JP4337499B2 - 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
これは、感光体等の像担持体に対向し且つトナーを担持するドナーロールと、このドナーロールに対向し且つトナーと磁性キャリアとが含まれる二成分現像剤を担持するトナー搬送ロールとを備え、磁気ブラシによりトナー搬送ロールから大量の現像剤を供給し、ドナーロール上にトナー層を形成するようにしたものである(例えば特許文献1参照)。
このハイブリッド現像方式では、通常、二成分現像剤の撹拌によってトナーの帯電が行われるため十分な帯電量を確保しやすく、また、トナー搬送ロールからドナーロールへのトナーの供給が静電気力によって行われるため、ドナーロールに逆極性に帯電したトナーが供給されることもない。従って、像担持体の非画像領域へのトナー付着がなく、かぶりの発生が防止される。更に、ドナーロールにはトナーのみしか供給されないため、磁性キャリアの像担持体への付着も防止される等の利点がある。
そこで、トナー供給用ロールとは別に、新たにトナー回収用ロールを加え、ドナーロール上のトナーをトナー回収用ロールで掻き取る方式も開示されている(例えば特許文献2参照)。
特に、トナー供給用ロールとトナー回収用ロールとの間で、現像剤がストレスを受け易く、現像剤の流動性が低下してくると、この濃度むらが顕著となる。
しかしながら、この場合、二本のロール間のバイアスリークの問題が発生しやすく、特にトナー濃度が低下し且つ動作環境が高湿状況にあるときに顕著となる。更に、二本のロール間に入り込んだ現像剤がストレスを受け、現像剤の劣化が生じ易く、画像かぶりが発生する問題もあり、長期間に亘って安定した現像特性が得られない課題がある。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、現像剤の供給量が安定し、濃度むらを長期に亘って抑止できると共に、長期に亘る現像特性の安定した現像装置及びこれを用いた画像形成装置を提供するものである。
また、トナー担持体2は、少なくとも表面が弾性部材であることが好ましいが、金属であっても差し支えなく、弾性部材の場合、像担持体1とは接触しても差し支えない。
そして、二つの現像剤担持体3,4は、内部に磁界発生手段を具備し、二成分現像剤を担持搬送するものであれば適宜選定して差し支えなく、例えば、回転可能な非磁性スリーブと、この非磁性スリーブ内に固定的に配設され且つ磁界発生手段が設けられた磁石部材とを具備した態様がある。
更に、磁界発生手段は、複数の磁極を有しているものであればよく、例えば、磁極の構成例としては、現像に寄与するための現像磁極や、現像剤を捕獲できる機能を備えたピックアップ磁極や、現像剤を搬送する搬送磁極等を備えたものが挙げられるが、これに限られるものではなく、適宜選定してよい。
更にまた、トナーを二つの現像剤担持体3,4とトナー担持体2との間で有効に受け渡す観点からは、供給用現像剤担持体3とトナー担持体2との間、及び、回収用現像剤担持体4とトナー担持体2との間には、トナー担持体2に対しトナーを供給若しくは回収するための所定の電界が形成されていることが好ましく、このとき、現像剤担持体3,4へ印加するバイアスは、直流電圧でもよいし、交流重畳直流電圧であっても差し支えない。
また、搬送部材5は、二つの現像剤担持体3,4との対向部位において、同一方向に回転することが好ましく、このことにより、搬送部材5と二つの現像剤担持体3,4との対向部位において、現像剤のストレスが軽減されることとなる。尚、搬送部材5と現像剤担持体3,4とが異なる方向に回転する態様であっても、現像剤の流れにストレスを与えないような態様であれば差し支えない。
本発明で使用されるトナーは、磁性キャリアに付着するものであれば、磁性でも非磁性でもよい。
ここで、現像剤の溜りについて説明する。図2(a)は、現像剤Gの溜りが発生したときの様子を示したもので、現像剤Gが供給用現像剤担持体3から搬送部材5を介して回収用現像剤担持体4側に流れているとき、トナー担持体2と回収用現像剤担持体4との対向部位から現像剤搬送方向上流側に現像剤Gの「溜り」が発生している(α域)。
すなわち、この対向部位では、現像剤Gに次の力が作用する。具体的には、キャリア帯電量及びトナー回収のためのバイアスに係わる電界による力(A)、トナー担持体2と現像剤Gとの摩擦力(B)、回収用現像剤担持体4の現像剤搬送力(慣性力も含まれる:C)、現像剤Gの重力(D)、キャリアを吸引する磁気力(E)がある。
