JP2004081914A - 塗装装置 - Google Patents

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金井 正治
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Abstract

【課題】コンパクトな塗装装置を提供すること。
【解決手段】被塗装物を回転台101aに載せ、その被塗装物に向けてスプレーガン108a,108bから断続的に塗料を噴霧して噴霧塗装を行なう。口径2mmφのフレキシブルホース135a,135bを使用して初期ドバの影響を低減してPLCで電磁弁を制御するとともに回転台101aのモータを回転制御を行ない、断続的に被塗装物に向けてスプレーガン108a,108bから塗料を噴霧して塗装を行なう。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプレーガンで噴霧塗装を行なう塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場では加工、組立、仕上げ、検査といった作業ごとに工程が分けられ、1つの工程の作業が終了したらその搬送装置で未完成品が次の工程の作業現場へと搬送されて1つの完成品が組み立てられていく場合が多い。その仕上げ工程には、塗装工程も含まれており、この塗装工程では前工程から送られてきた未完成品に塗装仕様にあわせた塗装が行なわれる。
【0003】
塗装装置の中には噴霧塗装を行なうスプレーガンを備えたものがあり、このスプレーガンを使って未完成品に向けて塗料が噴霧されて塗装が行なわれる。
【0004】
このスプレーガンが配備された塗装装置には前工程から送られてきた未完製品を所定の位置に配設してその位置でその未完製品を回転させながら手動でスプレーガンを作動させるものやスプレーガンを自動的に作動させるものがある。
【0005】
前者の場合には、所定の場所に設置されたスプレーガンを作業者が取り上げて被塗装物に向かって構えて噴霧塗装が行なわれるため、作業者の熟練度が必要になり、作業者によっては塗装の仕上がりが変わってしまうという問題がある。
【0006】
これに対し、自動的に塗装が行なわれる塗装装置では、前工程から送られてきた未完成品が被塗装物としてその塗装装置内に装着され、自動的に噴霧塗装が行なわれるので、塗装の仕上がりがばらつかず、良好な仕上がりが得られる。このような塗装装置にはたとえば特許文献1に記載されたものや特許文献2に記載されたものなどがある。
【0007】
またこのような自動的に塗装が行なわれる塗装装置では円筒状の被塗装物に対して従来スプレーガンを上下動させて塗装が行なわれている(たとえば特許文献3参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平06−254453号公報
【0009】
【特許文献2】
特開平07−119834号公報
【0010】
【特許文献3】
特開平08−29918号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献3に記載された塗装装置の場合、スプレーガンを上下動させる機構を必要とし、従ってその分機構が複雑となり装置が大型化し、装置全体のコストがかさむという問題がある。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑み、構造が簡単でコンパクトな塗装装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の第1の塗装装置は、被塗装物を着脱自在に装着して回転する回転台と、
上記回転台上に装着され、回転する被塗装物に向けて塗料を定位置から断続的に噴霧するスプレーガンとを備えたことを特徴とする。
【0014】
上記発明の塗装装置によれば、特許文献3のようにスプレーガンを上下動させることなく、塗料を定位置から噴霧することとなるため、本発明の塗装装置の場合、スプレーガンを上下動させるための駆動装置をわざわざ設ける必要がなくなり、設備の小型化が図られる。
【0015】
ここで、塗料を圧送する圧送部と、その圧送部から圧送された塗料を前記スプレーガンに供給するフレキシブルチューブとを備えていることが好ましい。
【0016】
このように圧送部により圧送された塗料をフレキシブルチューブを通してスプレーガンに供給すると、配管の自由度が増し、塗料タンクとスプレーガンの配置とに自由度を持たせることができる。
【0017】
また、上記回転台を回転数自在に回転させる回転制御部を備えると、塗装仕様に応じて回転数を変化させることができ、塗膜の厚さを制御することができる。さらに回転台の回転数を変えるとともに、上記スプレーガンの断続噴霧の噴霧時間、噴霧休止時間、噴霧回数のうちの少なくとも1つを制御する噴霧制御部を備えると、塗膜の厚さをさらに細かく制御することができる。
【0018】
上記本発明の第2の塗装装置は、被塗装物を着脱自在に装着して回転する回転台と、
上記回転台上に装着され、回転する被塗装物に向けて、塗料を、相互に異なる複数の定位置からそれぞれ断続的に噴霧する複数のスプレーガンとを備えたことを特徴とする。
【0019】
