bにはシート折機構B1、又はインサータ機構B2が備えられ、製本ユニット(製本処理部)Cにはシートを部揃え集積する集積部C1と、製本綴じ手段C2が配置されている。この製本ユニットCの製本綴じ手段の下方に製本綴じ手段C2からの製本シート束及び/又は製本処理屑を収納する収容部C3が配置されている。このような配置構成で収容部C3には製本綴じ手段C2からの製本シート束を収納する収納スタッカ67と後述する断裁手段からの切断紙片(製本処理屑)を収容する屑収納ボックス68が配置される。この収納スタッカ67又は屑収納ボックス68(以下「スタック手段C3」という)は前処理部Bの下方で上記給紙手段A1に隣接する位置に配置される。
このような構成のもとで本発明は上記スタック手段C3を(1)上記製本処理部Cからの収容物を上記給紙手段A1側に移送するコンベア手段を設けるか、又はスタック手段C3を上記給紙手段A1側に位置移動するシフト手段を設け、このコンベア手段又はシフト手段を上記スタック手段C3に収容された収納量に応じて位置移動する制御手段を備える。また、上記給紙手段と上記スタック手段とは同一方向から操作可能に構成する。以下その構成について詳述する。
[画像形成装置の構成]
図1に示す画像形成装置Aは複写機、プリンタ、印刷機など種々の構造のものが採用可能であるが静電印刷装置を図示する。この画像形成装置Aはケーシング1内に給紙部2と、印字部3と、排紙部4と制御部とが内蔵されている。給紙部2にはシートサイズに応じた複数のカセット5が準備され、制御部から指示されたサイズのシートが給紙経路6に繰り出される。この給紙経路6にはレジストローラ7が設けられ、シートを先端揃えした後所定のタイミングで下流側の印字部3に給送する。
印字部3には静電ドラム10が設けられ、この静電ドラム10の周囲には印字ヘッド9、現像器11、転写チャージャ12などが配置されている。そして印字ヘッド9は例えばレーザ発光器などで構成され、静電ドラム10上に静電潜像を形成し、この潜像に現像器11でトナーインクを付着し、転写チャージャ12でシートに印刷する。この印刷シートは定着器1/3で定着され排紙経路17に搬出される。排紙部4には上記ケーシング1に形成した排紙口14と排紙ローラ15が配置されている。尚図示16は循環経路であり、排紙経路17からの印刷シートをスッチバック経路で表裏反転した後再びレジストローラ7に送り、印刷シートの裏面に画像形成する。このように片面若しくは両面に画像形成された印刷シートは排紙口14から排紙ローラ15で搬出される。
尚図示18はスキャナユニットであり、上記印字ヘッド9で印刷する原稿画像を光学的に読み取る。その構造は一般的に知られているように原稿シートを載置セットするプラテン18cと、このプラテン18cに沿って原稿画像をスキャンするキャリッジ18aと、このキャリッジ18aからの光学像を光電変換する光学読取手段(例えばCCDディバイス)18bとから構成されている。また図示のものは原稿シートを自動的にプラテンに給送する原稿送り装置19がプラテン18c上に装備してある。
以上のように構成された画像形成部Aは給紙部2の上方に印字部3が配置されている。そして給紙部2には給紙カセット(給紙手段)5が備えられ、この給紙カセット5は図1前方側から操作するように構成されている。また印字部3には静電ドラム(画像形成手段)10が備えられ、この画像形成手段10は印字部3の上方に配置されている。
[*追加*製本前処理部の構成]
製本前処理部Bは画像形成されたシートにパンチ穴、シート折りなどの前処理を施す前処理手段及び/又は製本処理部に表紙シートを供給するインサータ装置で構成される。以下これらの前処理手段としてシート折機構を採用した場合について説明する。
[シート折機構]
このシート折機構B1は前記画像形成ユニットAの排紙口3に連なる搬入口20aが備えられ、この搬入口20aから後述する製本処理ユニットCにシートを移送するシート搬入経路P1が装置を横断するように連設されている。このシート搬入経路P1に折り処理経路P2とインサータ装置B2からの給紙経路P3が分岐して連設されている。
