JP5171550B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置及び現像装置を備える画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置に組み込まれる現像装置において、2成分現像剤に対応した磁気ローラ及び現像ローラを備えるものが知られている。この現像装置における現像ローラには、接点部材を介して外部から所定の電圧が印加される。このような現像装置として、例えば、現像ローラを構成する現像ローラ軸の先端部が接点部材、リード線などを介してバイアス電源に接続された現像装置が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。接点部材は、現像ローラに対して所定の電圧を印加させるための部材である。
特開2007−163766号公報
特許文献1には、現像装置において接点部材が固定される構成については明記されていないが、接点部材は、現像ローラを組み付けた後に固定されるものであるため、製造時に接点部材を固定し忘れる場合があった。
従って、本発明は、現像ローラを組み付ける際に、現像ローラに対して所定の電圧を印加させる接点部材を固定し忘れることを防止できる現像装置、及び該現像装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、現像剤を収容する収容部と、外周方向に異なる磁極が所定パターンで配置される磁気軸部材、及び前記磁気軸部材の外周に回転可能に配置され且つ前記磁気軸部材からの磁力により前記現像剤を保持して外周面上に現像剤層を形成させる磁気スリーブを有する磁気ローラと、長手方向の端部に接触突起部を有し且つ前記接触突起部を介して所定の電圧が印加される現像軸部材を有し、所定方向から組み付けられて前記磁気ローラに対向する位置に前記現像軸部材を中心に回転可能に配置され、前記現像剤層から前記トナーの供給を受けて外周面上にトナー層を形成させる現像ローラと、前記接触突起部に当接して前記現像軸部材に所定の電圧を印加すると共に、前記接触突起部を介して前記現像ローラを該現像ローラが組み付けられる組み付け方向と反対の方向に付勢する接点部材と、を備える現像装置に関する。
また、前記接点部材は、前記現像ローラが組み付けられることで前記接触突起部により前記組み付け方向に弾性変形をし、前記弾性変形により生じた弾性力により前記接触突起部を介して前記現像ローラを前記組み付け方向とは反対の方向に付勢することが好ましい。
本発明は、前記現像装置と、表面に静電潜像が形成されると共に前記現像装置により前記静電潜像にトナー画像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的に所定の用紙に転写する転写部と、前記所定の用紙に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、を備える画像形成装置に関する。
また、前記現像ローラは、前記像担持体に対向して配置され、前記接点部材は、前記現像ローラを前記像担持体側に付勢することが好ましい。
本発明によれば、現像ローラを組み付ける際に、現像ローラに対して所定の電圧を印加させる接点部材を固定し忘れることを防止できる現像装置、及び該現像装置を備える画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1により、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタ1の全体構造を説明する。本実施形態のプリンタ1には、本発明の現像装置の一実施形態が含まれている。図1は、本実施形態のプリンタ1における各構成要素の配置を説明するための左側面図である。本実施形態において、後述する排紙部50から用紙Tが排出される方向の側(図1における右側)をプリンタ1の前側とする。
本実施形態のプリンタ1は、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定の画像を形成する画像形成部と、用紙Tを画像形成部に給紙すると共に画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部とを有する。
図1に示すように、画像形成部は、像担持体としての感光体ドラム2と、帯電部10と、レーザスキャナユニット4と、現像装置200と、トナーカートリッジ5と、トナー供給装置6と、転写部の一部を構成する転写ローラ8と、定着部としての定着装置9と、ドラムクリーニング装置11とを備える。
