JP2004077616A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004077616A JP2004077616A JP2002235139A JP2002235139A JP2004077616A JP 2004077616 A JP2004077616 A JP 2004077616A JP 2002235139 A JP2002235139 A JP 2002235139A JP 2002235139 A JP2002235139 A JP 2002235139A JP 2004077616 A JP2004077616 A JP 2004077616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- unit
- variable power
- forming apparatus
- scaling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
【課題】変倍複写において変倍結果をプレビューする。
【解決手段】デジタル複写機のメインコントローラ(不図示)は、固定変倍か独立変倍かを判断し、固定変倍のときは、読取画像信号を変倍処理部84で固定変倍条件で変倍し、セレクタ85を経て書き込みユニットに送り画像形成する。独立変倍のときは、CPU88に指示を出し、セレクタ85から画像メモリコントローラ86に送り、独立変倍条件で画像データを作成し、I/Oポート94を経て表示部(不図示)に送りプレビューする。
【選択図】 図3
【解決手段】デジタル複写機のメインコントローラ(不図示)は、固定変倍か独立変倍かを判断し、固定変倍のときは、読取画像信号を変倍処理部84で固定変倍条件で変倍し、セレクタ85を経て書き込みユニットに送り画像形成する。独立変倍のときは、CPU88に指示を出し、セレクタ85から画像メモリコントローラ86に送り、独立変倍条件で画像データを作成し、I/Oポート94を経て表示部(不図示)に送りプレビューする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変倍画像を操作/表示部等の表示画面に変倍条件の変化に伴いリアルタイムでプレビューする画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル複写機等の画像形成装置において、複写機能の多機能化に伴い変倍複写がいろいろな複写条件で行えるようになっている。例えば、所定の転写紙を選択し、この転写紙に、任意の変倍率で拡大複写を行うと、複写画像に画像欠けが生じることがある。これを回避するために、従来のデジタル複写機では、前記選択した所定の転写紙に代えて他のサイズの転写紙に選択するように画面表示で指示し、選択し直した転写紙で複写をやり直すようにしている。
しかしユーザーは、転写紙サイズを代えるのでなく、最初に選択した所定の転写紙に収まる範囲で変倍条件を変化させ複写したい場合がある。このような変倍条件を変えて複写を行ったとき、原稿が転写紙に複写される状況を確認するために、試し印刷を行い、印刷物を入手することによって複写結果を確認していた。
このことは、拡大変倍を行う場合だけでなく、縮小変倍を行って余白が生じるような場合においても余白の状況を確認するために同じであった。このように従来のデジタル複写機では、変倍を行って画像形成する場合、複写結果を印刷物によって確認していたため、確認に手間がかかるだけでなく、そのための時間、転写紙が無駄になっていた。特に変倍条件を変えて画像形成結果をチェックする場合の無駄は顕著であった。また、変倍複写は、複写条件の設定などに手間がかかり操作性の点で問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、変倍を行って画像形成する場合、複写結果を印刷物によることなく確認できるようにすることであり、第2の目的は、変倍条件を変化させたとき、ユーザーにとって最適な変倍条件を容易に設定できるようにすることである。また第3の目的は、変倍による画像形成において操作性をよくすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、変倍した原稿画像情報に基き転写紙に画像形成する画像形成装置において、任意の変倍条件を設定する手段と、所定サイズの転写紙を選択する手段と、設定された変倍条件で前記選択された転写紙に対応した原稿画像の印刷プレビュー画像を作画する手段と、前記印刷プレビュー画像を表示する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、任意の変倍条件で画像形成を行うとき、操作入力を保持する手段、操作入力に応じて印刷プレビュー画像を表示させる手段、前記入力状況が保持されている状態で更に操作入力があったとき、画像形成を開始させる手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0006】
請求項3の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、既に入力した変倍条件を変更する手段と、変更した変倍条件で表示中のプレビュー画面を切り換える手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
以下、本発明ついて図面を参照して説明する。
まず、本発明の実施形態に係るデジタル複写機の構成を、図1乃至図3を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル複写機の断面概略構成図であり、図中、10は原稿読み取り部、40はプリント部、50は給紙部、60は排紙部、そして100はこれら各部を有するデジタル複写機である。
【0008】
