JP4337533B2 - 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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これは、感光体等の像担持体に対向し且つトナーを担持するドナーロールと、このドナーロールに対向し且つトナーと磁性キャリアとが含まれる二成分現像剤を担持するトナー搬送ロールとを備え、磁気ブラシによりトナー搬送ロールから大量の現像剤を供給し、ドナーロール上にトナー層を形成するようにしたものである(例えば特許文献1参照)。
このハイブリッド現像方式では、通常、二成分現像剤の撹拌によってトナーの帯電が行われるため十分な帯電量を確保しやすく、また、トナー搬送ロールからドナーロールへのトナーの供給が静電気力によって行われるため、ドナーロールに逆極性に帯電したトナーが供給されることもない。従って、像担持体の非画像領域へのトナー付着がなく、かぶりの発生が防止される。更に、ドナーロールにはトナーのみしか供給されないため、磁性キャリアの像担持体への付着も防止される等の利点がある。
そこで、トナー供給用ロールとは別に、新たにトナー回収用ロールを加え、ドナーロール上のトナーをトナー回収用ロールで掻き取る方式も開示されている(例えば特許文献2参照)。
特に、トナー供給用ロールとトナー回収用ロールとの間で、現像剤がストレスを受け易く、現像剤の流動性が低下してくると一層顕著となる。
しかしながら、この場合、二本のロール間のバイアスリークの問題が発生しやすく、特にトナー濃度が低下し且つ動作環境が高湿状況にあるときに顕著となる。更に、二本のロール間に入り込んだ現像剤がストレスを受け、現像剤の劣化が生じ易く、画像かぶりが発生する問題もあり、長期間に亘って安定した現像特性が得られない課題がある。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、現像剤の供給量が安定し、濃度むらを長期に亘って抑止できると共に、長期に亘って現像特性の安定した現像装置及びこれを用いた画像形成装置を提供するものである。
また、トナー担持体2の表面は弾性部材で構成され、像担持体1と接触して使用される。
そして、二つの現像剤担持体3,4は、内部に磁界発生手段を具備し、二成分現像剤を担持搬送するものであれば適宜選定して差し支えなく、例えば、回転可能な非磁性スリーブと、この非磁性スリーブ内に固定的に配設され且つ磁界発生手段が設けられた磁石部材とを具備した態様がある。
更に、磁界発生手段は、複数の磁極を有しているものであればよく、例えば、磁極の構成例としては、現像に寄与するための現像磁極や、現像剤を捕獲できる機能を備えたピックアップ磁極や、現像剤を搬送する搬送磁極等を備えたものが挙げられるが、これに限られるものではなく、適宜選定してよい。
更にまた、トナーを二つの現像剤担持体3,4とトナー担持体2との間で有効に受け渡す観点からは、供給用現像剤担持体3とトナー担持体2との間、及び、回収用現像剤担持体4とトナー担持体2との間には、トナー担持体2に対しトナーを供給若しくは回収するための所定の電界が形成されていることが好ましく、このとき、現像剤担持体3,4へ印加するバイアスは、直流電圧でもよいし、交流重畳直流電圧であっても差し支えない。
また、搬送部材5は、二つの現像剤担持体3,4との対向部位において、同一方向に回転することが好ましく、このことにより、搬送部材5と二つの現像剤担持体3,4との対向部位において、現像剤のストレスが軽減されることとなる。尚、搬送部材5と現像剤担持体3,4とが異なる方向に回転する態様であっても、現像剤の流れにストレスを与えないような態様であれば差し支えない。
本発明で使用されるトナーは、磁性キャリアに付着するものであれば、磁性でも非磁性でもよい。
しかしながら、この接触現像にあっては、像担持体1やトナー担持体2の外径の振れ、軸芯の振れ、軸間のずれ等があると像担持体1とトナー担持体2との接触状態(接触圧力等)が変化し、これが駆動負荷になって振動や速度変動等を生じる。そのため、濃度むら(ピッチむら)等の画像ディフェクトを発生するようになる。