また、給排紙部は、給紙カセット52と、レジストローラ対80と、用紙Tの搬送路Lと、排紙部50とを備える。
感光体ドラム2は、円筒形状の部材からなり、像担持体として機能する。感光体ドラム2は、図1に対して垂直な回転軸を中心に回転可能な態様で装置本体Mに配置される。感光体ドラム2の表面には、静電潜像が形成される。
帯電部10は、感光体ドラム2の上方に配置される。帯電部10は、感光体ドラム2の表面を一様に負(マイナス極性)に帯電させる。
レーザスキャナユニット4は、感光体ドラム2の上方に感光体ドラム2から離間して配置される。レーザスキャナユニット4は、不図示のレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有して構成される。
レーザスキャナユニット4は、PC(パーソナルコンピュータ)等の外部機器から出力された画像情報に基づいて、感光体ドラム2の表面を走査露光する。レーザスキャナユニット4により走査露光されることによって、感光体ドラム2の表面に帯電した電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成される。
現像装置200は、感光体ドラム2の前方(図1における右側)に配置される。現像装置200は、感光体ドラム2に形成された静電潜像に単色(通常はブラック)のトナー画像を現像する。この現像装置200については、後に詳述する。
トナーカートリッジ5は、現像装置200に供給されるトナーを収容する。
トナー供給装置6は、トナーカートリッジ5に収容されたトナーを、現像装置200に供給する。
ドラムクリーニング装置11は、感光体ドラム2の後方(図1における左側)に配置される。ドラムクリーニング装置11は、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を除去する。
転写ローラ8は、感光体ドラム2の表面に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる。転写ローラ8には、不図示の電圧印加手段により、感光体ドラム2に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させるための転写バイアスが印加される。
転写ローラ8は、感光体ドラム2に対して接離される。具体的には、転写ローラ8は、感光体ドラム2に当接される当接位置と、感光体ドラム2から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、転写ローラ8は、感光体ドラム2に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる場合には当接位置に移動され、他の場合には離間位置に移動される。
用紙Tは、感光体ドラム2と転写ローラ8とによって挟み込まれ、感光体ドラム2の表面(トナー画像が現像された側)に押し当てられる。このようにして転写ニップNが形成され、感光体ドラム2に現像されたトナー画像は、用紙Tに転写される。
定着装置9は、用紙Tに転写されたトナー画像を構成するトナーを溶融させて、用紙Tに定着させる。定着装置9は、ヒータにより加熱される加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに圧接される加圧ローラ9bと、を備える。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとは、トナー画像が転写された用紙Tを挟持するようにして搬送する。用紙Tが加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間に挟持されるように搬送されることによって、用紙Tに転写されたトナーは、溶融し、定着する。
給紙カセット52は、装置本体Mの下部に配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの前側(図1における右側)に水平方向に引き出し可能に配置される。給紙カセット52は、用紙Tが載置される載置板60を備えており、給紙カセット52には、載置板60に用紙Tが積層された状態で、用紙Tが収容される。カセット給紙部51は、給紙カセット52の用紙送り出し側端部(図1における右側端部)に配置される。カセット給紙部51は、給紙カセット52に収容された用紙Tを搬送路L(L1〜L4)に送り出す。