シート折機構B1は図5に示すようにシート搬入経路P1から経路切換フラッパ24を介して折り処理経路P2が連設され、この折り処理経路P2に折りロール機構21が配置されている。折り処理経路P2には経路中央部にT字状に分岐した折シートパス23が設けられ、また処理経路P2の先端下流側にはスイッチバックパス22が設けられている。この経路分岐点に折りロール機構21が配置されている。図示の折りロール機構21は第1ロール21aと第2ロール21bと第3ロール21cで構成され、第1、第2ロール21a,21bが互いにシートをニップするように接し、第2、第3ロール21b,21cが同様に接している。従ってこの第1、第2ロール21a,21bのニップ点Np1(第1折部)で第1折り処理が、第2、第3ロール21b,21cのニップ点Np2(第2折部)で第2折り処理が施される。
上記処理経路P2にはシートを搬送する搬送ローラ25が配置してあり、搬送ローラ25の下流側に上記折りロール機構21が位置している。そして処理経路P2の下流側のスイッチバックパス22には正逆転可能なスイッチバックローラ22fとシートセンサS1が配置されている。このスイッチバックローラ22fで図3下流側に繰り出したシートの先端をセンサS1が検出し、この先端検知からシートを所定量送った状態でスイッチバックローラ22fを停止する。すると後端側を搬送ローラ25で送られたシートは中央部が湾曲して折りロール機構21の第1折部にニップされる。次いでスイッチバックローラ22fを逆転させてシート先端をバックさせ搬送ローラ25で繰り出すシート後端と同期してシートをそれぞれ給送するとシートは第1、第2ロール21a、21b間にニップされ下流側の折シートパス23に進入する。
一方シート後端側を基準に折位置を割り出す為、前述の搬送ローラ25の下流側には後端規制ストッパ21Sが設けてあり、前記スイッチバックローラ22fでシート後端がこのストッパ部材21Sを通過した後、スイッチバックローラ22fを逆転するとシート後端はこのストッパ部材21Sに突き当たってこの位置を基準にシートが湾曲し第1、第2ロール21a、21bのニップ点(第1折部)に進入する。これによってシート後端を基準に第1折り処理が施される。尚上記シートストッパ機構は処理経路P2中にシートが下流側に進入する際は経路から退避し、上流側に逆送するときには経路に進入してシート後端を係止するフラッパ状のストッパ部材21Sで構成してある。この他この後端規制ストッパ21Sは搬送ローラ25cを正逆転可能なスイッチバックローラで構成し前記先端側のスイッチバックローラによる位置規制と同様に構成しても良い。
上述のようにシート先端若しくはシート後端を基準に折位置を割り出して第1折部に供給したシートは第1、第2ロール21a、21bで折り畳まれて折シートパス23に至ることとなる。そこで折シートパス23にはシート検知センサS2と可動ストッパ23Sが配置されている。可動ストッパ23Sはシートサイズと折り仕様に応じてシート先端を位置規制するように折シートパス23内を移動可能に構成されている。そこで上記第1、第2ロール21a、21bで送られた折シートはその先端を可動ストッパ23Sに突き当て規制され後端側が湾曲する。この湾曲でシートは第2ロール21bと第3ロール21cとの間に進入しシートの後端側が折り畳まれる。第2、第3ロール21b、21cのニップ点(第2折部)の下流側には第1排紙経路P4が配置してあり上記第1折部、第2折部で折り処理されたシートはこの第1排紙経路P4に搬出される
第1排紙経路P4には搬出ローラ27bが設けられ、このローラ対で折シートをニップして下流側に搬送する。この第1排紙経路P4の下流側には経路切換片30を介して折シート収納スタッカ29と第2排紙経路P5が配置されている。この第2排紙経路P5は前記シート搬入経路P1に折シートを移送するように搬送ローラ27cが適宜間隔で配置されている。
[インサータ装置の構成]
