JP2004077788A - 画像形成装置 - Google Patents

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吉原 秀雄
Shusaku Tsusaka
津坂 周作
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Abstract

【課題】リサイクルしやすい樹脂で構成した画像形成装置を提供する。
【解決手段】ともに強化剤を含まない樹脂を材料として形成された左右のフレーム100,110間には、鉄製のトレー120と樹脂製のシュート80と、鉄製のアンダーバー130とがそれぞれ架設されている。左のフレーム100と略同構成の右のフレーム110は、板面110aと、その縁部がそれぞれ板面方向と直交する同一方向に曲折された側面110b,110c,110d,110eとから構成された箱形状を有することで、板面110aが大きく撓むことを防止されている。また、左右のフレーム100,110は、熱膨張率が異なるトレー120やアンダーバー130の伸びによる負荷を受けた場合に僅かに撓んでその負荷を吸収することができ、ひび割れや歪み等による破損が防止されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リサイクルしやすい樹脂で構成した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のレーザプリンタやコピー機などの画像形成装置では、感光体を帯電させ、その感光体上にレーザやLEDなどの光による露光を行って静電潜像を形成し、トナー等の現像剤で顕著化させた像を紙等の被記録媒体上に転写させ、定着器等によって加熱定着させることで画像の形成が行われている。これら画像を形成するための各装置は、筐体の左右のフレーム間に支持され、画像形成装置内に収容されていた。この左右のフレームが各装置を支持するためには、それらの重さに耐えうるだけの十分な強度が必要であった。そのため、従来の画像形成装置では、左右のフレームの材料として、鉄が使用されたり、または、強度を増すためのガラス繊維が混入された樹脂が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、左右のフレームを鉄で構成した場合、例えば画像形成を行うユニットを着脱可能に支持するための部品を左右のフレームに取り付けなければならず、部品点数の増加や、取付の手間等がかかることによって生産コストの増加の原因となっていた。
【0004】
さらに、左右のフレームをガラス繊維が混入された樹脂で構成した場合、フレームにはガラス繊維が混入しているので、フレームからリサイクル品を製造するときの用途が限られてしまう。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、リサイクルしやすい樹脂で構成した画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の画像形成装置は、静電潜像担持体に形成された静電潜像を、現像剤担持体上に担持された現像剤で顕像化し、静電潜像担持体上の現像剤像を被記録媒体上に転写するプロセス手段を、筐体の左右のフレーム間に収容して保持する画像形成装置であって、前記左右のフレームをガラス繊維を含まない樹脂で成形したことを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記フレームには、グリスが塗布される駆動部材が設けられ、当該フレームは、耐グリス性の高い材質の樹脂で成形されていることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記駆動部材は、前記左右のフレームの一方に設けられ、前記左右のフレームは、それぞれが異なる材質の樹脂で成形されていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記現像剤担持体に静電潜像を形成するために前記現像剤担持体を露光する露光手段と、前記プロセス手段の上方位置で、前記露光手段を支持し、左右両端が前記左右のフレームと締着する第1の強度メンバとを備えている。
【0010】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、着脱可能に装着された前記プロセス手段の下方位置で、その上方を前記被記録媒体が搬送され、左右両端が前記左右のフレームと締着する第2の強度メンバを備えている。
【0011】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体を積層保持し、着脱可能に装着された給紙カセットと、前記給紙カセットの下方位置で、左右両端が前記左右のフレームと締着する第3の強度メンバとを備えている。
【0012】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置は、請求項6に記載の発明の構成に加え、前記第1の強度メンバおよび前記第3の強度メンバは鉄製で、前記第2の強度メンバは樹脂製であることを特徴とする。
【0013】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置は、請求項5に記載の発明の構成に加え、前記第2の強度メンバは、前記被記録媒体の搬送方向に対し、上下方向に凹凸を有している。
【0014】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置は、請求項5または8に記載の発明の構成に加え、前記第2の強度メンバは、前記プロセス手段の下方位置で、その上方で前記被記録媒体の搬送をガイドする搬送ガイド部材であって、当該搬送ガイド部材は、難燃剤を含まない樹脂部品と、難燃剤を含む難燃性樹脂部品とで構成している。
【0015】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置は、請求項9に記載の発明の構成に加え、前記プロセス手段に駆動電圧を供給するための電源手段を更に備えた画像形成装置であって、前記搬送ガイド部材は、前記電源手段を覆うように設けられ、前記難燃性樹脂部品は、前記電源手段の発熱源に対向する位置に配置されている。
【0016】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置は、請求項10に記載の発明の構成に加え、前記電源手段は、前記搬送ガイド部材の下方位置に配置されている。