カセット給紙部51は、載置板60に載置された用紙Tを取り出す前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すローラ対63とからなる重送防止機構を備える。
カセット給紙部51と排紙部50との間には、用紙Tを搬送する搬送路Lが形成される。搬送路Lは、カセット給紙部51からレジストローラ対80までの第1搬送路L1と、レジストローラ対80から転写ローラ8までの第2搬送路L2と、転写ローラ8から定着装置9までの第3搬送路L3と、定着装置9から排紙部50までの第4搬送路L4とを有する。
第1搬送路L1、第2搬送路L2、第3搬送路L3及び第4搬送路L4は、いずれも、ほぼ下方から上方に向けて延びている。
ここで、転写ローラ8における用紙Tの搬送方向の上流側(図1における下側)には、レジストローラ対80が配置される。レジストローラ対80は、その停止状態で、ローラ対63から給紙された用紙Tの先端部が一旦当接された後、回転駆動されて、用紙Tを搬送方向の下流側に送り出すローラ対である。また、レジストローラ対80は、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正や、トナー画像とのタイミング調整を行うためのローラ対である。
第4搬送路L4における端部には、排紙部50が形成される。排紙部50は、装置本体Mにおける上部に配置される。排紙部50は、装置本体Mの前方(図1における右方)に向けて開口している。排紙部50は、定着装置9によりトナーが定着された用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
排紙部50における開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、排紙部50から排紙された、所定の画像が転写された用紙Tが積層して集積される。
次に、図1〜図6を参照して本発明の現像装置200の一実施形態について詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態の現像装置200の概略構成を示す拡大断面図である。図3は、図2に示す現像装置200について、電源281〜283との接続態様を模式的に示す図である。図4は、図2に示す現像装置200を後側(感光体ドラム2側)から視た斜視図である。図5は、図4に示す現像装置200の端部を拡大して示す斜視図であって、現像ローラ230を組み付ける前の状態を示している。図6は、現像ローラ230を組み付けた状態の現像装置200の端部を拡大して示す斜視図である。
本実施形態の現像装置200は、装置本体Mに対して着脱可能な現像装置ユニットとして構成されている。本実施形態の現像装置200は、図1に示すプリンタ1において、装置本体Mにおける感光体ドラム2の前側(図1における右側)の所定位置に、着脱可能に装着される。また、本実施形態の現像装置200は、磁性体であるキャリア及び非磁性体であるトナーを含む2成分現像剤を使用し、現像ローラ230上に帯電されたトナーのみを保持させて感光体ドラム2の表面の静電潜像を現像する。
図2及び図3に示すように、本実施形態の現像装置200は、収容部としての収容フレーム210に、所定の配置関係を有する磁気ローラ220及び現像ローラ230等を備えて構成されている。磁気ローラ220及び現像ローラ230における軸方向(図2の紙面と直交する方向)の長さは、感光体ドラム2の長さと略同じである。
収容フレーム210は、その内部に、現像剤を収容すると共に、磁気ローラ220、現像ローラ230などを収容する。収容フレーム210は、その内部に各部材を収容する所定形状の空間を有している。収容フレーム210は、その後方側の上部(感光体ドラム2と対向する部位)に開口部211を備えている。また、収容フレーム210は、その下部に、現像剤を収容して攪拌する攪拌室240を備えている。
攪拌室240は、仕切板240Cによって、前方側の攪拌ミキサ室240Aと後方側のパドルミキサ室240Bとの前後2室に仕切られている。攪拌ミキサ室240Aには、攪拌ミキサ241が配設されている。また、パドルミキサ室240Bには、パドルミキサ242が配設されている。
図3に示すように、現像ローラ230の接触突起部232(後述)には、感光体ドラム2との間にバイアスDC電源281及びバイアスAC電源282が接続されており、バイアス電圧が印可されるようになっている。また、磁気ローラ220の磁気ローラ支持軸221(後述)には、バイアスDC電源283が接続されており、バイアス電圧が印加されるようになっている。