一方前処理手段としてインサータ装置B2について図6に従って説明する。シート搬入経路P1には前述のように画像形成ユニットAから印刷されたシートが搬入されるが、これと選択的にインサータ装置B2から表紙、中綴じなどのシートをシート搬入経路P1に供給する。このインサータ装置B2は図6に示すように表紙、中綴じ紙などのシートをセットする給紙トレイ28aと、このトレイ上のシートを1枚ずつ分離給送する分離手段28bと、このシートをシート搬入経路P1に案内する給紙経路P3とから構成されている。分離手段28bは通常の摩擦ローラ(給紙ローラ)と分離ローラとで構成され、その下流側にはレジストローラ28cが配置されている。従って画像形成ユニットAからシートを供給しないで別途印刷処理されたシート、或いは画像形成ユニットAからのシートの前後若しくは葉間に表紙(中表紙)を織り込む場合には給紙トレイ28a上にセットされたシートを適時シート搬入経路P1に導入することが出来ることとなる。
[製本処理部の構成]
次に、画像形成ユニットAの下流側に配置された製本処理部Cについて説明する。この製本処理部Cはケーシング30内に印刷シートを束状に集積して部揃えする集積部40と、この集積部40からのシート束に接着糊を塗布する接着剤塗布手段55と、接着剤を塗布されたシート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段60とから構成されている。
[搬送経路の構成]
各シートの搬送経路について説明すると、上記ケーシング30内には画像形成ユニットAの排紙口14に連なる搬入口31aを有するシート搬入経路P1が設けられ、このシート搬入経路P1から中紙搬送経路32と表紙搬送経路34が経路切換フラッパ36を介して連結されている。そして中紙搬送経路32には集積部40を介して製本経路33が連設され、表紙搬送経路34には後処理経路38が連設されている。製本経路33は略々鉛直方向に装置を縦断する方向に、表紙搬送経路34は略々水平方向に装置を横断する方向に配置されている。
上記製本経路33と表紙搬送経路34とは互いに交差(直交)し、その交差部に後述する表紙綴じ手段60が配置されるようになっている。以上のように構成されたシート搬入経路P1は前記画像形成ユニットAの排紙口14に連なり、画像形成ユニットAから印刷シートを受入れる。この場合画像形成ユニットAからはコンテンツ情報を印刷された印刷シート(中綴じシート)と表紙カバーとして使用するタイトルなどを印刷された印刷シート(以下表紙シートと云う)とが搬出される。このようにシート搬入経路P1は中紙搬送経路32と表紙搬送経路34とに分岐され経路切換フラッパ36を介して各印刷シートをそれぞれの経路に振り分け搬送することとなる。
[集積部の構成]
前記中紙搬送経路32の排紙口32bに配置された集積トレイ41((以下「トレイ」という)は排紙口32bからのシートを束状に積載収納する。図2に示すようにトレイ41は略々水平姿勢に配置されたトレイ部材で構成され、その上方には正逆転ローラ42aと搬入ガイド42bが設けられている。そして排紙口32bからの印刷シートを搬入ガイド42bでトレイ41上に案内し、正逆転ローラ42aで収納する。この正逆転ローラ42aは正回転で印刷シートをトレイ41の先端側に移送し、逆回転でトレイ後端(図1右端)に配置された規制部材43にシート後端を突き当て規制する。またトレイ41には図示しないシートサイド整合手段が設けられトレイ上に収納した印刷シートの両側縁を基準位置に幅寄せ整合する。このような構成で中紙搬送経路32からの印刷シートはトレイ41上に順次積み上げられ束状に部揃えされる。
[シート束搬送手段の構成]
前記製本経路33には上記トレイ41からシートを下流側の接着剤塗布位置Eに移送するグリップ搬送手段47が配置されている。このグリップ搬送手段47は図2に示すようにトレイ41に集積したシート束を水平姿勢から鉛直姿勢に偏向し、このシート束を略々鉛直方向に配置された製本経路33に沿って接着剤塗布位置Eに搬送セットする。このため、トレイ41は集積位置(図2実線)から引き渡し位置(図2破線)に移動し、この引き渡し位置で準備されたグリップ搬送手段47にシート束を引き渡すようになっている。
[接着剤塗布部の構成]