図3(a)のような本願のモデルのように、トナー担持体2と回収用現像剤担持体4との中心軸が鉛直方向から傾くように配設された場合には、現像剤Gの重力(D)が現像剤搬送力(C)に加算される方向に作用するため、現像剤Gは対向部位から排出され易くなる。このとき、現像剤Gの重力(D)には、角度θによって現像剤搬送力(C)方向の成分Dc(具体的にはD・cosθ)が発生し、この成分が現像剤搬送力(C)に加算されるため、現像剤Gがこの部位から排出され易くなり、現像剤Gの「溜り」が抑止される。
特に、角度が30°以上であれば、現像剤搬送力(C)が小さくても現像剤Gの「溜り」が一層抑止される(実施例参照)。
尚、θは、トナー担持体2の中心を通る鉛直線と、トナー担持体2の中心と回収用現像剤担持体4の中心を結ぶ線分とのなす角度を示している。
更に、現像が繰り返されて現像剤Gが劣化してくると、現像剤Gの流動性が低下し、トナー担持体2との摩擦力(B)は増加するため、この摩擦力(B)によって現像剤Gの「溜り」が一層助長される。
このとき、例えば、回収用現像剤担持体4の回転速度を上げ、回収用現像剤担持体4による現像剤搬送力(C)を大きくすることで「溜り」は解消される方向に向かうが、この回収用現像剤担持体4の現像剤搬送力(C)を大きくしすぎると、トナー担持体2からのトナー回収性能が却って低下する等の悪影響が発生する。
尚、これに対し、例えば、回収用現像剤担持体4をトナー担持体2の鉛直線下方より現像剤搬送方向下流側に配置させる(具体的には図3(a)とは反対方向に回収用現像剤担持体4を配置させる)と、現像剤Gの重力(D)は摩擦力(B)の方向に加算されるように作用するため、トナー担持体2と回収用現像剤担持体4との対向部位では、却って現像剤Gの「溜り」発生を助長することとなる。
そのため、下流側7からの現像剤Gの排出を促すことで「溜り」が抑制される。この現像剤Gの排出を促すために、本発明では、トナー担持体2と回収用現像剤担持体4との位置関係並びに回収用現像剤担持体4の速度に着目し、回収用現像剤担持体4の速度パラメータが、トナー担持体2に対する位置関係に応じて可変設定されることを特徴とするものである。すなわち、回収用現像剤担持体4のトナー担持体2に対する位置関係を角度θの角度パラメータで表すと、角度パラメータを大きくすれば、両者の位置関係により、現像剤Gの重力成分のうち、現像剤搬送方向の成分が大きくなり、速度パラメータが小さくて済む。また、逆に、角度パラメータを小さくすれば、両者の位置関係により、現像剤Gの重力成分のうち、現像剤搬送方向の成分が小さくなるため、速度パラメータを大きくする必要がある。
また、本発明は、上述された現像装置を用いた画像形成装置をも対象とするものである。
特に、回収用現像剤担持体とトナー担持体とは、両者の対向部位における現像剤の重力による分力成分が現像剤搬送方向に加算される位置関係に設定されることで、トナー担持体と回収用現像剤担持体との対向部位で現像剤の溜り発生を抑えることができる。
更に、回収用現像剤担持体とトナー担持体とは、両者の対向部位における現像剤搬送方向の上流側に供給される単位時間当たりの現像剤供給量が、下流側から排出される単位時間当たりの現像剤排出量を超えないような両者の位置関係及び速度を保つことで、現像剤の溜り発生を抑え、よって、現像履歴、濃度むらや画像かぶりのない現像装置が提供できる。
◎実施の形態1
図4は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す。
同図において、符号21は、矢印方向に回転する有機感光体からなる静電潜像を担持する感光体であり、この感光体21はスコロトロン等の帯電装置22によって帯電され、レーザ書き込み装置やLEDアレイを有する露光装置23によって静電潜像が書き込まれる。
この静電潜像は、光の当たった部分の感光体21表面電位が低下し、光の当たっていない高電位部分とのコントラストによる電位画像として形成される。
本実施の形態では、感光体21上のトナー画像は、現像装置30によって可視像化された後、転写ロール26によって、記録材28上に転写され、この転写された記録材28は、定着装置50に搬送され、この定着装置50により記録材28上のトナー画像が定着されるように構成されている。尚、定着装置50は、例えばヒートロール方式で、加熱ロール51と加圧ロール52とを有し、この加熱ロール51と加圧ロール52との間に記録材28を通過させることで、トナー画像を記録材28に定着するように構成されている。
また、感光体21上に残留したトナーは、例えばドクターブレード式のクリーニング装置29によって除去される。
同図において、現像装置30は、感光体21に向かって開口する現像ハウジング31(図4参照)を有し、この現像ハウジング31の開口に面し且つ感光体21と対向して接触する位置に、ドナーロール32を回動自在に収容している。このドナーロール32には電源37が接続され、所定の現像バイアスVBが印加されるようになっている。
