JP4793867B2 - 製本方法及び製本装置並びに画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、順次画像形成装置などから供給されるシートを部揃えしてその端面に接着剤を塗布し、表紙シートと綴合わせて表装した後、この表装後のシート束の周縁を断裁して切り揃える製本方法及び製本装置並びにこれを用いた画像形成システムに係わり、落丁することが少なく、同時に体裁良く背表紙部を仕上げることの可能な製本処理工程の改良に関する。
一般にこの種の製本装置は画像形成装置等から搬出されるシートを束状に集積して部揃えし、このシート束の背綴じ端面に接着剤を塗布して表紙シートと綴合わせた後、背表紙部を背折プレス成形して冊子状に表装し、これをスタッカに収納するか、或いはこの冊子状のシート束の周縁を所定量断裁(トリミングカット)してスタッカに収納する装置として広く知られている。
従来、例えば特許文献1に開示されているように画像形成装置から搬出されるシートを集積トレイに案内し、このトレイから束状シートをグリップ搬送手段などで糊塗布位置に搬送し、シート束の背部端面に接着剤を塗布して下流側の表紙綴位置に搬送セットする。そしてこの表紙綴位置に画像形成装置又はインサータ装置から表紙シートを給送しセットし、シート束と表紙シートとを逆T字状に接合した後背折り処理して下流側の断裁位置に搬送する。この断裁位置に設けられたトリマユニットでシート束の周縁を断裁して切り揃えた後、スタッカに収納している。このため上記集積トレイからスタッカに至る製本処理経路には糊塗布手段、表紙綴じ手段、断裁手段が順次配置され、またこの製本処理経路には表紙綴位置に表紙シートを供給する表紙搬送経路が交差するように配置されている。
従って文献1に開示されている装置に於いては、まずシートを部揃えするため集積トレイに束状に集積し、このシート束を下流側に搬送セットしてその背部端面に糊などの接着剤を塗布し、次いで下流側の表紙綴位置に搬送して表紙シートと綴じ合わせ、背折り成形した後、更に下流側の断裁位置に搬送し、この断裁位置でシート束の背部を除く天部、地部、小口部を順次所定量断裁して収納スタッカに搬出収納している。つまり画像形成装置などからのシートは、集積整合、糊塗布、表紙綴じ、トリミング断裁の順に処理する製本方法が採られている。
特開2003−292230号公報
上述のように、順次供給されるシートを集積トレイ上に積載して部揃えし、このシート束の端縁に接着剤を塗布する従来の製本処理では、シート束を確実に綴じ合わせて背表紙を体裁良く形成することが出来ず落丁などの問題を引き起こす欠点がある。これはトレイ上に順次積載するシート束の端面が整然と整列されないと図8に示すようにシート端縁S1と塗布ロール50との間に少許のギャップGを形成して糊塗布する際に同図(a)に示すようにシート束の端面S1が不揃いで凹凸が形成されると内側に窪んだシート(同図S1aには糊(接着剤)が浸透しないため、このシートは表紙装丁後に落丁することがある。また接着剤層に凹凸が形成されると同図(b)に示すように表紙シートを綴じ合わせた際に背表紙部に皺、凹凸などが形成され装丁後の美観を損ねる問題がある。
この為、上述のような落丁をなくすため、接着剤を塗布する前にミーリング加工を施すことも試みられているが、画像形成装置から搬出されるシートを自動的に製本処理するシステム構成では装置が大型となり、また、表紙シートに薄紙或いは和紙などを用いると背表紙部にはミーリング加工によって一層、皺或いは凹凸が発生する問題を併発している。従って、従来の装置および製本方法では、集積トレイにシートを積載して部揃えする際に、整合手段で凹凸などの位置ズレが生じないように正確に部揃えし、次いでこのシート束を接着剤塗布位置に位置ズレすることがないように搬送することが余儀なくされ、シートを静電気などが発生しないように低速で搬送し、集積トレイ上でも低速で確実に整合することを余儀なくされている。
そこで本発明は、シートを束状に部揃えする際に、その背部端面が不揃いであっても落丁をもたらすことがなく、また表紙シートに綴じ合わせる際に、皺・凹凸などが発生することのない製本方法及び製本方法の提供をその課題としている。
更に、本発明は画像形成装置で画像形成したシートを束状に部揃えして表紙シートで表装し、表装後のシート束の周縁を断裁して切り揃える一連の処理を高速で正確に施すことが可能な画像形成システムの提供をその課題としている。
本発明は、上記課題を解決するために以下の構成を採用する。まず本発明は集積トレイからのシート束の背部端面を所定量断裁して切り揃えた後に、この切り揃えたシート束の背部端面に接着剤を塗布することを特徴としている。