上記第2の塗装装置によれば、被塗装物が鍔あるいは折曲部を備えたものであっても、上記複数のスプレーガンのうち、その中の1つのスプレーガンを被塗装物の鍔あるいは折曲部に向けて塗装を行なって、他のスプレーガンを被塗装物のの鍔あるいは折曲部以外の部分に向けて塗装を行なうことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0021】
図1は本発明の実施形態を示す塗装装置の構成を示す図である。
【0022】
図1に示すように塗装装置100には、装着用の突起部101bを持つ回転台101aを備えた本体部101が備えられている。この本体部101には支柱102a,103aが2本固定されており、これらの支柱102a,103aには高さの調整が自在な取付部102b,103bがそれぞれ備えられている。さらに、それらの取付部102b,103bの高さが調整されると、共にその高さが調整される取付アーム104a,104bが回転台101a側に向けて延設されている。これらの取付アーム部104a,104bには角度の調整が自在な回転部105a,105bがそれぞれ備えられおり、それらの回転部105a,105bには角度指示器106a,106bがそれぞれ設けられている。
【0023】
さらにそれらの取り付けアームの回転部105a,105bに回動自在に係合された取付部材107a,107bが回転台101a側へ向けて配設されており、それらの取付部材107a,107bの端部にスプレーガン108a,108bがそれぞれ固定されている。
【0024】
したがって取付部102a,102bや回転部105a,105bを被塗装物の形状に応じて調整すると、スプレーガン108a,108bそれぞれの取付姿勢が調節され、それらのスプレーガン108a,108bの先端のエアキャップ部109a,109bと被塗装物との距離や角度が調節される。
【0025】
これらのスプレーガン108a,108bには塗料が供給されるジョイント部110a,110bと、二つの電磁弁それぞれを介してエアがそれぞれ供給されるジョイント111a,111bとが備えられており、それらのジョイント110a,110b,111a,111bにそれぞれチューブが嵌め込まれている。これらのスプレーガン108a,108bではエア側のジョイント部111a,111bそれぞれにエア供給源からエアが供給されて、塗料側のジョイント部110a,110bに塗料が供給されて、エアキャップ部109a,109bで塗料とエアとが混合されて霧状になって噴霧される。図示はしていないが、このスプレーガンには、エアキャップ部109a,109bから噴霧が行なわれるときの塗料の量を調整するためのニードル弁や噴霧を行なうときの方向性を調整するためのエア吹付部がエアキャップ部109a,109b近傍に別途設けられている。エア吹付部にはエアキャップ109a,109bの側面側からエアの吹き付けを行なうものと、エアキャップの中央部にエアの吹き付けを行なうものとがあり、それらの吹付部から供給されるエアの圧力に応じて噴霧角度が定められる。
【0026】
これらの吹付部にもエアが圧力調整器を介して供給されている。またニードル弁の開度はスプレーガンに備えられた開度調整部により調整される。
【0027】
この本体部101の内部にはスプレーガン108a,108bそれぞれのジョイント111a,111b部にそれぞれエアを供給するか否かを決定する二つの電磁弁と、回転台を回転させるモータと、そのモータの回転を制御するモータコントローラと、そのモータコントローラに回転開始および回転停止の指示を供給するプログラマブルコントローラ(以下、PLCという)とが備えられており、このPLCによってモータの回転および電磁弁の開閉が制御される。
【0028】
また、その本体部101の前面には操作盤120が備えられており、その操作盤120には5つの圧力調整器121a〜121eと表示画面122と各種スイッチ123a,123b,123cとがそれぞれ配備されている。この各種スイッチの開閉信号がそれぞれPLCに入力されている。
【0029】
操作盤120の一番左側の圧力調整器121aの一次側には、スプレーガン108a,108bそれぞれを作動させるためのエアを供給する元圧ホースが繋がれており、エア供給源からこの元圧ホースを通して一次側に供給されたエアの圧力が圧力調整器121aで減圧されて2つの電磁弁それぞれに供給されている。これらの電磁弁のほかに前述した吹付部それぞれにもエアが供給されており、圧力調整器121b,121dと圧力調整器121c,121eでそれぞれ圧力が調整されてスプレーガン108b,108aそれぞれの吹付部にエアが供給されている。この図1では一方のスプレーガン108aの圧力調整が圧力調整器121b,121dそれぞれで行なわれ、他方のスプレーガン108bの圧力調整が圧力調整器121c,121eそれぞれで行なわれ、それぞれのスプレーガン108a,108bの吹付部それぞれにエアが供給されている。
【0030】
操作盤120には表示画面122も備えられており、その表示画面122には塗装シーケンスの進み具合などが表示される。この操作盤120の脇にあるプログラムスイッチ123aをいずれかの側に倒すことにより、2通りあるうちのいずれかのプログラムで噴霧塗装が行なわれるが、前述したPLCにプログラムを書き込めばいろいろなシーケンスで噴霧塗装を行なうことができる。プログラムスイッチ123aでいずれかのプログラムを選択した後で、スタートスイッチ123bを押せば、後は自動的に噴霧塗装が行なわれる。また操作盤120の脇の部分には非常停止スイッチ123cも設けられており、非常の場合には、この非常停止スイッチ123cを押すことにより塗装装置120の稼動が停止される。