本実施の形態では、このドナーロール32の外周部は弾性部材で被覆した構成を採っているが、例えば、アルミニウムやステンレス等からなる金属ロールであっても差し支えない。また、ドナーロール32と感光体21とは接触した構成を採っているが、非接触であっても差し支えない。
また、これらのトナー供給ロール33及びトナー回収ロール34には、夫々電源38,39が接続され、トナー供給ロール33からドナーロール32へトナーを供給するための供給バイアスVS、ドナーロール32からトナー回収ロール34へトナーを回収するための回収バイアスVRが印加されるようになっている。
更に、これらトナー供給ロール33及びトナー回収ロール34の後部には、トナー供給ロール33の外周部の現像剤Gをトナー回収ロール34へ受け渡すように現像剤Gを担持搬送する搬送ロール35が配設されている。
そして、特に、本実施の形態では、ドナーロール32の中心から垂下された直線と、ドナーロール32の中心とトナー回収ロール34の中心とを結ぶ直線とのなす角度θが、略30°になるようにトナー回収ロール34が配置されている。
トナー供給ロール33の磁石体33bは、その外周部に複数の磁極(S2,N1,S1,N2,N3)を備えており、ドナーロール32と対向する位置に磁極S1を設け、磁極N2と磁極N3のほぼ中間が搬送ロール35と対向する位置になるように配置され、同極の磁極N2,N3が反発磁極として作用するようになっている。
更に、トナー回収ロール34の磁石体34bは、その外周部に複数の磁極(S4,N4,S3,N5,N6)を備えており、ドナーロール32と対向する位置に磁極S3を設け、磁極S4を搬送ロール35と対向する位置になるように配置され、同極の磁極N5,N6が反発磁極として作用するようになっている。
また、搬送ロール35の磁石体35bは、複数の磁極(S5,N7,S6)の内、磁極S5がトナー供給ロール33と対向する位置になるように配置されている。
尚、本実施の形態において、夫々の磁極の配置や数は本形態に限定されるものではなく、適宜選定して差し支えない。
そして、本実施の形態では、トナー供給ロール33及びトナー回収ロール34の回転方向は、ドナーロール32と同様(反時計回り)であり、搬送ロール35の回転方向はこれらと逆方向(時計回り)になっている。
尚、本実施の形態で用いる二成分現像剤Gは、トナーと磁性キャリアからなる現像剤であり、トナーは、例えば非磁性トナーを用いるが、磁性キャリアと磁気特性が異なるものであれば、磁性トナーを用いても差し支えない。
そして、現像剤Gは、トリマ42の近傍に達すると、磁極S2により穂立ちを形成する。
更に、この現像剤Gの穂立ちは、トリマ42で制御されることにより、現像剤層としてトナー供給ロール33の外周上に保持され、回転スリーブ33aの回転と共に反時計回りに搬送される。このとき、現像剤Gは磁石体33bにより形成されている磁力線に沿って磁気ブラシを構成している。
一方、トナーを失った磁性キャリア及びトナー供給領域を通過した現像剤Gは、トナー供給ロール33の磁石体33bと搬送ロール35の磁石体35bとの吸引磁界によって、トナー供給ロール33と搬送ロール35とが対向する領域で、トナー供給ロール33から搬送ロール35に受け渡される。
搬送ロール35に受け渡された現像剤Gは、磁石体35bの吸引磁界により搬送ロール35に保持され、その外周上を搬送された後、搬送ロール35の磁石体35bとトナー回収ロール34の磁石体34bとの吸引磁界によって、搬送ロール35とトナー回収ロール34とが対向する領域で、搬送ロール35からトナー回収ロール34に受け渡される。
そして、トナー回収ロール34の外周上を搬送された現像剤Gは、磁極S3近傍のトナー回収領域でドナーロール32上のトナーを回収した後、トナー回収ロール34の外周を搬送され、磁極N5と磁極N6との反発磁界により、トナー回収ロール34から離れ、第二のガイド片44に沿って、撹拌部材41に供給される。
トナー回収領域に搬送されたトナーは、ドナーロール32とトナー回収ロール34との間に形成されている電界の影響を受け、トナー回収領域では、マイナス極性に帯電しているトナーがドナーロール32より高電位のトナー回収ロール34に吸引されると共に、トナー回収ロール34に形成されている磁気ブラシに掻き取られて、トナー回収ロール34側へ回収される。
したがって、トナー回収領域を通過したドナーロール32にはトナー消費パターンがなく、このトナー消費パターンがその後に現像されたトナー画像に現れることもない。