シートを順次積載して部揃えする集積トレイ手段と、上記集積トレイ手段からのシート束を順次糊塗布位置、表紙綴位置に案内する製本処理経路と、上記製本処理経路に配置され上記集積トレイ手段からのシート束を下流側に搬送するグリップ搬送手段と、上記製本処理経路と交差して上記表紙綴位置に表紙シートを給送する表紙搬送経路と、上記糊塗布位置に配置され上記シート束に接着剤を塗布する糊塗布手段と、上記表紙綴位置に配置され、上記シート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段と、上記製本処理経路に設定された断裁位置に配置され、上記シート束を断裁する断裁手段と、上記グリップ搬送手段を制御する制御手段とを備える。そして上記制御手段は、上記集積トレイ手段からのシート束を上記断裁位置に移送して断裁した後、このシート束を上記糊塗布位置に移送して糊塗布するように上記グリップ搬送手段を制御する。
前記糊塗布手段は前記製本処理経路に経路内と経路外とに進退自在に構成され、前記断裁手段は表紙綴位置の下流側に配置され、前記グリップ搬送手段は上記断裁位置でシート束の搬送方向を反転可能に構成され、前記制御手段は上記グリップ搬送手段を上記断裁位置に移動した後、移動方向を反転させて上記糊塗布位置に移動するように制御する。
前記集積トレイ手段は略々水平姿勢でシートを積載収納するように配置され、前記グリップ搬送手段は上記集積トレイ手段からのシート束を略々鉛直姿勢に偏向して前記製本処理経路に搬入し、このグリップ搬送手段は前記断裁位置の上流側の上記製本処理経路内でシート束の上下左右方向姿勢を偏向可能に構成する。
前記断裁手段は前記表紙綴位置の上流側に配置され、前記製本処理経路には前記集積トレイ、断裁位置、糊塗布位置、表紙綴位置の順に順次下流側に配置され、前記制御手段は前記グリップ搬送手段を、上記断裁位置、糊塗布位置、表紙綴位置の順にシート束を移送するように制御する。
集積トレイ上に部揃えされたシート束を製本処理経路に沿って移動する過程で接着剤を塗布して表紙シートと綴じ合わせて装丁し、この装丁後のシート束の周縁を断裁揃えする製本方法であって、集積トレイ上にシートを集積して部揃えする第1ステップと、上記ステップからのシート束の背部端縁を所定量断裁する第2ステップと、上記背部端面形成ステップからのシート束の背部端面に接着剤を塗布する第3ステップと、上記接着剤塗布ステップからのシート束に表紙シートを綴じ合わせる第4ステップと、上記表紙綴じステップからのシート束の背部端面を除く端縁をそれぞれ断裁する第5ステップとを有する。
前記第2ステップと前記第5ステップに於けるシート束の端縁の断裁は、前記製本処理経路に配置された同一の断裁手段で処理するように構成する。
本発明は、シートを束状に部揃えしその背部端面に接着剤を塗布する際に、シート束の背部端面を所定量断裁した後、その断裁縁に接着剤を塗布し、その後表紙シートと綴じ合わせるようにしたものであるから、集積トレイ上にシートを整合する際に不揃いが生じても接着剤は切り揃えられた端面に塗布されるからシート間に均一に浸透して確実に接着されることとなり、落丁をもたらすことがない、また表紙シートを綴じ合わせた後の背表紙は接着剤層が均一厚さであるため皺或いは凹凸が形成されることがない。従って確実に表装され、背表紙部も体裁のよい美観に富んだ装丁が可能である。
また、接着剤を塗布する前の背部端面を断裁する断裁手段と、表紙装丁後のシート束の周縁を断裁する断裁手段を同一の構成で兼用することにより、大型化することなく簡単な構成で安価に装置を提供することが出来る。
更に、製本処理経路に集積トレイ、断裁手段、糊塗布手段、表紙綴じ手段の順に配置することにより製本装置を小型でコンパクトに構成することが出来る。
以下図示の好適な実施の形態に基づいて本発明を詳述する。図1は、本発明に係わる製本装置と、これを用いた画像形成システムの全体構成の説明図であり、図2は製本装置の詳細説明図、図3はグリップ搬送機構の説明図である。
図1に示す画像形成システムは、シートに順次印刷を施す画像形成装置Aと、この画像形成装置Aの下流側に付設された製本装置B、この製本装置Bの下流に配置された後処理装置Cとから構成されている。そして画像形成装置Aで画像形成したシートを製本装置Bで製本処理する。また製本処理しないシートについてはこの製本装置Bを通過して後処理装置Cで印刷シートに後処理を施すように構成されている。