図4〜図6に示すように、収容フレーム210の左右方向の側壁は、軸支持部212となっており、この軸支持部212で前述の各ローラ等を支持している。
また、図4に示すように、収容フレーム210の一方の端部には、モータ250が配設されている。モータ250が配設された軸支持部212には、ギア(図示せず)が設けられている。モータ250は、前記ギアに接続されている。
磁気ローラ220について詳述する。図2及び図3に示すように、磁気ローラ220は、磁気軸部材220A及び磁気スリーブ220Bを備える。磁気軸部材220Aは、外周方向に異なる磁極が所定パターンで配置されている。磁気軸部材220Aは、例えば、外周方向に所要数の永久磁石が埋設された円柱状のマグネットローラ体から構成される。磁気軸部材220Aの両端面には、それぞれ磁気ローラ支持軸221が突出して設けられている。磁気軸部材220Aは、磁気ローラ支持軸221を介して収容フレーム210の軸支持部212に支持されている。
磁気スリーブ220Bは、例えば、非磁性金属材料を主体とする円筒状部材からなり、磁気軸部材220Aの外周に回転可能に配置されている。磁気スリーブ220Bは、磁気軸部材220Aからの磁力により現像剤を保持して、外周面上に現像剤層を形成させる。
図4〜図6に示すように、磁気ローラ220の後方には、ドクターブレード260が配設されている。ドクターブレード260は、所定厚さの薄板状であって、その基端部において収容フレーム210に固定されている。ドクターブレード260は、磁気ローラ220の軸方向と平行に延びていると共に、その主面が磁気ローラ220の周面に対して略直立するように対向している。ドクターブレード260の先端は、磁気ローラ220の外周面に対して所定間隔をあけて離間している。
現像ローラ230について詳述する。図2及び図3に示すように、現像ローラ230は、所定方向(図2に示す第1方向D1)から組み付けられて磁気ローラ220に対向する位置に配置されるローラであり、現像軸部材230A及び現像スリーブ230Bを備える。
現像軸部材230Aは、例えば、1つの磁極を有する固定マグネットローラ体からなる。現像軸部材230Aは、その長手方向の端部に接触突起部232を有し、接触突起部232を介して所定のバイアス電圧が印加される。
現像スリーブ230Bは、現像軸部材230Aの外周に回転可能に配置されており、現像軸部材230Aに印加されたバイアス電圧により前記現像剤層からトナーの供給を受けて外周面上にトナー層を形成させる。
図6に示すように、現像軸部材230Aの両端面には、それぞれ第1突出軸231が突出して設けられている。なお、図6においては、第1突出軸231の理解の便宜のため、ギャップローラ233(後述)の図示を省略している。一対の第1突出軸231のうちの一方の先端には、現像ローラ230にバイアス電圧を印可するための接触突起部232が突出して設けられている。接触突起部232の詳細については後述する。接触突起部232は、第1突出軸231よりも外径が細くなっている。
また、図4に示すように、第1突出軸231には、それぞれ、外径が現像ローラ230よりも所定量大きいギャップローラ233が設けられている。収容フレーム210には、ギャップローラ233を回転自在に保持するローラ支持体270が設けられている。また、現像ローラ230の一方の端部におけるギャップローラ233よりも外端側に、ギア234(図4参照)が固定されている。
図6に示すように、ローラ支持体270は、現像ローラ軸受け部271と装着軸受け部272とを備え、プラスチック等の絶縁材によって一体に形成されている。現像ローラ軸受け部271は、現像ローラ230を回転自在に支持する。装着軸受け部272は、収容フレーム210に設けられた磁気ローラ220の磁気ローラ支持軸221に嵌合された状態で、収容フレーム210に装着される。
第1突出軸231がローラ支持体270に回転自在に支持されることにより、現像ローラ230は、ローラ支持体270を介して収容フレーム210に装着される。現像ローラ230が収容フレーム210に装着された状態では、現像ローラ230の周面の一部が収容フレーム210の開口部211から外部に露出し、感光体ドラム2に対向することになる。