【0031】
一方、塗料タンク130には圧力調整部131が備えられており、その圧力調整部131により液面に所定の圧力が加えられ続けて、供給口132から所定量の塗料がスプレーガン108a,108bそれぞれに圧送される。この塗料タンク130内の塗料は希釈されて濾過されたもので、良好な流動状態を持つ液体になっている。このように流動的な液体になっているので塗料が絶えずスプレーガン108a,108bに供給される。いくら希釈されているとはいっても塗料タンク130内に塗料が長時間放置されると局部的に固まりを作ってしまうこともあるので塗料タンク130内には攪拌棒が備えられ、その攪拌棒で塗料が攪拌され、いつでも流動的に塗料が供給口132から供給されるようになっている。この塗料タンク130の供給口132とスプレーガン108a,109bそれぞれのジョイント110a,110bとが繋がれているが、スプレーガンが二つあるので、分岐路(Tees)133を介して一方のスプレーガン108aのジョイント部110aと、他方のスプレーガン108bのジョイント部110bが繋がれている。塗料タンク130の供給口132とそれぞれのジョイント110a,110bとはフレキシブルホース135a,135bで繋がれており、フレキシブルホース135a,135bの柔軟性により塗料タンク130と塗装装置本体部101の配置が制約されないようになっている。このフレキシブルホースの径を2mmφ程度の小口径にすると、初期ドバが少なくなり、良好な噴霧特性が得られ、断続的に噴霧を行なっても初期ドバの影響が回避される。この2mmφのフレキシブルホース135a,135bは全圧と静圧との差を小さくする作用があり、この作用によってそれぞれのスプレーガン108a,108bから断続的な噴霧が行なわれても、塗料が絶えず流動的に供給され、初期ドバの影響の少ない良好な噴霧特性が得られる。なお2mmφ以下の金属パイプであれば同様の作用が得られるが、そのときには長さが5m以内に限定される。
【0032】
図2を参照して内部の構成を詳細に説明する。
【0033】
図2に示すようにこの塗装装置100はPLC140により制御される。PLC140には入力ユニット、出力ユニット、演算部が備えられており、その演算部にはプログラムが組み込まれている。入力ユニットには上記スイッチ123a,123b,123cがそれぞれ接続されており、出力ユニットにはモータコントローラと電磁弁がそれぞれ接続されている。それらのスイッチのうち、いずれかのスイッチが操作されると、その操作されたことが入力ユニットを通して演算部に入力され、演算部にあるプログラムにしたがって、出力ユニットから出力信号が出力される。
【0034】
このPLC140の出力ユニットからモータコントローラ141に回転を指示する信号が供給され、モータコントローラ141の制御に基づいてモータ142が駆動され、回転台101aが回転する。また出力ユニットから電磁弁143a,143bそれぞれにも開閉を指示する信号が供給されており、スプレーガンのジョイント部110a,110bへのエアの供給、供給停止がPLC140により制御されている。
【0035】
また、モータコントローラ141には回転数を定める設定部が備えられており、この設定部により回転数が設定されると、その回転数でモータが回転する。このモータコントローラ141とPLC140とが本発明にいう回転制御部に当たり、また前述した圧力調整器121a〜121eとスプレーガンに対応する電磁弁143a,143bそれぞれとPLC140とが噴霧制御部に当たる。
【0036】
図3はPLC140の演算部にあるプログラムにしたがって行なわれる塗装シーケンスのタイミングチャートである。図3(a)は図2に示したPLC140の出力ユニットからモータコントローラ141へ供給される信号S1の波形を示しており,図3(b)はPLC140から電磁弁143aに供給される信号S2の波形を示しており,図3(c)はPLC140から電磁弁143bに供給される信号S3の波形をそれぞれ示している。
【0037】
図3のタイミングチャートに示したシーケンスが作動する前にまず電源が投入され、PLC140他のブロックに電源が供給され、それぞれのブロックがスタンバイ状態になる。ここでプログラムスイッチ123aがいずれかに倒された後、スタートスイッチ123bが押されると、図3のタイミングチャートどうりの塗装シーケンスが実行される。
【0038】
まずPLC140からモータコントローラ141に信号S1が供給される。そうするとモータコントローラ141はこの信号S1を受けてモータ142を回転させ、回転台101aを回転させるとともにその回転を停止させている。この信号S1の波形を見ると、回転台101aが時刻t0から除々にその回転数を上げて時刻t1から時刻t2までの間、所定の回転数で回転し、時刻t2から除々に回転数を下げて時刻t3に回転停止を迎えたことが示されている。
【0039】
