JP2004069885A - 現像剤収容器および画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容器および画像形成装置 Download PDF

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板橋 奈緒
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Abstract

【課題】磁力を利用して攪拌部材への駆動力の伝達を行うことで、駆動力伝達のための貫通孔を設けず、トナー漏れを防止することができる現像剤収容器および画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像カートリッジ24の左右側面24a,34bが対向する位置のカートリッジ収容部57の側壁57aには、回転板91とモータ94とから構成される駆動部90が設けられている。回転板91の軸92の軸方向と、アジテータ36の軸35の軸方向とは略同軸上で一致し、回転板91の周縁に近い部分で、現像カートリッジ24の左右側面24a,24bを挟んで磁石81と対向する位置に、磁石81と磁力吸引し合う磁石93が周設されている。モータ94の駆動によって回転板91が回転されると、回転板91の磁石93に磁力吸引されるアジテータ36の磁石81が従動され、アジテータ36が回転駆動される。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはそれらの複合機などの画像形成装置に使用される現像剤収容器および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザ式のプリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはそれらの複合機などの画像形成装置では、現像剤が収容された着脱可能な現像カートリッジが利用されている。この現像カートリッジは、画像形成装置の感光体ドラムに現像剤を供給するための現像ローラと、その現像剤を収容するためのトナーホッパーとが一体となって収容されている。トナーホッパーは、収容した現像剤を攪拌するための攪拌部材を備えており、この攪拌部材は、現像カートリッジの外部から伝達される駆動力によって回転駆動され、現像剤の攪拌を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の現像カートリッジでは、攪拌部材に駆動力を伝達するために、攪拌部材の回転軸を、筐体に穿設した軸受から筐体の外部に露出させ、その回転軸に設けられたギアを介して駆動力が伝達されていた。このように構成された現像カートリッジでは、トナーホッパーに収容されたトナーが回転軸の軸受部分から漏れるという問題があった。
【0004】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、磁力を利用して攪拌部材への駆動力の伝達を行うことで、駆動力伝達のための貫通孔を設けず、トナー漏れを防止することができる現像剤収容器および画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の現像剤収容器は、非磁性現像剤を収容する収容室と、当該収容室の内壁に沿って移動可能な第1の磁性体と、前記収容室内に移動可能に設けられ、前記第1の磁性体に連動する攪拌部材とを備えている。
【0006】
また、請求項2に係る発明の現像剤収容器は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記第1の磁性体は、永久磁石であることを特徴とする。
【0007】
また、請求項3に係る発明の現像剤収容器は、請求項1または2に記載の発明の構成に加え、前記攪拌部材の回転中心に設けられた軸と、当該軸を支持するため前記収容室の内壁に設けられた軸受とを備えている。
【0008】
また、請求項4に係る発明の現像剤収容器は、請求項3に記載の発明の構成に加え、前記軸受は、前記攪拌部材の前記軸が筐体の壁面を貫通しないように前記収容室の内壁に形成されていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項5に係る発明の現像剤収容器は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記攪拌部材は、前記収容室の内壁に沿って往復運動ないし回転運動可能に設けられている。
【0010】
また、請求項6に係る発明の現像剤収容器は、請求項5に記載の発明の構成に加え、前記攪拌部材の往復運動ないし回転運動方向と直交する方向の両端には、前記第1の磁性体が設けられている。
【0011】
また、請求項7に係る発明の現像剤収容器は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加え、静電潜像が形成される静電潜像担持体に非磁性現像剤を供給するための現像剤担持体と、当該現像剤担持体を筐体の外部に露出させるため、前記現像剤担持体の軸方向に沿って筐体外壁に開口された開口部とを備えている。
【0012】
また、請求項8に係る発明の現像剤収容器は、請求項7に記載の発明の構成に加え、筐体内部に、前記現像剤担持体を収容する現像室を備え、前記攪拌部材を前記現像室内に設けている。