本実施形態の現像装置200は、このようなローラ支持体270を介して現像ローラ230が収容フレーム210に装着される構成を備えるため、現像ローラ230と磁気ローラ220と位置関係(間隔)が所定の精度で規定される。また、ローラ支持体270は、磁気ローラ220の軸心を中心として揺動可能となっており、スプリング等の付勢手段(図示せず)によって、現像ローラ230が収容フレーム210の開口部211から外部に突出する方向に付勢されている。
ローラ支持体270の装着軸受け部272は、切り欠き(図示せず)を有しており、この切り欠きを磁気ローラ220の磁気ローラ支持軸221に嵌合させることができる。そのため、磁気ローラ220が組み付けられた収容フレーム210に対して、現像ローラ230の組み付けを行うことができるようになっている。
図4及び図6は、このようにして収容フレーム210に現像ローラ230を組み付けた状態を示している。なお、この図4は、収容フレーム210の後面を形成するパネルが未装着(後工程で装着される)の状態を示す図で、収容フレーム210の内部に配置されたパドルミキサ242、ドクターブレード260等が露出している。
収容フレーム210の一端側に配設されたモータ250は、ギアを介して磁気ローラ支持軸221と、攪拌ミキサ241及びパドルミキサ242とに連結されている。このモータ250によって、磁気ローラ220と攪拌ミキサ241及びパドルミキサ242とが所定の速度で回転駆動されるようになっている。
また、現像ローラ230がローラ支持体270を介して収容フレーム210の所定位置に設置された状態において、現像ローラ230の端部に設けられたギア234が、モータ250と磁気ローラ220とを連結するギアに、噛み合うようになっている。これにより、現像ローラ230は、モータ250によって所定の周速で回転駆動される。
現像ローラ230及び磁気ローラ220へのバイアス電圧の供給と、モータ250への電力の供給は、現像装置200が装置本体Mに装着された状態で、装置本体Mの供給側接点と現像装置200の受給側接点とが接続されて行われるようになっている。
ここで、現像装置200の受給側接点から磁気ローラ220へバイアス電圧を供給するリード線及びモータ250へ電力を供給するリード線は、収容フレーム210に配線されており、磁気ローラ220又はモータ250に直接接続されている。
一方、現像ローラ230へのバイアス電圧の供給は、接点部材としての接点バネ300を介して行われるようになっている。この接点バネ300に係る接点部分の構成については、後に詳述する。
上記のごとく構成された現像装置200は、前述のごとくユニット化されており、装置本体Mの所定位置に着脱可能に装着される。
現像装置200が装置本体Mに装着された状態において、現像ローラ230は、感光体ドラム2に対向する。現像ローラ230は、前述したローラ支持体270の揺動付勢によって、感光体ドラム2に接近する側に押圧付勢される。これにより、現像ローラ230の両端に設けられたギャップローラ233が感光体ドラム2の外周面に当接し、現像ローラ230の周面と感光体ドラム2の周面との間隔が、所定の間隔に規定される。
なお、ローラ支持体270の揺動によって現像ローラ230が感光体ドラム2に接近する移動方向と、収容フレーム210に現像ローラ230が組み付けられる組み付け方向(第1方向)D1の反対方向(第2方向)D2(図2参照)とは、略一致している。これは、換言すれば、現像ローラ230に対して前記反対方向(第2方向)D2側に、感光体ドラム2が位置する配置関係になっているということである。
また、現像装置200が装置本体Mに組み付けられると、現像装置200は、装置本体Mの電源部及び制御装置と電気的に接続され、装置本体Mを含むプリンタ1の各部と同期して稼働するようになる。
そして、装置本体Mに装着された現像装置200は、下記のごとく作用して現像作用を行う。
図2及び図3に示すように、現像作用時には、モータ250によって、磁気ローラ220、現像ローラ230、攪拌ミキサ241及びパドルミキサ242がそれぞれ所定の速度で、図2に示す矢印Xの方向に回転駆動される。感光体ドラム2は、図2に示す矢印Yの方向に回転駆動される。また、現像ローラ230と感光体ドラム2との間に、バイアスDC電源281及びバイアスAC電源282から所定のバイアス電圧が印可されると共に、磁気ローラ220にはバイアスDC電源283から所定のバイアス電圧が印加される。