【0017】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置は、静電潜像担持体に形成された静電潜像を、現像剤担持体上に担持された現像剤で顕像化し、静電潜像担持体上の現像剤像を被記録媒体上に転写するプロセス手段を有する画像形成装置であって、前記プロセス手段の下方位置で、その上方で前記被記録媒体の搬送をガイドする搬送ガイド部材を備え、当該搬送ガイド部材は、難燃剤を含まない樹脂部品と、難燃剤を含む難燃性樹脂部品とで構成している。
【0018】
また、請求項13に係る発明の画像形成装置は、請求項12に記載の発明の構成に加え、前記プロセス手段に駆動電圧を供給するための電源手段を更に備えた画像形成装置であって、前記搬送ガイド部材は、前記電源手段を覆うように設けられ、前記難燃性樹脂部品は、前記電源手段の発熱源に対向する位置に配置されている。
【0019】
また、請求項14に係る発明の画像形成装置は、請求項13に記載の発明の構成に加え、前記電源手段は、前記搬送ガイド部材の下方位置に配置されている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した画像形成装置の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、画像形成装置の一例であるレーザプリンタ1の全体の構成について説明する。図1は、レーザプリンタ1の中央断面図である。
【0021】
図1に示すように、レーザプリンタ1は、断面視、本体ケース2内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に印刷するための画像形成部を構成するスキャナユニット16、プロセスカートリッジ17および定着器18等を備えている。尚、レーザプリンタ1において、図中右手方向が前面となる。
【0022】
排紙トレイ46は、本体ケース2の上部中央より前側にかけての位置に、印刷された用紙3を積層保持できるように、本体ケース2の前側ほど傾斜が小さくなるように凹部形成されている。また、本体ケース2の前面の上寄り部位には、プロセスカートリッジ17の挿入のための一部開放状の空間があり、プロセスカートリッジ17は、本体ケース2の右端(前面側)のカバー54を下向きに回動させて大きく開いた状態で着脱される。
【0023】
本体ケース2内の後部(図中左手側)には、本体ケース2内の下部後端側に設けられた定着器18から排出された用紙3が上部に設けられた排紙トレイ46に導かれるように、本体ケース2の背面に沿って上下方向に半弧を描くように排紙パス44が設けられ、この排紙パス44に、用紙3の搬送を行う排紙ローラ45が設けられている。
【0024】
フィーダ部4は、本体ケース2内の底部に設けられた給紙ローラ8と、レーザプリンタ1の前面より前後方向に着脱可能に装着される給紙カセット6と、給紙カセット6内に設けられ、用紙3を積層保持して用紙3を給紙ローラ8に圧接する用紙押圧板7と、給紙カセット6の一端側端部の上方に設けられ、給紙ローラ8に向かって押圧され、給紙時に給紙ローラ8と協働して用紙3を一枚毎に分離する分離パッド9と、給紙ローラ8に対して用紙3の搬送方向の下流側に設けられ、用紙3の搬送を行う搬送ローラ11と、その搬送ローラ11に用紙3を介して接触して紙粉を除去するとともに搬送ローラ11と協働して用紙3の搬送を行う紙粉取りローラ10と、搬送ローラ11に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられ、印刷の際の用紙3の送り出しのタイミングを調整するレジストローラ12とを備えている。
【0025】
用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタックすることができ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部に設けられた支軸7aが給紙カセット6の底面に支持されることによって、この支軸7aを回動中心として、近い方の端部が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側からバネ7bによって給紙ローラ8の方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるにともない、支軸7aを支点として、バネ7bの付勢力に抗して下向きに揺動される。そして、給紙ローラ8および分離パッド9は互いに対向するように配設され、分離パッド9の裏側に配設されるバネ13によって、分離パッド9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。
【0026】
また、給紙カセット6の上方には、両面印刷ユニット26が配設されている。両面印刷ユニット26には、反転搬送ローラ50a,50b,50cが略水平方向に設けられており、その両末端側にはそれぞれ反転搬送パス47a,47bが設けられている。反転搬送パス47aは、用紙3の搬送方向における排紙パス44の末端位置で、用紙3が逆方向に搬送される際に排紙パス44から分岐され、両面印刷ユニット26に導かれるように、排紙ローラ45と反転搬送ローラ50aとを接続している。反転搬送パス47bは、その用紙3を画像形成部に導くように、反転搬送ローラ50cとレジストローラ12とを接続している。
【0027】
尚、両面印刷が行われる場合には、まず、一方の面に画像形成が行われた用紙3が搬送され、その一部が一旦排紙トレイ46に排出される。そして、その後端が排紙ローラ45に挟まれたときに、排紙ローラ45が正転を停止し、逆転を行う。すると用紙3の後端が排紙パス44の弧面に当接し、弧面に沿って排紙パス44には戻らずに反転搬送パス47aに導かれる。用紙3は、反転搬送パス47aから反転搬送ローラ50a,50b,50cに搬送され、反転搬送パス47bに沿ってレジストローラ12に導かれる。このような搬送経路を辿ることによって、用紙3が排紙ローラ45からレジストローラ12に搬送される場合に、用紙3が前後逆向きに搬送され、また、既に印刷が行われた面が下向きに反転されて画像形成部に送られることになる。そして、画像形成部では、用紙3の他方の面にも所定の画像が形成される。
【0028】