原稿読み取り部10は、自動原稿送り装置(ADF)11、原稿台12、給送ローラ13、給送ベルト14、コンタクトガラス16及び原稿セット検知センサ17を有する。また、露光ランプ21、第1ミラー22、第2ミラー23、第3ミラー24、レンズ25、CCDイメージセンサ26からなる光学走査系を有し、露光ランプ21及び第1ミラー22は不図示の第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー23及び第3ミラー24は不図示の第2キャリッジ上に固定されている。
【0009】
原稿読み取り部10は更に、レーザ出力ユニット31、結像レンズ32及び反射ミラー33を有し、レーザ出力ユニット31の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転するポリゴンミラーが設置されている。
図1には電装部は示されていないが、デジタル複写機100は、前記CCDイメージセンサ26で変換された原稿画像情報を記憶する記憶装置を有し、原稿画像情報は、一旦、この記憶装置に記憶され、そこから読み出されてレーザダイオードの出射光を変調する。変調されたレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーによって偏向、走査され、結像レンズ32を通って反射ミラー33で折り返され、プリント部40の感光体ドラム41に集光する。
【0010】
プリント部40は、感光体ドラム41、現像ユニット42、転写ユニット43、定着ユニット44、排紙ユニット45を有する。
感光体ドラム41は、図示しない帯電チャージャにより表面が高電位に帯電し、前記レーザ光は、前記ポリゴンミラーによって感光体ドラム41が回転する方向と直交する主走査方向に偏向、走査され、感光体ドラムの回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すと、表面電位は照射された光の強度に応じて変化し、感光体ドラム41上に原稿の濃淡分布に対応する静電潜像が形成される。静電潜像は、現像ユニット42のトナーにより現像され、転写ユニット43で、給紙部50から搬送されてきた転写紙に転写される。
【0011】
給紙部50は、第1トレイ51、第2トレイ52、第3トレイ53及び、第1給紙装置54、第2給紙装置55、第3給紙装置56並びに、縦搬送ユニット57を有する。ユーザーにより所定サイズの転写紙が指定されると、指定サイズの転写紙のトレイが選択され、そこから指定サイズの転写紙が当該給紙装置、縦搬送ユニット57を経て転写ユニット43へと搬送される。転写ユニット43でトナー像が転写された転写紙は、定着ユニット44に搬送される。定着ユニット44は、不図示の加熱ローラと加圧ローラを有し、加熱ローラは不図示のヒーターにより予め加熱されている。トナー像が転写された転写紙は、これらローラ間に挟まれて通過する間にトナーが熱融着し、転写紙に定着する。トナー像が定着した転写紙は、排紙ユニット45により排紙部60に排紙される。
【0012】
排紙部60は、搬送された転写紙を排紙する排紙トレイ61及びステープル台62、紙揃え用のジョガー68、ステープラ69及びステープル完了排紙トレイ71からなる。
【0013】
前記排紙ユニット45によって搬送された転写紙は、切り替え板63を下に切り替えることにより、搬送ローラ64及び65を経由して排紙トレイ61側に排紙し、切り替え板63を上に切り替えることで、搬送ローラ66を経由してステープル台62に排紙する。ステープル台62に排紙、積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー67によって、紙端面が揃えられ、1部のコピー完了と共にステープラ68によって綴じられる。ステープラ68で綴じられた転写紙群は、自重によってステープル完了排紙トレイ69に収納される。
排紙トレイ61は、転写紙搬送方向に対し直角に移動可能な構成を有し、このため、転写紙搬送方向に対し直角に移動し、排出されてくるコピー紙を簡単に仕分けることができる。
【0014】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ51〜53から給紙され画像形成された転写紙を排紙トレイ61側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪71を上側にセットすることで、スイッチバック反転し、一旦両面給紙ユニット72にストックする。その後、両面給紙ユニット72にストックされた転写紙を、再びプリント部40に再給紙し、静電潜像の生成、現像、転写、定着を行って、経路切り替えの為の分岐爪71を今度は下側にセットし、排紙トレイ61に導く。
【0015】
図2は、デジタル複写機の制御系のブロック構成図であり、図中、メインコントローラ80は、液晶型の表示・操作部70、自動原稿送り装置(ADF)11、原稿画像データを画像メモリに書き込む制御、及び画像メモリに記憶された画像データを用いて作画する制御等を行う画像処理ユニット(IPU)80を備え、デジタル複写機全体を制御する。液晶型の表示・操作部70は、液晶画面75、コピースタートキー76を有する。画像処理ユニット80には、ハードディスク装置96,CD−R、DVDなどの外部記憶装置98が接続される。なお、図示を省略しているが、メインコントローラ80は、CPU、該CPUが実行するプログラムを記憶するROM、各種データを記憶するRAM、現在時刻を計時するタイマー等を有する。
【0016】
図3は、画像処理ユニットのブロック構成図であり、図中、A/Dコンバータ81は、CCDイメージセンサ26からの画像データ信号をデジタル信号に変換する。シェーディング補正部82は、デジタル信号に変換された画像データをシェーディング補正し、MTF・γ補正部83によりMTF補正、γ補正する。補正された信号は、更に変倍処理部84で表示・操作部70で指示された変倍条件に合わせて拡大又は縮小する。拡大又は縮小された画像データは、セレクタ85に渡される。セレクタ85は、画像データの送り先を、書き込みγ補正ユニット89又は画像メモリコントローラ86へ切り換える。書き込みγ補正ユニット89を経由した画像データは、作画条件に合わせて書き込みγ補正がなされ、書き込みユニットに送られる。画像メモリコントローラ86とセレクタ85との間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となっている。