まず画像形成装置Aは複写機、プリンタ、印刷機など種々の構造のものが採用可能であるが図示のものは静電印刷装置を示す。この画像形成装置Aはケーシング1内に給紙部2と、印字部3と、排紙部4と制御部とが内蔵されている。給紙部2にはシートサイズに応じた複数のカセット5が準備され、制御部から指示されたサイズのシートが給紙経路6に繰り出される。この給紙経路6にはレジストローラ7が設けられ、シートを先端揃えした後所定のタイミングで下流側の印字部3に給送する。
印字部3には静電ドラム10が設けられ、この静電ドラム10の周囲には印字ヘッド9、現像器11、転写チャージャ12などが配置されている。そして印字ヘッド9は例えばレーザ発光器などで構成され、静電ドラム10上に静電潜像を形成し、この潜像に現像器11でトナーインクを付着し、転写チャージャ12でシートに印刷する。この印刷シートは定着器13で定着され排紙経路17に搬出される。排紙部4には上記ケーシング1に形成した排紙口14と排紙ローラ15が配置されている。尚図示16は循環経路であり、排紙経路17からの印刷シートをスイッチバック経路で表裏反転した後再びレジストローラ7に送り、印刷シートの裏面に画像形成する。このように片面若しくは両面に画像形成された印刷シートは排紙口14から排紙ローラ15で搬出される。
尚図示20はスキャナユニットであり、上記印字ヘッド9で印刷する原稿画像を光学的に読み取る。その構造は一般的に知られているように原稿シートを載置セットするプラテン23と、このプラテン23に沿って原稿画像をスキャンするキャリッジ21と、このキャリッジ21からの光学像を光電変換する光学読取手段(例えばCCDディバイス)22とから構成されている。また図示のものは原稿シートを自動的にプラテンに給送する原稿送り装置25がプラテン23上に装備してある。
次に、上述の画像形成装置Aに付設された製本装置Bについて説明する。この製本装置Bはケーシング30内に印刷シートを束状に集積して部揃えする集積部40(以下「集積トレイ41」という)と、この集積トレイ41からのシート束に接着糊を塗布する接着剤塗布手段55と、接着剤を塗布されたシート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段60とから構成されている。そして上記集積トレイ41には、その上流側に中紙搬送経路32が、下流側に製本経路33がそれぞれ配置してある。集積部40は略々水平方向に配置した集積トレイ41で構成され、上記中紙搬送経路32の排紙口32aからの印刷シートを積載収納し、製本経路33は略々鉛直方向に形成されている。
上記集積トレイ41の上方には正逆転ローラ42aと搬入ガイド42bが設けてあり、排紙口32aからの印刷シートを搬入ガイド42bで集積トレイ41上に案内し、正逆転ローラ42aで収納する。この正逆転ローラ42aは正回転で印刷シートを集積トレイ41に収納し、逆回転でトレイ後端(図1右端)に配置された後端規制部材43にシート後端を突き当て規制する。また集積トレイ41には図示しない整合手段が設けてありトレイ上に収納した印刷シートの両側縁を基準位置(例えばセンタ基準)に片寄せ整合する。このような構成で中紙搬送経路32からの印刷シートは集積トレイ41上に順次積み上げられ束状に部揃えされる。
次に各シートの搬送経路について説明すると、上記ケーシング30内には画像形成装置Aの排紙口14に連なる搬入口31aを有する搬入経路31と、この搬入経路31に連なる表紙搬送経路34が装置を横断(両者を横断パスという)するように配置されている。また、上記搬入経路31にはシートを集積部40(集積トレイ41)に案内する中紙搬送経路32が経路切換フラッパ36を介して連接され、搬入口31aからのシートを集積トレイ41に搬送する。
一方集積トレイ41には、その下流側に装置を縦断してシート束を略鉛直方向に搬送する製本経路33(縦断パスという)が設けられている。この製本経路33で構成される縦断パスと前記表紙搬送経路34で構成される横断パスとは互いに交差し、その交差部に後述する表紙綴じ手段60が配置される。以上のように構成された搬入経路31は前述の画像形成装置Aの排紙口14に連なり、画像形成装置Aから印刷シートを受入れる。この場合画像形成装置Aからはコンテンツ情報を印刷された印刷シート(中綴じシート)と表装カバーとして使用するタイトルなどを印刷された印刷シート(以下表紙シートと云う)とが搬出される。そこで搬入経路31は中紙搬送経路32と表紙搬送経路34とに分岐され経路切換フラッパ36を介して各印刷シートをそれぞれの経路に振り分け搬送することとなる。