【0013】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の現像剤収容器と、当該現像剤収容器の外壁を挟んで前記第1の磁性体と対向する位置に設けられ、前記第1の磁性体と磁力吸引し合って前記第1の磁性体を移動させるための第2の磁性体と、当該第2の磁性体を駆動させるための駆動手段とを備えている。
【0014】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置は、請求項9に記載の発明の構成に加え、前記第2の磁性体は、永久磁石または電磁石であることを特徴とする。
【0015】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置は、請求項9または10に記載の発明の構成に加え、前記現像剤収容器に収容される非磁性現像剤は球形状を有している。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した現像剤収容器および画像形成装置の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1,図2を参照して、本発明が用いられる現像剤収容器および画像形成装置の一例である現像カートリッジ24およびレーザプリンタ1の構成について説明する。図1は、レーザプリンタ1の中央断面図である。図2は、プロセスカートリッジ17を側方より見た断面図である。
【0017】
図1に示すように、レーザプリンタ1は、断面視、本体ケース2内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に印刷するための画像形成部を構成するスキャナユニット16、プロセスカートリッジ17および定着器18等を備えている。尚、レーザプリンタ1において、図中右手方向が前面となる。
【0018】
排紙トレイ46は、本体ケース2の上部中央より前側にかけての位置に、印刷された用紙3を積層保持できるように、本体ケース2の前側ほど傾斜が小さくなるように凹部形成されている。また、本体ケース2の前面の上寄り部位には、プロセスカートリッジ17の挿入のための一部開放状の空間としてカートリッジ収容部57が設けられており、プロセスカートリッジ17は、本体ケース2の右端(前面側)のカバー54を下向きに回動させて大きく開いた状態で着脱される。
【0019】
本体ケース2内の後部(図中左手側)には、本体ケース2内の下部後端側に設けられた定着器18から排出された用紙3が上部に設けられた排紙トレイ46に導かれるように、本体ケース2の背面に沿って上下方向に半弧を描くように排紙パス44が設けられ、この排紙パス44に、用紙3の搬送を行う排紙ローラ45が設けられている。
【0020】
フィーダ部4は、本体ケース2内の底部に設けられた給紙ローラ8と、レーザプリンタ1の前面より前後方向に着脱可能に装着される給紙カセット6と、給紙カセット6内に設けられ、用紙3を積層保持して用紙3を給紙ローラ8に圧接する用紙押圧板7と、給紙カセット6の前端側の上方に設けられ、給紙ローラ8に向かって押圧され、給紙時に給紙ローラ8と協働して用紙3を一枚毎に分離する分離パッド9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられ、印刷の際の用紙3の送り出しのタイミングを調整するレジストローラ12とを備えている。
【0021】
用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタックすることができ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部に設けられた支軸7aが給紙カセット6の底面に支持されることによって、この支軸7aを回動中心として、近い方の端部が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側からバネ7bによって給紙ローラ8の方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるにともない、支軸7aを支点として、バネ7bの付勢力に抗して下向きに揺動される。そして、給紙ローラ8および分離パッド9は互いに対向するように配設され、分離パッド9の裏側に配設されるバネ13によって、分離パッド9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。
【0022】
画像形成部のスキャナユニット16は、本体ケース2内において排紙トレイ46の直下に配置され、レーザ光を出射するレーザ発光部(図示外)、レーザ発光部より出射されたレーザ光を回転駆動して主走査方向に走査するポリゴンミラー19、ポリゴンミラー19に走査されたレーザ光の走査速度を一定にするfθレンズ20、走査されたレーザ光を反射する反射ミラー21a,21b、反射ミラー21aで反射されたレーザ光を反射ミラー21bを介して感光体ドラム27上で結像するために焦点位置を調整するリレーレンズ22等で構成されている。スキャナユニット16は、印刷データに基づいてレーザ発光部から出射されるレーザ光を、ポリゴンミラー19、fθレンズ20、反射ミラー21a、リレーレンズ22、反射ミラー21bの順に通過あるいは反射させて、プロセスカートリッジ17の感光体ドラム27の表面上に露光走査するものである。
【0023】