モータ142とともに回転台101aが所定の回転数で回転しているとき(時刻t1,時刻t2の間)に電磁弁143a,143bそれぞれに信号S2、S3が供給されて断続的に噴霧が行なわれている。信号S2、S3の信号のパルス状の部分が噴霧塗装が行なわれていることを示している。つまり、パルス状の信号がPLC140から電磁弁143aに供給されると、パルス状の信号の部分だけ電磁弁が開かれてエアがスプレーガンに供給される。電磁弁143bについても同様である。そうすると塗料タンク130から供給されている塗料とエアとが混合されてスプレーガン108a,108bのエアキャップ部109a,109bからそれぞれ塗料が噴霧される。図3(b)、図3(c)ともパルス状の信号が複数断続的に供給されているので、断続的に電磁弁143a,143bが開かれて噴霧塗装が断続的に行なわれる。このパルス状の信号の幅、回数はPLCで任意に設定することができる。
【0040】
この実施形態では希釈された塗料と口径2mmφのフレキシブルホースを使用して全圧と静圧との差を小さくして初期ドバの発生を抑制しており、スプレーガンを定位置に固定して回転する被塗装物に対して断続的に噴霧が行なわれて多層塗りが行なわれる。したがって、塗膜の厚さを均一にした高品質な塗装を行なうことができる。また、オーバスプレーを行なったとしてもいままでに比べてオーバスプレーの時間が短縮され、塗料の無駄がなくなるという効果もある。そうするとランニングコストが抑制され、この塗装装置を使用する側にとっては管理コストを抑えることができる。
【0041】
なお、本実施形態では略円筒形状の被塗装物に2つのガンを使用して塗装を行っているが、被塗装物の大きさが小さければスプレーガンは1つであっても良い。この実施形態では被塗装物が高さを持っているので、2つのスプレーガン108a,108bを使用して、その円筒物の上方と下方とを塗装している。もし被塗装物の上端部に折曲部がある場合などにおいてもこのように二つスプレーガンを使用することが有効である。このときには支柱に固定されたスプレーガンの被塗装物に対する角度および距離を変えて、断続的に噴霧を行なって折曲部にも塗膜の厚みの揃った塗装を行なうことができる。
【0042】
以上説明したように本発明の塗装装置によれば、希釈された、ホース内を滑らかに流れる塗料と、2mmφの径のフレキシブルホースを使用して初期ドバを抑制しているので、断続的な噴霧を行なったとしても高い品質で塗装を行なうことができる。また、スプレーガンを移動させずに噴霧角度を圧力調整器で調整することができるので、どのような形状の被塗装物であっても安定した噴霧を行なうことができる。さらに初期ドバが抑制されているので、無駄な塗料を使用することがなく、塗料タンクが小型であっても多数の被塗装物に塗装を行なうことができ、ランニングコストの低減を図ることができる。またオーバスプレーが抑制された分、塗料ミストの発生も抑制され、特許文献1で提案されているような塗料ミストの排気設備が必要なくなるという効果もある。
【0043】
また、塗料タンクが小型になるとともにフレキシブルホースを使用しているので、装置の配置に制約があまりなく、またスプレーガンの空気キャップに供給するエアの圧力を圧力調整器で調整することにより塗料の噴霧角度を任意に設定することができるので、形状の異なる被塗装物に種々対応することができる。さらに、スプレーガンを移動させる必要がないので、スプレーガンを移動させるための駆動装置が必要なくなり、塗料タンクも小型にすることができるので設備全体をコンパクトにすることができるという効果もある。
【0044】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明のカメラによれば、構造が簡単でコンパクトな塗装装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である塗装装置の外観図である。
【図2】図1の塗装装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の塗装装置の動作を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
100  塗装装置
101  本体部
101a  回転台
102a 102b  支柱
108a 108b  スプレーガン
120  制御盤
130  塗料タンク
140  PLC
141  モータコントローラ
142  モータ
143a 143b  電磁弁

Claims (5)

  1. 被塗装物を着脱自在に装着して回転する回転台と、
    前記回転台上に装着され、回転する被塗装物に向けて塗料を定位置から断続的に噴霧するスプレーガンとを備えたことを特徴とする塗装装置。
  2. 塗料を圧送する圧送部と、該圧送部から圧送された塗料を前記スプレーガンに供給するフレキシブルチューブとを備えたことを特徴とする請求項1記載の塗装装置。
  3. 前記回転台を回転数自在に回転させる回転制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載の塗装装置。
  4. 前記スプレーガンの断続噴霧の噴霧時間、噴霧休止時間、噴霧回数のうちの少なくとも1つを制御する噴霧制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載の塗装装置。
  5. 被塗装物を着脱自在に装着して回転する回転台と、
    前記回転台上に装着され、回転する被塗装物に向けて、塗料を相互に異なる複数の定位置からそれぞれ断続的に噴霧する複数のスプレーガンとを備えたことを特徴とする塗装装置。
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