一方、上記搬入経路31にはインサータ装置26(図1参照)が連結してあり、画像形成装置Aで印刷処理しない表紙シートを給紙トレイ26aから1枚ずつ分離して搬入経路31に供給するように構成してある。このインサータ装置26は1つ若しくは複数段の給紙トレイ26aを備え、このトレイ先端には積載されたシートを1枚ずつ分離して給送する給紙手段と、この給紙手段の下流側に給紙経路27が設けられている。
また上記搬入経路31には搬送ローラ31bが、中紙搬送経路32には搬送ローラ32bが、また、製本経路33にはグリップ搬送手段44と後述するターンテーブルユニット63が配置されている。また表紙搬送経路34には搬送ローラ34aが、排紙経路35には排紙ローラ35aがそれぞれ配置され、駆動モータに連結されている。また搬入経路31にはシートセンサS1が、中紙搬送経路32にはシートセンサS2とS3と排紙センサS4が配置されている。上記表紙搬送経路34にはシートセンサS8とS9が、排紙経路35にはシートセンサS10と排紙センサS11がそれぞれ図示位置に配置されている。また製本経路33にはシートセンサS12とS13が配置され、また収納スタッカ67にはフル検センサS14が配置されている。これらの各センサは経路内を通過するシートのジャムを検出するのと同時に後続する動作を制御する際のタイミング信号を得るように構成され、後述する制御手段に結線されている。
上記中紙搬送経路32には前述の集積トレイ41が連接され、この集積トレイ41の下流側には前述の縦断パスを構成する製本経路33が配置されている。この製本経路33には上述の集積トレイ41が配置された「集積部40」と、「接着剤塗布位置E」と、「表紙綴じ位置F」と、「断裁位置G」と「収納部H」が順次下流側に配置されている。そして集積トレイ41に集積したシート束に接着剤を塗布して表紙シートと綴じ合わせ、次いでその周縁を断裁(トリミングカット)して収納スタッカ67に収納するようになっている。そして上記「表紙綴じ位置F」には前述の表紙搬送経路34が交差するように配置され、この位置に表紙シートを供給する。
上記製本経路33の「接着剤塗布位置E」には接着剤塗布手段55が配置されている。この接着剤塗布手段55は熱溶融性の接着剤を収容する糊容器56と、塗布ローラ57と、ローラ回転モータMRとで構成され、この塗布ローラ57とローラ回転モータMRは糊容器56に組み込まれ糊塗布ユニットを形成している。そしてこの糊塗布ユニットは上記接着剤塗布位置Eにセットされたシート束の長手方向に沿って図2前後(表裏)方向に往復移動可能に支持され、この往復動の過程でシート端面に接着剤を塗布する。
また上記製本経路33には上記接着剤塗布位置Eに前記集積トレイ41からシートを移送するグリップ搬送手段44が配置されている。このグリップ搬送手段44は図3に示すように集積トレイ41に集積したシート束を水平姿勢から鉛直姿勢に偏向し、略鉛直方向に配置された製本経路33に沿って接着剤塗布位置Eにシートを搬送セットする。このため、集積トレイ41は集積位置(図2実線位置)から引渡し位置(図2鎖線位置)に下降移動し、この引渡し位置Dでグリップ搬送手段44にシート束を引き渡し、グリップ搬送手段44は図2矢視a方向にシートを移動した後、同矢視b方向に90度旋回してシートを鉛直姿勢に偏向するようになっている。
上記グリップ搬送手段44について説明すると、シート束を表裏両面から把持するグリッパ45(固定側グリッパ45aと可動側グリッパ45b)と、このグリッパ45をニップ方向に駆動するグリップモータMgとから構成されている。このグリッパ45とグリップモータMgとはユニットフレーム46に支持され、このユニットフレーム46は装置フレーム47に回転軸47aで旋回動自在に支持されている。またユニットフレーム46には扇形ギア46aが設けられ装置フレーム47に支持した旋回モータMUによってユニット全体が回転軸47aを中心に旋回するように構成されている。
図示S7はシートをグリッパが把持したのを検出するグリップセンサであり、図示Saはシート束の厚さ検知センサである。グリップセンサS7は可動側グリッパ45bに、厚さ検知センサSaはサブフレーム48に取付けられている。また上記グリッパ45とグリップモータMgはシート束を把持した状態で、このシートを製本経路33に沿って下流側に移動するため、上記ユニットフレーム46に図3上下動自在に支持されたサブフレーム48に取付けられている。
従ってグリップ搬送手段44はユニットフレーム46が装置フレーム47に旋回動自在に軸支持され、このユニットフレーム46に上下動自在に支持されたサブフレーム48にグリッパ45が取付けられ、グリッパ45は把持したシート束を水平方向から鉛直方向(図2矢視b方向)に偏向し、この鉛直方向にシート束を上下動することが可能となる。図示MSは上記ユニットフレーム46に支持された昇降モータでありピニオン49aを駆動してサブフレーム48のラック48aを図3上下方向に移動する。