前記製本経路33の接着剤塗布位置Eには接着剤塗布手段55が配置されている。この接着剤塗布手段55は図3に示すように熱溶融性の接着剤を収容する糊容器56と、塗布ロール57と、ロール回転モータMRとで構成されている。糊容器56は液状接着剤収容室に接着剤が収容され、この接着剤を塗布ロール57に含浸させてシート束の背部端縁に塗布するようになっている。図示56Sは温度センサであり、糊容器内の接着剤を所定の液化温度に保持している。このため糊容器56には電熱ヒータなどの加熱素子(加熱手段)が埋設してある。この糊容器56はシート束の下端縁に沿って移動するように装置フレームのガイドレール52に支持されている。そしてこの糊容器56は装置フレームに取り付けられた駆動モータMSが連結してある。従って糊容器56はホームポジションHPと、シート束に沿って復動作を開始するリターン位置RPとの間で駆動モータMSによって往復動することとなる。
[表紙綴じ手段の構成]
上記製本経路33の表紙綴じ位置Fには表紙綴じ手段60が配置されている。この表紙綴じ手段60は図4に示すように背当てプレート61と背折りプレート62と折りロール63で構成される。この表紙綴じ位置Fには前述の表紙搬送経路34が配置され、画像形成ユニットA又はインサータ装置26から表紙シートを給送する。そこで背当てプレート61は表紙シートをバックアップする板状部材で構成され、製本経路33に進退自在に配置されている。この背当てプレート61に支持された表紙シートに(中紙)シート束が逆T字状に接合される。そこで上記背折りプレート62は左右一対のプレス部材で構成され、逆T字状に接合された表紙シートの背部を背折り成型するため、図示しない駆動手段で互いに接近及び離反するように構成されている。また上記折りロール63は背折り成型されたシート束を挟圧して表装仕上げする一対のローラで構成されている。
[束姿勢偏向手段と断裁手段の構成]
上記折りロール63の下流側に位置する断裁位置Gにはシート束の天地方向を偏向する束姿勢偏向手段64と、シート束の周縁を断裁する断裁手段65が配置してある。上記束姿勢偏向手段64は表紙綴じ位置Eから表装されたシート束を所定方向(姿勢)に偏向して下流側の断裁手段65又は収納スタッカ67に給送する。また断裁手段65はシート束の周縁を切り揃える。このため束姿勢偏向手段64は前記折りロール63から送られたシート束を把持して回転する回転テーブル64a、64bを備える。図4に示すようにこの回転テーブル64a、64bは装置フレームに昇降自在に取り付けられたユニットフレーム64xに設けられている。このユニットフレーム64xに製本経路33を挟んで一対の回転テーブル64a、64bがそれぞれ回転自在に軸受支持され、一方の可動回転テーブル64bはシート束厚さ方向(製本経路33に対して直交する方向)に移動自在に支持されている。そして各回転テーブル64a、64bには製本経路33内でシート束を姿勢偏向するように旋回モータMt1、Mt2が設けられている。また可動側の回転テーブル64bには図4左右方向に移動するグリップモータMgが装備されている。
従って製本経路33内に導かれたシート束は、左右一対の回転テーブル64a、64bでグリップ把持され旋回モータMt1、Mt2によってシート束の姿勢方向を偏向する。例えば背部を下側に搬入されたシート束を180度旋回して小口部を下側に下流側の排紙ローラ66に送る。またシート束を順次90度ずつ回転して下流側の断裁位置Gに天部・地部・小口部をそれぞれ下側に偏向させシート束の周縁3方向を断裁するトリミングカットが可能となる。なお、上記可動側の回転テーブル64bにはグリップセンサ(図示せず)が設けられ、左右の回転テーブル64a、64b間にシート束が確実にグリップされたのを検知し、この検知後回転テーブル64a、64bを旋回駆動するように構成されている。そして上記ユニットフレーム64xは昇降モータMAによってシート束を製本経路33に沿って上下昇降させることが出来るようになっている。これは後述するように排紙ローラ66に移送するシート束を所定量オフセットするジョグ機構を構成し、同時にシート束周縁を断裁する際には、断裁位置Gにシート束を搬送セットし、その送り量で断裁位置Gにおける断裁幅を設定するためである。
[断裁手段の構成]