これにより、2成分現像剤は、攪拌ミキサ241及びパドルミキサ242によって攪拌されつつ攪拌室240内を循環して、トナーが帯電する。パドルミキサ242の外周面上の2成分現像剤は、その上側に位置する磁気ローラ220の外周面に吸引搬送され、磁気ローラ220の外周面に磁気ブラシを含む現像剤層が形成される。磁気ローラ220の外周面の磁気ブラシは、ドクターブレード260(図4参照)によってその高さが規制される。磁気ブラシは、現像ローラ230の外周面への接触と、磁気ローラ220と現像ローラ230との間に印加されるバイアス電圧の電位差による電場の作用とによって、トナーを現像ローラ230の外周面へと供給する。これにより、現像ローラ230の外周面にトナー層が形成される。そして、現像ローラ230と感光体ドラム2との間の電位差による電場の作用により、現像ローラ230の外周面のトナー層におけるトナーは、感光体ドラム2の外周面に形成された静電潜像に応じて選択的に飛翔する。その結果、トナーによって静電潜像が現像される。
次に、現像ローラ230にバイアス電圧を供給する接点部分の構成について詳細に説明する。
現像ローラ230へのバイアス電圧の供給は、前述のごとく、接点バネ300を介して行われるようになっている。本実施形態における接点バネ300は、リン青銅等の導電性とバネ性を兼ね備えた素材による所定線径の線材で形成されている。
図5に示すように、接点バネ300は、線材を所定直径のコイル状に巻いたコイル部310と、コイル部310の両端部それぞれから延びる接続側端子部320及び接触側端子部330とを備える。接点バネ300の形状は、全体として略V字状となっている。接続側端子部320と接触側端子部330とは、所定の角度(鋭角)を成しており、この角度を小さくさせる方向に弾性変形させることによって弾性(復帰)力が生じるようになっている。また、接触側端子部330は、軸支持部212を避けつつ、現像ローラ230の接触突起部232に接触するべく、クランク状に屈曲形成されている。接触側端子部330は、図5に示す現像ローラ230を組み付ける前の状態では、自由状態になっている。
図5に示すように、接点バネ300は、収容フレーム210の軸支持部212に装着されている。具体的には、軸支持部212の外面の所定位置には、円柱状の支持突起213が所定高さ突出して設けられている。そして、接点バネ300は、支持突起213の外周にコイル部310を装着させて設けられる。
接点バネ300が支持突起213に装着された状態において、接続側端子部320は、軸支持部212に固定されて、収容フレーム210に配線されたリード線と電気的に接続されている。一方、接触側端子部330は、図5に示す自由状態では、現像ローラ230の組み付け方向(第1方向)D1及びその反対方向(第2方向)D2と略直交する方向に延びている。
図4及び図6に示すように、収容フレーム210に現像ローラ230が組み付けられると、現像ローラ230に設けられた接触突起部232は、接点バネ300の接触側端子部330に当接し、更に押圧して、接触側端子部330と接続側端子部320との成す角度が狭くなるように、接触側端子部330を第1方向D1に弾性変形させる。その結果、接触側端子部330に、第2方向D2の弾性力が生じ、この弾性力により接触側端子部330が接触突起部232に圧接する。このような現象は、接触側端子部330(接点バネ300)が、接触突起部232を介して現像ローラ230をその組み付け方向(第1方向)D1と反対の方向(第2方向)D2に付勢していると換言することができる。また、接触側端子部330(接点バネ300)による現像ローラ230の付勢方向(第1方向)D1は、感光体ドラム2に向かう方向であると言うこともできる。
このように、接点バネ300は、現像ローラ230が組み付けられることで接触突起部232により組み付け方向(第1方向)D1に弾性変形をし、この弾性変形により生じた弾性力により接触突起部232を介して現像ローラ230を組み付け方向(第1方向)D1とは反対の方向(第2方向)D2に付勢する。そして、接点バネ300は、現像ローラ230の接触突起部232に、現像ローラ230の回転を許容した状態で電気的に接続する。
以上説明したように、本実施形態の現像装置200は、接触突起部232を介して現像ローラ230を現像ローラ230が組み付けられる組み付け方向(第1方向)D1と反対の方向(第2方向)D2に付勢する接点バネ300を備えているため、現像ローラ230を収容フレーム210に組み付ける作業のみによって、現像ローラ230の接触突起部232に接点バネ300を接触させることができる。そのため、現像ローラ230を収容フレーム210に組み付けた後に、接点バネ300の固定作業を別途行う必要がない。従って、現像ローラ230を組み付ける際に、接点バネ300を固定し忘れることを防止することできる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、接点部材は、前記実施形態における接点バネ300に制限されず、例えば、平板状の板バネからなる接点バネを用いることができる。また、接点バネ(接点部材)300を収容フレーム(収容部)210に装着する構造は、前記実施形態における装着構造に制限されず、例えば、収容フレーム210に設けられた爪状の突起に接点バネ300を引っ掛ける構造でもよい。
