JP2006323091A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】帯電回転体2には磁力を持たせてあり、画像形成時以外の像担持体回転時に、現像手段4から像担持体1に現像剤の磁性キャリアを吐き出させる制御を行なうことで磁性キャリアを像担持体の回転により帯電回転体2に供給し、帯電回転体2の磁力で帯電回転体表面に担持させる制御モードを有すること。
【選択図】図1
Description
先ず、図1を参照して、本実施例のプリンタ100の全体構成について説明する。
プリンタ100は、像担持体として、回転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)を有する。本実施例において、感光ドラム1は、外径20mmで、帯電特性が負帯電性の有機光導電体(OPC)である。そして、中心支軸(図示せず)を中心に100mm/secのプロセススピード(周速度)をもって矢示の反時計方向に回転駆動される。
プリンタ100は、感光ドラム表面を一様に帯電処理する帯電手段2を有する。本実施例において、帯電手段2は感光ドラム表面に圧接させた帯電回転体としての導電性・弾性ローラ(以下、帯電ローラと記す)である。
プリンタ100は、帯電処理された感光ドラム1の面に静電潜像を形成する情報書き込み手段3を有する。本実施例において、情報書き込み手段3は、半導体レーザを用いたレーザビームスキャナ(露光装置)である。レーザビームスキャナ3は、画像読み取り装置(図示せず)などのホスト処理装置からプリンタ側に送られた画像信号に対応して変調されたレーザ光Lを出力する。その出力レーザ光Lで、一様に帯電処理されて回転する感光ドラム1の表面を、露光位置(露光部)bにおいて走査露光(イメージ露光)する。このレーザ走査露光により、感光ドラム表面のレーザ光Lで照射されたところの電位が低下する。これにより、回転する感光ドラム1の表面には、画像情報に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
プリンタ100は、感光ドラム1上の静電潜像に従ってトナーを供給し、静電潜像をトナー画像(現像剤像)として反転現像する現像手段4を有する。本実施例においては、この現像手段4は、トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤による磁気ブラシを、感光ドラムに接触させながら現像を行う二成分接触現像方式を採用した現像装置である。
プリンタ100は、転写手段として転写装置5を有する。本実施例においては、転写装置5は転写ローラである。転写ローラ5は、感光ドラム1に所定の押圧力をもって圧接される。その圧接ニップ部が転写部(転写ニップ部)dである。この転写部dに給紙機構部(図示せず)から所定の制御タイミングにて記録材Pが給送される。
本実施例のプリンタ100は、所謂、クリーナレスシステムを採用している。すなわち、記録材Pに対するトナー画像転写後の感光ドラム1の表面に若干量残留する転写残トナー(残留トナー)を除去する専用のクリーニング装置を具備していない。
上記の帯電補助手段8・7を設け、帯電ローラ2の表面に転写残トナーが付着しないようにしても、長期間使用した場合、微少ながら帯電ローラ表面にトナーが付着していき、それらが蓄積することで帯電不良を発生する虞がある。
磁力を持たせた帯電ローラ2は、帯電ローラ2を構成する部材の一部をマグネット(永久磁石)にすることで構成できる。本実施例においては、帯電ローラ2の芯金2aをマグネットにより構成している。具体的には、Sm−Co合金磁石からなる芯金2aを採用している。マグネットの種類としては、Sm−Co合金磁石のほかにMK鋼,OP磁石,KS鋼,新KS鋼,アルニコなどを用いても良い。また、芯金2aにマグネットを使用した時の帯電ローラ表面における磁力は、10mTから70mTの範囲、より好ましくは20mTから60mTの範囲であることが望ましい。本実施例では40mTになるように調整した。
芯金2a:直径5mmのSm−Co合金丸棒
下層2b:カーボン分散の発泡EPDM、比重0.5g/cm3、
体積抵抗値102〜109Ωcm、層厚約2mm
中間層2c:カーボン分散のNBR系ゴム、体積抵抗値102〜105Ωcm、
層厚約500μm
表層2d:フッ素化合物のトレジン樹脂に酸化錫、カーボンを分散
体積抵抗値107〜1010Ωcm、
表面粗さ(JIS規格10点平均表面粗さRz)1.5μm、
層厚約5μm
また図2において、2fは帯電ローラ表面に担持した磁性キャリアの量をコントロールし、かつ均一に均す部材(磁性キャリア均し部材)である。本実施例では、図4に示すような、絶縁性でかつ可撓性を持つ例えばポリイミドからなる櫛歯状ブラシ部材である。この磁性キャリア均し部材2fは帯電ローラ2の長手方向(軸線方向)に対し平行に配置される。そして、同長手方向に対し駆動機構103で一定量の往復運動がなされる支持部材2gに一端を固定され、帯電ローラ2の回転方向に対してカウンター方向に、自由端側近傍の面において帯電ローラ2と接触ニップを形成するよう配置されている。駆動機構103にはプリンタの駆動モーターよりギア列を介して動力が伝達される。支持部材2gが往復運動駆動されることで、帯電ローラ2の表層2dが磁性キャリア均し部材2fで摺擦される。
本実施例で実施している帯電能力促進制御モードのタイミングチャートを図6に示す
制御手段部101は、プリントスタート信号に基づいて、感光ドラム1の回転を開始させる。そして、画像形成に関連する各高圧を立上げた後、作像動作に入るまでのタイミングで、一定時間の間、現像装置4の現像スリーブ4bに印加される直流電圧を変化させる。すなわち、現像ニップ部cでの感光ドラム表面の電位と現像スリーブ表面の電位の差(Vback)が作像動作時よりも大きくなるようにする。