画像形成部の定着器18は、プロセスカートリッジ17の側方下流側に配設され、定着ローラ41、この定着ローラ41を押圧する加圧ローラ42、およびこれら定着ローラ41および加圧ローラ42の下流側に設けられる一対の搬送ローラ43を備えている。定着ローラ41は、金属製で、筒状のローラの内部に加熱のためのハロゲンランプ41aを備えており、プロセスカートリッジ17において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が定着ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に加圧加熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するようにしている。
【0024】
次に、図2に示すように、画像形成部のプロセスカートリッジ17は、ドラムカートリッジ23と、ドラムカートリッジ23に着脱可能な現像カートリッジ24とから構成されている。ドラムカートリッジ23は、感光体ドラム27、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ30等を備えている。現像カートリッジ24は、現像ローラ31、供給ローラ33、層厚規制ブレード32、シール部材40、現像室37およびトナーホッパー34等を備えている。尚、現像カートリッジ24が、本発明における「現像剤収容器」である。
【0025】
ドラムカートリッジ23の感光体ドラム27は、現像ローラ31の側方に感光体ドラム27の回転軸が現像ローラ31の回転軸と平行に配置され、その現像ローラ31と接触する状態で矢印方向(図中時計方向)に回転可能に配設されている。この感光体ドラム27は、導電性基材の上に正帯電の有機感光体を塗布したものであり、電荷発生材料を電荷輸送層に分散された正帯電有機感光体である。
感光体ドラム27は、レーザ光等の照射を受けると、光吸収によって電荷発生材料で電荷が発生され、電荷輸送層で感光体ドラム27の表面と、導電性基材とにその電荷が輸送されて、スコロトロン型帯電器29に帯電されたその表面電位をうち消すことで、感光体ドラム27は、レーザ光等の照射を受けた部分の電位と、受けていない部分の電位との間に電位差を設けることができるようになっている。印刷データに基づいてレーザ光を露光走査することにより、感光体ドラム27には静電潜像が形成されるのである。尚、感光体ドラム27が、本発明における「静電潜像担持体」である。
【0026】
帯電手段としてのスコロトロン型帯電器29は、感光体ドラム27の上方に、感光体ドラム27に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。スコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの放電用のワイヤからコロナ放電を発生させるスコロトロン型の帯電器であり、帯電バイアス回路部(図示外)によりオン・オフされて感光体ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
【0027】
また、現像カートリッジ24がドラムカートリッジ23に装着された状態では、現像ローラ31は、感光体ドラム27の回転方向(図中時計方向)におけるスコロトロン型帯電器29の配置位置より下流に配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。この現像ローラ31は、金属製のローラ軸に導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、現像バイアス回路部(図示外)から現像バイアスが印加される。尚、現像ローラ31が、本発明における「現像剤担持体」である。
【0028】
次に、供給ローラ33は、現像ローラ31の側方位置で、現像ローラ31を挟んで感光体ドラム27の反対側の位置に回転可能に配設されており、現像ローラ31に対して圧縮するような状態で当接されている。この供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されており、現像ローラ31に供給するトナーを摩擦帯電するようになっている。
【0029】
また、トナーホッパー34は、供給ローラ33の側方位置に設けられており、その内部に供給ローラ33を介して現像ローラ31に供給される現像剤を充填している。本実施の形態では、現像剤として正帯電性の非磁性1成分のトナーが使用されており、このトナーは、重合性単量体、例えばスチレンなどのスチレン系単量体やアクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーである。このような重合トナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなど外添剤が添加されている。その粒子径は約6〜10μm程度である。尚、トナーホッパー34が、本発明における「収容室」である。
【0030】
アジテータ36は、略長方形をした粗い網目状の板形状を有し、短手方向の両端に、トナーホッパー34の内壁を摺擦するように構成されているフィルム部材80が設けられており、長手方向と平行な軸方向の軸35を中心に回転する回転体である。トナーホッパー34の長手方向の両端中心位置で軸35が支持されたアジテータ36が矢印方向(図中時計方向)へ回転することによって、トナーホッパー34内のトナーが攪拌される。尚、アジテータ36が、本発明における「攪拌部材」であり、このアジテータ36の詳細については後述する。