上記束姿勢偏向手段64の下流側には断裁手段65が配置されている。この断裁手段65は図4に示すようにシート束の断裁縁を刃受け部材65aに押圧支持する断裁縁プレス部材65bと、断裁刃ユニット65cで構成されている。上記断裁縁プレスユニット65bは製本経路33に配置した刃受け部材65aと対向する位置に配置され、図示しない駆動手段によってシート束と直交する方向に移動する加圧部材から構成されている。上記断裁刃ユニット65cは平刃状の切断刃と、これを駆動するカッタモータMCとから構成されている。このような構成の断裁手段65により、冊子状に製本処理されたシート束(以下「製本シート」という)の背部を除く周縁を所定量裁断して切り揃える。
[後処理装置の構成]
上述の製本装置Cには後処理装置Dが配置され、この後処理装置Dは前記表紙搬送経路34に連なる後処理経路38が設けられ、この後処理経路38にステイプルユニット、パンチユニット、スタンプユニットなどの後処理機器が配置され、画像形成ユニットAからの印刷シートを、表紙搬送経路34を介して受け取り、この印刷シートにステイプル処理、パンチ処理、捺印処理を施し排紙トレイ37に搬出する。また、このような後処理を施すことのない画像形成ユニットAからのシートを排紙トレイ37に収納するようになっている。
上述の製本経路33の下方には製本スタックトレイ67と屑収納ボックス68が配置される。この製本スタックトレイ67には製本処理されたシート束が収納され、屑収納ボックス68には断裁手段65で断裁された紙片が収納される。そこで本発明はこの製本スタックトレイ67を前述の前処理部Bの下方に配置する場合(下記の第1実施形態)と、屑収納ボックス68を前処理部Bの下方に配置する場合(下記の第2実施形態)のいずれかが採用される。各形態について説明する。
[収容部の第1実施形態]
図3に示すように製本経路33の下方には前述の画像形成部Aの給紙手段A1に隣接する位置に製本スタックトレイ67が配置されている。またこの給紙手段A1から離れた位置(同図左端)に屑収納ボックス68が配置されている。スタックトレイ67はシート束を立位姿勢で支持するトレイ67aと、このトレイ67aに配置した移動ベルト67bと、シート束を支持する可動サポート部材67cで構成されている。トレイ67aは移動ベルト67bをバックアップ支持する板状部材で構成され、その上に移動ベルト67bが支持されている。そして移動ベルト67bは一対のプーリに支持され、一方のプーリには図示しない駆動モータ(例えばステッピングモータ)が連結されている。この移動ベルト67bに一体に可動サポート部材67cが連結されている。図示67Sfはトレイ67aに収納されたシート束を検知する満杯検知センサである。従って製本経路33から搬出されたシート束は立位姿勢で移動ベルト67b上に落下収納され可動サポート部材67cで支持される。そこでこの収納されたシート束をセンサ67Sfで検知し、移動ベルト67aを所定量後退させる。するとこれに連結された可動サポート部材67cと収納されたシート束も後退する。このようにシート束の収納量に応じてトレイ手段が徐々に位置移動し、その移動方向は前述の画像形成部Aの給紙手段A1側に設定されている。
また、図示の屑収納ボックス68は前述の断裁手段65で切断された断裁紙片を収納するボックスで構成され、図示69は断裁手段65から落下する紙片をボックス内部に案内するスイーパ部材である。
[収容部の構成(第2実施形態)]
図4に示すように製本経路33の下方には前述の画像形成部Aの給紙手段A1に隣接する位置に屑収納ボックス68が配置され、またこの給紙手段A1から離れた位置(同図左端)に製本収納トレイ67が配置されている。屑収納ボックス68にはキャスタ68aが設けられ同図全面側に引き出すことが可能に構成されている。つまり隣接する給紙手段A1と同一方向に引き出すことによって内部の屑紙片を除去する構成になっている。図示68Sfは満杯検知センサである。このように配置された屑収納ボックス68の上方にはコンベア手段70が配置されている。このコンベア手段70は屑紙片をボックスに案内する搬出ガイド70aとこの搬出ガイド70aをボックス68に沿って給紙手段A1側(同図右側)に位置移動するベルト70bで構成されている。搬出ガイド70aはトレイ形状に構成され前述の断裁手段65から落下する紙片屑を受け取る略々水平姿勢と、この紙片屑をボックス68内に落下収納する傾斜した起立状態とに軸70xを中心に揺動するように装置フレームに支持されている。そしてこの搬出ガイド70aはベルト70bに一体的に固定されている。従ってベルト70を装架するプーリの一方を駆動モータ(不図示)で図示左右方向に移動すると搬出ガイド70aも左右方向に移動する。