本発明の現像装置は、前記実施形態のような現像装置に制限されず、他の現像方式の現像装置に適用することができる。
画像形成装置は、モノクロのプリンタ1に制限されず、カラーコピー機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等であってもよい。
転写部において、トナー画像は、用紙Tに間接的に(他の部材を介して)転写されてもよい。
本発明の一実施形態のプリンタ1における各構成要素の配置を説明するための左側面図である。 本発明の一実施形態の現像装置200の概略構成を示す拡大断面図である。 図2に示す現像装置200について、電源281〜283との接続態様を模式的に示す図である。 図2に示す現像装置200を後側(感光体ドラム2側)から視た斜視図である。 図4に示す現像装置200の端部を拡大して示す斜視図であって、現像ローラ230を組み付ける前の状態を示している。 現像ローラ230を組み付けた状態の現像装置200の端部を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1……プリンタ(画像形成装置)、2……感光体ドラム(像担持体)、9……定着装置(定着部)、200……現像装置、210……収容フレーム(収容部)、220……磁気ローラ、220A……磁気軸部材、220B……磁気スリーブ、230……現像ローラ、230A……現像軸部材、230B……現像スリーブ、232……接触突起部、300……接点バネ(接点部材)、D1……第1方向(組み付け方向)、D2……第2方向(組み付け方向と反対の方向)、N……転写ニップ(転写部)

Claims (3)

  1. 現像剤を収容する収容部と、
    外周方向に異なる磁極が所定パターンで配置される磁気軸部材、及び前記磁気軸部材の外周に回転可能に配置され且つ前記磁気軸部材からの磁力により前記現像剤を保持して外周面上に現像剤層を形成させる磁気スリーブを有する磁気ローラと、
    長手方向の端部に接触突起部を有し且つ前記接触突起部を介して所定の電圧が印加される現像軸部材を有し、前記磁気ローラの前記磁気軸部材と直交する方向が組み付け方向となるように組み付けられて前記磁気ローラに対向する位置に前記現像軸部材を中心に回転可能に配置され、前記現像剤層からトナーの供給を受けて外周面上にトナー層を形成させる現像ローラと、
    コイル状に形成されたコイル部、当該コイル部の両端部にそれぞれ延びる接続側端子部及び接触側端子部を有し、前記接触側端子部が前記接触突起部に当接して前記現像軸部材に所定の電圧を印加する接点部材と、を備え、
    前記接点部材は、前記コイル部が前記収容部に形成された支持突起に装着され、前記接続側端子部が前記収容部に形成された軸支持部に固定されることで前記接触側端子部が自由状態となり、前記現像ローラが組み付けられることで前記接触突起部により前記接触側端子部が前記組み付け方向に弾性変形をし、当該弾性変形により生じた弾性力により前記接触突起部を介して前記現像ローラを前記組み付け方向とは反対の方向に付勢する
    現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置と、
    表面に静電潜像が形成されると共に前記現像装置により前記静電潜像にトナー画像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的に所定の用紙に転写する転写部と、
    前記所定の用紙に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、を備える
    画像形成装置。
  3. 前記現像ローラは、前記像担持体に対向して配置され、
    前記接点部材は、前記現像ローラを前記像担持体側に付勢する
    請求項に記載の画像形成装置。
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