【0031】
層厚規制ブレード32は、現像ローラ31の軸方向に延設された細幅の金属の板ばね材からなるブレードであって、その短手方向の一端(自由端)に、長手方向に沿って設けられた絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部材を有しており、短手方向の他端(固定端)が現像ローラ31の近傍において現像カートリッジ24の内壁に固定され、押圧部材がブレード本体の弾性力によって現像ローラ31上に圧接されるように構成されている。
【0032】
また、シール部材40は、現像ローラ31と現像カートリッジ24の内壁との間の間隙よりトナーが漏出されないようにするための部材であって、現像ローラ31の軸方向に延設された細幅のプラスチックフィルムである。短手方向の一端(固定端)は、現像ローラ31を挟んで層厚規制ブレード32と対向する位置の現像カートリッジ24の内壁に固定され、その固定位置よりもトナーホッパー34側の位置において他端(自由端)が現像ローラ31の外周面に弾性接触されるようになっている。
【0033】
次に、感光体ドラム27の回転方向の現像ローラ31の下流で、感光体ドラム27の下方位置には、転写ローラ30が配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、転写バイアス回路部(図示外)から転写バイアスが印加されるように構成されている。転写バイアスとは、感光体ドラム27の表面上に静電付着したトナーが転写ローラ30の表面上に電気的に吸引される方向に電位差が生じるように転写ローラ30に印加するバイアスである。
【0034】
そして、プロセスカートリッジ17から現像カートリッジ24が取りはずされる場合には、まず、ドラムカートリッジ23と現像カートリッジ24とを固定するストッパ(図示外)が開放されてから、図中2点鎖線Aで示すように、現像ローラ31の軸を支点として、感光体ドラム27から現像ローラ31が離間する方向に現像カートリッジ24を回転しながら引き離すことによってはずされる。
【0035】
尚、現像カートリッジ24の内部はトナーホッパー34と現像室37とに仕切られており、現像カートリッジ24の現像室37には、前述したように、現像ローラ31を感光体ドラム27と接触させるため、その一部を露出させるための開口部28が、現像ローラ31の軸方向に沿って長方形状に開口されている。また、現像室37とトナーホッパー34との間には、現像ローラ31の軸方向に延び、現像ローラ31の直径よりも細幅のトナー供給口47が開口されており、このトナー供給口47によって、トナーホッパー34内のトナーが現像室37に供給される量が規制されるので、現像室37にかかるトナーの圧力が緩和される。
【0036】
次に、図3〜図8を参照して、現像カートリッジ24の構造の詳細について説明する。図3は、現像カートリッジ24の斜視図である。図4は、現像カートリッジ24の左側面図である。図5は、現像カートリッジ24の右側面図である。
図6は、アジテータ36の支持部25a付近の平面図である。図7は、図6に示す1点鎖線B−B’における矢視方向から見たアジテータ36の支持部25a付近の部分断面図である。図8は、アジテータ36の斜視図である。
【0037】
図3に示すように、現像カートリッジ24の長手方向の左側面(レーザプリンタ1へプロセスカートリッジ17の装着時における装着方向の左手側の側面)24aには、現像カートリッジ24内に収容される現像ローラ31の軸31aおよび供給ローラ33の軸33aの軸受孔がそれぞれ貫通されており、この軸受孔より現像カートリッジ24の筐体外部に露出した軸31a,33aには、それぞれを回転中心としたギアが設けられている。そして、これらギア同士は、それぞれと噛合する連結ギア73によって連結されている。この連結ギア73の中央部分には駆動力入力部72が設けられており、プロセスカートリッジ17がレーザプリンタ1に装着された場合に、レーザプリンタ1からの駆動力が、駆動力入力部72から入力され、連結ギア73が回転されることで、現像ローラ31および供給ローラ33がそれぞれ回転駆動される。
【0038】
また、図4に示すように、現像カートリッジ24の右側面(レーザプリンタ1へプロセスカートリッジ17の装着時における装着方向の右手側の側面)24bには、左側面24aと同様に現像ローラ31の軸31a、および供給ローラ33の軸33aのための軸受孔がそれぞれ貫通されている。そして、トナーホッパー34(図2参照)の両側壁部分の現像カートリッジ24の左側面24aおよび右側面24bは、平面として構成されている。
【0039】
次に、図8に示すように、トナーホッパー34内に収容されるアジテータ36は、前述したように、略長方形の板体36aに複数の孔が粗い網目状に設けられた構造となっている。この板体36aには、短手方向の中央部分を長手方向に沿って貫通する軸35が設けられている。板体36aの短手方向両端の側縁部分には、板体36aの厚み方向に対してやや斜め方向となるように斜面36bが形成され、この両斜面36bは、軸方向から板体36aを見た場合に平行四辺形となるように、同一斜面方向を有している。そして、この両斜面36bに、トナーホッパー34の内壁を摺擦するように構成されているフィルム部材80がそれぞれ設けられている。このフィルム部材80は、例えばPET等のフィルムであり、両斜面36bに固定された部分から、軸35に対して板体36aの外側に張り出すように、板体36aの厚みより十分に大きく構成されている。また、板体36aの長手方向両端の側部には、磁石81が、それぞれ2箇所に設けられている。