そこで前記収納ボックス68には操作片68aが図示左右方向に移動自在に嵌合支持され、この操作片68aと上記搬出ガイド70aは垂下片70cで互いに係合するように配置されている。そして前記ベルト70bで搬出ガイド70aを同図左端のホームポジションから右側に移動するとガイド70aは紙片屑を載置した状態(略々水平姿勢)で右側に移動する。その後このガイド70aの垂下片70cが操作片68aに突き当たると搬出ガイドaは軸70xを中心に同図鎖線の状態に起立する。このとき屑紙片はボックス68内に落下収納される。この状態でベルト70bを反対方向(同図左側)に移動するとガイド70aは起立姿勢から水平姿勢に偏向し、その後ホームポジションに復帰する。またベルト70bを更に右側に移動すると操作片68aはベルト70bの移動量に応じて右側に移動する。
従ってベルト70bに連結した駆動モータの制御によって搬出ガイド70aは操作片68aの位置に応じて屑紙片をボックス68の所定位置に落下収納することとなる。またこの収納位置(操作片の位置)はベルト70bの回転量制御に応じて同図右側に徐々に移動することとなる。尚ベルト70bによる収納位置の後退制御は満杯検知センサ48Sfからの検知信号によって制御することが好ましい。
尚図3に於ける製本スタックトレイ67はシート束を立位姿勢で支持するトレイで構成され、シート束の収納量に応じて同図左側に後退するように構成されている。その構成は前述の構造を採用すれば良い。
本発明に係わる画像形成システムの全体構成を示す説明図。 図1のシステムに於けるレイアウト構成の概念図。 図1のシステムなにおける収容部の一実施形態(第1実施形態)を示す説明図。 図1のシステムなにおける収容部の一実施形態(第2実施形態)を示す説明図。 図1のシステムに於いて製本前処理部をシート折機構で構成した場合の説明図。 図1のシステムに於いて製本前処理部をインサータ機構で構成した場合の説明図。
符号の説明
A 画像形成ユニット
A1 給紙手段
A2 画像形成手段
B 前処理部
B2 インサータ装置
C 製本ユニット
C1 集積部
C2 製本綴じ手段
C3 収容部
67 収納スタッカ
67a トレイ
67b 移動ベルト
67c 可動サポート部材
68 屑収納ボックス
68a キャスタ
70 コンベア手段
70a 搬出ガイド
70b ベルト

Claims (7)

  1. 画像形成部と製本前処理部と製本処理部と収容部とをこの順にシート搬送方向下流側に配置した画像形成システムであって、
    上記画像形成部は、給紙手段と、この給紙手段から供給されたシートに画像を形成する画像形成手段が、
    上記製本前処理部は、画像形成されたシートにパンチ穴、シート折りなどの前処理を施す前処理手段、又は表紙シートを給送する表紙供給手段が、
    上記製本処理部は、上記画像形成部から搬出されたシートを束状に部揃え集積する集積手段と、この集積されたシート束を綴じ合わせる製本綴じ手段が、
    上記収容部は、上記製本綴じ手段からの製本処理されたシート束及び/又は製本処理屑を収容するスタック手段が、
    それぞれ備えられ、
    上記画像形成部と上記製本処理部との間にはシートを搬送するシート搬送経路が配置され、
    このシート搬送経路を介して上方に上記製本前処理部が、下方に上記収容部が配置され、
    この収容部を構成する上記スタック手段は、上記画像形成部の上記給紙手段と隣接する位置に配置されると共に、
    このスタック手段には(1)上記製本処理部からの収容物を上記給紙手段側に移送するコンベア手段が設けられるか、又はスタック手段を上記給紙手段側に位置移動するシフト手段が設けられ、
    このコンベア手段又はシフト手段は上記スタック手段に収容された収納量に応じて位置移動する制御手段を備え、