これらの問題を解決するために、トナー担持体2として低硬度の弾性層(例えばスポンジ層等)を使用し、更に像担持体1への食い込み量(像担持体1とトナー担持体2とが接触したときのトナー担持体2の変形量)を規制する部材(具体的にはトナー担持体2の軸の両端に設けた規制コロ)によって接触状態の変動を吸収させるようにした提案がなされている(例えば特許文献5参照)。
そのため、これらの問題に対し、トナー担持体2としてある程度高い硬度(製造時に外径振れが起きにくい硬度)を持たせ、ばねや弾性体等の加圧部材を用いて像担持体1に低圧力で当接させる方法が考えられる。
しかしながら、本件発明のような構成による現像装置では、構成要素が多く、現像装置自体の重量が重いため、各種のロール振れに対する稼働レスポンスが悪く(摺動負荷大)接触時のむらが起こる懸念がある。また、重量バランスも悪いため、各種支持部材や摺動部材へ掛かる荷重バランスも悪くなり、機械的かじりや現像ハウジングの捩れ等が起こる可能性がある。そのため、トナー担持体2が像担持体1に対する接触状態を、低圧力、定荷重で制御することが困難となる。
ここで、「一つのユニットホルダ7にて回転可能に保持された」とは、サブユニット化された構成要素を回転可能に保持するために、ユニットホルダ7としては、一個の部材を備える態様であってもよいし、例えば、回転軸の両端に二個の部材を備える態様であっても差し支えない。また、ユニットホルダ7の可動方向は、像担持体1の接平面に直交する方向とすることがトナー担持体2と像担持体1との接触を一層安定に保つ観点から好ましいが、それ以外の方向であっても差し支えない。尚、接平面に直交する方向とは、例えば像担持体1がドラム状であれば径方向をいい、例えば像担持体1がベルト状であればそのベルト面に垂直な方向をいう。そして、サブユニット8のユニットホルダ7を可動支持する態様としては、例えば、レール、スライダ、転がり軸受等が挙げられる。
更に、ユニットホルダ7を、押圧部材9によって像担持体1方向に押圧することで、像担持体1とトナー担持体2との接触が安定し、安定した現像が可能になる。このとき、ユニットホルダ7を押圧する押圧部材9としては、各種ばね(圧縮、引っ張り、板等)やゴム状弾性体等が挙げられる。そして、押圧部材9の押圧方向は、像担持体1の接平面に直交する方向にユニットホルダ7を押圧することが好ましいが、例えば、他の方向であってもユニットホルダ7によりその可動方向は決まっているため差し支えない。
更に、本発明は、上述された現像装置を用いた画像形成装置をも対象とするものである。
そして、特に、本発明では、トナー担持体と供給用現像剤担持体と搬送部材とがユニットホルダで保持されたサブユニットを現像ハウジング内で像担持体に接離可能に可動支持し、現像ハウジングに回収用現像剤担持体を支持するようにしたので、像担持体とトナー担持体との接触状態が安定し、更に、供給用現像剤担持体と搬送部材とのギャップの安定化や夫々の磁気作用の安定化を一層図ることができる。このため、トナー担持体へのトナー供給も安定するようになり、濃度むらやピッチむらのない画像形成が可能になる。また、機械的かじりや現像ハウジングの振れも抑止することができ、安定した現像特性が得られるようになる。
また、この現像装置を用いることで、長期に亘って現像特性が安定した画像形成装置が提供できる。
◎実施の形態1
図2は、本発明の基本的構成が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す。尚、本実施の形態は、実施の形態3とは異なるサブユニット構成の参考の形態を示す。
同図において、符号21は、矢印方向に回転する有機感光体からなる静電潜像を担持する感光体であり、この感光体21はスコロトロン等の帯電装置22によって帯電され、レーザ書き込み装置やLEDアレイを有する露光装置23によって静電潜像が書き込まれる。
この静電潜像は、光の当たった部分の感光体21表面電位が低下し、光の当たっていない高電位部分とのコントラストによる電位画像として形成される。
本実施の形態では、感光体21上のトナー画像は、現像装置30によって可視像化された後、転写ロール26によって、記録材28上に転写され、この転写された記録材28は、定着装置50に搬送され、この定着装置50により記録材28上のトナー画像が定着されるように構成されている。尚、定着装置50は、例えばヒートロール方式で、加熱ロール51と加圧ロール52とを有し、この加熱ロール51と加圧ロール52との間に記録材28を通過させることで、トナー画像を記録材28に定着するように構成されている。