また、両面印刷ユニット26と画像形成部との間の位置には、低圧電源基板90、高圧電源基板95およびエンジン基板98が設けられており、これら各基板を定着器18やプロセスカートリッジ17などの他の装置から隔離するために、各基板と画像形成部との間にはシュート80が設けられている。シュート80は樹脂製で、後述する左右のフレーム100,110間に架設され、その上部に、用紙3が通過するためのガイド板80cが設けられ、用紙3の搬送路の一部を構成している。尚、シュート80については後述する。
【0029】
高圧電源基板95は、後述するプロセスカートリッジ17の各部に印加する高電圧のバイアスを発生する回路基板である。また、低圧電源基板90は、レーザプリンタ1の外部から供給された、例えば単相100Vの電圧を、レーザプリンタ1の内部の各部に供給するために、例えば24Vの電圧に降下させるための回路基板である。そのため、高圧電源基板95の回路と比べて低圧電源基板90の回路にはより大きな電流が流れるので、この低圧電源基板90上に配設された、後述する一部の電子部品の発熱量が大きくなっている。
【0030】
また、エンジン基板98は、レーザプリンタ1の各ローラ等の機械的な動作をともなう部品の駆動源であるDCモータ(図示外)や、その駆動系の動作方向の切り換えを行うためのソレノイド(図示外)等を駆動させるための回路基板である。これらDCモータやソレノイド等を駆動させるためには比較的大きな電流が必要であり、この電流を制御するためエンジン基板98上に配置された一部の電子部品の発熱性が高くなっている。
【0031】
尚、低圧電源基板90、高圧電源基板95およびエンジン基板98の各電子部品は、それぞれの基板上の一面側に配設されるが、低圧電源基板90および高圧電源基板95が、各電子部品が配設された側の面を上方に向けて、シュート80の下部で右のフレーム110寄りの位置(図中紙面奥側)に固定されるのに対し、エンジン基板98は、各電子部品が配設された側の面を下方に向けて、シュート80の下部で左のフレーム100寄りの位置(図中紙面手前側)に固定される。
【0032】
次に、画像形成部のスキャナユニット16は、本体ケース2内において排紙トレイ46の直下に配置され、レーザ光を出射するレーザ発光部(図示外)、レーザ発光部より出射されたレーザ光を回転駆動して主走査方向に走査するポリゴンミラー19、ポリゴンミラー19に走査されたレーザ光の走査速度を一定にするfθレンズ20、走査されたレーザ光を反射する反射ミラー21a,21b、反射ミラー21aで反射されたレーザ光を反射ミラー21bを介して感光体ドラム27上で結像するために焦点位置を調整するリレーレンズ22等で構成されている。スキャナユニット16は、印刷データに基づいてレーザ発光部から出射されるレーザ光を、図中1点鎖線Aで示すように、ポリゴンミラー19、fθレンズ20、反射ミラー21a、リレーレンズ22、反射ミラー21bの順に通過あるいは反射させて、プロセスカートリッジ17の感光体ドラム27の表面上に露光走査するものである。尚、スキャナユニット16が、本発明における「露光手段」である。
【0033】
画像形成部の定着器18は、プロセスカートリッジ17の側方下流側に配設され、加熱ローラ41、この加熱ローラ41を押圧する加圧ローラ42、およびこれら加熱ローラ41および加圧ローラ42の下流側に設けられる一対の搬送ローラ43を備えている。加熱ローラ41は、中空のアルミ製の軸にフッ素樹脂がコーティングされ焼成されたローラであり、筒状のローラの内部に加熱のためのハロゲンランプ41aを備えている。加圧ローラ42は、低硬度シリコンゴムからなる軸にフッ素樹脂のチューブが被膜されたローラであり、スプリング(図示外)によってその軸が上方に付勢されることで、加熱ローラ41に対して押圧されている。定着器18では、プロセスカートリッジ17において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に加圧加熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するようにしている。
【0034】
次に、画像形成部のプロセスカートリッジ17は、ドラムカートリッジ23と、ドラムカートリッジ23に着脱可能な現像カートリッジ24とから構成されている。ドラムカートリッジ23は、感光体ドラム27、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ30等を備えている。現像カートリッジ24は、現像ローラ31、供給ローラ33、トナーホッパー34等を備えている。尚、プロセスカートリッジ17が、本発明における「プロセス手段」である。
【0035】
ドラムカートリッジ23の感光体ドラム27は、現像ローラ31と接触する状態で矢印方向(図中時計方向)に回転可能に配設されている。この感光体ドラム27は、導電性基材の上に、正帯電の有機感光体を塗布したものであり、電荷発生材料が電荷輸送層に分散された正帯電有機感光体である。感光体ドラム27はレーザ光等の照射を受けると、光吸収によって電荷発生材料で電荷が発生され、電荷輸送層で感光体ドラム27の表面と、導電性基材とにその電荷が輸送されて、スコロトロン型帯電器29に帯電されたその表面電位をうち消すことで、照射を受けた部分の電位と、受けていない部分の電位との間に電位差を設けることができるようになっている。印刷データに基づいてレーザ光を露光走査することにより、感光体ドラム27には静電潜像が形成されるのである。尚、感光体ドラム27が、本発明における「静電潜像担持体」である。
【0036】
帯電手段としてのスコロトロン型帯電器29は、感光体ドラム27の上方に、感光体ドラム27に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。スコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの放電用のワイヤからコロナ放電を発生させるスコロトロン型の帯電器であり、高圧電源基板95の帯電バイアス回路部(図示外)によりオンされて感光体ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
【0037】
また、現像カートリッジ24がドラムカートリッジ23に装着された状態では、現像ローラ31は、感光体ドラム27の回転方向(図中時計方向)におけるスコロトロン型帯電器29の配置位置より下流に配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。この現像ローラ31は、金属製のローラ軸に導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、高圧電源基板95の現像バイアス回路部(図示外)から現像バイアスが印加される。