【0017】
また、画像処理ユニット80は、画像メモリコントローラ86の制御や原稿読み取り部10の制御等を行うCPU88、及びそのプログラムやデータを格納するROM91、RAM92、NV−RAM93を備えている。画像メモリコントローラ86は、CPU88の指示により画像メモリ87のデータ書き込み、読み出しを制御する。
【0018】
ここで、画像メモリコントローラ86へ送られた画像データは、画像メモリコントローラ86内にある画像圧縮装置によって圧縮され、画像メモリ87へ送られる。画像データの圧縮により限られた画像メモリを有効に利用できるが、その他に一度の多くの原稿データを記憶することができるために、例えば、ソート機能を用いる際、原稿データをページ順に出力したり、また複数枚の原稿画像データを画像メモリ87の転写紙1枚分のエリアを分割したエリアに書込むことができるため集約コピーが可能になる。なお、ハードディスク装置96,CDーR等の外部記憶装置98の画像データをSCSIコントローラ97を介して読み出して使用することもある。
【0019】
画像メモリ87の画像データは、CPU88からアクセス可能な構成となっている。このため、画像メモリ87の画像データを間引き処理、切り出し処理等のほか、本実施形態に係る転写紙サイズデータと変倍した原稿画像データに基いて原稿画像データの印刷プレビュー画像を作画加工することができる。この加工は、画像メモリコントローラ86内の不図示のレジスタに加工用データを書込むことにより行う。作画加工された画像データは、再度画像メモリ87に記憶する。CPU88は、画像メモリ87の画像データを読み出し、I/Oポート94を経て表示・操作部70へ転送し、表示可能になる。なお、原稿画像データをそのまま表示するときは、表示・操作部70の画面表示解像度が低いため間引き処理が行われて転送される。
【0020】
図1乃至図3を参照して本発明の実施形態に係る転写紙サイズデータと変倍した原稿画像データに基いて原稿画像情報の印刷プレビュー画像を作画表示する動作について説明する。
ユーザーは、まず自分が複写しようとする原稿を変倍して複写するか、等倍で複写するかを決める。通常の等倍の複写を行う場合は、選択されている複写紙サイズを確認のうえ、表示・操作部70の不図示のコピースタートキー76を押下すると、原稿台に載置された原稿は、原稿読み取り部10で読み取られ、図1で説明した通常の複写処理工程を経て複写、排紙される。
【0021】
変倍を行って複写を行う場合は、その変倍が例えば、倍率200%で原稿→用紙が、A5→A3、A6→A4、B6→B4、倍率141%でA4→A3、A5→A4、A6→A5、B5→B4、B6→B5等のような固定変倍か、又は画像の縦と横をそれぞれ異なる倍率(%)で変倍する、或いは画像の縦と横をそれぞれ異なる長さ(mm)で変倍する等の所謂独立変倍かを選択する。
【0022】
固定変倍を選択し、所定の原稿対用紙関係を選択してコピースタートキー76を押下すると、原稿読み取り部10で読み取られ、CCD24で電気信号の変換された画像データは、変倍処理部で選択された所定の原稿対用紙関係の変倍が行われる。このとき、メインコントローラ90のCPU88は、固定変倍が選択されたことを判断し、画像処理ユニットのCPUに指示を出し、変倍された画像データを、セレクタ85を通過して書き込み部に渡し、以後、通常の電子写真方式の複写処理工程を経て複写、排紙させる。
【0023】
独立変倍、例えばパーセントによる変倍が転写紙と共に選択された場合は、コピースタートキー76の押下により、原稿読み取り部10で読み取られ、CCD24で電気信号に変換された画像データは、変倍処理部で選択された所定のパーセント変倍が行われる。このとき、メインコントローラ80のCPUは、独立変倍が選択されたことを判断し、画像処理ユニット90のCPU88に指示を出し、変倍された画像データを、セレクタ85を介して一旦画像メモリ87に記憶する。また、メインコントローラ80は、独立変倍の選択に伴うコピースタートキー76の押下を最初のコピースタートキー76の押下として記憶させる。
【0024】
メインコントローラ80のCPUの指示に基いてCPU88は、独立変倍が選択されていることを判断し、一旦画像メモリ87に記憶された変倍画像データと、前記選択された転写紙のサイズデータを画像メモリコントローラ86内の不図示のレジスタに書込み、転写紙サイズに対応する印刷プレビュー画像データを作成する。この印刷プレビュー画像データは、I/Oポート94から表示・操作部70に渡され、液晶画面75に表示される。ユーザーは、表示画面上で前記所定のパーセントで変倍されて複写される画像状況を確認し、画像欠けや余白等の状態に基き必要に応じパーセントを変更する。変更したパーセントは、変倍処理部84と画像メモリコントローラ86に送られ、画像メモリコントローラ86は変更されたパーセントで印刷プレビュー画像を再作成し、変更前の画面を切り換える。
【0025】
ユーザーは、この画面により再確認を行い、複写を実行するときは、再度コピースタートキー76を押下する。するとメインコントローラ80のCPUは、独立変倍の選択に伴うコピースタートキー76の押下が記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合は、これを解除して、画像処理ユニットのCPU88に指示を出し、セレクタ85をスルー状態にする。この状態でデジタル複写機は、原稿台に残っている最初の原稿から原稿の読み取り、CCDイメージセンサによる変換、変更したパーセントでの変倍処理等を行い、以後、通常の電子写真方式の複写処理工程を経て複写、排紙する。
【0026】
図4は、本実施形態による変倍画像の表示と複写動作のフロー図である。
図4を参照して説明すると、まずデジタル複写機の電源をオンし、表示・操作部70の液晶型入力画面から等倍複写でなく変倍複写を選択すると、メインコントローラ80は、固定変倍か否かを聞いてくるので(S1)、固定変倍の場合は(S1,YES)、ユーザーは所定の固定倍率を選択し(S2)、コピースタートキー76を押下すると(S8)、複写・印刷を行い(S9)、この処理を終了する。