この磁石81は、それぞれ軸35に対して軸対象となるように、短手方向の両端位置に配置されている。尚、磁石81が、本発明における「第1の磁性体」である。
【0040】
また、図4,図5に示すように、現像カートリッジ24の左右側面24a,24bには、アジテータ36の軸35の軸受孔は貫通されておらず、現像カートリッジ24の内壁面に支持部25aとして凹部形成されている。
【0041】
さらに詳細に説明すると、図6,図7に示すように、現像カートリッジ24の筐体の左右側面24a,24bの内面側の面、すなわちトナーホッパー34の壁面には、左右側面24a,24bと現像カートリッジ24の上蓋24c(図3参照)との接合部からアジテータ36の軸35が左右側面24a,24bに当接する部分である支持部25aにかけて、狭窄状に凹部形成された軸案内溝25が設けられている。現像カートリッジ24の組み立て時に、アジテータ36の軸35をこの左右側面24a,24bの軸案内溝25に沿って支持部25aの位置に配置させ、軸案内溝25に、これと嵌合するストッパ26を一体で成形した上蓋24cをはめ込んで接合することによって、ストッパ26が固定され、軸35が支持部25aの位置で回転可能に固定支持される。尚、支持部25aが、本発明における「軸受」である。
【0042】
次に、図9を参照して、レーザプリンタ1にプロセスカートリッジ17が装着された場合に、アジテータ36を駆動させる駆動部90の構造について説明する。図9は、駆動部90および駆動部90に対向する現像カートリッジ24の部分断面図である。
【0043】
図9に示すように、カートリッジ収容部57(図1参照)にプロセスカートリッジ17が収納された場合、現像カートリッジ24の左右側面24a,24bが対向する位置であるカートリッジ収容部57の両側の側壁57aには、駆動部90がそれぞれ設けられている(図9では、左側面24a側のみ示す)。駆動部90は回転板91とモータ94とから構成されており、回転板91は軸92を回転中心として回転する回転体で、その直径が、アジテータ36の板体36aの短手方向の長さとほぼ同じである。そして、カートリッジ収容部57の側壁57aに設けられた凹部57bに回転板91が嵌合した状態で回転されるように、その軸92が側壁57aを貫通し、この貫通部分によって軸92が支持されている。軸92の先端にはギア92aが設けられ、本体フレーム(図示外)に固定されたモータ94の回転軸に設けられたギア94aと噛合されている。尚、モータ94が、本発明における「駆動手段」である。
【0044】
また、回転板91の軸92の軸方向と、アジテータ36の軸35の軸方向とが略同軸上で一致するようになっており、回転板91の周縁に近い部分で、現像カートリッジ24の左右側面24a,24bを挟んで磁石81と対向する位置に、磁石93が周設されている。磁石93は、回転板91の同一円周上に4個、等間隔に設けられており(図10参照)、磁石81と磁力吸引されるように、磁極の向きが互いに相反する向きとなっている。尚、磁石93が、本発明における「第2の磁性体」である。
【0045】
次に、図1,図2を参照して、レーザプリンタ1の印刷時の動作について説明する。給紙カセット6の用紙押圧板7上に積層されたうちの最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側からバネ7bによって給紙ローラ8に向かって押圧されている。ホストコンピュータ(図示外)からの印刷データの受信に基づいて印刷が開始されると、用紙3は、回転する給紙ローラ8との間の摩擦力によって送られ、給紙ローラ8と分離パッド9との間に挟まれる。単葉に分離された用紙3はレジストローラ12に送られる。
【0046】
一方、スキャナユニット16では、エンジンコントローラ(図示外)で生成されたレーザ駆動信号に基づいてレーザ発光部(図示外)で発生されたレーザ光が、ポリゴンミラー19に対して出射される。ポリゴンミラー19は入射したレーザ光を主走査方向(用紙3の搬送方向と直交する方向)に走査し、fθレンズ20に対して出射する。fθレンズ20は、ポリゴンミラー19で等角速度に走査されたレーザ光を等速度走査に変換する。そして、レーザ光は、反射ミラー21aで進行方向を変化され、リレーレンズ22によって収束され、反射ミラー21bを介して感光体ドラム27の表面上で結像する。
【0047】
また、感光体ドラム27は、スコロトロン型帯電器29によって、その表面電位が、例えば約1000Vに帯電される。矢印方向(図2において時計方向)に回転する感光体ドラム27は、次に、レーザ光の照射を受ける。レーザ光は用紙3の主走査線上において、現像を行う部分は照射、行わない部分は非照射となるように出射されており、レーザ光の照射を受けた部分(明部)は、その表面電位が、例えば約100Vに下がる。そして、感光体ドラム27の回転によって、レーザ光は副走査方向(用紙3の搬送方向)にも照射され、レーザ光が照射されなかった部分(暗部)と明部とで、感光体ドラム27表面上には電気的な不可視画像、すなわち静電潜像が形成される。
【0048】