【0038】
次に、供給ローラ33は、現像ローラ31の側方位置で、現像ローラ31を挟んで感光体ドラム27の反対側の位置に回転可能に配設されており、現像ローラ31に対して圧縮するような状態で当接されている。この供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されており、現像ローラ31に供給するトナーを摩擦帯電するようになっている。また、供給ローラ33は、現像ローラ31と同方向である矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。
【0039】
また、トナーホッパー34は、供給ローラ33の側方位置に設けられており、その内部に供給ローラ33を介して現像ローラ31に供給される現像剤を充填している。本実施の形態では、現像剤として正帯電性の非磁性1成分のトナーが使用されており、このトナーは、重合性単量体、例えばスチレンなどのスチレン系単量体やアクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーである。このような重合トナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなど外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0040】
アジテータ36は、断面視、略くの字形状を有し、軸方向(図中紙面表裏方向)に伸びる粗い網目状の板体であり、一端に回転軸35が設けられ、他端と、くの字形状の中腹部分との2箇所に、トナーホッパー34の内壁を摺擦するように構成されているフィルム部材36aがそれぞれ設けられている。そして、トナーホッパー34の長手方向の両端中心位置で軸35が支持されたアジテータ36が矢印方向(図中時計方向)へ回転することによって、トナーホッパー34内に収容されたトナーが攪拌される。
【0041】
また、感光体ドラム27の回転方向の現像ローラ31の下流で、感光体ドラム27の下方位置には、転写ローラ30が配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、高圧電源基板95の転写バイアス回路部(図示外)から転写バイアスが印加されるように構成されている。転写バイアスとは、感光体ドラム27の表面上に静電付着したトナーが転写ローラ30の表面上に電気的に吸引される方向に電位差が生じるように転写ローラ30に印加するバイアスである。
【0042】
このレーザプリンタ1では、転写ローラ30によって感光体ドラム27から用紙3にトナーが転写された後に、感光体ドラム27の表面上に残存する残存トナーを現像ローラ31で回収する、いわゆるクリーナーレス現像方式を採用している。
【0043】
次に、図1〜図6を参照して、レーザプリンタ1の各構成部品を本体ケース2内で支えるためのフレームの構成について説明する。図2は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を右斜め前方から見た斜視図である。図3は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を左斜め後方から見た斜視図である。図4は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を左斜め前方から見た斜視図である。図5は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を底面から見た図である。図6は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を左斜め後方から見た斜視図である。尚、図2〜図6において、−Z方向、−X方向、+X方向、+Z方向、+Y方向および−Y方向が、それぞれレーザプリンタ1の前面方向、左手方向、右手方向、背面方向、上面方向および底面方向となる。
【0044】
図1に示すように、レーザプリンタ1の本体ケース2の内部には、給紙カセット6、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17、定着器18、搬送系などの各構成部品を左右から支持するための左のフレーム100および右のフレーム110が設けられている。図2に示すように、この左右のフレーム100,110間には、スキャナユニット16を支持するための鉄製のトレー120がその上部に、低圧電源基板90や高圧電源基板95等の上方をカバーするシュート80がその中間部に、鉄製の2本のアンダーバー130がその底部にそれぞれ架設されており、左右のフレーム100,110の位置関係が固定されている。
【0045】
左右のフレーム100,110は、ともに強化剤であるガラス繊維が未混入の熱可塑性樹脂を材料として成形されており、左のフレーム100は、例えば、UMG ABS株式会社製サイコラック(登録商標)EX120のようなABS樹脂を原材料とし、右のフレーム110は、例えばA&Mスチレン株式会社製スタイロン(登録商標)XL−8023VCのようなポリスチレン樹脂を原材料としている。右のフレーム110は、略長方形状の板面110aと、その4方向の縁部のそれぞれが、板面110aの面と垂直な同一方向(図中+X方向)に曲折された側面110b,110c,110d,110eとから構成されている。左のフレーム100も同様に、略長方形状の板面100aと、板面100aの面と垂直な同一方向(図中−X方向)に曲折された側面100b,100c,100d,100eとから構成されている。側面100b,100c,100d,100eおよび側面110b,110c,110d,110eはそれぞれ隣り合う側面同士と接合されており、このため、板面100aおよび板面110aの4つのそれぞれの角位置では、板面の面と、その角位置に接続された2つの側面とのそれぞれが互いに直交する面を有し、互いの面同士を支えている。左右のフレーム100,110は、このような箱状の構造を有し、それぞれが1部品で成形されている。このように板面の縁部をその面に対して直立成形することで、ガラス繊維未混入のためレーザプリンタ1の内部の側面を構成するその板面100a,110a部分が強度的に弱く撓みやすくなっても、それぞれの側面によって補強され、板面100a,110aが大きく撓むことを防止することができる。そして、この箱形状を有する左右のフレーム100,110は、トレー120と、シュート80と、アンダーバー130とで架設されている。
【0046】