次に帯電ローラ2の表面に付着した磁性キャリアの作用効果(帯電能力促進原理)について説明する。
感光ドラム1の表面を均一に帯電するためには、図9の(a)に示すように、領域2)の帯電に寄与するAC放電量がIac2)−Iac3)(本実施例の画像形成装置を用いた場合約25μA)の大きさとなるVpp2)(本実施例の画像形成装置を用いた場合約1.7kV)の交流電圧を帯電ローラ2に印加する必要がある。
磁性キャリアCにより形成された微小ギャップでの放電が発生する。そのため、図9の(b)に示すように、前者と領域2)の帯電に寄与するAC放電の大きさを同じにするため、Iac2)−Iac3)=Iac2)’−Iac3)’に帯電ローラ2に印加する交流電圧Vppの大きさはVpp2)よりも小さいVpp2)’(本実施例の画像形成装置を用いた場合約1.5kV)で十分となる。
1)本発明において、帯電回転体は実施例のローラ体に限られない。回動ベルト体の形態のものにすることもできる。
Claims (14)
- 回転する像担持体と、電圧が印加され、前記像担持体に接触して像担持体面を帯電する帯電回転体と、帯電処理された前記像担持体面に静電潜像を形成する情報書き込み手段と、トナーと磁性キャリアからなる現像剤を用い、前記像担持体面に形成された静電潜像に前記トナーを供給して可視化する現像手段と、可視化したトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、制御手段と、を有し、前記転写手段により転写されずに前記像担持体面に残留したトナーを前記現像手段で回収する画像形成装置において、
前記帯電回転体には磁力を持たせてあり、前記制御手段は、画像形成時以外の像担持体回転時に、前記現像手段から前記像担持体に前記磁性キャリアを吐き出させる制御を行なうことで磁性キャリアを前記像担持体の回転により前記帯電回転体に供給し、前記磁力で帯電回転体表面に担持させる制御モードを有することを特徴とした画像形成装置。 - 前記帯電回転体の一部がマグネットで形成されていることを特徴とした請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記現像手段に印加する直流電圧を変化させて、前記現像手段と前記像担持体の接触部での電位差を画像形成時よりも大きくする制御を行なうことで前記像担持体に前記磁性キャリアを吐き出させることを特徴とした請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記帯電回転体表面に接触して配置され、前記帯電回転体表面に担持された前記磁性キャリアを均す磁性キャリア均し部材を有することを特徴とした請求項1から請求項3の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記磁性キャリア均し部材は、ブラシ部材あるいはシート部材で構成されると共に、前記帯電回転体の回転方向に対してカウンター方向に前記帯電ローラに当接され、且つ前記帯電回転体の軸線方向に往復動されることを特徴とした請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記帯電回転体の表面における磁力が、10mT以上70mT以下であることを特徴とした請求項1から請求項5の何れか1つに記載の画像形成装置。
請求項1記載の画像形成装置。 - 前記転写手段と前記帯電回転体の間に、前記像担持体に当接し、且つ前記帯電回転体に印加される直流電圧と同極の直流電圧が印加された帯電補助部材を有することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記帯電回転体に担持された前記磁性キャリアの量が、前記帯電回転体の単位面積あたりの前記磁性キャリアの被覆率で10%以上50%以下であることを特徴とした請求項1から請求項7の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記磁性キャリアの一次個数平均粒径D1が、10.0μm≦D1≦50.0μmの範囲であり、かつ体積抵抗率Rが108Ωcm≦R≦1012Ωcmの範囲であり、かつ磁化量σが100emu/cc≦σ≦300emu/ccの範囲であることを特徴とした請求項1から請求項8の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記帯電回転体の一部を形成するマグネットが、Sm−Co磁石,MK鋼,OP磁石,KS鋼,新KS鋼,アルニコのいずれかひとつで構成されていることを特徴とした請求項2から請求項9の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記帯電回転体の一部を形成するマグネットが、前記帯電回転体の芯金であることを特徴とした請求項2から請求項10の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記帯電回転体の表面の十点平均粗さ(Rz)が、Rz≦5μmであることを特徴とした請求項1から請求項11の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記制御手段が前記制御モードを実施するタイミングが、画像形成装置の使用量の情報により判断されることを特徴とした請求項1から請求項12の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記トナーの表面積形状球形度ΦSが、0.91≦ΦS≦1.0であり、かつ前記トナーの体積平均粒径D4が4.0μm≦D4≦9.0μmであることを特徴とした請求項1から請求項13の何れか1つに記載の画像形成装置。
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