【0027】
固定変倍でない、つまり独立変倍の場合は(S1,NO)、変倍条件を設定する(S3)。なお、変倍条件は、パーセント変倍のときは、原稿サイズや転写紙サイズに関係なく画像の縦と横をそれぞれ異なる倍率(%)で入力するなど、変倍方式により設定の仕方は異なる。変倍条件を設定すると、メインコントローラ80は、設定が終了したか否かを聞いてくるので(S4)、終了していれば(S4,YES)コピースタートキー76を押下(1回目)する(S5)。終了していない場合(S4,NO)、再設定する。
【0028】
コピースタートキー76が押下(1回目)されると、設定された変倍条件に基いて印刷プレビュー画像が表示・操作部70の液晶画面75に表示されるので、ユーザーは画面上で画像欠けや余白状況を視認することができる。このときメインコントローラ80は、設定した変倍条件でよいか否かを聞いてくるので(S6)、ユーザーは、画像欠けや余白等の状況に応じて変倍条件を変更する場合は(S6,NO)、修正ボタン(不図示)を押して変倍条件を変更する(S7)。この変更による印刷イメージはリアルタイムで画面上に切り換え表示されるので、画像欠けや余白等の状況を許容できるまで条件を変更することができる。なお、1回目のコピースタートキー76の押下結果は、メインコントローラ80内で記憶している。変倍条件の設定をクリアし、コピースタートキー76を押下(2回目)すると、メインコントローラ80は、1回目のコピースタートキー76の押下結果が記憶されている否かを判断し、この場合は、記憶されているので、この記憶を解除すると共に複写開始を指示して複写・印刷を行う(S9)。
【0029】
本実施形態によれば、変倍複写を行う場合、変倍条件の設定の仕方によっては、画像欠けや余白が生じ、これがどの程度に生じるかは、試し印刷によって確認していたのが、表示・操作部70の液晶画面75上で確認できるので、確認作業が容易になる。変倍条件を変更することによって画像欠けや余白が生じる状態を液晶画面75上でリアルタイムで確認できるので、ユーザーにとって満足のいく変倍画像を得るための変倍条件の設定が楽になる。更に、コピースタートキー76の操作だけで画面表示動作と複写開始動作を行わせることができるので、操作性がよくなる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の発明に対応する効果: 転写紙サイズを指定し、任意の変倍条件で複写を行う場合、印刷イメージを表示画面上で確認できるので、確認作業が容易になる。
請求項2,3の発明に対応する効果: ユーザーにとって最適な変倍条件を容易に設定することができる。変倍により画像形成する場合の操作性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の断面概略構成図である。
【図2】図1のデジタル複写機の制御系のブロック構成図である。
【図3】図1のデジタル複写機の画像処理系のブロック構成図である。
【図4】図1のデジタル複写機の変倍複写を行う処理のフロー図である。
【符号の説明】
10・・・・原稿読み取り部、40・・・・プリント部、50・・・・給紙部、60・・・・排紙部、70・・・・表示・操作部、80・・・・メインコントローラ、90・・・・画像処理ユニット
【発明の属する技術分野】
本発明は、変倍画像を操作/表示部等の表示画面に変倍条件の変化に伴いリアルタイムでプレビューする画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル複写機等の画像形成装置において、複写機能の多機能化に伴い変倍複写がいろいろな複写条件で行えるようになっている。例えば、所定の転写紙を選択し、この転写紙に、任意の変倍率で拡大複写を行うと、複写画像に画像欠けが生じることがある。これを回避するために、従来のデジタル複写機では、前記選択した所定の転写紙に代えて他のサイズの転写紙に選択するように画面表示で指示し、選択し直した転写紙で複写をやり直すようにしている。
しかしユーザーは、転写紙サイズを代えるのでなく、最初に選択した所定の転写紙に収まる範囲で変倍条件を変化させ複写したい場合がある。このような変倍条件を変えて複写を行ったとき、原稿が転写紙に複写される状況を確認するために、試し印刷を行い、印刷物を入手することによって複写結果を確認していた。
このことは、拡大変倍を行う場合だけでなく、縮小変倍を行って余白が生じるような場合においても余白の状況を確認するために同じであった。このように従来のデジタル複写機では、変倍を行って画像形成する場合、複写結果を印刷物によって確認していたため、確認に手間がかかるだけでなく、そのための時間、転写紙が無駄になっていた。特に変倍条件を変えて画像形成結果をチェックする場合の無駄は顕著であった。また、変倍複写は、複写条件の設定などに手間がかかり操作性の点で問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、変倍を行って画像形成する場合、複写結果を印刷物によることなく確認できるようにすることであり、第2の目的は、変倍条件を変化させたとき、ユーザーにとって最適な変倍条件を容易に設定できるようにすることである。また第3の目的は、変倍による画像形成において操作性をよくすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、変倍した原稿画像情報に基き転写紙に画像形成する画像形成装置において、任意の変倍条件を設定する手段と、所定サイズの転写紙を選択する手段と、設定された変倍条件で前記選択された転写紙に対応した原稿画像の印刷プレビュー画像を作画する手段と、前記印刷プレビュー画像を表示する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、任意の変倍条件で画像形成を行うとき、操作入力を保持する手段、操作入力に応じて印刷プレビュー画像を表示させる手段、前記入力状況が保持されている状態で更に操作入力があったとき、画像形成を開始させる手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0006】