上記製本経路33の表紙綴じ位置Fには表紙綴じ手段60が配置されている。この表紙綴じ位置Fには前述の表紙搬送経路34が交差するように配置され、この表紙搬送経路34から表紙シートが供給され、この表紙綴じ位置Fで表紙シートと上記接着剤塗布位置Eからのシート束とがくるみ綴じ製本される。この為この表紙綴じ位置Fには表紙シートをバックアップ支持する背当プレート61と、シート束と表紙シートとの接合部(背部)をプレス成形する背折プレート62が設けられ、この背当プレート61と背折プレート62とで表紙綴じ手段60が構成されている。背当プレート61は製本経路33に進退自在に電磁ソレノイドなどの駆動手段(図示せず)が備えられ、背折プレート62は左右一対のプレス片で構成され、駆動モータ(図示せず)が備えられている。
上記製本経路33には表紙綴じ位置Fの下流側に設けられた断裁位置Gに断裁ユニット64が配置され、また表紙綴じ位置Fの上流側にはターンテーブルユニット63が設けられている。この断裁ユニット64とターンテーブルユニット63とでシート束の天地周縁を断裁するようになっている。このためターンテーブルユニット63は前記グリップ搬送手段44が配置された製本経路33に進退自在の回転盤63aとこの回転盤63aにシート束を押圧する加圧部材63bとで構成され、それぞれに回転モータMt1、Mt2が装備され、昇降ユニット63cに取付けられている。そしてこの昇降ユニット63cは装置フレームに昇降自在に取付けられ、シフトモータMFにタイミングベルトで連結されている。従ってターンテーブルユニット63は前記グリップ搬送手段44からのシート束を製本経路33内でその天地方向を偏向し、後述する断裁位置Gにシート束の下端縁を搬送セットするようになっている。
また、上記断裁ユニット64は、断裁縁プレス手段65と断裁刃64aと刃受部材64bとで構成され、それぞれ断裁位置Gに配置されている。刃受部材64bはシート束を介して断裁縁プレス手段65及び断裁刃64aと対向するように配置され、比較的強靱に構成されている。上記断裁縁プレス手段65はこの刃受部材64bに対し進退自在の加圧板65aとこの加圧板65aを進退駆動するプレスモータ(図示せず)とで構成される。また、上記断裁刃64aは平刃状のカッタで構成され、カッタモータMCによって図2左右方向に移動し、同図右端のホームポジションから左方向に移動する際にシート束を切断するように構成されている。
本発明は上述の構成において前記グリップ搬送手段44を制御する制御手段を「前記集積トレイ手段41からのシート束を上記断裁位置Gに移送して断裁処理した後、このシート束を上記接着剤塗布位置Eに移送して糊塗布する」ように構成したことを特徴としている。そこで制御手段の構成について説明すると、図5は制御ブロック図であり、図1に示すような画像形成装置Aと製本装置Bとを連結したシステムでは、例えば画像形成装置Aに備えられた制御CPU70にコントロールパネル71と、モード設定手段72を設ける。そして製本装置Bの制御部には制御CPU75を設け、この制御CPU75は製本処理実行プログラムをROM76から呼び出して製本経路33における各処理を実行する。
またこの制御CPU75には画像形成装置Aの制御CPU70から後処理モード指示信号、ジョブ終了信号、シートサイズ情報その他製本に要する情報及びコマンド信号を受信する。そこで制御CPU75には前述した各シートセンサS1〜S14の検出信号が伝達され、制御CPU75は「集積部制御部75a」「グリップ搬送手段制御部75b」「断裁手段制御部75c」「表紙搬送制御部75d」「接着剤塗布手段制御部75e」「表紙綴じ手段制御部75f」「断裁手段制御部75g」をそれぞれ備えている。そして図6に示すフローチャートに従って製本処理を実行する。
次に図6のフローチャートに従って上述の制御CPU75による製本処理動作を説明する。前記画像形成装置Aのコントロールパネル71で画像形成条件と後処理モードを設定する(St001)。この後処理モードは例えば「プリントアウトモード」「製本処理モード」「ステップルモード」「スタンプモード」「パンチモード」「ジョグモード」などに設定する。プリントアウトモードは画像形成したシートを製本及び後処理することなく排紙トレイ37(図示のものは後処理装置Cに備えられている)に搬出収納する。