また、感光体21上に残留したトナーは、例えばドクターブレード式のクリーニング装置29によって除去される。
同図において、現像装置30は、感光体21に向かって開口する現像ハウジング31を有し、この現像ハウジング31の開口に面し且つ感光体21と対向して接触する位置に、ドナーロール32を回動自在に収容している。このドナーロール32には図示外のバイアス電源が接続され、所定の現像バイアスが印加されるようになっている。
本実施の形態では、このドナーロール32は、その外周部に、例えばカーボンブラック等の導電性フィラーを練り込んだウレタンゴム層が形成され、所定の体積抵抗率で硬度70度(アスカーC)を備えている。このため、外径φ25mmで外径公差は20μm以内の仕上がりとなっている。
更にまた、これらトナー供給ロール33及びトナー回収ロール34の後部には、トナー回収ロール34の外周部の現像剤をトナー供給ロール33へ受け渡すように現像剤を担持搬送する搬送ロール35が配設されている。
トナー供給ロール33の磁石体33bは、その外周部に複数の磁極(N2,S1,N1,S2,S3)を備えており、ドナーロール32と対向する位置に磁極S1を設け、磁極N2の近傍で搬送ロール35と対向するように配置され、同極のS2,S3が反発磁極として作用するようになっている。
また、トナー回収ロール34の磁石体34bは、その外周部に複数の磁極(N5,S5,N3,S4,N4)を備えており、ドナーロール32と対向する位置に磁極S4を設け、磁極N4の近傍で搬送ロール35と対向する位置になるように配置されている。そして、同極のN4,N5が反発磁極として作用するようになっている。
更に、搬送ロール35の磁石体35bは、複数の磁極(S7,N6,S6)の内、磁極S7がトナー回収ロール34と対向する位置になるように配置されている。
尚、本実施の形態において、夫々の磁極の配置や数はこれに限定されるものではなく、適宜選定して差し支えない。
尚、本実施の形態では、撹拌部材としてオーガ41を使用したが、これに限定されず、現像剤を撹拌搬送できるものであれば、適宜選定して差し支えない。また、オーガ41の数は二個に限らず、複数個あっても差し支えない。
また、サブユニット60の支持構造は次のようになっている。
本実施の形態では、図4及び図5に示すように、サブユニット60はドナーロール32とトナー供給ロール33とが一対のユニットホルダ61(図では一対のうち片方のみを示している)に設けられた軸受部62,63にて回動自在に保持されて構成されており、更に、本実施の形態では第二のガイド片44もユニットホルダ61に取り付けられている。更に、ユニットホルダ61の後部(ドナーロール32と反対側)には、略扇形の突起部612が設けられ、この突起部612にて後述するコイルばね75を受けるようになっている。また、ユニットホルダ61の上下面611(図5では一部のみ記している)には、後述する回転板73をガイドするガイド溝613が設けられている。
本体ユニット70は、ユニットケース71に、トナー回収ロール34と搬送ロール35を回転可能に支持すると共に、オーガ41が収納されたオーガケース72を分離可能に収容している。
そして、ユニットケース71の一部には、サブユニット60のユニットホルダ61のガイド溝613に沿って回転する回転板73が四箇所、夫々の固定軸74によって支持され、この回転板73と固定軸74とで転がり軸受になっている。また、このユニットケース71の後方(感光体21とは反対方向)には、ストッパ711を設け、このストッパ711の一部には、サブユニット60に向かってボス711aが形成されている。
サブユニット60を本体ユニット70に装着するには、上述のボス711aにこのボス711aより長尺のコイルばね75を装着した後、サブユニット60にあるユニットホルダ61のガイド溝613に回転板73を摺動させながら装着する。そして、本体ユニット70にサブユニット60が装着された場合、サブユニット60のユニットホルダ61の略扇形の突起部612を、コイルばね75が押圧するようになっている。そのため、このコイルばね75によってサブユニット60が感光体21側に押圧されている。