また、トナーホッパー34内のトナーは、アジテータ36の回転にともなって現像室37内に搬出され、この現像室37内の供給ローラ33の回転により、現像ローラ31に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電され、さらに、層厚規制ブレード32によって一定厚さの薄層となるように調整されて現像ローラ31上に担持される。この現像ローラ31には、例えば約300〜400Vの正のバイアスが印加されている。現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持され、かつ正帯電されているトナーが、感光体ドラム27に対向して接触するときに、感光体ドラム27の表面上に形成されている静電潜像に転写する。すなわち、現像ローラ31の電位は、暗部の電位(+1000V)より低く、明部の電位(+100V)より高いので、トナーは電位の低い明部に対して選択的に転写する。こうして、感光体ドラム27の表面上に、トナーによる現像剤像としての可視像が形成され、現像が行われる。
【0049】
レジストローラ12は用紙3をレジストし、回転する感光体ドラム27の表面上に形成された可視像の先端と用紙3の先端とが一致するタイミングで用紙3を送り出す。そして、感光体ドラム27と転写ローラ30との間を用紙3が通過する際に、転写ローラ30の電位が明部の電位(+100V)よりさらに低くなるように、転写ローラ30に負の定電流を印加することで、感光体ドラム27の表面上に形成された可視像が用紙3上に転写される。
【0050】
そして、トナーが転写された用紙3は、定着器18に搬送される。定着器18は、トナーの載った用紙3に、定着ローラ41による約200度の熱と加圧ローラ42による圧力とを加え、トナーを用紙3上に溶着させて永久画像を形成する。尚、定着ローラ41と加圧ローラ42とはそれぞれダイオードを介して接地されており、定着ローラ41の表面電位より加圧ローラ42の表面電位が低くなるように構成されている。そのため、用紙3の定着ローラ41側に載置されている正帯電性のトナーは、用紙3を介して加圧ローラ42に電気的に吸引されるので、定着時に定着ローラ41にトナーが引き寄せられることによる画像の乱れが防止されている。
【0051】
トナーが加圧加熱定着された用紙3は、搬送ローラ43によって定着器18はら排出され、排紙パス44上を搬送されて、排紙ローラ45によって印刷面を下向きにして排紙トレイ46に排出される。次に印刷される用紙3も同様に、先に排出された用紙3の上に印刷面を下にして排紙トレイ46に積層される。こうして、利用者は、印刷順に整列された用紙3を得ることができる。
【0052】
次に、図2,図9,図10を参照して、アジテータ36の動作について説明する。図10は、アジテータ36と回転板91との位置関係を示す図である。図9に示すように、駆動部90のモータ94に図示外の駆動手段より駆動電圧が印加されると、モータ94の軸が回転駆動され、ギア94aが回転する。すると、ギア94aに噛合するギア92aが従動され、その軸92に固定された回転板91が回転駆動される。
【0053】
図10に示すように、図中2点鎖線で示す矢印方向に、回転板91が回転駆動されると、現像カートリッジ24の左右側面24a,24bを間に挟んで回転板91の磁石93に磁力吸引されるアジテータ36の磁石81が従動されるので、アジテータ36が図中矢印方向に回転駆動される。そして、図2に示すように、アジテータ36の回転(図2中時計方向)によってトナーホッパー34内のトナーが攪拌され、アジテータ36のフィルム部材80がトナーホッパー34の壁面を摺擦しながらトナー供給口47からトナーを押し出すので、現像室37にトナーの供給が行われる。
【0054】
トナーが湿気等の影響で凝集体を形成した場合でも、回転するアジテータ36の板体36a(図10参照)の粗い網目状の孔によって、その凝集体をほぐすことができる。また、フィルム部材80がPETフィルムであるので、トナーホッパー34から現像室37内に押し出されたトナーの圧力が高くなった場合でも、フィルム部材80がしなることによって、現像室37に対して一定以上の圧力が加わらない。
【0055】
以上説明したように、レーザプリンタ1では、プロセスカートリッジ17の現像カートリッジ24のアジテータ36に磁石81を設け、プロセスカートリッジ17を収容するカートリッジ収容部57の両側壁57aに、磁石81と磁力吸引し合う磁石93を設けた回転板91を配置する。モータ94を駆動させ、回転板91が従動されると、磁石93と磁石81とが互いに引き合うことで、アジテータ36が回転駆動されるので、トナーホッパー34に収容したトナーが攪拌される。アジテータ36の軸35は、現像カートリッジ24の左右側面24a,24bに凹部形成された支持部25aに軸支されており、すなわち左右側面24a,24bには貫通孔が形成されていないので、トナーホッパー34からのトナー漏れが防止される。
【0056】
尚、本発明は、各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、回転板91の磁石93の代わりに電磁石を設け、電磁石に駆動電圧を印加することで磁力を発生させ、アジテータ36を回転駆動させてもよい。この場合、磁石93の配置位置と同一円周上に複数の電磁石を周設し、回転板91の中心に対して対向する位置の電磁石を一組としてアジテータ36の回転方向に合わせ各組の電磁石を順次作動させることで、回転板91を駆動させずにアジテータ36の回転駆動を行うことができる。このように構成した場合、回転板91を駆動させるための機構を不要とすることができ、さらに、プロセスカートリッジ17の着脱時に電磁石の作動を停止させると磁力の影響がなくなるので、プロセスカートリッジ17の着脱を容易に行うことができる。