製本モードは画像形成されたシートを部揃え集積して表紙シートと綴合わせて収納スタッカ67に収納する。また、ステップルモードは画像形成されたシートを後処理装置Cに備えられたステップルユニットによってステップル綴じし、スタンプモードは捺印処理し、同様にパンチモードはパンチ処理を、ジョグモードは仕分け処理をそれぞれ後処理装置Cで実行し、その後排紙トレイ37に収納する。
そこで後処理モードとして「製本モード」が選択された場合、画像形成装置Aは画像形成動作を実行し、画像形成したシートを排紙口14に搬出する(St002)。製本装置Bではこのシートを搬入経路31に受入れる。このとき制御CPU75は経路切換フラッパ36を図2の状態に位置させてシートを中紙搬送経路32に案内する(St003)。このシートは搬送ローラ32bで排紙口32aに送られ、集積トレイ41上に順次積載収納する(St004)。
そこで画像形成装置Aからジョブ終了信号(St005)を受けると、制御CPU75は前記グリップ搬送手段44で集積トレイ41上のシート束を搬出し、その姿勢を90度偏向する。これによって集積トレイ41上に部揃えされたシート束は水平姿勢から鉛直姿勢に偏向され製本経路33を下流側の断裁位置Gに移送される(St006)。図4A(a)に示すように前記グリップ搬送手段44は集積トレイ41から水平姿勢のシート束を図2矢視a方向に引き出した後、このシート束を矢視b方向に90度旋回して鉛直姿勢に偏向する。その後グリップ搬送手段44は図4A(b)に示すようにシート束を断裁位置Gに移動する。このグリップ搬送手段44の姿勢旋回は前記旋回モータMUで、また断裁位置Gへの移動は昇降モータMSで行ない、この昇降モータMSの移動量がシート束下端縁の断裁量を決定する。
そして図4B(c)の状態に断裁縁プレス手段65がシート束を押圧支持し、この状態で同図(d)のように断裁刃64aがシート束を断裁する(St007)。次いで制御CPU75は断裁縁プレス手段65を退避させた後、グリップ搬送手段44の昇降モータMSを逆回転させて図4C(e)の状態にシート束を上流側の接着剤塗布位置Eに後退移動する(St008)。
このシート束の接着剤塗布位置Eへの給送セットと前後して制御CPU75は表紙シートを表紙搬送経路34から給送する(St009)。この表紙シートは画像形成装置Aから画像形成されて供給される場合と前記インサータ装置26から供給される場合がある。インサータ装置26から供給する場合には制御CPU75は給紙手段(図示せず)を作動して給紙トレイ26aからシートを1枚ずつ分離して給紙経路27に給送する。
給紙経路27に送られたシートは搬送ローラ27aで搬入経路31に搬送される。このとき制御CPU75は経路切換片28を図1の状態に位置させ、表紙搬送経路34に案内する。この表紙搬送経路34にはシートの姿勢を矯正するレジ機構34bが備えられ、このレジ機構34bで整合されたシートはこの位置から所定量搬送されることによって表紙綴じ位置Fに到達し静止セットされる(St009)。この表紙シートの給送セットに次いで制御CPU75は接着剤塗布手段55を駆動して接着剤塗布位置Eにセットされているシート束に接着剤を塗布する(St010)。この状態を図4D(f)に示すが、塗布ローラ57を備えた糊容器56は図示表裏方向にシート束の下端縁に沿って移動し、ロール表面に含浸した接着剤をシート束に塗布する。このときシート束の下端縁は断裁揃えされているため、シート下端がずれることなく均一に塗布される。
この接着剤塗布動作の終了後、制御CPU75はシート束を前記グリップ搬送手段44で下流側の表紙綴じ位置Fに移送する。するとこの位置には表紙シートがセットされているため図4D(g)のように表紙シートは背当プレート61にバックアップされこれとシート束が逆T字状に接合される(St011)。次いでシート束はこの状態で前記背折プレート62が表紙シートの背部を図4E(h)のようにプレス成形して表装する(St012)。
以上の表装処理の後、制御CPU75はグリップ搬送手段44をシート束から解除して初期位置(図4A(a)の状態)に移動復帰させる。このとき断裁刃64aは断裁位置に位置付けられ、落下するシート束を受け止める(図4E(i)参照)(St013)。この状態でターンテーブルユニット63を待機位置からシート把持位置に移動して、そして回転盤63aと加圧部材63bとでシート束をニップ保持する。次いで制御CPU75は断裁刃64aを待機位置に移動した後、回転盤63aと加圧部材63bを90度旋回してシート束の天部が下端となるように偏向する(St014)。そこで図4F(j)に示すように断裁縁プレス手段65でシート束を押圧保持し(St015)、断裁刃64aで所定量断裁する(St016)。