本実施の形態においては、二成分現像剤(現像剤)は、オーガ41により撹拌されて、トナーがマイナス極性に、磁性キャリアがプラス極性に帯電された後、トナー回収ロール34の磁石体34bにある磁極S5の上流側の現像剤供給領域で、トナー回収ロール34に供給される。そして、現像剤は、トリマ42の近傍に達すると、磁極N3により穂立ちを形成する。
更に、この現像剤の穂立ちはトリマ42で層厚規制されることにより、現像剤層としてトナー回収ロール34の外周上に保持され、回転スリーブ34aの回転と共に搬送ロール35方向へ搬送される。このとき、現像剤は磁石体34bにより形成されている磁力線に沿って磁気ブラシを構成している。
搬送ロール35に受け渡された現像剤は、磁石体35bの吸引磁界により搬送ロール35に保持されてその外周上を搬送される。
その後、搬送ロール35の磁石体35bとトナー供給ロール33の磁石体33bとの吸引磁界によって、搬送ロール35とトナー供給ロール33とが対向する領域で、搬送ロール35からトナー供給ロール33に現像剤が受け渡される。
トナー供給ロール33の外周上を搬送された現像剤は、磁極S1近傍のトナー供給領域で磁極S1の磁気吸引力により磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシを形成した現像剤におけるトナーのみが、トナー供給ロール33とドナーロール32との間に形成された電界の影響で、トナー供給ロール33からドナーロール32に静電吸引され、ドナーロール32に付着する。
そして、トナー供給を終えた現像剤は、磁極S2と磁極S3との反発磁界により、トナー供給ロール33から離れ、第二のガイド片44に沿って、オーガ41に供給される。
感光体21とドナーロール32及びトナー供給ロール33とは、図6に示すように、コイルばね(図示せず)の押圧力Fによって夫々の中心が感光体21の中心に向かうように配設されており、そのため、軸振れ等のない安定な回転を可能している。更に、感光体21とドナーロール32との接触状態(A部)は、ドナーロール32に高硬度の弾性層を備えているためその食い込み量も小さく安定し、また、外径公差も小さいためドナーロール32とトナー供給ロール33とのギャップ(B部)も安定している。
尚、本実施の形態では、感光体21、ドナーロール32及びトナー供給ロール33とが一直線上に配設される態様としたが、例えば、サブユニット60のユニットホルダ61の押圧方向(図6では押圧力Fに相当する)が感光体21の中心と異なる方向であっても、差し支えない。これは、感光体21とドナーロール32との接触状態(A部)が、接触部位の前後(現像部位の上下流)で若干異なるものの形成される画像に対する影響は殆どなく、また、ドナーロール32とトナー供給ロール33とのギャップ(B部)は安定することによる。
図7は、本発明の基本的構成が適用された画像形成装置に使用される現像装置30の実施の形態2を示す。同図において、本実施の形態は実施の形態1における現像装置30と略同様に構成されるが、サブユニット60のユニットホルダ61を本体ユニット70に支持する方式が実施の形態1と異なる。尚、本実施の形態は、実施の形態3とは異なるサブユニット構成の参考の形態を示すもので、実施の形態1と同様な構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、図7に示すように、サブユニット60のユニットホルダ61の一部(本実施の形態では上下方向)に表面側にレール状突起(図示せず)を備えたレール部材65が形成されている。
一方、本体ユニット70のユニットケース71には、前記サブユニット60のレール部材65のレール状突起に係合するような直線上の溝76a,77aを備えたレール受部76,77が固着されている。
したがって、サブユニット60は、ユニットケース71に固着されたレール部材65に沿って、スムーズに移動できるようになっている。
尚、本実施の形態におけるレール部材65とレール受部76,77としては、例えば、金属とPOM樹脂との組み合わせのように、摺動抵抗が小さな材料の組み合わせで行ってもよく、また、例えば、レール受部76,77に、更に、コロ等を備える方式等であってもよい。
よって、本実施の形態においても実施の形態1と同様の効果を奏する。