また、図3に示すように、箱形状の左のフレーム100の内側部分には、プロセスカートリッジ17、定着器18、搬送系などの各ローラを回転駆動させるための駆動系72(図4参照)を構成する複数のギア71(図4参照)やカム(図示外)等を固定する複数の軸受70が設けられている。図4に示すように、各軸受70に、それぞれギア71が嵌合される。そして、これら複数のギア71の軸受70からの抜け防止のため、支持板73が駆動系72を覆うように左のフレーム100に固定される。このように、左のフレーム100には駆動系72の複数のギア71が固定されるので、それらギア71に使用されるグリスによる浸食に耐えられるように、左のフレーム100には、その原材料として、グリス耐性に優れた前述のABS樹脂が使用される。しかし、右のフレーム110には駆動系72が設けられないのでグリス耐性に優れていなくともよく、より安価なポリスチレン樹脂が原材料として使用される。尚、駆動系72が、本発明における「駆動部材」である。
【0047】
次に、図3に示すように、トレー120は、略長方形の鉄板で、その縁部がその板面方向と略垂直方向(図中+Y方向)に折り曲げられたトレー形状を有し、スキャナユニット16(図1参照)がその上部に固定されるようになっている。トレー120の長手方向の両端(図中X軸方向)は左右のフレーム100,110の底面部分の面と平行な方向(図中+Y方向)に曲折され、左右のフレーム100,110とそれぞれ3箇所においてネジ121で固定されている。尚、トレー120が、本発明における「第1の強度メンバ」である。
【0048】
また、図5に示すように、アンダーバー130は、長手方向の長さが、トレー120の長手方向の長さよりもやや長く、短手方向が細幅の鉄板を、その短手方向の両端部分をそれぞれ板体中央方向に折り返した形状(図1参照)を有し、長手方向の曲げに対する強度を高くした構造となっている。そして、アンダーバー130は、左右のフレーム100,110の側面100c,110cの下面に、その両端をネジ131によって固定される。2本のアンダーバー130は、それぞれレーザプリンタ1の前方(図中−Z方向)と後方(図中+Z方向)の位置において、左右のフレーム100,110間を平行に架設されている。尚、アンダーバー130が、本発明における「第3の強度メンバ」である。
【0049】
次に、図6に示すように、シュート80は、左右のフレーム100,110の上下方向(Y軸方向)の中央位置にて、左右のフレーム100,110間に架設された樹脂製の部品である。シュート80は、例えばダイセルポリマー株式会社製ノバロイ(登録商標)X7203Lのように、難燃性の添加剤を樹脂に混合して成形されたPC(ポリカーボネート)/HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)樹脂からなる第1シュート80aと、前述したような、難燃性の添加物や強化剤であるガラス繊維が混合されていない安価なポリスチレン樹脂製の第2シュート80bとが接合されて構成されている。シュート80は、左右のフレーム100,110の配置間隔と同じ幅をもつ板体が、その幅方向(図中X軸方向)と直交する方向(図中Z軸方向)に、側方断面視、上下方向(図中Y軸方向)に凹凸を有するように接続された構造となっており(一部斜面も含む)、前記幅方向への曲げに対して補強されている。尚、シュート80が、本発明の請求項5における「第2の強度メンバ」であり、請求項9における「搬送ガイド部材」である。
【0050】
また、図1に示すように、シュート80は、左右のフレーム100,110間に配置される低圧電源基板90、高圧電源基板95等の上方に配置される定着器18とプロセスカートリッジ17とから、これら基板を隔離し保護し、かつプロセスカートリッジ17が着脱される際に低圧電源基板90、高圧電源基板95等が露出されないようにするために設けられている。また、第1シュート80aの上面の一部は、プロセスカートリッジ17を通過する際に画像の形成された用紙3を定着器18に導くためのガイドも兼ねており、図6に示すように、第1シュート80aの上面において用紙3の搬送方向に伸びるガイド板80cが、その直交する方向に複数列設されている。
【0051】
そして、図5に示すように、シュート80の下部に配置される各基板は、低圧電源基板90が第1シュート80aの下部に、高圧電源基板95が第2シュート80bの下部に、また、エンジン基板98が、低圧電源基板90および高圧電源基板95よりも左のフレーム100寄りの位置で、第1,第2シュート80a,80bにまたがって、その下部に配置されるようになっている。低圧電源基板90には、レーザプリンタ1に供給される、例えば家庭用の100Vの電圧をレーザプリンタ1で使用される、例えば24Vの電圧に降下させるため、トランスや3端子レギュレータなどの比較的高熱を発生しやすい電子部品(図示外)が使用されており、電子機器の安全性を考慮して難燃性の第1シュート80aで、これら発熱源を有する基板の上部が覆われるように配置される。一方、高圧電源基板95の回路上を流れる電流は最大でも数mA程度であり、この基板に使用される電子部品(図示外)の発熱量は安全性を損なうほどの高熱にはならないので、その上部を覆う第2シュート80bは難燃性でなくともよいのである。このようにそれぞれ異なる材料からなる第1,第2シュート80a,80bを接合してシュート80を構成することで、高価な難燃性の材料の使用を低減できる。また、エンジン基板98には、前述したように、比較的発熱性の電子部品が搭載されているので、少なくとも基板上における発熱性の高い電子部品の配置位置の上部が第1シュート80aで覆われるように、エンジン基板98が第1,第2シュート80a,80bにまたがって配置される。
【0052】
そして、シュート80で低圧電源基板90とプロセスカートリッジ17とが隔離されることによって、基板から発せられる熱が、プロセスカートリッジ17に悪影響を及ぼすことが防止されている。尚、プロセスカートリッジ17に悪影響が及ぶ状態とは、プロセスカートリッジ17に収容されるトナーが熱の影響で軟化して、その流動性が悪くなる等の現象が発生し、トナーが被記録媒体上に正常に転写されない等の状態である。
【0053】
次に、図1を参照して、レーザプリンタ1の印刷時の動作について説明する。給紙カセット6の用紙押圧板7上に積層されたうちの最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側からバネ7bによって給紙ローラ8に向かって押圧されている。ホストコンピュータ(図示外)からの印刷データの受信に基づいて印刷が開始されると、用紙3は、回転する給紙ローラ8との間の摩擦力によって送られ、給紙ローラ8と分離パッド9との間に挟まれる。単葉に分離された用紙3はレジストローラ12に送られる。