請求項3の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、既に入力した変倍条件を変更する手段と、変更した変倍条件で表示中のプレビュー画面を切り換える手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
以下、本発明ついて図面を参照して説明する。
まず、本発明の実施形態に係るデジタル複写機の構成を、図1乃至図3を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル複写機の断面概略構成図であり、図中、10は原稿読み取り部、40はプリント部、50は給紙部、60は排紙部、そして100はこれら各部を有するデジタル複写機である。
【0008】
原稿読み取り部10は、自動原稿送り装置(ADF)11、原稿台12、給送ローラ13、給送ベルト14、コンタクトガラス16及び原稿セット検知センサ17を有する。また、露光ランプ21、第1ミラー22、第2ミラー23、第3ミラー24、レンズ25、CCDイメージセンサ26からなる光学走査系を有し、露光ランプ21及び第1ミラー22は不図示の第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー23及び第3ミラー24は不図示の第2キャリッジ上に固定されている。
【0009】
原稿読み取り部10は更に、レーザ出力ユニット31、結像レンズ32及び反射ミラー33を有し、レーザ出力ユニット31の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転するポリゴンミラーが設置されている。
図1には電装部は示されていないが、デジタル複写機100は、前記CCDイメージセンサ26で変換された原稿画像情報を記憶する記憶装置を有し、原稿画像情報は、一旦、この記憶装置に記憶され、そこから読み出されてレーザダイオードの出射光を変調する。変調されたレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーによって偏向、走査され、結像レンズ32を通って反射ミラー33で折り返され、プリント部40の感光体ドラム41に集光する。
【0010】
プリント部40は、感光体ドラム41、現像ユニット42、転写ユニット43、定着ユニット44、排紙ユニット45を有する。
感光体ドラム41は、図示しない帯電チャージャにより表面が高電位に帯電し、前記レーザ光は、前記ポリゴンミラーによって感光体ドラム41が回転する方向と直交する主走査方向に偏向、走査され、感光体ドラムの回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すと、表面電位は照射された光の強度に応じて変化し、感光体ドラム41上に原稿の濃淡分布に対応する静電潜像が形成される。静電潜像は、現像ユニット42のトナーにより現像され、転写ユニット43で、給紙部50から搬送されてきた転写紙に転写される。
【0011】
給紙部50は、第1トレイ51、第2トレイ52、第3トレイ53及び、第1給紙装置54、第2給紙装置55、第3給紙装置56並びに、縦搬送ユニット57を有する。ユーザーにより所定サイズの転写紙が指定されると、指定サイズの転写紙のトレイが選択され、そこから指定サイズの転写紙が当該給紙装置、縦搬送ユニット57を経て転写ユニット43へと搬送される。転写ユニット43でトナー像が転写された転写紙は、定着ユニット44に搬送される。定着ユニット44は、不図示の加熱ローラと加圧ローラを有し、加熱ローラは不図示のヒーターにより予め加熱されている。トナー像が転写された転写紙は、これらローラ間に挟まれて通過する間にトナーが熱融着し、転写紙に定着する。トナー像が定着した転写紙は、排紙ユニット45により排紙部60に排紙される。
【0012】
排紙部60は、搬送された転写紙を排紙する排紙トレイ61及びステープル台62、紙揃え用のジョガー68、ステープラ69及びステープル完了排紙トレイ71からなる。
【0013】
前記排紙ユニット45によって搬送された転写紙は、切り替え板63を下に切り替えることにより、搬送ローラ64及び65を経由して排紙トレイ61側に排紙し、切り替え板63を上に切り替えることで、搬送ローラ66を経由してステープル台62に排紙する。ステープル台62に排紙、積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー67によって、紙端面が揃えられ、1部のコピー完了と共にステープラ68によって綴じられる。ステープラ68で綴じられた転写紙群は、自重によってステープル完了排紙トレイ69に収納される。
排紙トレイ61は、転写紙搬送方向に対し直角に移動可能な構成を有し、このため、転写紙搬送方向に対し直角に移動し、排出されてくるコピー紙を簡単に仕分けることができる。
【0014】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ51〜53から給紙され画像形成された転写紙を排紙トレイ61側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪71を上側にセットすることで、スイッチバック反転し、一旦両面給紙ユニット72にストックする。その後、両面給紙ユニット72にストックされた転写紙を、再びプリント部40に再給紙し、静電潜像の生成、現像、転写、定着を行って、経路切り替えの為の分岐爪71を今度は下側にセットし、排紙トレイ61に導く。
【0015】
図2は、デジタル複写機の制御系のブロック構成図であり、図中、メインコントローラ80は、液晶型の表示・操作部70、自動原稿送り装置(ADF)11、原稿画像データを画像メモリに書き込む制御、及び画像メモリに記憶された画像データを用いて作画する制御等を行う画像処理ユニット(IPU)80を備え、デジタル複写機全体を制御する。液晶型の表示・操作部70は、液晶画面75、コピースタートキー76を有する。画像処理ユニット80には、ハードディスク装置96,CD−R、DVDなどの外部記憶装置98が接続される。なお、図示を省略しているが、メインコントローラ80は、CPU、該CPUが実行するプログラムを記憶するROM、各種データを記憶するRAM、現在時刻を計時するタイマー等を有する。