図8は、本発明が適用された画像形成装置に使用される現像装置30の実施の形態3を示す。同図において、本実施の形態は実施の形態1における現像装置30と略同様に構成されるが、サブユニット60としてドナーロール32とトナー供給ロール33の他に搬送ロール35もユニット化した点が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様な構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
そして、本実施の形態におけるサブユニット60の支持構造は、実施の形態1と略同様になっており、サブユニット60のユニットホルダ61は、本体ユニット70(図5参照)の回転板73によって、移動可能に支持されるようになっている。
また、本実施の形態では、実施の形態1と異なり、トナー回収ロール34はユニットケース71ではなく、オーガケース72(図5参照)側に回動自在に保持されるように構成されているため、ユニットケース71にはサブユニット60を感光体21側方向から装着した後、オーガケース72を同じく感光体21側方向から装着している。
したがって、本実施の形態においても、現像履歴、濃度むらやかぶりがなく、また、軸振れや重量バランスの違いによる濃度むらやピッチむらがない現像装置30が可能になる。
尚、本実施の形態においては、サブユニット60としてドナーロール32とトナー供給ロール33とをユニットホルダ61にて保持する構成としたが、実施の形態3に示すように、例えば、搬送ロール35をサブユニット60に追加しても差し支えない。
本実施例では、ドナーロールの硬度を、アスカーC硬度で50度、60度、70度として行った。
結果は、図10に示すように、硬度が50度(アスカーC)では濃度むらが確認され、硬度60度では濃度むらが若干見受けられるが、実質的な問題はないレベルであることが確認された。更に、硬度70度では、濃度むらの発生は確認されなかった。
また、本実施例以外に、硬度60度近傍をより詳細に実験したところ、硬度60度以上であれば、濃度むらの発生が実用的に問題ないレベルであることが確認された。
Claims (5)
- 静電潜像を担持する像担持体に対向して開口し且つ内部に二成分現像剤が収容される現像ハウジングと、
現像ハウジングの開口部に面して配設されて像担持体に回転可能に圧接配置され且つ表面にトナーを担持するトナー担持体と、
現像ハウジング内のトナー担持体の背面側に設けられトナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を担持搬送し且つトナー担持体へトナーを供給する供給用現像剤担持体と、
現像ハウジング内のトナー担持体の背面側に設けられ二成分現像剤を担持搬送し且つトナー担持体からトナーを回収する回収用現像剤担持体と、
現像ハウジング内に設けられ二つの現像剤担持体とトナー担持体とに対向して配設されて、回転軸を中心に回転することで回転軸の周方向に現像剤を搬送し且つ前記供給用現像剤担持体に現像剤を搬送する搬送部材と、
前記供給用現像剤担持体と前記搬送部材とが対向する位置に対して前記搬送部材の回転方向で上流側に前記搬送部材の周方向に沿って配置され、前記搬送部材による現像剤搬送のガイドを行うガイド部材とを備え、
前記トナー担持体と供給用現像剤担持体と搬送部材とを一つのユニットホルダにて回転可能に保持し、このユニットホルダにて保持されたサブユニットを現像ハウジング内で前記像担持体に接離可能に可動支持し、前記現像ハウジングに前記回収用現像剤担持体を支持したことを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
ユニットホルダは、前記像担持体の接平面に直交する方向に可動支持せしめられることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
ユニットホルダは、押圧部材によって像担持体方向に押圧せしめられることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
トナー担持体は、表面にゴム硬度60度(アスカーC)以上の弾性層を備えていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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