【0054】
一方、スキャナユニット16では、エンジン基板98(図5参照)で生成されたレーザ駆動信号に基づいてレーザ発光部(図示外)で発生されたレーザ光が、ポリゴンミラー19に対して出射される。ポリゴンミラー19は入射したレーザ光を主走査方向(用紙3の搬送方向と直交する方向)に走査し、fθレンズ20に対して出射する。fθレンズ20は、ポリゴンミラー19で等角速度に走査されたレーザ光を等速度走査に変換する。そして、レーザ光は、反射ミラー21aで進行方向を変化され、リレーレンズ22によって収束され、反射ミラー21bを介して感光体ドラム27の表面上で結像する。
【0055】
また、感光体ドラム27は、スコロトロン型帯電器29によって、その表面電位が、例えば約1000Vに帯電される。矢印方向(図中時計方向)に回転する感光体ドラム27は、次に、レーザ光の照射を受ける。レーザ光は用紙3の主走査線上において、現像を行う部分は照射、行わない部分は非照射となるように出射されており、レーザ光の照射を受けた部分(明部)は、その表面電位が、例えば約100Vに下がる。そして、感光体ドラム27の回転によって、レーザ光は副走査方向(用紙3の搬送方向)にも照射され、レーザ光が照射されなかった部分(暗部)と明部とで、感光体ドラム27表面上には電気的な不可視画像、すなわち静電潜像が形成される。
【0056】
また、トナーホッパー34内のトナーは、アジテータ36の回転にともなって現像室37内に搬出され、この現像室37内の供給ローラ33の回転により、現像ローラ31に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電され、さらに、層厚規制ブレード32によって一定厚さの薄層となるように調整されて現像ローラ31上に担持される。この現像ローラ31には、例えば約300〜400Vの正のバイアスが印加されている。現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持され、かつ正帯電されているトナーが、感光体ドラム27に対向して接触するときに、感光体ドラム27の表面上に形成されている静電潜像に転写する。すなわち、現像ローラ31の電位は、暗部の電位(+1000V)より低く、明部の電位(+100V)より高いので、トナーは電位の低い明部に対して選択的に転写する。こうして、感光体ドラム27の表面上に、トナーによる現像剤像としての可視像が形成され、現像が行われる。
【0057】
レジストローラ12は用紙3をレジストし、回転する感光体ドラム27の表面上に形成された可視像の先端と用紙3の先端とが一致するタイミングで用紙3を送り出す。そして、感光体ドラム27と転写ローラ30との間を用紙3が通過する際に、転写ローラ30の電位が明部の電位(+100V)よりさらに低くなるように、転写ローラ30には負の定電流を印加することで、感光体ドラム27の表面上に形成された可視像が用紙3上に転写される。
【0058】
そして、トナーが転写された用紙3は、定着器18に搬送される。定着器18は、トナーの載った用紙3に、加熱ローラ41による約200度の熱と加圧ローラ42による圧力とを加え、トナーを用紙3上に溶着させて永久画像を形成する。尚、加熱ローラ41と加圧ローラ42とはそれぞれダイオードを介して接地されており、加熱ローラ41の表面電位より加圧ローラ42の表面電位が低くなるように構成されている。そのため、用紙3の加熱ローラ41側に載置されている正帯電性のトナーは、用紙3を介して加圧ローラ42に電気的に吸引されるので、定着時に加熱ローラ41にトナーが引き寄せられることによる画像の乱れが防止されている。
【0059】
トナーが加圧加熱定着された用紙3は、搬送ローラ43によって定着器18はら排出され、排紙パス44上を搬送されて、排紙ローラ45によって印刷面を下向きにして排紙トレイ46に排出される。次に印刷される用紙3も同様に、先に排出された用紙3の上に印刷面を下にして排紙トレイ46に積層される。こうして、利用者は、印刷順に整列された用紙3を得ることができる。
【0060】
そして、上記のように、レーザプリンタ1が稼働されると、レーザプリンタ1の収容する各装置、例えば定着器18、スキャナユニット16、駆動系72を駆動させるためのモータ(図示外)、低圧電源基板90等が発熱し、レーザプリンタ1全体の内部温度が上昇する。すると、図2に示す、左右のフレーム100,110や、その間に架設されたトレー120、シュート80、アンダーバー130が熱の影響によって、それらの温度が上昇する。ところで、前述したように、トレー120とアンダーバー130は鉄製であり、樹脂製の左右のフレーム100,110等とは物性値が異なる。すなわち、トレー120やアンダーバー130の熱膨張率と、左右のフレーム100,110やシュート80の熱膨張率とが異なる。トレー120やアンダーバー130が熱膨張して、それらの左右のフレーム100,110への固定位置が膨張方向に移動されるが、左右のフレーム100,110側のトレー120やアンダーバー130の固定位置には、同様な、相対的な位置変化がなされないので、左右のフレーム100,110は、トレー120やアンダーバー130から、その間隔を押し広げられる方向に負荷を受けることになる。しかし、左右のフレーム100,110には強化剤が混入されていないので、トレー120やアンダーバー130の伸びに対応して左右のフレーム100,110が若干ながら撓むことができ、その負荷を吸収することができる。
【0061】
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置では、筐体の内部装置を支える左右のフレーム100,110を、強化剤を含まない樹脂で、それぞれ1部品として成形したので、フレームからリサイクル品を製造するときの用途が広く、リサイクルしやすい。また、フレーム間を強度メンバ、すなわち、トレー120、シュート80およびアンダーバー130によって架設した。トレー120およびアンダーバー130は鉄製で、左右のフレーム100,110とは熱膨張率が異なるが、左右のフレーム100,110には強化剤が混入されていないので、トレー120やアンダーバー130が熱膨張して左右のフレーム100,110に負荷を与えた場合でも、左右のフレーム100,110がその膨張分を吸収できる程度に撓むことができ、左右のフレーム100,110がひび割れや歪み等で破損することが防止することができる。