    上記給紙手段と上記スタック手段とは同一方向から操作可能に配置されていることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記製本綴じ手段は、前記集積手段からのシート束の背綴端面に接着剤を塗布する接着剤塗布手段又は背綴端面をステイプル綴じするステイプル手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記製本処理部には、前記製本綴じ手段の下流側に製本処理されたシート束の周縁を断裁する断裁手段が配置され、
    前記収容部には上記断裁手段で断裁された紙片を収容する断裁片収納スタッカが備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記収容部には、前記断裁片収納スタッカと製本処理されたシート束を収容する製本スタッカが併設されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 給紙ユニットを有する画像形成装置の排紙口に連設される製本装置であって、
    上記画像形成装置からのシートを束状に部揃えする集積手段と、
    上記集積手段に至るシートに紙折り、スタンプ、パンチ穴などの前処理を施す前処理手段と、
    上記集積手段からのシート束を綴じ合わせる製本綴じ手段と、
    上記製本綴じ手段からのシート束を収容する製本スタック手段と、
    上記画像形成装置の排紙口からのシートを上記集積手段に搬送するシート搬送経路と、
    を備え、
    上記前処理手段は上記シート搬送経路の上方に配置され、
    上記製本スタック手段は、
    上記画像形成装置の給紙ユニットと隣接する位置で上記シート搬送経路を介して上記前処理手段の下方に配置された積載トレイと、
    この積載トレイを上記給紙ユニット側に位置移動するシフト手段と、
    で構成され、
    上記シフト手段は上記積載トレイを収納量に応じて位置移動することを特徴とする製本装置。
  6. 前記製本綴じ手段と前記製本スタック手段との間には製本綴じされたシート束の縁部を断裁揃えする断裁手段が設けられ、
    この断裁手段で断裁された紙片を収容する断裁片収納スタッカが上記製本スタック手段に併設されていることを特徴とする請求項5に記載の製本装置。
  7. 給紙ユニットを有する画像形成装置の排紙口に連設される製本装置であって、
    上記画像形成装置からのシートを束状に部揃えする集積手段と、
    上記集積手段に至るシートに紙折り、スタンプ、パンチ穴などの前処理を施す前処理手段と、
    上記集積手段からのシート束を綴じ合わせる製本綴じ手段と、
    上記製本綴じ手段からのシート束の縁部を断裁揃えする断裁手段と、
    この断裁手段で断裁された紙片を収容する断裁片収納スタック手段と、
    上記製本綴じ手段又は断裁手段からのシート束を収容する製本スタック手段と、
    上記画像形成装置の排紙口からのシートを上記集積手段に搬送するシート搬送経路と、
    を備え、
    上記前処理手段は上記シート搬送経路の上方に配置され、
    上記断裁片スタック手段は、
    上記画像形成装置の給紙ユニットと隣接する位置で上記シート搬送経路を介して前処理手段の下方に配置され、
    この断裁片スタック手段には断裁片の収納量に応じて上記給紙ユニット側に搬出口が移動するコンベア手段が設けられていることを特徴とする製本装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011126647A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Canon Inc 断裁装置、シート処理装置、及び画像形成装置
JP2013119472A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 用紙処理装置及び画像形成システム

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