次いで制御CPU75は断裁縁プレス手段65を待機位置に退避させた後、図4F(k)に示すようにシート束を180度旋回し、地部が下端となるように姿勢偏向し、同図(j)の状態でその下端部を断裁する。次いで制御CPU75は同様に断裁縁プレス手段65を待機位置に退避させた後、シート束を90度旋回して小口部が下端となるように姿勢偏向しその下端部を断裁する(St017)。このようにシート束の周縁を断裁揃えした後制御CPU75は、ターンテーブルユニット63のシート把持を解除し、断裁後のシート束を搬出ローラ66に引渡す(St018)。搬出ローラ66はこのシート束を収納スタッカ67に搬入して収容する(St019)。なおこのとき制御CPU75はスイーパ手段69を図2鎖線位置に移動退避させる。
次に図7に示す装置は図2に示す態様と異なり、前述した図2の装置が製本経路33に断裁位置Gを表紙綴じ位置Fの下流側に配置したのに対し、図7の装置は糊塗布位置Eの上流側に断裁位置Gを配置した場合である。図2のものと同一の構成については同一符号を付して説明を省略する。製本経路33には前述のものと同様にグリップ搬送手段44が配置されている。このグリップ搬送手段44の下流側にターンテーブルユニット63、断裁手段(断裁ユニット)64が配置され、その下流に接着剤塗布手段55が配置されている。
従って集積トレイ41からのシートはグリップ搬送手段44で水平姿勢から鉛直姿勢に偏向され、このグリップ搬送手段44によって断裁位置Gに移送される。この断裁位置Gでシートは断裁縁プレス手段65によって押圧保持された状態で下端縁を所定量断裁される。その後この断裁されたシート束は接着剤塗布位置Eにグリップ搬送手段44で移送セットされる。そこで塗布ローラ57で接着剤が塗布される。このときシート束の下端縁は断裁揃えされているため接着剤は均一に塗布されることとなる。その後このシート束は表紙シートと接合され、背折り処理された後、背表紙部を除く周縁を上記断裁手段64によって断裁され、収納スタッカ67に収容されるが接着剤塗布後の処理は前述の図2の装置と同様である。
次に本発明に係わる製本方法を説明すると、前述の構成から明らかなように、集積トレイ41上に部揃えされたシート束を製本処理経路33に沿って移動する過程で接着剤を塗布して表紙シートと綴じ合わせて装丁し、この装丁後のシート束の周縁を断裁揃えする製本方法であって、集積トレイ41上にシートを集積して部揃えする第1ステップ(前述のSt004)と、上記第1ステップからのシート束の背部端縁を所定量断裁する第2ステップ(前述のSt007)と、上記背部端面形成ステップからのシート束の背部端面に接着剤を塗布する第3ステップ(前述のSt010)と、上記接着剤塗布ステップからのシート束に表紙シートを綴じ合わせる第4ステップ(前述のSt012)と、上記表紙綴じステップからのシート束の背部端面を除く端縁をそれぞれ断裁する第5ステップ(前述のSt014〜St017)とで構成する。この場合、前記第2ステップと前記第5ステップに於けるシート束の端縁の断裁は、前記製本経路33に配置された同一の断裁手段で処理する。
本発明の画像形成システムの全体構成図。 図1のシステムにおける製本装置の詳細説明図。 図2の装置におけるグリップ搬送手段の構成を示す説明図。 図2の装置に於ける表紙綴じ動作の説明図であり、(a)はシート束を水平姿勢から鉛直姿勢に偏向する状態図、(b)はシート束を断裁位置に移送セットする状態図。 図2の装置に於ける表紙綴じ動作の説明図であり、(c)は断裁位置にシート束を押圧保持する状態図、(d)はシート束の下端縁を断裁する状態図。 図2の装置に於ける表紙綴じ動作の説明図であり、(e)は断裁後のシート束を糊塗布位置に移送セットする状態図。 図2の装置に於ける表紙綴じ動作の説明図であり、(f)はシート束に接着剤を塗布する状態図。(g)はシート束と表紙シートを接合する状態図。 図2の装置に於ける表紙綴じ動作の説明図であり、(h)はシート束と表紙シートとを背綴じする状態図。(i)はシート束を断裁位置に移送セットする状態図。 図2の装置に於ける表紙綴じ動作の説明図であり、(j)は断裁位置でシート束を断裁する状態図。(k)は断裁位置でシート束の姿勢を偏向する状態図。 図2の装置に於ける制御部の構成を示すブロック図。 図2の装置に於ける制御部の動作手順を示すフローチャート。 図2の装置と異なる製本経路の構成説明図。 従来の装置に於ける接着剤を塗布したシートの状態説明図であり、(a)は接着剤を塗布する状態、(b)は製本状態である。
符号の説明
A 画像形成装置
B 製本装置
C 後処理装置
E 接着剤塗布位置
F 表紙綴じ位置
G 断裁位置
26 インサータ装置
31 搬入経路(横断パス)