【0062】
また、シュート80は、左右のフレーム100,110の強度メンバとして、左右のフレーム100,110を支持するとともに、その下部に配置される低圧電源基板90、高圧電源基板95およびエンジン基板98を露出から保護している。さらに、これら基板から発せられる熱がプロセスカートリッジ17に悪影響を与えないように、隔離している。このシュート80は、難燃性の樹脂で成形された第1シュート80aと、難燃性ではない樹脂で成形された第2シュート80bとが接合されて構成され、第1シュート80aで発熱性の高い低圧電源基板90とエンジン基板98の一部とを覆い、第2シュート80bで発熱性の低い高圧電源基板95とエンジン基板98の一部とを覆うように配置することで、シュート80全体を難燃性の樹脂で構成せずともよい。そのため、シュート80からリサイクル品を製造するときには、第1シュート80aと第2シュート80bとを別々にリサイクルすることで、第2シュート80bからのリサイクル品の用途が広く、リサイクルしやすい。また、高価な難燃性の樹脂の使用量を低減することができる。
【0063】
また、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110間には、プロセスカートリッジ17と給紙カセット6とがそれぞれ着脱自在に装着される空間が形成されているが、プロセスカートリッジ17を装着する空間はトレー120とシュート80との間に形成され、給紙カセット6を装着する空間はシュート80とアンダーバー130との間に形成されているので、それらの空間を形成しても、レーザプリンタ1の強度は必要十分な強度を得ることができる。
【0064】
尚、本発明は、各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、トレー120およびアンダーバー130を左右のフレーム100,110と同様に樹脂で成形してもよい。また、本発明ではシュート80の構成を2部品としたが、シュート80全体を難燃性でない樹脂で構成し、低圧電源基板90やエンジン基板98上の発熱性部品の配置位置に対応するシュート80の部分に、難燃性の樹脂で構成したカバーを取り付けるようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の画像形成装置では、画像形成装置の左右のフレームをガラス繊維を含まない樹脂で、それぞれを1部品として成形したので、生産工程の簡易化および生産コストの低減を図ることができる。また、リサイクルしやすい。
【0066】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置では、請求項1に係る発明の効果に加え、フレームと可動部材との接触面にグリスを塗布することができ、フレームと可動部材との摺擦による摩耗等の影響を低減することができる。
【0067】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置では、請求項2に係る発明の効果に加え、駆動部材は左右のフレームの一方に設けられるので、他方のフレームは耐グリス性が高くない安価な材質の樹脂で成形することができ、生産コストの低減を図ることができる。
【0068】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至3のいずれかに係る発明の効果に加え、第1の強度メンバが左右のフレームを締着するとともに露光手段を支持することができるので、それぞれを別部品として構成せずともよく、画像形成装置の内部の空間の有効利用、および使用される部品の点数の削減を図ることができる。
【0069】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至4のいずれかに係る発明の効果に加え、第2の強度メンバが左右のフレームを締着するとともに、その上方を搬送される被記録媒体を誘導することができるので、それぞれを別部品として構成せずともよく、画像形成装置の内部の空間の有効利用、および使用される部品の点数の削減を図ることができる。
【0070】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至5のいずれかに係る発明の効果に加え、第3の強度メンバが左右のフレームを締着することができるので、左右のフレームを固定することができる。
【0071】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置では、請求項6に係る発明の効果に加え、左右のフレームが強化剤を含まない樹脂で成形されているので、熱膨張率の異なる鉄製の第1および第3の強度メンバが熱膨張して伸び、左右のフレームに負荷を与えても、左右のフレーム自体が撓むことで、その負荷を吸収することができ、ひび割れ、歪み等を防止することができる。
【0072】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置では、請求項5に係る発明の効果に加え、樹脂製の第2の強度メンバを凹凸構造とすることによってその強度を増すことができ、左右のフレーム間に締着する強度メンバとして利用できる。
【0073】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置では、請求項5または8に係る発明の効果に加え、高価な難燃性の樹脂部品と、安価な樹脂部品とを組み合わせて構成した搬送ガイド部材を利用することができるので、生産コストの低減を図ることができる。
【0074】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置では、請求項9に係る発明の効果に加え、電源手段の発熱源に対向して難燃性樹脂部品を配置したので、画像形成装置の耐火安全性を高めることができる。
【0075】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置では、請求項10に係る発明の効果に加え、搬送ガイド部材に難燃性の樹脂部品を利用することで、電源手段の上方で、電源手段の発熱源に近い位置でも搬送ガイド部材を配置することができるので、画像形成装置の内部の空間を有効利用することができる。
【0076】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置では、高価な難燃性の樹脂部品と、安価な樹脂部品とを組み合わせて構成した搬送ガイド部材を利用することができるので、生産コストの低減を図ることができる。また、リサイクルしやすい。