【0057】
また、図11に示すように、アジテータ96を棒状に形成し、その両端を挟むガイド95a,95bに沿って往復運動可能に構成してもよい。アジテータ96の両端に磁石97を設け、カートリッジ収容部57(図1参照)の側壁57aに固定したコの字形状の2本のガイド95a,95bの間に、アジテータ96の胴部を挟み込んで固定し、ストッパ96bで、アジテータ36の抜け防止と移動範囲の規制とを行うことで、アジテータ96を一方向に往復運動させることができる。この場合、前記回転板91の代わりに、例えば既知のプーリーとベルトを組み合わせ、ベルトに磁石を固定し、その磁石を一方向に往復運動させる。この磁石と磁石97とを磁力吸引させることで、アジテータ96を往復運動させることができる。あるいは、前述したように、電磁石をアジテータ36の磁石97の移動可能な範囲に複数列設し、順次作動させることで磁石97を磁力吸引して、アジテータ96を往復運動させてもよい。尚、アジテータ96の胴部にスパイラル状に攪拌羽根96aを設けることで、攪拌効果を高めることができる。また、アジテータ96は、トナーホッパー34の内壁に沿って配置されることで、トナーホッパー34の内壁に付着して固まりやすいトナーを攪拌することができる。
【0058】
また、上記のような棒状のアジテータ96を利用する場合、カートリッジ収容部57の底面に沿って第2の磁性体を往復運動させて、アジテータ96をその第2の磁性体に磁力吸引させて駆動させることによって、ガイド95a,95bの構成を省くこともできる。この場合、例えばプロセスカートリッジ17をレーザプリンタ1に着脱する際の衝撃等で、アジテータ96がトナーホッパー34内で任意の位置に移動された場合でも、アジテータ96は重力によってトナーホッパー34の下部に移動され、駆動力が磁力伝達されるようになる。
【0059】
また、アジテータ36を小さくして、現像カートリッジ24の現像室37(図2参照)に設けてもよい。図10に示すアジテータ36は、外部に駆動系を設ける必要がないので、比較的小さな空間内でも回転運動させることが可能である。
ただし、このように小型化する場合には、磁石のN極とS極を利用すると、第1の磁性体および第2の磁性体を片方の側面に対し1個ずつ配置すれば済むため、より小型化が容易となる。また、現像カートリッジ24からトナーホッパー34を着脱可能に構成した現像剤カートリッジに、アジテータ36を設けてもよい。
また、第1の磁性体と第2の磁性体とは、いずれか一方を鉄などの磁石ではない磁性体で構成してもよい。また、正帯電性の非磁性1成分の現像剤として、バインダポリマー中に着色剤であるカーボンブラックと添加剤を混合し、加熱して混練後、粉砕し、分級することで得られる粉砕トナーを利用してもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の現像剤収容器では、磁力を利用すれば、外部からの駆動力を第1の磁性体を介して攪拌部材に伝達することができるので、収容室に駆動力伝達のための連通孔を設けなくともよく、非磁性現像剤の漏れを防止することができる。また、非磁性現像剤であるので、第1の磁性体に現像剤が磁力によって吸引されることがないので、現像剤を良好に攪拌することができる。
【0061】
また、請求項2に係る発明の現像剤収容器では、請求項1に係る発明の効果に加え、第1の磁性体が永久磁石であるので、外部からの駆動力の伝達を容易に行うことができ、非磁性現像剤を攪拌することができる。
【0062】
また、請求項3に係る発明の現像剤収容器では、請求項1または2に係る発明の効果に加え、攪拌部材が収容室内で回転することができるので、非磁性現像剤を効率よく攪拌することができる。
【0063】
また、請求項4に係る発明の現像剤収容器では、請求項3に係る発明の効果に加え、筐体の壁面に軸受孔が貫通されていないので、非磁性現像剤の漏れを防止することができる。
【0064】
また、請求項5に係る発明の現像剤収容器では、請求項1乃至4のいずれかに係る発明の効果に加え、攪拌部材が収容室の内壁に沿って往復運動ないし回転運動できるので、攪拌部材の可動範囲を小さくすることができ、収容室の容積が小さい場合でも、非磁性現像剤を効率よく攪拌することができる。
【0065】
また、請求項6に係る発明の現像剤収容器では、請求項5に係る発明の効果に加え、攪拌部材の往復運動ないし回転運動方向と直交する方向の両端から攪拌部材に駆動力を磁力伝達することができるので、攪拌部材の移動駆動を円滑に行うことができ、非磁性現像剤を効率よく攪拌することができる。
【0066】
また、請求項7に係る発明の現像剤収容器では、請求項1乃至6のいずれかに係る発明の効果に加え、現像剤収容器に現像剤担持体を一体に備えることができ、また、攪拌部材を現像剤担持体と独立して駆動させることができるので、攪拌部材と現像剤担持体との間に駆動力伝達のための機構を設ける必要がなく、現像剤収容器の小型化を図ることができる。
【0067】
また、請求項8に係る発明の現像剤収容器では、請求項7に係る発明の効果に加え、現像室内の非磁性現像剤を攪拌することができるので、非磁性現像剤の供給を円滑に行うことができる。