32 中紙搬送経路
33 製本経路(縦断パス)
34 表紙搬送経路(横断パス)
35 排紙経路
36 経路切換フラッパ
37 排紙トレイ
40 集積部
41 集積トレイ
44 グリップ搬送手段
45 グリッパ
55 接着剤塗布手段
57 塗布ローラ
60 表紙綴じ手段
61 背当プレート
62 背折プレート
63 ターンテーブルユニット
63a 回転盤
63b 加圧部材
64 断裁手段(断裁ユニット)
64a 断裁刃
67 収納スタッカ
69 スイーパ手段
70 制御CPU(画像形成装置)
75 制御CPU(製本装置)
76 ROM

Claims (7)

  1. シートを順次積載して部揃えする集積トレイ手段と、
    上記集積トレイ手段からのシート束を順次糊塗布位置、表紙綴位置に案内する製本処理経路と、上記製本処理経路に配置され上記集積トレイ手段からのシート束を下流側に搬送するグリップ搬送手段と、
    上記製本処理経路と交差して上記表紙綴位置に表紙シートを給送する表紙搬送経路と、
    上記糊塗布位置に配置され上記シート束に接着剤を塗布する糊塗布手段と、
    上記表紙綴位置に配置され、上記シート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段と、
    上記製本処理経路に設定された断裁位置に配置され、上記シート束を断裁する断裁手段と、
    上記グリップ搬送手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    上記制御手段は、上記集積トレイ手段からのシート束を上記断裁位置に移送して断裁した後、このシート束を上記糊塗布位置に移送して糊塗布するように上記グリップ搬送手段を制御することを特徴とする製本装置。
  2. 前記糊塗布手段は前記製本処理経路に経路内と経路外とに進退自在に構成され、
    前記断裁手段は表紙綴位置の下流側に配置され、
    前記グリップ搬送手段は上記断裁位置でシート束の搬送方向を反転可能に構成され、
    前記制御手段は上記グリップ搬送手段を上記断裁位置に移動した後、移動方向を反転させて上記糊塗布位置に移動するように制御することを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  3. 前記集積トレイ手段は略々水平姿勢でシートを積載収納するように配置され、
    前記グリップ搬送手段は上記集積トレイ手段からのシート束を略々鉛直姿勢に偏向して前記製本処理経路に搬入し、
    このグリップ搬送手段は前記断裁位置の上流側の上記製本処理経路内でシート束の上下左右方向姿勢を偏向可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の製本装置。
  4. 前記断裁手段は前記表紙綴位置の上流側に配置され、
    前記製本処理経路には前記集積トレイ、断裁位置、糊塗布位置、表紙綴位置の順に順次下流側に配置され、
    前記制御手段は前記グリップ搬送手段を、上記断裁位置、糊塗布位置、表紙綴位置の順にシート束を移送するように制御することを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  5. シート上に画像形成する画像形成手段を有する画像形成装置と、
    上記画像形成装置の排紙口に連設された製本装置とを有する画像形成システムであって、上記製本装置は請求項1乃至4の何れかの項に記載の構成を備えていることを特徴とする画像形成システム。
  6. 集積トレイ上に部揃えされたシート束を製本処理経路に沿って移動する過程で接着剤を塗布して表紙シートと綴じ合わせて装丁し、この装丁後のシート束の周縁を断裁揃えする製本方法であって、
    集積トレイ上にシートを集積して部揃えする第1ステップと、
    上記ステップからのシート束の背部端縁を所定量断裁する第2ステップと、
    上記背部端面形成ステップからのシート束の背部端面に接着剤を塗布する第3ステップと、
    上記接着剤塗布ステップからのシート束に表紙シートを綴じ合わせる第4ステップと、
    上記表紙綴じステップからのシート束の背部端面を除く端縁をそれぞれ断裁する第5ステップとを有することを特徴とする製本方法。
  7. 前記第2ステップと前記第5ステップに於けるシート束の端縁の断裁は、前記製本処理経路に配置された同一の断裁手段で処理されることを特徴とする請求項6に記載の製本方法。
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