【0077】
また、請求項13に係る発明の画像形成装置では、請求項12に係る発明の効果に加え、電源手段の発熱源に対向して難燃性樹脂部品を配置したので、画像形成装置の耐火安全性を高めることができる。
【0078】
また、請求項14に係る発明の画像形成装置では、請求項13に係る発明の効果に加え、搬送ガイド部材に難燃性の樹脂部品を利用することで、電源手段の上方で、電源手段の発熱源に近い位置でも搬送ガイド部材を配置することができるので、画像形成装置の内部の空間を有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、レーザプリンタ1の中央断面図である。
【図2】図2は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を右斜め前方から見た斜視図である。
【図3】図3は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を左斜め後方から見た斜視図である。
【図4】図4は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を左斜め前方から見た斜視図である。
【図5】図5は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を底面から見た図である。
【図6】図6は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を左斜め後方から見た斜視図である。
【符号の説明】
1   レーザプリンタ
3   用紙
6   給紙カセット
16   スキャナユニット
17   プロセスカートリッジ
27   感光体ドラム
72   駆動系
80   シュート
80a  第1シュート
80b  第2シュート
90   低圧電源基板
95   高圧電源基板
100   フレーム
110   フレーム
120   トレー
130   アンダーバー

Claims (14)

  1. 静電潜像担持体に形成された静電潜像を、現像剤担持体上に担持された現像剤で顕像化し、静電潜像担持体上の現像剤像を被記録媒体上に転写するプロセス手段を、筐体の左右のフレーム間に収容して保持する画像形成装置であって、
    前記左右のフレームをガラス繊維を含まない樹脂で成形したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記フレームには、グリスが塗布される駆動部材が設けられ、当該フレームは、耐グリス性の高い材質の樹脂で成形されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動部材は、前記左右のフレームの一方に設けられ、前記左右のフレームは、それぞれが異なる材質の樹脂で成形されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像剤担持体に静電潜像を形成するために前記現像剤担持体を露光する露光手段と、
    前記プロセス手段の上方位置で、前記露光手段を支持し、左右両端が前記左右のフレームと締着する第1の強度メンバと
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 着脱可能に装着された前記プロセス手段の下方位置で、その上方を前記被記録媒体が搬送され、左右両端が前記左右のフレームと締着する第2の強度メンバを備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記被記録媒体を積層保持し、着脱可能に装着された給紙カセットと、
    前記給紙カセットの下方位置で、左右両端が前記左右のフレームと締着する第3の強度メンバと
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の強度メンバおよび前記第3の強度メンバは鉄製で、前記第2の強度メンバは樹脂製であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の強度メンバは、前記被記録媒体の搬送方向に対し、上下方向に凹凸を有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2の強度メンバは、前記プロセス手段の下方位置で、その上方で前記被記録媒体の搬送をガイドする搬送ガイド部材であって、
    当該搬送ガイド部材は、難燃剤を含まない樹脂部品と、難燃剤を含む難燃性樹脂部品とで構成したことを特徴とする請求項5または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記プロセス手段に駆動電圧を供給するための電源手段を更に備えた画像形成装置であって、
    前記搬送ガイド部材は、前記電源手段を覆うように設けられ、前記難燃性樹脂部品は、前記電源手段の発熱源に対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記電源手段は、前記搬送ガイド部材の下方位置に配置されることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 静電潜像担持体に形成された静電潜像を、現像剤担持体上に担持された現像剤で顕像化し、静電潜像担持体上の現像剤像を被記録媒体上に転写するプロセス手段を有する画像形成装置であって、
    前記プロセス手段の下方位置で、その上方で前記被記録媒体の搬送をガイドする搬送ガイド部材を備え、
    当該搬送ガイド部材は、難燃剤を含まない樹脂部品と、難燃剤を含む難燃性樹脂部品とで構成したことを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記プロセス手段に駆動電圧を供給するための電源手段を更に備えた画像形成装置であって、
    前記搬送ガイド部材は、前記電源手段を覆うように設けられ、前記難燃性樹脂部品は、前記電源手段の発熱源に対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記電源手段は、前記搬送ガイド部材の下方位置に配置されることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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