【0016】
図3は、画像処理ユニットのブロック構成図であり、図中、A/Dコンバータ81は、CCDイメージセンサ26からの画像データ信号をデジタル信号に変換する。シェーディング補正部82は、デジタル信号に変換された画像データをシェーディング補正し、MTF・γ補正部83によりMTF補正、γ補正する。補正された信号は、更に変倍処理部84で表示・操作部70で指示された変倍条件に合わせて拡大又は縮小する。拡大又は縮小された画像データは、セレクタ85に渡される。セレクタ85は、画像データの送り先を、書き込みγ補正ユニット89又は画像メモリコントローラ86へ切り換える。書き込みγ補正ユニット89を経由した画像データは、作画条件に合わせて書き込みγ補正がなされ、書き込みユニットに送られる。画像メモリコントローラ86とセレクタ85との間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となっている。
【0017】
また、画像処理ユニット80は、画像メモリコントローラ86の制御や原稿読み取り部10の制御等を行うCPU88、及びそのプログラムやデータを格納するROM91、RAM92、NV−RAM93を備えている。画像メモリコントローラ86は、CPU88の指示により画像メモリ87のデータ書き込み、読み出しを制御する。
【0018】
ここで、画像メモリコントローラ86へ送られた画像データは、画像メモリコントローラ86内にある画像圧縮装置によって圧縮され、画像メモリ87へ送られる。画像データの圧縮により限られた画像メモリを有効に利用できるが、その他に一度の多くの原稿データを記憶することができるために、例えば、ソート機能を用いる際、原稿データをページ順に出力したり、また複数枚の原稿画像データを画像メモリ87の転写紙1枚分のエリアを分割したエリアに書込むことができるため集約コピーが可能になる。なお、ハードディスク装置96,CDーR等の外部記憶装置98の画像データをSCSIコントローラ97を介して読み出して使用することもある。
【0019】
画像メモリ87の画像データは、CPU88からアクセス可能な構成となっている。このため、画像メモリ87の画像データを間引き処理、切り出し処理等のほか、本実施形態に係る転写紙サイズデータと変倍した原稿画像データに基いて原稿画像データの印刷プレビュー画像を作画加工することができる。この加工は、画像メモリコントローラ86内の不図示のレジスタに加工用データを書込むことにより行う。作画加工された画像データは、再度画像メモリ87に記憶する。CPU88は、画像メモリ87の画像データを読み出し、I/Oポート94を経て表示・操作部70へ転送し、表示可能になる。なお、原稿画像データをそのまま表示するときは、表示・操作部70の画面表示解像度が低いため間引き処理が行われて転送される。
【0020】
図1乃至図3を参照して本発明の実施形態に係る転写紙サイズデータと変倍した原稿画像データに基いて原稿画像情報の印刷プレビュー画像を作画表示する動作について説明する。
ユーザーは、まず自分が複写しようとする原稿を変倍して複写するか、等倍で複写するかを決める。通常の等倍の複写を行う場合は、選択されている複写紙サイズを確認のうえ、表示・操作部70の不図示のコピースタートキー76を押下すると、原稿台に載置された原稿は、原稿読み取り部10で読み取られ、図1で説明した通常の複写処理工程を経て複写、排紙される。
【0021】
変倍を行って複写を行う場合は、その変倍が例えば、倍率200%で原稿→用紙が、A5→A3、A6→A4、B6→B4、倍率141%でA4→A3、A5→A4、A6→A5、B5→B4、B6→B5等のような固定変倍か、又は画像の縦と横をそれぞれ異なる倍率(%)で変倍する、或いは画像の縦と横をそれぞれ異なる長さ(mm)で変倍する等の所謂独立変倍かを選択する。
【0022】
固定変倍を選択し、所定の原稿対用紙関係を選択してコピースタートキー76を押下すると、原稿読み取り部10で読み取られ、CCD24で電気信号の変換された画像データは、変倍処理部で選択された所定の原稿対用紙関係の変倍が行われる。このとき、メインコントローラ90のCPU88は、固定変倍が選択されたことを判断し、画像処理ユニットのCPUに指示を出し、変倍された画像データを、セレクタ85を通過して書き込み部に渡し、以後、通常の電子写真方式の複写処理工程を経て複写、排紙させる。
【0023】
独立変倍、例えばパーセントによる変倍が転写紙と共に選択された場合は、コピースタートキー76の押下により、原稿読み取り部10で読み取られ、CCD24で電気信号に変換された画像データは、変倍処理部で選択された所定のパーセント変倍が行われる。このとき、メインコントローラ80のCPUは、独立変倍が選択されたことを判断し、画像処理ユニット90のCPU88に指示を出し、変倍された画像データを、セレクタ85を介して一旦画像メモリ87に記憶する。また、メインコントローラ80は、独立変倍の選択に伴うコピースタートキー76の押下を最初のコピースタートキー76の押下として記憶させる。
【0024】
メインコントローラ80のCPUの指示に基いてCPU88は、独立変倍が選択されていることを判断し、一旦画像メモリ87に記憶された変倍画像データと、前記選択された転写紙のサイズデータを画像メモリコントローラ86内の不図示のレジスタに書込み、転写紙サイズに対応する印刷プレビュー画像データを作成する。この印刷プレビュー画像データは、I/Oポート94から表示・操作部70に渡され、液晶画面75に表示される。ユーザーは、表示画面上で前記所定のパーセントで変倍されて複写される画像状況を確認し、画像欠けや余白等の状態に基き必要に応じパーセントを変更する。変更したパーセントは、変倍処理部84と画像メモリコントローラ86に送られ、画像メモリコントローラ86は変更されたパーセントで印刷プレビュー画像を再作成し、変更前の画面を切り換える。
【0025】