【0068】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置では、駆動手段が第2の磁性体を駆動させることで、これと磁力吸引し合う第1の磁性体に連動する攪拌部材を駆動させることができるので、非磁性現像剤を攪拌することができる。
【0069】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置では、請求項9に係る発明の効果に加え、第2の磁性体が永久磁石または電磁石であるので、駆動手段の駆動力の伝達を容易に行うことができ、非磁性現像剤を攪拌することができる。
【0070】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置では、請求項9または10に係る発明の効果に加え、非磁性現像剤が球形であるので、流動性が高く、攪拌部材の往復運動ないし回転運動に対する負荷が小さくなり、攪拌部材への駆動力の磁力伝達を、磁力が小さい場合でも容易に行うことができる。また、現像剤収容室に攪拌部材への駆動力伝達のための軸孔が設けられておらず、非磁性現像剤の流動性が高くても現像剤収容室から漏れにくいので、球形の非磁性現像剤を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、レーザプリンタ1の中央断面図である。
【図2】図2は、プロセスカートリッジ17を側方より見た断面図である。
【図3】図3は、現像カートリッジ24の斜視図である。
【図4】図4は、現像カートリッジ24の左側面図である。
【図5】図5は、現像カートリッジ24の右側面図である。
【図6】図6は、アジテータ36の支持部25a付近の平面図である。
【図7】図7は、図6に示す1点鎖線B−B’における矢視方向から見たアジテータ36の支持部25a付近の部分断面図である。
【図8】図8は、アジテータ36の斜視図である。
【図9】図9は、駆動部90および駆動部90に対向する現像カートリッジ24の部分断面図である。
【図10】図10は、アジテータ36と回転板91との位置関係を示す図である。
【図11】図11は、アジテータ36の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ
24 現像カートリッジ
25a 支持部
27 感光体ドラム
28 開口部
31 現像ローラ
34 トナーホッパー
35 軸
36 アジテータ
37 現像室
81 磁石
93 磁石
94 モータ

Claims (11)

  1. 非磁性現像剤を収容する収容室と、
    当該収容室の内壁に沿って移動可能な第1の磁性体と、
    前記収容室内に移動可能に設けられ、前記第1の磁性体に連動する攪拌部材と
    を備えたことを特徴とする現像剤収容器。
  2. 前記第1の磁性体は、永久磁石であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容器。
  3. 前記攪拌部材の回転中心に設けられた軸と、
    当該軸を支持するため前記収容室の内壁に設けられた軸受と
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤収容器。
  4. 前記軸受は、前記攪拌部材の前記軸が筐体の壁面を貫通しないように前記収容室の内壁に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の現像剤収容器。
  5. 前記攪拌部材は、前記収容室の内壁に沿って往復運動ないし回転運動可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の現像剤収容器。
  6. 前記攪拌部材の往復運動ないし回転運動方向と直交する方向の両端には、前記第1の磁性体が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の現像剤収容器。
  7. 静電潜像が形成される静電潜像担持体に非磁性現像剤を供給するための現像剤担持体と、
    当該現像剤担持体を筐体の外部に露出させるため、前記現像剤担持体の軸方向に沿って筐体外壁に開口された開口部と
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の現像剤収容器。
  8. 筐体内部に、前記現像剤担持体を収容する現像室を備え、
    前記攪拌部材を前記現像室内に設けたことを特徴とする請求項7に記載の現像剤収容器。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の現像剤収容器と、
    当該現像剤収容器の外壁を挟んで前記第1の磁性体と対向する位置に設けられ、前記第1の磁性体と磁力吸引し合って前記第1の磁性体を移動させるための第2の磁性体と、
    当該第2の磁性体を駆動させるための駆動手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記第2の磁性体は、永久磁石または電磁石であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記現像剤収容器に収容される非磁性現像剤は球形状を有することを特徴とする請求項9または10に記載の画像形成装置。
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