また、現像剤Gを、トナー供給ロール33から搬送ロール35へ、また、搬送ロール35からトナー回収ロール34へ受け渡す際の、対向するロール表面の移動方向が同じ(具体的には、トナー供給ロール33と搬送ロール35とが対向する部位と、搬送ロール35とトナー回収ロール34とが対向する部位で、互いの表面の移動方向が同じ)であるため、現像剤Gの移動量が夫々のロール軸方向で安定すると共に、現像剤供給量も安定することから、トナー回収領域でのトナー回収性能が安定化し、現像履歴や濃度むら等の発生を抑制することが可能となる。
更に、トナー供給ロール33とトナー回収ロール34間のバイアスリークの抑制を同時に満足させることが可能となる。
尚、本実施の形態において、角度θを略30°としたが、特にこれに限定されず、現像装置30の小型化等の観点からは、この角度θは90°以下が好ましい。これは、仮にト角度θを90°より大きくすると、トナー供給ロール33の位置がドナーロール32の略直上に位置することとなり、トナー供給領域でのドナーロール32への磁性キャリアの付着が顕著となり、その結果、画像抜け欠陥が多発する懸念がある。
本実施例では、ドナーロールとトナー回収ロールとの対向部位での移動方向は、反対方向(Against方向:実施の形態1と同様)であり、また、角度θを0〜45°、トナー回収ロール速度を240〜720mm/sの範囲で行った。更に、評価に使用した現像剤は、新品の現像剤(スタート時)と劣化後の現像剤(10Kプリント後で代用)の二種とした。
その他の条件は次の通りとした。ドナーロールへ印加する現像バイアス:−500V、トナー供給ロールへ印加する供給バイアス:−550V、トナー回収ロールへ印加する回収バイアス:−300V、搬送ロール速度:450mm/s、トリマギャップ(トリマとトナー回収ロール間ギャップ):1mm、ドナーロールとトナー供給ロールの間隔:0.6mm、ドナーロールとトナー回収ロールの間隔:0.6mm。尚、ドナーロール、トナー回収ロールとトナー供給ロールの速度は全て同一に変化させた。
評価は、ドナーロールとトナー回収ロールとの対向部位での現像剤の溜り状況を目視判定した。
評価結果は、図6に示すように、次の点が確認された。
角度θを大きくしたり、トナー回収ロール速度を上げると、「溜り」の発生が減少する方向になり、また、角度θを大きくしてトナー回収ロール速度を抑えることも可能である。
更に、現像剤が繰り返し使用によって劣化してくると、「溜り」が発生しやすくなる。
しかしながら、角度θが30°以上であれば、トナー回収ロール速度が240〜720mm/sで「溜り」は発生せず、更に、現像剤が劣化しても「溜り」が発生しない。
よって、この評価結果からも、トナー回収ロールを角度θを有した配置にすれば、現像剤の「溜り」を抑止でき、画像性能が安定した現像装置を提供できることが確認された。
Claims (4)
- 静電潜像を担持する像担持体に対向し表面にトナーを担持するトナー担持体と、
このトナー担持体に対向する位置に配設されてトナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を担持搬送し且つトナー担持体へトナーを供給する供給用現像剤担持体と、
トナー担持体に対向する位置に配設され、トナー担持体との対向部位にてトナー搬送方向と逆方向に向かって二成分現像剤を担持搬送し且つトナー担持体からトナーを回収する回収用現像剤担持体と、
この二つの現像剤担持体とトナー担持体とに対向して配設され、回転軸を中心に回転することで回転軸の周方向に二成分現像剤を搬送し且つ前記供給用現像剤担持体から受け取った二成分現像剤を前記回収用現像剤担持体に受け渡す搬送部材とを備え、
前記回収用現像剤担持体は、当該回収用現像剤担持体とトナー担持体との対向部位における現像剤の重力による分力成分が回収用現像剤担持体の現像剤搬送方向に向かう成分を含むように配置され、
回収用現像剤担持体とトナー担持体との対向部位において回収用現像剤担持体の現像剤搬送方向上流側に供給される単位時間当たりの現像剤供給量をUとし、回収用現像剤担持体の現像剤搬送方向下流側から排出される単位時間当たりの現像剤排出量をLとしたときに、L≧Uを満たすように回収用現像剤担持体による現像剤搬送速度を設定することを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
供給用現像剤担持体とトナー担持体との間、及び、回収用現像剤担持体とトナー担持体との間には、トナー担持体に対しトナーを供給若しくは回収するための所定の電界が形成されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
搬送部材は、二つの現像剤担持体との対向部位において、同一方向に回転することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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