ユーザーは、この画面により再確認を行い、複写を実行するときは、再度コピースタートキー76を押下する。するとメインコントローラ80のCPUは、独立変倍の選択に伴うコピースタートキー76の押下が記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合は、これを解除して、画像処理ユニットのCPU88に指示を出し、セレクタ85をスルー状態にする。この状態でデジタル複写機は、原稿台に残っている最初の原稿から原稿の読み取り、CCDイメージセンサによる変換、変更したパーセントでの変倍処理等を行い、以後、通常の電子写真方式の複写処理工程を経て複写、排紙する。
【0026】
図4は、本実施形態による変倍画像の表示と複写動作のフロー図である。
図4を参照して説明すると、まずデジタル複写機の電源をオンし、表示・操作部70の液晶型入力画面から等倍複写でなく変倍複写を選択すると、メインコントローラ80は、固定変倍か否かを聞いてくるので(S1)、固定変倍の場合は(S1,YES)、ユーザーは所定の固定倍率を選択し(S2)、コピースタートキー76を押下すると(S8)、複写・印刷を行い(S9)、この処理を終了する。
【0027】
固定変倍でない、つまり独立変倍の場合は(S1,NO)、変倍条件を設定する(S3)。なお、変倍条件は、パーセント変倍のときは、原稿サイズや転写紙サイズに関係なく画像の縦と横をそれぞれ異なる倍率(%)で入力するなど、変倍方式により設定の仕方は異なる。変倍条件を設定すると、メインコントローラ80は、設定が終了したか否かを聞いてくるので(S4)、終了していれば(S4,YES)コピースタートキー76を押下(1回目)する(S5)。終了していない場合(S4,NO)、再設定する。
【0028】
コピースタートキー76が押下(1回目)されると、設定された変倍条件に基いて印刷プレビュー画像が表示・操作部70の液晶画面75に表示されるので、ユーザーは画面上で画像欠けや余白状況を視認することができる。このときメインコントローラ80は、設定した変倍条件でよいか否かを聞いてくるので(S6)、ユーザーは、画像欠けや余白等の状況に応じて変倍条件を変更する場合は(S6,NO)、修正ボタン(不図示)を押して変倍条件を変更する(S7)。この変更による印刷イメージはリアルタイムで画面上に切り換え表示されるので、画像欠けや余白等の状況を許容できるまで条件を変更することができる。なお、1回目のコピースタートキー76の押下結果は、メインコントローラ80内で記憶している。変倍条件の設定をクリアし、コピースタートキー76を押下(2回目)すると、メインコントローラ80は、1回目のコピースタートキー76の押下結果が記憶されている否かを判断し、この場合は、記憶されているので、この記憶を解除すると共に複写開始を指示して複写・印刷を行う(S9)。
【0029】
本実施形態によれば、変倍複写を行う場合、変倍条件の設定の仕方によっては、画像欠けや余白が生じ、これがどの程度に生じるかは、試し印刷によって確認していたのが、表示・操作部70の液晶画面75上で確認できるので、確認作業が容易になる。変倍条件を変更することによって画像欠けや余白が生じる状態を液晶画面75上でリアルタイムで確認できるので、ユーザーにとって満足のいく変倍画像を得るための変倍条件の設定が楽になる。更に、コピースタートキー76の操作だけで画面表示動作と複写開始動作を行わせることができるので、操作性がよくなる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の発明に対応する効果: 転写紙サイズを指定し、任意の変倍条件で複写を行う場合、印刷イメージを表示画面上で確認できるので、確認作業が容易になる。
請求項2,3の発明に対応する効果: ユーザーにとって最適な変倍条件を容易に設定することができる。変倍により画像形成する場合の操作性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の断面概略構成図である。
【図2】図1のデジタル複写機の制御系のブロック構成図である。
【図3】図1のデジタル複写機の画像処理系のブロック構成図である。
【図4】図1のデジタル複写機の変倍複写を行う処理のフロー図である。
【符号の説明】
10・・・・原稿読み取り部、40・・・・プリント部、50・・・・給紙部、60・・・・排紙部、70・・・・表示・操作部、80・・・・メインコントローラ、90・・・・画像処理ユニット
Claims (3)
- 変倍した原稿画像情報に基き転写紙に画像形成する画像形成装置において、任意の変倍条件を設定する手段と、所定サイズの転写紙を選択する手段と、設定された変倍条件で前記選択された転写紙に対応した原稿画像の印刷プレビュー画像を作画する手段と、前記印刷プレビュー画像を表示する手段
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、任意の変倍条件で画像形成を行うとき、操作入力を保持する手段、操作入力に応じて印刷プレビュー画像を表示させる手段、前記入力状況が保持されている状態で更に操作入力があったとき、画像形成を開始させる手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2記載の画像形成装置において、既に入力した変倍条件を変更する手段と、変更した変倍条件で表示中のプレビュー画面を切り換える手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002235139A JP2004077616A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002235139A JP2004077616A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004077616A true JP2004077616A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32019737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002235139A Pending JP2004077616A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004077616A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7826091B2 (en) | 2005-10-18 | 2010-11-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, information processing apparatus, image processing method and image processing system |
WO2012147770A1 (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-01 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-08-12 JP JP2002235139A patent/JP2004077616A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7826091B2 (en) | 2005-10-18 | 2010-11-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, information processing apparatus, image processing method and image processing system |
US8120814B2 (en) | 2005-10-18 | 2012-02-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, information processing apparatus, image processing method and image processing system |
WO2012147770A1 (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-01 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2012232426A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
CN105346277A (zh) * | 2011-04-28 | 2016-02-24 | 夏普株式会社 | 图像形成装置以及其控制方法 |
US10630850B2 (en) | 2011-04-28 | 2020-04-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4160285B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4510056B2 (ja) | 画像形成装置及びコンピュータプログラム | |
JP3680610B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20090009810A1 (en) | Image forming apparatus, image forming method, image forming program, and recording medium | |
JP3895488B2 (ja) | デジタル複写機ネットワークシステム | |
JP2006145888A (ja) | 画像形成装置及び画像形成システム | |
JP3668601B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009037340A (ja) | 表示制御装置及び画像形成装置 | |
JP2009296370A (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP2006331161A (ja) | 画像形成装置、プレビュー表示制御方法 | |
JP2004077616A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4250101B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004230858A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4602837B2 (ja) | 画像形成装置、プレビュー表示制御方法 | |
JP2006284772A (ja) | 画像形成装置、画像印刷時の給排紙方法およびプログラム | |
JP2004347630A (ja) | デジタル複合機 | |
JP3898069B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3158877B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3710162B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JP5286189B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP2004104263A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11289436A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4140944B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、及び記憶媒体 | |
JP2006039467A (ja) | 複写機、画像形成装置 | |
JP3810695B2 (ja) | 画像形成装置 |